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Title:
CONNECTOR UNIT AND ELECTRONIC DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/113124
Kind Code:
A1
Abstract:
A connector unit has an elongated shape in which a flexible substrate (120) on one surface of which a main connector (110), a first sub-connector (111), and a second sub-connector (112) are mounted is bent at a plurality of portions and the main connector (110) is positioned on one end of one surface and the first sub-connector (111) and the second sub-connector (112) are positioned on the other end of the one surface. This makes it possible to provide the connector unit whose special structure in which one ends of two flexible substrates are connected to the one main connector and the first sub-connector and the second sub-connector are individually mounted on the other ends of the flexible substrates can be easily manufactured.

Inventors:
YOSHIDA NOBUHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/000532
Publication Date:
September 17, 2009
Filing Date:
March 11, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SUMITOMO BAKELITE CO (JP)
YOSHIDA NOBUHIRO (JP)
International Classes:
H01R35/00; H01R12/59; H01R25/00; H04M1/02; H05K1/18
Foreign References:
JP2006128808A2006-05-18
JP2004222173A2004-08-05
JP2004222145A2004-08-05
JP2003110675A2003-04-11
Attorney, Agent or Firm:
HAYAMI, SHINJI (JP)
Shinji Hayami (JP)
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Claims:
 複数の接続コネクタがフレキシブル基板に実装されている構造のコネクタユニットであって、
 前記接続コネクタの一個であるメインコネクタと、
 前記接続コネクタの一個であり前記メインコネクタより小型の第一サブコネクタと、
 前記接続コネクタの一個であり前記メインコネクタより小型の第二サブコネクタと、
 前記メインコネクタと前記第一サブコネクタと前記第二サブコネクタとが一面に実装されているフレキシブル基板と、を有し、
 前記フレキシブル基板が複数箇所で曲折されることで片面の一端に前記メインコネクタが位置するとともに他端に前記第一サブコネクタと前記第二サブコネクタとが位置する細長形状となっているコネクタユニット。
 前記第一サブコネクタと前記第二サブコネクタとが曲折された前記フレキシブル基板の長手方向に配列されている請求項1に記載のコネクタユニット。
 前記フレキシブル基板は、前記メインコネクタと前記第一サブコネクタとを結線するプリント配線が形成されている細長形状の第一細長部分と、前記メインコネクタと前記第二サブコネクタとを結線するプリント配線が形成されている細長形状の第二細長部分と、を有し、
 前記曲折により前記第一細長部分と前記第二細長部分とが重ね合わされている請求項1または2に記載のコネクタユニット。
 前記フレキシブル基板は、曲折されていない状態では、前記メインコネクタが上面に実装されているメイン実装部分と、前記メイン実装部分に後方から隣接する前記第一細長部分と、前記第一細長部分に後方から隣接して前記第一サブコネクタが上面に実装されている第一実装部分と、前記メイン実装部分に前方から隣接する第一接続部分と、前記第一接続部分に左右の一方から隣接する第二接続部分と、前記第二接続部分に後方から隣接する前記第二細長部分と、前記第二接続部分に後方から隣接して前記第二サブコネクタが上面に実装されている第二実装部分と、を有し、
 前記曲折されている状態では、前記メイン実装部分と前記第一接続部分との境界が山折りされており、前記メイン実装部分と前記第一細長部分との境界が山折りされており、前記第一接続部分と前記第二細長部分との境界が谷折りされており、前記第一細長部分と前記第一実装部分との境界が山折りされている請求項3に記載のコネクタユニット。
 前記フレキシブル基板は、曲折されていない状態では、前記メインコネクタが上面に実装されているメイン実装部分と、前記メイン実装部分に後方から隣接する前記第一細長部分と、前記第一細長部分に後方から隣接して前記第一サブコネクタが上面に実装されている第一実装部分と、前記メイン実装部分に前方から隣接する前記第二細長部分と、前記第二細長部分に前方から隣接して前記第二サブコネクタが上面に実装されている第二実装部分と、を有し、
 前記曲折されている状態では、前記メイン実装部分と前記第一細長部分との境界が山折りされており、前記第一細長部分と前記第一実装部分との境界が山折りされている請求項3に記載のコネクタユニット。
 複数の回路基板がコネクタユニットで接続されている構造の電子機器であって、
 請求項1ないし5の何れか一項に記載のコネクタユニットと、
 前記回路基板の一個であって前記コネクタユニットのメインコネクタが接続されているメイン基板と、
 前記回路基板の一個であって前記コネクタユニットの第一サブコネクタが接続されている第一サブ基板と、
 前記回路基板の一個であって前記コネクタユニットの第二サブコネクタが接続されている第二サブ基板と、
を有する電子機器。
 第一ハウジングと、第二ハウジングと、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとを相対的にスライド自在に支持しているスライド機構とを、さらに有し、
 前記メイン基板が前記第一ハウジングに内蔵されており、
 前記第一サブ基板と前記第二サブ基板とが前記第二ハウジングに内蔵されている請求項6に記載の電子機器。
 前記コネクタユニットが請求項3ないし5の何れか一項に記載の構成からなり、
 前記メイン基板と前記第一サブ基板とが湾曲している前記第一細長部分で接続されており、
 前記メイン基板と前記第二サブ基板とが湾曲して前記第一細長部分に重ね合わされている前記第二細長部分で接続されている請求項7に記載の電子機器。
 前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとがスライド移動しても前記第一細長部分と前記第二細長部分との湾曲部分が所定の間隔を維持する関係に前記メインコネクタと前記第一サブコネクタと前記第二サブコネクタとの位置および前記第一細長部分と前記第二細長部分との全長が設定されている請求項8に記載の電子機器。
 前記第一細長部分と前記第二細長部分との間隔Iが、
 0.1mm≦I≦1mm
を満足している請求項9に記載の電子機器。
 前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとのスライド移動のストロークS、前記第一細長部分と前記第二細長部分との内側に位置する一方の疑似的な曲率半径Rが、
 20mm≦S≦50mm
 0.5mm≦R≦10mm
を満足している請求項10に記載の電子機器。
 前記曲率半径Rが、
 1mm≦R≦3mm
を満足している請求項11に記載の電子機器。
 請求項4に記載のコネクタユニットの前記フレキシブル基板であって、
 前記メインコネクタが上面に実装されるメイン実装部分と、
 前記メイン実装部分に後方から隣接する第一細長部分と、
 前記第一細長部分に後方から隣接して前記第一サブコネクタが上面に実装される第一実装部分と、
 前記メイン実装部分に前方から隣接する第一接続部分と、
 前記第一接続部分に左右の一方から隣接する第二接続部分と、
 前記第二接続部分に後方から隣接する第二細長部分と、
 前記第二接続部分に後方から隣接して前記第二サブコネクタが上面に実装される第二実装部分と、
を有するフレキシブル基板。
 請求項5に記載のコネクタユニットの前記フレキシブル基板であって、
 前記メインコネクタが上面に実装されるメイン実装部分と、
 前記メイン実装部分に後方から隣接する第一細長部分と、
 前記第一細長部分に後方から隣接して前記第一サブコネクタが上面に実装される第一実装部分と、
 前記メイン実装部分に前方から隣接する第二細長部分と、
 前記第二細長部分に前方から隣接して前記第二サブコネクタが上面に実装される第二実装部分と、
を有するフレキシブル基板。
 請求項4に記載のコネクタユニットの製造方法であって、
 前記メインコネクタが上面に実装されるメイン実装部分と、前記メイン実装部分に後方から隣接する第一細長部分と、前記第一細長部分に後方から隣接して前記第一サブコネクタが上面に実装される第一実装部分と、前記メイン実装部分に前方から隣接する第一接続部分と、前記第一接続部分に左右の一方から隣接する第二接続部分と、前記第二接続部分に後方から隣接する第二細長部分と、前記第二接続部分に後方から隣接して前記第二サブコネクタが上面に実装される第二実装部分と、を有する前記フレキシブル基板を形成し、
 前記メイン実装部分の上面に前記メインコネクタを実装し、前記第一実装部分の上面に前記第一サブコネクタを実装し、前記第二実装部分の上面に前記第二サブコネクタを実装し、
 前記メイン実装部分と前記第一接続部分との境界を山折りし、前記メイン実装部分と前記第一細長部分との境界を山折りし、前記第一接続部分と前記第二細長部分との境界を谷折りし、前記第一細長部分と前記第一実装部分との境界を山折りする製造方法。
 請求項5に記載のコネクタユニットの製造方法であって、
 前記メインコネクタが上面に実装されるメイン実装部分と、前記メイン実装部分に後方から隣接する第一細長部分と、前記第一細長部分に後方から隣接して前記第一サブコネクタが上面に実装される第一実装部分と、前記メイン実装部分に前方から隣接する第二細長部分と、前記第二細長部分に前方から隣接して前記第二サブコネクタが上面に実装される第二実装部分と、を有する前記フレキシブル基板を形成し、
 前記メイン実装部分の上面に前記メインコネクタを実装し、前記第一実装部分の上面に前記第一サブコネクタを実装し、前記第二実装部分の上面に前記第二サブコネクタを実装し、
 前記メイン実装部分と前記第一細長部分との境界を山折りし、前記第一細長部分と前記第一実装部分との境界を山折りする製造方法。
 相対的にスライド自在な複数の本体ハウジングの各々に回路基板が内蔵されている構造の電子機器であって、
 前記本体ハウジングの一個である第一ハウジングと、前記本体ハウジングの一個である第二ハウジングと、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとを相対的にスライド自在に支持しているスライド機構と、前記第一ハウジングに内蔵されている前記回路基板であるメイン基板と、前記第二ハウジングに内蔵されている前記回路基板である第一サブ基板と、前記第一サブ基板と並列に前記第二ハウジングに内蔵されている前記回路基板である第二サブ基板と、前記メイン基板を前記第一サブ基板と前記第二サブ基板とに接続しているコネクタユニットと、を有し、
 前記コネクタユニットが、前記メイン基板に接続されている接続コネクタであるメインコネクタと、前記第一サブ基板に接続されている接続コネクタである第一サブコネクタと、前記第二サブ基板に接続されている接続コネクタである第二サブコネクタと、前記メインコネクタと前記第一サブコネクタとを接続しているフレキシブル基板からなる第一細長部分と、前記メインコネクタと前記第二サブコネクタとを接続しているフレキシブル基板からなる第二細長部分と、を有し、
 前記メイン基板と前記第一サブ基板とが湾曲している前記第一細長部分で接続されており、前記メイン基板と前記第二サブ基板とが湾曲して前記第一細長部分に重ね合わされている前記第二細長部分で接続されており、
 前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとがスライド移動しても前記第一細長部分と前記第二細長部分との湾曲部分が所定の間隔を維持する関係に前記メインコネクタと前記第一サブコネクタと前記第二サブコネクタとの位置および前記第一細長部分と前記第二細長部分との全長が設定されている電子機器。
 前記第一細長部分と前記第二細長部分との間隔Iが、
 0.1mm≦I≦1mm
を満足している請求項17に記載の電子機器。
 前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとのスライド移動のストロークS、前記第一細長部分と前記第二細長部分との内側に位置する一方の疑似的な曲率半径Rが、
 20mm≦S≦50mm
 0.5mm≦R≦10mm
を満足している請求項18に記載の電子機器。
 前記曲率半径Rが、
 1mm≦R≦3mm
を満足している請求項19に記載の電子機器。
 前記メイン基板に接続されていて前記第一ハウジングの表面に配置されているキーボードユニットと、
 前記第一サブ基板と前記第二サブ基板との少なくとも一方に接続されていて前記第二ハウジングの表面に配置されているディスプレイユニットとを、
さらに有する請求項17ないし20の何れか一項に記載の電子機器。
 前記メイン基板に接続されていて前記第一ハウジングに搭載されているマイクロフォンと、
 前記第一サブ基板と前記第二サブ基板との少なくとも一方に接続されていて前記第二ハウジングに搭載されているスピーカユニットとを、
さらに有する携帯電話端末からなる請求項17ないし21の何れか一項に記載の電子機器。
 前記コネクタユニットが、前記メインコネクタと前記第一サブコネクタと前記第二サブコネクタとが一面に実装されているフレキシブル基板を有し、
 前記フレキシブル基板が複数箇所で曲折されることで片面の一端に前記メインコネクタが位置するとともに他端に前記第一サブコネクタと前記第二サブコネクタとが位置する細長形状となっている請求項17ないし22の何れか一項に記載の電子機器。
 前記フレキシブル基板は、曲折されていない状態では、前記メインコネクタが上面に実装されているメイン実装部分と、前記メイン実装部分に後方から隣接する前記第一細長部分と、前記第一細長部分に後方から隣接して前記第一サブコネクタが上面に実装されている第一実装部分と、前記メイン実装部分に前方から隣接する第一接続部分と、前記第一接続部分に左右の一方から隣接する第二接続部分と、前記第二接続部分に後方から隣接する前記第二細長部分と、前記第二接続部分に後方から隣接して前記第二サブコネクタが上面に実装されている第二実装部分と、を有し、
 前記曲折されている状態では、前記メイン実装部分と前記第一接続部分との境界が山折りされており、前記メイン実装部分と前記第一細長部分との境界が山折りされており、前記第一接続部分と前記第二細長部分との境界が谷折りされており、前記第一細長部分と前記第一実装部分との境界が山折りされている請求項23に記載の電子機器。
 前記フレキシブル基板は、曲折されていない状態では、前記メインコネクタが上面に実装されているメイン実装部分と、前記メイン実装部分に後方から隣接する前記第一細長部分と、前記第一細長部分に後方から隣接して前記第一サブコネクタが上面に実装されている第一実装部分と、前記メイン実装部分に前方から隣接する前記第二細長部分と、前記第二細長部分に前方から隣接して前記第二サブコネクタが上面に実装されている第一実装部分と、を有し、
 前記曲折されている状態では、前記メイン実装部分と前記第一細長部分との境界が山折りされており、前記第一細長部分と前記第一実装部分との境界が山折りされている請求項23に記載の電子機器。
Description:
コネクタユニットおよび電子機

 本発明は、複数の接続コネクタがフレキ ブル基板に実装されている構造のコネクタ ニットに関し、特に、第一ハウジングと第 ハウジングとがスライド自在な構造の電子 器に利用されるコネクタユニットに関する

 また、本発明は、相対的にスライド自在 複数の本体ハウジングの各々に回路基板が 蔵されている構造の電子機器に関し、特に 相対移動する回路基板がフレキシブル基板 らなるコネクタユニットで接続されている 子機器に関する。

 現在、携帯電話端末などの電子機器では その携帯性を向上させるために第一ハウジ グと第二ハウジングとが開閉自在な製品や ライド自在な製品がある。スライド方式の 子機器では、例えば、第一ハウジングと第 ハウジングとがスライド機構によりスライ 自在に連結されている。

 また、第一ハウジングにメイン基板など 呼称される回路基板が内蔵されており、第 ハウジングにサブ基板などと呼称される回 基板が内蔵されている。そのメイン基板と ブ基板とはコネクタユニットで接続されて る。

 このコネクタユニットは、例えば、細長 状に形成されたフレキシブル基板を有する このフレキシブル基板の一面の一端にはメ ンコネクタなどと呼称される接続コネクタ 実装されており、他端にはサブコネクタな と呼称される接続コネクタが実装されてい 。

 上述のような電子機器では、第一ハウジ グのメイン基板にコネクタユニットのメイ コネクタが接続されており、第二ハウジン のサブ基板にサブコネクタが接続されてい 。上述のような電子機器では、コネクタユ ットは、第一ハウジングの内部から第二ハ ジングの内部まで円弧状に湾曲した状態で 置されている。

 上述のような電子機器は、第一ハウジン と第二ハウジングとがスライド自在なので 帯性と操作性とを両立することができる。 れでいて、第一ハウジングに内蔵されてい メイン基板と第二ハウジングに内蔵されて るサブ基板とがコネクタユニットにより有 通信することができる。

 しかも、このコネクタユニットはフレキ ブル基板からなる。このため、コネクタユ ットとメイン基板とサブ基板との有線通信 支障なく第一ハウジングと第二ハウジング をスライド移動させることができ、第一ハ ジングと第二ハウジングとのスライド移動 コネクタユニットが阻害することもない。

 なお、上述のような構造の電子機器として 各種の提案がある(例えば、特許文献1~4参照 )。

特開2006-128808号公報

特開2004-222173号公報

特開2004-222145号公報

特開2003-110675号公報

 現在、上述のような電子機器の多機能化 進行しており、例えば、第二ハウジングに 一サブ基板と第二サブ基板とを並列に内蔵 た製品がある。このような場合、例えば、 一コネクタユニットでメイン基板と第一サ 基板とを接続し、第二コネクタユニットで イン基板と第二サブ基板とを接続すること なる。

 しかし、これでは電子機器の部品数が増 して生産性が低下することになる。しかも メイン基板に二個の接続コネクタを実装す ことになるが、これでは接続コネクタのた にメイン基板の有効面積が減少する。

 これを防止するためには、メイン基板と 一サブ基板とを接続する第一コネクタユニ トと、メイン基板と第二サブ基板とを接続 る第二コネクタユニットとを、一個に集約 ることが想定できる。

 その場合、メイン基板に接続する大型の インコネクタ、第一サブ基板に接続する第 サブコネクタ、第二サブ基板に接続する第 サブコネクタ、メイン基板と第一サブ基板 を結線するフレキシブル基板からなる第一 長部分、メイン基板と第二サブ基板とを結 するフレキシブル基板からなる第二細長部 、を用意する。

 つぎに、メインコネクタに第一細長部分 一端と第二細長部分の一端とを接続し、第 細長部分の他端に第一サブコネクタを接続 るとともに第二細長部分の他端に第二サブ ネクタを接続すればよい。

 しかし、これでは一個のメインコネクタ 第一細長部分と第二細長部分とを重ね合わ た状態で接続する必要がある。この場合、 業が立体的となるために容易ではなく、作 を機械化することも困難である。

 また、上述のような構造のコネクタユニ トでメイン基板を第一サブ基板と第二サブ 板とに接続する場合、第一細長部分と第二 長部分とは湾曲した状態で重ね合わされる とになる。

 しかし、このような構造で第一ハウジン と第二ハウジングとがスライド移動すると 第一細長部分と第二細長部分とが緩衝する とがある。この場合、第一細長部分や第二 長部分に断線が発生したり、メインコネク や第一サブコネクタや第二サブコネクタが イン基板や第一サブ基板や第二サブ基板か 脱落するなど、障害が発生することがある

 本発明は上述のような課題に鑑みてなさ たものであり、フレキシブル基板からなる 一細長部分と第二細長部分との一端が一個 メインコネクタに接続されていて他端に第 サブコネクタと第二サブコネクタとが個々 実装されている構造を簡易に製造すること できる構造のコネクタユニットを提供する のである。

 さらに、本発明は上述のような課題に鑑 てなされたものであり、第一ハウジングと 二ハウジングとをスライド移動させてもコ クタユニットの第一細長部分と第二細長部 とが緩衝しない構造の電子機器を提供する のである。

 本発明のコネクタユニットは、複数の接 コネクタがフレキシブル基板に実装されて る構造のコネクタユニットであって、接続 ネクタの一個であるメインコネクタと、接 コネクタの一個でありメインコネクタより 型の第一サブコネクタと、接続コネクタの 個でありメインコネクタより小型の第二サ コネクタと、メインコネクタと第一サブコ クタと第二サブコネクタとが一面に実装さ ているフレキシブル基板と、を有し、フレ シブル基板が複数箇所で曲折されることで 面の一端にメインコネクタが位置するとと に他端に第一サブコネクタと第二サブコネ タとが位置する細長形状となっている。

 従って、本発明のコネクタユニットでは 二枚のフレキシブル基板の一端が一個のメ ンコネクタに接続されていて他端に第一サ コネクタと第二サブコネクタとが個々に実 されている構造が、メインコネクタと第一 ブコネクタと第二サブコネクタとが一面に 装された一個のフレキシブル基板から形成 れる。

 本発明の電子機器は、複数の回路基板が ネクタユニットで接続されている構造の電 機器であって、本発明のコネクタユニット 、コネクタユニットのメインコネクタが接 されている回路基板の一個であるメイン基 と、コネクタユニットの第一サブコネクタ 接続されている回路基板の一個である第一 ブ基板と、コネクタユニットの第二サブコ クタが接続されている回路基板の一個であ 第二サブ基板と、を有する。

 本発明の第一のフレキシブル基板は、本 明の一のコネクタユニットのフレキシブル 板であって、メインコネクタが上面に実装 れるメイン実装部分と、メイン実装部分に 方から隣接する第一細長部分と、第一細長 分に後方から隣接して第一サブコネクタが 面に実装される第一実装部分と、メイン実 部分に前方から隣接する第一接続部分と、 一接続部分に左右の一方から隣接する第二 続部分と、第二接続部分に後方から隣接す 第二細長部分と、第二接続部分に後方から 接して第二サブコネクタが上面に実装され 第二実装部分と、を有する。

 本発明の第二のフレキシブル基板は、本 明の他のコネクタユニットのフレキシブル 板であって、メインコネクタが上面に実装 れるメイン実装部分と、メイン実装部分に 方から隣接する第一細長部分と、第一細長 分に後方から隣接して第一サブコネクタが 面に実装される第一実装部分と、メイン実 部分に前方から隣接する第二細長部分と、 二細長部分に前方から隣接して第二サブコ クタが上面に実装される第二実装部分と、 有する。

 本発明の第一の製造方法は、本発明の一 コネクタユニットの製造方法であって、メ ンコネクタが上面に実装されるメイン実装 分と、メイン実装部分に後方から隣接する 一細長部分と、第一細長部分に後方から隣 して第一サブコネクタが上面に実装される 一実装部分と、メイン実装部分に前方から 接する第一接続部分と、第一接続部分に左 の一方から隣接する第二接続部分と、第二 続部分に後方から隣接する第二細長部分と 第二接続部分に後方から隣接して第二サブ ネクタが上面に実装される第二実装部分と を有するフレキシブル基板を形成し、メイ 実装部分の上面にメインコネクタを実装し 第一実装部分の上面に第一サブコネクタを 装し、第二実装部分の上面に第二サブコネ タを実装し、メイン実装部分と第一接続部 との境界を山折りし、メイン実装部分と第 細長部分との境界を山折りし、第一接続部 と第二細長部分との境界を谷折りし、第一 長部分と第一実装部分との境界を山折りす 。

 本発明の第二の製造方法は、本発明の他 コネクタユニットの製造方法であって、メ ンコネクタが上面に実装されるメイン実装 分と、メイン実装部分に後方から隣接する 一細長部分と、第一細長部分に後方から隣 して第一サブコネクタが上面に実装される 一実装部分と、メイン実装部分に前方から 接する第二細長部分と、第二細長部分に前 から隣接して第二サブコネクタが上面に実 される第二実装部分と、を有するフレキシ ル基板を形成し、メイン実装部分の上面に インコネクタを実装し、第一実装部分の上 に第一サブコネクタを実装し、第二実装部 の上面に第二サブコネクタを実装し、メイ 実装部分と第一細長部分との境界を山折り 、第一細長部分と第一実装部分との境界を 折りする。

 本発明のコネクタユニットでは、二枚の レキシブル基板の一端が一個のメインコネ タに接続されていて他端に第一サブコネク と第二サブコネクタとが個々に実装されて る構造を、メインコネクタと第一サブコネ タと第二サブコネクタとが一面に実装され 一個のフレキシブル基板から形成すること できるので、特殊でありながらも製造が容 な構造を提供することができる。

 本発明の電子機器は、相対的にスライド 在な複数の本体ハウジングの各々に回路基 が内蔵されている構造の電子機器であって 本体ハウジングの一個である第一ハウジン と、本体ハウジングの一個である第二ハウ ングと、第一ハウジングと第二ハウジング を相対的にスライド自在に支持しているス イド機構と、第一ハウジングに内蔵されて る回路基板であるメイン基板と、第二ハウ ングに内蔵されている回路基板である第一 ブ基板と、第一サブ基板と並列に第二ハウ ングに内蔵されている回路基板である第二 ブ基板と、メイン基板を第一サブ基板と第 サブ基板とに接続しているコネクタユニッ と、を有し、コネクタユニットが、メイン 板に接続されている接続コネクタであるメ ンコネクタと、第一サブ基板に接続されて る接続コネクタである第一サブコネクタと 第二サブ基板に接続されている接続コネク である第二サブコネクタと、メインコネク と第一サブコネクタとを接続しているフレ シブル基板からなる第一細長部分と、メイ コネクタと第二サブコネクタとを接続して るフレキシブル基板からなる第二細長部分 、を有し、メイン基板と第一サブ基板とが 曲している第一細長部分で接続されており メイン基板と第二サブ基板とが湾曲して第 細長部分に重ね合わされている第二細長部 で接続されており、第一ハウジングと第二 ウジングとがスライド移動しても第一細長 分と第二細長部分との湾曲部分が所定の間 を維持する関係にメインコネクタと第一サ コネクタと第二サブコネクタとの位置およ 第一細長部分と第二細長部分との全長が設 されている。

 従って、本発明の電子機器では、第一ハ ジングと第二ハウジングとがスライド移動 ても第一細長部分と第二細長部分との湾曲 分が所定の間隔を維持する。従って、第一 ウジングと第二ハウジングとのスライド移 により第一細長部分と第二細長部分とが緩 することがない。

 本発明の電子機器では、第一ハウジング 第二ハウジングとがスライド移動しても第 細長部分と第二細長部分との湾曲部分が所 の間隔を維持することにより、第一ハウジ グと第二ハウジングとのスライド移動によ 第一細長部分と第二細長部分とが緩衝する とがないので、第一細長部分や第二細長部 に断線が発生することや、メインコネクタ 第一サブコネクタや第二サブコネクタがメ ン基板や第一サブ基板や第二サブ基板から 落することなどを、防止することができる

 なお、本発明では前後左右上下の方向を 定しているが、これは本発明の構成要素の 対関係を簡単に説明するために便宜的に規 したものであり、本発明を実施する場合の 造時や使用時の方向を限定するものではな 。

 また、本発明の製造方法には複数の工程 順番に記載してあるが、その記載の順番は 数の工程を実行する順番を限定するもので ない。このため、本発明の製造方法を実施 るときには、その複数の工程の順番は内容 に支障しない範囲で変更することができる

 例えば、メインコネクタと第一サブコネ タと第二サブコネクタとを実装する三つの 程は、当然ながら順不同である。また、フ キシブル基板の各所を曲折させる工程も、 成形状を形成できる範囲で順不同とするこ ができる。

 さらに、異形のフレキシブル基板を形成 てからメインコネクタ等を実装することの 、フレキシブル基板となるシート体にメイ コネクタ等を実装してから、そのシート体 異形のフレキシブル基板として切り出すこ もできる。

 上述した目的、および、その他の目的、特 および利点は、以下に述べる好適な実施の 態、および、それに付随する以下の図面に って、さらに明らかになる。
本発明の実施の形態のコネクタユニッ のフレキシブル基板を曲折していない初期 態を示す平面図である。 フレキシブル基板のメイン実装部分と 一接続部分との境界を山折りした状態を示 平面図である。 フレキシブル基板のメイン実装部分と 一細長部分との境界を山折りした状態を示 平面図である。 フレキシブル基板の第一細長部分と第 実装部分との境界を山折りしたコネクタユ ットの完成状態を示す平面図である。 フレキシブル基板の第一接続部分と第 細長部分との境界を谷折りした状態を示す 面図である。 電子機器の外観を示す斜視図である。 電子機器の内部構造を示す模式的な縦 側面図である。 一変形例のコネクタユニットを示す平 図である。 他の変形例のコネクタユニットを示す 面図である。 さらに他の変形例のコネクタユニット のフレキシブル基板を曲折していない初期状 態を示す平面図である。 完成状態のコネクタユニットを示す平 面図である。

 本発明の実施の一形態を図1ないし図7を 照して以下に説明する。なお、本形態では 図示するように前後左右上下の方向を規定 て説明する。しかし、これは説明を簡単と るために便宜的に規定するものである。従 て、本発明を実施する場合の製造時や使用 の方向を限定するものではない。

 本実施の形態のコネクタユニット100は、 1ないし図5に示すように、複数の接続コネ タ110~112がフレキシブル基板120に実装されて る構造のコネクタユニット100である。

 コネクタユニット100は、接続コネクタ110~ 112の一個であるメインコネクタ110と、接続コ ネクタ110~112の一個でありメインコネクタ110 り小型の第一サブコネクタ111と、接続コネ タ110~112の一個でありメインコネクタ110より 型の第二サブコネクタ112と、メインコネク 110と第一サブコネクタ111と第二サブコネク 112とが一面に実装されているフレキシブル 板120と、を有する。

 コネクタユニット100は、図5に示すように 、フレキシブル基板120が複数箇所で曲折され ることで片面の一端にメインコネクタ110が位 置するとともに他端に第一サブコネクタ111と 第二サブコネクタ112とが位置する細長形状と なっている。

 本実施の形態の電子機器200は、図6に示す ように、相対的にスライド自在な複数の本体 ハウジング231,232の各々に回路基板210~212が内 されている。さらに、複数の回路基板210~212 がコネクタユニット100で接続されている。

 この電子機器200は、本体ハウジングの一 である第一ハウジング231と、本体ハウジン の一個である第二ハウジング232と、第一ハ ジング231と第二ハウジング232とを相対的に ライド自在に支持しているスライド機構233 、第一ハウジング231に内蔵されている回路 板であるメイン基板210と、第二ハウジング2 32に内蔵されている回路基板である第一サブ 板211と、第一サブ基板211と並列に第二ハウ ング232に内蔵されている回路基板である第 サブ基板212と、メイン基板210を第一サブ基 211と第二サブ基板212とに接続しているコネ タユニット100と、を有する。

 より詳細には、本実施の形態のコネクタ ニット100のフレキシブル基板120は、図1等に 示すように、メインコネクタ110と第一サブコ ネクタ111とを結線するプリント配線(図示せ )が形成されている細長形状の第一細長部分1 22と、メインコネクタ110と第二サブコネクタ1 12とを結線するプリント配線(図示せず)が形 されている細長形状の第二細長部分126と、 有する。

 そして、図5に示すように、フレキシブル 基板120の曲折により第一細長部分122と第二細 長部分126とが重ね合わされている。この状態 では、第一サブコネクタ111と第二サブコネク タ112とが曲折されたフレキシブル基板120の長 手方向に配列されている。

 コネクタユニット100のフレキシブル基板1 20は、図1に示すように、曲折されていない状 態では、メインコネクタ110が上面に実装され ているメイン実装部分121と、メイン実装部分 121に後方から隣接する第一細長部分122と、第 一細長部分122に後方から隣接して第一サブコ ネクタ111が上面に実装されている第一実装部 分123と、メイン実装部分121に前方から隣接す る第一接続部分124と、第一接続部分124に左方 から隣接する第二接続部分125と、第二接続部 分125に後方から隣接する第二細長部分126と、 第二接続部分125に後方から隣接して第二サブ コネクタ112が上面に実装されている第二実装 部分127と、を有する。

 コネクタユニット100のフレキシブル基板1 20は、曲折されている状態では、メイン実装 分121と第一接続部分124との境界が山折りさ ており、メイン実装部分121と第一細長部分1 22との境界が山折りされており、第一接続部 124と第二細長部分126との境界が谷折りされ おり、第一細長部分122と第一実装部分123と 境界が山折りされている。

 また、本実施の形態の電子機器200は、例 ば、いわゆる携帯電話端末として形成され いる。電子機器200は、図6および図7に示す うに、第一ハウジング231と、第二ハウジン 232と、第一ハウジング231と第二ハウジング23 2とを相対的にスライド自在に支持している ライド機構233とを、さらに有する。

 このスライド機構233は、例えば、第一ハ ジング231の前面上部と第二ハウジング232の 面下部とに形成されているガイドレールが 互にスライド自在に係合した構造などから る(図示せず)。

 図6に示すように、第一ハウジング231は、 前面下部にキーボードユニット234とマイクロ フォン235とが搭載されている。第二ハウジン グ232は、前面にディスプレイユニット236とス ピーカユニット237とが搭載されている。

 キーボードユニット234とマイクロフォン2 35とは、メイン基板210に接続されている。デ スプレイユニット236とスピーカユニット237 は、第一サブ基板211と第二サブ基板212との なくとも一方に接続されている。

 図7に示すように、メイン基板210は第一ハ ウジング231に内蔵されている。第一サブ基板 211と第二サブ基板212とは第二ハウジング232に 内蔵されている。

 そこで、第一ハウジング231の前面上部と 二ハウジング232の後面下部には開口孔が形 されており、これらの開口孔にコネクタユ ット100が挿通されている。

 そして、メイン基板210と第一サブ基板211 が湾曲している第一細長部分122で接続され いる。また、メイン基板210と第二サブ基板2 12とが湾曲して第一細長部分122に重ね合わさ ている第二細長部分126で接続されている。

 図7に示すように、第一ハウジング231と第 二ハウジング232とがスライド移動しても、第 一細長部分122と第二細長部分126との湾曲部分 が所定の間隔を維持する関係に、メインコネ クタ110と第一サブコネクタ111と第二サブコネ クタ112との位置、および、第一細長部分122と 第二細長部分126との全長、が設定されている 。

 本実施の形態の電子機器200では、第一細 部分122と第二細長部分126との間隔Iが、

 0.1mm≦I≦1mm
を満足している。例えば、間隔Iは、約0.5mmで ある。

 さらに、第一ハウジング231と第二ハウジ グ232とのスライド移動のストロークS、第一 細長部分122と第二細長部分126との内側に位置 する一方の疑似的な曲率半径Rが、

 20mm≦S≦50mm

 1mm≦R≦3mm
を満足している。

 より詳細には、

 1mm≦R≦3mm
を満足しており、例えば、ストロークSは、 40mmであり、曲率半径Rは、約2mmである。

 上述のような構成において、本実施の形 の電子機器200では、図6および図7に示すよ に、第一ハウジング231と第二ハウジング232 をスライド移動させることができるので、 帯性と操作性とを両立させることができる

 第一ハウジング231に内蔵されているメイ 基板210と、第二ハウジング232に内蔵されて る第一サブ基板211および第二サブ基板212と が柔軟なコネクタユニット100で結線されて る。

 このため、第一ハウジング231と第二ハウ ング232とがスライド移動しても、メイン基 210と第一サブ基板211および第二サブ基板212 が支障なく有線通信することができる。

 メイン基板210と第一サブ基板211および第 サブ基板212とを結線しているコネクタユニ ト100のために、第一ハウジング231と第二ハ ジング232とのスライド移動が阻害されるこ もない。

 そして、本実施の形態の電子機器200では メインコネクタ110と第一サブコネクタ111と 二サブコネクタ112との位置、および、第一 長部分122と第二細長部分126との全長、が調 されている。

 このため、第一ハウジング231と第二ハウ ング232とがスライド移動しても、コネクタ ニット100の第一細長部分122と第二細長部分1 26との湾曲部分が所定の間隔を維持する。従 て、第一ハウジング231と第二ハウジング232 がスライド移動しても、コネクタユニット1 00の第一細長部分122と第二細長部分126とが緩 しない。

 このため、本実施の形態の電子機器200で 、第一細長部分122や第二細長部分126に断線 発生することが防止されており、コネクタ1 10~112が基板210~212から脱落することも防止さ ている。

 しかも、電子機器200のコネクタユニット1 00は、二枚のフレキシブル基板の一端が一個 メインコネクタ110に接続されていて他端に 一サブコネクタ111と第二サブコネクタ112と 個々に実装されている構造が、メインコネ タ110と第一サブコネクタ111と第二サブコネ タ112とが一面に実装された一個のフレキシ ル基板120から形成されている。このため、 ネクタユニット100は、特殊な構造でありな らも製造が容易である。

 ここで、本実施の形態のコネクタユニッ 100の製造方法を以下に簡単に説明する。ま 、図1に示すように、メインコネクタ110が上 面に実装されるメイン実装部分121と、メイン 実装部分121に後方から隣接する第一細長部分 122と、第一細長部分122に後方から隣接して第 一サブコネクタ111が上面に実装される第一実 装部分123と、メイン実装部分121に前方から隣 接する第一接続部分124と、第一接続部分124に 左右の一方から隣接する第二接続部分125と、 第二接続部分125に後方から隣接する第二細長 部分126と、第二細長部分126に後方から隣接し て第二サブコネクタ112が上面に実装される第 二実装部分127と、を有する形状に、フレキシ ブル基板120を形成する。

 つぎに、このフレキシブル基板120のメイ 実装部分121の上面にメインコネクタ110を実 し、第一実装部分123の上面に第一サブコネ タ111を実装し、第二実装部分127の上面に第 サブコネクタ112を実装する。

 つぎに、図2に示すように、メイン実装部 分121と第一接続部分124との境界を山折りする 。図3に示すように、メイン実装部分121と第 細長部分122との境界を山折りする。

 図4に示すように、第一細長部分122と第一 実装部分123との境界を山折りする。図5に示 ように、第一接続部分124と第二細長部分126 の境界を谷折りする。これで、本実施の形 のコネクタユニット100が完成する。

 本実施の形態のコネクタユニット100は、 枚のフレキシブル基板の一端が一個のメイ コネクタ110に接続されていて他端に第一サ コネクタ111と第二サブコネクタ112とが個々 実装されている構造が、メインコネクタ110 第一サブコネクタ111と第二サブコネクタ112 が一面に実装された一個のフレキシブル基 120から形成されている。このため、特殊で りながらも製造が容易な構造を提供するこ ができる。

 さらに、本実施の形態の電子機器200は、 述のように第一ハウジング231と第二ハウジ グ232とがスライド移動しても、コネクタユ ット100の第一細長部分122と第二細長部分126 の湾曲部分が所定の間隔を維持する。

 このため、第一ハウジング231と第二ハウ ング232とのスライド移動によりコネクタユ ット100の第一細長部分122と第二細長部分126 が緩衝して断線が発生したり、コネクタ110~ 112が基板210~212から脱落するようなことがな 。

 なお、本発明は本実施の形態に限定され ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲 各種の変形を許容する。例えば、上記形態 は電子機器200として携帯電話端末を想定し 。

 しかし、本発明は第一ハウジングと第二 ウジングとがスライド自在な各種の電子機 に適用することが可能であり、例えば、PDA( Personal Digital Assistance)やパーソナルコンピュ ータなどにも適用可能である(図示せず)。

 さらに、上記形態ではコネクタユニット1 00のフレキシブル基板120の第一接続部分124の 側に第二接続部分125が形成されていること 例示した。しかし、第一接続部分124の右側 第二接続部分125が形成されていてもよい(図 示せず)。

 また、上記形態では、コネクタユニット1 00のフレキシブル基板120として、メインコネ タ110が実装されているメイン実装部分121に 一接続部分124が前方から隣接し、この第一 続部分124に第二接続部分125が左方から隣接 、この第二接続部分125に第二細長部分126と 二実装部分127とが後方から隣接しているこ を例示した。

 しかし、図8に例示するコネクタユニット 300のように、曲折されていない状態のフレキ シブル基板310を直線状に形成しておいてもよ い。より詳細には、このフレキシブル基板310 は、図8(a)に示すように、曲折されていない 態では、メインコネクタ110が上面に実装さ ているメイン実装部分121と、メイン実装部 121に後方から隣接する第一細長部分122と、 一細長部分122に後方から隣接して第一サブ ネクタ111が上面に実装されている第一実装 分123と、メイン実装部分121に前方から隣接 る第二細長部分126と、第二細長部分126に前 から隣接して第二サブコネクタ112が上面に 装されている第二実装部分127と、を有する

 そして、曲折されている状態では、メイ 実装部分121と第一細長部分122との境界が山 りされており、第一細長部分122と第一実装 分123との境界が山折りされている。

 このコネクタユニット300でも、二枚のフ キシブル基板の一端が一個のメインコネク 110に接続されていて他端に第一サブコネク 111と第二サブコネクタ112とが個々に実装さ ている構造を、メインコネクタ110と第一サ コネクタ111と第二サブコネクタ112とが一面 実装された一個のフレキシブル基板310から 成することができる。

 なお、コネクタユニット100,300では、フレ キシブル基板120,310に形成されているプリン 配線により、コネクタ110~112の多数の接続端 が並列に接続されている。ただし、コネク ユニット100,300では、メインコネクタ110と第 二サブコネクタ112とのプリント配線による接 続関係が左右反対となる。

 さらに、上記形態ではコネクタユニット1 00の長手方向に第一サブコネクタ111と第二サ コネクタ112とが配列されることを例示した しかし、図9に例示するコネクタユニット320 のように、その長手方向と直交する方向に第 一サブコネクタ111と第二サブコネクタ112とが 配列されてもよい。

 また、上記形態ではコネクタユニット100 メインコネクタ110と第一サブコネクタ111と 二サブコネクタ112とを有することを例示し 。しかし、図10および図11に例示するコネク タユニット330のように、第三サブコネクタ113 を有してもよい。