Title:
低リン溶鉄の製造方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP7020601
Kind Code:
B1
Abstract:
固体鉄源溶解後のスラグを効果的に溶鉄と分離することで、溶鉄の低リン化に要する石灰原単位を低減し、効率的に製鋼用電気炉で低リン溶鉄を製造する方法を提案する。低リン溶鉄の製造方法において、固体鉄源と、任意選択的に溶鉄源とを装入し、電気エネルギーを用いてそれら原料を溶解、昇熱する第一工程と、溶解時に生成したスラグの一部またはすべてを排滓する第二工程と、前記第二工程の後に脱リンフラックスを添加して脱リン処理を行う第三工程と、精製した低リン鉄を出湯する第四工程を含み、第二工程で排滓するスラグ組成比Ｃ／（Ｓ＋Ａ）を０．２５以上０．７０以下の範囲内に調整する低リン溶鉄の製造方法である。ここで、スラグ組成比Ｃ／（Ｓ＋Ａ）は、スラグ中の質量基準で、ＣａＯ濃度（Ｃ）をＳｉＯ２濃度（Ｓ）とＡｌ２Ｏ３濃度（Ａ）との和で除したものとする。
Inventors:
Nobuhiko Oda
General Tanno
Yamada Ordinance
General Tanno
Yamada Ordinance
Application Number:
JP2021567886A
Publication Date:
February 16, 2022
Filing Date:
August 23, 2021
Export Citation:
Assignee:
jfe Steel Corporation
International Classes:
C21C1/02; C21C5/52; C21C5/54
Domestic Patent References:
| JPH08120321A | 1996-05-14 | |||
| JP2010013674A | 2010-01-21 | |||
| JP2017166021A | 2017-09-21 |
Attorney, Agent or Firm:
Ginza Marronnier Patent Office