Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
MOBILE TERMINAL DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/057304
Kind Code:
A1
Abstract:
A mobile terminal device (100) with a ringing device (111) is comprised of a first control unit (102) that starts up in a first start-up time after a power source turns on, a second control unit (103) that starts up at a start-up time that is later than the first start-up time, and a sound source (108) that outputs a ringing sound based on the start-up of the first control unit (102) in accordance with a program instruction.

Inventors:
IMUKAI TAKAFUMI (JP)
SHIN TAKAHIRO (JP)
SANO KYOZO (JP)
YAMASAKI HITOSHI (JP)
ONODERA MOTOI (JP)
ANDO YUSUKE (JP)
TOYODA MANABU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/003100
Publication Date:
May 07, 2009
Filing Date:
October 29, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
FUJITSU LTD (JP)
IMUKAI TAKAFUMI (JP)
SHIN TAKAHIRO (JP)
SANO KYOZO (JP)
YAMASAKI HITOSHI (JP)
ONODERA MOTOI (JP)
ANDO YUSUKE (JP)
TOYODA MANABU (JP)
International Classes:
G08B23/00; H04M1/00
Foreign References:
JP2007082122A2007-03-29
JP2006270727A2006-10-05
JP2005204056A2005-07-28
JPH09270078A1997-10-14
US20060098805A12006-05-11
Attorney, Agent or Firm:
OSUGA, Yoshiyuki (Nibancho Bldg.8-20, Nibancho, Chiyoda-k, Tokyo 84, JP)
Download PDF:
Claims:
 鳴動装置を有する携帯端末装置において、
 電源投入後から第1の起動時間で起動する第1の制御部と、
 前記第1の起動時間より遅い起動時間で起動する第2の制御部と、
 前記第1の制御部の起動に基づき、プログラム命令に従って鳴動音を出力する音源と、
 を備える携帯端末装置。
 前記第1の制御部は無線部であり、前記第2の制御部はアプリケーション部であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置
 音源をソフトウェア制御により鳴動させるブザーを有する携帯端末装置において、
 第1の音を出力する第1の音源と、
 第1のプログラム命令にしたがって前記第1の音源を制御して前記第1の音を鳴動させる音源制御手段であって、電源投入後直ちに実行される第1の音源制御手段と、
 第1の音と異なる第2の音を出力する第2の音源と、
 第2のプログラム命令にしたがって前記第2の音源を制御して前記第2の音を鳴動させる音源制御手段であって、前記第1の音源制御手段に替えて動作する第2の音源制御手段と、
 を備える携帯端末装置。
 前記第1の音及び前記第2の音のいずれとも異なる第3の音を出力する第3の音源と、
 第3のプログラム命令にしたがって前記第3の音源を制御して前記第3の音を鳴動させる音源制御手段であって、前記第2の音源制御手段に替えて動作する第3の音源制御手段を、さらに備える請求項3に記載の携帯端末装置。
 前記第1の音源制御手段と前記第2の音源制御手段は、無線による音声通信やデータ通信を行なう無線手段が、所定のプログラムをそれぞれ実行することにより実行され、前記第3の音源制御手段は、任意のプログラムを実行して所望の機能を実現するアプリケーション手段が、所定のプログラムを実行することにより実現される、ことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
 現在のバッテリの残容量を取得して該残容量と所定の基準容量とを比較し、残容量が基準容量以下の場合、前記無線手段にのみ電力を供給して前記第1の音源制御手段を実行させる電源制御手段、をさらに備える請求項5に記載の携帯端末装置。
 現在のバッテリの残容量を取得して該残容量と所定の基準容量とを比較し、残容量が基準容量以下の場合、前記アプリケーション手段への電力の供給を停止して、前記無線手段に前記第1の音源制御手段を実行させる電源制御手段、をさらに備える請求項5に記載の携帯端末装置。
 音源をソフトウェア制御により鳴動させる鳴動装置において、
 第1の音を出力する第1の音源と、
 第1のプログラム命令にしたがって前記第1の音源を制御して前記第1の音を鳴動させる音源制御手段であって、電源投入後直ちに実行される第1の音源制御手段と、
 前記第1の音と異なる第2の音を出力する第2の音源と、
 第2のプログラム命令にしたがって前記第2の音源を制御して前記第2の音を鳴動させる音源制御手段であって、前記第1の音源制御手段に替えて動作する第2の音源制御手段と、
 を備える鳴動装置。
 音源をソフトウェア制御により音を鳴動させる鳴動方法において、
 第1のプログラム命令にしたがって第1の音を出力する第1の音源を制御し、前記第1の音を、電源投入後直ちに鳴動させる第1の音源制御処理と、
 第2のプログラム命令にしたがって、前記第1の音と異なる第2の音を出力する第2の音源を制御し、前記第2の音を、前記第1の音源制御処理に替えて鳴動させる第2の音源制御処理と、
 を有する鳴動方法。
Description:
携帯端末装置

 本発明は、鳴動動作を行なう鳴動装置を する携帯端末装置に関する。

 近年、防犯意識の高まりとともに、携帯電 機等の携帯端末装置に防犯用の鳴動装置、 えばブザーやアラームが搭載されたものが 及しつつある。
 従来、携帯電話機に搭載されている防犯用 ブザーは、ハードウェアによって制御され 仕組みとなっている。例えば、携帯電話機 携帯電話機の電源オン状態/オフ状態とは無 関係に鳴動可能なハードウェアが備えられて いる。これにより、携帯電話機本体の電源が オフの状態であった場合でも、ブザーのスイ ッチがオンになると鳴動動作が可能となって いる。

 しかし、上述のようなハードウェア制御 よる防犯用のブザーを携帯電話機等の携帯 末装置に搭載する場合、携帯端末装置毎に 該ハードウェアを搭載することになり、台 に比例して製造コスト等のコストがかかる いう問題があった。

 そこで、例えば、特許文献1には、警報音 の種類をプログラムによって決定するデータ を指示する手段と、このデータを一定周期毎 に1ビットずつ出力する手段と、を設けるこ により、音色切り替えの分周回路等を設け ことなく幅広い音色を作り出せる警報音制 方法について開示されている。

 しかし、特許文献1のようにソフトウェア 制御によって鳴動を携帯端末装置に備える場 合、携帯端末装置が起動している状態では問 題なく鳴動が可能であるが、携帯端末装置が 起動していない状態(例えば、携帯端末装置 電源がOFFの状態)ではブザーを鳴動させるこ ができないという問題があった。また、携 端末装置が起動するにはある程度時間を要 るため、ブザーのスイッチ等により鳴動の 始を指示して実際にブザーの鳴動が開始す までに時間がかかるという問題があった。

 この技術に関連して、特許文献2には、携帯 電話機が電源を落とす処理を行なっている場 合であっても、防犯ブザーのスイッチを入れ ると、即座に鳴り、かつ、鳴り続ける防犯機 能を備えた携帯電話機について開示されてい る。

特開平02-253409号公報

特開2007-082122号公報

 本件開示の装置は、電源オフの状態から鳴 開始までの時間の短い鳴動装置を有する携 端末装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本件開示の装置 は、鳴動装置を有する携帯端末装置において 、電源投入後から第1の起動時間で起動する 1の制御部と、前記第1の起動時間より遅い起 動時間で起動する第2の制御部と、前記第1の 御部の起動に基づき、プログラム命令に従 て鳴動音を出力する音源と、を備える。

 以上に説明したように、本件開示の装置 よると、電源オフの状態から鳴動開始まで 時間の短い鳴動装置を有する携帯端末装置 提供することが可能となる。

本実施例に係るブザーを防犯用に備え 携帯端末装置の構成例を示す図である。 本実施例に係る携帯端末装置の防犯ブ ースイッチの例を示している。 本実施例に係る携帯端末装置における 犯ブザーの鳴動処理の概要について説明す 図である。 図3に示した本実施例に係る防犯ブザー の鳴動処理における各処理部の動作を説明す る図である。 本実施例に係る携帯端末装置の防犯ブ ーの鳴動処理を説明するフローチャートで る。

 以下、図面を参照して実施の形態を説明 る。ただし、以下に説明する実施形態は、 くまでも例示であり、以下に明示しない種 の変形や技術の適用を排除する意図はない 即ち、本実施形態は、その趣旨を逸脱しな 範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等 )して実施することができる。

 図1は、本実施例に係るブザーを防犯用に備 えた携帯端末装置100の構成例を示す図である 。
 図1に示すように、本実施例に係る携帯端末 装置100は、無線通信用のアンテナ101と、無線 通信機能を実現し、第1の制御部に対応する 線部102と、所定のプログラムを実行して画 表示などを行ない、第2の制御部に対応する プリケーション部103と、無線部102-アプリケ ーション部103間のデータの授受を制御するIF( Interface)制御部104と、本ブザーのスイッチで る防犯ブザースイッチ105と、任意の文字等 表示する表示部106と、文字等を入力する手 であるキーパット部107と、無線部102の制御 より鳴動する、音源に対応する簡易音源部10 8および音源部109と、アプリケーション部103 制御により鳴動する音源部110と、ブザー音 出力する、鳴動装置に対応するスピーカ111 、を備える。

 無線部102は、無線通信を行なうための制 を行なう通信制御部102aと、電源制御を行な う電源制御部102bと、簡易音源部108の鳴動を 御する簡易音源制御部102cと、音源部109の鳴 を制御する音源制御部102dと、を備える。

 ここで、通信制御部102aは、必要に応じた無 線通信方式を用いて他の携帯端末装置等と音 声通信やデータ通信を行なう制御を行なう。
 電源制御部102bは、本携帯端末装置100を構成 するハードウェアに対する電源制御を行なう 。例えば、図示しない携帯端末装置100のスイ ッチをONにすると、電源制御部102bは、無線部 102への電力供給を開始するとともに、アプリ ケーション部103への電力供給も開始する。防 犯ブザースイッチ105からの指示に対しても同 様である。

 簡易音源制御部102cは、簡易音源部108を鳴 動するための手段であり、音源制御部102dは 音源部109を鳴動するための手段である。例 ば、防犯ブザースイッチ105がONとなって無線 部102が起動を開始した場合、簡易音源制御部 102cは早い段階で動作可能となり簡易音源部10 8を鳴動させる。簡易音源制御部102cは、携帯 末装置100に電源投入されて動作可能な状態 なり次第、簡易音源部108の鳴動を直ちに実 する。次いで、音源制御部102dが動作可能と なると、簡易音源制御部102cによる鳴動を停 し、音源制御部102dが音源部109を鳴動させる

 アプリケーション部103は、表示部106への 示制御を行なう画面表示制御部103aと、キー パット部107からの入力を検出するキーパット 制御部103bと、音源部110の鳴動を制御する音 制御部103cと、を備える。

 画面表示制御部103aは、実行されるプログ ラム(Eメール、WEBブラウザ、アドレス帳など) にしたがって表示部106に画面表示を行なう。 また、キーパット制御部103bは、キーパット 107によるキー入力を検出し、画面表示制御 103aに検出したキーを表示部106に表示させる また、音源制御部103cは、音源部110を鳴動す るための手段である。

 防犯ブザースイッチ105は、当該スイッチ 入力されたことを検出すると、電源制御部1 02bに通知を行なうスイッチである。表示部106 は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(E lectro-Luminescence)等によって構成される表示装 である。キーパット部107は、電話番号や文 (英数字を含む)などを入力するために英数 キーやファンクションキー等で構成される ーパットである。

 簡易音源部108および音源部109は、無線部1 02によって鳴動される音源装置である。また 音源部110は、アプリケーション部103によっ 鳴動される音源装置である。

 本実施例の場合、(1)簡易音源部108、(2)音 部109、(3)音源部110の順に複雑な音を鳴動す ことが可能となっている。例えば、簡易音 部108で実現できる音はビープ音であり、音 部109ではワーブルトーン、音源部110では所 のブザー音が実現可能となっている。した って、例えば、簡易音源部108にはビープ音 、音源部109にはFM(Frequency Modulation)音源、音 源部110にはPCM(Pulse Code Modulation)音源を用い ればよい。

 なお、本実施例に係る無線部102とアプリ ーション部103は、それぞれ独立したCPU(Centra l Processing Unit)に所定のプログラムを実行す ことによって実現される。

 例えば、携帯端末装置100に電源が投入さ ると、電源制御部102bは無線部102に電力を供 給するとともに、アプリケーション部103に対 しても電力供給を行なうように電源制御を行 なう。

 無線部102では、所定の順番にしたがって ログラムが実行され、通信制御部102a、簡易 音源制御部102c、音源制御部102d等が起動する また、アプリケーション部103でも、所定の 序にしたがってプログラムが実行され、画 表示制御部103a、キーパット制御部103b、音 制御部103c等が起動する。

 ここで、簡易音源制御部102cは、ビープ音 を鳴動するので、無線部102が起動してすぐに 動作可能となる。その後、より複雑な音を実 行できる音源制御部102dが起動する。

 また、本実施例に係る携帯端末装置100は、 線部102の起動の方が、アプリケーション部1 03の起動より、早く完了する場合を例として している。
 以上のように、本実施例に係る携帯端末装 100では、(1)簡易音源制御部102c、(2)音源制御 部102d、(3)音源制御部103c、の順に動作可能と る。すなわち、(1)簡易音源部108、(2)音源部1 09、(3)音源部110、の順に鳴動可能となる。

 図2は、本実施例に係る携帯端末装置100の防 犯ブザースイッチ105の例を示している。
 図2の(a)は、防犯ブザースイッチ105がOFFの状 態を示し、図2の(b)は、防犯ブザースイッチ10 5がONの状態を示している。

 図2に示すように、防犯ブザースイッチ105 は、携帯端末装置100に対して摺動可能に装着 されている。防犯ブザースイッチ105を図面上 方に摺動すると、ブザースイッチ105は、ON状 となる。この時、電源制御部102bに対して所 定の信号が通知されて、防犯ブザーの鳴動処 理が開始することになる。

 図3は、本実施例に係る携帯端末装置100にお ける防犯ブザーの鳴動処理の概要について説 明する図である。
(ステップS301)
 携帯端末装置100の電源がOFFの状態で、防犯 ザースイッチ105がONとなると、所定の信号 電源制御部102bに通知される。すると、電源 御部102bは、無線部102に対して電力の供給を 開始するとともに、アプリケーション部103に 対しても電力の供給を開始する。
(ステップS302)
 無線部102が起動を開始すると、約0.2秒後に 易音源制御部102cが動作可能となり、簡易音 源制御部102cの鳴動を開始する。この時のブ ー音は、「ピー・・・」というビープ音と る。
(ステップS303)
 無線部102の起動開始から約1秒後には、音源 制御部102dが動作可能となる。この時、音源 御部102dは、簡易音源制御部102cの動作を停止 するとともに、音源部110の鳴動を開始する。 この時のブザー音は、「ピュル、ピュル・・ ・」というワーブルトーンとなる。
(ステップS304)
 無線部102とともに起動を開始したアプリケ ション部103において、起動開始から約10秒 に音源制御部103cが動作可能となる。音源制 部103cは、IF制御部104を介して音源制御部103c と通信を行なって鳴動の停止を通知するとと もに、音源部110の鳴動を開始する。この時の ブザー音は、「ピーポー、ピーポー・・・」 という所定のブザー音となる。

 音源制御部103cは、例えば、防犯ブザース イッチ105がOFF状態となるまでブザー音の鳴動 を継続することとなる。なお、上述した経過 時間(0.2秒、1秒、10秒)は、携帯端末装置100に ける防犯ブザーの鳴動処理についての理解 容易にするために使用したものであって、 述の経過時間に限定する趣旨ではない。

 図4は、図3に示した本実施例に係る防犯ブ ーの鳴動処理における各処理部の動作を説 する図である。
 防犯ブザースイッチ105は、ON/OFFの状態に応 た所定の信号を無線部102(電源制御部102b)に 知する。

 無線部102(電源制御部102b)は、防犯ブザー イッチ105がON状態となったことを通知され と、無線部102自身を起動するとともに、ア リケーション部103を起動させる。

 無線部102が簡易音源制御部102cが動作可能 な段階まで起動すると、無線部102は簡易音源 部108を使用して鳴動を開始する。すると、簡 易音源部108は、スピーカ111を介してビープ音 を鳴動する。

 無線部102が音源制御部103cが動作可能な段 階まで起動すると、無線部102は簡易音源部108 による鳴動を停止し、音源部109を使用して鳴 動を開始する。すると、音源部109は、スピー カ111を介してワーブルトーンを鳴動する。

 さらに、アプリケーション部103が音源制 部103cが動作可能な段階まで起動すると、音 源部109による鳴動を停止して、音源部110を使 用した鳴動を開始する。すると、音源部110は 、スピーカ111を介して所定のブザー音を鳴動 する。

 図5は、本実施例に係る携帯端末装置100の防 犯ブザーの鳴動処理を説明するフローチャー トである。なお、携帯端末装置100の電源がOFF の状態で防犯ブザースイッチ105をONにした場 について説明する。
(ステップS500)
 防犯ブザースイッチ105がON状態となると、ON 状態を示す所定の信号が電源制御部102bに通 される。
(ステップS501)
 防犯ブザースイッチ105から通知を受けると 電源制御部102bは、携帯端末装置100に備わる バッテリの残容量が検出する。そして、電源 制御部102bは、検出した残容量とあらかじめ められた基準容量とを比較する。

 そして、残容量が基準容量以下の場合、 源制御部102bは、無線部102に電力を供給して 無線部102を起動する。また、残容量が基準容 量より大きい場合、電源制御部102bは、無線 102に対して電力を供給するとともにアプリ ーション部103に対しても電力を供給し、無 部102とアプリケーション部103とを起動する

 ステップS500において、携帯端末装置100の電 源がONの状態で防犯ブザースイッチ105がONさ た場合、残容量が基準容量以下のとき、電 制御部102bは、アプリケーション部103への電 の供給を停止して、無線部102(残容量に応じ て簡易音源制御部102cまたは音源制御部102d)に 鳴動処理を指示し、残容量が基準容量より大 きい場合、アプリケーション部103(音源制御 103c)に鳴動処理を指示すればよい。
(ステップS502a)
 電源制御部102bの操作により無線部102の起動 を開始する。この時、携帯端末装置100に備わ る記憶装置から順次プログラムを読み出して 、携帯端末装置100に備わるメモリに実行可能 に配置することにより、通信制御部102a、電 制御部102b、簡易音源制御部102c、音源制御部 102d等を実行可能な状態にしていく。

 そして、簡易音源制御部102cが実行可能な状 態となると、簡易音源制御部102cは簡易音源 108に対してビープ音の鳴動を指示する。
(ステップS502b)
 ステップS502aと同様に、電源制御部102bの操 によりアプリケーション部103の起動を開始 、携帯端末装置100に備わる記憶装置から順 プログラムを読み出して、携帯端末装置100 備わるメモリに実行可能に配置することに り、画面表示制御部103a、キーパット制御部 103b、音源制御部103c等を実行可能な状態にし いく。
(ステップS503)
 簡易音源部108は、簡易音源制御部102cからの 指示にしたがってビープ音をスピーカ111から 出力する。
(ステップS504)
 無線部102における初期化完了し、音源制御 102dが実行可能な状態となると、音源制御部 102dは、簡易音源制御部102cに対して鳴動の停 を指示するとともに、音源部109に対してワ ブルトーンの鳴動を指示する。
(ステップS505)
 音源部109は、音源制御部102dからの指示にし たがってワーブルトーンをスピーカ111から出 力する。
(ステップS506)
 電源制御部102bの操作により起動を開始した アプリケーション部103が初期化を完了すると 、音源制御部103cが動作可能となる。そして 音源制御部103cは、音源制御部103cに対して鳴 動の停止を指示するとともに、音源部110に対 して所定のブザー音の鳴動を指示する。
(ステップS507)
 音源部110は、音源制御部103cからの指示にし たがって所定のブザー音をスピーカ111から出 力する。

 なお、ステップS501は、電源制御部102bは 単に、無線部102に対して電力を供給すると もにアプリケーション部103に対しても電力 供給し、無線部102とアプリケーション部103 を起動するようにしてもよい。

 以上の説明において、本実施例に係る携 端末装置100は、無線部102よりもアプリケー ョン部103の方が起動が早いために、簡易音 制御部102cおよび音源制御部102dを無線部102 備え、音源制御部103cをアプリケーション部1 03に備えたが、この構成に限定するものでは い。

 例えば、アプリケーション部103よりも無 部102の方が起動が早い場合、簡易音源制御 102cおよび音源制御部102dをアプリケーショ 部103に備え、音源制御部103cを無線部102に備 てもよい。

 無線部102は、簡易音源制御部102cのみの構 成であってもよい。この場合、音源制御部103 cが起動可能となるまで、簡易音源制御部102c ビープ音を鳴動すればよい。

 音源部109と音源部110には、1つの共通の音 源部を使用してもよい。この場合、音源制御 部102dまたは音源制御部103cの指示に応じたブ ー音を鳴動可能なものであればよい。

 本実施例に係る携帯端末装置100は、無線 102とアプリケーション部103とを備えている 、例えば、1つのCPUで実行されるプログラム によって制御されるブザー装置の場合におい ても本実施例は適用可能である。すなわち、 ソフトウェア制御によるブザー装置に、簡易 音源制御部102cおよび音源制御部102d(または音 源制御部103c)と、簡易音源部108および音源部1 10を備えればよい。

 以上に説明したように、本実施例に係る 帯端末装置100は、電源OFFの状態から無線部1 02とアプリケーション部103とを起動する過程 おいて、(1)簡易音源制御部102c、(2)音源制御 部102d、(3)音源制御部103cの順に鳴動処理を行 う。すなわち、動作可能な状態となったも から順に鳴動処理を行なわせる。

 その結果、携帯端末装置100の電源がOFFの 態であっても、防犯ブザースイッチ105をON してから防犯ブザーの鳴動が開始されるま ほとんどタイムラグなく行なうことができ 。

 本実施例に係る携帯端末装置100は、簡易 源制御部102c、音源部109および110をソフトウ ェア制御によって鳴動するため、携帯端末装 置100毎に音源制御のためのハードウェアが不 要となる。その結果、防犯ブザー装置の製造 コストを削減することが可能となる。

 図5に示したステップS501のように、残容 が基準容量以下の場合に、無線部102のみ無 部102を起動して鳴動処理を行なうことによ 、電力消費を抑えられる。その結果、バッ リの残容量が少ない場合でも、鳴動時間を り長時間確保することが可能となる。

 同様に、携帯端末装置100の電源がONの状 で防犯ブザースイッチ105がONされた場合、残 容量が基準容量以下のとき、電源制御部102b 、アプリケーション部103への電力の供給を 止して、無線部102(残容量に応じて簡易音源 御部102cまたは音源制御部102d)に鳴動処理を 示するので、電力消費が抑えられる。その 果、バッテリの残容量が少ない場合でも、 動時間をより長時間確保することが可能と る。

 鳴動時間を長時間確保することにより、防 ブザー装置における防犯機能を向上するこ が可能となる。
 以上のように、本携帯端末装置によると、 帯端末装置がOFFの状態においてブザーの鳴 が指示された場合でも、電源投入後直ちに 1の音源制御手段が動作して、第1の音源か 第1のブザー音を鳴動させるので、第2の音源 による第2のブザー音を鳴動する前からブザ の鳴動を開始することが可能となる。