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Patent Searching and Data


Title:
LED LAMP
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/154162
Kind Code:
A1
Abstract:
An LED lamp (A1) is provided with a straight-tube-like LED unit (1) having a plurality of LED modules (12) fixed inside; and a pair of ferrules (2), which are attached to the both end sections of the LED unit (1) in the longitudinal direction and receive power supply from the external.  The LED unit (1) and the ferrules (2) are permitted to relatively rotate about the center of the axes extending in the longitudinal directions of the LED unit and the ferrules.  Thus, in a state where the LED lamp is attached to a general use fluorescent lamp lighting device, irradiation direction of illuminating light can be changed.

Inventors:
OSAWA HIDEHARU (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/060838
Publication Date:
December 23, 2009
Filing Date:
June 15, 2009
Export Citation:
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Assignee:
ROHM CO LTD (JP)
OSAWA HIDEHARU (JP)
International Classes:
F21V19/02; F21S2/00; F21S8/04; F21Y101/02
Foreign References:
JP3118932U2006-02-09
JP3119578U2006-03-02
JP3126462U2006-10-26
JP2007207768A2007-08-16
Attorney, Agent or Firm:
YOSHIDA Minoru et al. (JP)
Yoshida 稔 (JP)
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Claims:
 内部に複数の発光ダイオードが固定された直管状のLEDユニットと、
 上記LEDユニットの長手方向の両端部に取り付けられており、外部から電源の供給を受けるための1対の口金と、を備え、
 上記LEDユニットと上記口金とは、これらの上記長手方向に延びる軸心周りの相対回転が許容されている、LEDランプ。
 上記LEDユニットと上記口金とを互いに連結し、かつ上記LEDユニットおよび上記口金の少なくとも一方に対して相対回転可能に嵌合される回転軸部材をさらに備える、請求項1に記載のLEDランプ。
 上記LEDユニットと上記口金とは、これらを導通させる配線ケーブルによって接続されており、
 上記配線ケーブルは、上記回転軸部材に内挿通されている、請求項2に記載のLEDランプ。
 上記LEDユニットおよび上記口金の一方に、その中心軸が上記軸心と一致する軸部材が設けられ、他方に上記軸部材が嵌まり込む筒状軸が設けられており、
 上記軸部材の外側周面に形成された導通膜と、上記筒状軸の内周面に形成された導通膜とが、接している、請求項1に記載のLEDランプ。
 上記LEDユニットおよび上記口金の一方に、上記軸心を中心とする環状導通部材が設けられ、他方に、上記環状導通部材に接触する導通部材が設けられている、請求項1に記載のLEDランプ。
Description:
LEDランプ

 本発明は、LEDを光源とし、蛍光ランプの 替として利用するのに適したLEDランプに関 る。

 図5は、従来のLEDランプの一例を断面図で 示している(たとえば特許文献1参照)。同図に 示されたLEDランプXは、長矩形状の基板91と、 基板91上に搭載された複数のLED92と、基板91を 収容する管93と、端子94と、LED92を点灯させる ための回路95を備えている。基板91上には複 のLED92および端子94を互いに導通させる配線( 図示略)が形成されている。このLEDランプXは 端子94を一般用蛍光灯照明器具のソケット 差込口に嵌合させることにより、複数のLED92 を発光させることができるように構成されて いる。LED92は、低消費電力であるとともに長 命であることから、LEDランプXを蛍光ランプ の代替として利用すれば、コスト面および環 境面において改善が期待できる。

 なお、一般用蛍光灯照明器具とは、主に 内の一般照明に広く用いられる照明器具で り、たとえば日本国内においては、商用100V 電源を用い、JIS C7617に定められた直管形蛍 ランプまたはJIS C7618に定められた環形蛍光 ンプが取り付けられる照明器具をいう。

 しかしながら、蛍光ランプは、管の全周 ら光が出射される。一方、LEDランプXにおい ては、LED92からの出射光が比較的指向性が強 。このため、LEDランプXは、蛍光灯照明器具 に対する取り付け状態によっては、望む領域 を適切に照らすことができないといった不都 合が生じ得た。

実開平6-54103号公報

 本発明は、上記した事情のもとで考え出 れたものであって、一般用蛍光灯照明器具 取り付けた状態において、照明光の照射方 を変化させることができるLEDランプを提供 ることをその課題とする。

 上記課題を解決するため、本発明では、 の技術的手段を講じている。

 内部に複数の発光ダイオードが固定され 直管状のLEDユニットと、上記LEDユニットの 手方向の両端部に取り付けられており、外 から電源の供給を受けるための1対の口金と 、を備え、上記LEDユニットと上記口金とは、 これらの上記長手方向に延びる軸心周りの相 対回転が許容されている。

 上記LEDユニットと上記口金とを互いに連 し、かつ上記LEDユニットおよび上記口金の なくとも一方に対して相対回転可能に嵌合 れる回転軸部材をさらに備える。

 上記LEDユニットと上記口金とは、これら 導通させる配線ケーブルによって接続され おり、上記配線ケーブルは、上記回転軸部 に内挿通されている。

 上記LEDユニットおよび上記口金の一方に その中心軸が上記軸心と一致する軸部材が けられ、他方に上記軸部材が嵌まり込む筒 軸が設けられており、上記軸部材の外側周 に形成された導通膜と、上記筒状軸の内周 に形成された導通膜とが、接している。

 上記LEDユニットおよび上記口金の一方に 上記軸心を中心とする環状導通部材が設け れ、他方に、上記環状導通部材に接触する 通部材が設けられている。

 本発明のその他の特徴および利点は、添 図面を参照して以下に行う詳細な説明によ て、より明らかとなろう。

本発明の第1実施形態に基づくLEDランプ を示す斜視図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に基づくLEDランプ を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に基づくLEDランプ を示す断面図である。 従来のLEDランプの一例を示す断面図で る。

 以下、本発明の好ましい実施の形態につ 、図面を参照して具体的に説明する。

 図1および図2は、本発明の第1実施形態に づくLEDランプを示している。本実施形態のL EDランプA1は、直管状のLEDユニット1、1対の口 金2、および回転軸部材3を備えており、たと ば直管形蛍光ランプの代替として一般用蛍 灯照明器具に取り付けて用いられる。

 LEDユニット1は、長矩形状の基板11と、基 11上に搭載された複数のLEDモジュール12と、 基板11を収容する円筒形のケース13とを備え いる。基板11は、たとえば、長手方向に沿う 端縁がケース13の内周に形成された嵌合溝131 嵌め込まれることにより、ケース13に固定 れている。LEDモジュール12としては、たとえ ばパッケージ型の白色LEDが好適に用いられる 。複数のLEDモジュール12は、たとえば図示し い配線によって直列につながれており、基 11の長手方向の両端部のそれぞれには、上 配線に導通される1対の端子14A,14Bが設けられ ている。

 1対の口金2は、蛍光灯照明器具のソケッ に装着することにより、商用交流電源からLE Dユニット1に電力供給するためのものであり LEDユニット1の長手方向の両端部に回転軸部 材3を介して取り付けられている。口金2は、 筒状のカバー体21と、カバー体21に収容保持 された回路基板22と、2本の外部接続端子23と 備えている。カバー体21は、たとえば、上 方向において半割り状とされた2片を接合す ことによって一体とされたものである。回 基板22には、LEDモジュール12を点灯させるた めの駆動回路、および配線(いずれも図示せ )が設けられている。また、回路基板22の一 部には、上記配線に導通される1対の端子24A, 24Bが設けられている。

 回転軸部材3は、LEDユニット1と口金2とを 対回転可能に連結するためのものであり、 体として円筒状を呈している。回転軸部材3 には、係止片31,32および複数のスリット33が 成されている。係止片31,32は、たとえば回転 軸部材3の両端において径方向外方に突出す よう設けられている。複数のスリット33は、 係止片31が設けられた端部において、軸心O1 沿うように形成されている。一方、LEDユニ ト1のケース13の端部には、径方向内方に突 する係止片132が設けられ、口金2のカバー体2 1の端部には、径方向内方に突出する係止片21 1が設けられている。

 このような構成により、係止片132,31が当 することにより回転軸部材3のLEDユニット1 らの抜け出しが防止される一方、LEDユニッ 1と回転軸部材3とは、軸心O1周りに相対回転 能となっている。また、係止片211,32が当接 ることにより回転軸部材3の口金2からの抜 出しが防止される一方、口金2と回転軸部材3 とは、軸心O1周りに相対回転可能となってい 。すなわち、LEDユニット1と口金2とは、回 軸部材3を介して軸心O1周りに相対回転可能 連結されている。なお、回転軸部材3には複 のスリット33が設けられているので、係止 31が設けられた端部を縮径することが可能で あり、回転軸部材3をLEDユニット1に対して抜 挿しすることができる。

 回転軸部材3の内側には、たとえば1対の 線ケーブル4が挿通させられている。配線ケ ブル4は、たとえば導電線が絶縁材料によっ て被覆された構成とされており、屈曲かつ捻 り可能となっている。配線ケーブル4の両端 は、基板11上の端子14A,14Bおよび回路基板22上 の端子24A,24Bに導通接続されており、また、 線ケーブル4は、所定のたるみを有する状態 取り付けられている。これにより、LEDユニ ト1と口金2とは、所定の角度範囲内(たとえ 、図2に示す中立状態を基準にすると、各回 転方向に約90°、合計180°程度)での相対回転 許容される。

 次に、上記構成のLEDランプA1の作用につ て説明する。

 LEDランプA1を使用する際には、口金2の各 部接続端子23を蛍光灯照明器具のソケット 差込口に嵌合させる。配線ケーブル4を介し LEDユニット1に電力を供給することにより、 LEDモジュール12を発光させることができる。

 LEDランプA1を蛍光灯照明器具に取り付け 状態においては、各口金2における2本の外部 接続端子23がソケットに嵌合されることにな ので、口金2は当該照明器具に対して回転し ない。これに対し、LEDユニット1は、口金2に して回転させることができる。したがって 本実施形態のLEDランプA1によれば、LEDユニ ト1の内部に固定されたLEDモジュール12によ 照射方向を適宜変化させることが可能であ 、所望の領域を適切に照らすことができる

 蛍光灯照明器具のソケットには、LEDラン A1の外部接続端子23を差し込むための2つの 込口が設けられている。たとえば、ある蛍 灯照明器具が、天井に取り付けられており この蛍光灯照明器具の上記2つの差込口が天 方向に離間して配置されていると仮定する このような場合、図1および図2に示す状態 LEDランプA1を当該照明器具に取り付けると、 照明光は概ね横向きに照射させられる。この ような場合でも、LEDユニット1を回転させる とにより、照明光を下向きに照射させるこ ができる。

 本実施形態のLEDランプA1において、LEDユ ット1と口金2とは、回転軸部材3を介して連 されている。このため、LEDユニット1および 金2の相対回転動作はスムーズになされる。 また、LEDユニット1と口金2とは、回転軸部材3 を内挿通する配線ケーブル4によって互いに 通している。このため、LEDユニット1および 金2が相対回転させられても、これらの導通 状態が適切に維持される。

 図3および図4は、本発明に係るLEDランプ 他の例を示している。なお、これらの図面 おいては、上記実施形態と同一または類似 要素には、上記実施形態と同一の符号を付 ており、適宜説明を省略する。

 図3は、本発明の第2実施形態に基づくLED ンプを示している。本実施形態のLEDランプA2 においては、LEDユニット1と口金2との連結構 が上記実施形態のLEDランプA1と異なってい 。具体的には、LEDユニット1の基板11の長手 向の両端には、追加の基板15が設けられてい る。基板15は、その面内方向が軸心O1に対し 垂直となるように配置されている。口金2の 路基板22は、基板15に対向して配置されてい る。

 基板15の回路基板2に対向する面15aには、 状軸16および弾性導電部材17が設けられてい る。筒状軸16は、その中心軸が軸心O1と一致 ている。筒状軸16の内面には、たとえば金属 薄膜からなる端子18Aが設けられている。この 端子18Aは、配線ワイヤ41等を介して基板11の 方の端子14Aと導通接続されている。弾性導 部材17は、軸心O1から所定距離離れた位置に る。弾性導電部材17としては、たとえばス リングプローブや板バネを採用することが きる。弾性導電部材17の先端には端子18Bが設 けられている。この端子18Bは、配線ワイヤ41 を介して基板11の端子14Bと導通接続されて り、弾性導電部材17によって回路基板22に向 て常に付勢されている。LEDユニット1のケー ス13は、上下方向に半割り状とされた2片を接 合することにより一体とされており、基板11, 15は、ケース13に一体的に保持されている。 ース13と口金2のカバー体21とは、互いに相対 回転可能に連結されている。

 回路基板22の基板15に対向する面22aには、 回転軸部材3’および端子24Bが設けられてい 。回転軸部材3’は、その中心軸が軸心O1と 致しており、その外面には、たとえば金属 膜からなる端子24Aが設けられている。そし 、回転軸部材3’は、基板15の筒状軸16に相対 回転可能に嵌入されている。これにより、端 子24Aと端子18Aとは、常に接触している。端子 24Bは、軸心O1から所定距離離れた位置にあり 円環状の金属薄膜からなる。端子24Bには、 性導電部材17によって端子18Bが押圧接触さ られている。これにより、筒状軸16と回転軸 部材3とが相対回転しても、端子24Bと端子18B は、常に接触している。

 このような構成から理解できるように、L EDランプA2においては、LEDユニット1の口金2に 対する回転角度が制限されない。したがって 、LEDランプA2によれば、LEDユニット1に内蔵さ れているLEDモジュール12の照射方向の調整の 由度が高くなり、便利である。

 図4は、本発明の第3実施形態に基づくLED ンプが示されている。本実施形態のLEDラン A3においては、LEDユニット1の基板15と口金2 回路基板22との導通接続構造が上記実施形態 のLEDランプA2と異なっている。具体的には、 板15の面15aには、外筒軸16’およびピン19が けられている。外筒軸16’は、その中心軸 軸心O1と一致する円筒状であり、その内面に 端子18Aが設けられている。ピン19は、その中 軸が軸心O1と一致しており、その外面に端 18Bが設けられている。一方、回路基板22の面 22aには、回転軸部材3”が設けられている。 転軸部材3”は、その中心軸が軸心O1と一致 る円筒状であり、その外面には端子24Aが設 られ、その内面には端子24Bが設けられてい 。

 このような外筒軸16’、ピン19、および回 転軸部材3”は、いわゆるDCプラグ・ジャック と同様の構成とされている。すなわち、回転 軸部材3”が外筒軸16’とピン19との間に嵌挿 れた状態においては、端子18Aと端子24Aとが に接触し、かつ端子18Bと端子18Bとが常に接 している。また、外筒軸16’およびピン19と 、回転軸部材3”とは、相対回転可能となっ いる。

 このような構成から理解できるように、L EDランプA3においては、LEDユニット1の口金2に 対する回転角度が制限されない。したがって 、LEDランプA3によれば、LEDユニット1に内蔵さ れているLEDモジュール12の照射方向の調整の 由度が高くなり、便利である。

 本発明に係るLEDランプは、上述した実施 態に限定されるものではない。本発明に係 LEDランプの各部の具体的な構成は、種々に 計変更自在である。




 
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