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Patent Searching and Data


Title:
COMMUNICATION DEVICE, INFORMATION PROCESSING DEVICE, CONTROL METHOD, AND PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/175297
Kind Code:
A1
Abstract:
This communication device communicates an EHT MU PPDU containing an EHT-SIG-B containing an RU Allocation subfield having N×8 number of bits, where N=8 if a 320MHz bandwidth is used as the bandwidth.

Inventors:
YUKAWA MITSUYOSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2020/006655
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
February 20, 2020
Export Citation:
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Assignee:
CANON KK (JP)
International Classes:
H04W72/04; H04W28/06
Foreign References:
JP2017538323A2017-12-21
JP2018050133A2018-03-29
JP2019036703A2019-03-07
Other References:
PARK,EUNSUNG ET AL.: "Overview of PHY Features for EHT", 10 January 2019 (2019-01-10), XP068159645, Retrieved from the Internet [retrieved on 20200514]
STACEY,ROBERT, SPECIFICATION FRAMEWORK FOR TGAX, 25 May 2016 (2016-05-25), XP055452275, Retrieved from the Internet [retrieved on 20200514]
CHEN,XIAOGANG: "Discussions on the PHY features for EHT", 13 September 2018 (2018-09-13), XP068128725, Retrieved from the Internet [retrieved on 20200514]
HART,BRIAN: "Resolution To CID 16624 (HESIGB)", RESOLUTION TO HESIGB-RELATED CIDS, 4 February 2019 (2019-02-04), pages 14 - 35, XP068147602, Retrieved from the Internet [retrieved on 20200514]
See also references of EP 3934347A4
Attorney, Agent or Firm:
ABE Takuma et al. (JP)
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Claims:
請求の範囲

[請求項 1] 通信装置であって、

E HT MU (Mu l t i U s e r) P P DU (P h y s i c a I L a y e r P r o t o c o l D a t a U n i t ) を生成 する生成手段と、

e I d ) と、

前記 L— S T Fの後の L— LT F (L e g a c y— L o n g T r a i n i n g F i e l d) と、

前記 L— L T Fの後の L— S I G (L e g a c y— S i g n a I ) と、

前記 L— S I Gの後の E H T— S I G— A (E x t r e me I y H i g h T h r o u g h p u t— S i g n a I — A) と、

前記 E H T— S I G— Aの後のフイールドであって、

前記通信装置が帯域幅として 32 OMH zの帯域幅を使用する場合 に N = 8となる、 N X 8ビッ トのビッ ト数を有する R U (R e s o u r c e U n i t ) A I l o c a t i o nサブフイールドを含む E H T— S I G— B (E x t r e me I y H i g h T h r o u g h p u t— S i g n a l — B) と、

前記 E H T-S I G_Bの後の E HT— ST F (E x t r e me I y H i g h T h r o u g h p u t— S h o r t T r a i n i n g F i e I d ) と、

前記 E HT— ST Fの後の E HT— LT F (E x t r e me I y H i g h T h r o u g h p u t— L o n g T r a i n i n g F i e I d) と、 を含む前記 E HT MU P P DUを送信する送信手 段と、 を有することを特徴とする通信装置。

[請求項 2] 前記送信手段は、 前記 E HT MU P P DUの送信に用いられる アンテナを含むことを特徴とする請求項 1 に記載の通信装置。 [請求項 3] 前記送信手段は、 前記通信装置が〇 F DMA (O r t h o g o n a

I F r e q u e n c y D i v i s i o n M u l t i p l e A c c e s s ) 通信と MU— M I M〇 (M u l t i U s e r M u I t i p i e— I n p u t a n d M u l t i p l e— O u t p u t ) 通信との少なくとも一つを実行する場合に、 前記 E H T MU P P D Uを送信することを特徴とする請求項 1 または 2に記載の通信装 置。

[請求項 4] 前記送信手段は、 前記 E H T MU P P D Uと異なる P P D Uを 送信する場合、 前記 E H T— S 丨 〇—巳を含まない 〇リを送信す ることを特徴とする請求項 1から 3の何れか一項に記載の通信装置。

[請求項 5] 前記送信手段は、 I E E E 802. 1 1 E H T規格に準拠した前記

E H T MU P P D Uを送信することを特徴とする請求項 1から 4 の何れか一項に記載の通信装置。

[請求項 6] 前記通信装置が帯域幅として 1 6 OMH zの帯域幅を 2つ使用する 場合、 N = 8となることを特徴とする請求項 1から 5の何れか一項に 記載の通信装置。

[請求項 7] 前記通信装置が帯域幅として 20 M H zの帯域幅、 あるいは 40 M

H zの帯域幅を使用する場合、 N= 1 となることを特徴とする請求項 1から 6の何れか一項に記載の通信装置。

[請求項 8] 前記通信装置が帯域幅として 80 M H zの帯域幅を使用する場合、

N = 2となることを特徴とする請求項 1から 7の何れか一項に記載の 通信装置。

[請求項 9] 前記通信装置が帯域幅として 1 60MH zの帯域幅、 あるいは 80

MH zの帯域幅を 2つ使用する場合、 N = 4となることを特徴とする 請求項 1から 8の何れか一項に記載の通信装置。

[請求項 10] 通信装置であって、

L-S T Fと、

前記 — 3丁 の後の — 1_丁 と、 前記 L— LT Fの後の L— S 丨 Gと、

前記 L— S 丨 Gの後の E HT— S 丨 G— Aと、 前記 E H T _ S 丨 G_ Aの後のフイールドであって、

他の通信装置が帯域幅として 320MH zの帯域幅を使用する場合 に N = 8となる、 N X 8ビッ トのビッ ト数を有する R U A l l o c a t i 〇 nサブフイールドを含む E H T_S I G— Bと、

前記 E HT— S 丨 G— Bの後の E H T— S T Fと、

前記 E H T— S T Fの後の E H T— L T Fと、 を含む E HT MU P P D Uを前記他の通信装置から受信する受信手段と、

前記受信手段によって受信した前記 E H T MU P P DUに基づ くデータ通信を行う通信手段と、

を有することを特徴とする通信装置。

[請求項 11] 前記受信手段は、 前記 E HT MU P P D Uの受信に用いられる アンテナを含むことを特徴とする請求項 1 〇に記載の通信装置。

[請求項 12] 前記受信手段は、 前記他の通信装置が〇 F DMA (O r t h o g o n a I F r e q u e n c y D i v i s i o n Mu l t i p l e Ac c e s s) 通信と M U - M I M〇 (Mu l t i U s e r M u l t i p l e— I n p u t a n d Mu l t i p l e—〇 u t p u t ) 通信との少なくとも一つを実行する場合に、 前記 E HT MU P P DUを受信することを特徴とする請求項 1 0または 1 1 に記載 の通信装置。

[請求項 13] 前記受信手段は、 前記 E HT MU P P DUと異なる P P DUを 受信する場合、 前記 E HT— S 丨 G— Bを含まない P P DUを受信す ることを特徴とする請求項 1 0から 1 2の何れか一項に記載の通信装 置。

[請求項 14] 前記受信手段は、 I E E E 802. 1 1 E HT規格に準拠した前記

E HT MU P P D Uを受信することを特徴とする請求項 1 0から 1 3の何れか一項に記載の通信装置。 [請求項 15] 前記他の通信装置が帯域幅として 1 60 IV! 1~1 åの帯域幅を 2つ使用 する場合、 N = 8となることを特徴とする請求項 1 0から 1 4の何れ か一項に記載の通信装置。

[請求項 16] 前記他の通信装置が帯域幅として 20 M H zの帯域幅、 あるいは 4

OMH zの帯域幅を使用する場合、 N= 1 となることを特徴とする請 求項 1 0から 1 5の何れか一項に記載の通信装置。

[請求項 17] 前記他の通信装置が帯域幅として 80 M H zの帯域幅を使用する場 合、 N = 2となることを特徴とする請求項 1 0から 1 6の何れか一項 に記載の通信装置。

[請求項 18] 前記他の通信装置が帯域幅として 1 60MH zの帯域幅、 あるいは

8 OMH zの帯域幅を 2つ使用する場合、 N = 4となることを特徴と する請求項 1 〇から 1 7の何れか一項に記載の通信装置。

[請求項 19] N = 2以上となる場合、 前記 RU a I l o c a t i o nサブフイ —ルドは、 8ビッ ト毎に、 低い周波数から奇数番目の 2 OMH zサブ バンドの R Uの割り当てを示すことを特徴とする請求項 1から 1 8の 何れか一項に記載の通信装置。

[請求項 20] N = 2以上となる場合、 前記 RU a I l o c a t i o nサブフイ —ルドは、 8ビッ ト毎に、 低い周波数から偶数番目の 2 OMH zサブ バンドの R Uの割り当てを示すことを特徴とする請求項 1から 1 9の 何れか一項に記載の通信装置。

[請求項 21] 前記 L— ST F、 前記 L— LT F、 および前記 L_S 丨 Gは、 丨 E ヒ ヒ ( I n s t i t u t e o f ヒ l e c t r i c a l a n d ヒ l e c t r o n i c s ヒ n g i n e e r s) 8〇 2. l l a x規 格以前の丨 E E E 802. 1 1シリーズ規格に対応した通信装置が復 号することができるフイールドであることを特徴とする請求項 1から 20の何れか一項に記載の通信装置。

[請求項 22] 情報処理装置であって、

L-S T Fと、 前記 L— ST Fの後の L— LT と、

前記 L— LT Fの後の L— S 丨 Gと、

前記 L— S 丨 Gの後の E HT— S 丨 G— Aと、

前記 E H T _ S 丨 G_ Aの後のフイールドであって、

前記情報処理装置が帯域幅として 320MH zの帯域幅を使用する 場合に N = 8となる、 N X 8ビッ トのビッ ト数を有する R U A l l 〇 c a t i 〇 nサブフイールドを含む E H T-S I G-Bと、 前記 E HT— S I G— Bの後の E H T— S T Fと、 前記 E H T— S T Fの後の E H T— L T Fと、 を含む E HT MU P P DUを生成する生成手段と、

前記生成手段によって生成された前記 E H T MU P P DUの送 信に用いられるアンテナと、

を有することを特徴とする情報処理装置。

[請求項 23] 前記生成手段は、 前記情報処理装置が〇 F DMA (O r t h o g o n a I F r e q u e n c y D i v i s i o n Mu l t i p l e Ac c e s s) 通信と M U - M I M〇 (Mu l t i U s e r M u l t i p l e— I n p u t a n d Mu l t i p l e—〇 u t p u t ) 通信との少なくとも一つを実行する場合に、 前記 E HT MU P P D Uを生成することを特徴とする請求項 22に記載の情報処理 装置。

[請求項 24] 前記生成手段は、 前記 E HT MU P P D Uと異なる P P D Uを 生成する場合、 前記 E H T_S 丨 G_ Bを含まない P P D Uを生成す ることを特徴とする請求項 22または 23に記載の情報処理装置。

[請求項 25] 前記生成手段は、 I E E E 802. 1 1 E H T規格に準拠した前記

E HT MU P P D Uを生成することを特徴とする請求項 22から 24の何れか一項に記載の情報処理装置。

[請求項 26] 前記情報処理装置が帯域幅として 1 60MH zの帯域幅を 2つ使用 する場合、 N = 8となることを特徴とする請求項 22から 25の何れ か一項に記載の情報処理装置。

[請求項 27] 前記情報処理装置が帯域幅として 20 M H zの帯域幅、 あるいは 4

OMH zの帯域幅を使用する場合、 N= 1 となることを特徴とする請 求項 22から 26の何れか一項に記載の情報処理装置。

[請求項 28] 前記情報処理装置が帯域幅として 80 M H zの帯域幅を使用する場 合、 N = 2となることを特徴とする請求項 22から 27の何れか一項 に記載の情報処理装置。

[請求項 29] 前記情報処理装置が帯域幅として 1 60MH zの帯域幅、 あるいは

8 OMH zの帯域幅を 2つ使用する場合、 N = 4となることを特徴と する請求項 22から 28の何れか一項に記載の情報処理装置。

[請求項 30] N = 2以上となる場合、 前記 RU a I l o c a t i o nサブフイ —ルドは、 8ビッ ト毎に、 低い周波数から奇数番目の 2 OMH zサブ バンドの R Uの割り当てを示すことを特徴とする請求項 22から 29 の何れか一項に記載の情報処理装置。

[請求項 31] N = 2以上となる場合、 前記 RU a I l o c a t i o nサブフイ —ルドは、 8ビッ ト毎に、 低い周波数から偶数番目の 2 OMH zサブ バンドの R Uの割り当てを示すことを特徴とする請求項 22から 30 の何れか一項に記載の情報処理装置。

[請求項 32] 前記 L— ST F、 前記 L— LT F、 および前記 L_S 丨 Gは、 丨 E ヒ ヒ ( I n s t i t u t e o f ヒ l e c t r i c a l a n d ヒ l e c t r o n i c s ヒ n g i n e e r s) 8〇 2. l l a x規 格以前の I E E E 802. 1 1シリーズ規格に対応した情報処理装置 が復号することができるフイールドであることを特徴とする請求項 2 2から 3 1の何れか一項に記載の情報処理装置。

[請求項 33] 通信装置の制御方法であって、

E HT MU (Mu l t i U s e r) P P DU (P h y s i c

^ I L a y 3 r 「〇 1: 〇〇 0 1 03 I 3 II 1^ I I ) を生成 する生成工程と、 〇 2020/175297 22 卩(:171? 2020 /006655

1_-3丁 と、

前記 — 3丁 の後の — 1_丁 と、

前記 — 1_丁 の後の — 3 丨 ◦と、

前記!-— 3 丨 ◦の後の巳 1~1丁一 3 丨 ◦—八と、

前記巳 1~1丁 _ 3 丨 ◦_八の後のフイールドであって、

前記通信装置が帯域幅として 3201\/11~12の帯域幅を使用する場合 に N = 8となる、 X 8ビッ トのビッ ト数を有する II 八 1 1 〇〇 31: 丨 〇门サブフイールドを含む巳 1~1丁_3 丨 〇_巳と、

前記巳 1~1丁一 3 丨 ◦—巳の後の巳 1~1丁一 3丁 と、 前記巳 1~1丁一 3丁 の後の巳 1~1丁一 !_丁 と、 を含む前記巳 1~1丁 口 IIを送信する送信工程を有することを特徴とする制御方 法。

[請求項 34] 通信装置の制御方法であって、

1_-3丁 と、

前記 — 3丁 の後の — 1_丁 と、

前記 — 1_丁 の後の — 3 丨 ◦と、

前記!-— 3 丨 ◦の後の巳 1~1丁一 3 丨 ◦—八と、

前記巳 1~1丁 _ 3 丨 ◦_八の後のフイールドであって、

他の通信装置が帯域幅として 3201\/11~12の帯域幅を使用する場合 に N = 8となる、 X 8ビッ トのビッ ト数を有する II 八 1 1 〇〇 31: 丨 〇门サブフイールドを含む巳 1~1丁_3 丨 〇_巳と、

前記巳 1~1丁一 3 丨 ◦—巳の後の巳 1~1丁一 3丁 と、 前記巳 1~1丁一 3丁 の後の巳 1~1丁一 !_丁 と、 を含む巳 1~1丁 IV! II 口 IIを前記他の通信装置から受信する受信工程と、

前記受信工程において受信した前記巳 1~1丁 011に基づ くデータ通信を行う通信工程と、

を有することを特徴とする制御方法。

[請求項 35] 情報処理装置の制御方法であって、 〇 2020/175297 23 卩(:171? 2020 /006655

1_-3丁 と、

前記 — 3丁 の後の — 1_丁 と、

前記 — 1_丁 の後の — 3 丨 ◦と、

前記!-— 3 丨 ◦の後の巳 1~1丁一 3 丨 ◦—八と、

前記巳 1~1丁 _ 3 丨 ◦_八の後のフイールドであって、

前記情報処理装置が帯域幅として 3201\/11~12の帯域幅を使用する 場合に N = 8となる、 X 8ビッ トのビッ ト数を有する II 八 1 I 〇〇 31 I 〇门サブフイールドを含む巳 1~1丁一3 I 〇-巳と、

前記巳 1~1丁一 3 丨 ◦—巳の後の巳 1~1丁一 3丁 と、 前記巳 1~1丁一 3丁 の後の巳 1~1丁一 1_丁 と、 を含む巳 1~1丁 IV! II 9901}を生成する生成工程と、

前記生成手段によって生成された前記巳 1~1丁 IV! II 〇リを、 前記情報処理装置が有するアンテナによって送信させる送信工程と、 を有することを特徴とする制御方法。

[請求項 36] コンピュータを請求項 1から 2 1の何れか一項に記載の通信装置の 各手段として機能させるためのプログラム。

[請求項 37] コンピュータを請求項 22から 32の何れか一項に記載の情報処理 装置の各手段として機能させるためのプログラム。

Description:
明 細 書

発明の名称 :

通信装置、 情報処理装置、 制御方法、 およびプログラム

技術分野

[0001] 本発明は、 無線通信によってデータを通信する装置に関 する。

背景技術

[0002] I E E E ( I n s t i t u t e o f E l e c t r i c a l a n d

E l e c t r o n i c s E n g i n e e r s) が策定している、 WLAN 通信規格として I E E E 802. 1 1シリーズ規格が知られている。 なお、 W L A Nとは W i r e I e s s L o c a l A r e a N e t wo r kの 略である。 I E E E 802. 1 1シリーズ規格としては、 I E E E 802. 1 1 a / b / g / n / a c / a X規格などの規格がある。

[0003] 特許文献 1 には、 I E E E 802. 1 1 a x規格では、 〇 F D M A (〇 r t h o g o n a l f r e q u e n c y— d i v i s i o n m u l t i p I e a c c e s s) による無線通信を実行することが開示されて いる。 I E E E 802. 1 1 a x規格では、 〇 F D M Aによる無線通信を実行するこ とで、 高いピークスループッ トを実現している。 また、 I E E E 802. 1 1 a x規格では、 〇 F DMAによる無線通信を実行することで、 複数の相手 装置と並行して通信するマルチユーザ通信を 実現している。

[0004] I E E Eでは、 次世代の WL A N通信規格として、 丨 E E E 802. 1 1 a X規格の後継規格である、 I E E E 802. 1 1 E HT (E x t r e me I y H i g h T h r o u g h p u t ) 規格が検討されている。 I E E E 802. 1 1 E HT規格では、 スループッ ト向上を実現するために、 電波の 帯域幅を拡張することが検討されている。

先行技術文献

特許文献

[0005] 特許文献 1 :特開 201 8 _ 501 33号公報 発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006] マルチユーザ通信を実行する場合、 相手装置に対して、 使用する周波数帯 域の一部 (RU、 R e s o u r c e U n i t ) を割り当てる必要がある。 しかし、 丨 E E E 802. 1 1 a x規格までは、 使用できる電波の帯域幅は 最大 1 6 OMH zまでとされていたため、 32 OMH zの帯域幅を使用して 通信する場合に、 R Uの割り当てに関する情報を通信することが きる適切 なフレーム構成が存在しなかった。

[0007] 本発明は、 32 OMH zの帯域幅を使用して通信することができる 信装 置が、 適切なフレーム構成によって R Uの割り当てに関する情報を通信でき るようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

[0008] 上記目的を達成するため、 本発明の通信装置は、 E HT MU (Mu I t i U s e r) P P DU (P h y s i c a l L a y e r P r o t o c 〇 I D a t a U n i t ) を生成する生成手段と、 L-ST F (L e g a c y— S h o r t T r a i n i n g F i e l d) と、 前言己 L— S T Fの 後の L— LT F (L e g a c y— L o n g T r a i n i n g F i e l d ) と、 前記 L— L T Fの後の L— S I G (L e g a c y— S i g n a l ) と 、 前記 L-S I Gの後の E HT-S I G-A (E x t r e me I y H i g h T h r o u g h p u t— S i g n a I — A ) と、 前言己 E H T— S I G— Aの後のフィールドであって、 前記通信装置が帯域幅として 320 MH zの 帯域幅を使用する場合に N = 8となる、 NX8ビッ トのビッ ト数を有する R U (R e s o u r c e U n i t ) A l l o c a t i o nサブフィールド を含む E H T-S I G- B (E X t r e m e I y H i g h T h r o u g h p u t -S i g n a l -B) と、 前記 E H T-S I G- Bの後の E H T- ST F (E x t r e me l y H i g h T h r o u g h p u t— S h o r t T r a i n i n g F i e l d) と、 前記 E H T-S T Fの後の E H T — LT F (E x t r e me l y H i g h T h r o u g h p u t— L o n g T r a i n i n g F i e l d) と、 を含む前記 E H T MU P P D Uを送信する送信手段と、 を有する。

[0009] また、 本発明の他の側面の通信装置は、 L_S T Fと、 前記 L_S T Fの 後の L— LT Fと、 前記 L— LT Fの後の L— S 丨 Gと、 前記 L— S 丨 Gの 後の E HT— S 丨 G— Aと、 前記 E HT— S 丨 G— Aの後のフイールドであ って、 他の通信装置が帯域幅として 32 OMH zの帯域幅を使用する場合に N = 8となる、 N X 8ビッ トのビッ ト数を有する R U A I I 〇 c a t i 〇 nサブフイールドを含む E H T— S I G— Bと、 前記 E HT— S I G— Bの 後の E HT— ST Ft、 前記 E H T— S T Fの後の E H T— L T Fと、 を含 む E HT MU P P DUを前記他の通信装置から受信する受信手段 、 前 記受信手段によって受信した前記 E H T MU P P D Uに基づくデータ通 信を行う通信手段と、 を有する。

[0010] また、 本発明の情報処理装置は、 L_S T Fと、 前記 L_S T Fの後の L — LT Fと、 前記 L— LT Fの後の L— S 丨 Gと、 前記 L— S 丨 Gの後の E HT-S I G— Aと、 前記 E HT— S 丨 G _ Aの後のフイールドであって、 前記情報処理装置が帯域幅として 320MH zの帯域幅を使用する場合に N = 8となる、 N X 8ビッ トのビッ ト数を有する RU A l l o c a t i o n サブフイールドを含む E H T— S 丨 G— Bと、 前記 E HT— S 丨 G— Bの後 の E HT— ST Fと、 前記 E H T— S T Fの後の E H T— L T Fと、 を含む E HT MU P P D Uを生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成 された前記 E HT MU P P D Uの送信に用いられるアンテナと、 を有す る。

発明の効果

[0011] 本発明によれば、 32 OMH Zの帯域幅を使用して通信することができる 通信装置が、 適切なフレーム構成によって R Uの割り当てに関する情報を通 信できるようになる。

図面の簡単な説明

[0012] [図 1]通信装置 202が参加するネッ トワークの構成を示す図である。 [図 2]通信装置 202のハードウエア構成を示す図である。

[図 3]通信装置 202が通信する E H T MU P P D Uの P H Yフレームの 構成の一例を示す図である。

[図 4]2 OMH zの帯域幅における RUの割り当てバターンと RU A l i o c a t i 〇 nサブフイールドの対応の一例を示す図であ 。

[図 5] 320MH zの帯域幅を使用して通信する場合の、 E H T-S I G— B フイールドの構成の一例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0013] 以下、 添付の図面を参照して、 本発明の実施形態を詳細に説明する。 なお 、 以下の実施形態において示す構成は一例に過 ぎず、 本発明は図示された構 成に限定されるものではない。

[0014] 図 1 に、 本実施形態に係る通信装置 202が参加するネッ トワークの構成 を示す。 通信装置 202は、 ネッ トワーク 201 を構築する役割を有するア クセスポイント (A P、 Ac c e s s P o i n t) である。 また、 通信装 置 203、 204、 205は、 夫々ネッ トワーク 201 に参加する役割を有 するステーシヨン (STA、 S t a t i o n) である。 各通信装置は丨 E E E 802. 1 1 E H T規格に対応しており、 ネッ トワーク 201 を介して I E E E 802. 1 1 E HT規格に準拠した無線通信を実行することが きる 。 なお、 I E E Eとは、 I n s t i t u t e o f E l e c t r i c a l a n d E l e c t r o n i c s E n g i n e e r sの略である。 また 、 E HTは、 E x t r e me l y H i g h T h r o u g h p u tの略で ある。 なお、 E HTは、 E x t r e me H i g h T h r o u g h p u t の略であると解釈してもよい。 各通信装置は、 2. 4GH z帯、 5 GH z帯 、 および 6GH z帯の周波数帯域において通信することがで る。 また、 各 通信装置は、 20MH z、 40MH z、 80MH z、 1 60 MH z、 および 32 OMH zの帯域幅を使用して通信することができる

[0015] 通信装置 202〜 205は、 I E E E 802. 1 1 E HT規格に準拠した 〇 F DMA通信を実行することで、 複数のユーザの信号を多重する、 マルチ ユーザ (MU、 M u 丨 t i U s e r) 通信を実現することができる。 〇 F D M A通信とは、 O r t h o g o n a l F r e q u e n c y D i v i s i o n Mu l t i p l e Ac c e s s (直交周波数分割多元接続) の略であ る。 O F DM A通信では、 分割された周波数帯域の一部 (RU、 R e s o u r c e U n i t) が各 S T Aに夫々重ならないように割り当てられ、 各 S TAの搬送波が直交する。 そのため、 A Pは複数の STAと並行して通信す ることができる。

[0016] また、 通信装置 202〜 205は MU M I M〇 (Mu l t i U s e r

Mu l t i p l e— I n p u t a n d Mu l t i p l e— O u t p u t) 通信による MU通信を実現することができる。 この場合、 通信装置 20 2は複数のアンテナを有し、 1以上のアンテナを通信装置 203〜 205の 夫々に割り当てることで、 複数の S T Aとの同時通信を実現することができ る。 通信装置 202は、 通信装置 203〜 205の夫々に対して送信する電 波が干渉しないように調整することで、 複数の S T Aに対して同時に電波を 送信することができる。

[0017] 通信装置 202は、 〇 F DMA通信と MU M I M〇通信を組み合わせて MU通信を実現してもよい。 即ち、 A Pは複数の S T Aと MU通信を実行す る際に、 ある閾値以上の R Uにおいて、 MU M 丨 M0通信を実行してもよ い。 例えば、 複数の S T Aに R Uを割り当てる場合に、 サブキャリア数が 1 06より小さい R Uにおいては一台の S T Aと通信し、 サブキャリア数が 1 06以上の RUにおいて、 複数の STAによる MU M 丨 M0通信を実行す るようにしてもよい。

[0018] このように、 MU通信を実行する場合、 通信装置 203〜 205は、 各 S

T Aに対する R Uの割り当てに関する情報を取得する必要が る。 そのため 、 通信装置 202は、 通信装置 203〜 205に、 データ通信で用いる RU の各 S T Aに対する割り当てについて、 P H Yフレームを用いて通知する。

[0019] なお、 通信装置 202〜 205は、 I E E E 802. 1 1 E H T規格に対 応するとしたが、 これに加えて、 I E E E 802. 1 1 E HT規格より前の 規格であるレガシー規格の少なくとも何れか _つに対応していてもよい。 レ ガシー規格とは、 I E E E 802. 1 1 a/b/g/n/a c/a X規格の ことである。 また、 I E E E 802. 1 1シリーズ規格に加えて、 B l u e t o o t h (登録商標) 、 N FC、 UWB、 Z i g B e e、 MB〇Aなどの 他の通信規格に対応していてもよい。 なお、 UWBは U I t r a W i d e B a n dの略であり、 MB〇 Aは Mu l t i B a n d O F DM A I I i a n c eの略である。 なお、 〇 F DMは〇 r t h o g o n a l F r e q u e n c y D i v i s i o n Mu l t i p l e x i n gの略である。 また、 N FCは N e a r F i e l d Comm u n i c a t i o nの略で ある。 UWBには、 ワイヤレス US B、 ワイヤレス 1 394、 W i N ETな どが含まれる。 また、 有線 L A Nなどの有線通信の通信規格に対応していて もよい。

[0020] 通信装置 202の具体例としては、 無線 LANルーターや PCなどが挙げ られるが、 これらに限定されない。 通信装置 202は、 他の通信装置と MU 通信を実行することができる通信装置であれ ば何でもよい。 また、 通信装置 202は、 I E E E 802. 1 1 E H T規格に準拠した無線通信を実行する ことができる無線チップなどの情報処理装置 であってもよい。 また、 通信装 置 203〜 205の具体的な例としては、 カメラ、 タブレッ ト、 スマートフ オン、 PC、 携帯電話、 ビデオカメラなどが挙げられるが、 これらに限定さ れない。 通信装置 203〜 205は、 他の通信装置と MU通信を実行するこ とができる通信装置であればよい。 また、 通信装置 203〜 205は、 丨 E E E 802. 1 1 E HT規格に準拠した無線通信を実行することが きる無 線チップなどの情報処理装置であってもよい 。 また、 図 1のネッ トヮークは 1台の A Pと 3台の STAによって構成されるネッ トワークであるが、 A P および S T Aの台数はこれに限定されない。 なお、 無線チップなどの情報処 理装置は、 生成した信号を送信するためのアンテナを有 する。

[0021] 図 2に、 本実施形態における通信装置 202のハードウエア構成を示す。

通信装置 202は、 記憶部 301、 制御部 302、 機能部 303、 入力部 3 04、 出力部 305、 通信部 306、 およびアンテナ 307を備える。

[0022] 記憶部 301は ROMや RAM等のメモリにより構成され、 後述する各種 動作を行うためのコンピュータプログラムや 、 無線通信のための通信パラメ —夕等の各種情報を記憶する。 ROMは R e a d O n l y Me mo r y の、 RAMは R a n d om Ac c e s s Me mo r yの夫々略である。 なお、 記憶部 301 として、 ROM、 RAM等のメモリの他に、 フレキシブ ルディスク、 ハードディスク、 光ディスク、 光磁気ディスク、 CD-ROM 、 CD-R, 磁気テープ、 不揮発性のメモリカード、 DVDなどの記憶媒体 を用いてもよい。 また、 記憶部 301が複数のメモリ等を備えていてもよい

[0023] 制御部 302は、 例えば C P Uや MP U等の 1以上のプロセッサにより構 成され、 記憶部 301 に記憶されたコンピュータプログラムを実行 すること により、 通信装置 202全体を制御する。 なお、 制御部 302は、 記憶部 3 01 に記憶されたコンピュータプログラムと〇 S (O p e r a t i n g S y s t e m) との協働により、 通信装置 202全体を制御するようにしても よい。 また、 制御部 302は、 他の通信装置との通信において送信するデー 夕や信号を生成する。 なお、 C P Uは Ce n t r a I P r o c e s s i n g U n i tの、 MP Uは、 M i c r o P r o c e s s i n g U n i t の略である。 また、 制御部 302がマルチコア等の複数のプロセッサを備え 、 複数のプロセッサにより通信装置 202全体を制御するようにしてもよい

[0024] また、 制御部 302は、 機能部 303を制御して、 無線通信や、 撮像、 印 刷、 投影等の所定の処理を実行する。 機能部 303は、 通信装置 202が所 定の処理を実行するためのハードウエアであ る。

[0025] 入力部 304は、 ユーザからの各種操作の受付を行う。 出力部 305は、 モニタ画面やスピーカーを介して、 ユーザに対して各種出力を行う。 ここで 、 出力部 305による出力とは、 モニタ画面上への表示や、 スピーカーによ る音声出力、 振動出力などであってもよい。 なお、 タッチパネルのように入 力部 304と出力部 305の両方を 1つのモジュールで実現するようにして もよい。 また、 入力部 304および出力部 305は、 夫々通信装置 202と 一体であってもよいし、 別体であってもよい。

[0026] 通信部 306は、 I E E E 802. 1 1 E H T規格に準拠した無線通信の 制御を行う。 また、 通信部 306は、 丨 E E E 802. 1 1 E H T規格に加 えて、 他の丨 E E E 802. 1 1シリーズ規格に準拠した無線通信の制御や 、 有線 LAN等の有線通信の制御を行ってもよい。 通信部 306は、 アンテ ナ 307を制御して、 制御部 302によって生成された無線通信のための信 号の送受信を行う。 なお、 通信装置 202が、 I E E E 802. 1 1 E HT 規格に加えて、 N FC規格や B I u e t 〇〇 t h規格等に対応している場合 、 これらの通信規格に準拠した無線通信の制御 を行ってもよい。 また、 通信 装置 202が複数の通信規格に準拠した無線通信を実 行できる場合、 夫々の 通信規格に対応した通信部 306とアンテナ 307を個別に有する構成であ ってもよい。 通信装置 202は通信部 306を介して、 画像データや文書デ —夕、 映像データ等のデータを通信装置 203〜 205と通信する。 なお、 アンテナ 307は、 通信部 306と別体として構成されていてもよいし、 通 信部 306と合わせて一つのモジュールとして構成さ れていてもよい。

[0027] 図 3には、 本実施形態において、 通信装置 202が通信する E HT MU

P P D Uの P H Yフレームの構成の一例を示す。 なお、 P P DUは P h y s i c a l L a y e r (P HY) P r o t o c o l D a t a U n i tの略である。

[0028] E HT MU P P DUとは、 I E E E 802. 1 1 E HT規格に準拠し た通信装置が、 MU通信を実行する際に用いる P P D Uである。 本フレーム は、 先頭部から L— ST F401、 L— LT F402、 L— S I G403、 R L-S I G404、 E H T-S 丨 G- A405、 E HT-S I G-B40 6、 E HT-ST F407、 および E H T - L T F 408によって構成され る。 また、 E H T- L T F 408の後に、 データ 409、 および P a c k e t E x t e n t i o n 4 1 0が続くように構成される。 なお、 E H T M U P P D Uの各フイールドの並び順は、 これに限らない。 ST F S h o r t T r a i n i n g F i e l d、 L 「 Fは L o n g T r a i n i n g F i e l d、 および S I Gは S i g n a Iの略である。 また、 L—は L e g a c yの略であり、 例えば L— ST Fは L e g a c y S h o r t T r a i n i n g F i e l dの略である。 同様に E HT—は E x t r e me I y H i g h T h r o u g h p u tの略であり、 例えば E H T - S T F は E x t r e me l y H i g h T h r o u g h p u t S h o r t T r a i n i n g F i e l dの略である。 また、 R L— S I Gは、 R e p e a t e d L e g a c y S i g n a lの略である。 図 3で示した E HT MU P P DUは、 L— S T F 401から順に通信装置によって送信される 。 なお、 通信装置は、 E HT MU P P D U全体を生成してから送信して もよいし、 L-S T F 401から順に生成と送信とを並行して行っても よい 。 具体的には、 例えば通信装置が L— ST F401 を生成した後に該フイー ルドを送信するのと並行して、 L-LT F402の生成を行ってもよい。

[0029] L— ST F401、 L— LT F402、 および L— S 丨 G 403は、 夫々

I E E E 802. 1 1 E H T規格より前に策定されたレガシー規格であ 、

I E E E 802. 1 1 a / b / g / n / a c / a x規格に対して後方互換性 がある。 即ち、 L-ST F401、 L-LT F402、 および L-S I G4 03は、 I E E E 802. 1 1 a x以前の I E E E 802. 1 1シリーズ規 格に対応する通信装置が復号することが可能 なレガシーフイールドである。

[0030] L-ST F401は、 無線パケッ ト信号の検出、 自動利得制御 (AGC、 A u t om a t i c G a i n Co n t r o l ) やタイミング検出などに 用いられる。 L-LT F402は高精度周波数 ·時刻同期化や伝搬チャンネ ル情報 (CS I、 C h a n n n e l S t a t e I n f o r m a t i o n ) 取得などに用いられる。 L-S I G403は、 データ送信率やパケッ ト長 の情報を含んだ制御情報を送信するために用 いられる。 なお、 R L-S I G 404は省略してもよい。

[0031] 巳 ! ~ 1丁一3 1 〇-八405、 巳 ! ~ 1丁一3 1 〇-巳406、 巳 1 ~ 1丁一 3丁 407、 および E H T- L T F 408は、 I E E E 802. 1 1 E H T規格 に対応した通信装置が復号することが可能な フイールドである。

[0032] なお、 L-ST F401、 L-LT F402、 L-S I G403、 R L- S I G404、 E H T-S 丨 G- A405、 E H T - S 丨 G - B 406、 E HT-ST F407および E HT-LT F408をまとめて P HYプリアン ブルとする。

[0033] E HT-S I G-B406は、 コモンフイールド (c ommo n f i e

I d) とユーザーフイールド (u s e r f i e l d) の 2つのフイールド から構成される。

[0034] コモンフイールドは、 以下の表 1 に示したサブフイールドから構成される

[0035] [表 1]

[0036] 八 1 I 〇〇 31: 1 〇门サブフイールドは、 8ビッ トから成るフ イールドであり、 IIの割り当てに関する情報を示すフイールド ある。 例 えば、 帯域幅として 201^(·! 2の帯域幅を使用する際の IIの割り当てを示 す場合、 8リ 八 I I 〇〇 31: 1 〇门サブフイールドは 8ビッ ト ( = 1 ) で構成され、 201^(·! 2の帯域幅における の割り当てを示す。 丨 巳巳巳 802. 1 1 巳 1 ~ 11:規格では、 帯域幅として最大 3201^(·! 2まで使用する ことができるため、 II 八 丨 丨 0031: 丨 〇门サブフイールドでは、 最大 で 3201^(·! åの帯域幅を使用する際の IIの割り当てを示すことになる。 なお、 1\1は使用する帯域幅によって定まる値であり 、 データ通信に用いる帯 域幅に応じて、 N= 1、 2、 4、 8の何れかの値が入ることになる。 1\1と各 帯域幅 (20!\/1! ~ 12、 および 32 OMH z) との対応は、 表 1 に示した通りである。 なお、 80 + 80MH z の場合とは、 8 OMH zの帯域幅を 2つ使用する場合のことである。 また、 1 60+ 1 6 OMH zの場合とは、 1 60 M H zの帯域幅を 2つ使用する場 合のことである。

[0037] 図 4には、 2 OMH zの帯域幅における RUの割り当てバターンと RU

A I 丨 o c a t i 〇 nサブフイールドの対応の一例を示す。 RUを構成する サブキャリアの最小数は 26であり、 2 OMH zの帯域幅においては、 例え ば 9つの 26サブキャリアからなる R Uに分割できる。 図 4に示したように 、 RU A l l o c a t i o nのビッ ト列が 00000000の場合、 20 MH zの帯域幅を 1 R Uあたり 26サブキャリアとなる 9つの R Uに分割し て割り当てることを示す。 また、 R U A I I 〇 c a t i 〇 nのビッ ト列が 00000001の場合、 20MH zの帯域幅を 1 R Uあたり 26サブキャ リアとなる 7つの R Uと、 1 R Uあたり 52サブキャリアとなる 1つの R U に分割して割り当てることを示す。

[0038] なお、 サブキャリアが 1 06以上となる RUは MU M I M〇通信に対応 している。 そのため、 サブキャリアが 1 06以上となる RUを含む割り当て については、 RU A I 丨 〇 c a t i 〇 nのビッ ト列によって、 サブキヤリ アが 1 06以上となる RUで多重化されている ST Aの数を示す。 例えば y 2 y 1 y 0と記載がある場合について、 y 0、 y 1、 y 2はそれぞれ 0もし くは 1であり、 2 2 X y 2 + 2 1 X y 1 + y 〇 + 1台の S T Aが、 サブ キャリアが 1 06以上となる R Uにおいて多重化されていることを示す。

[0039] 図 2のネッ トワーク 201 において、 2 OMH zの帯域幅を使用している 場合、 通信装置 203〜 205は通信装置 202から受信した E H T MU P P D Uに含まれる E H T-S I G-B406内のコモンフイールドを復 号する。 この場合に、 使用している帯域幅が 20 M H zなので、 コモンフイ —ルド内の RU A I 丨 〇 c a t i 〇 nサブフイールドはビッ ト数 8ビッ ト で構成される。 通信装置 203〜 205は、 RU A I l o c a t i o nサ ブフイールドによって示された R Uの割り当てに従って、 通信装置 202と 通信する。

[0040] 図 5に、 32 OMH zの帯域幅を使用して通信する場合の E H T_S 丨 G — Bフイールドの構成の一例を示す。 RU a I l o c a t i o nサブフイ —ルドは、 8ビッ ト当たりサブキャリア数が 242の R Uの割り当てを示す 。 また、 20MH zサブバンドは、 サブキャリア数が 242の R Uに相当す る。 つまり、 RU A l l o c a t i o nサブフイールドは、 8ビッ トあた り 2 OMH z分のサブバンドにおける RUの割り当てを示す。

[0041] 320MH zの帯域幅を使用して通信する場合、 通信装置 202は、 帯域 を 2 OMH zサブバンド毎に分割し、 サブバンド毎に R Uの割り当てを行う 。 なお、 320MH zの帯域幅は、 1 6個の 20 M H zサブバンドに分割で きるが、 E HT-S 丨 G-Bフイールドに全てのサブバンドの RU A l l o c a t i 〇 nを含めるわけではない。 図 5に示したように、 通信装置 20 2は、 低い周波数から順に、 奇数番目のサブバンドの RUの割り当ての情報 を持つ E HT-S 丨 G-Bフイールドと、 偶数番目のサブバンドの RUの割 り当ての情報を持つ E H T— S 丨 G— Bフイールドを夫々生成し、 送信する 。 つまり、 通信装置 202は、 8ビッ ト毎に、 1番目、 3番目、 5番目、 7 番目、 9番目、 1 1番目、 1 3番目、 および 1 5番目の 2 OMH zサブバン ドの R Uの割り当てを示す E H T— S 丨 G— Bフイールドを通信することに なる。 また、 奇数番目の 2 OMH zサブバンドの R Uの割り当てを示す E H T-S I G-Bフイールドとは別に、 偶数番目の 2 OMH zサブバンドの R Uの割り当てを示す E H T— S 丨 G— Bフイールドを通信する。 この場合、

R U a l l o c a t i o nサブフイールドは、 1つのサブバンドあたり 8 ビッ トによって R Uの割り当てを示すことから、 8つのサブバンドの R Uの 割り当てを示すには、 64ビッ トが必要になる。 このように、 通信装置 20 2は、 32 OMH zの帯域幅を使用して通信する場合、 32ビッ トの RU a I I 〇 c a t i 〇 nサブフイールドを含む E H T - S I G - Bフイールド を、 通信装置 203〜 205と通信する。

[0042] 同様に、 N = 2以上となる帯域幅を使用する場合、 奇数番目のサブバンド の R Uの割り当ての情報を持つ E H T— S 丨 G— Bフイールドと、 偶数番目 のサブバンドの R Uの割り当ての情報を持つ E H T— S 丨 G— Bフイールド を夫々生成し、 送信する。 なお、 N = 2以上となる帯域幅とは、 80MH z の帯域幅、 1 60 MH zの帯域幅、 および 2つの 1 60 M H zの帯域幅の何 れかである。

[0043] このように通信装置 202は、 RU A I 丨 〇 c a t i 〇 nサブフイール ドを含む E H T MU P P DUを生成し、 送信することで、 通信装置 20 3〜 205に RUの割り当てに関する情報を通知することが きる。

[0044] また、 通信装置 203〜 205は、 RU a l l o c a t i o nサブフイ —ルドを含む E HT MU P P D Uを受信することで、 RUの割り当てに 関する情報を取得することができる。

[0045] なお、 E HT-S I G-Bは、 E HT MU P P DUに含まれるフイー ルドであって、 それ以外の P P D Uには含まれない。 具体的には、 E HT- S I G— Bは、 シングルユーザ通信 (八 と単_の3丁八間での通信) を実 行する際に通信される E HT S U (S i n g l e U s e r) P P DU には含まれない。 また、 E HT-S 丨 G-Bは、 通信距離を拡張したシング ルユーザ通信を実行する際に通信される E H T E R (E x t e n d e d R a n g e) S U P P D Uにも含まれない。 また、 E HT-S I G-B は、 A Pからトリガーフレームを受信した ST Aが応答として送信する E H T T B (T r i g g e r-B a s e d) P P DUにも含まれない。

[0046] なお、 本実施形態で示した R U A 丨 丨 〇 c a t i 〇 nサブフイールドの ビッ ト列が示す RUの割り当て方は一例にすぎない。 RU A I I 〇 c a t i 〇 nサブフイールドのビッ ト列が示す R Uの割り当て方は本実施形態と異 なるものであっても良い。

[0047] また、 本実施形態において、 通信装置 202はネッ トワーク内の A Pであ るとしたが、 S T Aとして動作する装置であってもよい。 また、 通信装置 2 02は、 E HT MU P P D Uを送信する装置であるとしたが、 受信する 装置であってもよい。 この場合に、 通信装置 202は、 受信した E HT M \¥02020/175297 14 卩(:17 2020 /006655

II 011の巳 1 ~ 1丁一3 1 0 -巳に含まれる 11 8 1 1 〇〇 81: 1 〇门 サブフイールドが示す IIでフレー厶送信元の装置とデータ通信を実 する

[0048] 本実施形態において、 E HT 丨 巳 巳巳 802. 1 1 3 X規格以前の丨 巳巳巳 802. 1 1シリーズ規格に対応 する通信装置が復号することができるレガシ ーフイールドを含むとしたが、 これに限らない。 具体的には、 E HT

、 1_-3丁 、 1_-1_丁 、 1_-3 I ◦、 を含まないように構 成されてもよい。 この場合、 E HT 76 0 IIの 1 ~ 1丫フレームは、 先頭部から、 巳 1 ~ 1丁_3丁 , 巳 1 ~ 1丁_1_丁 , 巳 1 ~ 1丁一 3 1 〇_八, º

1 ~ 1丁一3 1 〇 -巳、 巳 1 ~ 1丁一1_丁 、 データフイールド、 および 3〇 1< 6 によって構成されてもよい。 なお、 巳 1 ~ 1丁一 3 I ◦

—巳フイールドに続く巳 1 ~ 1丁一 1_丁 は省略してもよい。 例えば 6〇1 ~ 12帯 で通信する場合、 丨 巳巳巳 802. 1 1 3 X規格以前の規格のみに対応する 通信装置は信号を受信しないため、 レガシーフイールドを含まない巳 1 ~ 1丁 口 IIを用いて通信してもよい。

[0049] また、 本実施形態で用いた各フイールドの名前や、 ビッ トの位置、 ビッ ト 数は本実施形態で記載したものに限らず、 同様の情報が、 異なるフイールド 名や異なる位置、 ビッ ト数で 1~1丫フレームに格納されても良い。

[0050] 以上、 実施形態を詳述したが、 本発明は例えば、 システム、 装置、 方法、 プログラム若しくは記録媒体 (記憶媒体) などとしての実施態様をとること が可能である。 具体的には、 複数の機器 (例えば、 ホストコンピュータ、 イ ンタフエース機器、 撮像装置、 匕アプリケーションなど) から構成され るシステムに適用してもよいし、 また、 一つの機器からなる装置に適用して もよい。

[0051] 本発明は、 上述の実施形態の 1以上の機能を実現するプログラムを、 ネッ トワーク又は記憶媒体を介してシステム又は 装置に供給し、 そのシステム又 は装置のコンピュータにおける 1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し 〇 2020/175297 15 卩(:171? 2020 /006655

実行する処理でも実現可能である。 また、 1以上の機能を実現する回路 (例 えば、 八3 丨 〇 によっても実現可能である。

[0052] 本発明は上記実施の形態に制限されるもので はなく、 本発明の精神及び範 囲から離脱することなく、 様々な変更及び変形が可能である。 従って、 本発 明の範囲を公にするために以下の請求項を添 付する。

[0053] 本願は、 201 9年2月 28日提出の日本国特許出願特願 201 9 _03

6703を基礎として優先権を主張するものであ 、 その記載内容の全てを ここに援用する。