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Title:
BASE STATION DEVICE, USER DEVICE, AND COMMUNICATION CONTROL METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/099780
Kind Code:
A1
Abstract:
A base station device used in a radio communication system in which a transmission diversity is applied in the uplink includes: reference signal measuring means which measures a reception level of a reference signal; switching cycle deciding means which decides the switching cycle of an antenna for transmitting the reference signal according to the reception level measured by the reference signal measuring means; and report means for reporting the antenna switching cycle decided by the switching cycle decision means.

Inventors:
HIGUCHI KENICHI (JP)
SAWAHASHI MAMORU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/052137
Publication Date:
August 21, 2008
Filing Date:
February 08, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NTT DOCOMO INC (JP)
HIGUCHI KENICHI (JP)
SAWAHASHI MAMORU (JP)
International Classes:
H04B7/08; H04B7/06; H04B7/26; H04B17/24; H04W16/28; H04W24/08; H04W88/02
Domestic Patent References:
WO2006104029A12006-10-05
Foreign References:
JPH01196928A1989-08-08
JP2006279450A2006-10-12
JP2004320528A2004-11-11
JPH07162350A1995-06-23
JP2007034133A2007-02-08
Other References:
NTT DOCOMO: "Performance Evaluation of Closed Loop-Based Antenna Switching Transmit Diversity in E-UTRA Uplink", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #47BIS, vol. R1-070097, 19 January 2007 (2007-01-19), XP050104149
"Physical Layer Aspects for Evolved UTRA", 3GPP TR 25.814 (V7.1.1), September 2006 (2006-09-01)
"Performance Evaluation of Closed Loop-Based ANTENNA Switching Transmit Diversity in E-UTRA Uplinks", 3GPP RL-080097, January 2007 (2007-01-01)
See also references of EP 2129005A4
Attorney, Agent or Firm:
ITOH, Tadahiko (Yebisu Garden Place Tower20-3, Ebisu 4-Chom, Shibuya-Ku Tokyo 32, JP)
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Claims:
 上りリンクにおいて送信ダイバーシチが適用される無線通信システムにおける基地局装置であって:
 ユーザ装置は、複数のアンテナを備え、前記基地局装置により通知されたアンテナの切替え周期にしたがって、前記複数のアンテナを切替えて上りリンクでリファレンスシグナルを送信し、
 前記リファレンスシグナルの受信レベルを測定するリファレンスシグナル測定手段;
 前記リファレンスシグナル測定手段において測定された受信レベルに基づいて、リファレンスシグナルを送信するアンテナの切替え周期を決定する切替え周期決定手段;
 前記切替え周期決定手段において決定されたアンテナの切替え周期を通知する通知手段;
 を備えることを特徴とする基地局装置。
 請求項1に記載の基地局装置において:
 前記リファレンスシグナルの受信レベルとサウンディングリファレンスシグナルを送信するアンテナを切替える周期との関係を示すテーブル;
 を備え、
 前記切替え周期決定手段は、前記テーブルに基づいて、前記リファレンスシグナルを送信するアンテナの切替え周期を決定することを特徴とする基地局装置。
 請求項2に記載の基地局装置において:
 前記テーブルでは、受信レベルが悪くなるにしたがって、前記リファレンスシグナルを送信するアンテナの切替え周期として短い周期が対応付けられることを特徴とする基地局装置。
 請求項2に記載の基地局装置において:
 前記切替え周期決定手段は、予め設定される受信レベル未満となる場合、サウンディングリファレンスシグナルを送信するアンテナを切替える周期を長くする又はアンテナ選択ダイバーシチを停止することを特徴とする基地局装置。
 請求項1に記載の基地局装置において:
 前記リファレンスシグナルの受信レベルに基づいて、フェージング周期を求めるフェージング周期測定手段;
 フェージング周期とサウンディングリファレンスシグナルを送信するアンテナを切替える周期との関係を示すテーブル;
 を備え、
 前記切替え周期決定手段は、前記テーブルに基づいて、前記リファレンスシグナルを送信するアンテナの切替え周期を決定することを特徴とする基地局装置。
 請求項5に記載の基地局装置において:
 前記テーブルでは、フェージング周期短くなるにしたがって、前記リファレンスシグナルを送信するアンテナの切替え周期として短い周期が対応付けられることを特徴とする基地局装置。
 請求項5に記載の基地局装置において:
 前記切替え周期決定手段は、予め設定されるフェージング周期未満となる場合、サウンディングリファレンスシグナルを送信するアンテナを切替える周期を長くする又はアンテナ選択ダイバーシチを停止することを特徴とする基地局装置。
 上りリンクにおいて送信ダイバーシチを適用する無線通信システムにおけるユーザ装置であって:
 上りリンクで送信するリファレンス信号の受信レベルに基づいて、基地局装置において決定されたリファレンスシグナルを送信するアンテナの切替え周期が通知され、
 複数のアンテナ;
 前記アンテナの切替え周期に基づいて、リファレンスシグナルを送信するアンテナを切替えるアンテナ切替え手段;
 を備えることを特徴とするユーザ装置。
 上りリンクにおいて送信ダイバーシチが適用される無線通信システムにおける通信制御方法であって:
 ユーザ装置が基地局装置により通知されたアンテナの切替え周期にしたがって、複数のアンテナを切替えてリファレンスシグナルを送信するリファレンスシグナル送信ステップ;
 前記基地局装置が、前記リファレンスシグナルの受信レベルを測定するリファレンスシグナル測定ステップ;
 前記基地局装置が、前記リファレンスシグナル測定ステップにおいて測定された受信レベルに基づいて、リファレンスシグナルを送信するアンテナの切替え周期を決定する切替え周期決定ステップ;
 前記基地局装置が、前記切替え周期決定ステップにおいて決定されたアンテナの切替え周期を、前記ユーザ装置に通知する通知ステップ;
 を有することを特徴とする送信制御方法。
Description:
基地局装置及びユーザ装置並び 通信制御方法

 本発明は、LTE(Long Term Evolution)システム 関し、特に基地局装置及びユーザ装置並び 通信制御方法に関する。

 W-CDMAやHSDPAの後継となる通信方式、すな ちLTE(Long Term Evolution)システムが、W-CDMAの標 準化団体3GPPにより検討され、無線アクセス 式として、下りリンクについてはOFDM(Orthogona l Frequency Division Multiplexing)、上りリンクに いてはSC-FDMA(Single-Carrier Frequency Division Multi ple Access)が検討されている(例えば、非特許 献1参照)。

 OFDMは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯 域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上に ータを載せて伝送を行う方式であり、サブ ャリアを周波数上に、一部重なりあいなが も互いに干渉することなく密に並べること 、高速伝送を実現し、周波数の利用効率を げることができる。

 SC-FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端 末間で異なる周波数帯域を用いて伝送するこ とで、端末間の干渉を低減することができる 伝送方式である。SC-FDMAでは、送信電力の変 が小さくなる特徴を持つことから、端末の 消費電力化及び広いカバレッジを実現でき 。

 また、LTEシステムでは、送信ダイバーシ を適用することが検討されている。送信ダ バーシチは、高容量及びセル端に位置する ーザ装置(UE: User Equipment)に対する高スルー プット・高カバレッジを実現するために有効 である。

 しかし、LTEシステムでは、ユーザ装置が2 個のRF回路を備えることは必須ではない。し がって、上りリンク、すなわちユーザ装置 ら基地局装置に対して送信ダイバーシチを う場合では、1個のRF回路を使用して送信ダ バーシチを実現する技術が必要である。

 例えば、予め決定された時間で送信アン ナを切り替えて、上りリンクで2本のアンテ ナから交互に送信するTSTD(Time Switched Transmit Diversity)がある。TSTDは、スケジューリングを 適用しないチャネル、例えばランダムアクセ スチャネル(RACH: Random Access CHannel)に対して 効である。

 また、フィードバックを使用して送信する ンテナを決定する閉ループアンテナ選択ダ バーシチ法(Closed Loop(CL)-baed antenna switching transmit diversity(ASTD))がある。この閉ループア ンテナ選択ダイバーシチ法は、スケジューリ ングが適用されるチャネルに対して有効であ る。閉ループアンテナ選択ダイバーシチ法で は、基地局装置(eNB: eNodeB)側で各アンテナか 送信されるリファレンスシグナルの受信品 、例えばCQIが測定され、測定されたリファ ンスシグナルの受信品質に基づいて送信す アンテナが選択され、その結果がアンテナ レクションコマンドによりユーザ装置にフ ードバックされる(例えば、非特許文献2参 )。
3GPP TR 25.814 (V7.1.0), "Physical Layer Aspects  for Evolved UTRA," September 2006 3GPP R1-070097, "Performance Evaluation of Closed  Loop-Based ANTENNA Switching Transmit Diversity in E -UTRA Uplink," January, 2007

 しかしながら、上述した背景技術には以 の問題がある。

 しかし、上述した閉ループアンテナ選択 イバーシチ法は、コンセプトベースであり 具体的な基地局装置およびユーザ装置の構 などについては提案されていない。

 この閉ループアンテナ選択ダイバーシチ を適用する場合には、1つのRF回路をスイッ により切替えることにより2本の送信アンテ ナから送信する必要がある。また、CQIに応じ た閉ループ型アンテナ切替えを行うためには 、ユーザ装置はCQI測定用のパイロット信号を 2つの送信アンテナから定期的に交互に送信 る必要がある。具体的には、ユーザ装置は 送信ダイバーシチを適用するか否かに関わ ず、自ユーザ装置に割り当てられたリソー を使用して、例えば先頭のサブフレームで ウンディングリファレンスシグナル(Sounding  Reference Signal)を送信する必要がある。例えば 、サウンディングリファレンスシグナルを送 信するアンテナは、データ送信に割り当てら れたアンテナに応じて決定される。

 一例として、アンテナ#1とアンテナ#2の2 のアンテナを備えるユーザ装置において、 ータを送信するアンテナとしてアンテナ#1が 選択されている場合について、図1を参照し 説明する。このようなユーザ装置では、例 ばサブフレーム毎にリファレンスシグナル( ウンディングリファレンスシグナル)が送信 されるが、予め決定された所定の周期で、リ ファレンスシグナルを送信するアンテナが切 り替えられる、例えば4サブフレームに1回リ ァレンスシグナルを送信するアンテナが切 替えられる。すなわち、4サブフレームのう ち3サブフレームではデータ送信用に割り当 られたアンテナからサウンディングリファ ンスシグナルが送信され、1サブフレームで データ送信用に割り当てられていないアン ナからサウンディングリファレンスシグナ が送信される。

 サウンディングリファレンスシグナルは データを送信するアンテナとして選択され アンテナにおける周波数スケジューリング 使用される。したがって、データを送信す アンテナとして選択されたアンテナから送 されるサウンディングリファレンスシグナ の送信回数を減少させるとスケジューリン の精度が悪くなる。一方、データを送信す アンテナとして選択されていないアンテナ# 2からのサウンディングリファレンスシグナ の送信回数を減少させるとアンテナの切り え回数が減少し、特にフェージング周期が く、アンテナの切り替えを頻繁に行う必要 ある場合に通信の品質が悪くなる。

 例えば、図2に示すようにフェージング周 期が短い場合には、頻繁に受信品質のよいア ンテナが入れ替わる。時間間隔(1)ではアンテ ナ#1の受信品質がよく、時間間隔(2)ではアン ナ#2の受信品質がよく、時間間隔(3)ではア テナ#1の受信品質がよく、時間間隔(4)ではア ンテナ#2の受信品質がよい。この場合、デー を送信するアンテナとして選択されていな アンテナ#2からのサウンディングリファレ スシグナルの送信回数が減少すると、受信 質がよくない時間間隔でもデータを送信す アンテナとして選択されているアンテナ#1か ら送信され続けられることになるため好まし くない。

 一方、図3に示すようにフェージング周期 が長い場合には、受信品質のよいアンテナが 入れ替わる頻度は少なくなる。時間間隔(1)で はアンテナ#1の受信品質がよく、時間間隔(2) はアンテナ#2の受信品質がよい。この場合 データを送信するアンテナとして選択され いないアンテナ#2からのサウンディングリフ ァレンスシグナルの送信回数が減少しても、 受信品質の変動が小さく、データを送信する アンテナの切替えが生じる回数は少ないため 、問題は少ない。

 本発明は上述した従来技術の問題点を解 するためになされたものであり、その目的 、送信ダイバーシチが適用される移動通信 ステムにおいて、リファレンスシグナルを 信するアンテナを切替える周期を適切に制 できる基地局装置及びユーザ装置並びに通 制御方法を提供することにある。

 上記課題を解決するため、本発明の基地局 置は、
 上りリンクにおいて送信ダイバーシチが適 される無線通信システムにおける基地局装 であって:
 ユーザ装置は、複数のアンテナを備え、前 基地局装置により通知されたアンテナの切 え周期にしたがって、前記複数のアンテナ 切替えて上りリンクでリファレンスシグナ を送信し、
 前記リファレンスシグナルの受信レベルを 定するリファレンスシグナル測定手段;
 前記リファレンスシグナル測定手段におい 測定された受信レベルに基づいて、リファ ンスシグナルを送信するアンテナの切替え 期を決定する切替え周期決定手段;
 前記切替え周期決定手段において決定され アンテナの切替え周期を通知する通知手段;
 を備えることを特徴の1つとする。

 このように構成することにより、ユーザ 置により送信されたリファレンスシグナル 受信レベルに基づいて、リファレンスシグ ルを送信するアンテナの切替え周期を決定 、通知できる。

 本発明のユーザ装置は、
 上りリンクにおいて送信ダイバーシチを適 する無線通信システムにおけるユーザ装置 あって:
 自ユーザ装置が上りリンクで送信するリフ レンス信号の受信レベルに基づいて、基地 装置において決定されたリファレンスシグ ルを送信するアンテナの切替え周期が通知 れ、
 複数のアンテナ;
 前記アンテナの切替え周期に基づいて、リ ァレンスシグナルを送信するアンテナを切 えるアンテナ切替え手段;
 を備えることを特徴の1つとする。

 このように構成することにより、基地局 置において決定されたリファレンスシグナ を送信するアンテナの切替え周期にしたが て、リファレンスシグナルを送信するアン ナを切替える送信ダイバーシチを適用でき 。

 本発明の通信制御方法は、
 上りリンクにおいて送信ダイバーシチが適 される無線通信システムにおける通信制御 法であって:
 前記ユーザ装置が、基地局装置により通知 れたアンテナの切替え周期にしたがって、 数のアンテナを切替えて上りリンクでリフ レンスシグナルを送信するリファレンスシ ナル送信ステップ;
 前記基地局装置が、前記リファレンスシグ ルの受信レベルを測定するリファレンスシ ナル測定ステップ;
 前記基地局装置が、前記リファレンスシグ ル測定ステップにおいて測定された受信レ ルに基づいて、リファレンスシグナルを送 するアンテナの切替え周期を決定する切替 周期決定ステップ;
 前記基地局装置が、前記切替え周期決定ス ップにおいて決定されたアンテナの切替え 期を、前記ユーザ装置に通知する通知ステ プ;
 を有することを特徴の1つとする。

 このようにすることにより、ユーザ装置 より送信されたリファレンスシグナルの受 レベルに基づいて、リファレンスシグナル 送信するアンテナの切替え周期を決定し、 知できる。

 本発明の実施例によれば、送信ダイバー チが適用される移動通信システムにおいて リファレンスシグナルを送信するアンテナ 切替える周期を適切に制御できる基地局装 及びユーザ装置並びに通信制御方法を実現 きる。

閉ループアンテナ選択ダイバーシチ法 示す説明図である。 フェージングの変動を示す説明図であ 。 フェージングの変動を示す説明図であ 。 本発明の実施例に係る無線通信システ を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るサブフレーム及 TTIを示す説明図である。 本発明の実施例に係るサブフレーム及 TTIを示す説明図である。 本発明の一実施例にかかる基地局装置 示す部分ブロック図である。 フェージング周期とサウンディングリ ァレンスシグナルを送信するアンテナを切 える周期との関係を示すテーブルである。 本発明の一実施例にかかるユーザ装置 示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例にかかるリファレン スシグナルの送信方法を示す説明図である。 本発明の一実施例にかかる基地局装置 の動作を示すフロー図である。 リファレンスシグナルの受信強度とサ ウンディングリファレンスシグナルを送信す るアンテナを切替える周期との関係を示すテ ーブルである。 本発明の一実施例にかかる基地局装置 の動作を示すフロー図である。

符号の説明

50 セル
100 1 、100 2 、100 3 、100 n  ユーザ装置
102 SC-FDMA変調部
104 RF送信回路
106 パワーアンプ(PA: Power Amplifier)
108 送信アンテナ切替部
110、112 アンテナ
200 基地局装置
202 送受信アンテナ
204 送受共用部
206 受信RF部
208 リファレンスシグナル測定部
210 送信アンテナ切替周期決定部
212 記憶部
214 送信RF部
300 アクセスゲートウェイ装置
400 コアネットワーク
1000 無線通信システム

 次に、本発明を実施するための最良の形態 、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ 明する。
 尚、実施例を説明するための全図において 同一機能を有するものは同一符号を用い、 り返しの説明は省略する。

 本発明の実施例に係る基地局装置が適用 れる無線通信システムについて、図4を参照 して説明する。

 無線通信システム1000は、例えばEvolved UTRA  and UTRAN(別名:LTE(Long Term Evolution),或いは,Super  3G)が適用されるシステムであり、基地局装 (eNB:eNode B)200と複数のユーザ装置(UE:User Equi pment)100 n (100 1 、100 2 、100 3 、・・・100 n 、nはn>0の整数)とを備える。基地局装置200 、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装 300と接続され、アクセスゲートウェイ装置3 00は、コアネットワーク400と接続される。こ で、ユーザ装置100 n はセル50において基地局装置200とEvolved UTRA a nd UTRANにより通信を行う。

 以下、ユーザ装置100 n (100 1 、100 2 、100 3 、・・・100 n )については、同一の構成、機能、状態を有 るので、以下では特段の断りがない限りユ ザ装置100 n として説明を進める。

 無線通信システム1000は、無線アクセス方 式として、下りリンクについてはOFDM(周波数 割多元接続)、上りリンクについてはSC-FDMA( ングルキャリア-周波数分割多元接続)が適 される。上述したように、OFDMは、周波数帯 を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に 割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送 行う方式である。SC-FDMAは、周波数帯域を分 し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用 て伝送することで、端末間の干渉を低減す ことができる伝送方式である。

 ここで、LTEにおける通信チャネルについ 説明する。

 下りリンクについては、各ユーザ装置100 n で共有して使用される下り共有物理チャネル (PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と、LTE用の 下り制御チャネルとが用いられる。下りリン クでは、LTE用の下り制御チャネルにより、下 り共有物理チャネルにマッピングされるユー ザの情報やトランスポートフォーマットの情 報、上り共有物理チャネルにマッピングされ るユーザの情報やトランスポートフォーマッ トの情報、上り共有物理チャネルの送達確認 情報などが通知され、下り共有物理チャネル によりユーザデータが伝送される。

 上りリンクについては、各ユーザ装置100 n で共有して使用される上り共有物理チャネル (PUSCH: Physical Uplink Shared Channel)と、LTE用の り制御チャネルとが用いられる。尚、上り 御チャネルには、上り共有物理チャネルと 間多重されるチャネルと、周波数多重され チャネルの2種類がある。

 上りリンクでは、LTE用の上り制御チャネ により、下りリンクにおける共有物理チャ ルのスケジューリング、適応変復調・符号 (AMC: Adaptive Modulation and Coding)、送信電力 御(TPC: Transmit Power Control)に用いるための下 りリンクの品質情報(CQI: Channel Quality Indicato r)及び下りリンクの共有物理チャネルの送達 認情報(HARQ ACK information)が伝送される。ま 、上り共有物理チャネルによりユーザデー が伝送される。

 上りリンク伝送では、タイムスロットと ての1サブフレーム当たり7個のロングブロ ク(LB: Long Block)を用いることが検討されて る。そして、1TTI(Transmit Time Interval)は、2サ フレームで構成される。すなわち、1TTIは、 図5に示すように、14個のロングブロックによ り構成される。上記14個のロングブロックの の2個のロングブロックには、データ復調用 のリファレンス信号(デモジュレーションリ ァレンスシグナル)(Demodulation Reference Signal) マッピングされる。また、上記14個の内の 上述したDemodulation Reference Signalがマッピン されているロングブロック以外の1つのロン グブロックにおいて、スケジューリングや上 りリンクのAMC、TPCなど上り共有物理チャネル の送信フォーマットの決定に用いられるサウ ンディング用のリファレンス信号(サウンデ ングリファレンスシグナル)(Sounding Reference  Signal)が送信される。

 上記Sounding Reference Signalが送信されるロ グブロックにおいては、符号分割多重(CDM:  Code Division Multiplexing)により複数のユーザ装 からのSounding Reference Signalが多重される。 記Demodulation Reference Signalは、例えば、1TTI の4番目のロングブロックと11番目のロング ロックにマッピングされる。また、上記Sound ing Reference Signalは、例えば、1TTI内の1番目の ロングブロックにマッピングされる。

 あるいは、上りリンクにおける伝送フォ マットとして、各サブフレーム当たり2個の ショートブロック(SB: Short Block)と6個のロン ブロックを用いることも検討されている。 して、1TTIは、2サブフレームで構成される すなわち、1TTIは、図6に示すように、4個の ョートブロックと12個のロングブロックによ り構成される。上記12個のロングブロックの の1個のロングブロックには、Sounding Referenc e Signal)がマッピングされる。上記Sounding Refe rence Signalが送信されるロングブロックにお ては、CDMにより複数のユーザ装置からのSound ing Reference Signalが多重される。

 4個のショートブロックは、Demodulation Refe rence Signalの伝送に使用される。上記Demodulatio n Reference Signalは、例えば、1TTI内の4個のシ ートブロックにマッピングされる。また、 記Sounding Reference Signalは、例えば、1TTI内の1 番目のロングブロックにマッピングされる。

 上りリンクにおいて、各ユーザ装置100 n は、周波数方向はRB(Resource Block: リソースブ ロック)単位、時間方向はTTI単位でデータ送 を行う。LTEにおいては、1RBは180kHzである。

 また、上りリンクにおいて、各ユーザ装置1 00 n は、複数のRBに渡ってSounding Reference Signalを 信する。

 次に、本発明の実施例に係る基地局装置2 00について、図7を参照して説明する。

 本実施例に係る基地局装置200は、ユーザ装 100 n の移動速度に応じて切り替え周期を変更する 。本実施例では、ユーザ装置100 n の移動速度を示す指標としてフェージング周 期を用いる場合について説明するが、他の指 標を用いるようにしてもよい。ユーザ装置100 n の移動速度が速くなるとフェージング変動が 速くなりフェージング周期も短くなるので、 より短い周期でアンテナ選択を行う必要があ る。

 また、本実施例では、閉ループ制御で追従 きないほどユーザ装置100 n が高速に移動する場合にはアンテナ選択周期 を逆に極端に長くするか、閉ループアンテナ 選択ダイバーシチを停止する構成をとる。こ のようにすることにより、無駄なリファレン ス信号の送信を抑えることができる。

 本実施例に係る基地局装置200は、送受信 ンテナ202と、送受共用部204と、受信RF部206 、リファレンスシグナル測定部208と、送信 ンテナ切替周期決定部210と、記憶部212と、 信RF部214とを備える。

 上りリンクによりユーザ装置100 n から送信されるサウンディングリファレンス シグナルは、送受信アンテナ202及び送受共用 部204を介して、受信RF部206において受信され 。

 受信RF部206では、サウンディングリファ ンスシグナルの受信処理が行われ、リファ ンスシグナル測定部208に入力される。

 リファレンスシグナル測定部208は、例え 受信されたサウンディングリファレンスシ ナルに基づいて、その受信レベルを測定し フェージング周期を求める。ここで、フェ ジング周期は、予め決定された所定の観測 間において、サウンディングリファレンス グナルの受信レベルが、予め決定された所 の閾値以上となる回数を算出し、該回数に づいて求められる。例えば、予め決定され 所定の閾値が零である場合には、その零を ロスする回数が求められる。リファレンス グナル測定部208は、測定したフェージング 期を送信アンテナ切替周期決定部210に入力 る。

 送信アンテナ切替周期決定部210は、入力さ たフェージング周期に基づいて、記憶部212 記憶されたフェージング周期とサウンディ グリファレンスシグナルを送信するアンテ を切替える周期との対応を示すテーブルを 照して、リファレンスシグナルを送信する ンテナを切替える周期を決定する。送信ア テナ切替周期決定部210は、決定されたリフ レンスシグナルを送信するアンテナを切替 る周期を、送信RF部214に入力する。送信RF部 214は、入力されたリファレンスシグナルを送 信するアンテナを切替える周期を、送受共用 部204を介して送信する。例えば、送信RF部214 、下りチャネル、例えば、下りL1/L2制御チ ネル又は専用の制御チャネルを使用してユ ザ装置100 n に通知する。

 記憶部212には、図8に示すように、フェー ジング周期とサウンディングリファレンスシ グナルを送信するアンテナを切替える周期と の対応を示すテーブルが記憶される。このテ ーブルでは、移動速度が速いほど、すなわち フェージング周期が短いほど、送信間隔が短 くなるように作成される。

 また、移動速度が予め定めた値、例えば 該閉ループ制御による追従ができなくなる 度よりも速くなったとき、サウンディング ファレンスシグナルを送信するアンテナを 替える周期を長くする。又は、アンテナ選 ダイバーシチを停止するようにしてもよい 例えば、当該閉ループ制御による追従がで なくなる速度に対応するフェージング周期 満、例えばフェージング周期が2サブフレー ム未満となった場合にはサウンディングリフ ァレンスシグナルを送信するアンテナを切替 える周期を長くするか又はアンテナ選択ダイ バーシチを停止する。

 次に、本発明の実施例に係るユーザ装置1 00について、図9を参照して説明する。

 本実施例に係るユーザ装置100は、SC-FDMA変 調部102と、RF送信回路104と、パワーアンプ(PA: Power Amplifier)106と、送信アンテナ切替部108と アンテナ110と、アンテナ112とを備える。送 アンテナ切替部108には、基地局装置200によ 送信されたリファレンスシグナルを送信す アンテナを切替える周期(リファレンスシグ ナル切替え周期)が入力される。

 ベースバンド処理されたサウンディング ファレンスシグナルは、SC-FDMA変調部102に入 力され、SC-FDMA方式の変調処理が行われ、RF送 信回路104に入力される。

 RF送信回路104は、変調処理が行われたサ ンディングリファレンスシグナルを、設定 れた上りリンクの送信周波数帯に応じたRF周 波数に変換する。RF変換された信号は、PA106 増幅される。

 PA106で増幅された信号は、送信アンテナ 替部108において、基地局装置200から通知さ たリファレンスシグナル切替周期に基づい 切替えられたアンテナにより送信される。

 例えば、図10に示すように、基地局装置20 0から送信されたリファレンスシグナル切替 周期にしたがって、共有データチャネルの 信用に選択されているアンテナにかかわら 、決められた順序で交互にリファレンス信 が送信される。図10には、サウンディングリ ファレンスシグナルを送信するアンテナが、 1サブフレーム毎に切替えられる場合を示す

 具体的には、送信アンテナ切替部108は、 ファレンスシグナル切替周期に基づいて、 ブフレームを示す番号をリファレンスシグ ル切替周期で割った余りに基づいて、デー 送信用に割り当てられたアンテナでサウン ィングリファレンスシグナルを送信するか かを判断する。

 例えば、リファレンスシグナル切替周期 して4[サブフレーム]が通知され、余りが0、 1及び2の場合にはデータ送信用に割り当てら たアンテナでサウンディングリファレンス グナルを送信することが決定され、余りが3 の場合にはデータ送信用に割り当てられてい ないアンテナでサウンディングリファレンス シグナルを送信することが決定される場合に ついて説明する。

 この場合、サブフレーム#1及び#2では、デ ータ送信用に割り当てられたアンテナでサウ ンディングリファレンスシグナルが送信され 、サブフレーム#3では、データ送信用に割り てられていないアンテナでサウンディング ファレンスシグナルが送信され、サブフレ ム#4では、データ送信用に割り当てられて るアンテナでサウンディングリファレンス グナルが送信される。例えば、データ送信 にアンテナ#1が割り当てられ、サブフレーム #3でデータ送信用としてアンテナ#2が割り当 られた場合には、サブフレーム#4ではデータ 送信用として割り当てられているアンテナ#2 よりサウンディングリファレンスシグナル 送信される。

 このようにすることにより、リファレン 信号を送信するアンテナの切り替えパター 、すなわちリファレンスシグナルを送信す アンテナを切替える周期さえ送受信機間、 なわち基地局装置200-ユーザ装置間で分かっ ていれば、送信を制御するのに追加の制御情 報を不要にできる。

 次に、本実施例に係る無線通信システム1000 における基地局装置200の動作について、図11 参照して説明する。リファレンスシグナル 定部208は、ユーザ装置100 n から送信されたリファレンスシグナル(サウ ディングリファレンスシグナル)の受信レベ 、例えばCQIを測定する(ステップS1102)。

 次に、リファレンスシグナル測定部208は 測定されたサウンディングリファレンスシ ナルの受信レベルに基づいて、フェージン 周期を算出する(ステップS1104)。例えば、リ ファレンスシグナル測定部208は、グリファレ ンスシグナルの受信レベルが、予め決定され た所定の観測期間において、予め決定された 所定の閾値以上となる回数を算出し、フェー ジング周期を求める。

 次に、送信アンテナ切替え周期決定部210 、フェージング周期に基づいて、リファレ スシグナルを送信するアンテナの切替え周 を決定する(ステップS1106)。

 次に、送信アンテナ切替え周期決定部210は 決定されたリファレンスシグナルを送信す アンテナの切替え周期を、送信RF部214を介 てユーザ装置100 n に通知する(ステップS1108)。

 次に、本発明の他の実施例に係る無線通 システムについて説明する。

 本実施例に係る無線通信システム、基地 装置及びユーザ装置の構成は、図4、図7及 図9を参照して説明した構成と同様であるた 、その説明を省略する。

 本実施例に係る基地局装置200は、ユーザ装 100 n の位置に応じて、リファレンスシグナルを送 信するアンテナを切替える周期を変更する。 例えば、ユーザ装置100 n がセル端に位置すると判断される状況ほど、 切り替える周期が短くなるように決定する。 セル端に位置するユーザ装置100 n ほど送信ダイバーシチ効果が必要である。し たがって、このようなユーザ装置100 n に対する切り替え周期を短くすることにより 、大きなダイバーシチ効果を得られるように できる。一方、セル中心に近い領域に位置す るユーザ装置100 n に対しては切り替え周期を長くするか、閉ル ープアンテナ選択ダイバーシチを停止する。

 本実施例に係る基地局装置200では、リフ レンスシグナル測定部208において、リファ ンスシグナルの受信強度(受信レベル)を測 し、送信アンテナ切替え周期決定部210に入 する。

 送信アンテナ切替え周期決定部210は、入力 れたリファレンスシグナルの受信強度に基 いて、記憶部212に記憶されたリファレンス グナルの受信強度とサウンディングリファ ンスシグナルを送信するアンテナを切替え 周期との対応を示すテーブルを参照して、 信アンテナの切替え周期を決定する。送信 ンテナ切替え周期決定部210は、決定された 信アンテナの切替え周期を、送信RF部214に 力する。送信RF部214は、入力された送信アン テナの切替え周期を、送受共用部204を介して 送信する。例えば、送信RF部214は、下りチャ ル、例えば、下りL1/L2制御チャネル又は専 の制御チャネルを使用してユーザ装置100 n に通知する。

 記憶部212には、図12に示すように、リファ ンスシグナルの受信強度とサウンディング ファレンスシグナルを送信するアンテナを 替える周期との対応を示すテーブルが記憶 れる。このテーブルでは、リファレンスシ ナルの受信強度が低いほど、ユーザ装置100 n はセル端に近い領域に位置すると判断される ため、アンテナを切替える周期が短くなるよ うに作成される。一方、リファレンスシグナ ルの受信強度が高いほど、ユーザ装置100 n はセル中心に近い領域位置すると判断される ため、アンテナを切替える周期が長くなるよ うに作成される。

 また、リファレンスシグナルの受信強度 予め定めた値よりも低くなったとき、例え 当該閉ループ制御による追従ができなくな 場合のアンテナを切替える周期に対応する 信強度よりも低くなったとき(閉ループ制御 による追従ができなくなる場合のアンテナを 切替える周期に対応する受信強度未満となっ たとき)には、リファレンスシグナルを送信 るアンテナを切替える周期を長くする。又 アンテナ選択ダイバーシチを停止するよう してもよい。

 次に、本実施例に係る無線通信システム1000 における基地局装置200の動作について、図13 参照して説明する。リファレンスシグナル 定部208は、ユーザ装置100 n から送信されたリファレンスシグナルの受信 強度(受信レベル)を測定する(ステップS1302)。

 次に、送信アンテナ切替え周期決定部210 、リファレンスシグナルの受信強度に基づ て、リファレンスシグナルを送信するアン ナの切替え周期を決定する(ステップS1304)。

 次に、送信アンテナ切替え周期決定部210は 決定されたリファレンスシグナルを送信す アンテナの切替え周期を、送信RF部214を介 てユーザ装置100 n に通知する(ステップS1306)。

 本実施例においては、ユーザ装置100 n から受信される上りリファレンス信号により 、ユーザ装置100 n のセル内での位置を感知する場合について説 明したが、共有データチャネル受信信号強度 の測定結果、送信電力制御(TPC: Transmit Power  Control)コマンドの値などにより、ユーザ装置1 00 n のセル内での位置を感知するようにしてもよ い。

 上述した実施例においては、基地局装置200 、ユーザ装置100 n から受信される上りリファレンス信号から当 該ユーザ装置100 n の移動速度を感知し、予め用意した変換テー ブルによりリファレンスシグナルを送信する アンテナを切替える周期(送信パターン)へ変 する場合について説明した。

 また、基地局装置200が、ユーザ装置100 n から受信される上りリファレンス信号及び/ は共有データチャネル受信信号強度の測定 送信電力制御(TPC: Transmit Power Control)コマン ドの値などにより、ユーザ装置100 n のセル内での位置を感知し、予め用意した変 換テーブルによりリファレンスシグナルを送 信するアンテナを切替える周期(送信パター )へ変換する場合について説明した。

 このように、基地局装置200側でリファレン シグナルを送信するアンテナを切替える周 を決定するのではなく、ユーザ装置100 n が自ユーザ装置100 n の移動速度及び/又は自ユーザ装置100 n のセル内での位置を感知し、予め用意した変 換テーブルによりリファレンスシグナルを送 信するアンテナを切替える周期(送信パター )へ変換するようにしてもよい。例えば、ユ ザ装置100 n は、下りリファレンス信号から推定されるフ ェージング変動速度、ユーザ装置100 n に搭載されたGPS(Global Positioning System)により 定される移動速度などに基づいて、移動速 を感知することができる。また、例えば、 ーザ装置100 n は、接続している基地局装置200からのパスロ スまたは接続している基地局装置200のパスロ スと該基地局装置に隣接している(周辺の)基 局装置のパスロス比の測定、GPSにより得ら る地理情報と予め搭載された基地局装置の 置情報との照合、TPCコマンドの値などによ 、自ユーザ装置100 n のセル内での位置を感知することができる。

 このように、ユーザ装置100 n が送信間隔を決定する場合、その決定結果は 上りチャネル、上り個別制御チャネルにより 基地局装置200に通知される。

 本発明は上記の実施形態によって記載し が、この開示の一部をなす論述及び図面は の発明を限定するものであると理解すべき はない。この開示から当業者には様々な代 実施形態、実施例及び運用技術が明らかと ろう。

 すなわち、本発明はここでは記載してい い様々な実施形態等を含むことは勿論であ 。従って、本発明の技術的範囲は上記の説 から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定 項によってのみ定められるものである。

 説明の便宜上、本発明を幾つかの実施例 分けて説明したが、各実施例の区分けは本 明に本質的ではなく、2以上の実施例が必要 に応じて使用されてよい。発明の理解を促す ため具体的な数値例を用いて説明したが、特 に断りのない限り、それらの数値は単なる一 例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてよ い。

 以上、本発明は特定の実施例を参照しな ら説明されてきたが、各実施例は単なる例 に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例 代替例、置換例等を理解するであろう。説 の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機 的なブロック図を用いて説明されたが、そ ような装置はハードウエアで、ソフトウエ で又はそれらの組み合わせで実現されても い。本発明は上記実施例に限定されず、本 明の精神から逸脱することなく、様々な変 例、修正例、代替例、置換例等が包含され 。

 本国際出願は、2007年2月14日に出願した日 本国特許出願2007-034133号に基づく優先権を主 するものであり、2007-034133号の全内容を本 際出願に援用する。