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Title:
BAR-CODE TICKET PROCESSING DEVICE, BAR-CODE TICKET MANAGEMENT SYSTEM, AND BAR-CODE TICKET PROCESSING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/072212
Kind Code:
A1
Abstract:
A bar-code ticket processing device (1) comprises a taking section (2) for taking bar-code tickets, a transportation section (4) for transporting the bar-code tickets, an image reading section for reading the image data of the bar-code tickets, an identification section for identifying the bar-code information of the bar-code tickets, an accumulating section (7) to which the bar-code tickets are brought in normal times, and a reject section (9) to which the bar-code tickets are brought by the transportation section (4) in abnormal times.

Inventors:
MORINO HAJIME (JP)
MATSUURA SHINJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/073707
Publication Date:
June 11, 2009
Filing Date:
December 07, 2007
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Assignee:
GLORY KOGYO KK (JP)
MORINO HAJIME (JP)
MATSUURA SHINJI (JP)
International Classes:
G06K13/12
Foreign References:
JP2006146774A2006-06-08
JP2005288346A2005-10-20
JP2005327151A2005-11-24
JP2006103913A2006-04-20
JP2002096027A2002-04-02
Attorney, Agent or Firm:
YOSHITAKE, Kenji et al. (Room 323 Fuji Bldg.,2-3, Marunouchi 3-chom, Chiyoda-ku Tokyo 05, JP)
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Claims:
 外部装置にバーコードが印字されたバーコードチケットの情報を出力するバーコードチケット処理装置であって、
 束状で受け付けられたバーコードチケットを1枚ずつ取り込む取込部と、
 前記取込部によって取り込まれたバーコードチケットを搬送する搬送部と、
 前記搬送部に設けられ、バーコードチケットの画像データを読み取る画像読取部と、
 バーコードチケットに印字されたバーコード情報を識別する識別部と、
 正常時に、搬送部によってバーコードチケットが導かれて集積される集積部と、
 異常時に、搬送部によってバーコードチケットが導かれるリジェクト部と、
 少なくとも、前記画像読取部によって読みとられたバーコードチケットの画像データと、当該画像データに対応して付された画像識別IDと、を前記外部装置に出力する登録データ処理部と、
 前記リジェクト部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データを消去するよう指示する信号、または、前記集積部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データのみを残すよう指示する信号の少なくともいずれか一方を、前記外部装置に出力する修正データ処理部と、
 を備えたことを特徴とするバーコードチケット処理装置。
 前記登録データ処理部は、前記識別部によってバーコードチケットのバーコード情報が所定の要件を満たすと識別できた場合に、前記画像読取部によって読みとられた当該バーコードチケットの画像データと、当該画像データに対応して付された画像識別IDとを、前記外部装置に出力し、
 前記修正データ処理部は、前記搬送部での搬送異常に基づき前記リジェクト部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データを消去するよう指示する信号、または、前記搬送部で正常に搬送されて前記集積部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データのみを残すよう指示する信号の少なくともいずれか一方を、前記外部装置に出力することを特徴とする請求項1に記載のバーコードチケット処理装置。
 前記登録データ処理部は、前記画像読取部によって読みとられたバーコードチケットの画像データと、当該画像データに対応して付された画像識別IDとを、前記外部装置に出力し、
 前記修正データ処理部は、前記識別部での識別異常または前記搬送部での搬送異常に基づき前記リジェクト部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データを消去するよう指示する信号、または、前記搬送部で正常に搬送されて前記集積部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データのみを残すよう指示する信号の少なくともいずれか一方を、前記外部装置に出力することを特徴とする請求項1に記載のバーコードチケット処理装置。
 前記集積部に、集積部内に搬送されたバーコードチケットを計数するカウンタが設けられ、
 前記修正データ処理部は、当該カウンタからの情報に基づいて、集積部内に集積されたバーコードチケットの総数を前記外部装置に出力することを特徴とする請求項1に記載のバーコードチケット処理装置。
 前記識別部は、前記画像読取部によって読みとられた画像データに基づいて、バーコードチケットに印字されたバーコード情報を識別することを特徴とする請求項1に記載のバーコードチケット処理装置。
 前記画像読取部は前記識別部を構成し、
 当該画像読取部は、バーコードチケットの画像データを読み取ることによって、バーコードチケットに印字されたバーコード情報を識別することを特徴とする請求項1に記載のバーコードチケット処理装置。
 前記登録データ処理部と前記修正データ処理部とは、別体を構成することを特徴とする請求項1に記載のバーコードチケット処理装置。
 前記登録データ処理部は、第一通信媒体を介して、前記外部装置にデータを送信し、
 前記修正データ処理部は、第二通信媒体を介して、前記外部装置にデータを送信することを特徴とする請求項1に記載のバーコードチケット処理装置。
 前記第一通信媒体の通信容量は、前記第二通信媒体の通信容量よりも大きいことを特徴とする請求項8に記載のバーコードチケット処理装置。
 取込部は、バーコードチケットを500枚/分以上の速度で取り込むことを特徴とする請求項1に記載のバーコードチケット処理装置。
 取込部は、バーコードチケットを600枚/分以上の速度で取り込むことを特徴とする請求項1に記載のバーコードチケット処理装置。
 外部装置と、当該外部装置にバーコードが印字されたバーコードチケットの情報を出力するバーコードチケット処理装置と、を備えたバーコードチケット管理システムであって、
 当該バーコードチケット処理装置は、
  束状で受け付けられたバーコードチケットを1枚ずつ取り込む取込部と、
  前記取込部によって取り込まれたバーコードチケットを搬送する搬送部と、
  前記搬送部に設けられ、バーコードチケットの画像データを読み取る画像読取部と、
  バーコードチケットに印字されたバーコード情報を識別する識別部と、
  正常時に、搬送部によってバーコードチケットが導かれて集積される集積部と、
  異常時に、搬送部によってバーコードチケットが導かれるリジェクト部と、
  少なくとも、前記画像読取部によって読みとられたバーコードチケットの画像データと、当該画像データに対応して付された画像識別IDと、を前記外部装置に出力する登録データ処理部と、
  前記リジェクト部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データを消去するよう指示する信号、または、前記集積部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データのみを残すよう指示する信号の少なくともいずれか一方を、前記外部装置に出力する修正データ処理部と、を有し、
 前記外部装置は、前記バーコードチケット処理装置から出力された、前記画像データと当該画像データに対応して付された画像識別IDとを記憶する記憶部を有し、
 当該外部装置は、前記修正データ処理部から出力された、前記リジェクト部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データを消去するよう指示する信号、または、前記集積部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データのみを残すよう指示する信号の少なくともいずれか一方に基づいて、前記記憶部に記憶された前記画像データを消去することを特徴とするバーコードチケット管理システム。
 前記集積部に、集積部内に搬送されたバーコードチケットを計数するカウンタが設けられ、
 前記修正データ処理部は、当該カウンタからの情報に基づいて、集積部内に集積されたバーコードチケットの総数を前記外部装置に出力し、
 当該外部装置は、前記記憶部に記憶された画像データの総数と、前記修正データ処理部から出力された集積部内に集積されたバーコードチケットの総数とを比較して検証することを特徴とする請求項12に記載のバーコードチケット管理システム。
 外部装置にバーコードが印字されたバーコードチケットの情報を出力するバーコードチケット処理方法であって、
 取込部によって、束状で受け付けられたバーコードチケットを1枚ずつ取り込む取込工程と、
 搬送部によって、前記取込部により取り込まれたバーコードチケットを搬送する搬送工程と、
 前記搬送部に設けられた画像読取部によって、バーコードチケットの画像データを読み取る画像データ読取工程と、
 識別部によって、バーコードチケットに印字されたバーコード情報を識別する識別工程と、
 少なくとも、前記画像読取部によって読みとられたバーコードチケットの画像データと、当該画像データに対応して付された画像識別IDと、を前記外部装置に出力する登録データ出力工程と、
 異常時にバーコードチケットが導かれるリジェクト部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データを消去するよう指示する信号、または、正常時にバーコードチケットが導かれて集積される集積部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データのみを残すよう指示する信号の少なくともいずれか一方を、前記外部装置に出力する修正データ出力工程と、
 を備えたことを特徴とするバーコードチケット処理方法。
 前記登録データ出力工程において出力された前記バーコードチケットの画像データと当該画像データに対応して付された画像識別IDとを、前記外部装置に記憶させる登録データ記憶工程と、
 前記修正データ出力工程において出力された、前記リジェクト部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データを消去するよう指示する信号、または、前記集積部に導かれたバーコードチケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像データのみを残すよう指示する信号の少なくともいずれか一方に基づいて、前記登録データ記憶工程で記憶された画像データが消去されるデータ修正工程と、
 をさらに備えたことを特徴とする請求項14に記載のバーコードチケット処理方法。
 集積部内に搬送されたバーコードチケットを計数する計数工程と、
 前記計数工程によって計数されたバーコードチケットの総数を前記外部装置に出力する計数出力工程と、
 当該計数出力工程によって出力されたバーコードチケットの総数と、前記外部装置に記憶されている画像データの総数と、を比較して検証する検証工程と、
 をさらに備えたことを特徴とする請求項14に記載のバーコードチケット処理方法。
 外部装置にバーコードが印字されたバーコードチケットの情報を出力するバーコードチケット処理装置であって、
 束状で受け付けられたバーコードチケットを1枚ずつ取り込む取込部と、
 前記取込部によって取り込まれたバーコードチケットを搬送する搬送部と、
 前記搬送部に設けられ、バーコードチケットの画像データを読み取る画像読取部と、
 バーコードチケットに印字されたバーコード情報を識別する識別部と、
 正常時に、搬送部によってバーコードチケットが導かれて集積される集積部と、
 異常時に、搬送部によってバーコードチケットが導かれるリジェクト部と、
 少なくとも、前記画像読取部によって読みとられたバーコードチケットの画像データを前記外部装置に出力する登録データ処理部と、を備え、
 前記登録データ処理部は、前記識別部によってバーコードチケットのバーコード情報が所定の要件を満たすと識別できた場合であって、前記搬送部で正常に搬送されて前記集積部に導かれた場合に、前記画像読取部によって読みとられたバーコードチケットの画像データを前記外部装置に出力することを特徴とするバーコードチケット処理装置。
 外部装置にバーコードが印字されたバーコードチケットの情報を出力するバーコードチケット処理方法であって、
 取込部によって、束状で受け付けられたバーコードチケットを1枚ずつ取り込む取込工程と、
 搬送部によって、前記取込部により取り込まれたバーコードチケットを搬送する搬送工程と、
 前記搬送部に設けられた画像読取部によって、バーコードチケットの画像データを読み取る画像データ読取工程と、
 識別部によって、バーコードチケットに印字されたバーコード情報を識別する識別工程と、
 前記識別部によってバーコードチケットのバーコード情報が所定の要件を満たすと識別できた場合であって、前記搬送部で正常に搬送されて前記集積部に導かれた場合に、少なくとも、前記画像読取部によって読みとられたバーコードチケットの画像データを前記外部装置に出力する登録データ出力工程と、
 を備えたことを特徴とするバーコードチケット処理方法。
Description:
バーコードチケット処理装置、 ーコードチケット管理システムおよびバー ードチケット処理方法

 本発明は、束状で受け付けたバーコード ケットを一枚ずつ取り込み、当該バーコー チケットの画像データを作成して外部装置 出力するバーコードチケット処理装置およ バーコードチケット処理方法、並びに、当 バーコードチケット処理装置を含むバーコ ドチケット管理システムに関連している。

 近年、カジノでは、遊技サービスを提供 る装置(例えば、スロットマシン)に紙幣ま はバーコードチケットを取り込む装置が併 されている。取り込まれた紙幣は、紙幣処 装置を用いて精算作業が行われ、他方、取 込まれたバーコードチケットは、その画像 ータが読み取られ保存される。そして、こ ようなバーコードチケットの画像情報を読 取る方法としては、一般的なスキャナが用 られている。

 しかしながら、このようなスキャナにお ては、バーコードチケットの画像情報の内 を検知することなく、画像データを読み取 。このため、例えばバーコードチケットと 異なる別の紙葉類が紛れ込んでいたとして 、そのまま当該紙葉類の画像データを読み んでしまう。また、例えばスキャナでバー ードチケットを送る際に二枚のバーコード ケットが重なってしまった場合には、表面 に位置するバーコードチケットの画像デー を読み取ることはできても、裏面側に位置 るバーコードチケットの画像を読み取るこ はできない。さらに、バーコードチケット 汚れていてバーコード情報が読み取れない 合であっても、そのまま当該バーコードチ ットの画像データを読み込んでしまうこと ある。

 この点、オペレータが、スキャナを通過 たバーコードチケットを調べれば、バーコ ドチケットとは異なる別の紙葉類が紛れ込 でいるかを確認することができる。また、 ペレータが、スキャナを通過したバーコー チケットと上位システムのデータベースと 照合すれば、読み取れなかったバーコード ケットが存在するか、また、バーコードチ ットのバーコード情報が読み取れる状態で 像データが保存されているかを確認するこ はできる。しかしながら、このような確認 業をオペレータが行うには、非常に手間が かる。

 また、このようなスキャナにおいては、 ーコードチケットの画像データを読み取る とはできるものの、バーコードチケットに 字されたバーコード情報を読み取ることが きない。このため、バーコードチケットが ックヤードに確実に回収されているかを、 ーコード情報を上位システムのデータベー と照合して確認するために、バーコードス ャナなどの別の装置が必要となる。

 ところで、混在状態にある紙幣やバーコ ドチケットの束を紙幣およびバーコードチ ットにそれぞれ分類して集積するとともに バーコードチケットの画像データを取得し 取得した画像データを記憶し保存する紙葉 処理装置が知られている(CASHSCAN社のカタロ (http://www.cashscan.com/sorter.html)参照)。しかし がら、この紙葉類処理装置では、画像デー を紙葉類処理装置自体に記憶し保存するた 、装置の大きさが大きくなってしまい、か 、その製造コストも高くなってしまってい 。

 本発明は、このような点を考慮してなさ たものであり、記憶すべき必要なバーコー チケットの画像データのみを漏れなく外部 置に記憶させることができ、かつ、大きさ 小さく低コストで製造することができるバ コードチケット処理装置、および、当該バ コードチケット処理装置を有するバーコー チケット管理システムを提供することがで る。また、このようなバーコードチケット 理装置を用いたバーコードチケット処理方 も提供することができる。

 本発明によるバーコードチケット処理装置 、
 外部装置にバーコードが印字されたバーコ ドチケットの情報を出力するバーコードチ ット処理装置であって、
 束状で受け付けられたバーコードチケット 1枚ずつ取り込む取込部と、
 前記取込部によって取り込まれたバーコー チケットを搬送する搬送部と、
 前記搬送部に設けられ、バーコードチケッ の画像データを読み取る画像読取部と、
 バーコードチケットに印字されたバーコー 情報を識別する識別部と、
 正常時に、搬送部によってバーコードチケ トが導かれて集積される集積部と、
 異常時に、搬送部によってバーコードチケ トが導かれるリジェクト部と、
 少なくとも、前記画像読取部によって読み られたバーコードチケットの画像データと 当該画像データに対応して付された画像識 IDと、を前記外部装置に出力する登録デー 処理部と、
 前記リジェクト部に導かれたバーコードチ ットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応す る画像データを消去するよう指示する信号、 または、前記集積部に導かれたバーコードチ ケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応 る画像データのみを残すよう指示する信号 少なくともいずれか一方を、前記外部装置 出力する修正データ処理部と、
 を備えている。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、前記登録データ処理部は、前記 別部によってバーコードチケットのバーコ ド情報が所定の要件を満たすと識別できた 合に、前記画像読取部によって読みとられ 当該バーコードチケットの画像データと、 該画像データに対応して付された画像識別I Dとを、前記外部装置に出力し、前記修正デ タ処理部は、前記搬送部での搬送異常に基 き前記リジェクト部に導かれたバーコード ケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応 る画像データを消去するよう指示する信号 または、前記搬送部で正常に搬送されて前 集積部に導かれたバーコードチケットの画 識別IDと当該画像識別IDに対応する画像デー タのみを残すよう指示する信号の少なくとも いずれか一方を、前記外部装置に出力するこ とが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、前記登録データ処理部は、前記 像読取部によって読みとられたバーコード ケットの画像データと、当該画像データに 応して付された画像識別IDとを、前記外部 置に出力し、前記修正データ処理部は、前 識別部での識別異常または前記搬送部での 送異常に基づき前記リジェクト部に導かれ バーコードチケットの画像識別IDと当該画像 識別IDに対応する画像データを消去するよう 示する信号、または、前記搬送部で正常に 送されて前記集積部に導かれたバーコード ケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応 する画像データのみを残すよう指示する信号 の少なくともいずれか一方を、前記外部装置 に出力することが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、前記集積部に、集積部内に搬送 れたバーコードチケットを計数するカウン が設けられ、前記修正データ処理部は、当 カウンタからの情報に基づいて、集積部内 集積されたバーコードチケットの総数を前 外部装置に出力することが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、前記識別部は、前記画像読取部 よって読みとられた画像データに基づいて バーコードチケットに印字されたバーコー 情報を識別することが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、前記画像読取部は前記識別部を 成し、当該画像読取部は、バーコードチケ トの画像データを読み取ることによって、 ーコードチケットに印字されたバーコード 報を識別することが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、前記登録データ処理部と前記修 データ処理部とは、別体を構成することが ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、前記登録データ処理部は、第一 信媒体を介して、前記外部装置にデータを 信し、前記修正データ処理部は、第二通信 体を介して、前記外部装置にデータを送信 ることが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、前記第一通信媒体の通信容量は 前記第二通信媒体の通信容量よりも大きい とが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、取込部は、バーコードチケット 500枚/分以上の速度で取り込むことが好まし い。

 本発明によるバーコードチケット処理装 において、取込部は、バーコードチケット 600枚/分以上の速度で取り込むことが好まし い。

 本発明のバーコードチケット管理システム 、
 外部装置と、当該外部装置にバーコードが 字されたバーコードチケットの情報を出力 るバーコードチケット処理装置と、を備え バーコードチケット管理システムであって
 当該バーコードチケット処理装置は、
  束状で受け付けられたバーコードチケッ を1枚ずつ取り込む取込部と、
  前記取込部によって取り込まれたバーコ ドチケットを搬送する搬送部と、
  前記搬送部に設けられ、バーコードチケ トの画像データを読み取る画像読取部と、
  バーコードチケットに印字されたバーコ ド情報を識別する識別部と、
  正常時に、搬送部によってバーコードチ ットが導かれて集積される集積部と、
  異常時に、搬送部によってバーコードチ ットが導かれるリジェクト部と、
  少なくとも、前記画像読取部によって読 とられたバーコードチケットの画像データ 、当該画像データに対応して付された画像 別IDと、を前記外部装置に出力する登録デー タ処理部と、
  前記リジェクト部に導かれたバーコード ケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応 る画像データを消去するよう指示する信号 または、前記集積部に導かれたバーコード ケットの画像識別IDと当該画像識別IDに対応 する画像データのみを残すよう指示する信号 の少なくともいずれか一方を、前記外部装置 に出力する修正データ処理部と、を有し、
 前記外部装置は、前記バーコードチケット 理装置から出力された、前記画像データと 該画像データに対応して付された画像識別I Dとを記憶する記憶部を有し、
 当該外部装置は、前記修正データ処理部か 出力された、前記リジェクト部に導かれた ーコードチケットの画像識別IDと当該画像 別IDに対応する画像データを消去するよう指 示する信号、または、前記集積部に導かれた バーコードチケットの画像識別IDと当該画像 別IDに対応する画像データのみを残すよう 示する信号の少なくともいずれか一方に基 いて、前記記憶部に記憶された前記画像デ タを消去する。

 本発明によるバーコードチケット管理シ テムにおいて、前記集積部に、集積部内に 送されたバーコードチケットを計数するカ ンタが設けられ、前記修正データ処理部は 当該カウンタからの情報に基づいて、集積 内に集積されたバーコードチケットの総数 前記外部装置に出力し、当該外部装置は、 記記憶部に記憶された画像データの総数と 前記修正データ処理部から出力された集積 内に集積されたバーコードチケットの総数 を比較して検証することが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理方法 、
 外部装置にバーコードが印字されたバーコ ドチケットの情報を出力するバーコードチ ット処理方法であって、
 取込部によって、束状で受け付けられたバ コードチケットを1枚ずつ取り込む取込工程 と、
 搬送部によって、前記取込部により取り込 れたバーコードチケットを搬送する搬送工 と、
 前記搬送部に設けられた画像読取部によっ 、バーコードチケットの画像データを読み る画像データ読取工程と、
 識別部によって、バーコードチケットに印 されたバーコード情報を識別する識別工程 、
 少なくとも、前記画像読取部によって読み られたバーコードチケットの画像データと 当該画像データに対応して付された画像識 IDと、を前記外部装置に出力する登録デー 出力工程と、
 異常時にバーコードチケットが導かれるリ ェクト部に導かれたバーコードチケットの 像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像デ ータを消去するよう指示する信号、または、 正常時にバーコードチケットが導かれて集積 される集積部に導かれたバーコードチケット の画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画 データのみを残すよう指示する信号の少な ともいずれか一方を、前記外部装置に出力 る修正データ出力工程と、
 を備えている。

 本発明によるバーコードチケット処理方 において、前記登録データ出力工程におい 出力された前記バーコードチケットの画像 ータと当該画像データに対応して付された 像識別IDとを、前記外部装置に記憶させる 録データ記憶工程と、前記修正データ出力 程において出力された、前記リジェクト部 導かれたバーコードチケットの画像識別IDと 当該画像識別IDに対応する画像データを消去 るよう指示する信号、または、前記集積部 導かれたバーコードチケットの画像識別ID 当該画像識別IDに対応する画像データのみを 残すよう指示する信号の少なくともいずれか 一方に基づいて、前記登録データ記憶工程で 記憶された画像データが消去されるデータ修 正工程と、をさらに備えたことが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理方 において、集積部内に搬送されたバーコー チケットを計数する計数工程と、前記計数 程によって計数されたバーコードチケット 総数を前記外部装置に出力する計数出力工 と、当該計数出力工程によって出力された ーコードチケットの総数と、前記外部装置 記憶されている画像データの総数と、を比 して検証する検証工程と、をさらに備えた とが好ましい。

 本発明によるバーコードチケット処理装置 、
 外部装置にバーコードが印字されたバーコ ドチケットの情報を出力するバーコードチ ット処理装置であって、
 束状で受け付けられたバーコードチケット 1枚ずつ取り込む取込部と、
 前記取込部によって取り込まれたバーコー チケットを搬送する搬送部と、
 前記搬送部に設けられ、バーコードチケッ の画像データを読み取る画像読取部と、
 バーコードチケットに印字されたバーコー 情報を識別する識別部と、
 正常時に、搬送部によってバーコードチケ トが導かれて集積される集積部と、
 異常時に、搬送部によってバーコードチケ トが導かれるリジェクト部と、
 少なくとも、前記画像読取部によって読み られたバーコードチケットの画像データを 記外部装置に出力する登録データ処理部と を備え、
 前記登録データ処理部は、前記識別部によ てバーコードチケットのバーコード情報が 定の要件を満たすと識別できた場合であっ 、前記搬送部で正常に搬送されて前記集積 に導かれた場合に、前記画像読取部によっ 読みとられたバーコードチケットの画像デ タを前記外部装置に出力する。

 本発明によるバーコードチケット処理方法 、
 外部装置にバーコードが印字されたバーコ ドチケットの情報を出力するバーコードチ ット処理方法であって、
 取込部によって、束状で受け付けられたバ コードチケットを1枚ずつ取り込む取込工程 と、
 搬送部によって、前記取込部により取り込 れたバーコードチケットを搬送する搬送工 と、
 前記搬送部に設けられた画像読取部によっ 、バーコードチケットの画像データを読み る画像データ読取工程と、
 識別部によって、バーコードチケットに印 されたバーコード情報を識別する識別工程 、
 前記識別部によってバーコードチケットの ーコード情報が所定の要件を満たすと識別 きた場合であって、前記搬送部で正常に搬 されて前記集積部に導かれた場合に、少な とも、前記画像読取部によって読みとられ バーコードチケットの画像データを前記外 装置に出力する登録データ出力工程と、
 を備えている。

図1は、本発明の第1の実施の形態によ バーコードチケット管理システムを示す構 図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態によ バーコードチケット管理システムにおける 号の流れを示す概略図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態によ バーコードチケット処理方法を示すフロー である。 図4は、本発明の第1の実施の形態によ バーコードチケット管理システムの外部装 で記憶されているデータを示した概略図で る。

第1の実施の形態
 以下、本発明に係るバーコードチケット処 装置1、バーコードチケット管理システムお よびバーコードチケット処理方法の第1の実 の形態について、図面を参照して説明する ここで、図1乃至図3は本発明の第1の実施の 態を示す図である。

 図1に示すように、バーコードチケット管 理システムは、外部装置50と、当該外部装置5 0にバーコードが印字されたバーコードチケ トの情報を出力するバーコードチケット処 装置1と、を備えている。

 バーコードチケット処理装置1は、図1に すように、筐体31と、束状で受け付けられた バーコードチケットを1枚ずつ筐体31内に取り 込む取込部2と、取込部2によって取り込まれ バーコードチケットの搬送状態を検出する 送状態検出部3と、取込部2によって取り込 れたバーコードチケットを搬送する搬送部4 、搬送部4を挟むようにして設けられ、バー コードチケットの画像データを読み取る一対 のラインセンサ(画像読取部)15と、正常時に 搬送部4によってバーコードチケットが導か て集積される集積部7と、異常時に、搬送部 4によってバーコードチケットが導かれるリ ェクト部9と、を備えている。

 ここで言う異常とは、識別異常および搬 異常を意味している。そして、識別異常と 、後述する識別CPU(識別部)11によってバーコ ード情報を識別したときに、当該バーコード 情報が所定の要件を満たすと識別できなかっ たときのことを意味し、より具体的には、識 別CPU11によって識別されたバーコード情報が バーコードチケット処理装置1に予め記録さ れた情報と一致しなかったときのことを意味 している。ところで、このようにバーコード チケット処理装置1に予め記憶されている情 は、適宜変更されることができ、例えば、 理するバーコードチケットの種類が変わっ 場合などには変更される。

 このように識別CPU11によって識別された ーコード情報が予め記録された情報と一致 ない原因としては、バーコードチケットが れておりバーコード情報が読めとれない場 や、バーコード情報から読み取られる数値 桁数が予め記憶されている数値の桁数と異 っている場合や、ラインセンサ15の異常によ りバーコードチケットが正常にスキャンされ ない場合や、搬送中の異常によりバーコード チケットがラインセンサ15によって正常にス ャンされない場合や、バーコード情報から み取られたデータがチェックデジットの検 により正常なデータでないと判断された場 などが挙げられる。

 また、搬送異常とは、搬送部4によってバ ーコードチケットを搬送する際の異常を意味 している。このような搬送異常としては、例 えば、バーコードチケットが斜めに搬送され ている場合(斜行)や、複数のバーコードチケ トが重なって搬送されている場合(重送)や 複数のバーコードチケットが所定の間隔を てないで搬送されている場合(連鎖)などが挙 げられる。

 また、図1に示すように、集積部7は、第 スタッカ7aと第二スタッカ7bとからなってい 。また、搬送部4は、バーコードチケットを 案内する搬送路4aと、バーコードチケットに 動力を付与する搬送ローラ(図示せず)とを している。また、搬送路4aには、バーコード チケットの案内される先(第一スタッカ7a、第 二スタッカ7bまたはリジェクト部9)を切り換 る分岐爪5a,5bが設けられている。また、搬送 部4の所定の箇所には、バーコードチケット 搬送状態を検出するセンサ(図示せず)が設け られている。

 また、図2に示すように、ラインセンサ15 は、バーコードチケットに印字されたバー ード情報(例えば、バリデーションナンバー (VN)など)を識別する識別CPU11が接続されてい 。また、この識別CPU11には、搬送ローラやセ ンサや分岐爪5a,5bなどに接続されてこれらの 材の駆動を制御する制御CPU13と、ラインセ サ15によって読み取られた画像データを識別 CPU11を介して受け取るバーコードCPU12とが接 されている。

 このうち、バーコードCPU12は登録データ 理部を構成している。すなわち、バーコー CPU12は、識別CPU11によってバーコードチケッ のバーコード情報が所定の要件を満たすと 別できた場合に、当該バーコードチケット バーコード情報と、ラインセンサ15によっ 読みとられた当該バーコードチケットの画 データと、当該画像データに対応して付し 画像識別IDとを、外部装置50に出力する。

 また、制御CPU13は修正データ処理部を構 している。すなわち、制御CPU13は、搬送部4 正常に搬送されて集積部7に導かれたバーコ ドチケットの画像識別IDと、当該画像識別ID に対応する画像データのみを残すよう指示す る信号とを、外部装置50に出力する。

 また、図1に示すように、集積部7には、 積部7内に搬送されたバーコードチケットを 数するカウンタ6が設けられている。より具 体的には、第一スタッカ7aには、第一スタッ 7a内に搬送されたバーコードチケットを計 する第一カウンタ6aが設けられ、第二スタッ カ7bには、第二スタッカ7b内に搬送されたバ コードチケットを計数する第二カウンタ6bが 設けられている。ここで、制御CPU13は、これ 第一カウンタ6aおよび第二カウンタ6bからの 情報に基づいて、第一スタッカ7aおよび第二 タッカ7b内に集積されたバーコードチケッ の総数を外部装置50に出力する。

 また、識別CPU11はOCR(Optical Character Reader) しての機能を有しており、ラインセンサ15 よって読みとられた画像データに基づいて バーコードチケットに印字されたバーコー 情報を識別する。なお、画像読取部が識別 を構成するようにしてもよく、この場合に 、画像読取部(識別部)は、バーコードチケッ トの画像データを読み取るとともに、このよ うにして読み取った画像データに基づいて、 バーコードチケットに印字されたバーコード 情報を識別することとなる。

 また、バーコードCPU12は、通信容量が比 的大きなUSBなどの第一通信媒体22を介して、 外部装置50に接続されている。他方、制御CPU1 3は、通信容量が比較的小さな第二通信媒体23 を介して、外部装置50に接続されている。と ろで、このような第二通信媒体23としては 例えばRS-232Cなどを用いることができる。

 また、図2に示すように、外部装置50は、 ーコードCPU12から出力された画像データと 当該画像データに対応して付された画像識 IDとを、制御部52を介して受信し記憶する記 部51を有している。なお、この記憶部51は、 制御CPU13から出力された集積部7内に集積され たバーコードチケットの総数も、制御部52を して受信して記憶する。

 また、この制御部52は、制御CPU13から出力 された集積部7に導かれたバーコードチケッ の画像識別IDと、当該画像識別IDに対応する 像データのみを残すよう指示する信号に基 いて、記憶部51に記憶された画像データを 去するように構成されている。

 また、制御部52は、ラインセンサ15によっ て読み取られて記憶部51に記憶された画像デ タの総数と、カウンタ6によって読み取られ て制御CPU13を介して出力された集積部7内に集 積されたバーコードチケットの総数と、を比 較して検証するようにも構成されている。

 また、図1に示すように、筐体31には、オ レータから手入力を受け付けるための複数 入力キーを有する入力部32と、所定の画像 表示するための2個の液晶ディスプレイから る表示部33が設けられている。

 なお、図1に示す取込部2は、バーコード ケットを500枚/分以上の速度で取り込むこと 好ましく、バーコードチケットを600枚/分以 上の速度で取り込むことがさらに好ましい。

 次に、このような構成からなる本実施の 態の作用について述べる。

 まず、束状で受け付けられたバーコード ケットが、取込部2によって筐体31内に1枚ず つ取り込まれる(取込工程81)(図1および図3参 )。

 次に、取込部2により取り込まれたバーコ ードチケットが、搬送ローラによって駆動力 を受けつつ搬送路4aに沿って搬送される(搬送 工程)(図1参照)。以下の一連の工程は、バー ードチケットがこのように搬送されている に行われる。

 次に、搬送状態検出部3によって、搬送路 4aに沿って搬送されるバーコードチケットの 送状態が検出される(搬送状態検出工程82)。 このとき、バーコードチケットが斜めに搬送 されている状態(斜行状態)や、複数のバーコ ドチケットが重なって搬送されている状態( 重送状態)や、複数のバーコードチケットが 定の間隔を隔てないで搬送されている状態( 鎖状態)などの搬送異常が検知される(図1お び図3参照)。

 次に、搬送部4に設けられたラインセンサ 15によって、バーコードチケットの画像デー が読み取られる(画像データ読取工程83)(図1 図2および図3参照)。

 次に、識別CPU11によって、バーコードチ ットに印字されたバーコード情報が、所定 要件を満たすか識別される(識別工程84)(図2 よび図3参照)。具体的には、まず、識別CPU11 ラインセンサ15で読みとられたバーコード ケットの画像データが受け取られる。そし 、この識別CPU11のOCR機能によって、バーコー ドチケットに印字されたバーコード情報に関 する画像データがテキストデータに変換され 、当該テキストデータが所定の要件を満たす か識別される。

 ここで、識別CPU11によりバーコードチケ トのバーコード情報が所定の要件を満たす 識別された場合には、バーコードCPU12によっ て、バーコードチケットのバーコード情報と 、ラインセンサ15によって読みとられた当該 ーコードチケットの画像データと、当該画 データに対応して付された画像識別IDとが 外部装置50に出力される(登録データ出力工 85)(図2および図3参照)。

 他方、識別CPU11によりバーコードチケッ のバーコード情報が所定の要件を満たすと 別されなかった場合には、当該バーコード ケットはリジェクト部9へと案内される。こ 場合には、バーコードチケットの画像デー は、外部装置50に出力されない(図1参照)。

 このように識別CPU11によりバーコードチ ットのバーコード情報が所定の要件を満た と識別された場合にのみ、バーコードチケ トの画像データが外部装置50に出力されるの で、例えば、バーコードチケットとは異なる 別の紙葉類が紛れ込んでいた場合であっても 、このような紙葉類の画像データは外部装置 50に送られることはない。また、例えば、バ コードチケットが汚れていてバーコード情 が読み取れない場合であっても、このよう バーコードチケットの画像データも外部装 50に送られることはない。これらのことよ 、不必要な画像データが外部装置50の記憶部 51に出力されて記憶されることを防止するこ ができる。

 このようにバーコードチケットの画像デ タが外部装置50に出力されているときに、 れらバーコード情報、画像データおよび画 識別IDは、通信容量が比較的大きなUSBなどの 第一通信媒体22を介して外部装置50へと送信 れる(図2参照)。このため、容量の大きな画 データを含んでいても、スムーズに外部装 50へ送信することができる。

 次に、登録データ出力工程85において出 されたバーコード情報、画像データおよび 該画像データに対応して付された画像識別ID が、外部装置50の記憶部51によって記憶され (登録データ記憶工程86)(図2および図3参照)。

 このとき、図4(a)に示すように、各バーコ ードチケットに対するバーコード情報(図4(a) はバリデーションナンバー(VN))、画像デー および当該画像データに対応して付された 像識別IDが、互いに関連づけられたデータ( ータセット)として記憶される。そして、こ ようなデータセットの個数が制御部52によ 計数されることによって、登録データ出力 程85で出力された画像データの総数を計数す ることができる(第一計数工程87)(図3参照)。

 上述のように、識別CPU11によりバーコー チケットのバーコード情報が所定の要件を たすと識別された場合には、正常な状態で るとして、当該バーコードチケットは第一 タッカ7aまたは第二スタッカ7bへ案内される このとき、第一スタッカ7a内に搬送された ーコードチケットの数が第一カウンタ6aによ って計数され、第二スタッカ7b内に搬送され バーコードチケットの数が第二カウンタ6b よって計数される(第二計数工程89)(図1およ 図3参照)。

 なお、バーコードチケットが、第一スタ カ7aに送られるか第二スタッカ7bに送られる かは、例えば、第一スタッカ7aまたは第二ス ッカ7bに所定の枚数のバーコードチケット 収容されたかによって決められる。具体的 は、まず、第一スタッカ7aにバーコードチケ ットが集積され、所定の枚数(例えば、100枚) バーコードチケットが第一スタッカ7a内に 積されると、次に、第二スタッカ7bにバーコ ードチケットが集積され始める。

 このようにして、束状で受け付けられた ーコードチケットの全てが、集積部7とリジ ェクト部9へと振り分けられた後、正常であ として集積部7へ導かれたバーコードチケッ の画像識別IDと、当該画像識別IDに対応する 画像データのみを残すよう指示する信号とが 、制御CPU13から第一通信媒体23を介して外部 置50に出力される(修正データ出力工程91)(図2 および図3参照)。

 このとき、第二計数工程89によって計数 れた第一スタッカ7aおよび第二スタッカ7b内 集積されたバーコードチケットの総数も、 御CPU13から第一通信媒体23を介して外部装置 50に出力される(第二計数出力工程92)(図2およ 図3参照)。

 次に、修正データ出力工程91において出 された集積部7に導かれたバーコードチケッ の画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画 像データのみを残すよう指示する信号に基づ いて、制御部52によって、登録データ記憶工 86で記憶部51に記憶された画像データが消去 される(データ修正工程95)(図2および図3参照) このように、画像データが記憶部51から消 されると、当該画像データのバーコード情 (VN)も消去される。

 このため、必要なバーコードチケットの 像データのみを、外部装置50の記憶部51に記 憶させることができる。

 例えば、バーコードチケットを送る際に 枚のバーコードチケットが重なってしまっ いる場合(重送)を考えると、二枚に重なっ バーコードチケットの表側のバーコードチ ットの画像データは記憶部51に記憶されてい るものの、当該二枚に重なったバーコードチ ケットは、搬送異常として集積部7へは導か ずにリジェクト部9に案内される。そして、 部装置50の制御部52は、修正データ出力工程 91における制御CPU13からの指示に基づいて、 のバーコードチケットの画像データを記憶 51から消去する(なお、図4(b)では、識別ID51,53 の画像データが記憶部51から消去される例を している)。このため、集積部7へ集積され いないバーコードチケットの画像データ(図4 (b)では、識別ID51,53の画像データ)を記憶部51 ら消去することができ、必要なバーコード ケットの画像データのみを外部装置50の記憶 部51に記憶させることができる。

 なお、搬送異常としてリジェクト部9へと 案内されたバーコードチケットは、再度、取 込部2に載置され、上述した一連の工程が行 れることとなる。このため、必要なバーコ ドチケットの画像データを、漏れなく外部 置50の記憶部51に記憶させることもできる。

 また、バーコードチケットの画像データ 記憶は、バーコードチケット処理装置1とは 別体の外部装置50によって行われる。このた 、バーコードチケット処理装置1の大きさを 小さくするとともに、その製造コストを低く 抑えることができる。

 また、本実施の形態によれば、集積部7に 導かれたバーコードチケットの画像識別IDと 当該画像識別IDに対応する画像データのみ 残すよう指示する信号に基づいて、記憶部51 に記憶された画像データおよび画像識別IDが 正されるので、例えば、バーコードチケッ が搬送路4aの途中で詰まってしまい、オペ ータが手作業で搬送路4aから当該バーコード チケットを取り除いた場合であっても、第一 スタッカ7aおよび第二スタッカ7bに集積され いるバーコードチケットと、記憶部51に記憶 されているバーコードチケットとの整合性を より確実に保つことができる。

 すなわち、オペレータが手作業で搬送路4 aからバーコードチケットを取り除いた場合 は、集積部7に集積されていないにもかかわ ず、当該バーコードチケットの画像データ 外部装置50の記憶部51に記憶されていること となる。この点、本実施の形態では、集積部 7に導かれたバーコードチケットの画像識別ID と、当該画像識別IDに対応する画像データの を残すよう指示する信号に基づいて、記憶 51に記憶された画像データが修正されるの 、集積部7に集積されていない画像データを 憶部51から消去することができる。このた 、第一スタッカ7aおよび第二スタッカ7bに集 されているバーコードチケットと、記憶部5 1に記憶されているバーコードチケットとの 合性をより確実に保つことができるのであ 。

 上述のように、記憶部51に記憶された画 データが修正されている間、外部装置50の制 御部52によって、第二計数出力工程92で出力 れた第一スタッカ7aおよび第二スタッカ7b内 集積されたバーコードチケットの総数と、 部装置50の記憶部51に記憶された画像データ の総数(第一計数工程87で計数された画像デー タの総数)とが比較されて検証される(検証工 96)。

 このように、実際に集積部7内に集積され たバーコードチケットの総数と、記憶部51に 憶された画像データの総数とが比較され検 されるので、実際に集積部7内に集積された バーコードチケットと記憶部51に記憶された 像データとの整合性をさらに高めることが きる。

 上述のように、本実施の形態によれば、 必要な画像データが外部装置50の記憶部51に 記憶されることを防止すること、および、必 要なバーコードチケットの画像データが外部 装置50の記憶部51に記憶されないことを防止 ることの両方を、自動的に行うことができ 。このため、オペレータが手間をかけるこ なく容易に、必要なバーコードチケットの 像データのみを外部装置50に記憶させること ができる。

 なお、このようにして外部装置50の記憶 51に記憶されたバーコード情報を、制御機構 (図示せず)を用いて、ホストコンピュータな の上位システムのデータベース内に記憶さ たバーコード情報と照合させることもでき 。

 ところで、上記では、束状で受け付けら たバーコードチケットの全てが集積部7とリ ジェクト部9へと振り分けられた後、正常で るとして集積部7へ導かれたバーコードチケ トの画像識別IDと、当該画像識別IDに対応す る画像データのみを残すよう指示する信号と が、制御CPU13から外部装置50に出力される態 を用いて説明した。しかしながら、これに ることなく、正常であるとして集積部7へ導 れたバーコードチケットの画像識別IDと、 該画像識別IDに対応する画像データのみを残 すよう指示する信号とが、随時、制御CPU13か 外部装置50に出力されるようにしてもよい

 なお、上記では、集積部7に導かれたバー コードチケットの画像識別IDと、当該画像識 IDに対応する画像データのみを残すよう指 する信号に基づいて、外部装置50の記憶部51 記憶された画像データが修正される態様を いて説明した。しかしながら、これに限る となく、搬送部4での搬送異常に基づきリジ ェクト部9に導かれたバーコードチケットの 像識別IDと当該画像識別IDに対応する画像デ タを消去するよう指示する信号に基づいて 外部装置50の記憶部51に記憶された画像デー タが修正されるようにしてもよい。

第2の実施の形態
 次に、本発明の第2の実施の形態について説 明する。第1の実施の形態では、バーコードCP U12が、識別CPU11によってバーコードチケット バーコード情報が所定の要件を満たすと識 できた場合にのみ、当該バーコードチケッ のバーコード情報と、当該バーコードチケ トの画像データと、当該画像データに対応 て付された画像識別IDとを外部装置50に出力 する態様を用いて説明したが、その代わりに 、第2の実施の形態では、バーコードCPU12が、 ラインセンサ15によって読みとられたバーコ ドチケットの画像データの全てに対して画 識別IDを付して、外部装置50に出力するよう にしたものである。その他の構成は、図1乃 図4に示す第1の実施の形態と略同一である。

 本実施の形態によれば、バーコードCPU12 よって、ラインセンサ15で読みとられたバー コードチケットの画像データの全てに対して 画像識別IDが付されて、外部装置50に出力さ る。

 そして、第1の実施の形態と同様、集積部 7に導かれたバーコードチケットの画像識別ID と、当該画像識別IDに対応する画像データの を残すよう指示する信号に基づいて、外部 置50の制御部52によって記憶部51に記憶され 画像データが消去される。このため、第1の 実施の形態と同様の効果を奏することができ る。

 すなわち主な点で言えば、まず、不必要 画像データが外部装置50の記憶部51に記憶さ れることを防止することができる。例えば、 バーコードチケットとは異なる別の紙葉類が 紛れ込んでいた場合であっても、このような 紙葉類は識別異常として集積部7へは案内さ ずにリジェクト部9へと案内されるので、こ ような紙葉類の画像データを外部装置50の 憶部51から消去することができ、不必要な画 像データが外部装置50の記憶部51に記憶され ことを防止することができる。また、例え 、バーコードチケットが汚れていてバーコ ド情報が読み取れない場合であっても、同 に、このようなバーコードチケットは識別 常として集積部7へは案内されずにリジェク 部9へと案内されるので、このようなバーコ ードチケットの画像データを外部装置50の記 部51から消去することができ、不必要な画 データが外部装置50の記憶部51に記憶される とを防止することができる。

 また、集積部7へ集積されていないバーコ ードチケットの画像データを記憶部51から消 することができ、必要なバーコードチケッ の画像データのみを外部装置50の記憶部51に 記憶させることができる。例えば、バーコー ドチケットを送る際に二枚のバーコードチケ ットが重なってしまっている場合(重送)を考 ると、二枚に重なったバーコードチケット 表側のバーコードチケットの画像データは 憶部51に記憶されているものの、当該二枚 重なったバーコードチケットは、搬送異常 して集積部7へは導かれずにリジェクト部9に 案内される。そして、外部装置50の制御部52 、修正データ出力工程91における制御CPU13か の指示に基づいて、このバーコードチケッ の画像データを記憶部51から消去する。こ ため、必要なバーコードチケットの画像デ タのみを外部装置50の記憶部51に記憶させる とができる。

 ところで、上記では、集積部7に導かれた バーコードチケットの画像識別IDと、当該画 識別IDに対応する画像データのみを残すよ 指示する信号に基づいて、外部装置50の記憶 部51に記憶された画像データが修正される態 を用いて説明したが、これに限ることなく 識別CPU11で検出された識別異常または搬送 態検出部3で検出された搬送異常に基づき、 ジェクト部9に導かれたバーコードチケット の画像識別IDと当該画像識別IDに対応する画 データを消去するよう指示する信号に基づ て、外部装置50の記憶部51に記憶された画像 ータが修正されるようにしてもよい。

第3の実施の形態
 次に、本発明の第3の実施の形態について説 明する。第1の実施の形態では、バーコードCP U12が、識別CPU11によってバーコードチケット バーコード情報が所定の要件を満たすと識 できた場合にのみ、当該バーコードチケッ のバーコード情報と、当該バーコードチケ トの画像データと、当該画像データに対応 て付された画像識別IDとを外部装置50に出力 する態様を用いて説明したが、その代わりに 、第3の実施の形態では、識別CPU11によってバ ーコードチケットのバーコード情報が所定の 要件を満たすと識別できた場合であって、搬 送部4で正常に搬送されて集積部7に導かれた 合にのみ、バーコードCPU12が、ラインセン 15によって読みとられたバーコードチケット の画像データを外部装置50に出力するように たものである。その他の構成は、図1乃至図 4に示す第1の実施の形態と略同一である。

 本実施の形態によれば、識別CPU11によっ バーコードチケットのバーコード情報が所 の要件を満たすと識別できた場合であって 搬送部4で正常に搬送されて集積部7に導かれ た場合にのみ、バーコードCPU12によって、ラ ンセンサ15で読みとられたバーコードチケ トの画像データが外部装置50に出力される。

 より具体的には、識別CPU11によりバーコ ドチケットのバーコード情報が所定の要件 満たすと識別された場合には、バーコードCP U12によって、バーコードチケットのバーコー ド情報と、当該画像データに対応して付され た画像識別IDとが、生成される。

 そして、束状で受け付けられたバーコー チケットの全てが、集積部7とリジェクト部 9へと振り分けられた後に、正常であるとし 集積部7へ導かれたバーコードチケットの画 識別IDに対応する画像データのみを外部装 50へと送信する旨の信号が、制御CPU13からバ コードCPU12に送られる。

 その後、バーコードCPU12が、制御CPU13から の信号に従って、第二通信媒体22を介して、 応するバーコードチケットのバーコード情 と、当該バーコードチケットの画像データ 、外部装置50へ送信する。

 このため、本実施の形態によっても、第1 の実施の形態と同様の効果を奏することがで き、不必要な画像データが外部装置50の記憶 51に記憶されることを防止することができ 。

 例えば、バーコードチケットとは異なる の紙葉類が紛れ込んでいた場合であっても このような紙葉類は識別異常として集積部7 へは案内されずにリジェクト部9へと案内さ るので、このような紙葉類の画像データが 部装置50の記憶部51に出力されることはなく 不必要な画像データが外部装置50の記憶部51 に記憶されることを防止することができる。 また、例えば、バーコードチケットが汚れて いてバーコード情報が読み取れない場合であ っても、同様に、このようなバーコードチケ ットは識別異常として集積部7へは案内され にリジェクト部9へと案内されるので、この うなバーコードチケットの画像データが外 装置50の記憶部51に出力されることはなく、 不必要な画像データが外部装置50の記憶部51 記憶されることを防止することができる。 らに、バーコードチケットを送る際に二枚 バーコードチケットが重なってしまってい 場合(重送)のような搬送異常の場合でも同様 に、このようなバーコードチケットの画像デ ータが外部装置50の記憶部51に出力されるこ はない。このため、不必要な画像データが 外部装置50の記憶部51に記憶されることを防 することができる。

 ところで、上記では、バーコードCPU12が 制御CPU13からの信号に従って、バーコードチ ケットのバーコード情報と、当該バーコード チケットの画像データを、外部装置50へ送信 る態様を用いて説明したが、これに限るこ なく、バーコードCPU12は、バーコードチケ トのバーコード情報と、当該バーコードチ ットの画像データに加え、画像データに対 して付された画像識別IDも外部装置50へ送信 てもよい。

 また、上記では、正常であるとして集積 7へ導かれたバーコードチケットの画像識別 IDに対応する画像データのみを外部装置50へ 送信する旨の信号が、制御CPU13からバーコー ドCPU12に送られる態様を用いて説明した。し しながら、これに限ることなく、搬送部4で の搬送異常に基づきリジェクト部9に導かれ バーコードチケットの画像識別IDに対応する 画像データ以外の画像データを外部装置50へ 信する旨の信号が、制御CPU13からバーコー CPU12に送られるようにしてもよい。

 なお、上述した各実施の形態において、 ーコードCPU12が、バーコードチケットのバ コード情報(バリデーションナンバー(VN)など )を外部装置50へ送信するとともに、外部装置 50において、当該バーコード情報を管理する 様を用いて説明したが、このようなバーコ ド情報は必須のものではない。

 すなわち、第1の実施の形態および第2の 施の形態では、バーコードCPU12が、画像デー タおよび当該画像データに対応して付された 画像識別IDのみを外部装置50に送信し、外部 置50においては、当該画像データおよび当該 画像データに対応して付された画像識別IDの を管理し、第3の実施の形態では、バーコー ドCPU12が、画像データのみを外部装置50に送 し、外部装置50においては、当該画像データ のみを管理するようにしてもよい。