Title:
虚血後の再灌流性細胞死の抑制方法、および細胞死抑制剤
Document Type and Number:
Japanese Patent JPWO2006011273
Kind Code:
A1
Abstract:
本発明は、虚血後の再灌流による心筋細胞の再灌流性細胞死（アポトーシス性細胞死）を防御・救済する方法、再灌流性細胞死（心筋アポトーシス性細胞死）抑制剤ならびにその再灌流性細胞死抑制剤を含む再灌流性細胞死（アポトーシス性細胞死）に起因する疾患の治療薬剤・予防薬剤を提供することを目的としている。本発明は、虚血処理を行なった心筋細胞について、再流灌時に、ＶＳＯＲ Ｃｌ−チャネルブロッカーまたはＲＯＳスカベンジャーを投与することによって、再灌流性細胞死（アポトーシス性細胞死）を有意に抑制することができるというものである。上記ＶＳＯＲ Ｃｌ−チャネルブロッカーとしては、例えばＤＩＤＳやＮＰＰＢが好ましい。また上記ＲＯＳスカベンジャーとしては、例えばＴｉｒｏｎ，カタラーゼ，ＮＡＣが好ましい。本発明は、再灌流性細胞死に起因する各種疾患の治療・予防に有効である。
Inventors:
Yasunobu Okada
Nobuyuki Takahashi
Nobuyuki Takahashi
Application Number:
JP2006528370A
Publication Date:
July 31, 2008
Filing Date:
April 19, 2005
Export Citation:
Assignee:
Japan Science and Technology Agency
National Institute for Natural Sciences
National Institute for Natural Sciences
International Classes:
C12Q1/02; A61K31/185; A61K31/198; A61K38/44; A61K45/00; A61P9/04; A61P9/10; A61P43/00; C12N5/06; G01N33/15; G01N33/50
Attorney, Agent or Firm:
Kenzo Hara International Patent Office