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Patent Searching and Data


Title:
COMMODITY MANAGEMENT SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/031373
Kind Code:
A1
Abstract:
A commodity management system capable of grasping a precise number of commodities in stock and quickly displaying information of the commodities. The commodity management system uses a computer to manage the inventory of commodities laid out in a showcase. The showcase comprises shelves; a small-sized antenna that permits communication with the RFID tags of commodities laid out on the front sides of the shelves; a large-sized antenna that permits communication with the RFID tags of all commodities on the shelves; and a reader/writer that constantly communicates with the RFID tags via the small-sized antenna and also communicates with the RFID tags via the large-sized antenna at predetermined time intervals, thereby reading unique numbers and that, when a commodity is taken out of a shelf, detects, from the unique numbers read via the small-sized antenna, a unique number corresponding to that commodity. The computer has a control part that manages the inventory of the commodities based on the unique numbers of the RFID tags read via the antennas.

Inventors:
SHIMAMOTO GAKU (JP)
MATSUMOTO NAOTO (JP)
TABATA MASARU (JP)
SATOU MASAAKI (JP)
KUWAKO YUUJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/063545
Publication Date:
March 12, 2009
Filing Date:
July 29, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SANDEN CORP (JP)
SHIMAMOTO GAKU (JP)
MATSUMOTO NAOTO (JP)
TABATA MASARU (JP)
SATOU MASAAKI (JP)
KUWAKO YUUJI (JP)
International Classes:
B65G1/137; G06K17/00
Foreign References:
JP2006244118A2006-09-14
JP2005092376A2005-04-07
JP2006331069A2006-12-07
JPH11155701A1999-06-15
JP2006124123A2006-05-18
Attorney, Agent or Firm:
YOSHIDA, Kiyotaka (15-10 Toranomon 1-chom, Minato-ku Tokyo 01, JP)
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Claims:
 ショーケース(200)に陳列されている商品(10)の在庫状況をコンピュータ(100)を用いて管理する商品管理システムであって、
 前記ショーケース(200)は、RFIDタグ(11)が付された商品(10)を陳列する商品棚(201)と、商品棚(201)の前端側に陳列された商品(10)のRFIDタグ(11)と通信可能に設けられた第1のアンテナ(210)と、商品棚(201)上の商品(10)のうち少なくとも商品棚(201)の後端側に陳列された商品(10)のRFIDタグ(11)と通信可能に設けられた第2のアンテナ(211)と、第1のアンテナ(210)を介してRFIDタグ(11)と常に通信を行うとともに第2のアンテナ(211)を介してRFIDタグ(11)と所定時間毎に通信を行ってRFIDタグ(11)の識別情報を読み出し、商品(10)が商品棚(201)から取り出された際に、少なくとも第1のアンテナ(210)を介して読み出されているRFIDタグ(11)の識別情報のうち該商品(10)のRFIDタグ(11)の識別情報を検出する検出手段(220)とを備え、
 前記コンピュータ(100)は、第1及び第2のアンテナ(210,211)のうち少なくとも一方のアンテナを介して読み出されたRFIDタグ(11)の識別情報に基づき商品(10)の在庫を管理する在庫管理手段(110)を備える。
 請求項1の商品管理システムであって、
 前記商品棚(201)を、前方に向かって下方に傾斜するように形成した。
 請求項1または2の商品管理システムであって、
 前記第1のアンテナ(210)を、それぞれ一または複数のRFIDタグ(11)と通信可能に複数設けた。
 請求項1または2の商品管理システムであって、
 前記ショーケース(200)は、所定範囲内の人体の有無を検知する人体検知手段(250)を備え、
 前記検出手段(220)は、人体検知手段(250)によって人体が検知されると、第1のアンテナ(210)を介してRFIDタグ(11)と常に通信を行いRFIDタグ(11)の識別情報を読み出す。
 請求項1または2の商品管理システムであって、
 前記ショーケース(200)は、商品棚(201)の前端側に商品(10)が存在するか否かを検知する商品検知手段を備え、
 前記検出手段(220)は、商品検知手段によって商品(10)が検知されると、第1のアンテナ(210)を介してRFIDタグ(11)と常に通信を行いRFIDタグ(11)の識別情報を読み出す。
Description:
商品管理システム

 本発明は、例えばスーパーマーケット等 店舗においてショーケースに陳列された商 をコンピュータを用いて管理する商品管理 ステムに関する。

 従来、この種の商品管理システムとして 商品棚上の商品に付されたRFIDタグと通信を 行うためのアンテナを商品棚に設け、該アン テナを介してRFIDタグの識別情報を読み出す とにより商品管理を行うものが知られてい (例えば特許文献1参照)。

 このような商品管理システムでは、RFIDタ グの識別情報が、所定時間毎にアンテナを介 して読み出され、該識別情報と、所定の記憶 部に予め記憶された識別情報とを照合するこ とにより該商品の在庫管理を行うようになっ ている。

 ところで、最近では、店舗で販売される 品に対する利用者の購買意欲を向上させる めに、商品棚に陳列された商品が取り出さ たときに該商品に関する情報を所定の表示 置に表示させるという商品管理システムが 案されている。この商品管理システムでは 商品棚から取り出された商品のRFIDタグに記 憶された識別情報に基づき、該識別情報に対 応する商品情報を表示装置に表示させるよう になっている。

 しかし、従来の商品管理システムでは、所 時間毎にRFIDタグと通信を行っていることか ら、商品が取り出されたタイミングでRFIDタ と通信を行うことができない。従って、商 が商品棚から取り出されたときに該商品に されたRFIDタグの識別情報を取得することが きないので、該商品の商品情報を迅速に表 することが困難であった。

特開2002-60021号公報

 本発明は前記問題点に鑑みてなされたも であり、その目的とするところは、正確な 庫数を把握可能で且つ商品の情報表示を迅 に行うことの可能な商品管理システムを提 することにある。

 本発明は、前記目的を達成するために、 ョーケースに陳列されている商品の在庫状 をコンピュータを用いて管理する商品管理 ステムであって、前記ショーケースは、RFID タグが付された商品を陳列する商品棚と、商 品棚の前端側に陳列された商品のRFIDタグと 信可能に設けられた第1のアンテナと、商品 上の商品のうち少なくとも商品棚の後端側 陳列された商品のRFIDタグと通信可能に設け られた第2のアンテナと、第1のアンテナを介 てRFIDタグと常に通信を行うとともに第2の ンテナを介してRFIDタグと所定時間毎に通信 行ってRFIDタグの識別情報を読み出し、商品 が商品棚から取り出された際に、少なくとも 第1のアンテナを介して読み出されているRFID グの識別情報のうち該商品のRFIDタグの識別 情報を検出する検出手段とを備え、前記コン ピュータは、第1及び第2のアンテナのうち少 くとも一方のアンテナを介して読み出され RFIDタグの識別情報に基づき商品の在庫を管 理する在庫管理手段を備えている。

 これにより、商品棚の前端側に陳列され 商品のRFIDタグの識別情報が第1のアンテナ 介して常に読み出され、商品が商品棚から り出された際に、少なくとも第1のアンテナ 介して読み出されているRFIDタグの識別情報 のうち該商品のRFIDタグの識別情報が検出さ るので、商品が商品棚から取り出されたと に該商品に付されたRFIDタグの識別情報に基 き該商品の商品情報を表示することが可能 なる。

 また、商品棚上の商品のうち少なくとも 品棚の後端側に陳列された商品のRFIDタグの 識別情報が第2のアンテナを介して所定時間 に読み出され、第1及び第2のアンテナのうち 少なくとも一方のアンテナを介して読み出さ れたRFIDタグの識別情報に基づき商品の在庫 管理されるので、商品棚上の商品の在庫数 RFIDタグの識別情報に基づき把握することが 能となる。

 本発明によれば、商品が商品棚から取り されたときに該商品に付されたRFIDタグの識 別情報に基づき該商品の商品情報を表示する ことができるので、該商品の商品情報を迅速 に表示することができる。従って、利便性を 向上させることができるとともに利用者の購 買意欲を向上させることができる。

 また、本発明によれば、商品棚上の商品 在庫数をRFIDタグの識別情報に基づき把握す ることができるので、商品の在庫管理を正確 且つ容易に行うことができる。従って、商品 の在庫管理に係る運用コストを低減させるこ とができる。

本発明の一実施形態を示す商品管理シ テムの構成図 商品棚の斜視図 商品棚の側面図 ショーケースの機能ブロック図 商品リストの一例を示す図 在庫リストの一例を示す図 店舗コンピュータの機能ブロック図 商品管理情報の一例を示す図 棚在庫情報の一例を示す図 ショーケースの動作を示すフロー図 店舗コンピュータの動作を示すフロー 図

符号の説明

 10…商品、11…RFIDタグ、100…店舗コンピ ータ、110…制御部、120…データベース、200 ショーケース、201…商品棚、210…各小型ル プアンテナ、211…大型ループアンテナ、220 リーダライタ、232a…在庫リスト、240…表示 置、250…人感センサ。

 本発明の一実施形態に係る商品管理シス ムについて図面を参照して説明する。本実 形態の商品管理システムでは、例えば紙パ クやペットボトル入りの飲料等の商品を販 する店舗において、ショーケースに陳列さ た商品の在庫状況をコンピュータを用いて 理するようになっている。また、この商品 理システムでは、ショーケースの商品棚か 商品が取り出されると、該商品の商品情報 ショーケースに設けられた表示装置に表示 れるようになっている。

 図1に商品管理システムの全体構成図を示 す。この商品管理システムは、図1に示すよ に、店舗に設けた店舗コンピュータ100によ 商品10の在庫状況や賞味期限を管理する。商 品10にはRFIDタグ11が貼付されており、RFIDタグ 11には、RFIDタグ11の識別情報としての固有番 が予め記憶されている。

 この商品管理システムでは、店舗内に無 LAN900が構築されている。該無線LAN900には、 記店舗コンピュータ100のほか、商品10を冷 した状態で陳列するショーケース200が接続 れている。

 まず、ショーケース200について説明する ショーケース200は、図1に示すように、商品 10を陳列するための複数段の商品棚201と、商 10を冷却するための冷却機構とを備えてい 。冷却機構については従来周知のものと同 なのでここでは説明を省略する。各商品棚20 1は、前方に向かって下方に傾斜するように 成されており、商品棚201上に陳列された商 10が従来周知のローラースライダー機構によ って傾斜面に沿って前方に移動可能になって いる。また、各商品棚201の前端側には、図2 示すように、それぞれ商品棚201の前端側に 列されている商品10のRFIDタグ11と通信する第 1のアンテナとしての複数の小型ループアン ナ210が幅方向に並ぶように設けられている ここで、各小型ループアンテナ210は、それ れ一つの商品10のRFIDタグ11と通信可能な大き さに形成されている。さらに、各小型アンテ ナ210の下方には、図3に示すように、商品棚20 1の後端側に陳列された商品10のRFIDタグ11と通 信可能な第2のアンテナとしての大型ループ ンテナ211が一つ設けられている。なお、各 型ループアンテナ210を複数の商品10のRFIDタ 11と通信可能に設けてもよい。また、大型ル ープアンテナ211を、商品棚201上の全商品10のR FIDタグ11と通信可能に設けてもよい。

 図4にショーケース200の機能ブロック図を 示す。なお、図4は説明の簡略化のため商品 理システムに関するもののみを記載し、冷 機構など他の構成要素は省略した。このシ ーケース200は、図4に示すように、各商品棚2 01毎に設けた検出手段としての複数のリーダ イタ220と、各リーダライタ220と店舗コンピ ータ100との間に介在し各リーダライタ220を 中制御する集中制御装置230と、商品情報を 示する表示装置240と、所定範囲内(例えばシ ョーケース200から1メートル以内)の人体の有 を検知する人体検知手段としての人感セン 250とを備えている。

 各リーダライタ220には、それぞれ対応す 商品棚201に設けた各小型ループアンテナ210 び大型ループアンテナ211が接続されている また、各リーダライタ220は、商品10のRFIDタ 11と各ループアンテナ210,211を介して非接触 信を行うためのRF回路部221と、リーダライ 220全体を制御する制御部222と、RFIDタグ11の 有番号を一時記憶するためのリーダライタ 憶部223(以下、RW記憶部223と称する。)と、集 制御装置230に接続するための通信インタフ イス224とを備えている。

 RF回路部221は、周知のAD/DA変換器、整流回 路及びインピーダンス整合回路等から構成さ れており、制御部222からデジタル信号を受信 すると、該デジタル信号をアナログ信号に変 換して各ループアンテナ210,211に送信し、各 ープアンテナ210,211からアナログ信号を受信 ると、該アナログ信号をデジタル信号に変 して制御部222に送信する。

 制御部222は、集中制御装置230から情報表 用タグ検出要求を受信すると、各小型ルー アンテナ210を用いて商品棚201の前端側に陳 された商品10のRFIDタグ11の固有番号を順次 得する。そして、制御部222は、図5に示すよ に取得した固有番号からなる商品リスト223a をRW記憶部223に記憶した後に、集中制御装置2 30からタグ検出停止要求を受信するまで各小 ループアンテナ210を用いた固有番号の取得 繰り返し、商品リスト223aの更新を行う。こ の場合、制御部222は、商品棚201の前端側に陳 列された商品10が取り出され、該商品10の後 に載置された商品10が前方に移動することに より、商品リスト223aに存在しない新たな固 番号を取得すると、商品リスト223a内の固有 号のうち再度取得されなくなった固有番号 、商品棚201から取り出された商品10に付さ たRFIDタグ11の固有番号として検出する。そ て、制御部222は、検出した固有番号を、通 インタフェイス224を介して集中制御装置230 送信する。

 また、制御部222は、集中制御装置230から 庫管理用タグ検出要求を受信すると、各小 ループアンテナ210及び大型ループアンテナ2 11を用いて商品201上の全商品10のRFIDタグ11の 有番号を順次取得する。そして、制御部222 、取得したRFIDタグ11の固有番号を、通信イ タフェイス224を介して集中制御装置230に送 する。

 集中制御装置230は、各リーダライタ220か 受信したRFIDタグ11の固有番号を集計して店 コンピュータ100に送信する制御部231と、該 御部231において集計された固有番号及び固 番号に対応する商品10の商品情報を記憶す 記憶部232と、各リーダライタ220と接続する めの通信インタフェイス233と、無線LAN900と 続するための通信インタフェイス234とを備 ている。なお、記憶部232に記憶される商品10 の商品情報は、商品10の動画広告や、賞味期 及び価格を表す文字情報等から構成されて る。

 制御部231は、人感センサ250から検知信号 受信すると、接続する各リーダライタ220に して情報表示用タグ検出要求を送信し、リ ダライタ220からRFIDタグ11の固有番号を受信 ると、該固有番号に対応する商品10の商品 報を記憶部232から取得して表示装置240に表 させる。また、制御部231は、人感センサ250 らの検知信号がオフになったときには、各 ーダライタ220に対してタグ検出停止要求を 信する。さらに、制御部231は、所定時間(例 ば1時間)経過毎に、接続する各リーダライ 220に対して在庫管理用タグ検出要求を送信 、各リーダライタ220からRFIDタグ11の固有番 を受信すると、図6に示すように、送信元の ーダライタ220が設置されている商品棚201を 別する棚番号とRFIDタグ11の商品情報(図では 固有番号を「UID」と表示している。)とから る在庫リスト232aを生成する。そして、制御 231は、在庫リスト232a及び固有番号の検出日 時を通信インタフェイス234及び無線LAN900を介 して店舗コンピュータ100に送信する。また、 制御部231は、最初に生成した在庫リスト232a 記憶部232に記憶し、在庫リスト232aを生成す 毎に記憶部232の在庫リスト232aの内容を更新 する。

 表示装置240は周知の液晶ディスプレイで り、ショーケース200の前面側に設けられて る。人感センサ250は、所定の商品棚201の前 に設けられており、所定範囲内(例えばショ ーケース200から1メートル以内)に接近した人 を検知しているときには、所定の検知信号 集中制御装置230に送信する。

 次に、店舗コンピュータ100について図7を 参照して説明する。図7は店舗コンピュータ10 0の機能ブロック図である。店舗コンピュー 100は、図7に示すように、店舗コンピュータ1 00全体を制御する制御部110と、種々の情報を 憶するリレーショナル型のデータベース120 、無線LAN900に接続するための通信インタフ イス130とを備えている。

 制御部110は、ショーケース200から送信さ た在庫リスト232a及び固有番号の検出日時を 通信インタフェイス130を介して受信すると、 データベース120の各種情報の読取・更新処理 を行う。この場合、在庫リスト232a及び固有 号の検出日時が所定時間毎にショーケース20 0から送信されることから、制御部110は、商 情報の経時的検出状況に基づき商品10の在庫 状況を判別することが可能となる。なお、制 御部110の詳細な動作については後述する。

 データベース120に記憶されているデータ ついて説明する。データベース120には、図8 に示す商品管理情報121、図9に示す棚在庫情 122が記憶されている。

 商品管理情報121は、図8に示すように、RFI Dタグ11の固有情報と、該固有情報に対応する 商品10のJANコードと、該固有情報に対応する 品10の賞味期限と、当該商品10の販売価格と を記録している。本実施形態では、期限情報 として商品10の賞味期限を用いているが、商 10の消費期限または販売期限等を用いても い。また、商品10の商品名も商品管理情報121 に記録するようにしてもよい。この商品管理 情報121は、ショーケース200から在庫リスト232 aが送信されたときに更新されるようになっ いる。

 棚在庫情報122は、各商品棚201上の商品10 在庫状況を記憶したものであり、図9に示す うに、RFIDタグ11の固有番号と、固有番号を めて取得した日時(初回検知日時)と、固有 号を取得した最新の日時(最新検知日時)とを 記憶している。これらの情報は、在庫リスト 232a及び固有番号の検出日時に基づき更新さ るようになっている。具体的に説明すると 商品10が商品棚201に陳列されている場合、即 ち商品10に付されたRFIDタグ11の固有番号が在 リスト232aに含まれている場合には、在庫リ スト232aとともに送信された該固有番号の検 日時が最新検知日時として更新される。ま 、商品10のRFIDタグ11とリーダライタ220との間 の通信が不能となった場合、例えば商品10が 品棚201から取り出された場合には、RFIDタグ 11の固有番号が在庫リスト232aに含まれなくな ることから、該固有番号の最新検知日時が更 新されなくなる。なお、商品棚201から一旦取 り出された商品10が商品棚201に戻されると、 商品10に付されたRFIDタグ11の固有番号がリ ダライタ220によって検出可能になることか 、該固有番号の最新検知日時が再び更新さ るようになる。

 以上のように構成された商品管理システ では、集中制御装置230の制御部231が、商品 201から取り出された商品10の商品情報を表 装置240に表示させるようになっており、店 コンピュータ100の制御部110が、商品棚201上 商品10に付されたRFIDタグ11の固有番号に基づ き該商品10の在庫状況や賞味期限を管理する うになっている。

 ここで、商品10の情報表示を行う場合及 在庫状況や賞味期限を管理する場合におけ ショーケース200及び店舗コンピュータ100の 作を図10及び図11を参照して説明する。

 まずショーケース200の動作について説明 る。まず、利用者がショーケース200から所 範囲内に接近することにより、人感センサ2 50から検知信号が送信されると(図10のステッ S1)、集中制御装置230の制御部231は、各リー ライタ220に対して情報表示用タグ検出要求 送信する。各リーダライタ220の制御部222は 各小型ループアンテナ210を用いて商品棚201 前端側に陳列された商品10のRFIDタグ11の固 番号を順次取得することによりRFIDタグ11の 有番号を検出する(図10のステップS2)。次に 各リーダライタ220の制御部222は、未検出の 有番号、即ちRW記憶部223に記憶された商品リ スト223aに存在しない新たな固有番号を取得 ると(図10のステップS3)、商品リスト223a内の 有番号のうち再度取得されなくなった固有 号を、通信インタフェイス224を介して集中 御装置230に送信する。一方、集中制御装置2 30の制御部231は、リーダライタ220からRFIDタグ 11の固有番号を受信すると、該固有番号に対 する商品10の商品情報を記憶部232から取得 て表示装置240に表示させる(図10のステップS4 )。

 これにより、商品棚201の前端側に陳列さ た商品10のRFIDタグ11の固有番号が各小型ル プアンテナ210を介して常に読み出され、商 10が商品棚201から取り出された際に、少なく とも各小型ループアンテナ210を介して読み出 されているRFIDタグ11の固有番号のうち、商品 棚201から取り出された商品10のRFIDタグ11の固 番号が検出される。従って、商品10が商品 201から取り出されたときに、該商品10に付さ れたRFIDタグ11の固有番号に基づき該商品10の 品情報を迅速に表示することができる。

 また、集中制御装置230の制御部231は、人 センサ250からの検知信号がオフの場合且つ 定時間(例えば1時間)経過毎に(図10のステッ S5)、各リーダライタ220に対して在庫管理用 グ検出要求を送信し、各リーダライタ220か RFIDタグ11の固有番号を受信することにより RFIDタグ11の固有番号を検出する(図10のステ プS6)。また、制御部231は、固有番号を検出 た後に商品リスト232aを生成し(図10のステッ プS7)、商品情報の検出日時及び商品リスト232 aを、通信インタフェイス234及び無線LAN900を して店舗コンピュータ100に送信する(図10の テップS8)。

 一方、店舗コンピュータ100の制御部110は ショーケース200から送信された固有番号の 出日時及び在庫リスト232aを無線LAN900及び通 信インタフェイス130を介して受信すると(図11 のステップS11)、在庫リスト232a及び固有番号 検出時間を用いて商品管理情報121及び棚在 情報122の更新処理を行う(図11のステップS12, S13)。この場合、制御部110は、商品管理情報12 1及び棚在庫情報122に基づき商品10の在庫管理 及び賞味期限管理を行うことができる。商品 10の在庫管理について説明すると、制御部110 、棚在庫情報122をショーケース200毎に集計 ることにより在庫数を算出し、該在庫数と 定の最低在庫数とを比較判定する。そして 在庫数が最低在庫数以下である場合には、 御部110は、所定の異常メッセージを通知す 。メッセージの通知手段は種々のものが選 でき、例えば、店舗コンピュータ100の画面 に表示するようにしてもよいし、管理者の 帯電話に携帯電話網を介してメールを送信 るようにしてもよい。また、商品10の賞味 限管理について説明すると、制御部110は、 在庫情報122の最終検知日時が商品管理情報12 1内の賞味期限まで所定時間(例えば1時間)に った固有番号を抽出する。そして、制御部11 0は、該固有番号が抽出されると、上記と同 に異常メッセージを通知する。

 これにより、商品棚201上の全商品10に付 れたRFIDタグ11の固有番号がリーダライタ220 より所定時間毎に読み出され、該RFIDタグ11 固有番号に基づき商品10の在庫が管理される ので、商品棚201上の商品10の在庫数をRFIDタグ 11の固有番号に基づき把握することが可能と る。

 このように本実施形態に係る商品管理シ テムによれば、商品棚201の前端側に陳列さ た商品10のRFIDタグ11の固有番号が各小型ル プアンテナ210を介して常に読み出され、商 10が商品棚201から取り出された際に、少なく とも各小型ループアンテナ210を介して読み出 されているRFIDタグ11の固有番号のうち、商品 棚201から取り出された商品10のRFIDタグ11の固 番号が検出されるので、商品10が商品棚201 ら取り出されたときに該商品10に付されたRFI Dタグ11の固有番号に基づき該商品10の商品情 を迅速に表示することができる。従って、 便性を向上させることができるとともに利 者の購買意欲を向上させることができる。 た、商品棚201上に陳列された商品10のRFIDタ の固有番号がリーダライタ220により所定時 (1時間)毎に読み出され、読み出されたRFIDタ グ11の固有番号に基づき商品の在庫が管理さ るので、商品棚201上の商品の在庫数をRFIDタ グ11の固有番号に基づき把握することができ 。従って、商品10の在庫管理を正確且つ容 に行うことができ、商品10の在庫管理に係る 運用コストを低減させることができる。

 また、商品棚201を、前方に向かって下方 傾斜するように形成したので、商品棚201の 端側に陳列された商品10が取り出されたと には、該商品10の後方に載置された商品10を 方に移動させることができる。従って、前 に移動した商品10のRFIDタグ11の固有番号を 小型ループアンテナ210を介して読み取るこ ができるので、該商品10の商品情報を確実に 表示させることができる。

 さらに、小型ループアンテナ210を、それ れ一つのRFIDタグ11と通信可能に複数設けた で、各小型ループアンテナ210を介してRFIDタ グ11と通信を行う場合には、各小型ループア テナ210に対応したアンチコリジョン機能を ーダライタ220側に設ける必要がない。従っ 、RFIDタグ11の固有番号を高速に読み取るこ ができ、該RFIDタグ11が付された商品10が商 棚201から取り出されたときには、該商品10の 商品情報を迅速に表示させることができる。

 さらにまた、ショーケース200は、所定範 (例えば1メートル)内の人体の有無を検知す 人感センサ250を備え、各リーダライタ220は 人感センサ250によって人体が検知されると 各小型ループアンテナ210を介してRFIDタグ11 常に通信を行いRFIDタグ11の固有番号を読み すので、例えば利用者がショーケース200の 傍に存在しないときには各小型ループアン ナ210とRFIDタグ11の通信を停止させることが き、通信に必要な電力に係るコストを低減 せることができる。

 なお、上記実施形態は本発明の具体例に ぎず、本発明が上記実施形態のみに限定さ ることはない。例えば、上記実施形態では 人感センサ250によって人体が検知されるこ により各小型ループアンテナ210を介してRFID タグ11の固有番号を読み取るようにしたもの 示したが、商品棚201の前端側に商品10が存 するか否かを検知する商品検知手段として 重量センサを備え、リーダライタ220は、重 センサによって商品10が検知されると、各小 型ループアンテナ210を介してRFIDタグ11と常に 通信を行いRFIDタグ11の固有番号を読み出すよ うにしてもよい。この場合、例えば商品棚201 上に商品10が存在しないときには各小型ルー アンテナ210とRFIDタグ11の通信を停止させる とができ、通信に必要な電力に係るコスト 低減させることができる。

 さらに、上記実施形態では、リーダライ 220が各ループアンテナ210,211と通信を行うよ うにしたものを示したが、小型ループアンテ ナ210用のリーダライタ220と大型ループアンテ ナ用のリーダライタ220をそれぞれ設けてもよ い。また、一つの小型ループアンテナ210につ き一つのリーダライタ220を接続するようにし てもよい。