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Title:
IMAGE CAPTURE DEVICE, IMAGE PROCESSING DEVICE, CONTROL METHOD THEREOF, AND PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/175298
Kind Code:
A1
Abstract:
In the present invention, a setting relating to a dynamic range is carried out prior to an image capture. If the setting indicating High Dynamic Range (HDR) is made, raw image data is recorded in association with image development information which supports the HDR. If the setting indicating Standard Dynamic Range (SDR) is made, the raw image data is recorded in association with image development information which supports the SDR.

Inventors:
NASHIZAWA HIROAKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2020/006657
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
February 20, 2020
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Assignee:
CANON KK (JP)
International Classes:
H04N5/232; H04N5/77; H04N5/92
Domestic Patent References:
WO2018062062A12018-04-05
WO2018169003A12018-09-20
Foreign References:
JP2016149753A2016-08-18
US20150245044A12015-08-27
Attorney, Agent or Firm:
ABE Takuma et al. (JP)
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Claims:
請求の範囲

[請求項 1] 撮像装置であって、

撮像の前に、 ダイナミックレンジに関する設定を行う第 1の設定手 段と、

前記撮像の前に、 撮像画像の記録形式を設定する第 2の設定手段と 前記第 2の設定手段により R A W画像データが記録されるよう設定 された場合、 前記撮像により得られた画像信号に基づく RAW画像デ —夕を記録する第 1の記録手段とを有し、

前記第 1の記録手段は、 前記第 1の設定手段により H D R (H i g h D y n am i c R a n g e) を示す設定がされている場合は前 記 H D Rに対応した現像情報と対応付けて前記 R A W画像データを記 録し、 前記第 1の設定手段により S D R (S t a n d a r d D y n a m i c R a n g e) を示す設定がされている場合は前記 S D Rに 対応した現像情報と対応付けて前記 R A W画像データを記録すること を特徴とする撮像装置。

[請求項 2] 前記 RAW画像データを現像する現像手段をさらに有し、

前記現像手段は、 前記第 1の設定手段による設定に基づく現像情報 を用いて前記 R A W画像データを現像することを特徴とする請求項 1 に記載の撮像装置。

[請求項 3] 前記現像手段は、 前記 H D Rに対応した現像情報が対応付けられた

R A W画像データを現像する場合は、 前記 R A W画像データを現像し て H D R画像データを生成することを特徴とする請求項 2に記載の撮 像装置。

[請求項 4] 前記現像手段は、 前記 30 に対応した現像情報が対応付けられた

八 画像データを現像する場合は、 前記 画像データを現像し て 30 画像データを生成することを特徴とする請求項 3に記載の撮 像装置。 [請求項 5] 前記現像手段により生成された S D R画像データを、 前記 H D R画 像データとは異なるファイル形式で記録する第 2の記録手段をさらに 有することを特徴とする請求項 3または 4に記載の撮像装置。

[請求項 6] 前記現像手段により生成された H D R画像データを、 H E I F (H i g h e f f i c i e n c y I m a g e F i I e i- o r m a t ) 形式のファイルとして記録する第 2の記録手段をさらに有するこ とを特徴とする請求項 3または 4に記載の撮像装置。

[請求項 7] 前記現像手段による現像で用いるホワイ トバランス係数を決定する 第 1の決定手段をさらに有し、

前記 H D Rに対応した現像情報は、 前記 H D R用に決定されたホワ イ トバランス係数を含み、 前記 S D Rに対応した現像情報は、 前記 S D R用に決定されたホワイ トバランス係数を含むことを特徴とする請 求項 2乃至 6のいずれか 1項に記載の撮像装置。

[請求項 8] 前記現像手段による現像で用いる階調補正量を決定する第 2の決定 手段をさらに有し、 前記 H D Rに対応した現像情報は、 前記 H D R用 に決定された階調補正量を含み、 前記 S D Rに対応した現像情報は、 前記 S D R用に決定された階調補正量を含むことを特徴とする請求項 2乃至 7のいずれか 1項に記載の撮像装置。

[請求項 9] 前記第 1の記録手段は、 前記 RAW画像データと前記ダイナミック レンジに関する設定によらない共通のメタデータとを関連付けて記録 することを特徴とする請求項 1乃至 8のいずれか 1項に記載の撮像装 置。

[請求項 10] 前記共通のメタデータは、 前記 RAW画像データのうち白らしい画 素の判定結果であることを特徴とする請求項 9に記載の撮像装置。

[請求項 11 ] 画像処理装置であって、

R A W画像データを現像する現像手段と、

前記現像により得られた画像データを記録する記録手段と、 前記 R A W画像データが撮影された際に設定されていたダイナミッ クレンジに関する設定を取得する取得手段とを有し、

前記取得手段により取得された設定が H D R (H i g h D y n a m i c R a n g e) を示す場合、 前記現像手段は前記 R AW画像デ —夕を現像して H D R画像データを生成し、 前記記録手段は前記生成 された H D R画像データを H E I F (H i g h E f f i c i e n c y I m a g e F i l e F o r m a t ) 形式のファイルとして記 録し、

前記取得手段により取得された設定が S D R (S t a n d a r d D y n am i c R a n g e) を示す場合、 前記記録手段は前記生成 された S D R画像データを前記 H E 丨 Fとは異なる形式のファイルと して記録することを特徴とする画像処理装置。

[請求項 12] 前記現像手段は、 前記 RAW画像データに対応付けて記録された現 像情報を用いて前記 RAW画像データを現像することを特徴とする請 求項 1 1 に記載の画像処理装置。

[請求項 13] 撮像装置の制御方法であって、

撮像の前に、 ダイナミックレンジに関する設定を行いと、 前記撮像により得られた画像信号に基づく RAW画像データを記録 し、

前記記録の工程では、 前記 H D R (H i g h D y n am i c R a n g e ) を示す設定が設定されている場合は前記 H D Rに対応した 現像情報と対応付けて前記 RAW画像データを記録し、 前記 S D R ( S t a n d a r d D y n am i c R a n g e) を示す設疋か設定 されている場合は前記 S D Rに対応した現像情報と対応付けて前記 R A W画像データを記録することを特徴とする制御方法。

[請求項 14] 画像処理装置の制御方法であって、

R A W画像データを現像する、

前記現像工程で得られた画像データを記録する、 前記 R A W画像データが撮影された際に設定されていたダイナミッ クレンジに関する設定を取得する、

前記取得された設定が H D R (H i g h D y n am i c R a n g e) を示す場合、 前記現像の工程では前記 RAW画像データを現像 して H D R画像データを生成し、 前記記録の工程では前記生成された H D R画像データを H E I F (H i g h E f f i c i e n c y I m a g e F i I e F o r m a t ) 形式のファイルとして記録し、 前記取得された設定が S D R (S t a n d a r d D y n am i c R a n g e) を示す場合、 前記記録工程では前記生成された S D R 画像データを前記 H E I Fとは異なる形式のファイルとして記録する ことを特徴とする制御方法。

[請求項 15] コンピュータを、 請求項 1乃至 1 2のいずれか 1項に記載の装置の 各手段として機能させる、 コンピュータが実行可能なプログラム。

Description:
\¥0 2020/175298 1 卩(:17 2020 /006657 明 細 書

発明の名称 :

撮像装置、 画像処理装置、 それらの制御方法、 プログラム

技術分野

[0001 ] 本発明は、 画像処理技術に関するものである。

背景技術

[0002] 昨今のデジタルカメラに代表される撮像装置 は、 画像を撮像し、 記 録媒体に記録可能になっている。 ここで、

I 〇 9 ㊀ (ハイダイナミックレンジ) のことであり、 3口 (スタ ンダードダイナミックレンジ) に比べてより広いダイナミックレンジを持つ 画像を生成する技術である。

[0003] 1 ~ 1 0 ビデオのコンテンツを記録する場合には、 当該コンテンツが ビデオであるか否かの識別情報と共に記録す る (例えば特許文献 1) 。 先行技術文献

特許文献

[0004] 特許文献 1 :特開 2 0 1 8 _ 7 1 9 4号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005] ここで、 ユーザが 1 ~ 1 0 画像として視聴することを意図して撮影を行 った 場合であっても、 記録画像としては、 いわゆる現像前の 画像として記 録する場合もある。 この場合、 当該 画像を 1 ~ 1〇 画像として適切に現 像する必要がある。

[0006] また、 1 ~ 1 0 画像として視聴することを意図して得られた 画像を、 適切な形式で保存する必要がある。

[0007] 本発明は、 上記のいずれかの課題を解決すべく、 画像を とし て適切に現像することを目的とする。 課題を解決するための手段

[0008] 本発明に係る撮像装置の少なくとも 1つは、 撮像の前に、 ダイナミックレ ンジに関する設定を行う第 1の設定手段と、 前記撮像の前に、 撮像画像の記 録形式を設定する第 2の設定手段と、 前記第 2の設定手段により RAW画像 データが記録されるよう設定された場合、 前記撮像により得られた画像信号 に基づく RAW画像データを記録する第 1の記録手段とを有し、 前記第 1の 記録手段は、 前記第 1の設定手段により H D R (H i g h D y n am i c R a n g e) を示す設定がされている場合は前記 H D Rに対応した現像情 報と対応付けて前記 R A W画像データを記録し、 前記第 1の設定手段により S D R (S t a n d a r d D y n am i c R a n g e) を示す設定がさ れている場合は前記 S D Rに対応した現像情報と対応付けて前記 R A W画像 データを記録することを特徴とする。 発明の効果

[0009] 本発明によれば、 RAW画像を H D R画像として適切に現像することが可 能となる。

図面の簡単な説明

[0010] [図 1A]実施形態における撮像/表示装置の外観図 。

[図 1 B]実施形態における撮像/表示装置の外観図

[図 2]実施形態における撮像/表示装置の構成を すブロック図。

[図 3]外部機器との接続構成図。

[図 4A]実施形態における L V撮影モード処理のフローチヤート。

[図 4B]クイックレビューのフローチヤート。

[図 5A]実施形態における H DM I (登録商標) 接続処理のシーケンス図。

[図 5B]実施形態における H DM 丨接続処理のシーケンス図。

[図 5C]実施形態における H DM 丨接続処理のシーケンス図。

[図 6A]実施形態における H D R撮影メニュー処理のフローチヤート。

[図 6B]実施形態における H D R撮影メニュー処理のフローチヤート。

[図 7]実施形態における H D R撮影処理のフローチヤート。 〇 2020/175298 3 卩(:171? 2020 /006657

[図 8八]実施形態における !\ ァイルの構成図。

[図 88] 八 ファイルにおける領域丨 01 8 9 ㊀ 0 8 8の例を示す図。

[図 8(:] 八 ファイルにおける領域丨 01 8 9 ㊀ 0 8 8の例を示す図。

[図 80] 八 ファイルにおける領域丨 01 8 9 ㊀ 0 8 8の例を示す図。

[図 8£] 八 ファイルにおける領域丨 01 8 9 ㊀ 0 8 8の例を示す図。

[図 9八]実施形態における再生モード処理のフ ーチヤート。

[図 98]実施形態における再生モード処理のフロ チヤート。

[図 90]実施形態における再生モード処理のフロ チヤート。

[図 90]実施形態における再生モード処理のフロ チヤート。

[図 9£]実施形態における再生モード処理のフロ ーチヤート。

[図 9ド]実施形態における再生モード処理のフ ーチヤート。

[図 90]実施形態における再生モード処理のフロ チヤート。

[図昍]実施形態における再生モード処理の フローチヤート。

丨再生処理のフローチヤート。

丨再生処理のフローチヤート。

[図 1 1八]実施形態における再生メニユー処理の ローチヤートと、 データの流 れを示す図。

[図 1 18]実施形態における再生メニユー処理のフ ーチヤートと、 データの流 れを示す図。

[図 12]実施形態における現像処理のフローチヤ ト。

[図 13]〇 〇ソ平面を示す図。

[図 14]階調補正パラメータ生成処理のフローチ ート。

[図 15八]階調補正量を示す図。

[図 158]階調補正量を示す図。

[図 16八]3〇[¾、 1 ~ 1 0 での見えの例を示す図。

での見えの例を示す図。

発明を実施するための形態

[001 1] 以下、 添付図面を参照して実施形態を詳しく説明す る。 尚、 以下の実施形 〇 2020/175298 4 卩(:171? 2020 /006657

態は特許請求の範囲に係る発明を限定する ものでない。 実施形態には複数の 特徴が記載されているが、 これらの複数の特徴の全てが発明に必須のも のと は限らず、 また、 複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい 。 さらに、 添 付図面においては、 同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を 付し、 重複 した説明は省略する。

[0012] 図 1 八、 図 1 巳に本実施形態が適用する装置の一例として のデジタルカメ ラ 1 〇〇の外観図を示す。 図 1 八はデジタルカメラ 1 0 0の前面斜視図であ り、 図 1 巳はデジタルカメラ 1 0 0の背面斜視図である。 図 1 八, 図 1 巳に おいて、 表示部 2 8は画像や各種情報を表示する、 カメラ背面に設けられた 表示部である。 ファインダー外表示部 4 3は、 カメラ上面に設けられた表示 部であり、 シャッター速度や絞りをはじめとするカメラ の様々な設定値が表 示される。 シャッターボタン 6 1は撮影指示を行うための操作部である。 モ -ド切替スイッチ 6 0は各種モードを切り替えるための操作部で る。 端子 カバー 4 0は外部機器との接続ケーブルとデジタルカ ラ 1 0 0とを接続す る接続ケーブル等のコネクタ (不図示) を保護するカバーである。 メイン電 子ダイヤル 7 1は操作部 7 0に含まれる回転操作部材であり、 ユーザはこの メイン電子ダイヤル 7 1 を回すことで、 シャッター速度や絞りなどの設定値 の変更等が行える。 電源スイッチ 7 2はデジタルカメラ 1 0 0の電源の〇 及び〇 を切り替える操作部材である。 サブ電子ダイヤル 7 3は、 操作部 7 0に含まれる回転操作部材であり、 選択枠の移動や画像送りなどに利用さ れる。 十字キ _ 7 4は操作部 7 0に含まれ、 上、 下、 左、 右部分をそれぞれ 押し込み可能な十字キー (4方向キー) である。 十字キー7 4の押した部分 に応じた操作が可能である。 3巳丁ボタン 7 5は操作部 7 0に含まれ、 押し ボタンであり、 主に選択項目の決定などに用いられる。 (- Vボタン 7 6は操 作部 7 0に含まれ、 静止画撮影モードにおいてライブビュー (以下、 [- V) の〇1\1と〇 を切り替えるボタンである。 動画撮影モードにおいては、 動 画撮影 (記録) の開始、 停止の指示に用いられる。 拡大ボタン 7 7は操作部 7 0に含まれ、 撮影モードのライブビュー表示において拡大 モードの〇 1\1、 〇 2020/175298 5 卩(:171? 2020 /006657

〇 , 及び拡大モード中の拡大率の変更を行うため の操作ボタンである。 再生モードにおいては再生画像を拡大し、 拡大率を増加させるための拡大ボ タンとして機能する。 縮小ボタン 7 8は操作部 7 0に含まれ、 拡大された再 生画像の拡大率を低減させ、 表示された画像を縮小させるためのボタンで あ る。 再生ボタン 7 9は操作部 7 0に含まれ、 撮影モードと再生モードとを切 り替える操作ボタンである。 撮影モード中に再生ボタン 7 9を押下すること で再生モードに移行し、 記録媒体 2 0 0に記録された画像のうち最新の画像 を表示部 2 8、 または、 外部機器 3 0 0に表示させることができる。 クイッ クリターンミラー 1 2は、 システム制御部 5 0から指示されて、 不図示のア クチユエータによりアップダウンされる。 通信端子 1 0はデジタルカメラ 1 0 0がレンズ側 (着脱可能) と通信を行う為の通信端子である。 接眼ファイ ンダー 1 6はフォーカシングスクリーン 1 3を観察することで、 レンズユニ ッ ト 1 5 0を通して得た被写体の光学像の焦点や構図 確認を行うための覗 き込み型のファインダーである。 蓋 2 0 2は記録媒体 2 0 0を格納したスロ ッ トの蓋である。 グリップ部 9 0は、 ユーザがデジタルカメラ 1 0 0を構え た際に右手で握りやすい形状とした保持部で ある。

[0013] 図 2は、 本実施形態によるデジタルカメラ 1 0 0の構成例を示すブロック 図である。

[0014] 図 2において、 レンズユニッ ト 1 5 0は、 交換可能な撮影レンズを搭載す るレンズユニットである。

[0015] レンズ 1 0 3は通常、 複数枚のレンズから構成されるが、 ここでは簡略し て一枚のレンズのみで示している。 通信端子 6はレンズユニッ ト 1 5 0がデ ジタルカメラ 1 0 0側と通信を行う為の通信端子であり、 通信端子 1 0はデ ジタルカメラ 1 0 0がレンズユニッ ト 1 5 0側と通信を行う為の通信端子で ある。 レンズユニッ ト 1 5 0は、 この通信端子 6 , 1 0を介してシステム制 御部 5 0と通信し、 内部のレンズシステム制御回路 4によって絞り駆動回路 2を介して絞り 1の制御を行い、 八 駆動回路 3を介して、 レンズ 1 0 3の 位置を変位させることで焦点を合わせる。 〇 2020/175298 6 卩(:171? 2020 /006657

[0016] 八巳センサー 1 7は、 レンズユニッ ト 1 5 0を通した被写体の輝度を測光 する。 焦点検出部 1 1は、 システム制御部 5 0にデフォーカス量情報を出力 する。 システム制御部 5 0はそれに基づいてレンズユニッ ト 1 5 0を制御し 、 位相差八 を行う。

[0017] クイックリターンミラー 1 2 (以下、 ミラー 1 2) は、 露光、 ライブビュ —撮影、 動画撮影の際にシステム制御部 5 0から指示されて、 不図示のアク チュエータによりアップダウンされる。 ミラー 1 2は、 レンズ 1 0 3から入 射した光束をファインダ 1 6側と撮像部 2 2側とに切替えるためのミラーで ある。 ミラー 1 2は通常時はファインダ 1 6へと光束を導くよう反射させる ように配されているが、 撮影が行われる場合やライブビュー表示の場 合には 、 撮像部 2 2へと光束を導くように上方に跳ね上がり光 中から待避する ( ミラーアップ) 。 またミラー 1 2はその中央部が光の一部を透過できるよう にハーフミラーとなっており、 光束の一部を、 焦点検出を行うための焦点検 出部 1 1 に入射するように透過させる。

[0018] ユーザ (撮影者) は、 ペンタプリズム 1 4とファインダー 1 6を介して、 フォーカシングスクリーン 1 3を観察することで、 レンズユニッ ト 1 5 0を 通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確 認が可能となる。

[0019] シャッター 1 0 1は、 システム制御部 5 0の制御で撮像部 2 2の露光時間 を自由に制御できるフォーカルプレーンシヤ ッターである。

[0020] 撮像部 2 2は光学像を電気信号に変換する〇〇 0や〇 IV!〇 3素子等で構成 される撮像素子である。 この撮像部2 2の撮像面には、 [¾ , 〇, 巳の各色成 分のフィルタが 2次元的に周期的に配置されている。 隣接する 2 X 2個のフ ィルタについて着目したとき、 その対角関係にある 2つには◦成分のフィル 夕が配置され、 残りの 2つに◦成分と巳成分のフィルタが配置され 。 そし て、 この 2 X 2個のフィルタが、 撮像部 2 2の撮像面に配列されている。 か かる配列は一般にベイヤ配列と呼ばれる。 それ故、 撮像部 2 2から出力され る信号 (アナログ信号) が表す画像も、 ベイヤ配列の画素信号となる。 八/ 口変換器 2 3は、 撮像部 2 2から出力される 1画素のアナログ信号を、 例え 〇 2020/175298 7 卩(:171? 2020 /006657

ば 1 0ビッ トのデジタル信号に変換する。 なお、 この段階での画像データは 、 上記のように、 1画素 1成分で、 1成分当たり 1 0ビッ トのベイヤ配列の 画像データであり、 未現像の画像データである。 それ故、 この段階での画像 データを[^八 画像データという。 なお、 欠陥画素を補った後のベイヤ配列 の画像データを 画像データとしても良い。 なお、 実施形態では /〇 変換器 2 3がアナログ信号を 1 〇ビッ トのデジタルデータに変換するものと しているが、 このビッ ト数は 8ビッ トを超えるビッ ト数であれば良く、 特に 制限はない。 ビッ ト数が多いほど、 高階調表現が可能となる。

[0021] 画像処理部 2 4は、 / 0変換器 2 3からのデータ、 又は、 メモリ制御部

1 5からのデータに対し所定の画素補間、 縮小といったリサイズ処理や色変 換処理を行う。 また、 画像処理部 2 4では、 撮像した画像データを用いて所 定の演算処理が行われ、 得られた演算結果に基づいてシステム制御部 5 0が 露光制御、 測距制御を行う。 これにより、 丁丁 !_ (スルー ·ザ · レンズ) 方 式の八 (才一トフォーカス) 処理、 八巳 (自動露出) 処理、 巳 (フラッ シユプリ発光) 処理が行われる。 また、 画像処理部 2 4は、 撮像した画像デ —夕を用いて所定の演算処理を行い、 得られた演算結果に基づいて丁丁 !_方 式の八 巳 (オートホワイ トバランス) 処理も行っている。 更に画像処理部

2 4は、 システム制御部 5 0の制御下で、 画像データの符号化/復号処理を も行う。 この符号化には、 が含まれる。 」 巳〇は1色 成分当たり 8ビッ トの画像データを符号化するためのものであ り、 は 1色成分当たり 8ビッ トを超える画像データを符号化するためのも のであ る。

[0022] / 0変換器 2 3からの出カデータは、 画像処理部 2 4及びメモリ制御部

1 5を介して、 或いは、 メモリ制御部 1 5を介してメモリ 3 2に直接書き込 まれる。 メモリ 3 2は、 撮像部 2 2によって得られ八/〇変換器 2 3により デジタルデータに変換された画像データや、 表示部 2 8、 または、 外部機器

3 0 0に表示するための画像データを格納する。 メモリ 3 2は、 所定枚数の 静止画像や所定時間の動画像および音声を格 納するのに十分な記憶容量を備 えている。

[0023] また、 メモリ 32は画像表示用のメモリ (ビデオメモリ) を兼ねている。

D/A変換器 1 9は、 メモリ 32に格納されている表示用画像データをアナ ログ信号に変換して表示部 28に供給する。 こうして、 メモリ 32に書き込 まれた表示用画像データは D/ A変換器 1 9を介して表示部 28により表示 される。 表示部 28は、 LCD等の表示器上に、 D/A変換器 1 9からのア ナログ信号に応じた表示を行う。 A/D変換器 23によって一度 A/D変換 されメモリ 32に蓄積されたデジタル信号を D/ A変換器 1 9においてアナ ログ変換し、 表示部 28に逐次転送して表示することで、 電子ビューファイ ンダとして機能し、 スルー画像表示 (ライブビュー表示) を行える。

[0024] ファインダー内液晶表示部 4 1 には、 ファインダー内表示部駆動回路 42 を介して、 現在オートフォーカスが行われている測距点 を示す枠 (A F枠) や、 カメラの設定状態を表すアイコンなどが表示 される。 ファインダー外液 晶表示部 43には、 ファインダー外表示部駆動回路 44を介して、 シャッタ —速度や絞りをはじめとするカメラの様々な 設定値が表示される。

[0025] デジタル出力 丨 /F 90は、 メモリ 32に格納されている画像表示用のデ —夕をデジタル信号のまま外部機器 300に供給する。 例えば、 H DM I ( 登録商標) (H i g h— D e f i n i t i o n Mu l t i me d i a I n t e r f a c e) 規格に準拠した通信プロトコルに従って、 動画データを ストリーム形式で出力する。 こうして、 メモリ 32に書き込まれた表示用の 画像データは外部機器 300に表示される。

[0026] 不揮発性メモリ 56は、 電気的に消去 ·記録可能なメモリであり、 例えば

E E P ROM等が用いられる。 不揮発性メモリ 56には、 システム制御部 5 〇の動作用の定数、 プログラム等が記憶される。 ここでいう、 プログラムと は、 本実施形態にて後述する各種フローチャート を実行するためのプログラ ムのことである。

[0027] システム制御部 50は、 少なくとも 1つのプロセッサーを有する制御部で あり、 デジタルカメラ 1 〇〇全体を制御する。 前述した不揮発性メモリ 56 〇 2020/175298 9 卩(:171? 2020 /006657

に記録されたプログラムを実行することで 、 後述する本実施形態の各処理を 実現する。 参照符号 5 2はシステムメモリであり、 [¾八1\/1が用いられる。 シ ステムメモリ 5 2には、 システム制御部 5 0の動作用の定数、 変数、 不揮発 性メモリ 5 6から読み出したプログラム等を展開する。 また、 システム制御 部 5 0はメモリ 3 2、 口/ 変換器 1 9、 デジタル出力 丨 / 9 0、 表示部 2 8等を制御することにより表示制御も行う。

[0028] システムタイマー 5 3は各種制御に用いる時間や、 内蔵された時計の時間 を計測する計時部である。

[0029] モード切替スイッチ 6 0、 第 1シャッタースイッチ 6 2、 第 2シャッター スイッチ 6 4、 操作部 7 0はシステム制御部 5 0に各種の動作指示を入力す るための操作手段としてとして機能する。

[0030] モード切替スイッチ 6 0は、 システム制御部 5 0の動作モードを静止画記 録モード、 動画撮影モード、 再生モード等のいずれかに切り替える。 静止画 記録モードに含まれるモードとして、 才一卜撮影モード、 才ートシーン判別 モード、 マニュアルモード、 絞り優先モード (八 モード) 、 シャッター速 度優先モード (丁 Vモード) がある。 また、 撮影シーン別の撮影設定となる 各種シーンモード、 プログラム八巳モード、 カスタムモード等がある。 モー ド切替スイッチ 6 0で、 これらのモードのいずれかに直接切り替えら れる。 あるいは、 モード切替スイッチ 6 0で撮影モードの一覧画面に一旦切り換え た後に、 表示された複数のモードのいずれかを選択し 、 他の操作部材を用い て切り替えるようにしてもよい。 同様に、 動画撮影モードにも複数のモード が含まれていてもよい。

[0031 ] ューザが操作するシャッターボタン 6 1は、 第 1シャッタースイッチ 6 2 と第 2シャッタースイッチ 6 3を含む。 第 1シャッタースイッチ 6 2は、 ユ —ザがシャッターボタン 6 1の操作途中、 いわゆる半押し (撮影準備指示) で〇1\1となり第 1シャッタースイッチ信号 を発生する。 システム制御 部 5 0は、 第 1シャッタースイッチ信号 を入力した場合、 八 (才一 トフォーカス) 処理、 巳 (自動露出) 処理、 巳 (才一トホワイ トバラ 〇 2020/175298 10 卩(:171? 2020 /006657

ンス) 処理、 巳 (フラッシュプリ発光) 処理等の動作を開始する。 第 2シ ャッタースイッチ 6 4は、 シャッターボタン 6 1の操作完了、 いわゆる全押 し (撮影指示) で〇1\1となり、 第 2シャッタースイッチ信号 3 \^/ 2を発生す る。 システム制御部 5 0は、 第 2シャッタースイッチ信号 3 \^/ 2により、 撮 像部 2 2からの信号読み出しから記録媒体 2 0 0に画像データを書き込むま での一連の撮影処理の動作を開始する。

[0032] 操作部 7 0の各操作部材は、 表示部 2 8、 または、 外部機器 3 0 0に表示 される種々の機能アイコンを選択操作するこ となどにより、 場面ごとに適宜 機能が割り当てられ、 各種機能ボタンとして作用する。 機能ボタンとしては 、 例えば終了ボタン、 戻るボタン、 画像送りボタン、 ジャンプボタン、 絞込 みボタン、 属性変更ボタン等がある。 例えば、 メニューボタン 7 0 6 が押さ れると各種の設定可能なメニュー画面が表示 部 2 8、 または、 外部機器 3 0 0に表示される。 ユーザは、 表示部 2 8、 または、 外部機器 3 0 0に表示さ れたメニュー画面と、 上下左右の 4方向ボタンや 3巳丁ボタンとを用いて直 感的に各種設定を行うことができる。

[0033] なお、 実施形態における表示部 2 8は 3 0 画質の画像表記機能、 すなわ ち、 巳の各色成分が 8ビッ ト (2 5 6階調) で表示可能とする。 ま た、 外部機器 3 0 0がデジタルカメラ 1 0 0に接続された場合は、 外部機器 3 0 0が、 表示部 2 8に代わって撮像画像やライブ画像の出力対 デバイス として設定されるものとする。 また、 ユーザが、 操作部 7 0を操作して、 表 示部 2 8、 外部機器 3 0 0のいずれにするかを明示的に選択した場合 は、 その選択した方が出力対象デ/《イスとなる のとする。

[0034] 操作部 7 0は、 ユーザからの操作を受け付ける入力部として の各種操作部 材である。 操作部 7 0には、 少なくとも以下の操作部が含まれる。 シャッタ —ボタン 6 1、 メイン電子ダイヤル 7 1、 電源スイッチ 7 2、 サブ電子ダイ ヤル 7 3、 十字キー7 4、 3巳丁ボタン 7 5、 [- Vボタン 7 6、 拡大ボタン 7 7、 縮小ボタン 7 8、 再生ボタン 7 9である。 十字キー7 4は、 十字キー 7 4における上、 下、 右、 左の各部を押し込み可能な方向ボタンである 。 本 〇 2020/175298 1 1 卩(:171? 2020 /006657

実施形態では一体的な操作部として説明し ているが、 上ボタン、 下ボタン、 右ボタン、 左ボタンがそれぞれ独立したボタンであって もよい。 以下、 上、 または下部分を上下キー、 左または右部分を左右キーと称する。 また、 操作 部 7 0には以下の操作部も含まれる。

[0035] 八 _〇1\1ボタン 7 0匕は、 操作部 7 0に含まれる押しボタンスイッチで あり、 押下することで八 の実行を指示することができる。 八 _ 1\1ボタ ン 7 0匕の押下方向は、 レンズ 1 0 3から撮像部 2 2に入射する被写体光の 方向 (光軸) と平行である。

[0036] クイック設定ボタン 7 0〇 (以下、 0ボタン 7 0〇) は、 操作部 7 0に含 まれる押しボタンスイッチであり、 押下することで、 各動作モードにおいて 設定可能な設定項目の一覧であるクイック設 定メニューが表示される。 例え ばライブビュー撮影での撮影待機中に押下さ れると、 電子先幕シヤッター、 モニターの明るさ、 !_ 画面の 巳、 2点拡大、 無音撮影などの設定項目の 一覧が !_ Vに重畳して 1列に表示される。 ユーザは表示されたクイック設定 メニューの内、 任意の選択肢を上下キーで選択してセッ トボタンを押下する ことで、 選択した設定項目に関する設定変更や動作モ ードへの移行を行うこ とができる。

[0037] アクティブ枠切替ボタン 7 0 は、 操作部 7 0に含まれる押しボタンスイ ッチであり、 後述する 2点拡大処理において押下することで、 拡大している 2箇所のうち、 アクティブな拡大位置 (枠) を切り替えることができる。 ま た、 動作モードによって異なる機能が割り当てら れており、 再生モードにお いて押下すると、 表示している画像にプロテクト属性を付与す ることができ る。

[0038] メニューボタン 7 0 6は、 操作部 7 0に含まれる押しボタンスイッチであ り、 各種の設定が可能なメニュー画面が表示部 2 8、 または、 外部機器 3 0 0に表示される。

[0039] ファンクションボタン 7 0干は、 操作部 7 0に含まれる 3つの押しボタン スイッチであり、 それぞれ機能が割り当てられている。 ファンクションボタ ン 7 0 f のそれぞれは、 グリップ部 9 0を保持する右手の指 (中指または薬 指または小指) によって操作可能な位置に配置されており、 押下方向はレン ズ 1 0 3から撮像部 2 2に入射する被写体光の方向 (光軸) と平行である。

[0040] インフォボタン 7 0 gは、 操作部 7 0に含まれる押しボタンスイッチであ り、 各種情報表示の切り替えなどに使用される。

[0041 ] 電源制御部 8 0は、 電池検出回路、 D C - D Cコンバータ、 通電するブロ ックを切り替えるスイッチ回路等により構成 され、 電池の装着の有無、 電池 の種類、 電池残量の検出を行う。 また、 電源制御部 8 0は、 その検出結果及 びシステム制御部 5 0の指示に基づいて D C _ D Cコンバータを制御し、 必 要な電圧を必要な期間、 記録媒体 2 0 0を含む各部へ供給する。

[0042] 電源部 3 0は、 アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池や N i C d電池 や N i M H電池、 L i電池等の二次電池、 A Cアダプター等からなる。 記録 媒体 I / F 1 8は、 メモリカードやハードディスク等の記録媒体 2 0 0との インターフェースである。 記録媒体 2 0 0は、 撮影された画像を記録するた めのメモリカード等の記録媒体であり、 半導体メモリや磁気ディスク等から 構成される。

[0043] 通信部 5 4は、 無線または有線ケーブルによって接続し、 映像信号や音声 信号の送受信を行う。 通信部 5 4は無線 L A N (L o c a l A r e a N e t w o r k) やインターネッ トとも接続可能である。 通信部 5 4は撮像部 2 2で撮像した画像 (スルー画像を含む) や、 記録媒体 2 0 0に記録された 画像を送信可能であり、 また、 外部機器から画像データやその他の各種情報 を受信することができる。

[0044] 姿勢検知部 5 5は重力方向に対するデジタルカメラ 1 0 0の姿勢を検知す る。 姿勢検知部 5 5で検知された姿勢に基づいて、 撮像部 2 2で撮影された 画像が、 デジタルカメラ 1 0 0を横に構えて撮影された画像であるか、 縦に 構えて撮影された画像なのかを判別可能であ る。 システム制御部 5 0は、 姿 勢検知部 5 5で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像 2 2で撮像された 画像の画像ファイルに付加したり、 画像を回転して記録することが可能であ る。 姿勢検知部 55としては、 加速度センサーやジャイロセンサーなどを用 いることができる。

[0045] なお、 操作部 70の一つとして、 表示部 28に対する接触を検知可能な夕 ッチパネル 70 aを有する。 タッチパネル 70 aと表示部 28とは一体的に 構成することができる。 例えば、 タッチパネル 70 aを光の透過率が表示部 28の表示を妨げないように構成し、 表示部 28の表示面の上層に取り付け る。 そして、 タッチパネル 70 aにおける入力座標と、 表示部 28上の表示 座標とを対応付ける。 これにより、 恰もユーザが表示部 28上に表示された 画面を直接的に操作可能であるかのような G U I (グラフィカルユーザイン 夕ーフエース) を構成することができる。 システム制御部 50はタッチパネ ル 70 aへの以下の操作あるいは状態を検出できる

-タッチパネル 70 aにタッチしていなかった指やペンが新たに ッチパネ ル 70 aにタッチしたこと。 すなわち、 タッチの開始 (以下、 タッチダウン (T o u c h -D own) と称する) 。

-タッチパネル 70 aを指やペンでタッチしている状態であるこ (以下、 タッチオン (T o u c h—〇 n) と称する) 。

-タッチパネル 70 aを指やペンでタッチしたまま移動している と (以下 、 タッチムーブ (T o u c h— Mo v e) と称する) 。

-タッチパネル 70 aへタッチしていた指やペンを離したこと。 すなわち、 タッチの終了 (以下、 タッチアップ (T〇 u c h -U p) と称する) 。 タッチパネル 70 aに何もタッチしていない状態 (以下、 タッチオフ (T o u c h— O f f ) と称する) 。

[0046] タッチダウンが検出されると、 同時にタッチオンであることも検出される 。 タッチダウンの後、 タッチアップが検出されない限りは、 通常はタッチオ ンが検出され続ける。 タッチムーブが検出されるのもタッチオンが 検出され ている状態である。 タッチオンが検出されていても、 タッチ位置が移動して いなければタッチムーブは検出されない。 タッチしていた全ての指やペンが タッチアップしたことが検出された後は、 タッチオフとなる。 〇 2020/175298 14 卩(:171? 2020 /006657

[0047] これらの操作 ·状態や、 タッチパネル 7 0 3上に指やペンがタッチしてい る位置座標は内部バスを通じてシステム制御 部 5 0に通知される。 システム 制御部 5 0は、 通知された情報に基づいてタッチパネル 7 0 3上にどのよう な操作 (タッチ操作) が行なわれたかを判定する。 タッチムーブについては タッチパネル 7 0 3上で移動する指やペンの移動方向について 、 位置座標 の変化に基づいて、 タッチパネル 7 0 3上の垂直成分 ·水平成分毎に判定で きる。 所定距離以上をタッチムーブしたことが検出 された場合はスライ ド操 作が行なわれたと判定するものとする。 タッチパネル上に指をタッチしたま まある程度の距離だけ素早く動かして、 そのまま離すといった操作をフリッ クと呼ぶ。 フリックは、 言い換えればタッチパネル 7 0 3上を指ではじくよ うに素早くなぞる操作である。 所定距離以上を、 所定速度以上でタッチムー ブしたことが検出され、 そのままタッチアップが検出されるとフリッ クが行 なわれたと判定できる (スライ ド操作に続いてフリックがあったものと判定 できる) 。 更に、 複数箇所 (例えば 2点) を同時にタッチして、 互いのタッ チ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、 互いのタッチ位置を遠ざける夕 ッチ操作をピンチアウトと称する。 ピンチアウトとピンチインを総称してピ ンチ操作 (あるいは単にピンチ) と称する。 タッチパネル 7 0 3 は、 抵抗膜 方式や静電容量方式、 表面弾性波方式、 赤外線方式、 電磁誘導方式、 画像認 識方式、 光センサ方式等、 様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方 式の ものを用いても良い。 方式によって、 タッチパネルに対する接触があったこ とでタッチがあったと検出する方式や、 タッチパネルに対する指やペンの接 近があったことでタッチがあったと検出する 方式のものがあるが、 いずれの 方式でもよい。

[0048] また、 撮像装置本体に限らず、 有線または無線通信を介して撮像装置 (ネ ッ トワークカメラを含む) と通信し、 撮像装置を遠隔で制御する制御装置に も本発明を適用可能である。 撮像装置を遠隔で制御する装置としては、 例え ば、 スマートフォンやタブレッ ト 〇、 デスクトップ 〇などの装置がある 。 制御装置側で行われた操作や制御装置側で行 われた処理に基づいて、 制御 〇 2020/175298 15 卩(:171? 2020 /006657

装置側から撮像装置に各種動作や設定を行 わせるコマンドを通知することに より、 撮像装置を遠隔から制御可能である。 また、 撮像装置で撮影したライ ブビュー画像を有線または無線通信を介して 受信して制御装置側で表示でき るようにしてもよい。

[0049] なお、 上記では、 デジタルカメラに適用した場合を例にして説 明したが、 本発明はこれに限定されない。 例えば、 口 、 携帯電話端末や携帯型の画 像ビューワ、 ディスプレイを備えるプリンタ装置、 デジタルフォトフレーム 、 音楽プレーヤー、 ゲーム機、 電子ブックリーダーなど、 表示部を備えた装 置であれば、 本発明は適用可能である。

[0050] 図 3はデジタルカメラ 1 0 0と外部機器 3 0 0との接続例を示す図である

。 デジタルカメラ 1 0 0と外部機器 3 0 0を接続ケーブル 3 0 2で接続する と、 デジタルカメラ 1 0 0の表示部 2 8が消灯し、 外部機器 3 0 0のディス プレイ 3 0 1 にデジタルカメラ 1 0 0の表示が切り替わり表示される。

[0051 ] 図 4八は、 デジタルカメラ 1 0 0での [- V撮影モード処理を示すフローチ ャートである。 この処理は、 不揮発性メモリ 5 6に記録されたプログラムを システムメモリ 5 2に展開してシステム制御部 5 0が実行することで実現す る。

[0052] まず、 本実施形態における 1 ~ 1 0 撮影モード及び 3 0 撮影モードについ て説明する。 本実施形態のデジタルカメラ 1 〇〇は、 ユーザからのメニュー 操作などによつて 1 ~ 1口 撮影モードまたは 3口 撮影モードを設定できる。 これらのモードは、 ユーザが最終的に 1 ~ 1 0 画質の画像データを得るか 3 0 画質の画像データを得るかの意図を設定する ためのものであり、 以下の処 理はいずれのモードが設定されているかに応 じて種々の制御が行われる。 以 下、 撮影モード及び 撮影モードで撮影を行うことを 「! !〇 [¾撮 影」 、 撮影」 と記載することがある。 ただし、 後述するように 八 形式のみの記録を設定することも可能である ため、 1 ~ 1 0 撮影モードで撮 影された場合に必ず 1 ~ 1 0 画像が記録されるとは限らない。

[0053] 3 4 0 1 にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザによる操作部 7 0に対する \¥02020/175298 16 卩(:17 2020 /006657

設定が㈠ 撮影モードとなっているか否かを判定する。 システム制御部 5 〇は、 ㈠ 撮影モードに設定されていると判定した場合 は処理を 34〇 2 に、 3 撮影モードになっていると判定した場合は処 理を 3422に進め る。

[0054] 3402にて、 システム制御部 50は、 デジタルカメラ 1 00に外部機器

300が接続されているか否かを判定する。 システム制御部 50は、 外部機 器 300が接続されていると判定した場合は 3403に、 接続されていない と判定した場合は処理を 3404に進める。

[0055] 3403にて、 システム制御部 50は、 デジタルカメラ 1 00と外部機器

300の接続処理を行う。 そして、 システム制御部 50は処理を 3404へ 進める。 この接続処理の詳細は図 5を用いて後述する。 なお、 外部機器が 1 ~ 1 0 接続に対応していれば 1 ~ 10 接続され、 対応していなければ 30 接続 となる。

[0056] 3404にて、 システム制御部 50は、 撮像部 22で撮像し / 0変換器

23でデジタル信号に変換して得たライブの 画像データに対し、 画像 処理部 24を用いて 1 ~ 10 画質の現像処理を行う。 以下、 画質の現像 処理で得た画像を 1 ~ 10 画像という。

[0057] なお、 実施形態における、 画像データとは、 1画素が 3成分

▽や丫〇匕〇 「等) で構成され、 且つ、 実施形態では各成分が 1 0ビッ ト ( 1 024階調) で表されるデータである。 画像データには、 像用のガンマカーブ (例えば、 丨 丁11— [¾の勧告巳丁. 2 1 00の 〇や 1 ~ 1 !-◦) が適用されている。

[0058] 3405にて、 システム制御部 50は、 !_ V画像を表示するデバイス (表 示部 28または外部機器 300) が 1 ~ 10 対応かどうかを判定し、 応していないと判定した場合は処理を 3406に、 1 ~ 10 対応していると判 定した場合は処理を 3409へ進める。

[0059] 3406にて、 システム制御部 50は、 1 ~ 10 アシスト表示設定を確認す る。 システム制御部 50は、 アシスト 1が設定されていると判定した場合は 〇 2020/175298 17 卩(:171? 2020 /006657

処理を 3 4 0 7へ、 アシスト 2が設定されている場合は処理を 3 4 0 8へ進 める。 アシスト 1は、 1 ~ 1 0 画像の高輝度領域を確認するための設定であ り 、 画像の高輝度範囲に多くの階調 (コード値) を割り当てる処理が行 われる。 アシスト 2は、 1 ~ 1 0 画像の中間輝度範囲を確認するための設定で あり、 1 ~ 1 0 画像の中間輝度領域に多くの階調を割り当て る処理が行われる

[0060] 3 4 0 7にて、 システム制御部 5 0は、

画像データに対して、 アシスト 変換処理を 行い、 且つ、 出力対象デバイス (表示部 2 8または外部機器 3 0 0) に適し たサイズにリサイズ処理を行って得た 3 0 画質の !_ V画像データを表示し 、 処理を 3 4 1 0に進める。

[0061 ] 3 4 0 8にて、 システム制御部 5 0は、

画像データに対してアシスト 2の設定に従い 1 ~ 1 0 0 変換処理を行い

、 且つ、 出力対象デバイス (表示部 2 8または外部機器 3 0 0) に適したサ イズにリサイズ処理を行って得た 3 0 画質の [- V画像データを表示し、 処 理を 3 4 1 0に進める。

[0062] ここで、 3 4 0 7、 3 4 0 8における 3 0 画質の画像データ

像データ) とは、 1成分当たり 8ビッ トの画像データをいう。 画質の 画像データには、 3 0 画像用のガンマカーブ (例えば、 3 ◦巳規格のガ ンマカーブ) が適用されている。 なお、 3 巳規格のガンマカーブは、 一 般的には暗部が直線で明部が 2 . 4のべき乗の力ーブであるが、 簡易的には 2 . 2のべき乗のカーブを用いても良い。

[0063] 3 4 0 9にて、 システム制御部 5 0は、 3 4 0 4での現像処理で得た 1 ~ 1 0 画像データを、 出力対象デバイス (表示部 2 8または外部機器 3 0 0) に 適したサイズにリサイズ処理し、 そのリサイズ後の 1 ~ 1 0 画質の画像 (以降 、 1 ~ 1 0 !_ _ !_ V画像) をライブ表示し、 処理を 3 4 1 0に進める。

[0064] 3 4 1 0にて、 システム制御部 5 0は、 メニュー表示ボタン 7 0 6が押さ れたかを判定し、 押されたと判定した場合は処理を 3 4 1 1 に、 押されてい 〇 2020/175298 18 卩(:171? 2020 /006657

ないと判定した場合は処理を 34 1 2に進める。 34 1 1 にて、 システム制 御部 50は、 撮影メニュー処理を行い、 処理を 34 1 2に進める。 この撮影 メニュー処理の詳細は図 6を用いて後述する。

[0065] 34 1 2にて、 システム制御部 50は、 インフォ表示ボタン 70 9 が押さ れたかを判定し、 押されたと判定した場合は処理を 34 1 3に、 押されてい ないと判定した場合は処理を 34 1 4に進める。 34 1 3では、 システム制 御部 50は、 撮影情報の表示を切り替え、 34 1 4に進む。 撮影情報には、 ヒストグラムやハイライ ト警告表等がある。

[0066] 34 1 4にて、 システム制御部 50は、 信号 3\^/1 を受信しているか否か に基づき、 シャッターボタン 6 1が半押し状態かどうかを判定し、 半押しさ れていないと判定した場合は処理を 3420に、 半押し状態であると判定し た場合は処理を 34 1 5に進める。

[0067] 34 1 5にて、 システム制御部 50は、 図 2で説明した八 /八巳処理を 行い、 34 1 6に進む。 34 1 6にて、 システム制御部 50は、 信号 3\^/2 を受信しているか否かに基づき、 シャッターボタン 6 1が全押し状態かどう かを判定し、 全押し状態でないと判定した場合は処理を 34 1 7に進み、 全 押し状態であると判定した場合は処理を 34 1 8に進める。 34 1 7にて、 システム制御部 50は、 シャッターボタン 6 1が半押し状態が保持されてい るかを判定し、 半押し状態が保持されていれば処理を 34 1 5に戻し、 半押 し状態が保持されていないと判定した場合は 処理を 3420に進める。 34 1 8にて、 システム制御部 50は、 撮影処理を行い、 記録媒体に予め 設定した記録形式に応じた画像データファイ ルを記録する。 図 8 は、 記録 されるファイルのデータ構造を示している。 そして、 システム制御部 50は 処理を 34 1 9に進める。 なお、 この 1 ~ 10 撮影処理の詳細は図 7を用いて 後述する。 そして、 34 1 9にて、 システム制御部 50は、 クイックレビュ —表示処理を行い、 処理を 3420に進める。 このクイックレビュー表示処 理の詳細は図 4巳を用いて後述する。

[0068] 3420にて、 システム制御部 50は、 !_ Vボタン 76が押されたかを判 〇 2020/175298 19 卩(:171? 2020 /006657

定し、 押されていると判定した場合は処理を 3 4 2 1 に、 押されていないと 判定した場合は処理を 3 4 2 2に進める。

[0069] 3 4 2 1 にて、 システム制御部 5 0は、 3 4 0 4で 1 ~ 1 0 画質に現像処理 した画像データ ( 1画素 3成分で、 1成分当たり 1 〇ビッ トの画像データ) 動画ファイルとして記録し、 3 4 3 8に処理を進める。

[0070] 3 4 2 2にて、 システム制御部 5 0は、 外部機器 3 0 0がデジタルカメラ

1 0 0に接続されているか否かを判定する。 システム制御部 5 0は、 外部機 器 3 0 0が接続されていると判定した場合は処理を 3 4 2 3に、 接続されて いないと判定した場合は処理を 3 4 2 4に進める。 3 4 2 3にて、 システム 制御部 5 0は、 デジタルカメラ 1 0 0と外部機器 3 0 0の接続処理を行い、 処理を 3 4 2 4へ進める。 この接続処理の詳細は図 5を用いて後述する。 な お、 3 0 撮影モードのため外部機器とは 3 0 接続されることになる。

[0071 ] 3 4 2 4にて、 システム制御部 5 0は、 撮像部 2 2で撮像し、 /〇変換 器 2 3でデジタル信号に変換した画像を画像処理 2 4で 3口 画質 ( 1画 素 3成分で、 1成分当たり 8ビッ ト (2 5 6階調) ) に現像し、 処理を 3 4 2 5に進む。 なお、 以降、 3 0 画質の現像処理後の画像を 3 0 画像とい ぅ。

[0072] 3 4 2 5にて、 システム制御部 5 0は、

画像を、 出力先のデバイスの解像度 (表示部 2 8または外部機器 3 0 0) に 適したサイズにリサイズ処理を行い、 3 画質のライブ画像 (3

▽画像) を生成し、 生成した 画像を表示する。

[0073] 3 4 2 6にて、 システム制御部 5 0は、 メニュー表示ボタン 7 0 6が押さ れたかを判定し、 押されたと判定した場合は処理を 3 4 2 7に、 押されてい ないと判定した場合は処理を 3 4 2 8に進める。 3 4 2 7にて、 システム制 御部 5 0は、 撮影メニュー処理を行い、 処理を 3 4 2 8に進める。 この 3 4 2 7の撮影メニュー処理の詳細は図 6を用いて後述する。

[0074] 3 4 2 8にて、 システム制御部 5 0は、 インフォ表示ボタン 7 0 9 が押さ 〇 2020/175298 20 卩(:171? 2020 /006657

れたかを判定し、 押されたと判定した場合は処理を 3429に、 押されてい ないと判定した場合は処理を 3430に進める。 3429にて、 システム制 御部 50は、 撮影情報の表示を切り替え、 3430に進む。 撮影情報には、 ヒストグラムやハイライ ト警告表等がある。

[0075] 3430にて、 システム制御部 50は、 シャッターボタン 6 1が半押し状 態かどうかを判定し、 半押し状態にないと判定した場合は処理を 3436に 、 半押し状態であると判定した場合は処理を 343 1 に進める。

[0076] 343 1 にて、 システム制御部 50は、 図 2で説明した八 /八巳処理を 行い、 3432に進める。 3432にて、 システム制御部

2を受信したか否かに基づき、 シャッターボタン 6 1が全押し状態かどうか を判定する。 システム制御部 50は、 全押し状態でないと判定した場合は処 理を 3433に、 全押し状態であると判定した場合は処理を 3434に進め る。 3433にて、 システム制御部 50は、 を受信したか否かに 基づき、 シャッターボタン 6 1が半押し状態が保持されているかを判定す 。 システム制御部 50は、 半押し状態が保持されていると判定した場合 は処 理を 343 1 に戻し、 半押し状態が保持されていないと判定した場 合は処理 を 3436に進める。

[0077] 3434にて、 システム制御部 50は、 30 撮影処理を行い 3435に 進む。 この 30 撮影処理では、 システム制御部 50は、 30 撮影で得た [^八 画像データを 30 画質で現像処理し、 画質の画像を」 巳〇 符号化して」 巳◦画像データを生成し、 」 巳〇形式の」 巳〇ファイル として記録媒体に記録する。 記録設定として、 画像のみを」 巳〇フ ァイルとして記録する設定がされている場合 は、 」 巳◦ファイルのみを記 録する。 記録設定として、 ァイルと [¾八 \/\/画像ファイルの記録が 設定されている場合は、 」 巳◦ファイルを記録すると共に、

得た [¾ \^画像データを符号化したデータと、 」 巳◦画像データとを図 8 八に示す 画像ファイル形式で 画像ファイルとして記録媒体に記 録する。 ァイルにおいて、 図 8八のデータ構造における 丨 013 〇 2020/175298 21 卩(:171? 2020 /006657 8 0 9は、 図 8巳に示す形式となる。 すなわち、 表示用の各サ イズの画像は 8ビッ トの精度で、 」 巳◦符号化して得た符号化データを統 合して 1つのファイルに格納される。 そして、 3 4 3 5にて、 システム制御 部 5 0は、 クイックレビュー表示処理を行い、 3 4 3 6に進む。 このクイッ クレビュー表示処理の詳細は図 4巳を用いて後述する。

[0078] 3 4 3 6にて、 システム制御部 5 0は、 !_ Vボタン 7 6が押されたかを判 断し、 押されたと判定した場合は処理を 3 4 3 7に、 押されていないと判定 した場合は処理を 3 4 3 8に進める。 3 4 3 7にて、 システム制御部 5 0は 、 3 4 2 5で 3 0 画質の現像処理で得た 3 0 画像を 1 ~ 1 2 6 4圧縮し、 3 0 動画ファイルとして記録し、 処理を 3 4 3 8に進める。

[0079] 3 4 3 8にて、 システム制御部 5 0は、 再生ボタン 7 9が押されたかを判 定する。 システム制御部 5 0は、 再生ボタン 7 9が押されたと判定した場合 は処理を 3 4 3 9に、 押されていないと判定した場合は処理を 3 4 4 0に進 める。 3 4 3 9にて、 システム制御部 5 0は, 再生モード処理を行い、 処理 を 3 4 4 0に進む。 この再生モード処理の詳細は図 9、 図 1 0を用いて後述 する。

[0080] 3 4 4 0にて、 システム制御部 5 0は、 !_ Vモードの終了指示があったか 否かを判定し、 !_ Vモードの終了指示がないと判定した場合は 理を 3 4 0 1 に戻し、 終了指示があったと判定した場合は本処理を 終了する。

[0081 ] 図 4巳は、 システム制御部 5 0のクイックレビュー表示処理を示すフロー チヤートである。 この処理は、 不揮発性メモリ 5 6に記録されたプログラム をシステムメモリ 5 2に展開して、 システム制御部 5 0が実行することで実 現するものである。

[0082] 3 4 5 1 にて、 システム制御部 5 0は、 クイックレビュー表示有りに設定 されているかを判定し、 クイックレビュー表示有りに設定されている と判定 した場合は処理を 3 4 5 2に、 クイックレビュー表示無しに設定されている と判定した場合は本処理を終了する。

[0083] 3 4 5 2にて、 システム制御部 5 0は、 ! ~ 1 0 撮影モードでの撮影である 〇 2020/175298 22 卩(:171? 2020 /006657

かを判定し、 1 ~ 10 撮影モードでの撮影であると判定した場合は 処理を 34 53に、 30 撮影モードでの撮影であると判定した場合は 処理を 3460 に進める。

[0084] 3453にて、 システム制御部 50は、 クイックレビュー表示するデバイ ス (表示部 28または外部機器 300) 対応かどうかを判定し、 1 ~ 1 0 対応でないと判定した場合は処理を 3454に、 1 ~ 10 対応であると判 定した場合は処理を 3457へ進む。

[0085] 3454にて、 システム制御部 50は、 八 静止画撮影で撮影したかを 判定し、 八 静止画撮影での撮影であると判定した場合は 処理を 3455 に、 1 ~ 1 丨 巳 静止画撮影の場合は処理を 3456へ進める。

[0086] 3455にて、 システム制御部 50は、 画像内の表示用 1 ~ 1

0 画像 828を、 3406~3408と同等の処理で

を行い、 出力対象デバイス (表示部 28または外部機器 300) に適したサ イズにリサイズ処理を行い、 画質で表示し、 処理を 3463に進める

[0087] 3456にて、 システム制御部 50は、 1 ~ 1巳 丨 画像内の表示用

像を 3406~3408と同等の処理で 変換を行い、 出力対 象デバイス (表示部 28または外部機器 300) に適したサイズにリサイズ 処理を行い、 画質で表示し、 処理を 3463に進める。

[0088] 3457にて、 システム制御部 50は 八 静止画撮影で撮影したかを判 定し、 静止画撮影で撮影したと判定した場合は処理 を 3458に、 1 ~ 1 丨 巳 静止画撮影での撮影であると判定した場合は 処理を 3459へ進める 。 3458にて、 システム制御部 50は、 画像内の表示用 1 ~ 1 〇 [¾画像828を、 出力対象デバイス (表示部 28または外部機器 300) に適したサイズにリサイズ処理を行い、 画質で表示し、 処理を 346 3に進める。 3459にて、 システム制御部 50は、 1 ~ 1巳 丨 画像内の表示 画像を、 出力対象デバイス (表示部 28または外部機器 300) に 適したサイズにリサイズ処理を行い 1 ~ 10 画質で表示し、 処理を 3463に 〇 2020/175298 23 卩(:171? 2020 /006657

進める。

[0089] 3 4 6 0では、 外部機器 3 0 0は 八 静止画撮影で撮影したかを判定し

、 [¾八 静止画撮影での撮影であると判定した場合は 処理を 3 4 6 1 に進み 、 1 ~ 1 丨 巳 静止画撮影での撮影であると判定した場合は 処理を 3 4 6 2へ進 める。 3 4 6 1 にて、 システム制御部 5 0は、 画像内の表示 用 3 0 画像 8 2 3を、 出力対象デバイス (表示部 2 8または外部機器 3 0 0) に適したサイズにリサイズ処理を行い 3 0 画質で表示し、 処理を 3 4 6 3に進める。 3 4 6 2にて、 システム制御部 5 0は、 」 巳〇画像内の表 示用 3 0 画像を、 出力対象デバイス (表示部 2 8または外部機器 3 0 0) に適したサイズにリサイズ処理を行い、 画質で表示し、 処理を 3 4 6 3に進める。

[0090] 3 4 6 3にて、 システム制御部 5 0は、 シャッターボタン 6 1が押された かを判定し、 押されていないと判定した場合は処理を 3 4 6 4に、 押された と判定した場合は本処理を終了する。

[0091 ] 3 4 6 4にて、 システム制御部 5 0は、 クイックレビユー表示時間で設定 された時間が経過したかを判定し、 経過していないと判定した場合は処理を 3 4 6 3に戻し、 経過していると判定した場合は本処理を終了 する。

[0092] 図 5八は、 デジタルカメラ 1 0 0と外部機器 3 0 0が接続された場合の、 デジタルカメラ 1 0 0と外部機器 3 0 0の制御手順を示すシーケンス図であ る。 ここでは、 デジタルカメラ 丨接続され るものとして説明する。

[0093] 3 5 0 1 にて、 システム制御部 を制御して

+ 5 V信号の送信開始を指示する。 この結果、 デジタル出力 丨 9 0は十 5 V信号の送信を開始する。 送信された + 5 V信号は接続ケーブル 3 0 2の + 5 信号線 (不図示) を通じて、 外部機器 3 0 0に伝送される。 外部機器 3 0 0は、 接続ケーブル 3 0 2の + 5 信号を受信し、 3 5 0 2へ進む。

[0094] 3 5 0 2にて、 外部機器 3 0 0は、 デジタルカメラ 1 0 0が外部機器 3 0

0の接続を確認したと判定し、 処理を 3 5 0 3へ進む。 〇 2020/175298 24 卩(:171? 2020 /006657

[0095] 3 5 0 3では、 外部機器 3 0 0は、 接続ケーブル 3 0 2の 1 ~ 1 0信号線 ( 不図示) から 1 ~ 1 0信号の送信を開始する。 デジタルカメラ 1 0 0のデジタ ル出力 丨 / 9 0は、 送信された㈠ 〇信号を、 接続ケーブル 3 0 2を介し て受信する。 デジタル出力 丨 9 0は、 ㈠ 〇信号を受信すると、 システ ム制御部 5 0に 1 ~ 1 口受信を通知する。

[0096] 3 5 0 4にて、 システム制御部 5 0は、 1 ~ 1 0の通知によって外部機器 3

0 0からの接続応答を検知し、 処理を 3 5 0 5へ進める。

[0097] 3 5 0 5にて、 システム制御部 5 0は、 デジタル出力 丨 / 9 0を制御し て、 接続ケーブル 3 0 2から巳 0 I 口要求信号を送信する。 送信された巳 0 I 口要求信号は接続ケーブル 3 0 2の巳 0 I 0信号線 (不図示) を通じて、 外部機器 3 0 0に伝送される。 外部機器 3 0 0は、 この巳〇 丨 口要求信号を 受信し、 処理を 3 5 0 6へ進める。

[0098] 3 5 0 6にて、 外部機器 3 0 0は、 接続ケーブル 3 0 2の巳 0 丨 0信号線

(不図示) から巳〇 丨 口を送信する。 デジタルカメラ 1 0 0のデジタル出力

0を、 接続ケーブル 3 0 2を介して受信する。 そ 9 0は、 巳 0 I 口を受信すると、 システム制御部 5 0に巳 0 丨 口受信を通知する。

[0099] 3 5 0 7にて、 システム制御部 5 0は、 巳 0 I 0受信の通知を受けること で、 デジタル出力 丨 / 9 0に対し、 3 5 0 6において受信した巳 0 丨 0の メモリ 3 2へのコピーを指示する。 コピー完了後、 システム制御部 5 0は、 メモリ 3 2に展開された巳 0 I 口を解析し、 外部機器 3 0 0が受付可能な映 像信号の能力の判断処理を行い、 処理を 3 5 0 8へ進める。

[0100] 3 5 0 8にて、 システム制御部 5 0は本体設定が 1 ~ 1 0 有効かつ 3 5 0 7 で判断した外部機器 3 0 0が受付可能な映像信号の能力が ! ! 0 信号対応で ある場合、 外部機器 3 0 0に 1 ~ 1 0 信号を出力すると判断し、 それ以外の場 合は 3 0 信号を出力すると判断し、 3 5 0 9へ進める。

[0101 ] 3 5 0 9にて、 システム制御部 5 0はデジタル出力 丨 / 9 0に対し、 3

5 0 8で判断した ! ! 0 または 3 0 映像信号の送信開始を指示する。 映像 〇 2020/175298 25 卩(:171? 2020 /006657

信号送信開始指示を受信したデジタル出力 丨 9 0は接続ケーブル 3 0 2 を通して映像信号の送信を開始し、 3 5 1 0へ進める。

[0102] 3 5 1 0にて、 デジタルカメラ 1 0 0は接続ケーブル 3 0 2の丁1\/1 0 3信 号線 (不図示) へ映像信号を出力する。 外部機器 3 0 0は接続ケーブル 3 0 2の丁1\/1 0 3信号線 (不図示) を介して前記映像信号を受信し、 3 5 1 1へ 進む。

[0103] 3 5 1 1 にて、 外部機器 3 0 0は 3 5 0 8において受信した映像信号を解 析し、 映像信号を表示できる設定にディスプレイ 3 0 1の駆動を切り替え、 処理を 3 5 1 2に進める。 3 5 1 2にて、 外部機器 3 0 0は、 3 5 0 8にお いて受信した映像信号を外部機器 3 0 0のディスプレイ 3 0 1 に表示する。

[0104] 図 5巳は、 デジタルカメラ 1 0 0と外部機器 3 0 0の映像出力を 3 0 画 像から 1 ~ 1 0 画像に切り替える処理を示すシーケンス図で ある。

[0105] このシーケンスでは、 デジタルカメラ 1 0 0と外部機器 3 0 0との接続は 図 5八で説明したシーケンスで完了しているも とする。

[0106] 3 5 2 1 にて、 システム制御部 5 0はデジタル出力 丨 / 9 0に対し 3 0

8映像信号の送信を指示し、 3 5 2 2へ進む。

[0107] 3 5 2 2にて、 デジタルカメラ 1 0 0は接続ケーブル 3 0 2の丁1\/1 0 3信 号線 (不図示) へ 3 0 映像信号を出力する。 外部機器 3 0 0は、 接続ケー ブル 3 0 2の丁 IV! 0 3信号線 (不図示) を介して 3 0 映像信号を受信し、 処理を 3 5 2 3へ進める。

[0108] 3 5 2 3にて、 外部機器 3 0 0は、 3 5 2 2において受信した 3 0 映像 を外部機器 3 0 0のディスプレイ 3 0 1 に表示する。

[0109] デジタルカメラ 1 0 0が 3 0 信号を出力している間は、 3 5 2 1から 3

5 2 3を繰り返すことで、 外部機器 3 0 0のディスプレイ 3 0 1 に 3 0 画 像が表示されることになる。

[01 10] デジタルカメラ 1 0 0が外部機器 3 0 0への映像出力を 3 0 画像から 1 ~ 1

0 画像に切り替える場合、 3 5 2 4以降の処理が実行される。

[01 1 1 ] 3 5 2 4にて、 システム制御部 〇 2020/175298 26 卩(:171? 2020 /006657

8映像信号の停止を指示し、 処理を 3 5 2 5へ進める。

[01 12] 3 5 2 5にて、 システム制御部 5 0は、 接続ケーブル 3 0 2の丁 IV! 0 3信 号線 (不図示) へ映像信号を停止する。 外部機器 3 0 0は接続ケーブル 3 0 2の丁1\/1 0 3信号線 (不図示) を介して 3 0 映像信号の受信を停止し、 処 理を 3 5 2 6へ進める。

[01 13] 3 5 2 6にて、 外部機器 3 0 0は、 デジタルカメラ 1 0 0からの映像の受 信が停止したため、 外部機器 3 0 0のディスプレイ 3 0 1への映像の表示を 停止する。

[01 14] 3 5 2 7にて、 システム制御部 5 0は、 デジタル出力 丨 / 9 0に対し 1 ~ 1

〇 映像信号の送信を指示し、 処理を 3 5 2 8へ進める。

[01 15] 3 5 2 8にて、 システム制御部 5 0は、 接続ケーブル 3 0 2の丁 IV! 0 3信 号線 (不図示) へ ! ~ 1 0 映像信号を出力する。 外部機器 3 0 0は、 接続ケー ブル 3 0 2の丁 IV! 0 3信号線 (不図示) を介して 1 ~ 1 0 映像信号を受信し、 処理を 3 5 2 9へ進める。

[01 16] 3 5 2 9にて、 外部機器 3 0 0は 3 5 2 8において受信した映像信号を解 析し、 1 ~ 1 0 映像信号を表示できる設定にディスプレイ 3 0 1の駆動を切り 替え 3 5 3 0に進める。

[01 17] 3 5 3 0にて、 外部機器 3 0 0は 3 5 2 8において受信した 1 ~ 1 0 映像信 号を外部機器 3 0 0のディスプレイ 3 0 1 に表示する。

[01 18] この時、 3 5 2 9から 3 5 3 0の処理時間は、 外部機器 3 0 0の性能によ って異なり、 映像が表示されるまで 1秒から 5秒程度の時間がかかる。

[01 19] 図 5〇は、 デジタルカメラ 1 0 0と外部機器 3 0 0の映像出力を 1 ~ 1 0 画 像から 3 0 画像に切り替える処理を示すシーケンス図で ある。

[0120] このシーケンスでは、 デジタルカメラ 1 0 0と外部機器 3 0 0との接続は 図 5八で説明したシーケンスで完了しているも とする。

[0121 ] 3 5 4 1 にて、 システム制御部 5 0は、 デジタル出力 丨 / 9 0に対し 1 ~ 1 口 映像信号の送信を指示し、 処理を 3 5 4 2へ進める。 3 5 4 2にて、 シ ステム制御部 5 0は、 接続ケーブル 3 0 2の丁 IV! 0 3信号線 (不図示) へ ! ~ 1 〇 2020/175298 27 卩(:171? 2020 /006657

映像信号を出力する。 また、 外部機器 3 0 0は接続ケーブル 3 0 2の丁 IV! 0 3信号線 (不図示) を介して 1 ~ 1 0 映像信号を受信し、 処理を 3 5 2 3 へ進める。

[0122] 3 5 4 3にて、 外部機器 3 0 0は、 3 5 4 2にて受信した 1 ~ 1 0 映像を外 部機器 3 0 0のディスプレイ 3 0 1 に表示する。

[0123] デジタルカメラ 1 0 0が 1 ~ 1 0 信号を出力している間は、 3 5 4 1から 3

5 4 3を繰り返すことで、 外部機器 3 0 0のディスプレイ 3 0 1 に 1 ~ 1 0 画 像が表示されることになる。

[0124] デジタルカメラ 1 0 0が外部機器 3 0 0への映像出力を 1 ~ 1 0 画像から 3

0 画像に切り替える場合には 3 5 4 4以降の処理が実行される。

[0125] 3 5 4 4にて、 システム制御部

8映像信号の停止を指示し、 処理を 3 5 4 5へ進める。 3 5 4 5にて、 シス テム制御部 5 0は、 接続ケーブル 3 0 2の丁1\/1 0 3信号線 (不図示) へ映像 信号を停止する。 外部機器 3 0 0は接続ケーブル 3 0 2の丁!\/1 0 3信号線 ( 不図示) を介して 1 ~ 1 0 映像信号の受信を停止し、 処理を 3 5 4 6へ進める

[0126] 3 5 4 6にて、 外部機器 3 0 0は、 デジタルカメラ 1 0 0からの映像の受 信が停止したため、 外部機器 3 0 0のディスプレイ 3 0 1への映像の表示を 停止する。

[0127] 3 5 4 7にて、 システム制御部 5 0は、 デジタル出力 丨 / 9 0に対し 3

〇 映像信号の送信を指示し、 処理を 3 5 4 8へ進める。

[0128] 3 5 4 8にて、 システム制御部 5 0は、 接続ケーブル 3 0 2の丁 IV! 0 3信 号線 (不図示) へ 3 0 映像信号を出力する。 外部機器 3 0 0は、 接続ケー ブル 3 0 2の丁 IV! 0 3信号線 (不図示) を介して 3 0 映像信号を受信し、 処理を 3 5 4 9へ進める。

[0129] 3 5 4 9にて、 外部機器 3 0 0は 3 5 4 8にて受信した映像信号を解析し

. 3 0 映像信号を表示できる設定にディスプレイ 3 0 1の駆動を切り替え 、 処理を 3 5 3 0に進める。 3 5 5 0にて、 外部機器 3 0 0は 3 5 2 8にお 〇 2020/175298 28 卩(:171? 2020 /006657

いて受信した 3 0 映像信号を外部機器 3 0 0のディスプレイ 3 0 1 に表示 する。

[0130] なお、 3 5 4 9から 3 5 5 0の処理時間は、 外部機器 3 0 0の性能によっ て異なり、 映像が表示されるまで 1秒から 5秒程度の時間がかかる。

[0131 ] 図 6八、 6巳は、 図 4八の3 4 1 1 , 4 2 7の撮影メニュー処理の詳細を 示すフローチヤートである。 この処理は、 不揮発性メモリ 5 6に記録された プログラムをシステムメモリ 5 2に展開してシステム制御部 5 0が実行する ことで実現する。

[0132] 3 6 0 1 にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより 1 ~ 1 0 撮影モードが 有効にされているかに基づき、 1 ~ 1 0 撮影するか否かを判定する。 システム 制御部 5 0は、 1 ~ 1 0 撮影しないと判定した場合は処理を 3 6 0 2に進み、 通常の 3 0 撮影時のメニューを表示する。 また、 システム制御部 5 0は、

! !口 撮影すると判定した場合は処理を 3 6 0 2に進め、 1 ~ 1 0 撮影時のメ ニューを表示する。 この 3 6 0 3で、 1 ~ 1 0 撮影時に併用させない機能につ いてグレーアウトなどの無効状態にしてメニ ュー上に表示させる。

[0133] 3 6 0 4にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより、 1 ~ 1 0 撮影を行う か否かの設定項目が選択されたか否かを判定 する。 選択されたと判定した場 合、 システム制御部 5 0は処理を 3 6 0 5に、 そうでない場合は処理を 3 6 1 1 に進める。 3 6 0 5にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより 撮影を行うか否かの設定が有効に切り替わっ たか否かを判定する。 有効に切 り替わったと判定された場合は、 システム制御部 5 0は処理を 3 6 0 6に進 み、 そうでない場合は処理を 3 6 0 7に進める。 3 6 0 6にて、 システム制 御部 5 0は、 1 ~ 1 0 撮影を行うか否かの設定を有効に変更し、 設定値をシス テムメモリ 5 2に記憶する。

[0134] 1 ~ 1 0 撮影を行うか否かの設定が有効の時の 3 6 0 7にて、 システム制御 部 5 0は、 ユーザにより 1 ~ 1 0 アシスト表示設定が変更に切り替わったか否 かを判定する。 変更に切り替わったと判定された場合は処理 を 3 6 0 8に進 め、 そうでない場合は処理を 3 6 0 9に進める。 尚、 撮影を行うか否 〇 2020/175298 29 卩(:171? 2020 /006657

かの設定が無効の時は 1 ~ 1 0 アシスト表示設定を変更できないことが望ま し い。

[0135] 3 6 0 8にて、 システム制御部 5 0は、 撮影時の 1 ~ 1 0 アシスト表示設定 をするか否かに変更し、 設定値をシステムメモリ 5 2に記憶する。 ア シスト表示設定 「する」 のバリエーシヨンは 2つ以上あっても構わない。

[0136] なお、 このように、 メニュー画面において、 1 ~ 1 0 撮影設定や 1 ~ 1 0 アシ スト表示設定を変更した場合には、 ライブビュー画面へ遷移したタイミング で表示設定の変更結果を表示に反映させても よい。 メニュー画面ではなくラ イブビュー画面において、 操作部 7 0の特定のボタンを使用する等して、 そ れらの設定を変更した場合には、 その変更したタイミング (そのボタンを押 下したタイミング) で変更結果を表示に反映させてもよい。

[0137] 3 6 0 9にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより 1 ~ 1 0 設定メニュー 表示処理の終了指示がされたか否かを判定す る。 終了指示がされたと判定し た場合、 システム制御部 5 0は処理を 3 6 1 0に進める。

[0138] 3 6 1 0にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより、 静止画記録画質の 設定項目が選択されたか否かを判定する。 システム制御部 5 0は、 その選択 があったと判定した場合は処理を 3 6 1 1 に進み、 そうでない場合は処理を 3 6 5 1 に進める。

[0139] 3 6 1 1 にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより 1 ~ 1 0 撮影の指示入 力があった否かの設定を判定する。 システム制御部 5 0は、 撮影の指 示入力があったと判定した場合は処理を 3 6 1 2に、 その指示入力が無いと 判定した場合は処理を 3 6 1 4に進める。

[0140] 3 6 1 2にて、 システム制御部 5 0は 1 ~ 1 0 撮影用の画面表示を行い、 3

6 1 3にて、 1 ~ 1 0 撮影用の記録画質のユーザ選択を受け付ける 。 1 ~ 1 0 撮 影用の設定記録画質としては、 ファイルフォーマツ トとして、 [^八 、

8静止画ファイルおよび、 [¾八\/\/ + 1 ~ 1 0 静止画ファイルの 2画像同時出力 を用意する。 また画像サイズについても、 センサー読み出し時の画素数に近 い !_ 8 「 9㊀から、 少し小さい IV! 丨 〇!〇! 丨 ㊀、 さらに小さい 3〇! ^ I 丨など \¥0 2020/175298 30 卩(:17 2020 /006657

がある。 さらに、 ファイルサイズ容量を下げるために圧縮する ための圧縮率 も高画質 (低圧縮率) から標準 (高圧縮率) 、 低画質 (高圧縮率) などがあ る。

[0141 ] 3 6 1 4にて、 システム制御部 5 0は、 3 0 撮影用の画面表示を行い、

3 6 1 5にて 3 0 撮影用の記録画質のユーザ選択を受け付ける 。 3 0 撮 影用の設定記録画質としても、 !! 0 撮影用と同様の選択肢を用意する。

[0142] 3 6 5 1 にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより、 動画記録画質の設 定項目が選択されたか否かを判定する。 システム制御部 5 0は、 動画記録画 質の設定項目が選択されたと判定した場合は 処理を 3 6 5 2に進み、 そうで ない場合は処理を 3 6 5 7に進める。

[0143] 3 6 5 2にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザによる 1 ~ 1 0 撮影を行うか 否かの設定を判定する。 設定が行うことを示している場合、 システム制御部

5 0は処理を 3 6 5 3に、 そうでない場合は処理を 3 6 5 5に進める。

[0144] 3 6 5 3にて、 システム制御部 5 0は 1 ~ 1 0 撮影用の画面表示を行い、 3

6 5 4にて 1 ~ 1 0 撮影用の記録画質のユーザ選択を受け付ける 。 1 ~ 1 0 撮影 用の設定記録画質としては、 ファイルフォーマッ トとして、 動画、 八 動画十プロキシ動画、 1 ~ 1 0 動画ファイルおよび、 十プロキシ動 画 + 1 ~ 1 0 動画ファイルの 3動画同時出力を用意する。 また画像サイズにつ いても、 8<、 4<、 リ 1 1 ~ 1 0、 〇八などがある。 さらに、 フ ァイルサイズを下げるための圧縮率も、 八!_ !_ _ 丨などの高画質 (低圧縮率 ) から 丨 巳などの標準〜低画質 (高圧縮率) などがある。 その他、 フレー ムレートの選択、 1\1丁3〇/ ?八1_などの放送方式の選択もある。

[0145] 3 6 5 5にて、 システム制御部 5 0は、 3 6 5 3と同様に 3 0 撮影用の 画面表示を行い、 3 6 5 6にて 3 0 撮影用の記録画質のユーザ選択を受け 付ける。 3 0 撮影用の設定記録画質としても、 撮影用と同様の選択 肢を用意する。

[0146] 3 6 5 7にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより、 出力の設定 項目が選択されたか否かを判定する。 システム制御部 5 0は、 ユーザにより 〇 2020/175298 31 卩(:171? 2020 /006657

、 1 ~ 1口 出力の設定項目が選択されたと判定した場合 は処理を 3 6 5 8に、 そうでない場合は処理を 3 6 6 0に進める。 3 6 5 8にて、 システム制御部

5 0は、 ユーザにより 1 ~ 1口 出力設定が有効に切り替わったか否かを判定 し 、 有効に切り替わったと判定した場合は処理を 3 6 5 9に、 そうでない場合 は処理を 3 6 6 0に進める。 3 6 5 9にて、 システム制御部 5 0は、 出力設定を有効に変更し、 設定値をシステムメモリ 5 2に記憶する。

[0147] 3 6 6 0にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより、 再生時のビューア シストの設定項目が選択されたか否かを判定 する。 システム制御部 5 0は、 再生時のビューアシストの設定項目が選択さ れたと判定した場合は処理を 3

6 6 1 に、 そうでない場合は処理を 3 6 6 3に進める。 3 6 6 1 にて、 シス テム制御部 5 0は、 ユーザにより再生時のビューアシストの設定 が有効に切 り替わったか否かを判定し、 有効に切り替わったと判定した場合は処理を 3 6 6 2に、 そうでない場合は処理を 3 6 6 3に進める。 3 6 6 2にて、 シス テム制御部 5 0は、 再生時のビューアシスト設定を有効に変更し 、 設定値を システムメモリ 5 2に記憶する。

[0148] 3 6 6 3にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより、 転送時の 換の設定項目が選択されたか否かを判定し、 選択されたと判定した場合は処 理を 3 6 6 4に、 そうでない場合は処理を 3 6 6 5に進める。 3 6 6 4にて 、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより転送時の 3 0 変換の設定が有効に 切り替わったか否かを判定し、 有効に切り替わったと判定された場合は 3 6 6 4にて、 転送時の 3 0 変換設定を有効に変更し、 処理を 3 6 6 5に進め る。

[0149] 3 6 6 5にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより、 その他 撮影 に関連する設定項目が選択されたか否かを判 定し、 選択されたと判定した場 合は処理を 3 6 6 6に、 そうでない場合は処理を 3 6 6 7に進める。 3 6 6 6にて、 システム制御部 5 0は、 その他の処理を有効に変更し、 処理を 3 6 6 7に進める。

[0150] 3 6 6 7にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザにより、 メニューを抜ける 〇 2020/175298 32 卩(:171? 2020 /006657

指示があったか否かを判定し、 抜けないと判定した場合に処理を 3 6 6 0に 戻し、 抜けると判定した場合は本処理を終了する。

[0151 ] 図 7は、 システム制御部 5 0の 1 ~ 1 0 撮影処理の詳細を示すフローチャー 卜である。 メモリ データを画像処理部 2 4で 1 ~ 1 0 8現像するフローである。

[0152] デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の 撮像装置は、 撮影時の光源に 応じて撮影画像の色調を補正するホワイ トバランス機能を備えている。 ホワ イ トバランス機能は、 光源 (晴天や曇天等の自然光源、 蛍光灯や白熱灯等の 人工光源) によって変わる色調の違いを補正し、 光源に関わらず白さが同じ に見えるようにする機能である。 3 7 0 1 7 0 3において、 ホワイ トバ ランス処理に必要なホワイ トバランス係数が算出されることになる。 また、 本実施形態では、 空などの高輝度領域の階調をなるべく白飛び させないよう 、 人物などの明るさが適正となる露出よりも低 い露出で撮影するものとする

[0153] まず 3 7 0 1 にて、 システム制御部 5 0は、 メモリ制御部 1 5を介して、 八 画像データを取得する。

[0154] 3 7 0 2にて、 システム制御部 5 0は、 ホワイ トバランス係数を算出する ために取得した 画像データに対して白らしい画素を判定する 、 白サー チ枠内判定処理を行う。

[0155] 3 7 0 3にて、 システム制御部 5 0は、 白サーチ枠内判定結果に基づいて ホワイ トバランス用係数を算出する。

[0156] 3 7 0 2 , 7 0 3の処理の詳細について図 1 2のフローチャートを用いて 説明する。

[0157] 画像データは、 先に説明したように、 1つの画素は 巳のい ずれか 1つの成分の信号しか有さない。 白サーチを行うため、 システム制御 部 5 0は、 色信号に変換する必要があるためデべイヤ処 理 3 1 2 0 1 を行い 、 1画素につき 巳の全チャンネルの信号を生成する。 デベイヤの方 法は幾つかあるが、 例えば口ーパスフィルターによる線形補間で 信号生成で きる。 RAW画像データは一般的にノイズによる影響が あるため光学的黒 ( O p t i c a l B l a c k) は、 0ではなく値を持っている。 よってシス テム制御部 50は、 デべイヤ後の信号から 0B分を減算する処理 (S 1 20 2) を行う。 そして、 システム制御部 50は、 取得した RG B信号から色信 号 Cx、 C yを次式により算出する (S 1 203) 。

[0158] [数 1]

[0159] ここで、 〇 ! , 〇 2 は、 ベイヤ配列の 2 X 2画素における 2つの◦成分値で ある。 また、 は色温度を表し、 は緑方向補正量を表している。 また、

V | は輝度値である。

[0160] 図 1 3に、 〇,一〇 ¥ 平面を図示する。 同図に示すように、 撮像装置におい て予め白色を高色温度下 (例えば日中など) から低色温度下 (例えば日暮れ 時など) まで撮影し、 色評価値〇父、 〇 Vを座標上にプロッ トすることで、 白色を検出するための基準となる白軸 1 200を定めることができる。 実際 の光源において白色には若干のばらつきが存 在するため、 システム制御部 5 0は、 白軸 1 200の両側に或る程度の幅を持たせる (31 204) 。 この 白軸に幅を持たせた枠を白サーチ枠 1 201 と呼ぶ。

[0161] 31 205にて、 システム制御部 50は、 デべイヤ後の各画素について〇 :

座標系にプロッ トし、 白サーチ枠内に入っているかどうかを判定す る。 31 206にて、 システム制御部 50は、 白サーチ枠内に入った画素の中で 、 積分対象とする画素を輝度方向で制限する明 暗除外処理を行う。 これは暗 〇 2020/175298 34 卩(:171? 2020 /006657

すぎる色はノイズの影響を受けやすくなる のでホワイ トバランス係数の算出 精度が低下してしまうことを防ぐために行う 。 同様に明るすぎる色は各チヤ ンネルのいずれかがセンサー飽和することで もしくは巳/〇比のバラ ンスが崩れ正しい色から離れていってしまい ホワイ トバランス係数の算出精 度が低下してしまうことを防ぐために行う。 このとき、

明暗除外処理の対象とする画素の輝度を異な らせる。 つまり、

とで後述するホワイ トバランス係数の算出に用いる画素を異なら せる。 こ れは 3口 に比べて 1 ~ 1 0 の方が高輝度域の再現性が高いことによる。 本実 施形態では、 3 0 では明度側が例えば + 1 巳 Vまでの明るさまで対象とす るのに対して、 1 ~ 1 0 では + 2巳 Vまでの明るさまで対象とすることでより 1 ~ 1口 に最適化されたホワイ トバランス係数を算出することが可能となる 。

[0162] 3 1 2 0 7にて、 システム制御部 5 0は、 白サーチ枠内でかつ明暗除外処

、 3リ〇1巳を算出する。 そして、 3 1 2 0 8にて、 システム制御部 5 0は、 算出した積分値から、 次式によりホワイ トバランス係数 \ZV B C〇 \ZV B C o \^/巳〇〇 8 を算出する。

[0163] [数 2]

[0164] 上式における右辺の “ 1 0 2 4” は、 1色成分が 1 〇ビッ ト精度となって いるためである。

[0165] 尚、 ホワイ トバランス係数はユーザによって設定されて いる撮影モード ( 〇 2020/175298 35 卩(:171? 2020 /006657

3口 撮影もしくは 1 ~ 1 0 撮影) 用の値を算出してもよいし、 用、 1 ~ 1 〇 用の両方を算出してもよい。

[0166] 図 7の説明に戻る。 3 7 0 4 ~ 3 7 0 6において、 システム制御部 5 0は 、 階調補正処理に必要な階調補正テーブルを算 出する。 階調補正の詳細を図 1 4のフローチヤートを用いて説明する。

[0167] 3 1 2 2 1 にて、 システム制御部 5 0は、 図 7の 3 7 0 1 ~ 3 7 0 3の処 理で生成した 巳係数を用いて 巳処理を行う。 3 1 2 2 2にて、 システム 制御部 5 0は、 ヒストグラム検出を行う。 具体的には、 3 1 2 2 1で得られ たホワイ トバランスのゲイン値を画像データ全体に適 用し、 さらにガンマ補 正処理を行った画素値について、 輝度情報としてヒストグラムを作成する。 ガンマ補正処理は公知のルツクアツプテーブ ルを用いる方法で良いが、 現像 で用いるものと同じガンマ特性を用いること が好ましい。 ただし、 処理時間 やメモリ量の節約のために、 折れ線で近似したガンマ特性など、 簡略化した ガンマ特性を用いてもよい。 なお、 画像の端の部分は、 一般に重要でないこ とが多く、 また撮像レンズによっては周辺光量の低下の 影響を受ける部分で あるため、 周縁部の画素を除いてヒストグラムを作成し てもよい。

[0168] 3 1 2 2 3にて、 システム制御部 5 0は、 顔検出前処理を行う。 これは画 像データに対して縮小処理、 ガンマ処理等を施して、 顔を容易に検出しやす いようにする処理である。 3 1 2 2 4にて、 システム制御部 5 0は、 前処理 した画像データに対し、 公知の方法を用いて顔検出処理を実行する。 この顔 検出処理により、 顔と思われる領域 (顔領域) の位置とサイズ、 検出の信頼 度とが得られる。

[0169] 3 1 2 2 5にて、 システム制御部 5 0は、 露出補正量 (低下量) を補うた めの階調補正量 (階調補正量 (八) ) を第 1の階調補正量として算出する。 この際、 画像の暗部については適正露出になるように する一方、 予め定めた 輝度レベル以上の高輝度画素については補正 されない (少なくとも、 露出補 正量を完全には補わない) 、 入出力特性の階調補正量を算出する。 これによ り、 階調補正後の明部が白トビすることをさらに 抑制することができる。 こ 〇 2020/175298 36 卩(:171? 2020 /006657

の階調補正量は、 露出補正量に応じた複数の補正テーブルとし て予め用意し ておくことができる。

[0170] 3 1 2 2 6にて、 システム制御部 5 0は、 3 1 2 2 4の顔検出処理により 検出された顔領域のうち、 信頼度があらかじめ設定した評価閾値より高 い顔 領域がある場合に、 顔が検出されたと判定する。 システム制御部 5 0は、 顔 が検出されたと判定した場合は処理を 3 1 2 2 7に、 顔が検出されなかった と判定した場合は処理を 3 1 2 3 1 に進める。

[0171 ] 3 1 2 2 7にて、 システム制御部 5 0は、 検出された顏領域の一部の領域 を、 顔輝度取得領域として算出する。 顔輝度取得領域は、 顔の明るい部分の 輝度を取得するための領域であり、 その数や位置などに関して特に制限はな い。 3 1 2 2 8にて、 システム制御部 5 0は、 顔輝度取得領域の各々につい て、 含まれる 画素、 ◦画素、 巳画素の種類ごとに平均値を求める。 さらに システム制御部 5 0は、 巳画素の各平均値に対し、 ヒストグラム検出と 同様にしてホワイ トバランスのゲイン値を適用し、 ガンマ補正を行った後、 以下の式により輝度値丫に変換する。

丫 = 0 · 2 9 9 X 8 + 0 . 5 8 7 X 0 + 0 . 1 1 4 X 6

[0172] なお、 ヒストグラム検出および顏検出において適用 するホワイ トバランス のゲイン値は、 同一画像データに対して 巳処理で使用したゲイン値を用い ることが好ましい。 輝度ガンマも、 理想的には現像と同じものを用いるのが 好ましいが、 処理時間やメモリ量の節約のために、 折れ線で近似したガンマ 特性など、 簡略化したガンマ特性を用いてもよい。

[0173] 3 1 2 2 9にて、 システム制御部 5 0は、 3 1 2 2 8で顏輝度取得領域の 各々について求めた輝度値を、 適正露出時を想定した値に変換する。 これは 、 画像データが、 適正露出よりも低い露出で撮像されているこ とから、 適正 露出で撮像した場合よりも顔の輝度が低く検 出されることを補正する処理で ある。 輝度値の変換は、 露出制御が決定した露出補正量 (低下量) を補償す るように行ってもよいし、 3 1 2 2 5で算出した階調補正量を用いて行って もよい。 〇 2020/175298 37 卩(:171? 2020 /006657

[0174] 3 1 2 3 0にて、 システム制御部 5 0は、 検出された顔の輝度の代表値を 算出する。 代表値としては例えば検出されている顔領域 の顔輝度取得領域の 各々の輝度値の中から最大値を求め、 その値を代表値とする方法などが考え られる。

[0175] 3 1 2 3 1の処理は、 3 1 2 2 6にてシステム制御部 5〇が顏領域が検出 されなかったと判定した場合の処理である。 3 1 2 3 1 にて、 システム制御 部 5 0は、 ヒストグラム特徴量を検出する。 ヒストグラム特徴量は例えば、 ヒストグラムで暗部側から累積度数が 1 %である画素が属するレベル (3 0 ) 、 明部側から累積度数が 等であっ てよい。 続く 3 1 2 3 2にて、 システム制御部 5 0は、 3 1 2 3 1で算出し たヒストグラム特徴量を、 適正露出での撮像を想定した値に変換する。 これ は、 画像データが、 適正露出よりも低い露出で撮像されているこ とから、 適 正露出で撮像した場合よりもヒストグラム特 徴量が低く検出されることを補 正する処理である。 輝度値の変換は、 露出制御が決定した露出補正量 (低下 量) を補償するように行ってもよいし、 3 1 2 2 5で算出した階調補正量を 用いて行ってもよい。

[0176] 3 1 2 3 3にて、 システム制御部 5 0は、 目標の補正量の算出を行う。 シ ステム制御部 5 0は、 顔の代表輝度値、 もしくはヒストグラム特徴量に対す る目標輝度レベルを求める。 そして、 システム制御部 5 0は、 これらの目標 輝度レベルと、 画像データ中の輝度の最小値と最大値とから 、 スプライン補 間などにより、 入力輝度レベルに対する出力輝度レベルを定 めたルツクアツ プテーブル (入出力特性) を、 階調補正量 (巳) として作成する。 階調補正 量 (巳) は、 第 2の階調補正量である。

[0177] ここで 1 ~ 1 0 では 3 0 と目標の階調補正量を変えても良い。 例えば、 図

1 6八は 3 0 での見え、 図 1 6巳は 1 ~ 1 0 での見えの例を示している。 被 写体 (人物) の輝度値はいずれも同じ値であるが、 背景について 3 0 では 高くても 1 0 0〇〇1 /〇1 2 で突き当たるのに対して、 1 ~ 1 0 では 1 0 0〇〇! / 2を超えた値となる。 その結果、 被写体の輝度値は同じであっても、 〇 2020/175298 38 卩(:171? 2020 /006657

の方が暗く感じる場合がある。 これは明度対比と言って、 人間の視覚特性に 起因する現象である。 例えば図 1 6八と図 1 6巳では被写体の輝度は同じで あるが、 被写体の輝度と背景の輝度の差は、 図 1 6 よりも図 1 6巳の方が 大きい。 このような場合、 ユーザは図 1 6八よりも図 1 6巳の方が被写体を 暗く感じてしまう。 つまり、 1 ~ 1 0 は空などの高輝度域をより明るく表現す ることが可能であるため、 3口 に比べて被写体が暗く見えてしまう可能性 が高い。 そこで本実施形態では、 3 0 の場合は図 1 5八に示すような階調 特性を用いるのに対し、 1 ~ 1口 の場合派図 1 5巳で示すような階調特性を用 いて、 より暗部を持ち上げる階調補正量を適用する ことで、 見た目として好 ましい結果にすることができる。 なお、 本実施形態の階調補正は露出の不足 を補うための補正を例としたが、 画作りのための明るさ補正においても同様 の階調補正を行うことができる。

[0178] 顔の代表輝度値や画像データのヒストグラム 特徴量に対する目標輝度レべ ルは、 経験的に好ましいと考えられる固定値に設定 することが可能であるが 、 代表輝度値やヒストグラム特徴量の値に応じ て異なる目標輝度レベルを設 定してもよい。 この場合、 目標輝度レベルを設定するパラメータ (代表輝度 値やヒストグラム特徴量) 毎に、 入カレベルに対する目標輝度レベルの関係 を定めたルックアップテーブルを用意してお けばよい。

[0179] このようにして定めた目標輝度レベルへの変 換を実現するための補正特性 を、 スプライン補間などの方法によって求め、 必要であれば階調補正量 (巳 ) を適用するルックアップテーブル (又は関係式) として保存する。

[0180] 3 1 2 3 4にて、 システム制御部 5 0は、 3 1 2 2 5で算出した階調補正 量 (八) と、 3 1 2 3 3で算出した階調補正量 (巳) を合成する。 システム 制御部 5 0は、 例えば各入力輝度レベルに対して、 まず階調補正量 ( ) を 適用した後に、 補正後の輝度レベルに対して階調補正量 (巳) を適用した結 果の輝度値を求め、 各入力輝度レベルに対する出力輝度レベルの ルックアッ プテーブルを作成する。

[0181 ] 3 1 2 3 5にて、 システム制御部 5 0は、 3 1 2 3 4で求めた合成補正量 (合成階調補正量) の上限値を制限する処理 (リミッター処理) を行う。 階 調補正量 (A) と階調補正量 (B) を合成することで、 補正量が大きくなり 、 補正後の画像においてノイズ量が目立ちやす くなるため、 全体の補正量に 制限を設ける。 リミッター処理は、 各輝度値において許容する最大の補正量 をテーブルとして用意しておき、 S 1 234で作成したルックアップテーブ ルの値のうち、 最大補正量を超える出カレベルを最大補正量 に対応する出力 レベルに置換することで実現できる。 尚、 階調補正量はユーザによって設定 されている撮影モード ( S D R撮影もしくは H D R撮影) 用の値を算出して もよいし、 S D R用、 H D R用の両方を算出してもよい。

[0182] 図 7の説明に戻る。 S 707にて、 システム制御部 50は、 算出したホワ イ トバランス係数、 階調補正用パラメータおよび種々の H D R用のパラメー 夕を用いて現像する。 その他の現像パラメータとして、 色マトリクス、 カメ ラ〇 ET F力ーブデータ、 色調整パラメータ、 ノイズリダクションパラメー 夕、 シャープネスパラメータなどを用いて H D R現像画像を生成する。 カメ ラ〇 ET F (ガンマカーブ) としては、 例えば丨 TU— Rの勧告 BT. 2 1 00の PQ ( P e r c e p t u a I Q u a n t i z a t i o n) の EOT F (E l e c t r o— O p t i c a l T r a n s f e r F u n c t i o n) の逆特性を想定しているが、 カメラ側の味付けを〇〇T F (O p t o— O p t i c a l T r a n s f e r F u n c t i o n) として組み合わせ ても良い。 もしくは同じく I 丁11_[¾の勧告巳丁. 2 1 00の H LG (H y b r i d L o g— G amm a) の〇 ET Fを使用しても構わない。

[0183] S 708にて、 システム制御部 50は、 S 707で現像した画像からリサ イズして 2画面比較画像用などの簡易表示用として MP F (Mu l t i P i c t u r e F o r m a t) 用画像を生成し、 H E V C形式で圧縮符号化 する。

[0184] S 709にて、 システム制御部 50は、 S 708で生成した M P F画像を さらにリサイズしてインデックス表示などに 用いるサムネイル画像を生成、 圧縮する。 〇 2020/175298 40 卩(:171? 2020 /006657

[0185] 3 7 1 0にて、 システム制御部 5 0は、 本画像として 3 7 0 7で現像した 画像を圧縮する。 圧縮する方法はいろいろ考えられるが例えば 、 1 0 6 I 1:の丫11 4 2 2のデータであれば 1 ~ 1 . 2 6 5 (丨 3〇/丨 巳〇 2 3 0 0 8 - 2 1 ~ 1巳 〇) で圧縮すればよい。

[0186] 3 7 1 1 にて、 システム制御部 5 0は、 システム制御部 5 0は、 ユーザに より記録画質設定を判定する。 システム制御部 5 0は、 画像のみが記 録される設定であると判定した場合は処理を 3 7 1 2に、 画像のみが 記録される設定であると判定した場合は処理 を 3 7 1 3に、 画像及び 1 ~ 1 0 画像が記録される設定であると判定した場合 は処理を 3 7 1 4に進め る。

[0187] 3 7 1 2にて、 システム制御部 5 0は、 八 画像を圧縮してヘッダを付 加して図 画像ファイルとして、 記録媒体丨 8を介して記録媒体 2 0 0に記録される。 圧縮方式としては幾つか考えられ るが劣化のない可逆であるロスレス圧縮や、 非可逆ではあるがファイルサイ ズが軽くなるロッシー圧縮などを用いればよ い。 またヘッダには、 検出メタ データとして 3 1 2 0 5で求めたホワイ トバランスの白サーチ枠内判定結果 と 3 7 0 4で求めたヒストグラムおよび 3 7 0 5で求めた顏検出結果を記録 する。 ここで検出される白サーチ枠内判定結果は、 3 1 2 0 6における明暗 除外処理を行う前の判定結果である。 したがって、 1 ~ 1 0 撮影でも 3 0 撮 影でも同じ判定結果が記録されることになる 。 また、 ユーザにより 影モードとなっていた場合は、 図 1 2で求めたホワイ トバランス係数や図 1 4で求めた階調補正量といった 1 ~ 1 0 用の現像パラメータ、 3 7 0 8で 1 ~ 1 0 した画像データから 1 ~ 1巳 V 0形式で符号化して生成した表示用の IV! 用画像もメタデータとして図 8〇のように併せて記録する。 上述したよう にこれらのデータは 1 ~ 1 0 撮影か 3 0 撮影かで内容が異なる。 なお、 3 0 8撮影であれば、 上述した 3 0 用の白サーチ枠内判定や階調特性を用いた 場合の現像パラメータが記録される。 なお、 撮影時であっても、 3 0 の処理を行い、 3 0 用の現像パラメータも生成 して両方を記録しても構わない。 なお、 H D R、 S D R両方の現像パラメー 夕を生成するのは処理負荷が大きいため、 連写時などには行わず、 単写時な ど比較的処理負荷に余裕がある場合に行うよ うにしてもよい。

[0188] また単写など処理負荷に余裕がある時は H D R用の表示用画像とは別に、

S D R用の現像パラメータを用いて S D R画質の本画像、 MP F用画像、 サ ムネイル用画像を作成し、 H D R用の表示用画像と S D R用の表示用画像を 同じファイルに記録しても構わない (図 8 D) 。

[0189] また、 サムネイルを表示する際は、 画像が小さいのでどのような画像かが 分かれば十分であるため、 S 709で作成するサムネイル用画像のみ S D R 現像画像で作成し保存しても構わない (図 8 E) 。 このような構成にするこ とで、 H D Rの圧縮方式である H . 265のデコードに対応していない表示 装置や P Cでもサムネイル画像のみ表示することも可 になる。

[0190] S 7 1 3にて、 システム制御部 50は、 現像した H D R画像を H E VC形 式で圧縮符号化して静的メタデータもしくは 動的メタデータを付加し、 H I ヒ F (H i g h ヒ f f i c i e n c y I m a g e F i I e F o r m a t ) 形式の H E I Fファイルとして、 記録媒体丨 / F 1 8を介して記録媒 体 200に記録する。 静的メタデータとしては、 CEA-86 1. 3に準拠 したディスプレイの 3原色および白色点の X , y座標、 マスタリングディス プレイの最大輝度値、 最小輝度値、 コンテンツ最大輝度値 (Ma x i m u m Co n t e n t L i g h t L e v e l ) 、 フレーム平均輝度レベル ( Ma x i m u m F r ame— a v e r a g e L i g h t L e v e l ) などである。 また、 動的メタデータとしては、 SMPT E S T 2094 で定義されているカラーボリユーム変換の動 的卜ーンマツビングのメタデー 夕などである。 尚、 H D R特性を PQ信号で表すには 1 0 b i t以上の深度 であることが好ましいが従来の J P E Gフォーマツ トだと 8 b i tであるた め新たに静止画 H D R用のコンテナを採用する必要がある。 ここでは、 MP EG (Mo v i n g P i c t u r e E x p e r t s G r o u p) によ つて開発され、 MP EG-H P a r t 1 2 ( I S 0/ I E C 2300 〇 2020/175298 42 卩(:171? 2020 /006657

8- 1 2) で定義された画像ファイルフォーマッ トである 1 ~ 1巳 丨 のコンテ ナを使用する。 !1巳 I は本画像だけでなく、 サムネイルや複数の時間的に 関連ある画像や巳 X 丨 や XIV! といったメタデータも 1つのファイルの中 に格納することができるという特徴がある。 よって、 でエンコード された 1 〇匕 丨 1:のイメージシーケンスも格納できるため使 回しが良い。

[0191] 37 1 4及び 37 1 5では、 37 1 2及び 37 1 3の処理を順次行い、 八 画像と 1 ~ 10 画像の両方を記録する。 なお、 上記の処理は撮影時に一連 のシーケンスとして行ってもよいし、 八 画像を記録しておき、 後からユ —ザ操作などに基づき現像処理を行い、 !! 0 画像または 30 画像を生成 してもよい。 また、 <3などの外部装置が上述の 画像を取り込んで現 像処理を行い、 同様に 1 ~ 10 画像または 30 画像を生成してもよい。

[0192] 続いて前述した記録処理において記録媒体 200に記録する静止画 [^八 画像データのファイル構造を図 8八に示す。 以下で例示するファイルフォー マッ トは丨 3〇/丨 巳〇 1 4496 - 1 2で規定されている 丨 3〇ベースメ ディアファイルフォーマッ トである。 そのため、 本ファイルフォーマッ トは 木構造を持ちボックスと呼ばれる各ノードを 持っている。 また、 各ボックス は複数のボックスを子要素として持つことが できる。

[0193] 画像データ 801は先頭にファイルタイプの記述のためのボ ックスチ I ソ

802、 全てのメタデータを含むボックス 〇〇 V 803、 トラックのメ ディアデータ本体のボックス ¢13 808、 その他のボックス 807を有 する。 前述のボックス 111 0 0 V 803は子要素として、

05を格納するボックスリリ を参照する情 報を格納する ックス 806を有する。

は、 画像のメタデータが記載されており、 例えば画像の作成日時、 撮影時条 件、 !!〇 [¾または 30 で撮影したかどうかの情報、 前述した検出メタデー 夕、 その他の撮影情報から構成される。 前述のボックス 3 I 808は子 要素として、 撮影した静止画像データである 丨 01396〇 3 3809を持 つ。 〇 2020/175298 43 卩(:171? 2020 /006657

[0194] なお、 30 で撮影した 八 画像と、 1 ~ 10 で撮影した 八 画像では 、 丨 01396〇 3 3809に記録される画像データが異なる。

[0195] 図 8巳は 3口 で撮影

09である。 この場合の丨 〇1396〇 3 3809は、 30 画質現像し」

IV! 画像 822、 本画像 823と 八 、 ラメータ 825を持つ。 各 30 画質の画 像は、 その 1色成分が 8ビッ ト (256階調) の画像である。 なお、 図 8巳 の[^八 現像パラメータ 825は、 少なくとも 30 現像用の現像パラメー 夕を含む。

[0196] 図 8<3は1 ~ 10 で撮影時に 1 ~ 10 画像のみ表示用画像として持つ 八 画 像に記録される 809である。 この場合の I 〇! ㊀口 3 3809は、 1 ~ 10 画質現像 IV! 画像 827、 本画像 828と 画像 824及び、 現像パラメ —夕 825を持つ。 各 1 ~ 10 画質の画像は、 1色成分が 1 0ビッ ト (1 02 4階調) の画像である。 図 8〇、 図 80、 図 8巳の[^八 現像パラメータ 8 25は、 少なくとも 1 ~ 10 現像用の現像パラメータを含む。

[0197] 図 80は 1 ~ 10 で撮影時に 1 ~ 10 画像と 30 画像の両方を表示用画像と して持つ 809である。 この場 合の 1 〇1396〇 31 809は、 30 画質現像し」 巳◦圧縮した丁 1 ~ 1 IV!画像 82 1、 MP F画像 822、 本画像 823と 1 ~ 10 画質現像し 1 ~ 1巳 V 〇圧縮した丁 1 ~ 1 IV!画像 826、 IV! 画像 827、 本画像

像 824及び、 現像パラメータ 825を持つ。

[0198] 図 8巳は 1 ~ 10 で撮影時に丁 画像のみ 30 画像で、 1\/1 と本画像 は 1 ~ 1口 画像の表示用画像として持つ \/\/画像に記録される 丨 0189㊀口

809は、 30 画質 質現像し 1 ~ 1巳 〇圧縮 した IV! 画像 827、 本画像 及び、 パラメータ 825を持つ。 〇 2020/175298 44 卩(:171? 2020 /006657

[0199] 本例で示したファイルフォーマッ トは実施形態の 1つであり、 必要に応じ て他のボックスを有しても良い。 また、 表示用画像を 〇〇 V 8 0 3内のボ ックスや、 その他のボックス 8 0 7に持つ構成としてもよい。

[0200] 上記のようなファイルフォーマッ トを有することにより、 として撮 影された 画像ファイルには 3 0 画像用の現像/《ラメータが記録され 、 1 ~ 1 0 として撮影された 画像ファイルには 1 ~ 1 0 画像用の現像パラ メータが記録されることになる。 このようにすることで、 後から を現像する場合も、 撮影時の設定を反映した現像パラメータで現 像を行うこ とが可能となる。 例えば 現像を行う装置 (デジタルカメラ 1 0 0でも よいし、 〇などの他の装置でもよい) は、

8 0 5を参照し、 1 ~ 1 0 として撮影したか、 3 0 として撮影したかを判定 する。 そして 1 ~ 1 0 として撮影したと判定した場合は、 [^八 画像をそのフ ァイルに含まれる 1 ~ 1 0 画像用の現像パラメータを用いて 1 ~ 1 0 画像として 現像する。 また、 3 0 として撮影したと判定した場合は、 画像をそ のファイルに含まれる 3 0 画像用の現像パラメータを用いて 3 0 画像と して現像する。 このような処理を行うことを可能とするため に、 本実施形態 におけるデジタルカメラ 1 0 0は、 3 0 として撮影された 八 画像ファ イルには 3 0 画像用の現像パラメータを記録し、 1 ~ 1口 として撮影された 八 画像ファイルには 1 ~ 1 0 画像用の現像パラメータを記録している。 な お、 現像を行う装置は、 前述した 1 ~ 1巳 I のコンテナを使用して現像 した静止画 1 ~ 1 0 画像を記録するようにすればよい。

[0201 ] さらに、 検出メタデータとして 1 ~ 1 0 撮影でも 3 0 撮影でも同じ判定結 果を記録することとしたため、 1 ~ 1 0 撮影モードで撮影された 八 画像フ ァイルであっても、 記録された検出データを用いて 3 0 画像に現像するこ とも可能となる。 したがって、 3 0 画像にしか対応していない装置でも、

! !口 撮影モードで撮影された 画像ファイルを適切に表示することが 可能となる。

[0202] 図 9八は、 システム制御部 5 0の、 表示部 2 8を使用した再生モード処理 〇 2020/175298 45 卩(:171? 2020 /006657

の詳細を示すフローチヤートである。 この処理は、 不揮発性メモリ 5 6に記 録されたプログラムをシステムメモリ 5 2に展開してシステム制御部 5 0が 実行することで実現する。

[0203] 3 9 0 1 にて、 システム制御部 5 0は、 インデックス再生か、 通常の再生 かを判定する。 3 9 0 1 にて、 システム制御部 5 0はインデックス再生と判 定した場合は処理を 3 9 0 2に進める。 この 3 9 0 2にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像枚数を決定する。

[0204] 3 9 0 3にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像を決定する。 そして

、 3 9 0 4にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像の描画処理を行う。

[0205] 3 9 0 5にて、 システム制御部 5 0は、 表示する全ての画像の描画が完了 したかを判定し、 完了していないと判定した場合は、 3 9 0 3に戻し、 描画 処理を継続する。 また、 システム制御部 5 0は、 描画処理が完了したと判定 した場合、 処理を 3 9 0 6に進める。 この 3 9 0 6にて、 システム制御部 5 0は、 表示部 2 8へ、 3 9 0 6の画像出力処理を行い表示処理を終了する その後、 システム制御部 5 0は、 操作受付処理を行う。

[0206] 図 9巳は、 システム制御部 5 0の、 表示部 2 8を使用した再生モード処理 の描画処理の詳細を示すフローチヤートであ る。

[0207] 3 9 1 1 にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像の情報を取得する。

3 9 1 2にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像を決定する。 3 9 1 3 にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像を記録媒体 2 0 0から読み出す 。 3 9 1 4にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像の伸長処理を行う。

3 9 1 5にて、 システム制御部 5 0は、 3 9 1 4で伸長処理を施した画像デ —夕から画素ごとのデータを収集する。 この画像データとは例えば輝度情報 であり、 ヒストグラム処理やハイライ ト警告処理などに用いる。

[0208] 3 9 1 6にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像が 1 ~ 1 0 画像である か 3 0 画像であるかを判定する。 システム制御部 5 0は、 再生する画像が 1 ~ 1 0 画像であると判定した場合は処理を 3 9 1 7に、 画像であると 判定した場合は処理を 3 9 2 0に進める。 3 9 1 7にて、 システム制御部 5 〇 2020/175298 46 卩(:171? 2020 /006657

0は、 再生時の 1 ~ 1 0 アシスト表示設定を確認し、 アシスト 1の設定の場合 には処理を 3 9 1 8へ、 アシスト設定 2の場合には処理を 3 9 1 9へ進める 。 3 9 1 8にて、 システム制御部 5 0は、 3 9 1 4で伸長した画像に対して アシス 変換処理を行う。 また、 3 9 1 9 にて、 システム制御部 5 0は、 3 9 1 4で伸長した画像に対してアシスト 2 の設定に従って 変換処理を行う。

[0209] 3 9 2 0にて、 システム制御部 5 0は、 3 9 1 4で伸長した画像または、

3 9 1 8、 3 9 1 0で 3 0 変換処理を行った画像に対し、 表示部 2 8に適 したサイズに拡縮処理を行う。 そして、 3 9 2 1 にて、 システム制御部 5 0 は、 生成した画像の配置を決定し、 描画処理を終了する。

[0210] 図 9 <3〜9 1 ~ 1は、 システム制御部 5 0の読込画像選択処理の詳細を示すフ 口ーチヤートでめる。

[021 1 ] 3 9 2 6にて、 システム制御部 5 0は、 取得した画像の情報を判定し、 再 生可能であるかを判定し、 可能であると判定した場合は処理を 3 9 2 7に、 再生不可と判定した場合は処理を 3 9 3 6に進める。

[0212] 3 9 2 7にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像が静止画像か否かを 判定する。 システム制御部 5 0は、 再生する画像が静止画像であると判定し た場合には処理を 3 9 2 8に、 そうでない場合は処理を 3 9 3 5に進める。

[0213] 3 9 2 8にて、 システム制御部 5 0は、 再生する画像が 画像か否か を判定する。 システム制御部 5 0は、 再生する画像が 画像であると判 定した場合は処理を 3 9 2 9に、 そうでない場合は処理を 3 9 3 0に進める

[0214] 3 9 2 9にて、 システム制御部 5 0は、 で撮影された 八 画像か、 3口 で撮影された 八 画像かを判定する。 システム制御 部 5 0は、 このときの判定を、 図 8で説明した、 [^八 ファイル内にあるメ タデータを用いて行う。 システム制御部 5 0は、 で撮影された [^八 画像であると判定した場合は処理を 3 9 3 1 に、 3 画像であると判定し た場合は処理を 3 9 3 2に進める。 〇 2020/175298 47 卩(:171? 2020 /006657

[0215] 3 9 3 0にて、 システム制御部 5 0は、 八 画像でないと判定された静 止画像が 1 ~ 1口 で撮影された画像か、 3口 で撮影された画像かを判定する 。 本実施形態では 1 ~ 1 0 で撮影した画像は ! !巳 I として記録、 で撮 影した画像は」 巳◦として記録するため、 1 ~ 1巳 丨

画像か 3 0 画像かを判定しているが、 1 ~ 1巳 丨 内のメタデータを使用して 1 ~ 1 0 画像か 3 0 画像かを判定してもよい。

[0216] 3 9 3 1 にて、 システム制御部 5 0は、 1 ~ 1 0 で撮影された 八 画像か ら再生に使用する画像データを選択する。 3 9 3 2にて、 システム制御部 5 0は、 3口 で撮影された 画像から再生に使用する画像データを選択 する。 3 9 3 3にて、 システム制御部 5 0は、 1 ~ 1 0 現像した静止画像から 再生に使用する画像データを選択する。 3 9 3 4にて、 システム制御部 5 0 は、 3 0 現像した静止画像から再生に使用する画像デ ータを選択する。 3 9 3 5にて、 システム制御部 5 0は、 動画ファイルの中から表示すべき画像 データを選択する。 3 9 3 6にて、 システム制御部 5 0は、 再生画像の非表 示処理を行う。 この場合、 再生できない画像ということをユーザに知ら せる ために再生不可の情報を表示する。

[0217] 図 9 0は、 システム制御部 5 0が、 1 ~ 1 0 で撮影された 八 画像から再 生に使用する画像データを選択するフローで ある。

[0218] 3 9 4 1 にて、 システム制御部 5 0は、 インデックス再生か、 通常の再生 かを判定する。 システム制御部 5 0は、 インデックス再生であると判定した 場合は処理を 3 9 4 2に、 通常再生であると判定した場合は処理を 3 9 4 3 に進める。

[0219] 3 9 4 2にて、 システム制御部 5 0は、 インデックス再生の再生画像枚数 によって、 使用する画像データを判定する。 本実施形態は 3 6枚を閾値とす るものとするが、 その枚数は一例であって、 ユーザにより適宜設定するよう にしても良いし、 表示部 2 8のサイズに依存して決定しても良い。 システム 制御部 5 0は、 表示する画像が 3 6枚以上であると判定した場合は処理を 3 9 4 5に進み、 3 6枚より少ないと判定した場合は 3 9 4 4に処理を進める 〇 2020/175298 48 卩(:171? 2020 /006657

[0220] 3 9 4 3にて、 システム制御部 5 0は、 「表示用 本画像 (1 ~ 1巳 〇) 」 (8 2 8) を再生に使用する画像データとして決定する 。 3 9 4 4 にて、 システム制御部 5 0は、 「表示用 1\/1 画像 (1 ~ 1巳 〇 」 (8 2 7) を再生に使用する画像データとして決定する 。 3 9 4 5にて、 システム制御部 5 0は、 「表示用 丁1 ~ 1 1\/1画像 (1 ~ 1巳 〇 」 (8 2 6) を再生に使用する画像データとして決定する 。

[0221 ] 図 9巳は、 1 ~ 1 0 で撮影された 八 画像が 3 0 の表示用画像を持つ場 合に 画像から再生に使用する画像データの選択処 理を示すフローであ る。

[0222] 3 9 5 1 にて、 システム制御部 5 0が、 インデックス再生か、 通常の再生 かを判定する。 システム制御部 5 0は、 インデックス再生であると判定した 場合は処理を 3 9 5 2に、 通常再生と判定した場合は処理を 3 9 5 3に進め る。

[0223] 3 9 5 2にて、 システム制御部 5 0は、 インデックス再生の再生画像枚数 によって、 使用する画像データを判定する。 ここでは、 3 6枚を判定の際の 閾値とする。 システム制御部 5 0は、 再生画像数が 3 6枚以上であると判定 した場合は処理を 3 9 5 5に、 3 6枚未満であると判定した場合は処理を 3 9 5 4に進める。

[0224] 3 9 5 3、 3 9 5 4、 3 9 5 5では、 システム制御部 5 0は、 再生する 八 画像に 3 0 画像が含まれているかを確認する。 このときの判定は図 8 で説明した、 八 ファイル内にあるメタデータを用いる。

[0225] 3 9 5 6にて、 システム制御部 5 0は、 「表示用 本画像 (1 ~ 1巳 〇) 」 (8 2 8) を再生に使用する画像データとして決定する 。 3 9 5 7 にて、 システム制御部 5 0は、 「表示用 本画像 (」 巳〇) 」 (

8 2 3) を再生に使用する画像データとして決定する 。 3 9 5 8にて、 シス テム制御部 5 0は、 「表示用 1\/1 画像 (1 ~ 1巳 〇 」 (8 2 7 ) を再生に使用する画像データとして決定する 。 3 9 5 9にて、 システム制 〇 2020/175298 49 卩(:171? 2020 /006657

御部 50は、 「表示用 1\/1? 画像 (」 巳〇) 」 (822) を再 生に使用する画像データとして決定する。 3960にて、 システム制御部 5 0は、 「表示用 丁1 ~ 11\/1画像 (1 ~ 1巳 〇 」 (826) を再生に使 用する画像データとして決定する。 396 1 にて、 システム制御部 50は、 「表示用 丁1 ~ 11\/1画像 (」 ?巳〇) 」 (82 1) を再生に使用する 画像データとして決定する。

[0226] 図 9 は、 システム制御部 50が、 1 ~ 10 現像静止画像から再生に使用す る画像データを選択するフローである。

[0227] 397 1 にて、 システム制御部 50は、 インデックス再生か、 通常の再生 かを判定する。 システム制御部 50は、 インデックス再生と判定した場合は 処理を 3972に、 通常再生であると判定した場合は処理を 3973に進め る。

[0228] 3972にて、 システム制御部 50は、 インデックス再生の再生画像枚数 によって、 使用する画像データを判定する。 実施形態では、 枚数の閾値とし て 36枚とする。 システム制御部 50は、 再生画像枚数が 36枚以上である と判定した場合は処理を 3975に、 36枚未満であると判定した場合は処 理を 3974に進める。

[0229] 3973にて、 システム制御部 50は、 「!!〇 [¾ 本画像 (1 ~ 1巳 〇 」

(不図示) を再生に使用する画像データとして決定する 。 3974にて、 シ ステム制御部 50は、 「!!〇 [¾ 1\/1 画像 (1 ~ 1巳 〇 」 (不図示) を再 生に使用する画像データとして決定する。 3975にて、 システム制御部 5 0は、 「!!〇 [¾ 丁1 ~ 11\/1画像 (1 ~ 1巳 〇 」 (不図示) を再生に使用する画 像データとして決定する。

[0230] 図 9〇は3口 で撮影された 画像から再生に使用する画像データを 選択するフローである。

[0231] 3981 にて、 システム制御部 50は、 インデックス再生か、 通常の再生 かを判定する。 システム制御部 50は、 インデックス再生と判定した場合は 処理を 3982に、 通常再生と判定した場合は処理を 3983に進める。 〇 2020/175298 50 卩(:171? 2020 /006657

[0232] 3 9 8 2にて、 システム制御部 5 0は、 インデックス再生の再生画像枚数 によって、 使用する画像データを判定する。 実施形態では、 枚数の閾値とし て 3 6枚とする。 システム制御部 5 0は、 表示する画像が 3 6枚以上と判定 した場合は処理を 3 9 8 5に、 3 6枚未満であると判定した場合は処理を 3 9 8 4に進める。

[0233] 3 9 8 3にて、 システム制御部 5 0は、 「表示用 本画像 (」 巳〇) 」 (8 2 3) を再生に使用する画像データとして決定する 。 3 9 8 4 にて、 システム制御部 5 0は、 「表示用

」 (8 2 2) を再生に使用する画像データとして決定する 。 3 9 8 5にて、 システム制御部 5 0は、 「表示用 丁1 ~ 1 1\/1画像 (」 巳〇) 」 (8

2 1) を再生に使用する画像データとして決定する 。

[0234] 図 9 1 ~ 1は、 3 0 現像静止画像から再生に使用する画像データ を選択する フローである。

[0235] 3 9 9 1 にて、 システム制御部 5 0は、 インデックス再生か、 通常の再生 かを判定する。 システム制御部 5 0は、 インデックス再生と判定した場合は 処理を 3 9 9 2に、 通常再生と判定した場合は処理を 3 9 9 3に進める。

[0236] 3 9 9 2にて、 システム制御部 5 0は、 インデックス再生の再生画像枚数 によって、 使用する画像データを判定する。 実施形態では、 枚数の閾値とし て 3 6枚とする。 システム制御部 5 0は、 再生する画像が 3 6枚以上と判定 した場合は処理を 3 9 9 5に、 3 6枚未満であると判定した場合は処理を 3 9 9 4に進める。

[0237] 3 9 9 3にて、 システム制御部 5 0は、 本画像 (」 巳〇) 」

(不図示) を再生に使用する画像データとして決定する 。 3 9 9 4にて、 シ ステム制御部 5 0は、 1\/1 画像 (」 巳〇) 」 (不図示) を再 生に使用する画像データとして決定する。 3 9 9 5にて、 システム制御部 5 0は、 丁1 ~ 1 1\/1画像 (」 巳〇) 」 (不図示) を再生に使用する画 像データとして決定する。

[0238] 図 1 0 は、 外部機器 3 0 0を使用した再生モード処理の詳細を示すフ 〇 2020/175298 51 卩(:171? 2020 /006657

—チヤートである。 この処理は、 不揮発性メモリ 5 6に記録されたプログラ ムをシステムメモリ 5 2に展開してシステム制御部 5 0が実行することで実 現する。

[0239] 3 1 0 0 1 にて、 システム制御部 5 0は、 外部機器 3 0 0がデジタルカメ ラ 1 0 0に接続されているか否かを判定する。 システム制御部 5 0は、 外部 機器 3 0 0が接続されていると判定した場合は処理を 3 1 0 0 2に、 接続さ れていないと判定した場合は処理を 3 1 0 0 5に進める。

[0240] 3 1 0 0 2にて、 システム制御部 5 0は、 再生時 1 ~ 1 0 設定が有効かどう かを判定する。 再生設定としては、 「! !〇[¾再生する」 、 「! !〇[¾再生しな い」 、 「撮影モード連動」 が選択可能である。 「! !〇[¾再生する」 を設定し ている場合は、 再生する画像が 1 ~ 1 0 画像か 3 0 画像かに関係なく、 外部 機器 3 0 0が 1 ~ 1 0 に対応していれば、 1 ~ 1 0 出力するモードであり、 「1 ~ 1 口 再生しない」 は 3 0 出力するモードとなる。 「撮影モード連動」 は再 生時の出力を撮影モードに連動させるモード である。 すなわち、 「! !〇[¾撮 影」 が 「する」 に設定されている 1 ~ 1 0 撮影モードの場合は、 再生時も

「! !〇[¾撮影」 が 「しない」 に設定されている 3 0 撮影モード の場合は再生時も 3 0 出力するモードである。 なお、 デフオルトは 「撮影 モード連動」 に設定されており、 ユーザが撮影モードを変更しても再生設定 は 「撮影モード連動」 のまま維持される。 ユーザが再生設定を 「撮影モード 連動」 から 「! !〇[¾再生する」 又は 「! !〇[¾再生しない」 へ変更した場合だ け、 その連動が切れる。 また、 「! !〇[¾再生する」 及び 「! !〇[¾再生しない 」 の代わりに 「1 ~ 1巳 丨 (再生) 」 及び 「」 巳〇 (再生) 」 等のファイル フオーマツ トを選択肢としてもよい。 なお、 同様に、 「! !〇[¾撮影する」 及 び 「1 ~ 1 0 撮影しない」 の代わりに 「1 ~ 1巳 丨 (撮影) 」 及び 「」 巳◦ ( 撮影) 」 等のファイルフオーマツ トを選択肢としてもよい。

[0241] 3 1 0 0 2において、 システム制御部 5 0は、 再生する」 の場合 は処理を 3 1 0 0 3に、 「! !〇[¾再生しない」 の場合は処理を 3 1 0 0 5に 進める。 また、 システム制御部 5 0は、 「撮影モード連動」 の場合であって 〇 2020/175298 52 卩(:171? 2020 /006657

、 3606で設定した 撮影」 が 「する」 の場合は処理を 31 003 に進め、 「しない」 の場合は 31 005に処理を進める。

[0242] 31 003にて、 システム制御部 50は、 外部機器 300が 1 ~ 10 に対応 したディスプレイかどうかを判定する。 システム制御部 50は、 に対 応したディスプレイであると判定した場合は 処理を 31 004に、 対応して いないと判定した場合は処理を 31 005に進める。

[0243] 31 004にて、 システム制御部 50は、 外部機器 300に 1 ~ 10 の信号 を出力する。 31 005にて、 システム制御部 50は、 外部機器 300に 3 〇 の信号を出力する。

[0244] 31 006 ~31 01 1は、 図 9八の 3901〜 906と同じため、 ここ での説明は省略する。

[0245] 図 1 〇巳は、 外部機器 300に 1 ~ 10 の信号を出力した場合の描画処理 (

31 009) の詳細を示すフローチヤートである。

[0246] 31 028, 31 029は図 9巳で説明した、

39 1 1 ~39 1 5、 3920、 392 1 と同じため、 ここでの説明は省略 する。

[0247] 31 026にて、 システム制御部 50は、 再生する画像が 1 ~ 10 画像であ るか 30 画像であるかを判定する。 システム制御部 50は、 再生する画像 が 1 ~ 10 画像であると判定した場合は処理を 31 028に、 30 画像であ ると判定した場合は処理を 31 027に進める。

[0248] 31 027にて、 システム制御部 50は、 変換処理を行う

。 この後の 31 028, 31 029は、 図 9巳の 3920、 392 1 と同じ である。 なお、 外部機器 300に 30 の信号を出力した場合の描画処理 ( 31 009) の詳細は、 図 9巳と同じであるため、 説明を省略する。

[0249] 図 1 1 八は再生メニユー処理の詳細を示すフローチ ヤートである。 この処 理は、 不揮発性メモリ 56に記録されたプログラムをシステムメモリ 52に 展開してシステム制御部 50が実行することで実現する。

[0250] 31 1 01 にて、 システム制御部 50は、 ユーザにより 八 現像の設定 〇 2020/175298 53 卩(:171? 2020 /006657

項目 (不図示) 現像すると設定された否かを判定する。 システム制 御部 5 0は、 しないと判定した場合は処理を 3 1 1 0 3に、 [¾八 現像すると判定した場合は処理を 3 1 1 0 2に進める。

[0251 ] 3 1 1 0 3にて、 システム制御部 5 0は、 1 ~ 1 0 ファイルの 3 0 変換の 設定項目 (不図示) で 1 ~ 1 0 0 変換すると設定されているか否かを判 定する。 システム制御部 5 0は、 1 ~ 1 0 0 変換しないと判定した場合 は処理を 3 1 1 0 5へ、 変換すると判定した場合は処理を 3

1 1 0 4へ進める。

[0252] 3 1 1 0 5にて、 システム制御部 5 0は、 ファイル転送の設定項目 (不図 示) でファイル転送すると設定されたか否かを判 定する。 システム制御部 5 0は、 ファイル転送しないと判定した場合は処理を 3 1 1 0 7へ、 ファイル 転送すると判定した場合は処理を 3 1 1 0 6へ進める。

[0253] 3 1 1 0 7にて、 システム制御部 5 0は、 メニューを抜けるか否かを判定 する。 システム制御部 5 0は、 メニューを抜けないと判定した場合は処理を 3 1 1 0 1 に戻し、 メニューを抜けると判定した場合は、 この再生メニュー 処理を終了する。

[0254] 3 1 1 0 6にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザ指定の画像ファイルに対 して転送処理を行う。 1 ~ 1 0 画像ファイルを転送する際は、 受信先が 3 0 表示しかできない場合は 3 1 1 0 4で示す 1 ~ 1 0 0 変換をカメラ内で 実施してから 3 0 画像ファイルとして転送してもよい。

[0255] 3 1 1 0 2にて、 システム制御部 5 0は、 ユーザ指定の 八 画像ファイ ルに対して 現像を行う。 現像処理の詳細を、 図 1 1 巳のブ ロック図を参照して以下に説明する。 なお、 図 1 1 巳に示す各処理部は、 画 像処理部 2 4に含まれるものとするが、 システム制御部 5 0が実行するプロ グラムで実現させても構わない。

[0256] 記録媒体 2 0 0に記録されている撮影された 1 1 0 1 をシステ ム制御部 5 0が読み出し画像処理部 2 4で 現像処理を行わせる。 八 画像はベイヤ配列の画素の集合であるので、 1つの画素は単一の色成分の 〇 2020/175298 54 卩(:171? 2020 /006657

強度データしか有さない。 尚、 八 画像は 3 0 撮影されたときの 八 が存在する。 また、 現像時に をそのまま 3 0 現像する場合と、 現像す る場合も有り得る。 反対に 現像する場合と、 3 0 8現像する場合もある。 ホワイ トバランス部 1 1 0 2では、 白を白くする処 理がなされる。 (! !〇[¾) を ! !〇[¾現像の場合は、 ファイルに記録さ れている 1 ~ 1 0 現像メタである 1 ~ 1 0 用のホワイ トバランス係数を用いてホ ワイ トバランス処理を実施する。 逆に、 現像する場合は、 ファイルに 格納されている検出メタである白サーチ枠内 判定結果から 3 0 用のホワイ トバランス係数を生成して、 ホワイ トバランス処理を実施する。 もちろん 八 に ! !〇[¾用、 用の両方のホワイ トバランス係数が記録されている 場合は適宜必要な方を用いればよい。

[0257] 色補間部 1 1 0 3は、 ノイズリダクシヨンや色モザイク画像を補間 するこ とによって、 全ての画素において、 1画素が 3成分 (例えば[¾、 ◦、 巳の色 情報) を持つカラー画像を生成する。 生成されたカラー画像は、 マトリクス 変換部 1 1 0 4およびガンマ変換部 1 1 0 5を経て基本的なカラー画像が生 成される。 その後、 色輝度調整部 1 1 0 6が、 画像の見栄えを改善するため の処理をカラー画像に対し行う。 例えば、 夕景検出して彩度強調といった画 像補正がシーンに応じて行われる。 階調補正も同様に実施するが、 ( ! !〇[¾) 現像する場合は、 ファイルに格納されている 1 ~ 1 0 現像メ 夕である 1 ~ 1 0 用の階調補正量を用いて階調補正を実施する 。 逆に 3 0 現 像する場合は、 ファイルに記録されている検出メタである顏 検出結果、 ヒス トグラムを用いて 3 0 用の階調補正量を算出し階調補正を実施する 。 もち ろん 八 に 1 ~ 1 0 用、 3 0 用の両方の階調補正量が記録されている場合 は適宜必要な方を用いればよい。

[0258] 所望の色調整を行った画像に対して、 圧縮部 1 1 0 7で高解像度画像を」 巳◦や 1 ~ 1巳 〇等の方法で圧縮し、 記録部 1 1 0 8にてフラッシュメモリ 等の記録媒体に記録する現像画像が生成され る。 尚、 先述した ! ~ 1巳 I コン テナには複数の画像を格納できるので、 H D R現像した画像の他に S D R現 像した画像も含めて格納しても構わない。

[0259] S 1 1 04にて、 システム制御部 50は、 ユーザ指定の H D R画像ファイ ルに対して S D R変換を行う。 H D R画像は〇 E T Fが P Q、 色域が BT.

2020などの色空間で生成された画像である め、 S D Rの· r 2. 2、 s R G Bなどの色空間に卜ーンマッビングおよびガ ッ トマッビング処理を行 う必要がある。 具体的な方法としては公知の技術を用いれば 良いが、 例えば 適正露出を S D Rと揃えるような卜ーンマッビングを行うと S D Rと比較し て明るさを合わせた結果を得ることができる 。

[0260] 以上、 本発明の好ましい実施形態について説明した が、 本発明はこれらの 実施形態に限定されず、 その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可 能であ る。 例えば、 上記実施形態では、 1色成分が 8ビッ トを超える画像データの 符号化に H EVC (H i g h E f f i c i e n c y V i d e o Co d i n g) を採用するものとしたが、 1色成分当たり 8ビッ トを超える画像を 符号化することが可能であれば、 特にその種類は問わない。 また、 上記実施 形態ではデジタルカメラに適用するものとし て説明したが、 撮像機能を有す るコンビユータ (スマートフォンやカメラ付きノート PC等) に適用しても 構わず、 上記実施形態に限定されるものではない。

[0261] 発明は上記実施形態に制限されるものではな く、 発明の精神及び範囲から 離脱することなく、 様々な変更及び変形が可能である。 従って、 発明の範囲 を公にするために請求項を添付する。

[0262] 本願は、 201 9年2月 28日提出の日本国特許出願特願 201 9 _03

6856を基礎として優先権を主張するものであ 、 その記載内容の全てを ここに援用する。