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Title:
CONCEALMENT PROCESSING DEVICE, CONCEALMENT PROCESSING METHOD, AND CONCEALMENT PROCESSING PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/122831
Kind Code:
A1
Abstract:
An HFN and an SN are accurately synchronized on the transmitting side and the receiving side even when PDCP PDUs have been successively lost for one or more periods. A concealment processing device comprises an MAC loss detecting/estimating section for estimating the radio bearer of the lost protocol data unit and the amount of data in the lost protocol data unit out of protocol data units produced by division according to the logical channel information included in a packet combining data unit received by a base station of a mobile communication system, an RLC loss detecting/estimating section for detecting loss of any protocol data unit when the protocol data units are put together into a service data unit and estimating the amount of protocol data units lost when the protocol data units are put together into the service data unit according to the estimated amount of data, and a correction section for correcting the frame number of the service data unit according to the estimated amount of data estimated by the detecting/estimating section.

Inventors:
KOMATSU MASAHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/053657
Publication Date:
October 08, 2009
Filing Date:
February 27, 2009
Export Citation:
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Assignee:
NEC CORP (JP)
KOMATSU MASAHIRO (JP)
International Classes:
H04W28/04; H04L9/10; H04W12/02
Foreign References:
JP2006217100A2006-08-17
Other References:
See also references of EP 2262303A4
Attorney, Agent or Firm:
TAKAHASHI, ISAMU (JP)
Isamu Takahashi (JP)
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Claims:
 移動通信システムの移動局から送信されて基地局で受信したパケット合成型データユニットに秘匿処理を行う秘匿処理装置であって、
 前記データユニットに含まれる無線ベアラを特定する論理チャネルの情報に基づいて論理チャネル毎に分割した前記プロトコルデータユニットの消失の有無を検出し、その消失したプロトコルデータユニットの無線ベアラ及び前記消失したプロトコルデータユニットのデータ量を推定するMACロス検出・推定部と、
 前記分割したプロトコルデータユニットを上位装置用のサービスデータユニットに組み立てる際における前記プロトコルデータユニットの消失の有無を検出し、前記MACロス検出・推定部が推定した前記データ量に基づいて、前記サービスデータユニットを組み立てる際のプロトコルデータユニットの消失量を推定するRLCロス検出・推定部と、
 前記RLCロス検出・推定部からの推定データ量に基づいて前記サービスデータユニットのフレーム番号を補正する補正部とを有することを特徴とする秘匿処理装置。
 前記MACロス検出・推定部は、定期的に送受信される無線ベアラが一定間隔経過後に未受信である場合に当該無線ベアラがロスしたと推定する請求項1に記載の秘匿処理装置。
 前記MACロス検出・推定部は、前後の正常に受信できた無線ベアラに含まれる無線ベアラの割合から前記ロスした無線ベアラとデータ量とを推定する請求項1に記載の秘匿処理装置。
 前記MACロス検出・推定部は、前記ロスした無線ベアラの中に定速度通信を行っている無線ベアラが含まれる場合、前記ロスした無線ベアラとデータ量から前記定速度通信を行っている無線ベアラの容量を除いた容量を、不定速度通信を行っている無線ベアラでロスしたデータ量の最大値であると推定する請求項1に記載の秘匿処理装置。
 前記RLCロス検出・推定部は、前記データユニットに含まれるシリアルナンバーの連続性に基づいて前記ロスしたデータ量を推定する請求項1に記載の秘匿処理装置。
 移動通信システムの移動局から送信されて基地局で受信したパケット合成型データユニットに秘匿処理を行う秘匿処理方法であって、
 前記データユニットに含まれる無線ベアラを特定する論理チャネルの情報に基づいて、論理チャネル毎に前記パケット合成型データユニットを複数のプロトコルデータユニットに分割し、
 前記論理チャネル毎に分割した前記プロトコルデータユニットの消失の有無を検出し、その消失したプロトコルデータユニットの無線ベアラ及び前記消失したプロトコルデータユニットのデータ量を推定し、
 前記分割したプロトコルデータユニットを上位装置用のサービスデータユニットに組み立て、
 前記サービスデータユニットを組み立てる際でのプロトコルデータユニットの消失の有無を検出し、前記推定したデータ量に基づいて、前記サービスデータユニットを組み立てる際でのプロトコルデータユニットの消失量を推定し、
 前記サービスデータユニットを組み立てる際に推定した前記データ量に基づいて前記サービスデータユニットのフレーム番号を補正することを特徴とする秘匿処理方法。
 定期的に送受信される無線ベアラが一定間隔経過後に未受信である場合に当該無線ベアラがロスしたと推定する請求項6に記載の秘匿処理方法。
 前後の正常に受信できた無線ベアラに含まれる無線ベアラの割合から前記ロスした無線ベアラとデータ量とを推定する請求項6に記載の秘匿処理方法。
 前記ロスした無線ベアラの中に定速度通信を行っている無線ベアラが含まれる場合、前記ロスした無線ベアラとデータ量から前記定速度通信を行っている無線ベアラの容量を除いた容量を、不定速度通信を行っている無線ベアラでロスしたデータ量の最大値であると推定する請求項6に記載の秘匿処理方法。
 前記データユニットに含まれるシリアルナンバーの連続性に基づいて前記ロスしたデータ量を推定する請求項6に記載の秘匿処理方法。
 移動通信システムの移動局から送信されて基地局で受信したパケット合成型データユニットに秘匿処理を制御する秘匿処理プログラムであって、
 コンピュータに、
前記データユニットに含まれる無線ベアラを特定する論理チャネルの情報に基づいて、論理チャネル毎に前記パケット合成型データユニットを複数のプロトコルデータユニットに分割する機能と、
 前記論理チャネル毎に分割した前記プロトコルデータユニットの消失の有無を検出し、その消失したプロトコルデータユニットの無線ベアラ及び前記消失したプロトコルデータユニットのデータ量を推定する機能と、
 前記分割したプロトコルデータユニットを上位装置用のサービスデータユニットに組み立てる機能と、
 前記サービスデータユニットを組み立てる際でのプロトコルデータユニットの消失の有無を検出し、前記推定したデータ量に基づいて、前記サービスデータユニットを組み立てる際でのプロトコルデータユニットの消失量を推定する機能と、
 前記サービスデータユニットを組み立てる際に推定した前記データ量に基づいて前記サービスデータユニットのフレーム番号を補正する機能とを実行させることを特徴とする秘匿処理プログラム。
 定期的に送受信される無線ベアラが一定間隔経過後に未受信である場合に当該無線ベアラがロスしたと推定する請求項11に記載の秘匿処理プログラム。
 前後の正常に受信できた無線ベアラに含まれる無線ベアラの割合から前記ロスした無線ベアラとデータ量とを推定する請求項11に記載の秘匿処理プログラム。
 前記ロスした無線ベアラの中に定速度通信を行っている無線ベアラが含まれる場合、前記ロスした無線ベアラとデータ量から前記定速度通信を行っている無線ベアラの容量を除いた容量を、不定速度通信を行っている無線ベアラでロスしたデータ量の最大値であると推定する請求項11に記載の秘匿処理プログラム。
 前記データユニットに含まれるシリアルナンバーの連続性に基づいて前記ロスしたデータ量を推定する請求項11に記載の秘匿処理プログラム。
Description:
秘匿処理装置、秘匿処理方法、 よび秘匿処理プログラム

 本発明は、移動通信システムの秘匿処理 関し、特に該移動通信システムで伝送され データユニットにロスが発生した場合の秘 処理に関する。

 LTE(Long Term Evolution)などの移動通信シス ムでは、伝送されるデータに秘匿処理が行 れる。汎用の秘匿処理は、後述する非特許 献1の5.3章に記載されているように、PDCP(Packe t Data Convergence Protocol)レイヤに配置されて る。PDCPエンティティは、無線ベアラ(Radio Be arer、以後RBという)の特徴(片方向か双方向か) と下位レイヤのRLC(Radio Link Control)のモード(T M(Transparent Mode),UM(Unacknowledged Mode),AM(Acknowledge d Mode))とにより、RB毎に1つもしくは2つ(片方 ×2)のRLCエンティティと対応している。

 図5は、汎用の秘匿処理に係る基地局310の 構成を示す機能ブロック図である。基地局310 は、ユーザ端末1からの電波信号を受信する ンテナ2、検波部3、AD変換部4、および復調部 5から得られた受信信号をMAC(Media Access Control )レイヤ320、RLCレイヤ330、PDCPレイヤ340の順に 由して、上位装置(図示せず)にデータを送 する。

 MACレイヤ320は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Re quest)部321、およびMAC SDU生成部322を含む。HARQ 部321は、受信信号を再送合成して受信信号の 品質を高める。MAC SDU生成部322は、HARQ部321か ら出力された信号からMAC SDU(Service Data Unit) 作成する。RLCレイヤ330は、RLC SDU生成部331 含む。RLC SDU生成部331は、MACレイヤ320から入 力されたMAC SDUからRLC SDUを作成する。

 PDCPレイヤ340は、デサイファ部341、および PDCP SDU生成部342を含む。デサイファ部341は、 RLCレイヤからのPDCP PDU(Protocol Data Unit)を秘 処理(Deciphering)した後に、Integrity Protection、 ッダ伸張、SN除去を行う。PDCP SDU生成部342 、PDCP SDUを作成して上位装置(図示せず)にデ ータを転送する。

 図6は、図5に示すデサイファ部341で行わ る秘匿処理の概要を示す概念図である。秘 処理は、PDCP PDU単位で実施され、秘匿処理 パラメータとして、暗号鍵401、HFN402a(Hyper Fr ame Number)とSN402b(Sequence Number)からなるカウン ト402、ベアラを識別するIDであるベアラID403 通信の伝送方向を示す方向404(上りリンク、 りリンク)、およびデータ長407が、アルゴリ ズム406を介して暗号文データ411にXOR演算され ることによって、暗号化が解除された平文デ ータ412を得ることができる。

 図7は、図6で示したHFN402aとSN402bとの関係 示す概念図である。図7(a)に示すように送信 側のデータでは、SN402bはPDCP SDU毎にカウント アップを行い、HFN402aはSN402bがオーバーフロ する度にカウントアップを行う。例えば、SN 402bのビット数が2ビットである場合を考える SNが0,1,2の場合は、次のPDCP SDUに対してはSN4 02bが1インクリメントされてHFN402aは不変であ 。しかし、SN402bが3の場合は、次のPDCP SDUに はSN402bが0となって、HFN402aは1インクリメント して、その値が適用される。なお、図7はSN402 bのビット数が2ビットであり、周期が4である 場合を示している。

 受信側では、SN402bは、PDCP PDU毎にカウン アップを行い、HFNは、SN402bが1つ前のPDCP PDU のSN402bより小さい時にカウントアップを行う 。例えば、図7に示したSN402bの周期が4である 合には、SN402bが3から0になった場合は、HFN40 2aを1インクリメントして、その値を適用する 。

 秘匿処理に関する技術として、以下の文 がある。特許文献1には、CRCを比較すること によって秘匿解除処理が正常であるか否かを 検出し、正常でない場合はHFNを変更するとい う技術が記載されている。特許文献2には、 数の通信局との間のHFNの非同期を検出し、 同期の場合にHFNを調整するという技術が記 されている。

 特許文献3には、RFCの全てのモードで統一 されたシーケンス番号を利用してHFNの同期外 れを回避するという技術が記載されている。 特許文献4には、セッション中に使用された 大のHFNを選択して使用してカウンタパラメ タを初期化するという技術が記載されてい 。非特許文献1および2は、LTE(Long Term Evolutio n)などの移動通信システムにおける秘匿処理 関する規格である。

特開2006-054718号公報

特開2006-087097号公報

特開2006-352490号公報

特表2003-525556号公報 3GPPTS 36.323: "3rd Generation Partnership Projec t;Technical Specification Group Radio Access Network;  Evolved UniversalTerrestrial Radio Access (E-UTRA); Pac ketData Convergence Protocol (PDCP)specification"、[平 20年3月24日検索]、インターネット<URL:http: //www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/36323.htm> 3GPP TS 35.201: "3rd GenerationPartnership Projec t; Technical Specification Group Services and System  Aspects;Specification of the 3GPP confidentiality and  integrity algorithms; Document 1:f8 and f9 specificati ons"、[平成20年3月24日検索]、インターネット& lt;URL:http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/35201.htm>

 前述した秘匿処理で、HFN402aおよびSN402bは 、送信側と受信側で同期が取れている必要が ある。HFN402aはRB設定時に同期が取られるが、 その後はPDCP PDUを受信する毎にSN402bをインク リメントし、それに応じて逐次HFN402aがイン リメントされるだけである。

 そのため、図7(b)に示す受信側のデータで 、SN402bの1周期分以上のPDCP PDUが連続してロ となった場合、送信側と受信側で同期が取 なくなるという問題がある。図7に示したよ にSN402bの周期が4である場合、送信側のHFN402 aはカウントアップされていくが、受信側でSN 402bの1周期以上の5つのPDCP PDUがロスとなった 場合は、受信側のHFN402aのカウントアップが1 抜けてHFN402aの同期が外れてしまう。もちろ ん、SNのビット数が2以外であっても、この問 題は生じうる。ちなみに特許文献1~4の技術で は、同期が外れた場合のHFNの修正はできるが 、SNの修正については記載されない。

 本発明の目的は、1周期分以上のPDCP PDUが 連続してロスとなった場合にも送信側と受信 側でHFNおよびSNの同期を正確に取ることので る秘匿処理装置、秘匿処理方法、および秘 処理プログラムを提供することにある。

 前記目的を達成するため、本発明に係る 匿処理装置は、移動通信システムの移動局 ら送信されて基地局で受信したパケット合 型データユニットに秘匿処理を行う秘匿処 装置であって、前記データユニットに含ま る無線ベアラを特定する論理チャネルの情 に基づいて論理チャネル毎に分割した前記 ロトコルデータユニットの消失の有無を検 し、その消失したプロトコルデータユニッ の無線ベアラ及び前記消失したプロトコル ータユニットのデータ量を推定するMACロス 出・推定部と、前記分割したプロトコルデ タユニットを上位装置用のサービスデータ ニットに組み立てる際における前記プロト ルデータユニットの消失の有無を検出し、 記MACロス検出・推定部が推定した前記デー 量に基づいて、前記サービスデータユニッ を組み立てる際のプロトコルデータユニッ の消失量を推定するRLCロス検出・推定部と 前記RLCロス検出・推定部からの推定データ に基づいて前記サービスデータユニットの レーム番号を補正する補正部とを有するこ を特徴とする。

 本発明を秘匿処理装置として構築した場 を説明したが、これに限られるものではな 、本発明を方法或いはソフトウェアとして プログラムとして構築してもよいものであ 。本発明を方法として構築した場合、本発 に係る秘匿処理方法は、移動通信システム 移動局から送信されて基地局で受信したパ ット合成型データユニットに秘匿処理を行 秘匿処理方法であって、前記データユニッ に含まれる無線ベアラを特定する論理チャ ルの情報に基づいて、論理チャネル毎に前 パケット合成型データユニットを複数のプ トコルデータユニットに分割し、前記論理 ャネル毎に分割した前記プロトコルデータ ニットの消失の有無を検出し、その消失し プロトコルデータユニットの無線ベアラ及 前記消失したプロトコルデータユニットの ータ量を推定し、前記分割したプロトコル ータユニットを上位装置用のサービスデー ユニットに組み立て、前記サービスデータ ニットを組み立てる際でのプロトコルデー ユニットの消失の有無を検出し、前記推定 たデータ量に基づいて、前記サービスデー ユニットを組み立てる際でのプロトコルデ タユニットの消失量を推定し、前記サービ データユニットを組み立てる際に推定した 記データ量に基づいて前記サービスデータ ニットのフレーム番号を補正することを特 とする。

 本発明をプログラムとして構築した場合、 発明に係る秘匿処理プログラムは、移動通 システムの移動局から送信されて基地局で 信したパケット合成型データユニットに秘 処理を制御する秘匿処理プログラムであっ 、
 コンピュータに、
 前記データユニットに含まれる無線ベアラ 特定する論理チャネルの情報に基づいて、 理チャネル毎に前記パケット合成型データ ニットを複数のプロトコルデータユニット 分割する機能と、前記論理チャネル毎に分 した前記プロトコルデータユニットの消失 有無を検出し、その消失したプロトコルデ タユニットの無線ベアラ及び前記消失した ロトコルデータユニットのデータ量を推定 る機能と、前記分割したプロトコルデータ ニットを上位装置用のサービスデータユニ トに組み立てる機能と、前記サービスデー ユニットを組み立てる際でのプロトコルデ タユニットの消失の有無を検出し、前記推 したデータ量に基づいて、前記サービスデ タユニットを組み立てる際でのプロトコル ータユニットの消失量を推定する機能と、 記サービスデータユニットを組み立てる際 推定した前記データ量に基づいて前記サー スデータユニットのフレーム番号を補正す 機能とを実行させることを特徴とする。

 本発明は、上記したように無線ベアラと ータ量とを推定し、それに基づいてHFNおよ SNを修正するように構成したので、1周期分 上のPDCP PDUのロスについてもロスした分のH FNおよびSNを正確に把握することができる。 れによって、1周期分以上のPDCP PDUが連続し ロスとなった場合にも送信側と受信側でHFN よびSNの同期を正確に取ることのできる。

 図1は、本発明の一実施形態に係る、基地 局に組み込まれた秘匿処理装置10を示す機能 ロック図である。図1に示す秘匿処理装置10 、移動通信システムの移動局から送信され 基地局で受信したパケット合成型データユ ットに秘匿処理を行うものであり、アンテ 2、検波部3、AD変換部4及び復調部5を含む物 レイアと、前記物理レイアで受信した受信 号を信号処理する論理レイアとしての規格 れたMAC(Media Access Control)レイヤ20及びRLC(Radi o Access Control)レイヤ30並びにPDCP(Packet Data Co nvergence Protocol)レイヤ40との機能を実行する のである。前記物理レイアは、基地局と移 局との間での通信を物理的に行う機能を有 ている。前記MACレイアは、無線リンクの資 を効率よく利用するための制御を行う機能 有している。前記RLCレイアは、パケット合 型データユニットのパケット伝送送り誤り 軽減するための通信制御を行う機能を有し いる。

 そして、秘匿処理装置10は、アンテナ2、 波部3、AD変換部4及び復調部5を通して得ら た受信信号を、MACレイヤ20及びRLCレイヤ30並 にPDCPレイヤ40の順に経由して、上位装置(図 示せず)にデータを送出する。アンテナ2はUE(U ser Equipment)であるユーザ端末(移動局)1からの 電波信号を受信し、検波部3はアンテナ2から 出力信号を検波してアナログ信号を抽出し AD変換部4は検波部3が出力するアナログ信号 をデジタル信号に変換する。復調部5はAD変換 部4が出力するデジタル信号を復調して、MAC イヤ20に出力する。

 本発明の実施形態に係る秘匿処理装置は 1に示すように、基本的な構成として、移動 通信システムの移動局から送信されて基地局 で受信したパケット合成型データユニット110 に含まれる無線ベアラを特定する論理チャネ ルの情報に基づいて論理チャネル毎に分割し た前記プロトコルデータユニット120の消失の 有無を検出し、その消失したプロトコルデー タユニット120の無線ベアラ及び前記消失した プロトコルデータユニットのデータ量を推定 するMACロス検出・推定部23と、前記分割した ロトコルデータユニット120を上位装置用の ービスデータユニット130に組み立てる際に ける前記プロトコルデータユニットの消失 有無を検出し、前記MACロス検出・推定部23 推定した前記データ量に基づいて、前記サ ビスデータユニットを組み立てる際のプロ コルデータユニットの消失量を推定するRLC ス検出・推定部32と、前記RLCロス検出・推定 部32からの推定データ量に基づいて前記サー スデータユニットのフレーム番号を補正す 補正部41とを有することを特徴とする。

 本発明の実施形態によれば、MAC SDU生成 22を用いて、移動通信システムの移動局から 送信されて基地局で受信したパケット合成型 データユニット110に含まれる無線ベアラを特 定する論理チャネルの情報に基づいて、論理 チャネル毎に前記パケット合成型データユニ ットを複数のプロトコルデータユニット120に 分割する。次に、MACロス検出・推定部32を用 て、前記論理チャネル毎に分割した前記プ トコルデータユニットの消失の有無を検出 、その消失したプロトコルデータユニット 無線ベアラ及び前記消失したプロトコルデ タユニットのデータ量を推定する。次いで RLC SDU生成部31を用いて、前記分割したプロ トコルデータユニットを上位装置用のサービ スデータユニット130に組み立て、前記サービ スデータユニット130を組み立てる際でのプロ トコルデータユニットの消失の有無を検出し 、前記推定したデータ量に基づいて、前記サ ービスデータユニットを組み立てる際でのプ ロトコルデータユニットの消失量を推定する 。次に、補正部41を用いて、前記サービスデ タユニットを組み立てる際に推定した前記 ータ量に基づいて前記サービスデータユニ ト130のフレーム番号を補正する。

 次に、本発明の実施形態を具体例に基づ て更に詳細に説明する。図1に示す例では、 MAC検出・推定部23としてMACレイア20のロウ検 ・推定部23を用い、RLC検出・推定部32としてR LCレイア31のロウ検出・推定部31を用い、補正 部41の機能をPDCPレイア10のデサイファ部41に 行させている。

 MACレイヤ20は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Req uest)部21、MAC SDU生成部22、およびロス検出推 部23を含む。HARQ部21は、受信信号を再送合 して受信信号の品質を高める。MAC SDU生成部 22は、HARQ部21から出力された信号からMAC SDU 作成する。ロス検出推定部23は、HARQ部21でロ スが発生した信号について、ユーザ端末1毎 判断し、その旨をRLCレイヤ30に通知する。

 RLCレイヤ30は、RLC SDU生成部31、およびロ 検出推定部32を含む。RLC SDU生成部31は、MAC イヤ20から入力されたMAC SDUからRLC SDUを作 する。ロス検出推定部32は、MACレイヤ20から のロス情報、およびRLCヘッダ121(後述)のSNの 続性のチェック結果などから、ロスが発生 たデータについてRB毎に判断し、その旨をPDC Pレイヤ40に通知する。

 PDCPレイヤ40は、デサイファ部41、およびPD CP SDU生成部42を含む。デサイファ部41は、RLC イヤ30から入力されたRLC SDUおよびロス情報 を使用してHFNの補正を行い、HFNとSNからなる ウントなどのパラメータを使用して秘匿を 除する。PDCP SDU生成部42は、PDCP SDUを作成 て上位装置に送出する。

 図2は、図1で示す基地局10において処理さ れる各データの構成を示す概念図である。MAC レイヤ20から送出されるMAC PDU110は、先頭にMA Cヘッダ111と、後に続く複数のRLC PDU120(=MAC SD U)とからなる。MAC PDU110は複数のRBを含むが、 RLC PDU120はRBごとの処理となる。RLCレイヤ30か ら送出されるRLC PDU120は、先頭にRLCヘッダ121 、後に続く複数のPDCP PDU130(=RLC SDU)とから る。PDCP PDU130は、各々がPDCPヘッダ131を含む

 基地局10のMACレイヤ20は、スケジューリン グにより下りリンクで対向するユーザ端末1 上り送信を許可する信号を与える。ユーザ 末1は、この上り送信許可を受けて、上り信 をMAC PDU110として送信する。HARQ部21は、ア テナ2、検波部3、およびAD変換部4から入力さ れた受信信号について、上り受信信号の中で 正しく受信できていない部分をユーザ端末1 再送させ、再送された部分を正しく受信で た部分と合成する(これを再送合成という)。 これによって、MAC SDU生成部22に送り出す受 信号の品質を高める。

 図3は、図1に示した基地局10が行うロス推 定とHFNの補正の処理を表すフローチャートで ある。HARQ部21はMAC PDU110毎に埋め込まれてい CRCなどのデータ正常性のチェック結果が正 い場合にMAC SDU生成部22の処理に進む。HARQ 最大再送回数に達してもデータ正常性のチ ック結果が正しくならない場合には、該デ タをロスとする。そこに含まれるデータ量 表すMAC PDU110のサイズは、MACヘッダ111に含ま れる復号情報から知ることが可能である。

 MAC PDU110は複数のRLC PDU120からなっている が、MACヘッダ111にRBを特定する論理チャネル 情報が含まれているため、MAC SDU生成部22は それに従ってMAC PDU110をRBごとのRLC PDU120に分 割する。RB数は、データの送受信開始の前に 位のRRC(Radio Resource Control、図示せず)レイ で情報を交換し、各レイヤ(PDCPレイヤ40、RLC イヤ30、MACレイヤ20)に通知されているため 既知である。

 ロス検出推定部23は、MAC PDU110でロスが発 生した論理チャネルとその量を推定する(図3: ステップS201)。前述のようにユーザ端末1に予 め送信許可の信号を与えているので、どのユ ーザ端末1からの信号かは自明である。しか 、ユーザ端末1から受信するRB数が2以上であ 場合は、まずロスした信号に該当するRBを 定する必要がある。

 そこで、ロス検出・推定部23は、定期的 送受信される無線ベアラが一定間隔経過後 未受信である場合に当該無線ベアラがロス たと推定する。或いは、ロス検出・推定部23 は、前後の正常に受信できた無線ベアラに含 まれる無線ベアラの割合から前記ロスした無 線ベアラとデータ量とを推定する。或いは、 ロス検出・推定部23は、前記ロスした無線ベ ラの中に定速度通信を行っている無線ベア が含まれる場合、前記ロスした無線ベアラ データ量から前記定速度通信を行っている 線ベアラの容量を除いた容量を、不定速度 信を行っている無線ベアラでロスしたデー 量の最大値であると推定する。これらにつ て、具体的に説明する。

 まず、ロス検出・推定部23が、定期的に 受信される無線ベアラが一定間隔経過後に 受信である場合に当該無線ベアラがロスし と推定する場合について説明する。ロス検 ・推定部23は、VoIP(Voice over Internet Protocol) どのように定期的に一定量αのデータを送受 信する定速度通信を行うRBが存在するか否か 判断する(図3:ステップS202)。ロス検出推定 23は、RBが存在する場合は、ロスしたMAC PDU11 0のデータ量から定速度通信を行うRBに該当す るデータ量を除いた量を、不定速度通信(定 度通信ではない通信)におけるロスの最大量 して推定する(図3:ステップS203)。

 RBが定速度通信を行っている場合は、一 時間T毎に一定量αのデータを送信すること 期待されるので、ロス検出推定部23は、前回 信号を受信した時から一定時間T以上経過し も該RBの信号を受信できていない場合は、そ のRBにおいて一定量αの信号をロスしたこと 推定する。なお、前回信号を受信した時お びRBの信号を受信できていないというのは、 HARQの初回送信の受信をいい、HARQ部21の出力 はない。また、一定時間Tは正確に一定時間 隔とは限らないので、ロス検出推定部23は 一定時間T後のある幅を持った時間内に受信 きているかいないかを判断する。

 次に、ロス検出・推定部23が、前後の正 に受信できた無線ベアラに含まれる無線ベ ラの割合から前記ロスした無線ベアラとデ タ量とを推定する場合について説明する。RB が不定速度通信を行っている場合は、ロスし た信号に該当するRBの特定が難しくなる。し しながら、特定のRBに着目すると狭い時間 囲内は継続することが予想されるため、ロ 検出推定部23は、時間軸上において該信号の 前後の信号から、その信号と同じRBがロスし と推定する。MAC PDU110内にはパディングや 御用のデータが含まれている場合があるの 、正確にロスしたデータ量は計算できない しかしながら、当該RBがロスしたデータの量 は、MAC PDU110のサイズがロスしたデータの量 下であることは明らかであるので、ロス検 推定部23は、MAC PDU110のサイズを当該RBがロ したデータ量の最大値とすることができる

 また、ここでいう「前後の信号」は、1つ 前および1つ後の正常に受信できた信号の両 もしくはいずれか一方としてもよいし、2つ 上前もしくは2つ以上後の信号の情報を平均 化して使用してもよい。

 次に、ロス検出・推定部23が、前記ロス た無線ベアラの中に定速度通信を行ってい 無線ベアラが含まれる場合、前記ロスした 線ベアラとデータ量から前記定速度通信を っている無線ベアラの容量を除いた容量を 不定速度通信を行っている無線ベアラでロ したデータ量の最大値であると推定する場 について説明する。

 例えば、1つのMAC PDU110の中に20msec毎に100 イトのデータを送受信するRB1と、それ以外 RB2、RB3がある無線通信で、HARQが最大再送回 数に達してロスしたMAC PDU110が4000バイトと判 明したという例を考える。この例ではα=100バ イト/20msecである。

 ロス検出推定部23は、前回RB1のHARQ初回送 を受信した時から、今回ロスしたMAC PDU110 HARQ初回送信を受信するまでの時間が20msec+β 超えている場合は、ロスしたMAC PDUにRB1が まれていて、そのデータ量は100バイトと推 する。ここでβは時間幅を持たせるための係 数であり、例えば10msecである。

 ロス検出推定部23は、残りの3900バイトに 、RB2とRB3が含まれていると推定できるが、 前の受信成功したMAC PDUのデータにRB2が含 れていてRB3が含まれていなければ、RB2が最 で3900バイトであったと推定する。ロス検出 定部23は、実際の計算には、ヘッダ長を考 して計算する。ロス検出推定部23はこのよう にして、ロスした信号のRBの推定およびロス たデータ量を推定し、RLCレイヤ30へ通知す 。

 次に、基地局のRLCレイヤ30は、RLC SDU生成 部31でMAC SDU120からRLC SDU130を作成する。RLC P DU120は複数のPDCP PDU130からなっているが、複 のPDCP PDU130を結合・分割してRLC PDU120が作 されているため、PDUの区切りは一致しない RLCヘッダ121には、PDCP PDU130を作成するため 区切りを示す情報と、RLC PDU120の番号を示す RLC SN122が含まれている。RLC SDU生成部31は、 のRLCヘッダ121の情報を基にしてRLC SDU130を 成する。

 RLCレイヤ30のロス検出・推定部32は、RLC S DU130のロスを検出・推定する。具体的には、 ス検出・推定部32は、前記データユニット 含まれるシリアルナンバーの連続性に基づ て前記ロスしたデータ量を推定する。RLCヘ ダ121には、ユーザ端末1であらかじめ連番が えられて発信されている。この連番を、こ ではRLC SN122という。ロス検出・推定部32は このRLC SN122の番号連続性からRLC PDU120のロ を検出する。

 ロス検出・推定部32は、RLC SN122の連続性 判定し(図3:ステップS204)、この連続性とMAC イヤ20のロス検出推定部23が推定した推定ロ データ量から、RLC PDU120のロス量を推定す (図3:ステップS205)。RLC SNが3以上離れていれ 、2以上の連続したRLC PDU120がロスしている この不連続部分でロスしたデータの推定デ タ量は、各々のRLC PDU120でロスした推定デ タ量の合計となる。

 前述の例で、ロス検出・推定部32は、RB2 ロスしている場合、ロスしたRLC PDU120が単発 であったすると、ロスデータ量は最大で3900 イトと推定する。ロス検出・推定部32は、実 際の計算には、ヘッダ長を考慮して計算する 。このようにして、ロス検出・推定部32は、 スデータ量を推定し、PDCPレイヤ40へ通知す 。

 次に、基地局のPDCPレイヤ40は、デサイフ 部41でPDCPヘッダ131に含まれるPDCP SN133と自 的に保持しているHFN132とからカウントを求 、カウントなどのパラメータを使用して秘 を解除する。

 ここで、ロスが継続して発生して発生し 場合は、HFN132は同期が取れなくなることが る。そのためHFN132の補正が必要である。そ で、デサイファ部41は、PDCPヘッダ131内のPDCP  SN133の連続性からPDCP PDU130のロスを検出す 。また、デサイファ部41は、RLCレイヤからの ロスした推定データ量からPDCP PDU130のロス量 を推定する。

 デサイファ部41は、前後の平均的なPDCP PD U130のサイズからロスしたPDCP PDU130の数を推 して、正常に受信できたPDCP PDU130の実際のPD CP SN133から最も近いPDCP PDU130のロス数を確定 する(図3:ステップS206)。この場合、デサイフ 部41は、ロスした推定データ量が最大値で ることを考慮して、推定したPDCP PDU130のロ 量を超えない最も近い値をPDCP PDU130のロス として確定することも可能である。PDCP PDU13 0のロス数が確定すれば、それに基づいてHFN13 2を補正することが可能となる。

 図4は、図1で示したPDCPレイヤ40において1 期以上のデータの欠落が発生した場合の同 の維持の様子を示す概念図である。図4では PDCP SN133およびHFN132をいずれも2進法で表記し ている。送信側(ユーザ端末1)からの送信信号 のRB2で、HFN132の値が「100」~「110」まで推移 て、各々のHFN132の値の中で2ビットのPDCP SN13 3の値が「00」~「11」まで循環する。

 ここで、受信側のPDCPレイヤ40において、 信したRB2において前述のように3900バイトの データ量のロスが発生した。このとき、デサ イファ部41は、平均的なPDCP PDU130のサイズが6 75バイトであれば、3900バイトのデータ量のロ スから約6個のPDCP PDU130がロスしたと推定す 。

 図4で、前回正常受信したPDCP PDU130のPDCP  SN133が2(2進数で10)でHFNは4(2進数で100)、今回正 常受信したPDCP PDU130のPDCP SN133が0(2進数で00) あれば、抜けたPDCP PDU130の数は1個、5個、9 、…が考えられる。デサイファ部41は、前 のようにロスしたPDCP PDU130の数の推定値は6 あり、この値に最も近い値は5個であるので 、実際にロスしたPDCP PDU130の数は5個と確定 る。この時、デサイファ部41は、HFNを6(2進数 で110)と補正する。なお、デサイファ部41は、 実際の計算には、ヘッダ長を考慮して計算す る。

 なお、デサイファ部41は、PDCP PDU130のサ ズとして平均的な値を用いる他に、最大値 最小値、順序、分布などから推定すること できる。デサイファ部41は、例えば、1200バ トと150バイトのPDCP PDU130が交互に継続して る場合、3900バイトの内訳は、1200バイト、150 バイト、1200バイト、150バイト、1200バイトで ることが推定できる。この後、PDCP SDU生成 42は、デサイファ部41からの情報に基づいて PDCP SDUを作成して上位装置(図示せず)へデー を送出する。

 以上で挙げた例では、MACレイヤ20でロス たRBとデータ量を推定し、RLCレイヤ30で不定 度通信全体のロスしたデータ量を推定して PDCPレイヤ40のデサイファ部41は、ロスしたPD CP PDU数を推定して、HFNを補正した。さらに デサイファ部41は、これに加えて実際に確定 したロス情報からロスしたRBやデータ量を補 することができる。

 例えば、前述の例では、MACレイヤ20のロ 検出・推定部23は、RB1のロス量を100バイトと して推定し、RB2とRB3とを合わせて最大で3900 イトのロスがあり、直前の受信成功したMAC  PDU110のデータにRB2が含まれていてRB3が含まれ ていなければ、RB2のロスが最大で3900バイト 推定している。

 しかし、RB1のPDCPレイヤ40でPDCP SNの連続 が保たれておりロスが確認できない場合は MACレイヤ20のロス検出・推定部23は、MACレイ の推定に問題があったと判断して、RB2とRB3 わせて最大で4000バイトであると再推定して もよい。

 また、RB2のPDCPレイヤ40でPDCP SN133の連続 が保たれていないが、推定ロス量が大きす る場合、例えば、PDCP PDU130のロス数は1しか えられない場合は、PDCP PDU130の最大サイズ 1500バイトであると推定される。この場合、 PDCPレイヤ40のデサイファ部41は、MACレイヤ20 推定に問題があったと判断して、RB3でもロ が発生していて、その損失の最大値は2500バ トであると再推定してもよい。

 これまで本発明について図面に示した特 の実施の形態をもって説明してきたが、本 明は図面に示した実施の形態に限定される のではなく、本発明の効果を奏する限り、 れまで知られたいかなる構成であっても採 することができることは言うまでもないこ である。

 この出願は2008年3月31日に出願された日本 出願特願2008-092864を基礎とする優先権を主張 、その開示の全てをここに取り込む。

 本発明は、移動通信システムの秘匿処理 適用できる。

本発明の一実施の形態に係る基地局の 成を示す機能ブロック図である。 図1で示す基地局において処理される各 データの構成を示す概念図である。 図1に示した基地局が行うロス推定とHFN の補正の処理を表すフローチャートである。 図1で示したPDCPレイヤにおいて1周期以 のデータの欠落が発生した場合の同期維持 様子を示す概念図である。 汎用の秘匿処理に係る基地局の構成を す機能ブロック図である。 図5に示すデサイファ部で行われる秘匿 処理の概要を示す概念図である。 図6で示したHFNとSNとの関係を示す概念 である。

符号の説明

 1 ユーザ端末(移動局)
 2 アンテナ
 3 検波部
 4 AD変換部
 5 復調部
 10 秘匿処理装置
 20 MACレイヤ
 21 HARQ部
 22 MAC SDU生成部
 23 ロス検出推定部
 30 RLCレイヤ
 31 RLC SDU生成部
 32 ロス検出推定部
 40 PDCPレイヤ
 41 デサイファ部(補正部)
 42 PDCP SDU生成部
 110 MAC PDU
 111 MACヘッダ
 120 RLC PDU
 121 RLCヘッダ
 122 RLC SN
 130 PDCP PDU
 131 PDCPヘッダ
 132 HFN
 133 PDCP SN