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Title:
CLASSIFICATION SUPPORT DEVICE, CLASSIFICATION SUPPORT METHOD, CLASSIFICATION SUPPORT PROGRAM AND RECORDING MEDIUM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/075028
Kind Code:
A1
Abstract:
A classification support device (100) is provided with a reception part (101), a classification information acquiring part (102), a judging part (103) and an output part (104). The reception part (101) has a function for receiving input of a kind of waste. The classification information acquiring part (102) has a function for acquiring classification information on a classification processing of waste in a prescribed region. The judging part (103) has a function for judging a section with which the kind of waste is classified in the prescribed region based on the kind of waste received by the reception part (101) and classification information acquired by the classification information acquiring part (102). The output part (104) has a function for outputting a judged result judged by the judging part (103).

Inventors:
MATSUMOTO TATSUYA (JP)
AOYAMA MASASHI (JP)
AOKI TOKO (JP)
SAKAMOTO YUJI (JP)
KATOH HIROKI (JP)
SAGAWA NORIHIRO (JP)
TSUKUI TOMOHISA (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/073876
Publication Date:
June 18, 2009
Filing Date:
December 11, 2007
Export Citation:
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Assignee:
PIONEER CORP (JP)
PIONEER SYSTEM TECH CORP (JP)
TECHEXPERTS INC (JP)
MATSUMOTO TATSUYA (JP)
AOYAMA MASASHI (JP)
AOKI TOKO (JP)
SAKAMOTO YUJI (JP)
KATOH HIROKI (JP)
SAGAWA NORIHIRO (JP)
TSUKUI TOMOHISA (JP)
International Classes:
G06Q50/00
Foreign References:
JP2002063318A2002-02-28
JP2004240656A2004-08-26
JP2002216044A2002-08-02
Attorney, Agent or Firm:
SAKAI, Akinori (20F Kasumigaseki Building,2-5, Kasumigaseki 3-chom, Chiyoda-ku Tokyo 20, JP)
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Claims:
 廃棄物の種別の入力を受け付ける受付手段と、
 所定の地域の前記廃棄物の分別処理に関する分別情報を取得する分別情報取得手段と、
 前記受付手段によって受け付けられた前記廃棄物の種別と、前記分別情報取得手段によって取得された前記分別情報とに基づいて、前記所定の地域において前記廃棄物の種別が分別される区分(以下、「分別区分」という)を判断する判断手段と、
 前記判断手段によって判断された判断結果を出力する出力手段と、
 を備えることを特徴とする分別支援装置。
 利用者の現在位置の情報を取得する位置取得手段をさらに備え、
 前記分別情報取得手段は、前記利用者の現在位置が属する地域(以下、「現在地域」という)の前記廃棄物の分別処理に関する分別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の分別支援装置。
 前記利用者の自宅の位置を記憶する記憶手段をさらに備え、
 前記分別情報取得手段は、前記現在地域と前記利用者の自宅の位置が属する地域(以下、「自宅地域」という)における前記分別情報をそれぞれ取得し、
 前記判断手段は、前記現在地域における前記廃棄物の分別区分と前記自宅地域における前記廃棄物の分別区分とを判断し、
 前記出力手段は、前記利用者の現在地域における前記廃棄物の分別区分が前記利用者の自宅地域における前記廃棄物の分別区分と異なる場合に、前記現在地域における前記廃棄物の分別区分の情報とともに前記自宅地域における前記廃棄物の分別区分と異なる旨の注意情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の分別支援装置。
 前記出力手段は、前記利用者の現在地域における前記廃棄物の分別区分が前記利用者の自宅地域における前記廃棄物の分別区分と同一の場合に、前記現在地域における前記廃棄物の分別区分の情報を出力することを特徴とする請求項3に記載の分別支援装置。
 前記分別情報を所望する地域(以下、「所望地域」という)の入力を受け付ける入力手段をさらに備え、
 前記分別情報取得手段は、前記入力手段によって受け付けられた前記所望地域の前記廃棄物の分別処理に関する分別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の分別支援装置。
 前記分別情報取得部は、
 前記入力手段によって受け付けられた複数の前記所望地域における前記廃棄物の分別処理に関する分別情報をそれぞれ取得し、
 前記判断手段は、
 前記分別情報取得手段によって取得された前記複数の所望地域における前記分別情報に基づいて、それぞれの地域において前記廃棄物の種別の前記分別区分を判断し、
 前記出力手段は、
 前記判断手段によって判断されたそれぞれの判断結果を出力することを特徴とする請求項5に記載の分別支援装置。
 前記廃棄物の種別は、可燃物、不燃物、リサイクルが可能な廃棄物のいずれかであることを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の分別支援装置。
 移動体に搭載されることを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の分別支援装置。
 廃棄物の種別の入力を受け付ける受付工程と、
 所定の地域の前記廃棄物の分別処理に関する分別情報を取得する分別情報取得工程と、
 前記受付工程によって受け付けられた前記廃棄物の種別と、前記分別情報取得工程によって取得された前記分別情報とに基づいて、前記所定の地域において前記廃棄物の種別が分別される区分(以下、「分別区分」という)を判断する判断工程と、
 前記判断工程によって判断された判断結果を出力する出力工程と、
 を含むことを特徴とする分別支援方法。
 請求項9に記載の分別支援方法をコンピュータに実行させることを特徴とする分別支援プログラム。
 請求項10に記載の分別支援プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
Description:
分別支援装置、分別支援方法、 別支援プログラムおよび記録媒体

 この発明は、廃棄物を廃棄する際の分別 支援する分別支援装置、分別支援方法、分 支援プログラムおよび記録媒体に関する。

 近年において、最終処分場の逼迫化、資 の有効利用化などから、廃棄物の処理は、 却処理、埋立処理、およびリサイクルなど 廃棄物の種別に応じた分別処理が一般的で る。廃棄側は、このような分別処理を鑑み 、廃棄物の種別が分別される区分(以下、「 分別区分」という)ごとに分別して廃棄する また、従来、たとえば、移動体の携帯端末 各種情報を提供して、利用者に案内する移 体情報提供システムが公知である。このよ な移動体情報提供システムによれば、ゴミ 集積所などを利用者に案内することができ (例えば、下記特許文献1参照。)。

特開2006-279142号公報

 しかしながら、上記の従来技術にあって 、たとえば、集積所の位置はわかるものの この集積所において、廃棄物をどのように 別して廃棄すればよいかが不明であったと う問題が一例として挙げられる。たとえば 利用者が旅行先などで廃棄物を廃棄する際 、自宅の位置が属する地域(以下、「自宅地 域」という)と同じ分別区分で廃棄した廃棄 が、旅行先の地域では異なる分別区分とな ており、正しく分別されていないという問 があった。

 上述した課題を解決し、目的を達成する め、請求項1に記載の分別支援装置は、廃棄 物の種別の入力を受け付ける受付手段と、所 定の地域の前記廃棄物の分別処理に関する分 別情報を取得する分別情報取得手段と、前記 受付手段によって受け付けられた前記廃棄物 の種別と、前記分別情報取得手段によって取 得された前記分別情報とに基づいて、前記所 定の地域において前記廃棄物の種別が分別さ れる区分(以下、「分別区分」という)を判断 る判断手段と、前記判断手段によって判断 れた判断結果を出力する出力手段と、を備 ることを特徴とする。

 また、請求項9に記載の分別支援方法は、 廃棄物の種別の入力を受け付ける受付工程と 、所定の地域の前記廃棄物の分別処理に関す る分別情報を取得する分別情報取得工程と、 前記受付工程によって受け付けられた前記廃 棄物の種別と、前記分別情報取得工程によっ て取得された前記分別情報とに基づいて、前 記所定の地域において前記廃棄物の種別が分 別される区分(以下、「分別区分」という)を 断する判断工程と、前記判断工程によって 断された判断結果を出力する出力工程と、 含むことを特徴とする。

 また、請求項10に記載の分別支援プログ ムは、請求項9に記載の分別支援方法をコン ュータに実行させることを特徴とする。

 また、請求項11に記載のコンピュータに み取り可能な記録媒体は、請求項10に記載の 分別支援プログラムを記録したことを特徴と する。

図1は、本発明の実施の形態にかかる分 別支援装置の機能的構成を示すブロック図で ある。 図2は、本実施の形態の分別支援装置の 処理手順を示すフローチャートである。 図3は、本実施例1のナビゲーション装 のハードウェア構成を示すブロック図であ 。 図4は、分別情報データベースの記憶内 容を示す説明図である。 図5は、本実施例1のナビゲーション装 の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本実施例1のナビゲーション装 の具体的な表示例を示す説明図(その1)であ 。 図7は、本実施例1のナビゲーション装 の具体的な表示例を示す説明図(その2)であ 。 図8は、本実施例1のナビゲーション装 の具体的な表示例を示す説明図(その3)であ 。 図9は、本実施例2のナビゲーション装 の具体的な表示例を示す説明図である。

符号の説明

 100 分別支援装置
 101 受付部
 102 分別情報取得部
 102a 位置情報取得部
 102b 記憶部
 102c 入力部
 103 判断部
 104 出力部

 以下に添付図面を参照して、この発明に かる分別支援装置、分別支援方法、分別支 プログラムおよび記録媒体の好適な実施の 態を詳細に説明する。

(実施の形態にかかる分別支援装置の機能的 成)
 まず、本発明の実施の形態にかかる分別支 装置の機能的構成について説明する。図1は 、本発明の実施の形態にかかる分別支援装置 の機能的構成を示すブロック図である。図1 示すように、分別支援装置100は、受付部101 、分別情報取得部102と、判断部103と、出力 104とを備える。

 受付部101は、廃棄物の種別の入力を受け ける機能を有する。ここで、廃棄物の種別 しては、たとえば、可燃物(たとえば、紙く ず、木材)、不燃物(たとえば、プラスチック 鉄材)、リサイクルが可能な廃棄物(いわゆ 、資源ごみ。たとえば、古紙、ビン、缶、 ットボトル)などがある。廃棄物の種別は、 とえば、分別支援装置100の製造側が分別支 装置100にあらかじめ登録しておく。

 たとえば、利用者は、あらかじめ登録さ た廃棄物の種別の中から、廃棄したい廃棄 に最も近いと思われるものを選択すること より、廃棄物の種別を入力する。受付部101 、たとえば、キーボードやマウスなどの各 入力デバイスを用いることによって実現さ る。

 分別情報取得部102は、所定の地域の廃棄 の分別処理に関する分別情報を取得する機 を有する。ここで、分別情報とは、所定の 域における廃棄物の分別区分をあらわす情 である。なお、分別情報については、図4を 用いて、詳細に後述する。分別情報取得部102 は、たとえば、分別支援装置100にあらかじめ 記憶された分別情報データベースから所定の 地域の分別情報を取得する。

 また、分別情報取得部102は、たとえば、 部のサーバから所定の地域の分別情報を取 してもよい。分別情報取得部102は、たとえ 、HD(ハードディスク)およびHDD(ハードディ クドライブ)など各種記憶媒体、および当該 憶媒体に対する情報の書き込み/読み込みを おこなうR/W(リーダ/ライタ)、または、外部の サーバとの通信をおこなう通信装置を用いる ことによって実現される。

 判断部103は、受付部101によって受け付け れた廃棄物の種別と、分別情報取得部102に って取得された分別情報とに基づいて、所 の地域において、受け付けられた廃棄物の 別の分別区分を判断する機能を有する。判 部103は、たとえば、あらかじめ用意された ログラムをコンピュータ装置に実行させる とによって実現される。

 出力部104は、判断部103によって判断され 判断結果を出力する機能を有する。出力部1 04は、たとえば、図示を省略する表示部に所 の画像(文字を含む)を表示することにより 断結果を出力する。また、出力部104は、画 の表示だけに限らず、所定の音声を出力す こととしてもよいし、画像と音声とを同時 出力することとしてもよい。出力部104は、 とえば、液晶ディスプレイやプラズマディ プレイなどの各種の表示装置や、スピーカ どの音声出力装置によって実現される。

 また、分別支援装置100は、位置情報取得 102aを備えてもよい。位置情報取得部102aは 利用者の現在位置に関する位置情報を取得 る機能を有する。ここで、位置情報とは、 図情報上で、利用者の位置を一意にあらわ 情報である。位置情報取得部102aは、たとえ 、公知の技術のため詳細な説明および図示 省略するが、GPS(Global Positioning System)ユニ トを用いることによって実現される。ここ 、GPSユニットは、たとえば、GPS衛星からの 波を受信する機能を有する。

 位置情報取得部102aを備えた場合には、分 別情報取得部102は、たとえば、位置情報取得 部102aによって取得された利用者の現在位置 属する地域(以下、「現在地域」という)の分 別情報を取得する。

 また、分別支援装置100は、記憶部102bを備 えてもよい。記憶部102bは、利用者の自宅の 置を記憶する機能を有する。自宅の位置は たとえば、利用者によって、自宅の住所や 話番号などにより入力される。記憶部102bは たとえば、HDおよびHDDなど各種記憶媒体、 よび当該記憶媒体に対する情報の書き込み/ み込みをおこなうR/Wを用いることによって 現される。

 記憶部102bを備えた場合には、分別情報取 得部102は、たとえば、現在地域と、記憶部102 bに記憶された利用者の自宅の位置が属する 域(以下、「自宅地域」という)とにおける分 別情報をそれぞれ取得する。判断部103は、現 在地域における廃棄物の分別区分と自宅地域 における廃棄物の分別区分とを判断する。

 そして、出力部104は、利用者の現在地域 おける廃棄物の分別区分が利用者の自宅地 における廃棄物の分別区分と異なる場合に 現在地域における廃棄物の分別区分の情報 ともに自宅地域における廃棄物の分別区分 異なる旨の注意情報を出力する。ここで、 意情報とは、たとえば、利用者の注意を喚 する所定の文字列である。

 なお、出力部104は、利用者の現在地域に ける廃棄物の分別区分が利用者の自宅地域 おける廃棄物の分別区分と同一の場合に、 在地域における廃棄物の分別区分の情報を 力する。

 また、分別支援装置100は、入力部102cを備 えてもよい。入力部102cは、分別情報を所望 る地域(以下、「所望地域」という)の入力を 受け付ける機能を有する。所望する地域は、 たとえば、利用者の任意によって決定される 。入力部102cは、たとえば、キーボードやマ スなどの各種入力デバイスを用いることに って実現される。

 入力部102cを備えた場合には、分別情報取 得部102は、たとえば、入力部102cによって受 付けられた所望地域の廃棄物の分別処理に する分別情報を取得する。また、分別情報 得部102は、複数の所望地域における分別情 をそれぞれ取得することとしてもよい。こ 場合に、判断部103は、分別情報取得部102に って取得された複数の所望地域における分 情報に基づいて、それぞれの地域において 棄物の種別の分別区分を判断する。そして 出力部104は、判断部103によって判断された れぞれの判断結果を出力する。

(実施の形態にかかる分別支援装置の処理手 )
 つぎに、本実施の形態の分別支援装置の処 手順について説明する。図2は、本実施の形 態の分別支援装置の処理手順を示すフローチ ャートである。なお、図2に示すフローチャ トは、たとえば、利用者の任意のタイミン で開始させることができる。

 図2に示すように、まず、分別支援装置100 は、廃棄物の種別の入力を受け付けるまで待 機する(ステップS201:Noのループ)。ステップS20 1において、廃棄物の種別の入力を受け付け 場合(ステップS201:Yes)には、分別支援装置100 、所定の地域の分別情報を取得する(ステッ プS202)。

 ステップS202において、所定の地域の分別 情報を取得したのち、分別支援装置100は、ス テップS201において受け付けられた廃棄物の 別と、ステップS202において取得された分別 報とに基づいて、所定の地域において廃棄 の種別が分別される分別区分を判断する(ス テップS203)。ステップS203において、分別区分 を判断したのち、分別支援装置100は、判断結 果を出力し(ステップS204)、一連の処理を終了 する。

 以上に説明したように、本発明の実施の 態にかかる分別支援装置100によれば、廃棄 の種別を入力すると、所定の地域における 該廃棄物の分別区分を出力することができ 。これにより、利用者は、所定の地域にお る廃棄物の種別の分別区分を知ることがで 、適切な分別をおこなって、廃棄物を廃棄 ることができる。

 また、分別支援装置100によれば、廃棄物 種別を入力すると、現在地域における当該 棄物の分別区分を出力することができる。 れにより、利用者は、現在地域における廃 物の種別の分別区分を知ることができ、適 な分別をおこなって、廃棄物を廃棄するこ ができる。

 そして、分別支援装置100によれば、現在 域と、自宅地域との分別区分が異なる場合 は、注意情報を出力することができる。こ により、利用者は、注意を喚起され、廃棄 を習慣化した自宅地域での分別区分に廃棄 ることなく、現在地域の分別区分に従って 適切に廃棄することができる。

 さらに、分別支援装置100によれば、あら じめ所望地域を入力しておき、廃棄物の種 を入力した場合に、所望地域における当該 棄物の分別区分を出力することができる。 れにより、利用者は、所望地域における廃 物の種別の分別区分を知ることができる。

 また、実施の形態の分別支援装置100では すべての構成部が一体として設けられてい 場合を例にとって説明したが、たとえば、 れぞれの構成部がインターネットなどの通 網を介して通信可能な状態で別体として設 られていてもよい。

 つぎに、上述した実施の形態にかかる分 支援装置100の実施例1について説明する。本 実施例1は、上述した実施の形態にかかる分 支援装置100を、車両(二輪・四輪を含む)に搭 載されたナビゲーション装置に適用した場合 の例である。

(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
 まず、図3を用いて、本実施例1のナビゲー ョン装置のハードウェア構成について説明 る。図3は、本実施例1のナビゲーション装置 のハードウェア構成を示すブロック図である 。図3に示すように、ナビゲーション装置300 、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスク ライブ304と、磁気ディスク305と、光ディス ドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(イ ターフェース)308と、マイク309と、スピーカ 310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディ スプレイ313と、カメラ314と、通信I/F315と、GPS ユニット316と、各種センサ317と、を備えてい る。また、各構成部301~317はバス320によって れぞれ接続されている。

 まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の 体の制御を司る。ROM302には、ブートプログ ム、現在位置特定プログラム、経路探索プ グラム、経路誘導プログラム、音声生成プ グラム、地図情報表示プログラム、分別支 プログラムなどの各種プログラムが記憶さ ている。また、RAM303は、CPU301のワークエリ として使用される。

 すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリア して使用しながら、ROM302に記憶された各種 ログラムを実行することによって、ナビゲ ション装置300の全体の制御を司る。現在位 特定プログラムは、たとえば、後述するGPS ニット316および各種センサ317の出力情報に づいて、車両の現在位置(ナビゲーション装 置300の現在位置)を特定させる。

 経路探索プログラムは、後述する磁気デ スク305または光ディスク307に記憶されてい 地図情報などを利用して、出発地点から目 地点までの最適な経路や、当該最適な経路 外れた場合の迂回経路を探索させる。ここ 、最適な経路とは、目的地点までにかかる ストが最小の経路や利用者が指定した条件 最も合致する経路などである。経路探索プ グラムは、公知の技術のため詳細な説明は 略するが、たとえば、ダイクストラ法など 用いて、最適な経路を探索する。経路探索 ログラムを実行することによって探索され 誘導経路は、CPU301を介して音声I/F308や映像I /F312へ出力される。

 経路誘導プログラムは、経路探索プログ ムを実行することによって探索された誘導 路情報、現在位置特定プログラムを実行す ことによって特定された車両の現在位置情 、磁気ディスク305または光ディスク307から み出された地図情報に基づいて、リアルタ ムな経路誘導情報の生成をおこなわせる。 路誘導プログラムを実行することによって 成された経路誘導情報は、CPU301を介して音 I/F308や映像I/F312へ出力される。

 音声生成プログラムは、パターンに対応 たトーンと音声の情報を生成させる。すな ち、経路誘導プログラムを実行することに って生成された経路誘導情報に基づいて、 内ポイントに対応した仮想音源の設定と音 ガイダンス情報の生成をおこなわせる。音 ガイダンス情報には、たとえば、右左折地 を経路通りに右左折すべき旨の警報、右左 地点の手前で減速すべき旨の警報、右左折 損なった場合の迂回経路についての情報や 右左折し損なった場合に引き返すべき旨の 内情報が含まれる。

 生成された音声ガイダンス情報は、CPU301 介して音声I/F308へ出力される。地図情報表 プログラムは、映像I/F312によって磁気ディ ク305または光ディスク307から読み出された 図情報をディスプレイ313に表示させる。

 分別支援プログラムは、入力された廃棄 の種別、分別情報、位置情報などを利用し 、所定の地域において、入力された廃棄物 種別の分別区分を判断させる。分別支援プ グラムを実行することによって判断された 断結果は、CPU301を介して音声I/F308や映像I/F3 12へ出力される。

 磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御 したがって磁気ディスク305に対するデータ 読み取り/書き込みを制御する。磁気ディス ク305には、磁気ディスクドライブ304の制御で 書き込まれたデータが記憶される。磁気ディ スク305としては、たとえば、HDやFD(フレキシ ルディスク)を用いることができる。

 光ディスクドライブ306は、CPU301の制御に たがって光ディスク307に対するデータの読 取り/書き込みを制御する。光ディスク307は 、光ディスクドライブ306の制御にしたがって データの読み出される着脱自在な記憶媒体で ある。光ディスク307としては、たとえば、CD( Compact Disc)、DVDを用いることができる。光デ スク307は、書き込み可能な記憶媒体を利用 ることもできる。また、この着脱可能な記 媒体は、光ディスク307のほか、MO(Magneto Opti cal Disk)、メモリカードなどであってもよい

 磁気ディスク305または光ディスク307に記 される情報の一例として、経路探索・経路 導などに用いる地図情報が挙げられる。地 情報は、建物、河川、地点表面などの地点 (フィーチャ)をあらわす背景データと、道 の形状を表す道路形状データとを有してお 、ディスプレイ313の表示画面において2次元 たは3次元に描画される。

 道路形状データは、さらに交通条件デー を有する。交通条件データには、たとえば 各ノードについて、信号や横断歩道などの 無、高速道路の出入口やジャンクションの 無、各リンクについての長さ(距離)、道幅 進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、 般道路)などの情報が含まれている。

 また、交通条件データには、過去の渋滞 報を、季節・曜日・大型連休・時刻などを 準に統計処理した過去渋滞情報を記憶して る。ナビゲーション装置300は、後述する通 I/F315によって受信される道路交通情報によ て現在発生している渋滞の情報を得るが、 去渋滞情報により、指定した時刻における 滞状況の予想をおこなうことが可能となる

 また、磁気ディスク305または光ディスク3 07には、後述する分別情報データベース(図4 参照)が記憶される。

 なお、本実施例1では地図情報を磁気ディ スク305または光ディスク307に記憶するように したが、これらに限るものではない。地図情 報は、ナビゲーション装置300のハードウェア と一体に設けられているものに限って記憶さ れているものではなく、ナビゲーション装置 300の外部に設けられていてもよい。この場合 には、ナビゲーション装置300は、たとえば、 通信I/F315を通じて、ネットワークを介して地 図情報を取得する。取得された地図情報はRAM 303や磁気ディスク305などに記憶され、必要に 応じて読み出される。

 また、同様に、分別情報データベースも 気ディスク305または光ディスク307に記憶す ようにしたが、これらに限るものではない 分別情報データベースが外部のサーバなど 記憶されており、ナビゲーション装置300は たとえば、通信I/F315を通じて、ネットワー を介して所定の地域の分別情報を取得して よい。

 音声I/F308は、音声入力用のマイク309およ 音声出力用のスピーカ310に接続される。マ ク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D 換される。また、スピーカ310からは音声が 力される。なお、マイク309から入力された 声は、音声データとして磁気ディスク305あ いは光ディスク307に記憶可能である。

 入力デバイス311は、文字、数値、各種指 などの入力のための複数のキーを備えたリ コン、キーボード、マウス、タッチパネル どが挙げられる。入力デバイス311は、利用 によって選択されたキーに対応するデータ 装置内部へ入力する。

 映像I/F312は、ディスプレイ313およびカメ 314と接続される。映像I/F312は、具体的には たとえば、ディスプレイ313全体の制御をお なうグラフィックコントローラと、即時表 可能な画像情報を一時的に記憶するVRAM(Video  RAM)などのバッファメモリと、グラフィック コントローラから出力される画像データに基 づいて、ディスプレイ313を表示制御する制御 ICなどによって構成される。

 ディスプレイ313には、アイコン、カーソ 、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や 像などの各種データが表示される。ディス レイ313としては、たとえば、CRT、TFT液晶デ スプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL ィスプレイなどを用いることができる。デ スプレイ313は、車両に複数備えられていて よく、たとえば、運転者に対するものと後 座席に着座する搭乗者に対するものなどで る。

 カメラ314は、車両内部あるいは外部の映 を撮影する。映像は静止画あるいは動画の ちらでもよく、たとえば、カメラ314によっ 車両内部の搭乗者の挙動を撮影し、撮影し 映像を映像I/F312を介してCPU301あるいは磁気 ィスク305や光ディスク307などの記憶媒体に 力する。

 また、カメラ314によって車両外部の状況 撮影し、撮影した映像を映像I/F312を介して 気ディスク305や光ディスク307などの記憶媒 に出力する。CPU301に出力された映像は、た えば、搭乗者の特定挙動の決定に用いられ 。また、記憶媒体に出力された映像は、ド イブレコーダ用画像として上書き記憶や保 がおこなわれる。

 通信I/F315は、無線を介してネットワーク 接続され、ナビゲーション装置300とCPU301と インターフェースとして機能する。通信I/F3 15は、さらに、無線を介してインターネット どの通信網に接続され、この通信網とCPU301 のインターフェースとしても機能する。ま 、通信I/F315は、テレビ放送やラジオ放送を 信する。

 通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯 話網などがある。具体的には、通信I/F315は たとえば、FMチューナー、VICS/ビーコンレシ ーバ、無線ナビゲーション装置、およびその 他のナビゲーション装置によって構成され、 VICSセンターから配信される渋滞や交通規制 どの道路交通情報を取得する。

 GPSユニット316は、GPS衛星からの電波を受 し、車両の現在位置を示す情報を算出する GPSユニット316の出力情報は、後述する各種 ンサ317の出力値とともに、CPU301による車両 現在位置の特定に際して利用される。現在 置を示す情報は、たとえば緯度・経度、高 などの、地図情報上の1点を特定する情報で ある。

 各種センサ317は、車速センサや加速度セ サ、角速度センサなどの、車両の位置や挙 を決定することが可能な情報を出力する。 種センサ317の出力値は、CPU301による車両の 在位置の特定や、速度や方位の変化量の測 などに用いられる。

(分別情報データベース)
 つぎに、分別情報データベースの記憶内容 ついて説明する。図4は、分別情報データベ ースの記憶内容を示す説明図である。図4に いて、分別情報データベース400は、市町村 どの地域ごとの分別情報によって構成され 。たとえば、図4に示す分別情報401は、○○ における分別情報である。分別情報401は、 域情報410と、廃棄物情報420とによって構成 れる。ここで、地域情報410は、分別情報401 適用される地域(すなわち、○○市)をあら す情報である。

 廃棄物情報420は、階層的に構成される廃 物の分別処理に関する情報である。具体的 は、たとえば、廃棄物情報420は、大分類情 と、中分類情報と、小分類情報とを有する 大分類情報は、廃棄物の大まかな分類をあ わす情報である。すなわち、大分類情報は 廃棄物を『可燃物』と、『不燃物』と、『 源ごみ』のいずれかに分類する。

 中分類情報は、大分類情報の下位に設け れ、大分類情報によって分類された廃棄物 分類をより細分化した情報である。すなわ 、中分類情報は、まず、『不燃物』を『不 物』と『その他』に分類する。また、同様 、『資源ごみ』を『古紙』、『びん』、『 』、『ペットボトル』に分類する。

 小分類情報は、中分類情報の下位に設け れ、中分類情報によって分類された廃棄物 分類をさらに細分化した情報である。すな ち、小分類情報は、まず、『可燃物』を『 くず』、『生ごみ』、『木材』などに分類 る。また、同様に、『不燃物』を『プラス ック』、『ガラス』などに分類し、『その 』を『粗大ごみ』、『金属』などに分類す 。

 また、中分類情報『古紙』、『びん』、 缶』、『ペットボトル』の下位に設けられ 小分類情報は、その地域での中分類情報で 類された資源ごみの回収があるか否かを示 情報となっている。たとえば、○○市にお ては、ペットボトルは、リサイクルせずに 燃物として埋立処理をするために、中分類 報『ペットボトル』の下位には、ペットボ ルは不燃物として処理する旨の情報が構成 れる。

 つまり、図4に示す○○市においては、『 紙くず』、『生ごみ』などは焼却処理される 可燃物であり、『プラスチック』、『ガラス 』などは埋立処理される不燃物である。また 、資源ごみのうち、『古紙』、『びん』、『 缶』などは資源ごみとして回収をおこなって いるが、ペットボトルは不燃物として埋立処 理する廃棄物である。

(ナビゲーション装置の処理手順)
 つぎに、本実施例1のナビゲーション装置の 処理手順について説明する。図5は、本実施 1のナビゲーション装置の処理手順を示すフ ーチャートである。なお、図5に示すフロー チャートは、たとえば、利用者の任意のタイ ミングで開始させることができる。

 図5に示すように、まず、ナビゲーション 装置300は、利用者に廃棄物の種別を入力させ る種別入力画面(図6を参照)を表示する(ステ プS501)。ステップS501において、種別入力画 を表示したのち、ナビゲーション装置300は 廃棄物の種別の入力を受け付けるまで待機 る(ステップS502:Noのループ)。

 ステップS502において、廃棄物の種別の入 力を受け付ける(ステップS502:Yes)と、ナビゲ ション装置300は、外部に設けられた他のコ ピュータ装置と接続されているか判定する( テップS503)。具体的には、たとえば、ナビ ーション装置300は、通信I/F315を介して、分 情報を配信するサーバ(不図示)などの他のコ ンピュータ装置と接続されているか否かを判 定する。

 ステップS503において、他のコンピュータ 装置と接続されていないと判定された場合( テップS503:No)には、ナビゲーション装置300は 、ナビゲーション装置300にあらかじめ記憶さ れた分別情報データベース400から現在地域の 分別情報を取得する(ステップS504)。具体的に は、たとえば、ナビゲーション装置300は、磁 気ディスク305にあらかじめ記憶された分別情 報データベース400から現在地域の分別情報を 取得する。

 ステップS504において、分別情報データベ ース400から現在地域の分別情報を取得したの ち、ナビゲーション装置300は、同様にして、 ナビゲーション装置にあらかじめ記憶された 分別情報データベース400から、自宅地域の分 別情報を取得する(ステップS505)。

 一方、ステップS503において、他のコンピ ュータ装置と接続されていると判定された場 合(ステップS503:Yes)には、ナビゲーション装 300は、接続された他のコンピュータ装置か 現在地域の分別情報を取得する(ステップS506 )。具体的には、たとえば、ナビゲーション 置300は、通信I/F315を介して、サーバなどの のコンピュータ装置から現在地域の分別情 を取得する。

 ステップS506において、他のコンピュータ 装置から現在地域の分別情報を取得したのち 、ナビゲーション装置300は、同様にして、他 のコンピュータ装置から、自宅地域の分別情 報を取得する(ステップS507)。

 ステップS504およびステップS505において 得された現在地域および自宅地域の分別情 、またはステップS506およびステップS507にお いて取得された現在地域および自宅地域の分 別情報から、ナビゲーション装置300は、ステ ップS502で受け付けられた廃棄物の種別の分 区分を判断する(ステップS508)。

 ステップS508において、分別区分を判断し たのち、ナビゲーション装置300は、現在地域 と自宅地域との分別区分が同一であるか否か を判定する(ステップS509)。ステップS509にお て、同一でないと判定された場合には(ステ プS509:No)、ステップS508の判断結果に注意情 を付加する(ステップS510)。

 つぎに、ナビゲーション装置300は、ステ プS509において同一であると判定された場合 (ステップS509:Yes)にはステップS508において判 された判断結果、またはステップS510におい て注意情報が付加された判断結果を表示する 判断結果出力画面(図6~9を参照)を表示する(ス テップS511)。

 ステップS511において、判断結果出力画面 を表示したのち、ナビゲーション装置300は、 判断結果出力画面が閉じられたか否かを判定 する(ステップS512)。閉じられたと判定された 場合(ステップS512:Yes)には、そのまま、一連 処理を終了する。

 ステップS512において、判断結果出力画面 が閉じられていないと判定された場合(ステ プS512:No)には、ナビゲーション装置300は、現 在位置が変化したか否かを判定する(ステッ S513)。ステップS513において、現在位置が変 していないと判定された場合(ステップS513:No )には、そのまま、ステップS511に戻り判断結 出力画面を表示する。なお、ステップS513に おいて、現在位置が変化したと判定された場 合(ステップS513:Yes)には、ステップS503に戻り 上述した処理を繰り返す。

(ナビゲーション装置の具体的な表示例)
 図6は、本実施例1のナビゲーション装置の 体的な表示例を示す説明図(その1)である。 お、図6に示す表示例は、利用者に廃棄物の 別を入力させる種別入力画面の一例である 図6に示すように、ナビゲーション装置300の ディスプレイ313には、種別入力画面600が表示 される。種別入力画面600には、複数の種別入 力ボタン610が表示される。

 たとえば、利用者は、現在地域でのペッ ボトルの分別区分を知りたい場合には、種 入力画面600上で『ペットボトル』と表記さ た種別入力ボタン611を押下し、ナビゲーシ ン装置300に廃棄物の種別としてペットボト を入力する。

 図7は、本実施例1のナビゲーション装置 具体的な表示例を示す説明図(その2)である 図7に示す表示例は、上述した種別入力画面6 00において、利用者が廃棄物の種別としてペ トボトルを入力し、現在地域においてのペ トボトルの分別区分を判断した判断結果出 画面の一例である。なお、図7に示す判断結 果出力画面は、ペットボトルの分別区分が現 在地域と利用者の自宅地域とで同一であると 判断された場合の判断結果出力画面である。

 なお、図6に示す種別入力ボタン610は、所 定のボタンを押下した場合には、より詳細な 種別入力ボタンが表示される。たとえば、『 その他』と表記されたボタンを押下すると、 その下位に設けられた『粗大ごみ』、『乾電 池』などが表示される。

 図7に示すように、ナビゲーション装置300 のディスプレイ313には、判断結果出力画面700 が表示される。判断結果出力画面700には、ペ ットボトルの分別区分が現在地域と利用者の 自宅地域とで同一であると判断されたため、 現在地域でのペットボトルの分別区分が表示 される。

 図8は、本実施例1のナビゲーション装置 具体的な表示例を示す説明図(その3)である 図8に示す表示例は、上述した種別入力画面6 00において、利用者が廃棄物の種別としてペ トボトルを入力し、現在地域においてのペ トボトルの分別区分を判断した判断結果出 画面の一例である。なお、図8に示す判断結 果出力画面は、ペットボトルの分別区分が現 在地域と利用者の自宅地域とで同一でないと 判断された場合の判断結果出力画面である。

 図8に示すように、ナビゲーション装置300 のディスプレイ313には、判断結果出力画面800 が表示される。判断結果出力画面800には、ペ ットボトルの分別区分が現在地域と利用者の 自宅地域とで同一でないと判断されたため、 現在地域でのペットボトルの分別区分が表示 されるとともに、利用者の注意を喚起する注 意情報が付加されて表示される。

 以上に説明したように、本実施例1のナビ ゲーション装置300によれば、廃棄物の種別が 入力されると、現在地域における当該廃棄物 の分別区分と、自宅地域における当該廃棄物 の分別区分とを判断して、同一である場合に 、現在地域における当該廃棄物の分別区分を 表示することができる。これにより、利用者 は、現在地域における廃棄物の種別の分別区 分を知ることができ、適切な分別をおこなっ て、廃棄物を廃棄することができる。

 また、本実施例1のナビゲーション装置300 によれば、現在地域における当該廃棄物の分 別区分と、自宅地域における当該廃棄物の分 別区分とを判断して、同一でない場合に、現 在地域における当該廃棄物の分別区分を表示 するとともに、注意情報を表示することがで きる。これにより、利用者は、注意を喚起さ れ、廃棄物を習慣化した自宅地域での分別区 分に廃棄することなく、現在地域の分別区分 に従って、適切に廃棄することができる。

 実施例1においては、現在地域と、自宅地 域との分別区分を比較して、その判断結果を 出力する例を示したが、実施例2においては あらかじめ所望地域を設定しておくことで 現在地域、自宅地域に加え、所望地域の分 区分も表示する。すなわち、実施例2のナビ ーション装置300は、廃棄物の種別が入力さ ると、現在地域および自宅地域の分別情報 取得するとともに、さらに、所望地域の分 情報も取得する。そして、取得した現在地 、自宅地域、および所望地域の分別情報か 、それぞれの地域における受け付けられた 棄物の種別の分別区分を判断して、判断結 を表示する。

 図9は、本実施例2のナビゲーション装置 具体的な表示例を示す説明図である。なお 図9に示す表示例は、現在地域と、自宅地域 加え、所望地域における判断結果の判断結 出力画面の一例である。図9に示す判断結果 出力画面は、たとえば、△△市に自宅を所有 する利用者が、○○市において、ペットボト ルの判断をさせ、さらに所望地域として×× を設定していた場合の表示例である。

 図9に示すように、ナビゲーション装置300 のディスプレイ313には、判断結果出力画面900 が表示される。判断結果出力画面900には、○ ○市、△△市、および××市のそれぞれの地 におけるペットボトルの分別区分が表示さ る。

 以上に説明したように、本実施例2のナビ ゲーション装置300によれば、所望地域を設定 することにより、当該所望地域における分別 区分を出力することができる。これにより、 利用者は、たとえば、旅行前などに旅行先で の廃棄物の分別区分をあらかじめ知ることが でき、その地域での分別区分に従って廃棄す ることができる。

 なお、本実施例2では、所望地域をあらか じめ利用者が設定することとしたが、ナビゲ ーション装置300がランダムで任意の地域を設 定してもよい。たとえば、任意の地域をラン ダムで設定し、利用者に『○×市でのペット トルの分別区分は何でしょう?』とクイズ形 式で出題することとする。これにより、利用 者はゲーム感覚で、地域に応じた分別区分を 知ることができる。

 なお、本実施の形態で説明した分別支援 法は、あらかじめ用意されたプログラムを ーソナル・コンピュータやワークステーシ ンなどのコンピュータで実行することによ 実現することができる。このプログラムは ハードディスク、フレキシブルディスク、C D-ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り 能な記録媒体に記録され、コンピュータに って記録媒体から読み出されることによっ 実行される。またこのプログラムは、イン ーネットなどのネットワークを介して配布 ることが可能な伝送媒体であってもよい。