Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
BROADCAST RECEIVER, BROADCAST RECEIVING METHOD, AND PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/050872
Kind Code:
A1
Abstract:
There is provided a broadcast receiver capable of quickly selecting a desired program by zapping. The broadcast receiver (10) receives a broadcast content and outputs the information of the received broadcast content as program information of a channel through which the broadcast content has been received. The broadcast receiver (10) comprises an operation detector (111) for detecting an a channel selection operation, an operation speed calculator (211) for calculating a channel selection operation speed from the detected channel selection operation, a display item number determiner (212) for determining the number of channels, the program information of which is displayed based on the calculated channel selection operation speed, a channel determiner (213) for determining display target channels so that the program information of the channels of the determined number of channels is displayed, and a display (216) for outputting the program information of the determined display target channels.

Inventors:
MASUDA MASAMI
AOKI HIROSI
TAKEMOTO TAKAHIRO
Application Number:
PCT/JP2008/002886
Publication Date:
April 23, 2009
Filing Date:
October 10, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
MASUDA MASAMI
AOKI HIROSI
TAKEMOTO TAKAHIRO
International Classes:
H04B1/16; H04N5/00; H04N5/445; H04N5/44
Foreign References:
JPH08149384A1996-06-07
JP2005192009A2005-07-14
JP2001045391A2001-02-16
Attorney, Agent or Firm:
NII, Hiromori (6FTanaka Ito Pia Shin-Osaka Bldg.,3-10, Nishi Nakajima 5-chome,Yodogawa-ku, Osaka-cit, Osaka 11, JP)
Download PDF:
Claims:
 放送コンテンツを受信し、受信された前記放送コンテンツの情報を、前記放送コンテンツが受信されたチャンネルの番組情報として出力する放送受信装置であって、
 チャンネルの選局操作を検出する操作検出部と、
 検出された前記チャンネルの選局操作から、チャンネルの選局操作速度を算出する操作速度算出部と、
 算出された前記選局操作速度に基づいて、前記番組情報を表示するチャンネル件数を決定する表示件数決定部と、
 決定された前記チャンネル件数のチャンネルの番組情報を表示するように、表示対象のチャンネルを決定するチャンネル決定部と、
 決定された前記表示対象のチャンネルの番組情報を出力する表示部と
 を備える放送受信装置。
 前記表示件数決定部は、算出された前記選局操作速度が速いほど、前記チャンネル件数が多くなるように、前記チャンネル件数を決定する
 請求項1記載の放送受信装置。
 前記操作速度算出部は、前記操作検出部が検出した連続する2つのチャンネルの選局操作の間の時間が短いほど、前記選局操作速度が速くなるように、前記選局操作速度を算出する
 請求項2記載の放送受信装置。
 前記操作速度算出部は、所定の時間内に前記操作検出部がチャンネルの選局操作を検出した回数が多いほど、前記選局操作速度が速くなるように、前記選局操作速度を算出する
 請求項2記載の放送受信装置。
 前記操作検出部は、1つのチャンネルが選局操作されている時間を検出し、
 前記操作速度算出部は、検出された前記時間が長いほど、前記選局操作速度が速くなるように、前記選局操作速度を算出する
 請求項2記載の放送受信装置。
 前記表示件数決定部は、さらに、チャンネルの選局操作を行う操作者の個人情報に基づいて、前記チャンネル件数を決定する
 請求項3記載の放送受信装置。
 前記表示件数決定部は、操作者の年齢が予め定められた第1の年齢以上であり、かつ前記第1の年齢よりも大きい第2の年齢未満の場合に、操作者の年齢が前記第1の年齢未満又は前記第2の年齢以上の場合よりも、前記チャンネル件数が多くなるように、前記チャンネル件数を決定する
 請求項6記載の放送受信装置。
 前記表示件数決定部は、操作者の年齢が予め定められた第3の年齢以上の場合に、操作者の年齢が増えるほど、前記チャンネル件数が少なくなるように、前記チャンネル件数を決定する
 請求項6記載の放送受信装置。
 前記表示件数決定部は、操作者のチャンネルの選局操作の間隔又は所定の時間内での選局操作の回数の実績から、前記間隔が短い又は前記回数が多い操作者ほど、前記チャンネル件数が少なくなるように、前記チャンネル件数を決定する
 請求項6記載の放送受信装置。
 前記チャンネル決定部は、表示する前記放送コンテンツの種類の優先度に基づいて、前記表示対象のチャンネルを決定する
 請求項3記載の放送受信装置。
 前記チャンネル決定部は、前記優先度が切り替えられた場合に、前記切り替え後の優先度に応じた表示対象のチャンネルを決定する
 請求項10記載の放送受信装置。
 前記表示部は、決定された前記表示対象のチャンネルのうち、前記放送コンテンツの種類の優先度が高いチャンネルほど、番組情報が大きく表示されるように出力する
 請求項3記載の放送受信装置。
 前記操作検出部は、さらに、チャンネルの選局操作以外の操作を検出し、
 前記表示件数決定部は、前記操作が検出された場合に、前記操作に対応付けて予め定められた数値を前記チャンネル件数として決定する
 請求項3記載の放送受信装置。
 前記チャンネル決定部は、前記表示部が出力したチャンネルの番組情報のうち選択が行われたチャンネルの番組情報に替えて、前記表示部が出力していないチャンネルの番組情報を出力するように、前記表示対象のチャンネルを決定する
 請求項3記載の放送受信装置。
 前記表示部は、表示されたチャンネルの番組情報のうち、選択が行われているチャンネルの番組情報が最も大きく表示されるように出力する
 請求項3記載の放送受信装置。
 前記表示部は、前記選択が行われているチャンネルの番組情報の近くに表示されているチャンネルの番組情報ほど大きく表示されるように出力する
 請求項15記載の放送受信装置。
 放送コンテンツを受信し、受信された前記放送コンテンツの情報を、前記放送コンテンツが受信されたチャンネルの番組情報として出力する放送受信方法であって、
 チャンネルの選局操作を検出する操作検出ステップと、
 検出された前記チャンネルの選局操作から、チャンネルの選局操作速度を算出する操作速度算出ステップと、
 算出された前記選局操作速度に基づいて、前記番組情報を表示するチャンネル件数を決定する表示件数決定ステップと、
 決定された前記チャンネル件数のチャンネルの番組情報を表示するように、表示対象のチャンネルを決定するチャンネル決定ステップと、
 決定された前記表示対象のチャンネルの番組情報を出力する表示ステップと
 を含む放送受信方法。
 放送コンテンツを受信し、受信された前記放送コンテンツの情報を、前記放送コンテンツが受信されたチャンネルの番組情報として出力するためのプログラムであって、
 チャンネルの選局操作を検出する操作検出ステップと、
 検出された前記チャンネルの選局操作から、チャンネルの選局操作速度を算出する操作速度算出ステップと、
 算出された前記選局操作速度に基づいて、前記番組情報を表示するチャンネル件数を決定する表示件数決定ステップと、
 決定された前記チャンネル件数のチャンネルの番組情報を表示するように、表示対象のチャンネルを決定するチャンネル決定ステップと、
 決定された前記表示対象のチャンネルの番組情報を出力する表示ステップと
 をコンピュータに実行させるプログラム。
 放送コンテンツを受信し、受信された前記放送コンテンツの情報を、前記放送コンテンツが受信されたチャンネルの番組情報として出力する放送受信装置を制御する集積回路であって、
 チャンネルの選局操作を検出する操作検出部と、
 検出された前記チャンネルの選局操作から、チャンネルの選局操作速度を算出する操作速度算出部と、
 算出された前記選局操作速度に基づいて、前記番組情報を表示するチャンネル件数を決定する表示件数決定部と、
 決定された前記チャンネル件数のチャンネルの番組情報を表示するように、表示対象のチャンネルを決定するチャンネル決定部と、
 決定された前記表示対象のチャンネルの番組情報を出力する表示部と
 を備える集積回路。
Description:
放送受信装置、放送受信方法お びプログラム

 本発明は、アナログ及びデジタルテレビ 送を受信することができる放送受信装置に し、特に所望の番組を、迅速かつ確実に選 することができるようにする放送受信装置 関するものである。

 近年、テレビ放送はアナログ技術からデ タル技術への転換という変革期を迎えてお 、BS、CSをはじめとする衛星放送やケーブル 放送だけでなく、地上波放送のデジタル化も 進んでいる。デジタル放送では、MPEG2で圧縮 た映像、音声と番組に付随するデータが流 れ、従来のアナログ放送と比べてチャンネ 数を100以上確保することが可能であるため 多くの番組を放送することができる。

 また、一般的に、テレビを視聴している ーザーは、チャンネル選局のボタンであるC H-Up/Downキーを押下する(以後、選局操作とい )ことにより、チャンネルを次々と切り替え 所望の番組を選択する(以後、ザッピングと いう)。このザッピングは、予め決めておい 視聴したい番組を検索するために行われる 合もあるが、多くは、現在視聴している番 が気に入らず、他のチャンネルではどんな 組が放送されているかを目で見て判断して 聴する番組を選局するために行われる。

 しかし、ザッピングを行っても、AV(Audio/V isual)を表示するために必要なIフレーム(Intra-c oded Frame)は、通常0.5秒に1回だけ配信される このため、Iフレームの取得までに時間がか ったり、Iフレームを取得して映像/音声の コードを開始していても、機器に設定され いるペアレンタルロック情報などの視聴制 の確認を行ったりするために、AVをすぐに表 示することができない。そのため、選局操作 を行っても次のチャンネルのAVはすぐには表 されず、黒画が表示されてしまう。このた 、ユーザーは自らの選局操作により機器で が起きているかも分からず、スムースな選 操作をすることができずに、所望の番組を やかに選局することができないという問題 ある。

 上記の問題を解決するための方法として 電子番組ガイド(以後、EPGという)を使用し 技術がすでに知られている。放送局はEPGを 信することで、各チャンネルにおける放送 定の番組内容を時間帯別に表示することが きるようにしており、ユーザーはこのEPGか 所望の番組を選択して視聴することができ 。

 しかし、EPGを起動するためには、EPG機能 割り当てられているキーをわざわざ押下し ければならない。従って、EPGを使用した番 の選局変更では、ザッピングの特徴である 気なく現在視聴している番組を切替えて所 の番組を選局するという利用方法とは異な 。

 このため、特別なキーの押下をせず現在放 中の番組内容を確認する方法として、ザッ ングの開始を自動的に検出して、放送中の ての番組内容(チャンネル番号、番組名や静 止画など)を一覧表示させる放送受信装置が 案されている(例えば、特許文献1参照)。

特開2007-5873号公報

 しかしながら、従来の放送受信装置では ユーザーが速やかに所望の番組を選択する とが難しいという課題がある。

 すなわち、チャンネル数が100以上放送可 となっている今日では、EPGを使用すると現 放送中の番組内容(チャンネル番号、番組名 など)以外の番組内容も一度に表示されてし う。このため、ユーザーは膨大な番組数の から一つずつ番組内容を確認して所望の番 を選択することになる。そして、放送中の てのチャンネルの番組内容が一覧表示され と、一つの番組の表示領域は小さくなって まうため、ユーザーが番組内容を確認する は困難である。したがって、ユーザーがそ 中から速やかに所望の番組を選択すること 難しく、実際に利用されない可能性が高い

 そこで、本発明は、このような課題を解 するものであり、ザッピングにより所望の 組を速やかに選択することができる放送受 装置を提供することを目的とする。

 前記課題を解決するために、本発明に係 放送受信装置は、放送コンテンツを受信し 受信された前記放送コンテンツの情報を、 記放送コンテンツが受信されたチャンネル 番組情報として出力する放送受信装置であ て、チャンネルの選局操作を検出する選局 作検出部と、検出された前記チャンネルの 局操作から、チャンネルの選局操作速度を 出する操作速度算出部と、算出された前記 局操作速度に基づいて、前記番組情報を表 するチャンネル件数を決定する表示件数決 部と、決定された前記チャンネル件数のチ ンネルの番組情報を表示するように、表示 象のチャンネルを決定するチャンネル決定 と、決定された前記表示対象のチャンネル 番組情報を出力する表示部とを備える。

 これによれば、EPGを起動させるような特 のキーを押すこともなく、ユーザーの選局 作により、ザッピング開始と共に現在放送 れている各チャンネルの番組内容の一覧表 (以後、サムネイル表示という)を表示する とができる。また、その選局操作の操作速 に応じて、サムネイル表示するチャンネル (以後、サムネイル表示件数という)を変更す ることができる。このため、チャンネル数が 多い場合においても、ユーザーは自分にとっ て番組内容を確認しやすいチャンネル表示件 数の中から、所望の番組を速やかに選択する ことができる。

 また、好ましくは、前記表示件数決定部 、算出された前記選局操作速度が速いほど 前記チャンネル件数が多くなるように、前 チャンネル件数を決定する。

 これによれば、選局操作速度が速いほど ャンネル件数が多くなるように、チャンネ 件数が決定され、決定されたチャンネル件 の番組情報を表示することにより、ユーザ は所望の番組を速やかに選択することがで る。

 また、前記操作速度算出部は、前記操作 出部が検出した連続する2つのチャンネルの 選局操作の間の時間が短いほど、前記選局操 作速度が速くなるように、前記選局操作速度 を算出してもよい。

 これによれば、ザッピング検出後に、直 のキー操作とその直前のキー操作との間隔 より、選局操作速度が算出される。これに り、決定されたチャンネル件数の番組情報 表示することにより、ユーザーは所望の番 を速やかに選択することができる。

 また、前記操作速度算出部は、所定の時 内に前記操作検出部がチャンネルの選局操 を検出した回数が多いほど、前記選局操作 度が速くなるように、前記選局操作速度を 出してもよい。

 これによれば、ザッピング検出後の一定 間におけるキー操作の回数により、選局操 速度が算出される。これにより、決定され チャンネル件数の番組情報を表示すること より、ユーザーは所望の番組を速やかに選 することができる。

 また、前記操作検出部は、1つのチャンネ ルが選局操作されている時間を検出し、前記 操作速度算出部は、検出された前記時間が長 いほど、前記選局操作速度が速くなるように 、前記選局操作速度を算出してもよい。

 これによれば、選局操作のために同じキ を一定時間長押しするなどにより、選局操 速度が算出される。これにより、決定され チャンネル件数の番組情報を表示すること より、ユーザーは所望の番組を速やかに選 することができる。

 また、前記表示件数決定部は、さらに、 ャンネルの選局操作を行う操作者の個人情 に基づいて、前記チャンネル件数を決定し もよい。

 これによれば、予め記録されているユー ーの個人情報に基づいて、表示するチャン ル件数を決定することで、ユーザーは所望 番組を速やかに選択することができる。

 また、前記表示件数決定部は、操作者の 齢が予め定められた第1の年齢以上であり、 かつ前記第1の年齢よりも大きい第2の年齢未 の場合に、操作者の年齢が前記第1の年齢未 満又は前記第2の年齢以上の場合よりも、前 チャンネル件数が多くなるように、前記チ ンネル件数を決定してもよい。

 これによれば、例えば、ユーザーが若い 齢である20歳以上30歳未満の場合に、表示す るチャンネル件数が、他の年齢層よりも多く なるように決定することができる。このため 、ユーザーは、年齢層に応じたチャンネル件 数の中から、所望の番組を速やかに選択する ことができる。

 また、前記表示件数決定部は、操作者の 齢が予め定められた第3の年齢以上の場合に 、操作者の年齢が増えるほど、前記チャンネ ル件数が少なくなるように、前記チャンネル 件数を決定してもよい。

 これによれば、例えば、ユーザーが60歳 上の場合に、ユーザーが表示される番組情 を見やすいように、ユーザーの年齢が増加 るほど表示するチャンネル件数が段階的に なくなるように決定することができる。こ ため、チャンネル数が多い場合においても ユーザーは所望の番組を速やかに選択する とができる。

 また、前記表示件数決定部は、操作者の ャンネルの選局操作の間隔又は所定の時間 での選局操作の回数の実績から、前記間隔 短い又は前記回数が多い操作者ほど、前記 ャンネル件数が少なくなるように、前記チ ンネル件数を決定してもよい。

 これによれば、学習制御などによって記 されたユーザー個人の操作間隔記録や操作 数記録によって、表示するチャンネル件数 決定することができる。このため、チャン ル数が多い場合においても、ユーザーは所 の番組を速やかに選択することができる。

 また、前記チャンネル決定部は、表示す 前記放送コンテンツの種類の優先度に基づ て、前記表示対象のチャンネルを決定して よい。

 これによれば、ユーザーが見たいジャン の番組の優先度を高くしておくことで、当 ジャンルの番組情報を表示するように、表 対象のチャンネルを決定することができる このため、チャンネル数が多い場合におい も、ユーザーは所望の番組を速やかに選択 ることができる。

 また、前記チャンネル決定部は、前記優 度が切り替えられた場合に、前記切り替え の優先度に応じた表示対象のチャンネルを 定してもよい。

 これによれば、ユーザーが、番組のジャ ル単位で見たいジャンルを切り替えること 、切り替えられたジャンルの番組情報を表 するように、表示対象のチャンネルを決定 ることができる。このため、チャンネル数 多い場合においても、ユーザーは所望の番 を速やかに選択することができる。

 また、前記表示部は、決定された前記表 対象のチャンネルのうち、前記放送コンテ ツの種類の優先度が高いチャンネルほど、 組情報が大きく表示されるように出力して よい。

 これによれば、ユーザーが見たいジャン の番組の優先度を高くしておくことで、当 ジャンルの番組情報が大きく表示される。 のため、チャンネル数が多い場合において 、ユーザーは所望の番組を速やかに選択す ことができる。

 また、前記操作検出部は、さらに、チャ ネルの選局操作以外の操作を検出し、前記 示件数決定部は、前記操作が検出された場 に、前記操作に対応付けて予め定められた 値を前記チャンネル件数として決定しても い。

 これによれば、ユーザーが特定のボタン 押下することで、表示するチャンネル件数 増減を物理的に行うことができる。このた 、チャンネル数が多い場合においても、ユ ザーは所望の番組を速やかに選択すること できる。

 また、前記チャンネル決定部は、前記表 部が出力したチャンネルの番組情報のうち 択が行われたチャンネルの番組情報に替え 、前記表示部が出力していないチャンネル 番組情報を出力するように、前記表示対象 チャンネルを決定してもよい。

 これによれば、ユーザーが表示された番 情報を選択する際に、カーソルを進めてい ことで番組情報が選択されていく順に、選 が終了して通過したチャンネルの番組情報 新しいチャンネルの番組情報に切り替える これにより、次々に新しいチャンネルを表 することができる。このため、チャンネル が多い場合においても、ユーザーは所望の 組を速やかに選択することができる。

 また、前記表示部は、表示されたチャン ルの番組情報のうち、選択が行われている ャンネルの番組情報が最も大きく表示され ように出力してもよい。

 これによれば、ユーザーが表示された番 情報を選択する際に、ユーザーが番組情報 内容を見やすいように、カーソルが当たっ 選択されている番組情報を大きく表示する とができる。このため、チャンネル数が多 場合においても、ユーザーは所望の番組を やかに選択することができる。

 また、前記表示部は、前記選択が行われ いるチャンネルの番組情報の近くに表示さ ているチャンネルの番組情報ほど大きく表 されるように出力してもよい。

 これによれば、ユーザーが表示された番 情報を選択する際に、カーソルが当たって 択されている番組情報を最も大きく表示し 当該番組情報から遠ざかる順に、番組情報 小さく表示する。このため、チャンネル数 多い場合においても、ユーザーは所望の番 を速やかに選択することができる。

 また、本発明は、このような放送受信装 として実現できるだけでなく、その装置を 成する各処理部を備え当該放送受信装置を 御する集積回路として実現したり、当該各 理部の処理をステップとする方法として実 したりすることができる。さらに、本発明 、それらステップをコンピュータに実行さ るプログラムとして実現したり、そのプロ ラムを記録したコンピュータ読み取り可能 CD-ROMなどの記録媒体として実現したり、そ プログラムを示す情報、データ又は信号と て実現したりすることもできる。そして、 れらプログラム、情報、データ及び信号は インターネット等の通信ネットワークを介 て配信してもよい。

 以上説明したように、本発明によれば、 ャンネル数が多い場合においても、ユーザ は自分にとって番組内容を確認しやすいチ ンネル表示件数の中から、所望の番組を速 かに選択することができる。

図1は、本発明の実施の形態1~4における 放送受信装置のハードウェア構成を示す図で ある。 図2は、本発明の実施の形態1~4における 放送局によって送出されるMPEG2-TSの模式図で る。 図3Aは、MPEG2-TSの一般的な構成を示す である。 図3Bは、本発明の実施の形態1~4におけ MPEG2-TSの構成を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態1~4における EITのデータ構造を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態1~4における 放送受信装置の一例を示す機能ブロック図で ある。 図6Aは、本発明の実施の形態1における 選局操作の操作速度差を基準としたユーザー の選局操作のタイミングとその時の画面イメ ージを表した図である。 図6Bは、本発明の実施の形態1における 選局操作の操作速度差を基準としたユーザー の選局操作のタイミングとその時の画面イメ ージを表した図である。 図7は、本発明の実施の形態1における 局操作速度が遅いと判断した場合のサムネ ル表示時の画面イメージを示す図である。 図8は、本発明の実施の形態1における 局操作速度が速いと判断した場合のサムネ ル表示時の画面イメージを示す図である。 図9は、本発明の実施の形態1における ムネイル表示時のサムネイル表示サイズを て同じにした場合の画面イメージを示す図 ある。 図10は、本発明の実施の形態1における サムネイル表示時の表示対象のチャンネルの 静止画が生成されるまでの画面イメージを示 す図である。 図11は、本発明の実施の形態1における 選局操作の操作速度を基準としたサムネイル 表示を行う方法を示したフローチャートであ る。 図12Aは、本発明の実施の形態2におけ 一定時間内の操作回数を基準としたユーザ の選局操作のタイミングとその時の画面イ ージを表した図である。 図12Bは、本発明の実施の形態2におけ 一定時間内の操作回数を基準としたユーザ の選局操作のタイミングとその時の画面イ ージを表した図である。 図13は、本発明の実施の形態2における 一定時間内の操作回数を基準としたサムネイ ル表示を行う方法を示したフローチャートで ある。 図14Aは、本発明の実施の形態3におけ 一定時間長押ししたことを基準としたユー ーの選局操作のタイミングとその時の画面 メージを表した図である。 図14Bは、本発明の実施の形態3におけ 一定時間長押ししたことを基準としたユー ーの選局操作のタイミングとその時の画面 メージを表した図である。 図15は、本発明の実施の形態3における 一定時間長押ししたことを基準としたサムネ イル表示を行う方法を示したフローチャート である。 図16Aは、本発明の実施の形態4におけ 選局操作の操作速度差を基準としたユーザ の選局操作のタイミングとその時の画面イ ージを表した図である。 図16Bは、本発明の実施の形態4におけ 選局操作の操作速度差を基準としたユーザ の選局操作のタイミングとその時の画面イ ージを表した図である。 図17は、本発明の実施の形態4における 選局操作速度が速くなったと判断した場合の サムネイル表示時の画面イメージを示す図で ある。 図18は、本発明の実施の形態4における 選局操作の操作速度を基準としたサムネイル 表示を行う方法を示したフローチャートであ る。 図19Aは、変形例1における放送受信装 の機能を説明する図である。 図19Bは、変形例1における放送受信装 の機能を説明する図である。 図20Aは、変形例2における放送受信装 の機能を説明する図である。 図20Bは、変形例2における放送受信装 の機能を説明する図である。 図21は、変形例3における放送受信装置 の機能を説明する図である。 図22Aは、変形例4における放送受信装 の機能を説明する図である。 図22Bは、変形例4における放送受信装 の機能を説明する図である。 図23は、変形例5における放送受信装置 の機能を説明する図である。 図24は、放送受信装置を集積回路で実 する一例を示す図である。

符号の説明

  10 放送受信装置
 100 ケーブル
 101 チューナー部
 102 TSデコーダ部
 103 AVデコーダ部
 104 プレーン管理部
 105 ケーブルカード
 106 ケーブルカードインタフェース(I/F)
 107 CPU
 108 合成部
 109 モニター
 110 リモコン
 111 操作検出部
 112 HDD
 113 メモリ
 114 キャッシュメモリ
 204 静止画
 205 番組データ
 206 チャンネル番号
 207 表示位置
 208 チャンネル情報記憶部
 209 選局操作時刻記憶部
 211 操作速度算出部
 212 表示件数決定部
 213 チャンネル決定部
 214 番組情報生成部
 215 表示位置決定部
 216 表示部

 以下、本発明の実施の形態について、図 を参照しながら詳細に説明する。

 (実施の形態1)
 まず初めに、本発明の実施の形態1について 説明する。

 図1は、本発明の実施の形態1における放 受信装置のハードウェア構成を示す図であ 。

 放送受信装置10は、デジタル著作物であ 放送コンテンツを受信し、受信された放送 ンテンツの情報を、当該放送コンテンツが 信されたチャンネルの番組情報として出力 、モニターに表示させる装置である。

 同図に示すように、放送受信装置10は、 ューナー部101、TSデコーダ部102、AVデコーダ 103、プレーン管理部104、ケーブルカードイ タフェース(I/F)106、CPU107、合成部108、操作 出部111、ハードディスクドライブ(HDD)112、メ モリ113、及びキャッシュメモリ114を備えてい る。

 ケーブルカードインタフェース106は、ケ ブルカード105と放送受信装置10とがデータ やりとりを行うための部位である。つまり 放送受信装置10には、ケーブル放送局から送 出される映像/音声/番組に付随するデータを つ以上持つトランスポートストリーム(以後 、TS)を受信するためのケーブルカード105が挿 入される。ここで、ケーブルカード105は、特 定の放送局から放送コンテンツを受信できる ようにするためのカードである。そして、放 送受信装置10は、ケーブルカードインタフェ ス106を介して、ケーブルカード105とデータ やりとりを行う。

 操作検出部111は、リモコン110から信号を 信し、チャンネルの選局操作などの操作を 出する部位である。つまり、放送受信装置1 0は、リモコン110を介して操作検出部111によ ユーザー操作情報(以後、キーコード)を受信 して、その操作に応じた処理を行う。

 チューナー部101、TSデコーダ部102及びAVデ コーダ部103は、放送受信装置10が受信したTS 再生するための部位である。チューナー部10 1は、放送局よりケーブル100を介して配信さ たデジタル信号を受信して復調する。TSデコ ーダ部102は、映像/音声/番組に付随するデー を多重化したTSをフィルタリングする。AVデ コーダ部103は、放送局よりMPEG形式等で配信 れた映像/音声データを復号する。図1におい て、チューナー部101、TSデコーダ部102、AVデ ーダ部103及びプレーン管理部104を含めてデ ーダという。

 CPU107は、放送受信装置10の動作を制御す コントローラである。CPU107は、データの記 手段としてHDD112と、揮発性記憶手段である モリ113と、不揮発性記憶手段であるキャッ ュメモリ114とが接続されている。

 プレーン管理部104は、モニター109に表示 せるプレーンを保持する。プレーンは、映 表示用のプレーン、放送受信装置10のアプ ケーション用のプレーン、及び外部入力用 プレーンを含む。

 合成部108は、プレーン管理部104が保持す プレーンを合成する。合成されたプレーン 、モニター109に出力される。モニター109は 合成部108から出力される映像を処理して表 する。

 次に、本発明に係る実施の形態における ジタル放送システムの構成を示す。

 まず、放送局が送出するMPEG2-TSの一般的 構成について説明する。

 図2は、本発明の実施の形態1における放 局によって送出されるMPEG2-TSの模式図である 。本模式図は、DVB(Digital Video Broadcasting)規格 におけるMPEG2-TSの模式図と等しい。放送局は 映像/音声/番組に付随するデータを一つ以 持つMPEG2-TSを送出する。MPEG2-TSには、図2に示 す通りチャンネルの映像データ、音声データ 及びTSの制御データであるPAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、EIT(Event Information Table)などが含まれている。

 図3Aは、MPEG2-TSの一般的な構成を示す図で ある。PATは、各PMTのサービスIDを含んでおり TSに含まれているチャンネル一覧を保持し いる。各チャンネルはこのPMTのサービスIDに より識別することができる。PMTは、チャンネ ルを構成する情報が記載されており、一つの チャンネルに含まれる映像/音声などの各プ グラムIDを含んでいる。TSからこのプログラ IDを持つ映像/音声データを抽出することで ャンネルの映像/音声データを取得すること ができる。EITは、PMTのサービスIDと同じサー スIDを持つことで、PMTが表すチャンネルの 組情報(以後、SI情報)として関連付けられる

 図4は、本発明の実施の形態1におけるEIT データ構造を示す図である。同図に示す通 EITには、番組を識別するイベントIDと、番組 の開始時間、継続時間など番組を特定する情 報から構成されている。さらに、ディスクリ プタには番組名、あらすじなどが含まれてい る。

 なお、PAT、PMT、及びEITの構造や取得方法 、当業者には周知である。

 次に、本実施の形態で使用するMPEG2-TSの 成を説明する。

 図3Bは、本実施の形態で使用するMPEG2-TSの 構成を示す図である。本実施の形態では、PAT 、PMT、EIT、映像/音声データを含むある一つ TSを使用する。

 このTSには、PMT-1~PMT-12で識別されるサー スIDの異なるPMTを12個含んでおり、それぞれ ャンネル番号1~チャンネル番号12と想定して いる。PMT-1は、映像DataDv-1及び音声DataDa-1のプ ログラムIDを指定しており、チャンネル番号1 の構成要素として指定している。PMT-2~PMT-12の 構成要素も同様である。PMTのサービスIDと同 サービスIDを持つことで関連付けられてい EITも、EIT-1~EIT-12で識別され、それぞれチャ ネル番号1のSI情報~チャンネル番号12のSI情報 と想定している。

 なお、本実施の形態では、一つのTSの中 全てのチャンネルを含んでいるが、複数のTS が放送されていることは当業者には周知のこ とであり、もちろん別のTSをまたがってチャ ネルを選局してもよい。

 また、チャンネルはPMTのサービスIDによ 識別しているが、チャンネルを識別するこ が可能であれば、DVB規格におけるNIT(Network I nformation Table)などその他のテーブルであって もよい。同様にSI情報もEITから取得していた 、番組名やあらすじなどそのチャンネルの 組内容を取得することが可能であれば、そ 他のテーブルであってもよい。

 図5は、本発明の実施の形態1における放 受信装置10の一例を示す機能ブロック図であ る。

 同図に示すように、放送受信装置10は、 作速度算出部211、表示件数決定部212、チャ ネル決定部213、番組情報生成部214、表示位 決定部215、表示部216が所定のプログラムと て実行されることで実現される。また、放 受信装置10は、データが記憶されている選局 操作時刻記憶部209とチャンネル情報記憶部208 とを備えている。なお、チューナー部101、TS コーダ部102、AVデコーダ部103及び操作検出 111は、図1での説明と同様の機能を有するた 、詳細な説明は省略する。

 選局操作時刻記憶部209には、前回の選局 作が行われた時刻が記憶される。チャンネ 情報記憶部208には、現在ユーザーが視聴し いるチャンネル番号が記憶される。

 操作速度算出部211は、操作検出部111が検 したチャンネルの選局操作から、チャンネ の選局操作速度を算出する。具体的には、 作速度算出部211は、選局操作が行われた現 の時刻と選局操作時刻記憶部209に記憶され いる前回の操作時刻とを比較して選局操作 度を算出する。つまり、操作速度算出部211 、操作検出部111が検出した連続する2つのチ ャンネルの選局操作の間の時間が短いほど、 選局操作速度が速くなるように、選局操作速 度を算出する。そして、操作速度算出部211は 、選局操作が行われた現在の時刻を選局操作 時刻記憶部209に格納する。

 表示件数決定部212は、操作速度算出部211 算出した選局操作速度に基づいて、番組情 を表示するチャンネル件数であるサムネイ 表示件数を決定する。具体的には、表示件 決定部212は、操作速度算出部211が算出した 局操作速度が速いほど、サムネイル表示件 が多くなるように、サムネイル表示件数を 定する。

 チャンネル決定部213は、表示件数決定部2 12が決定したサムネイル表示件数のチャンネ の番組情報を表示するように、表示対象の ャンネルを決定する。具体的には、表示件 決定部212が決定したサムネイル表示件数と 操作検出部111を介して入力されたキーコー と、チャンネル情報記憶部208に記憶されて るチャンネル番号とから、サムネイル表示 せるチャンネルを1つ以上決定する。

 番組情報生成部214は、チャンネル決定部2 13が決定したチャンネルの番号から、表示対 のチャンネルの番組情報を構成する静止画2 04、番組データ205及びチャンネル番号206を生 する。静止画204は、チャンネル番号に対応 たPMTから映像データを取得してAVデコード に任意の再生時刻で停止させることで生成 れる。番組データ205としては、前記のPMTと じサービスIDを持つEITの中から番組を特定で きる番組情報(番組名、あらすじなど)が取得 れる。チャンネル番号206は、表示対象のチ ンネルの番号そのままである。

 表示位置決定部215は、チャンネル情報記 部208に記憶されているチャンネル番号と表 件数決定部212が決定したサムネイル表示件 とから、表示対象のチャンネルの番組情報 モニター109上のどの位置に表示するかを決 する。表示位置決定部215が決定した表示位 は、表示対象のチャンネルの番組情報の一 として表示位置207に保持される。

 表示部216は、チャンネル決定部213が決定 た表示対象のチャンネルの番組情報を出力 る。具体的には、表示部216は、表示対象の ャンネルの番組情報をモニター109に出力し サムネイル表示を行う。

 本発明の実施の形態1では、放送受信装置 10は、放送局から映像/音声/番組に付随する ータを含むある一つのTSを受信し、ザッピン グ時のユーザーの選局操作の操作速度に応じ たサムネイル表示件数を算出して、モニター 109にサムネイル表示を行う。そして、放送受 信装置10は、その後選局操作があった場合は ムネイル表示件数を変更せずに、サムネイ 表示対象のチャンネルを変更して番組情報 生成し直し、サムネイル表示を更新する。 のような本実施の形態1に係る放送受信装置 10について、以下に説明する。

 まず、ユーザーの操作イメージの一例を 6A及び図6Bで説明する。

 図6A及び図6Bは、本発明の実施の形態1に ける選局操作の操作速度差を基準としたユ ザーの選局操作のタイミングとその時の画 イメージを表した図である。

 具体的には、同図は、図3Bで示した通り 放送局から放送されているチャンネル数が 部で12個(チャンネル番号1~12)の場合において 、チャンネル2(チャンネル番号2の番組)を視 している間に、ユーザーが選局操作にてCH-Up キーを連続して押下した時の選局操作のタイ ミングとその時の画面イメージを表した図で ある。

 図6Aは、選局操作速度が遅い場合の選局 作の押下タイミングとその時に表示される 面イメージを表している。

 同図に示す通り、ユーザーはチャンネル2 (画面330)を視聴している時に、現在他チャン ルではどのような番組が放送されているか 見るために、リモコン110のCH-Upキー300を押 して、チャンネル3(画面331)を表示させる。

 そして、ユーザーが、CH-Upキー300を押下 た後2秒以内に再度CH-Upキー301を押下した場 、放送受信装置10は、ザッピングが開始され たと判断して、サムネイル表示に遷移する。

 具体的には、まず操作検出部111が、チャ ネルの選局操作であるCH-Upキー300とCH-Upキー 301の押下操作を検出する。そして、操作速度 算出部211は、このCH-Upキー300とCH-Upキー301の 下操作から、チャンネルの選局操作速度を 出する。ここで、CH-Upキー301は、CH-Upキー300 下の1秒後に押下されたこととする。つまり 、操作速度算出部211は、1秒/回という選局操 速度を算出する。

 そして、表示件数決定部212は、操作速度 出部211が算出した選局操作速度が速いほど サムネイル表示件数が多くなるように、サ ネイル表示件数を決定する。具体的には、 示件数決定部212は、選局操作速度が0.5秒/回 以内であれば選局操作速度が速いと判断し、 サムネイル表示件数を7件と決定する。また 表示件数決定部212は、選局操作速度が0.5秒/ より大きければ選局操作速度が遅いと判断 、サムネイル表示件数を2件と決定する。

 したがって、この場合は、表示件数決定 212は、ザッピングの選局操作速度が遅いと 断して、サムネイル表示件数を2件と決定す る。

 次に、チャンネル決定部213は、表示件数 定部212が決定したサムネイル表示件数のチ ンネルの番組情報を表示するように、表示 象のチャンネルを決定する。ここでは、チ ンネル決定部213は、現在視聴しているチャ ネル番号の次のチャンネル2件分を表示対象 のチャンネルと決定する。

 そして、番組情報生成部214は、チャンネ 決定部213が決定したチャンネル2件分の番組 情報を生成し、表示位置決定部215は、当該番 組情報のモニター109上の表示位置を決定する 。そして、表示部216は、チャンネル決定部213 が決定したチャンネル2件分の番組情報を出 し、モニター109に表示させる(画面332)。

 また、モニター109にサムネイルが表示さ ている間に、CH-Upキー302が押下された場合 、表示件数決定部212によるサムネイル表示 数の変更は行われずに、チャンネル決定部21 3は、サムネイル表示対象のチャンネル番号 変更する。そして、番組情報生成部214が表 対称の番組情報を生成し直して、表示部216 サムネイル表示を更新するように番組情報 出力し、モニター109に表示させる(画面333)。

 そして、モニター109にサムネイルが表示 れているが、ユーザーの最後の選局操作か 5秒経過しても選局操作が行われない場合は 、放送受信装置10は、現在カーソルで選択さ ているチャンネルを選局して、全画面表示 切り替える(画面334)。

 全画面表示(画面334)になった後にCH-Upキー 303が押下された場合は、CH-Upキー300が押下さ たのと同様の処理により、次のチャンネル6 (画面335)が表示される。

 図6Bは、選局操作速度が速い場合の選局 作の押下タイミングとその時に表示される 面イメージを表している。

 同図に示す通り、ユーザーは、チャンネ 2(画面336)を視聴している時に、リモコン110 CH-Upキー304を押下することにより、チャン ル3(画面337)がモニター109に表示される。

 そして、操作検出部111が、CH-Upキー304が 下された0.5秒後にCH-Upキー305の押下を検出し た場合は、操作速度算出部211は、0.5秒/回と う選局操作速度を算出する。

 そして、表示件数決定部212は、ザッピン の選局操作速度が速いと判断して、サムネ ル表示件数を7件と決定する。そして、チャ ンネル決定部213は、現在視聴しているチャン ネル番号の次のチャンネル7件分を表示対象 チャンネルと決定する。そして、番組情報 成部214は、チャンネル7件分の番組情報を生 し、表示位置決定部215は、当該番組情報の ニター109上の表示位置を決定する。

 そして、表示部216は、チャンネル7件分の 番組情報を出力し、モニター109に表示させる (画面338)。その後のリモコン操作によるモニ ー109上の画面表示の遷移は、図6Aで説明し ザッピングの選局操作速度が遅いと判断し 場合と同様である(画面339~341)。

 なお、今回はCH-Upキーによりチャンネル 2→3→4と昇順に切り替えた場合について説 したが、CH-Downキーによりチャンネルを降順 切り替えてもよい。つまり、CH-Up/Downキーに よるチャンネル切り替えは、昇順でも降順で もどちらでもよい。

 図7~図10は、上記ザッピングの選局操作を 行った場合における、サムネイル表示時の画 面イメージを表している。

 図7は、本発明の実施の形態1における選 操作速度が遅いと判断した場合のサムネイ 表示時の画面イメージを示す図である。つ り、同図は、図6Aに示された画面イメージを 詳細に示す図である。

 同図の(a)~(c)に示す画面1~3のそれぞれは、 図6Aに示された画面330~332であり、同図の(d)に 示す画面4は、図6Aに示された画面334である。 つまり、画面3は、選局操作速度が遅いと判 された場合の画面イメージである。このよ にサムネイル表示時には、現在視聴中のチ ンネル番号の次のチャンネル2件分(チャンネ ル番号4,5)の番組の静止画と番組名、あらす が表示される。

 図8は、本発明の実施の形態1における選 操作速度が速いと判断した場合のサムネイ 表示時の画面イメージを示す図である。

 同図の(a)~(c)に示す画面1~3のそれぞれは、 図6Bに示された画面336~338であり、同図の(d)に 示す画面4は、図6Bに示された画面340である。 つまり、画面3は、操作速度が速いと判定さ た場合の画面イメージである。このように 画面3には、現在視聴中のチャンネル番号3と 次のチャンネル番号4,5,6,7と、チャンネル番 3の前のチャンネル番号2,1、の合計7件分の番 組内容が表示される。

 図9は、本発明の実施の形態1におけるサ ネイル表示時のサムネイル表示サイズを全 同じにした場合の画面イメージを示す図で る。具体的には、同図は、図8の(c)に示され 画面3のサムネイル表示サイズを全て同じに した場合の画面イメージを示す図である。

 つまり、サムネイルの表示サイズは図8の (c)の画面3のように視聴していたチャンネル 最も近いチャンネル(チャンネル番号4)を1番 きく、視聴していたチャンネルから遠ざか につれて小さくするだけではなくて、各チ ンネルの番組情報をユーザーに確認させる とができるのであれば図9の(c)の画面3のよ に、サムネイルの表示サイズは全て同じで よい。

 なお、サムネイル表示に使用される番組 報は、上記のように、静止画と番組名、あ すじだけとは限らず、静止画の代わりに動 を表示してもよく、番組を特定できるので れば他の情報でもよい。

 図10は、本発明の実施の形態1におけるサ ネイル表示時の表示対象のチャンネルの静 画が生成されるまでの画面イメージを示す である。具体的には、同図は、図7の(c)に示 された画面3の表示対象のチャンネルの静止 が生成されるまでの画面イメージを示す図 ある。

 つまり、静止画の生成に時間がかかる場 は、図10の(c)の画面3のように、サムネイル 示対象のチャンネルの静止画が生成される では黒画にその旨を表す「選局中」や「視 制限確認中」など放送受信装置10の処理の 況を表す文字情報と、番組内容を表示して よい。静止画が生成できた段階で、サムネ ル表示を更新して、通常の図7の(c)の画面3の ように静止画を表示させればよい。

 また、視聴制限により静止画を表示でき い場合は、「視聴制限中」などの文字情報 表示してもよい。

 これにより、ユーザーは、機器がどのよ な状況にあるのかを確認することができ、 た表示されている番組内容を読むことによ 次のザッピングを行うことができて、速や でスムースな操作を行うことができるよう なる。

 次に、本発明の実施の形態1に関わる放送 受信装置10の動作の一例を、図11のフローチ ートに基づいて説明する。

 図11は、本発明の実施の形態1における選 操作の操作速度を基準としたサムネイル表 を行う方法を示したフローチャートである つまり、同図は、本発明の実施の形態1にお ける、CH-Up/Downキーで選局操作が行われた場 の選局操作速度により、サムネイル表示件 を決定して現在放送している各チャンネル 番組情報をサムネイル表示するフローチャ トである。

 前提としては、放送受信装置10は、図3Bに 示されたMPEG2-TSの構成を持つTSを受信する。 た、図11は、図6A及び図6Bでのユーザー操作 メージにおいてのザッピング開始である2回 のCH-Upキー押下後からのフローチャートを している。つまり、放送局から放送されて るチャンネル数が全部で12個(チャンネル番 1~12)の場合において、ユーザーが、チャンネ ル2を視聴している間に1回CH-Upキーを押下す ことで、チャンネル3を視聴しており、前回 局操作が行われた時刻が選局操作時刻記憶 209に記憶されているものとする。

 まず、操作検出部111を介してユーザーか のキーコードが操作速度算出部211に入力さ る。操作速度算出部211は、入力されたキー ードがCH-Up/Downキーであるか否かを判断する (ST4001)。

 そして、操作速度算出部211は、入力され キーコードがCH-Up/Downキーであると判断すれ ば(ST4001でY)、選局操作が行われた現在の時刻 を選局操作時刻記憶部209に記憶させる(ST4002)

 そして、操作速度算出部211は、選局が行 われた現在の時刻と、選局操作時刻記憶部2 09に記憶されている前回の選局操作が行われ 時刻とを比較して、2つの選局操作の操作時 間差を選局操作速度として算出する(ST4003)。

 次に、表示件数決定部212は、操作時間差 2秒以内であるか否かを判断する(ST4004)。そ て、表示件数決定部212は、操作時間差が2秒 以内であると判断した場合(ST4004でY)、操作時 間差が0.5秒以内であるか否かを判断する(ST400 5)。

 そして、表示件数決定部212は、操作時間 が0.5秒以内であると判断した場合(ST4005でY) 操作速度が速いと判断してサムネイル表示 数を7件に決定する(ST4006)。

 また、表示件数決定部212は、操作時間差 0.5秒よりも大きいと判断した場合(ST4005でN) 操作速度が遅いと判断してサムネイル表示 数を2件に決定する(ST4007)。

 次に、チャンネル決定部213は、CH-Up/Downキ ーの操作方向に応じて現在視聴しているチャ ンネル番号の次のチャンネル、もしくは前後 のチャンネルからサムネイル表示件数分の表 示対象のチャンネルを決定する(ST4008)。

 番組情報生成部214は、サムネイル表示対 として決定したチャンネルの番組情報を生 してサムネイル表示を更新するために、チ ンネル番号に対応されたPMTから映像データ 取得して、AVデコード中に任意の再生時刻 停止させて静止画を生成する。また、番組 報生成部214は、前記のPMTと同じサービスIDを 持つEITの中から番組名、あらすじなどを取得 して番組データを生成する。ここで、チャン ネル番号は、対象チャンネルの番号そのまま である。そして、表示位置決定部215は、チャ ンネル情報記憶部208に記憶されているチャン ネル番号と決定されたサムネイル表示件数と から、表示対象のチャンネルの番組情報を画 面上のどの位置に表示するかを決定する。そ して、表示部216は、生成された表示対象チャ ンネルの番組情報をモニター109に出力してサ ムネイル表示を行う(ST4009)。

 また、表示件数決定部212が、操作時間差 2秒よりも大きいと判断した場合(ST4004でN)、 チャンネル決定部213は、モニター109にサムネ イルが表示されているか否かを判断する(ST401 0)。チャンネル決定部213は、モニター109にサ ネイルが表示されていると判断した場合(ST4 010でY)、表示対象のチャンネルを変更する(ST4 011)。そして、表示部216は、変更後のチャン ルの番組情報を出力し、モニター109のサム イル表示を更新する(ST4009)。

 また、チャンネル決定部213は、モニター1 09にサムネイルが表示されていないと判断し 場合(ST4010でN)、次のチャンネルを選局する( ST4012)。

 なお、本実施の形態1ではサムネイル表示 件数を2件又は7件と固定して説明したが、選 操作が速いと判断した場合の方が遅い場合 りもサムネイル表示件数が多くなるのであ ばどのような件数であってもよい。また、 ムネイル表示件数を決定する時の操作時間 の基準も、上記の数値に限定するものでは く任意の数値でよい。

 以上のようにして、本発明の実施の形態1 では、従来例のようにザッピングの開始を自 動的に検出して、現在放送中の全てのチャン ネルの番組情報を一覧表示するのとは異なり 、ユーザーの選局操作の操作速度に応じてサ ムネイル表示するチャンネル数を変更するこ とができる。

 その結果、特定のキーを押すこともなく ーザーの選局操作によるザッピング開始と に現在放送されているチャンネルのサムネ ル表示に切り替え、その選局操作の操作速 に応じてサムネイル表示件数を変更するこ ができる。このため、チャンネル数が多い 合においても、ユーザーは自分にとって番 内容を確認しやすいチャンネル表示件数の から所望の番組を速やかに選択することが きる。

 (実施の形態2)
 実施の形態1では、操作速度算出部211は、ザ ッピングの選局操作の操作速度を選局操作時 間差から算出したが、本実施の形態2では、 作速度算出部211は、一定時間内の操作回数 ら選局操作の操作速度を算出する。

 この場合の動作を、図12A及び図12Bのユー ー操作イメージと図13のフローチャートに づいて説明する。なお、同図に示す以外の 送受信装置10の構成等は、図1~図5で説明した 実施の形態1での構成等と同様であるため、 明を省略する。

 まず、図12A及び図12Bのユーザー操作イメ ジを説明する。

 図12A及び図12Bは、本発明の実施の形態2に おける一定時間内の操作回数を基準としたユ ーザーの選局操作のタイミングとその時の画 面イメージを表した図である。

 そして、図12Aは、選局操作速度が遅い場 の選局操作の押下タイミングとその時に表 される画面イメージを表している。

 同図に示すように、ユーザーがチャンネ 2(画面330)を視聴している時に、CH-Upキー310 押下して、チャンネル3(画面331)に遷移する ころは図6Aと同様であるが、CH-Upキー310が押 された時に2秒を計測するタイマーが起動す る。

 そして、ユーザーがCH-Upキー310を押下し 1.5秒後に再度CH-Upキー311を押下した場合、放 送受信装置10は、2秒を計測するタイマーが起 動中なのでザッピングが開始されたと判断し て、サムネイル表示に遷移する。

 具体的には、まず操作検出部111が、当該 イマー起動中のチャンネルの選局操作であ CH-Upキー310とCH-Upキー311の押下操作を検出す る。そして、操作速度算出部211は、このCH-Up ー310とCH-Upキー311の押下操作から、チャン ルの選局操作速度を算出する。ここで、CH-Up キー311は、CH-Upキー310押下の1.5秒後に押下さ ているので、操作速度算出部211は、1.5秒/回 という選局操作速度を算出する。

 そして、表示件数決定部212は、操作速度 出部211が算出した選局操作速度が速いほど サムネイル表示件数が多くなるように、サ ネイル表示件数を決定する。具体的には、 示件数決定部212は、2秒のうちで選局操作回 数が4回以上(選局操作速度が0.5秒/回以内)で れば選局操作速度が速いと判断し、サムネ ル表示件数を7件と決定する。また、表示件 決定部212は、2秒のうちで選局操作回数が3 以下(選局操作速度が0.5秒/回より大きい)で れば選局操作速度が遅いと判断し、サムネ ル表示件数を2件と決定する。

 したがって、この場合は、表示件数決定 212は、タイマー動作中の選局操作回数が2回 と少ないので、ザッピングの選局操作速度が 遅いと判断して、サムネイル表示件数を2件 決定する。

 そして、チャンネル決定部213は、現在視 しているチャンネル番号の次のチャンネル2 件分を表示対象のチャンネルと決定し、表示 部216は、チャンネル決定部213が決定したチャ ンネル2件分の番組情報を出力し、モニター10 9に表示させる(画面332)。なお、ユーザーがそ の後のCH-Upキー312、313を押下した時の画面イ ージ(画面333~335)は、図6Aに示されたCH-Upキー 302、303を押下した時の画面イメージと同様で あるため、説明を省略する。

 図12Bは、選局操作速度が速い場合の選局 作の押下タイミングとその時に表示される 面イメージを表している。

 同図に示す通り、CH-Upキー314の押下によ チャンネル3(画面337)に遷移した後で、2秒を 測するタイマー動作中にCH-Upキー315、316、31 7が押下される。この場合、表示件数決定部21 2は、タイマー動作中の選局操作回数が4回と いので、ザッピングの選局操作速度が速い 判断して、サムネイル表示件数を7件と決定 する。そして、表示部216は、7件分の番組情 をモニター109に表示させる(画面338)。なお、 ユーザーがその後のCH-Upキー318、319を押下し 時の画面イメージ(画面339~341)は、図6Bに示 れたCH-Upキー306、307を押下した時の画面イメ ージと同様であるため、説明を省略する。

 このように、操作速度算出部211は、所定 時間内に操作検出部111がチャンネルの選局 作を検出した回数が多いほど、選局操作速 が速くなるように、選局操作速度を算出す 。

 次に、図13のフローチャートを説明する

 図13は、本発明の実施の形態2における一 時間内の操作回数を基準としたサムネイル 示を行う方法を示したフローチャートであ 。

 前提としては、図11のフローチャートで 明した内容に加えて、1回目のCH-Upキー押下 に2秒を計測するタイマーが起動している。

 まず、操作検出部111を介してユーザーか 選局操作のキーコードが操作速度算出部211 入力される。操作速度算出部211は、入力さ たキーコードがCH-Up/Downキーであるか否かを 判断して(ST4101)、CH-Up/Downキーであれば(ST4101 Y)、選局操作が行われた現在の時刻を選局操 作時刻記憶部209に記憶させる(ST4102)。

 そして、操作速度算出部211は、現在モニ ー109にサムネイルが表示されているか否か 判断する(ST4103)。操作速度算出部211は、サ ネイルが表示されていないと判断した場合(S T4103でN)、2秒を計測するタイマーが起動して るか否かを判断する(ST4104)。そして、操作 度算出部211は、当該タイマーが起動してい と判断した場合(ST4104でY)、選局操作回数を ウントアップする(ST4105)。

 また、操作速度算出部211は、当該タイマ が起動していないと判断した場合(ST4104でN) 当該タイマーを起動させる(ST4111)。そして 操作速度算出部211には、操作検出部111を介 てユーザーから選局操作のキーコードが入 される(ST4112)。そして、操作速度算出部211は 、選局操作回数をカウントアップする(ST4113)

 次に、表示件数決定部212は、カウントア プされた選局操作回数が4回以上か否かを判 断する(ST4106)。表示件数決定部212は、選局操 回数が3回以下ならサムネイル表示件数を2 に決定し(ST4108)、選局操作回数が4回以上な タイマーが動作中であってもこの時点で選 操作速度が速いと判断してサムネイル表示 数を7件に決定する(ST4107)。そして、図11のST4 008~ST4009での処理と同様に、表示対象のチャ ネルを決定し(ST4109)、サムネイル表示更新を 行う(ST4110)。

 また、操作速度算出部211は、現在モニタ 109にサムネイルが表示されていると判断し 場合(ST4103でY)、チャンネル決定部213が表示 象のチャンネルを変更し(ST4114)、表示部216 サムネイル表示を更新する(ST4110)。

 また、操作速度算出部211は、入力された ーコードがCH-Up/Downキーでなければ(ST4101でN) 、タイマーが2秒以上経過して動作中であっ タイマーが停止したか否かを判断する(ST4115) 。操作速度算出部211が、タイマーが2秒以上 過したと判断した場合(ST4115でY)、表示件数 定部212は、選局操作回数が4回以上か否かを 断する(ST4116)。

 表示件数決定部212は、選局操作回数が3回 以内と判断した場合(ST4116でN)は、サムネイル 表示件数を2件に決定し(ST4118)、選局操作回数 が4回以上と判断した場合(ST4116でY)は、サム イル表示件数を7件に決定する(ST4117)。そし 、図11のST4008~ST4009での処理と同様に、表示 象のチャンネルを決定し(ST4109)、サムネイル 表示更新を行う(ST4110)。

 (実施の形態3)
 実施の形態1及び実施の形態2では、操作速 算出部211は、ザッピングの選局操作の操作 度を選局操作時間差又は一定時間内の操作 数から算出したが、本実施の形態3では、操 速度算出部211は、同じキーを一定時間長押 することにより、選局操作の操作速度を算 する。

 この場合の動作を、図14A及び図14Bのユー ー操作イメージと図15のフローチャートに づいて説明する。なお、同図に示す以外の 送受信装置10の構成等は、図1~図5で説明した 実施の形態1での構成等と同様であるため、 明を省略する。

 まず、図14A及び図14Bのユーザー操作イメ ジを説明する。

 図14A及び図14Bは、本発明の実施の形態3に おける一定時間長押ししたことを基準とした ユーザーの選局操作のタイミングとその時の 画面イメージを表した図である。

 そして、図14Aは、選局操作速度が遅い場 の選局操作の押下タイミングとその時に表 される画面イメージを表している。

 同図に示すように、ユーザーがチャンネ 2(画面330)を視聴している時に、CH-Upキー320 押下して、チャンネル3(画面331)に遷移する ころは図6Aと同様である。

 そして、CH-Upキー320が0.5秒間以上押され ままの場合、放送受信装置10は、ザッピング が開始されたと判断して、サムネイル表示に 遷移する。

 具体的には、まず操作検出部111は、チャ ネルの選局操作であるCH-Upキー320の押下操 を検出することで、1つのチャンネルが選局 作されている時間を検出する。ここでは、C H-Upキー320が1秒間押されたこととする。そし 、操作速度算出部211は、このCH-Upキー320が 下された時間から、チャンネルの選局操作 度を算出する。つまり、操作速度算出部211 、検出された時間が長いほど、選局操作速 が速くなるように、選局操作速度を算出す 。

 そして、表示件数決定部212は、操作速度 出部211が算出した選局操作速度が速いほど サムネイル表示件数が多くなるように、サ ネイル表示件数を決定する。具体的には、 示件数決定部212は、操作検出部111が検出し 時間が2秒以上であれば選局操作速度が速い と判断し、サムネイル表示件数を7件と決定 る。また、表示件数決定部212は、操作検出 111が検出した時間が2秒未満であれば選局操 速度が遅いと判断し、サムネイル表示件数 2件と決定する。

 したがって、この場合は、表示件数決定 212は、選局操作の押下時間が短いので、ザ ピングの選局操作速度が遅いと判断して、 ムネイル表示件数を2件と決定する。

 そして、チャンネル決定部213は、現在視 しているチャンネル番号の次のチャンネル2 件分を表示対象のチャンネルと決定し、表示 部216は、チャンネル決定部213が決定したチャ ンネル2件分の番組情報を出力し、モニター10 9に表示させる(画面332)。なお、ユーザーがそ の後のCH-Upキー321、322を押下した時の画面イ ージ(画面333~335)は、図6Aに示されたCH-Upキー 302、303を押下した時の画面イメージと同様で あるため、説明を省略する。

 図14Bは、選局操作速度が速い場合の選局 作の押下タイミングとその時に表示される 面イメージを表している。

 同図に示す通り、CH-Upキー323の押下によ チャンネル3(画面337)に遷移した後で、CH-Upキ ー323が2.5秒間押下される。この場合、表示件 数決定部212は選局操作の押下時間が長いので 、ザッピングの選局操作速度が速いと判断し て、サムネイル表示件数を7件と決定する。 して、表示部216は、7件分の番組情報をモニ ー109に表示させる(画面338)。なお、ユーザ がその後のCH-Upキー324、325を押下した時の画 面イメージ(画面339~341)は、図6Bに示されたCH-U pキー306、307を押下した時の画面イメージと 様であるため、説明を省略する。

 次に、図15のフローチャートを説明する

 図15は、本発明の実施の形態3における一 時間長押ししたことを基準としたサムネイ 表示を行う方法を示したフローチャートで る。

 前提としては、図11のフローチャートで 明した内容と同様である。

 まず、操作検出部111を介してユーザーか 選局操作のキーコードが操作速度算出部211 入力される。操作速度算出部211は、入力さ たキーコードがCH-Up/Downキーであるか否かを 判断して(ST4201)、CH-Up/Downキーであれば(ST4201 Y)、キーの押下時間を計測する(ST4202)。

 そして、操作速度算出部211は、現在モニ ー109にサムネイルが表示されているか否か 判断する(ST4203)。操作速度算出部211は、サ ネイルが表示されていないと判断した場合(S T4203でN)、押下時間が0.5秒以上か否かを判断 る(ST4204)。

 そして、操作速度算出部211が、押下時間 0.5秒以上であると判断した場合(ST4204でY)、 示件数決定部212は、押下時間が2秒以上か否 かを判断する(ST4205)。表示件数決定部212は、 下時間が2秒未満であると判断した場合(ST420 5でN)、サムネイル表示件数を2件に決定し(ST42 07)、押下時間が2秒以上であると判断した場 (ST4205でY)、サムネイル表示件数を7件に決定 る(ST4206)。そして、図11のST4008~ST4009での処 と同様に、表示対象のチャンネルを決定し(S T4208)、サムネイル表示更新を行う(ST4209)。

 また、操作速度算出部211は、現在モニタ 109にサムネイルが表示されていると判断し 場合(ST4203でY)、チャンネル決定部213が表示 象のチャンネルを変更し(ST4211)、表示部216 サムネイル表示を更新する(ST4209)。

 また、操作速度算出部211が、押下時間が0 .5秒未満であると判断した場合(ST4204でN)、放 受信装置10は、ザッピングが開始されたと 断しないため、次のサービスのための選局 行われる(ST4210)。

 なお、本実施の形態1~3では、サムネイル 示からチャンネルを選局して全画面に戻る 法としては、一定時間が経過した場合でも く、またユーザーが決定キーを押下するこ により全画面表示に戻ってもよい。

 なお、本実施の形態1~3では、サムネイル 示に使用する静止画は、上記のようにザッ ングが開始されたと判断された時に、番組 報生成部214が、各チャンネルに選局をして コードを行い生成している。しかし、サム イル表示に使用する静止画を取得できるの あれば、第2のデコードを搭載してユーザー がチャンネルを視聴している時に、番組情報 生成部214が各チャンネルの番組をデコードし て静止画を生成しておいてもよい。また、放 送局がTSとは別経路で送ることができるDSMCC どのデータ送出中に静止画を含んでおき、 組情報生成部214が当該静止画を取得するこ にしてもよい。

 (実施の形態4)
 本発明の実施の形態4では、放送局から映像 /音声/番組に付随するデータを含むある一つ TSを受信する上記構成からなる放送受信装 10において、ザッピング時のユーザーの選局 操作速度の変化に応じてサムネイル表示件数 を変更する。つまり、本発明の実施の形態4 おける放送受信装置10は、ザッピング時のユ ーザーの選局操作の操作速度に応じたサムネ イル表示件数を算出してサムネイル表示を行 い、さらにザッピング操作が行われその操作 速度が変化した場合、その選局操作速度の変 化に応じてサムネイル表示件数を変更する。

 まず、ユーザーの操作イメージの一例を 16A及び図16Bで説明する。なお、同図に示す 外の放送受信装置10の構成等は、図1~図5で 明した実施の形態1での構成等と同様である め、説明を省略する。

 図16A及び図16Bは、本発明の実施の形態4に おける選局操作の操作速度差を基準としたユ ーザーの選局操作のタイミングとその時の画 面イメージを表した図である。

 具体的には、同図は、図3Bで示した通り 放送局から放送されているチャンネル数が 部で12個(チャンネル番号1~12)の場合において 、チャンネル2を視聴している間に、ユーザ が選局操作にてCH-Upキーを連続して押下した 時の選局操作のタイミングとその時の画面イ メージを表したイメージ図である。

 図16Aは、選局操作速度が速くなった場合 選局操作の押下タイミングとその時に表示 れる画面イメージを表している。

 図16Aに示す通り、ユーザーはチャンネル2 (画面530)を視聴している時に、現在他チャン ルではどのような番組が放送されているか 見るために、リモコン110のCH-Upキー500を押 して、チャンネル3(画面531)を表示させる。

 そして、ユーザーが、CH-Upキー500を押下 た後2秒以内に再度CH-Upキー501を押下した場 、放送受信装置10は、ザッピングが開始され たと判断して、サムネイル表示に遷移する。

 具体的には、まず操作検出部111が、チャ ネルの選局操作であるCH-Upキー500とCH-Upキー 501の押下操作を検出する。そして、操作速度 算出部211は、このCH-Upキー500とCH-Upキー501の 下操作から、チャンネルの選局操作速度を 出する。ここで、CH-Upキー501は、CH-Upキー500 下の1秒後に押下されたこととする。つまり 、操作速度算出部211は、1秒/回という選局操 速度を算出する。

 そして、表示件数決定部212は、操作速度 出部211が算出した選局操作速度が速いほど サムネイル表示件数が多くなるように、サ ネイル表示件数を決定する。具体的には、 示件数決定部212は、選局操作速度が0.5秒/回 以内であれば選局操作速度が速いと判断し、 サムネイル表示件数を7件と決定する。また 表示件数決定部212は、選局操作速度が0.5秒/ より大きければ選局操作速度が遅いと判断 、サムネイル表示件数を2件と決定する。

 したがって、この場合は、表示件数決定 212は、ザッピングの選局操作速度が遅いと 断して、サムネイル表示件数を2件と決定す る。

 次に、チャンネル決定部213は、表示件数 定部212が決定したサムネイル表示件数のチ ンネルの番組情報を表示するように、表示 象のチャンネルを決定する。ここでは、チ ンネル決定部213は、現在視聴しているチャ ネル番号の次のチャンネル2件分を表示対象 のチャンネルと決定する。

 そして、番組情報生成部214は、チャンネ 決定部213が決定したチャンネル2件分の番組 情報を生成し、表示位置決定部215は、当該番 組情報のモニター109上の表示位置を決定する 。そして、表示部216は、チャンネル決定部213 が決定したチャンネル2件分の番組内容を出 し、モニター109に表示させる(画面532)。

 その後、サムネイル表示をしている間に ユーザーが、CH-Upキー500を押下した0.5秒後 CH-Upキー502を押下した場合は、操作速度算出 部211は、0.5秒/回という選局操作速度を算出 る。つまり、選局操作時間差が、前回の選 操作時間差の1/2倍になり、選局操作速度は2 になったので、表示件数決定部212は、選局 作速度が速くなったと判断して、サムネイ 表示件数を7件に変更する。

 そして、チャンネル決定部213が表示対象 チャンネルを決定し、番組情報生成部214が 示対象チャンネルの番組情報を生成し直し 、表示部216がサムネイル表示を更新する(画 面533)。

 そして、モニター109にサムネイルが表示 れており、なおかつ最後の選局操作から5秒 経過した場合は、放送受信装置10は、現在カ ソルで選択しているチャンネルを選局して 画面表示に切り替える(画面534)。全画面表 (画面534)になった後にCH-Upキー503が押下され 場合は、CH-Upキー500が押下されたのと同様 処理により、次のチャンネル6(画面535)が表 される。

 図16Bは、選局操作速度が遅くなった場合 選局操作の押下タイミングとその時に表示 れる画面イメージを表している。

 同図に示す通り、ユーザーは、チャンネ 2(画面536)を視聴している時に、リモコン110 CH-Upキー504を押下することにより、チャン ル3(画面537)がモニター109に表示される。

 そして、操作検出部111が、CH-Upキー504が 下された0.5秒後にCH-Upキー505の押下を検出し た場合は、操作速度算出部211は、0.5秒/回と う選局操作速度を算出する。

 そして、表示件数決定部212は、ザッピン の選局操作速度が速いと判断して、サムネ ル表示件数を7件と決定する。そして、チャ ンネル決定部213は、現在視聴しているチャン ネル番号の次のチャンネル7件分を表示対象 チャンネルと決定する。そして、番組情報 成部214は、チャンネル7件分の番組情報を生 し、表示位置決定部215は、当該番組情報の ニター109上の表示位置を決定する。

 そして、表示部216は、チャンネル7件分の 番組内容を出力し、モニター109に表示させる (画面538)。

 その後、サムネイル表示をしている間に ユーザーが、CH-Upキー505を押下した1秒後にC H-Upキー506を押下した場合は、操作速度算出 211は、1秒/回という選局操作速度を算出する 。つまり、選局操作時間差が、前回の選局操 作時間差の2倍になり、選局操作速度は1/2倍 なったので、表示件数決定部212は、選局操 速度が遅くなったと判断して、サムネイル 示件数を2件に変更する。

 そして、チャンネル決定部213が表示対象 チャンネルを決定し、番組情報生成部214が 示対象チャンネルの番組情報を生成し直し 、表示部216がサムネイル表示を更新する(画 面539)。なお、全画面表示に切り替えなどの モコン操作による画面(画面540、541)への遷移 は、上記で説明したザッピングの選局操作速 度が速くなったと判断された場合と同様であ る。

 図17は、本発明の実施の形態4における、 局操作速度が速くなったと判断した場合の ムネイル表示時の画面イメージを示す図で る。

 同図の(a)~(d)に示す画面1~3のそれぞれは、 図16Aに示された画面531~534である。つまり、 17の(b)は、ザッピングが開始されたと判断さ れて選局操作速度が遅い場合のサムネイル表 示画面であり、現在視聴中のチャンネル番号 の次のチャンネル2件分(チャンネル番号4,5)の 番組の静止画と番組名、あらすじが表示され る。

 また、図17の(c)は、サムネイル表示をし いる間に、さらに選局操作が行われて、選 操作時間差が前回の1/2倍になったので選局 作速度が速くなったと判断した場合であり サムネイル表示件数が7件に変更される。そ て、現在カーソルが選択しているチャンネ 番号4と次のチャンネル番号5,6,7と、チャン ル番号4の前のチャンネル番号3,2,1の合計7件 分の番組内容が表示される。

 図18は、本発明の実施の形態4における選 操作の操作速度を基準としたサムネイル表 を行う方法を示したフローチャートである

 前提としては、放送受信装置10は、図3Bに 示されたMPEG2-TSの構成を持つTSを受信する。 た、図18は、図16A及び図16Bでのユーザー操作 イメージにおいての2回目のCH-Upキー押下によ りサムネイル表示がされている間に再度Ch-Up ーが押下された後からのフローチャートを している。つまり、放送局から放送されて るチャンネル数が全部で12個(チャンネル番 1~12)の場合において、ユーザーが、チャン ル2を視聴している間に2回CH-Upキーを押下す ことでサムネイルが表示されている。また 前回選局操作が行われた時刻が選局操作時 記憶部209に記憶されており、前回の操作時 差も操作速度算出部211が記憶しているもの する。

 まず、操作検出部111を介してユーザーか 選局操作のキーコードが操作速度算出部211 入力される。操作速度算出部211は、入力さ たキーコードがCH-Up/Downキーであるか否かを 判断する(ST4301)。

 そして、操作速度算出部211は、入力され キーコードがCH-Up/Downキーであると判断すれ ば(ST4301でY)、選局操作が行われた現在の時刻 を選局操作時刻記憶部209に記憶させる(ST4302)

 そして、操作速度算出部211は、モニター1 09にサムネイルが表示されているか否かを判 する(ST4303)。前提として2回CH-Upキーが押下 れてサムネイルが表示されているので、操 速度算出部211は、サムネイルが表示されて ると判断する(ST4303でY)。

 そして、操作速度算出部211は、選局が行 われた現在の時刻と、選局操作時刻記憶部2 09に記憶されている前回の選局操作が行われ 時刻とから、2つの選局操作の操作時間差を 選局操作速度として算出する(ST4304)。

 次に、表示件数決定部212は、今算出され 操作時間差と記憶されている前回の操作時 差とを比較して、操作時間差が前回の操作 間差の1/2倍以下になったか否かを判断する( ST4305)。そして、表示件数決定部212は、操作 間差が前回の1/2倍以下になったと判断した 合(ST4305でY)、選局操作速度が速くなったと 断してサムネイル表示件数を7件に変更する( ST4306)。

 また、表示件数決定部212は、操作時間差 前回の1/2倍よりも大きくなったと判断した 合は(ST4305でY)、操作時間差が前回の操作時 差の2倍以上になったか否かを判断する(ST430 9)。そして、表示件数決定部212は、操作時間 が前回の2倍以上になったと判断した場合(ST 4309でY)、選局操作速度が遅くなったと判断し てサムネイル表示件数を2件に変更する。

 次に、チャンネル決定部213は、CH-Up/Downキ ーの操作方向に応じて現在視聴しているチャ ンネル番号の次のチャンネル、もしくは前後 のチャンネルからサムネイル表示件数分の表 示対象のチャンネルを決定する(ST4307)。また 表示件数決定部212が、操作時間差が前回の2 倍未満であると判断した場合は(ST4309でN)、操 作速度がほぼ変化していないので表示件数の 変更は行わずに、チャンネル決定部213は、表 示対象のチャンネルを変更し決定する(ST4307)

 番組情報生成部214は、サムネイル表示対 として決定したチャンネルの番組情報を生 してサムネイル表示を更新するために、チ ンネル番号に対応されたPMTに含まれている 像データをAVデコードして任意の再生時刻 停止させて静止画を生成する。また、番組 報生成部214は、前記のPMTと同じサービスIDを 持つEITの中から番組名、あらすじなどを取得 して番組データを生成する。そして、表示位 置決定部215は、チャンネル情報記憶部208に記 憶されているチャンネル番号と決定されたサ ムネイル表示件数とから、表示対象のチャン ネルの番組情報を画面上のどの位置に表示す るかを決定する。そして、表示部216は、生成 された表示対象チャンネルの番組情報をモニ ター109に出力してサムネイル表示を行う(ST430 8)。

 以上のようにして、本発明の実施の形態4 では、実施の形態1~3のようにサムネイルが表 示されている間に、選局操作が行われてもサ ムネイル表示件数を変化せず対象のチャンネ ルを変更するのとは異なり、ユーザーの意思 によりサムネイル表示後もサムネイル表示件 数を変更することができる。

 その結果、サムネイル表示中であっても ユーザーの意思によりサムネイル表示件数 増減させることができるため、チャンネル が多い場合においてもユーザーは自分にと て番組内容を確認しやすいチャンネル表示 数の中から所望の番組を速やかに選択する とができる。

 なお、本実施の形態4では、選局操作速度 が変化したことにより変更するサムネイル表 示件数を2件又は7件と固定して説明したが、 作速度が速くなった場合はサムネイル表示 数が増加して、操作速度が遅くなった場合 サムネイル表示件数が減少するのであれば のような件数でもよい。また、変更するサ ネイル表示件数を決定する時の操作時間差 基準も上記の数値に限定するものではなく 意の数値でよい。

 つまり、例えば、操作速度が速くなった 合はサムネイル表示件数が現在のサムネイ 表示件数の2倍に増加し、操作速度が遅くな った場合はサムネイル表示件数が現在のサム ネイル表示件数の1/2倍に減少することにして もよい。

 なお、この場合、選局操作速度が変化し ことにより変更するサムネイル表示件数が 表示可能な最大件数を超えている場合は、 ムネイル表示件数を最大件数に変更しても い。また、変更するサムネイル表示件数が1 件になった場合は、全画面に戻ってもよい。

 また、本実施の形態4では、表示件数決定 部212は、選局操作時間差から算出された選局 操作速度からサムネイル表示件数を決定する こととしたが、表示件数決定部212は、一定時 間内の操作回数、又は同じキーを一定時間長 押しすることにより算出される選局操作速度 から、サムネイル表示件数を決定することに してもよい。

 なお、本実施の形態1~4では、表示件数決 部212は、サムネイル表示中のサムネイル表 件数をザッピングの選局操作速度から決定 るとして説明したが、左右キーによりサム イル表示件数を増減させてもよい。また、 字キーでサムネイル表示件数を直接変更し もよい。

 つまり、操作検出部111は、チャンネルの 局操作以外の操作も検出し、表示件数決定 212は、当該操作が検出された場合に、当該 作に対応付けて予め定められた数値をサム イル表示件数として決定することにしても い。

 このようにすることで、ユーザーが特定 ボタンを押下することで、表示するチャン ル件数の増減を物理的に行うことができる このため、チャンネル数が多い場合におい も、ユーザーは所望の番組を速やかに選択 ることができる。

 以上、実施の形態1~4を用いて、本発明に る放送受信装置10について説明を行ったが 実施の形態1~4における放送受信装置10は、さ らに、以下の変形例に示す機能を備えていて もよい。

 (変形例1)
 本変形例1における放送受信装置10は、表示 数決定部212が、チャンネルの選局操作を行 ユーザーの個人情報に基づいて、サムネイ 表示件数を決定する。ここで、ユーザーの 人情報とは、ユーザーの年齢である。

 図19A及び図19Bは、変形例1における放送受 信装置10の機能を説明する図である。

 まず、図19Aに示すように、ユーザーは25 であるとする。

 そして、表示件数決定部212は、ユーザー 年齢が予め定められた第1の年齢以上であり 、かつ第1の年齢よりも大きい第2の年齢未満 場合に、ユーザーの年齢が第1の年齢未満又 は第2の年齢以上の場合よりも、サムネイル 示件数が多くなるように、サムネイル表示 数を決定する。ここでは、第1の年齢は20歳 あり、第2の年齢は30歳である。

 つまり、同図に示すように、ユーザーが2 5歳の場合は、20歳以上かつ30歳未満であるの 、表示件数決定部212は、20歳未満、又は30歳 以上のユーザーよりも、サムネイル表示件数 を多く決定する。ここでは、ユーザーが20歳 満、又は30歳以上の場合に5件のサムネイル 表示されることとし、表示件数決定部212は 25歳のユーザーに対してサムネイル表示件 を7件と決定する。

 次に、図19Bに示すように、ユーザーは70 であるとする。

 そして、表示件数決定部212は、ユーザー 年齢が予め定められた第3の年齢以上の場合 に、ユーザーの年齢が増えるほど、サムネイ ル表示件数が少なくなるように、サムネイル 表示件数を決定する。ここでは、第3の年齢 60歳である。

 つまり、同図に示すように、ユーザーが7 0歳の場合は、60歳以上であるため、表示件数 決定部212は、60歳未満のユーザーよりも、サ ネイル表示件数を少なく決定する。ここで 、ユーザーが30歳以上60歳未満の場合に5件 サムネイルが表示されることとし、表示件 決定部212は、70歳のユーザーに対してサムネ イル表示件数を2件と決定する。

 また、例えば、表示件数決定部212は、ユ ザーが65歳の場合はサムネイル表示件数を4 と決定し、ユーザーが68歳の場合はサムネ ル表示件数を3件と決定する。このように、 ーザーの年齢が上がるほどサムネイルの内 が見やすくなるように、サムネイル表示が われる。

 このように、ユーザーは、年齢層に応じ チャンネル件数の中から、所望の番組を速 かに選択することができる。

 なお、本変形例1では、ユーザーの個人情 報とは、ユーザーの年齢であることとしたが 、ユーザーの個人情報とは、ユーザーのチャ ンネルの選局操作の間隔又は所定の時間内で の選局操作の回数の実績であることにしても よい。

 つまり、表示件数決定部212は、ユーザー チャンネルの選局操作の間隔又は所定の時 内での選局操作の回数の実績から、当該間 が短い又は当該回数が多いユーザーほど、 ムネイル表示件数が少なくなるように、サ ネイル表示件数を決定することにしてもよ 。

 このように、学習制御などによって記録 れたユーザー個人の操作間隔記録や操作回 記録によって、表示するチャンネル件数を 定することができる。このため、チャンネ 数が多い場合においても、ユーザーは所望 番組を速やかに選択することができる。

 上述の例では、放送受信装置10は、個人 報とサムネイル表示件数との関係(上述の例 は年齢とサムネイル表示件数との関係)を予 め保持しておき、個人情報の特定がなされた 後、特定した個人情報に対応するサムネイル 表示件数を、予め保持した個人情報とサムネ イル表示件数との関係に基づいて決定するよ うにしたものである。

 ここで個人情報としては、上述の年齢に 定される必要はなく、例えば、指紋データ 生年月日、指紋データと好みのジャンル、 たはこれらの組み合わせとしてもよい。

 指紋を個人情報とする場合、例えば指紋 ータと個人とが関連付けられた個人情報を 予め放送受信装置10が保持しておく。そし 、例えばリモコン110に設けられた指紋セン などの指紋認識部(図示せず)により指紋が読 み取られたとき、放送受信装置10は、この保 する指紋データと個人とが関連付けられた 人情報の中から、読み取られた指紋データ 合致する個人情報を特定し、特定した個人 報に基づくサムネイル表示件数を決定して 良い。

 また、生年月日、好みのジャンルを個人 報とする場合には、例えば入力情報(この例 では、生年月日または好みのジャンル)と個 とが関連付けられた個人情報を、予め放送 信装置10が保持しておく。そして、例えばリ モコン110により入力情報が入力されたとき、 放送受信装置10は、この保持する入力情報と 人とが関連付けられた個人情報の中から、 力情報に合致する個人情報を特定し、特定 た個人情報に基づくサムネイル表示件数を 定しても良い。

 また、好みのジャンルといったように個 間で比較的同じ情報が入力され個人の特定 寄与しない可能性が予想される場合には、 の入力情報(例えば、生年月日、年齢)など 組み合わせたものを入力情報としてもよい

 また、携帯電話(図示せず)がリモコン110 用いられても良い。この場合、携帯電話を 別するための情報と個人とが関連付けられ 個人情報を、予め放送受信装置10が保持して おく。そして、放送受信装置10は、リモコン1 10として利用される携帯電話から入力があっ 場合、携帯電話を識別するための情報と個 とが関連付けられた個人情報の中から、今 入力のあった携帯電話に対応する個人情報 特定し、特定した個人情報に基づくサムネ ル表示件数を決定しても良い。

 (変形例2)
 本変形例2における放送受信装置10は、チャ ネル決定部213が、表示する放送コンテンツ 種類の優先度に基づいて、表示対象のチャ ネルを決定する。

 図20A及び図20Bは、変形例2における放送受 信装置10の機能を説明する図である。

 まず、放送コンテンツの種類の優先度と て、バラエティ番組の優先度が高く設定さ ているものとする。

 この場合、図20Aに示すように、チャンネ 決定部213は、バラエティ番組が優先的に表 されるように、表示対象のチャンネルを決 する。そして、表示部216は、決定された表 対象のチャンネルの番組情報をモニター109 出力し、モニター109に表示させる。

 このように、ユーザーが見たいジャンル 番組の優先度を高くしておくことで、当該 ャンルの番組情報を表示するように、表示 象のチャンネルを決定することができる。 のため、チャンネル数が多い場合において 、ユーザーは所望の番組を速やかに選択す ことができる。

 また、チャンネル決定部213は、当該優先 が切り替えられた場合に、切り替え後の優 度に応じた表示対象のチャンネルを決定す 。つまり、優先度がバラエティ番組よりも 道番組の方が高いように切り替えられた場 に、チャンネル決定部213は、報道番組が優 的に表示されるように、表示対象のチャン ルを決定する。

 このように、ユーザーが、番組のジャン 単位で見たいジャンルを切り替えることで 切り替えられたジャンルの番組情報を表示 るように、表示対象のチャンネルを決定す ことができる。このため、チャンネル数が い場合においても、ユーザーは所望の番組 速やかに選択することができる。

 また、本変形例2では、チャンネル決定部 213が、当該優先度に応じた表示対象のチャン ネルを決定することにしたが、チャンネル決 定部213は当該優先度に応じた決定を行わず、 表示部216が、表示対象のチャンネルのうち、 放送コンテンツの種類の優先度が高いチャン ネルほど、番組情報が大きく表示されるよう に出力することにしてもよい。

 具体的には、放送コンテンツの種類の優 度として、バラエティ番組の優先度が高く 定されているものとする。

 この場合、図20Bに示すように、表示部216 、表示対象のチャンネル(チャンネル番号2~7 )のうち、バラエティ番組(チャンネル番号2,4, 7)が大きく表示されるようにモニター109に出 し、モニター109に表示させる。

 このように、ユーザーが見たいジャンル 番組の優先度を高くしておくことで、当該 ャンルの番組情報が大きく表示される。こ ため、チャンネル数が多い場合においても ユーザーは所望の番組を速やかに選択する とができる。

 (変形例3)
 本変形例3における放送受信装置10は、チャ ネル数がサムネイル表示件数よりも多い場 に、チャンネル決定部213が、カーソルを進 ていく順に通過したチャンネルを新しいチ ンネルに切り替えていく。

 図21は、変形例3における放送受信装置10 機能を説明する図である。

 同図の(a)に示すように、表示部216がチャ ネル番号1~7の番組情報を出力し、モニター1 09に当該番組情報が表示されているとする。 して、ユーザーがチャンネル番号7,6,5の番 情報にカーソルを進めて当該番組情報を選 し、カーソルがチャンネル5~7の番組情報を 過したとする。

 そして、ユーザーがチャンネル番号4の番 組情報にカーソルを進めて当該番組情報を選 択した際に、同図の(b)に示すように、チャン ネル決定部213は、選択が行われて通過したチ ャンネル番号5~7の番組情報を新しいチャンネ ルの番組情報に切り替える。この新しいチャ ンネルの番組情報とは、表示部216が出力した チャンネル番号1~7とは異なるチャンネルの番 組情報であり、具体的には、チャンネル番号 11,12の番組情報である。つまり、表示部216は チャンネル番号5~7の番組情報に替えて、チ ンネル番号11,12の番組情報を出力し、モニ ー109に表示させる。

 このように、チャンネル決定部213は、表 部216が出力したチャンネルの番組情報のう 選択が行われたチャンネルの番組情報に替 て、表示部216が出力していないチャンネル 番組情報を出力するように、表示対象のチ ンネルを決定する。

 このようにすることで、ユーザーが表示 れた番組情報を選択する際に、カーソルを めていくことで番組情報が選択されていく に、選択が終了して通過したチャンネルの 組情報を新しいチャンネルの番組情報に切 替える。これにより、次々に新しいチャン ルを表示することができる。このため、チ ンネル数が多い場合においても、ユーザー 所望の番組を速やかに選択することができ 。

 なお、チャンネル決定部213は、カーソル チャンネル番号が選択されても、「選局中 などにより番組情報が表示されなかったチ ンネルについては、継続して表示を行うよ に、表示対象のチャンネルを決定してもよ 。

 (変形例4)
 本変形例4における放送受信装置10は、表示 216が、表示されているチャンネルの番組情 のうち、選択が行われているチャンネルの 組情報が最も大きく表示されるように、モ ター109に出力する。

 図22A及び図22Bは、変形例4における放送受 信装置10の機能を説明する図である。

 図22Aに示すように、ユーザーが、表示さ ているチャンネル番号1~7の番組情報のうち チャンネル番号4の番組情報にカーソルを進 めることで、当該番組情報が選択される。そ して、表示部216は、選択されたチャンネル番 号4の番組情報が大きく表示されるようにモ ター109に出力し、モニター109にチャンネル 号4の番組情報が大きく表示される。

 また、図22Bに示すように、モニター109が2 画面表示可能な場合は、左右2画面の例えば 画面に、このチャンネル番号4の番組情報を きく表示することにしてもよい。

 このように、ユーザーが表示された番組 報を選択する際に、ユーザーが番組情報の 容を見やすいように、カーソルが当たって 択されている番組情報を大きく表示するこ ができる。このため、チャンネル数が多い 合においても、ユーザーは所望の番組を速 かに選択することができる。

 また、表示部216は、選択が行われている ャンネルの番組情報の近くに表示されてい チャンネルの番組情報ほど大きく表示され ように出力することにしてもよい。

 つまり、図22Aに示すように、選択されて るチャンネル番号4の番組情報が最も大きく 表示され、チャンネル番号4から遠ざかるほ 、番組情報が小さく表示される。具体的に 、チャンネル番号4,3,2,1の順に番組情報が小 く表示され、また、チャンネル番号4,5,6,7の 順に番組情報が小さく表示される。

 このように、ユーザーが表示された番組 報を選択する際に、カーソルが当たって選 されている番組情報を最も大きく表示し、 該番組情報から遠ざかる順に、番組情報を さく表示する。このため、チャンネル数が い場合においても、ユーザーは所望の番組 速やかに選択することができる。

 (変形例5)
 本変形例5における放送受信装置10は、番組 報生成部214が、TSに重畳された番組情報か 、又は複数チューナー環境で空いたチュー ーを介して生成される番組情報から、表示 象のチャンネルの番組情報を生成する。

 図23は、変形例5における放送受信装置10 機能を説明する図である。

 同図に示すように、番組情報生成部214は TSに重畳された番組情報から表示対象のチ ンネルの番組情報を取得し、生成する(同図 A)。そして、表示部216は、TSに重畳された番 組情報から取得される表示対象のチャンネル の番組情報を表示する。

 また、同図に示すように、放送受信装置1 0は、チューナー部101を複数備え、番組情報 成部214は、放送コンテンツの受信に使用さ ていないチューナー部101を介して、表示対 のチャンネルの番組情報を生成する(同図のB )。そして、表示部216は、放送コンテンツの 信に使用されていないチューナー部101を介 て生成される表示対象のチャンネルの番組 報を表示する。これにより、番組情報をリ ルタイムに表示することができる。

 なお、図1や図5に示されたブロック図の 機能ブロックは典型的には集積回路であるLS Iとして実現される。これらは個別に1チップ されても良いし、一部又は全てを含むよう 1チップ化されても良い。具体的には、例え ば、図24に示すように、図1に示されたケーブ ルカードインタフェース106及びHDD112(図24のX 示す部分)以外の機能ブロックが1チップ化さ れていても良い。

 ここでは、LSIとしたが、集積度の違いに り、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルト LSIと呼称されることもある。

 また、集積回路化の手法はLSIに限るもの はなく、専用回路又は汎用プロセッサで実 してもよい。LSI製造後に、プログラムする とが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可 なリコンフィギュラブル・プロセッサを利 しても良い。

 さらには、半導体技術の進歩又は派生す 別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の 術が登場すれば、当然、その技術を用いて 能ブロックの集積化を行ってもよい。バイ 技術の適応等が可能性としてありえる。

 以上、本発明に係る放送受信装置につい 、上記実施の形態およびその変形例を用い 説明したが、本発明は、これに限定される のではない。

 つまり、今回開示された実施の形態はす ての点で例示であって制限的なものではな と考えられるべきである。本発明の範囲は 記した説明ではなくて請求の範囲によって され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内 のすべての変更が含まれることが意図され 。

 本発明にかかる放送受信装置は、ザッピ グにより所望の番組を速やかに選択するこ ができるという効果を有し、アナログ及び ジタルテレビ放送を受信することができる 送受信装置として有用である。