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Title:
ホルミル吉草酸及びアジピン酸の調製プロセス
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2016504419
Kind Code:
A
Abstract:
本発明は、ペンテン酸又はそのエステルの異性体混合物からの5−ホルミル吉草酸及びアジピン酸又はそのエステルの生成プロセスに関し、前記混合物は、少なくとも4−ペンテン酸又はそのエステルを含み、且つ、3−ペンテン酸及び/又は2−ペンテン酸又はそのエステルを更に含み、このプロセスは、(a)ペンテン酸の異性体混合物を、ペンテン酸又はそのエステルについて非異性化するヒドロホルミル化触媒を含むヒドロホルミル化反応に供させて、5−ホルミル吉草酸又はそのエステルを含み、且つ、3−ペンテン酸及び/又は2−ペンテン酸又はそのエステルを更に含む混合物を得る工程と、(b)3−ペンテン酸及び/又は2−ペンテン酸又はそのエステルを5−ホルミル吉草酸又はそのエステルから分離する工程と、(c)分離したペンテン酸又はそのエステルを、異性化カルボニル化触媒を含むカルボニル化反応に供させて、アジピン酸又はそのエステルを得る工程と、(d)任意選択によりアジピン酸又はそのエステルを単離する工程と、(e)任意選択により分離した5−ホルミル吉草酸又はそのエステルを単離する工程と、を含む。本プロセスは、良好な選択性を備え、廃棄物はほとんどなく、経済的に効率のよい方法で、一プロセスを用いてポリアミドを生成するための2つの異なる中間体の効率的な生成を可能にする。本プロセスは、バレロラクトンから得られる異性体ペンテン酸混合物を使用することに非常に適しており、このプロセスを使用して、一プロセスを用いて再生可能であるポリアミド中間体を生成することができる。【選択図】なし

Inventors:
Parton, Rudy Francois Maria Joseph
Janssen, Michelle Catherine Cristiane
Engendaal, Basel
Fleece, de, Johannes Geraldus
Application Number:
JP2015553067A
Publication Date:
February 12, 2016
Filing Date:
January 16, 2014
Export Citation:
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Assignee:
DSM IP ASSETS B.V.
International Classes:
C07C67/38; C07C51/14; C07C51/145; C07C55/14; C07C59/147; C07C69/44; C07D201/08; C07D223/10
Attorney, Agent or Firm:
Ikeda adult
Yoshinori Shimizu
Junichiro Sakamaki