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Patent Searching and Data


Title:
ELEVATOR DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/147749
Kind Code:
A1
Abstract:
A hoist has a hoist body and a drive sheave rotated by the hoist body. A diverting pulley is placed spaced from the drive sheave. An endless friction belt circulated by rotation of the drive sheave is passed between the drive sheave and the diverting pulley. Further, a main rope suspending an elevator car is continuously wrapped around the drive sheave and the diverting pulley with the friction belt present between the main rope and the sheave and pulley. The main rope is moved by circulating movement of the friction belt, and the elevator car is vertically moved by movement of the main rope.

Inventors:
MITSUI ATSUSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/060485
Publication Date:
December 10, 2009
Filing Date:
June 06, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI ELECTRIC CORP (JP)
MITSUI ATSUSHI (JP)
International Classes:
B66B11/08
Foreign References:
JP2008081256A2008-04-10
JP2004323213A2004-11-18
JP2004026424A2004-01-29
JP2002145556A2002-05-22
Other References:
See also references of EP 2281768A4
Attorney, Agent or Firm:
SOGA, Michiharu et al. (JP)
Michiharu Soga (JP)
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Claims:
 昇降路内を昇降可能なかご、
 巻上機本体と、上記巻上機本体により回転される駆動シーブとを有し、上記かごを昇降させる駆動力を発生する巻上機、
 上記駆動シーブに対して間隔を置いて配置されたそらせ車、
 上記駆動シーブ及び上記そらせ車間に巻き掛けられ、上記駆動シーブの回転により周回移動を行う無端状の摩擦ベルト、及び
 上記摩擦ベルトを介して上記駆動シーブ及び上記そらせ車に連続的に巻き掛けられ、上記かごを吊り下げる主ロープ
 を備えていることを特徴とするエレベータ装置。
 上記摩擦ベルトには、上記主ロープが挿入されるロープ溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
 上記駆動シーブ及び上記そらせ車のそれぞれと上記摩擦ベルトとの間における最大摩擦力は、上記主ロープと上記摩擦ベルトとの間における最大摩擦力よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
 上記駆動シーブ及び上記そらせ車は、同一の高さの位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータ装置。
 上記そらせ車は、上記駆動シーブの位置よりも高い位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータ装置。
Description:
エレベータ装置

 この発明は、かごを吊り下げる主ロープ 巻上機の駆動シーブに巻き掛けられ、駆動 ーブの回転によりかごを昇降させるトラク ョン式のエレベータ装置に関するものであ 。

 かご及び釣合おもりを吊り下げる主ロー が巻上機の駆動シーブに巻き掛けられてい トラクション式のエレベータ装置では、主 ープと駆動シーブとの間の摩擦係数をμ、 動シーブの外周部に形成されたロープ溝の 状によって決まる係数をK2、駆動シーブに対 する主ロープの巻き付け角をθとすると、ト クション能力γは以下の式(1)で表される。

 γ=e (μ・K2・θ) …(1)

 ただし、eは自然対数の底である。

 また、このようなトラクション式のエレ ータ装置では、駆動シーブと主ロープとの で滑りが発生することがないように、主ロ プのかご側の張力T1、主ロープの釣合おも 側の張力T2及びトラクション能力γが以下の (2)の関係を満たすように設計されている。

 T2/T1≦γ…(2)

 ただし、式(2)では、T2>T1であるときの 張力T1,T2及びトラクション能力γの関係を示 ている。

 トラクション能力γを大きくする場合に 、式(1)により、摩擦係数μ、係数K2及び巻き け角θの少なくともいずれかの値を大きく ればよい。

 従来のエレベータ装置では、駆動シーブ 、駆動シーブから離れて配置されたそらせ との間で主ロープを複数回巻き掛けて駆動 ーブに対する主ロープの巻き付け角を大き することにより、トラクション能力の向上 図られている(特許文献1参照)。

特開2002-145556号公報

 しかし、駆動シーブ及びそらせ車間で主 ープを複数回巻き掛けると、駆動シーブ及 そらせ車のそれぞれに加わる荷重が増加す ので、例えば巻上機等の機器が大形化して まう。

 また、巻上機の位置を上方へ移動させて 動シーブ及びそらせ車の各位置の高さ方向 距離を拡げることにより、駆動シーブに対 る主ロープの巻き付け角を大きくすること 考えられるが、昇降路の高さ方向の寸法が きくなってしまう。

 さらに、駆動シーブに形成されたロープ の形状を工夫して係数K2の値を大きくする とも考えられるが、駆動シーブと主ロープ の間の接触面圧が大きくなるので、駆動シ ブ及び主ロープのそれぞれの寿命が短くな てしまう。

 この発明は、上記のような課題を解決す ためになされたものであり、所定のトラク ョン能力を確保したまま、小形化を図るこ ができるとともに、長寿命化を図ることが きるエレベータ装置を得ることを目的とす 。

 この発明によるエレベータ装置は、昇降 内を昇降可能なかご、巻上機本体と、巻上 本体により回転される駆動シーブとを有し かごを昇降させる駆動力を発生する巻上機 駆動シーブに対して間隔を置いて配置され そらせ車、駆動シーブ及びそらせ車間に巻 掛けられ、駆動シーブの回転により周回移 を行う無端状の摩擦ベルト、及び摩擦ベル を介して駆動シーブ及びそらせ車に連続的 巻き掛けられ、かごを吊り下げる主ロープ 備えている。

この発明の実施の形態1によるエレベー タ装置を示す縦断面図である。 図1の駆動シーブ及び摩擦ベルトを示す 断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベー タ装置を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベー タ装置を示す縦断面図である。 図4のエレベータ装置を示す平面図であ る。

 以下、この発明の好適な実施の形態につい 図面を参照して説明する。
 実施の形態1.
 図1は、この発明の実施の形態1によるエレ ータ装置を示す縦断面図である。図におい 、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2 及び一対の釣合おもりガイドレール3が設置 れている。各かごガイドレール2間にはかご4 が昇降可能に配置され、各釣合おもりガイド レール3間には釣合おもり5が昇降可能に配置 れている。

 かご4は、正面、背面、一対の側面、底面 及び天井面を有している。かご4の正面には かご出入口4aが設けられている。かご4の背 は、かご4の奥行き方向についてかご4の正面 に対向している。かご4の各側面は、各かご イドレール2間に配置され、かご出入口4aの 口方向について互いに対向している。

 釣合おもり5は、かご4の背面側を昇降さ る。従って、昇降路1を垂直投影したときの 影面内においては、かご4及び釣合おもり5 かご4の奥行き方向について互いに並んで配 されている。なお、各かごガイドレール2を 含む平面と各釣合おもりガイドレール3を含 平面とは平行になっている。

 昇降路1の上部には、機械室6が設けられ いる。機械室6の床面には、機械台7が固定さ れている。機械台7には、巻上機8及びそらせ 9が支持されている。

 巻上機8は、かご4及び釣合おもり5を昇降 せる駆動力を発生する。また、巻上機8は、 モータを含む巻上機本体10と、巻上機本体10 設けられ、巻上機本体10により回転される駆 動シーブ11とを有している。駆動シーブ11は 水平に配置された綱車軸を中心に回転され 。

 そらせ車9は、駆動シーブ11に対して間隔 置いて配置されている。また、そらせ車9は 、駆動シーブ11の綱車軸と平行に配置された 車軸に回転自在に設けられている。さらに そらせ車9は、駆動シーブ11の位置よりも低 位置に配置されている。駆動シーブ11及び らせ車9は、例えば鋼材や鋳鉄等により構成 れている。

 駆動シーブ11及びそらせ車9間には、無端 の摩擦ベルト12が巻き掛けられている。摩 ベルト12には、駆動シーブ11とそらせ車9との 間隔を調整することにより所定の張力が与え られている。摩擦ベルト12は、駆動シーブ11 回転に応じて周回移動される。そらせ車9は 摩擦ベルト12の周回移動に応じて回転され 。

 駆動シーブ11及びそらせ車9には、複数本 主ロープ13が摩擦ベルト12を介して連続的に 巻き掛けられている。かご4及び釣合おもり5 、主ロープ13により昇降路1内に吊り下げら ている。この例では、主ロープ13は金属製 ロープとされている。また、この例では、 ロープ13の一端部がかご4に接続され、主ロ プ13の他端部が釣合おもり5に接続されてい 。

 主ロープ13は、摩擦ベルト12の周回移動に 伴って移動される。かご4及び釣合おもり5は 主ロープ13の移動によって昇降路1内を昇降 れる。かご4及び釣合おもり5が昇降される きには、かご4が各かごガイドレール2に案内 され、釣合おもり5が各釣合おもりガイドレ ル3に案内される。

 図2は、図1の駆動シーブ11及び摩擦ベルト 12を示す断面図である。図において、駆動シ ブ11の外周部には、駆動シーブ11の回転方向 に沿った複数の嵌合溝14が設けられている。 の例では、嵌合溝14の断面形状は、底辺を つV状とされている。

 摩擦ベルト12は、耐摩耗性の高摩擦材に り構成されている。高摩擦材としては、例 ばウレタンゴムや樹脂等が挙げられる。従 て、摩擦ベルト12の材料は、駆動シーブ11、 らせ車9及び主ロープ13のそれぞれの材料よ も柔らかい材料とされている。摩擦ベルト1 2の内周面には、各嵌合溝14に嵌め合わされる 複数の嵌合突部15が設けられている。摩擦ベ ト12の外周面には、各主ロープ13が挿入され る複数のロープ溝16が設けられている。各嵌 突部15及び各ロープ溝16は、摩擦ベルト12の さ方向に沿って配置されている。なお、こ 例では、摩擦ベルト12の幅寸法が駆動シー 11の厚さ寸法と同一とされている。

 摩擦ベルト12内には、摩擦ベルト12の長さ 方向に沿った複数の芯体17が埋められている 各芯体17は、それぞれ無端状に構成されて る。また、各芯体17は、摩擦ベルト12の幅方 へ並べて配置されている。さらに、各芯体1 7は、摩擦ベルト12の高摩擦材よりも強度の高 い材料(高強度材)により構成されている。こ 例では、鋼線が芯体17として用いられてい 。これにより、摩擦ベルト12の破断の防止が 図られている。

 駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれと 擦ベルト12との間、及び各主ロープ13と摩擦 ベルト12との間には、所定の摩擦力が発生し いる。これにより、摩擦ベルト12が駆動シ ブ11の回転に応じた周回移動を行い、各主ロ ープ13が摩擦ベルト12の周回移動に応じた移 を行う。

 また、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれ れと摩擦ベルト12との間における最大摩擦 は、各主ロープ13と摩擦ベルト12との間にお る最大摩擦力よりも大きくなっている。こ で、最大摩擦力とは、互いに接触する部材 で滑りが発生する直前の摩擦力である。従 て、各主ロープ13が摩擦ベルト12に対して滑 る場合であっても、摩擦ベルト12が駆動シー 11及びそらせ車9のそれぞれに対して滑るこ が防止される。

 このようなエレベータ装置では、無端状 摩擦ベルト12が駆動シーブ11及びそらせ車9 に巻き掛けられ、かご4を吊り下げる各主ロ プ13が摩擦ベルト12を介して駆動シーブ11及 そらせ車9のそれぞれに連続的に巻き掛けら れているので、摩擦ベルト12の周回移動によ 、駆動シーブ11の回転力をそらせ車9の位置 も及ぼすことができる。従って、駆動シー 11及びそらせ車9のそれぞれにおいて、駆動 ーブ11の回転力を各主ロープ13に伝達するこ とができる。これにより、駆動シーブ11に対 る主ロープ13の巻き付け角にそらせ車9に対 る主ロープ13の巻き付け角を付加した角度 、トラクション能力に寄与する巻き付け角 することができ、トラクション能力の向上 図ることができる。

 また、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれ れと主ロープ13との間に摩擦ベルト12が介在 しているので、駆動シーブ11及びそらせ車9の それぞれと主ロープ13との間で発生する金属 士の接触を避けることができ、駆動シーブ1 1、そらせ車9及び主ロープ13のそれぞれの長 命化を図ることができる。さらに、主ロー 13の長寿命化を図ることができるので、主ロ ープ13の径を小さくすることができ、駆動シ ブ11の径と主ロープ13の径との比(D/d比)を保 たまま、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれ れの径を小さくすることができる。これに り、巻上機8及びそらせ車9の小形化を図る とができ、エレベータ装置全体の小形化を ることができる。

 また、摩擦ベルト12には、主ロープ13が挿 入されるロープ溝16が設けられているので、 擦ベルト12から主ロープ13を外れにくくする ことができる。

 また、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれ れと摩擦ベルト12との間における最大摩擦 は、主ロープ13と摩擦ベルト12との間におけ 最大摩擦力よりも大きくなっているので、 動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれに対し 摩擦ベルト12を滑りにくくすることができ 摩擦ベルト12の長寿命化を図ることができる 。即ち、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞ れと摩擦ベルト12との間で滑りが発生すると 摩擦ベルト12が摩耗する。摩耗した摩擦ベ ト12は、駆動シーブ11に対してさらに滑りや くなる。従って、摩擦ベルト12の摩耗が進 することにより、最終的には、摩擦ベルト12 が駆動シーブ11に対して完全に滑ることとな てしまい、駆動シーブ11の駆動力が主ロー 13に伝達されなくなってしまう。従って、駆 動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれに対して 摩擦ベルト12を滑りにくくすることにより、 擦ベルト12の摩耗の進行を抑制することが き、摩擦ベルト12の長寿命化を図ることがで きる。

 実施の形態2.
 図3は、この発明の実施の形態2によるエレ ータ装置を示す縦断面図である。この例に るエレベータ装置は、機械室が設けられて ないタイプのエレベータ装置(機械室レスエ ベータ装置)とされている。従って、巻上機 8及びそらせ車9は、昇降路1内に設けられてい る。

 巻上機8は、軸線方向の寸法が径方向の寸 法よりも小さい薄形巻上機とされている。ま た、巻上機8は、モータを含む薄形の巻上機 体10と、巻上機本体10に設けられ、巻上機本 10により回転される駆動シーブ11とを有して いる。

 駆動シーブ11及びそらせ車9は、水平方向 互いに間隔を置いて配置されている。即ち 駆動シーブ11及びそらせ車9は、同一の高さ 位置に配置されている。他の構成は実施の 態1と同様である。

 このようなエレベータ装置では、駆動シ ブ11及びそらせ車9が同一の高さの位置に配 されているので、巻上機8及びそらせ車9を 置するためのスペースの高さ方向の寸法を さくすることができる。これにより、昇降 1の高さ方向の縮小化を図ることができる。 た、駆動シーブ11及びそらせ車9を同一の高 の位置に配置しても、トラクション能力に 与する巻き付け角は実施の形態1と同じなの で、トラクション能力の向上も図ることがで きる。

 実施の形態3.
 図4は、この発明の実施の形態3によるエレ ータ装置を示す縦断面図である。また、図5 、図4のエレベータ装置を示す平面図である 。図において、釣合おもり5は、かご4の一方 側面側を昇降される。従って、昇降路1を垂 直投影したときの投影面内においては、かご 4及び釣合おもり5がかご4の幅方向(かご出入 4aの間口方向)について互いに並んで配置さ ている。なお、各釣合おもりガイドレール3 含む平面は、各かごガイドレール2を含む平 面に対して垂直になっている。

 一方のかごガイドレール2及び一方の釣合 おもりガイドレール3の各上部間には、固定 材21が固定されている。他方のかごガイドレ ール2の上部には、固定部材22が固定されてい る。各釣合おもりガイドレール3の各上端部 には、固定部材23が固定されている。固定部 材23は、図4に示すように、固定部材21の位置 りも高い位置に配置されている。

 固定部材21には、巻上機8が支持されてい 。固定部材22には、第1の綱止め部24が設け れている。固定部材23には、そらせ車9が支 されているとともに、第2の綱止め部25が設 られている。巻上機8及びそらせ車9は、図5 示すように、昇降路1を垂直投影したときの 影面内において、かご4の領域から外れた位 置に配置されている。そらせ車9は、駆動シ ブ11の位置よりも高い位置に配置されている 。

 かご4の下部には一対のかご吊り車26が設 られ、釣合おもり5の上部には釣合おもり吊 り車27が設けられている。

 かご4及び釣合おもり5は、複数の主ロー 13により吊り下げられている。各主ロープ13 一端部は第1の綱止め部24に接続され、各主 ープ13の他端部は第2の綱止め部25に接続さ ている。各主ロープ13は、第1の綱止め部24か ら、各かご吊り車26、駆動シーブ11、そらせ 9、釣合おもり吊り車27の順に巻き掛けられ 第2の綱止め部25に達している。駆動シーブ11 及びそらせ車9には、各主ロープ13が摩擦ベル ト12を介して巻き掛けられている。かご4及び 釣合おもり5は、駆動シーブ11の回転により昇 降路1内を昇降される。他の構成は実施の形 2と同様である。

 このようなエレベータ装置では、そらせ 9が駆動シーブ11の位置よりも高い位置に配 されているので、そらせ車9の下方で釣合お もり3を昇降させることにより、昇降路1の寸 を維持したまま、釣合おもり3が昇降される 範囲の上限位置をより上方に設定することが できる。従って、レイアウト設計上、釣合お もり3の高さ方向の寸法が大きくなる場合で っても、昇降路1の拡大の防止を図ることが きる。

 即ち、巻上機8はそらせ車9よりも大きい で、巻上機8が釣合おもり3の上方に配置され ると、そらせ車9が釣合おもり3の上方に配置 れる場合よりも、釣合おもり3が昇降される 範囲の上限位置が低くなってしまう。また、 そらせ車9が釣合おもり3の上方に配置されて 、駆動シーブ11がそらせ車9の位置よりも高 位置に配置されている場合には、昇降路1の 高さ方向の寸法が大きくなってしまう。従っ て、駆動シーブ11の位置よりも高い位置にそ せ車9を配置し、そらせ車9の下方で釣合お り3を昇降させることにより、昇降路1の寸法 を維持したまま、釣合おもり3が昇降される 囲の上限位置をより上方に設定することが きる。

 また、駆動シーブ11の位置よりも高い位 にそらせ車9を配置しても、トラクション能 に寄与する巻き付け角は実施の形態2と同じ なので、トラクション能力の向上も図ること ができる。




 
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