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Title:
CONNECTOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/093739
Kind Code:
A1
Abstract:
An insulating housing (21) holding a conductive contact (11) is provided with a container portion (26) for containing an electric wire (51). The contact is provided with a wire-connecting portion (13) arranged in the containing portion. When the electric wire is contained in the container portion, the wire is electrically connected with the wire-connecting portion of the contact.

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JPH10208788CONNECTOR
Inventors:
MATSUMOTO MASAKAZU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/051422
Publication Date:
August 07, 2008
Filing Date:
January 30, 2008
Export Citation:
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Assignee:
JAPAN AVIATION ELECTRON (JP)
MATSUMOTO MASAKAZU (JP)
International Classes:
H01R4/24
Foreign References:
JPH07106002A1995-04-21
JPH1126037A1999-01-29
JPH0822851A1996-01-23
Attorney, Agent or Firm:
IKEDA, Noriyasu et al. (4-10 Nishishinbashi 1-chome,Minato-k, Tokyo 03, JP)
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Claims:
 電線と接続するコネクタにおいて、コンタクトと、該コンタクトを保持するハウジングとを有し、前記コンタクトは、前記電線の芯線と接続する結線部を有し、前記ハウジングは、前記電線を覆いかつ前記結線部に向けて前記電線を押圧し前記芯線と前記結線部とを接続させる覆い部と、前記電線を収容する収容部とを有し、前記結線部は前記収容部に収容され、前記収容部は前記電線を位置決めする位置決め部を有することを特徴とするコネクタ。
 前記結線部は、前記電線の軸方向に形成された一対の圧接刃を有し、前記圧接刃のそれぞれはテーパー部を有し、一方の前記テーパー部は前記軸方向と直交する一面側に形成されており、他方の前記テーパー部は、前記軸方向と直交する他面側に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ。
 電線と接続するコネクタにおいて、絶縁性のハウジングと、前記ハウジングに保持された導電性のコンタクトとを含み、前記ハウジングは、前記電線を収容する収容部を有し、前記コンタクトは、前記収容部に配置された、前記電線に電気的に接続するための結線部を有することを特徴とするコネクタ。
 前記収容部は、前記電線の軸方向の一部をその径方向から受け入れ可能な開放部を有する収容領域を規定しており、前記ハウジングは、さらに、前記収容部に接続され、前記開放部を開閉できる可動な操作部を有することを特徴とする、請求項3に記載のコネクタ。
 前記操作部は、前記収容領域に配置された前記電線の前記軸方向一部を覆うものであることを特徴とする、請求項4に記載のコネクタ。
 前記収容部は、前記開放部を規定する互いに対向した対の端部を有し、前記操作部は、前記対の端部にそれぞれ接続された対の覆い部を有することを特徴とする、請求項4又は5に記載のコネクタ。
 前記位置決め部は、互いに対向した第1及び第2の位置決め部を有し、前記結線部は、前記対の端部の中間に対応して配置されていることを特徴とする、請求項6に記載のコネクタ。
 前記収容部は、前記電線を位置決めする位置決め部を有することを特徴とする、請求項3~7のいずれかに記載のコネクタ。
 前記結線部は、前記収容部の軸方向で互いに位置ズレした一対の圧接刃を有し、前記対の圧接刃は、前記軸方向に直交する方向で互いに反対向きのテーパー部を有することを特徴とする、請求項3~8のいずれかに記載のコネクタ。
 前記結線部は、前記収容部の径方向で互いに対向した一対の圧接刃を有し、前記対の圧接刃の間にスリットが形成されていることを特徴とする、請求項3~8のいずれかに記載のコネクタ。
Description:
コネクタ

 本発明は、電線に接続されるコネクタに する。

 例えば特許文献1(特開平8-22851号公報)には 、接触片を有する簡易圧着部を備え、その接 触片が同軸ケーブルの外皮を突き破って同軸 ケーブルの外部導体編組に接触するようにし た同軸プラグコネクタが開示されている。さ らに、その同軸プラグコネクタでは、コンタ クトが誘電体を切り裂いて中心導体と接触す る。

 また、特許文献2(特開平11-26037号公報)に 、被覆電線の被覆部に食い込む刃部を形成 た結線部を有する端子が開示されている。 体的には、導電基板に両側縁から起立した 壁の内側に、導電基板から起立する複数の 状柱を導電基板の長手方向に千鳥状に配列 、それらの角状柱の先端に斜面を形成し、 面と角状柱の内壁面の角部に、上述した刃 を形成している。そして、被覆電線を両側 の間に挿入したときに、被覆電線の導体部 蛇行状に弾性変形し、弾性力により角状柱 圧接するように角状柱を配置している。

特開平8-22851号公報

特開平11-26037号公報

 特許文献1では、簡易圧着部を上部治具と 下部治具とによって押圧して、上部治具によ り簡易圧着部をカールして同軸ケーブルの外 皮に食い込ませ、一方、簡易圧着部の接触片 を同軸ケーブルの外皮を突き破り、外部導体 編組に接触させる。このため、簡易圧着部が 変形することがあり、圧接に適した位置へ同 軸ケーブルを誘導し難く、同軸ケーブルの位 置ずれが生じるという問題がある。

 特許文献2では、導電基板の側壁が薄いこ とから、角状柱を被覆電線の被覆部に食い込 ませる際に、導電基板の側壁が変形すること があり、被覆電線の導体部と角状柱との接触 位置へ誘導できず、接触不良となるという問 題がある。

 それ故に、本発明の例示的目的は、電線 コンタクトを確実にかつ容易に接続するこ ができ、接続信頼性を向上することができ コネクタを提供することにある。

 本発明の他の例示的目的は、電線に対す コンタクトの接続工程が簡易になり、小型 が可能となり、さらに伝送特性あるいは高 波特性が良好なコネクタを提供することに る。

 本発明の例示的態様によれば、電線と接 するコネクタにおいて、コンタクトと、該 ンタクトを保持するハウジングとを有し、 記コンタクトは、前記電線の芯線と接続す 結線部を有し、前記ハウジングは、前記電 を覆いかつ前記結線部に向けて前記電線を 圧し前記芯線と前記結線部とを接続させる い部と、前記電線を収容する収容部とを有 、前記結線部は前記収容部に収容され、前 収容部は前記電線を位置決めする位置決め を有することを特徴とするコネクタが得ら る。

 本発明の他の例示的態様によれば、電線 接続するコネクタにおいて、絶縁性のハウ ングと、前記ハウジングに保持された導電 のコンタクトとを含み、前記ハウジングは 前記電線を受け入れる収容部を有し、前記 ンタクトは、前記収容部に配置された、前 電線に電気的に接続するための結線部を有 ることを特徴とするコネクタが得られる。

 本発明の例示的態様によると、電線にコ タクトを確実にかつ容易に接続することが き、接続信頼性を向上することができるコ クタを提供することができる。

 本発明の他の例示的態様によると、電線 対するコンタクトの接続工程が簡易になり 小型化が可能となり、さらに伝送特性ある は高周波特性が良好なコネクタを提供する とができる。

本発明の第1の例示的実施例に係るコネ クタを電線接続状態で示す正面図である。 図1の電線接続状態における縦断正面図 である。 図1のIII-III線に沿って得られた断面図 ある。 図1に示したコネクタを電線未接続状態 で示す平面図である。 図4のコネクタに含まれたコンタクトの 拡大正面図である。 図5に示したコンタクトの右側面図であ る。 図5のVII-VII線に沿って得られた断面図 ある。 図4に示したコネクタに電線を接続する 方法を説明するための図であり、コネクタか ら電線が分離している状態を示している。 図4に示したコネクタに電線を接続する 方法を説明するための図であり、コネクタに 電線がセットされた状態を示す平面図である 。 図9のX-X線に沿って得られた断面図で る。 図4に示したコネクタに電線を接続す 方法を説明するための図であり、コネクタ 電線が接続された状態を示す平面図である 図11のXII-XII線に沿って得られた断面図 である。 本発明の第2の実施形態に係るコネク における、図3と同様な断面図である。 図13に示したコネクタにおける、図10 同様な断面図である。 図13及び14のコネクタに含まれたコン クトの拡大正面図である。

 図1-4を参照して、本発明の第1の例示的実 施例に係るコネクタについて説明する。

 コネクタは参照符号1で示され、それには 電線51が接続されている。コネクタ1は、導電 性のコンタクト11と、コンタクト11を保持し いる絶縁性のハウジング21と、ハウジング21 外側に配設されている導電性の外部コンタ ト31とを有する。電線51は同軸ケーブルから なり、芯線52と、芯線52を覆っている誘電体53 と、誘電体53を覆っている外部導体54と、外 導体54を覆っている絶縁性の外皮55とを有し いる。

 コンタクト11は、略長板状の基部12と、電 線51の芯線52に接続するように軸方向即ち軸 X方向の基部12の一端部側に形成されている 線部13と、基部12の軸心X方向の他端部側に形 成されている接触部15とを有する。結線部13 、基部12の長手方向と平行な基部12の一辺か 突出しており、かつ軸心X方向で互いに位置 ズレして形成されている2つの突起状の圧接 13a,13bを有する。

 図5-7をも参照して、コンタクト11につい 説明を追加する。

 2つの圧接刃13a,13bの先端部には、それぞ 、軸心X方向と直交する径方向即ち板厚方向 面にテーパー部13e,13fが形成されている。テ ーパー部13e,13fのそれぞれは、紙面の右側面 ら見ると互いに交差する方向に形成されて る。即ち、一方のテーパー部13eは板厚方向 面の一側に形成されており、他方のテーパ 部13fは、板厚方向の面の他側に形成される なお、図6及び7から理解されるように、テー パー部13e,13fは、コンタクト11の板厚寸法の範 囲内に形成されている。

 接触部15は、基部12の一辺から相対向する ように延びている一対のバネ片15a,15bを有す 。バネ片15a,15bは、コンタクト11の板厚寸法 同じ板厚寸法となっている。

 図1-4に戻り、ハウジング21は、電線51の芯 線52に結線部13を電気的に接続させるために 心X方向の一端部側に形成されている操作部 しての一対の覆い部23,24と、電線51を収容す るために一対の覆い部23,24に連設されている 容部26と、軸心X方向の他端部側に形成され いる略溝状の嵌合部27とを有する。収容部26 は、電線51の軸方向の一部をその径方向から け入れ可能な開放部28aを有する収容領域28b 規定している。収容領域28bには、コンタク 11の結線部13が配設されている。結線部13は 開放部28aを規定する互いに対向した対の端 の中間に対応して配置されている。

 収容部26は、電線51の誘電体53部分を受け 断面略U字状の第1の位置決め部26aと、誘電 53部分を第1の位置決め部26aに押し付けるた の一対の第2の位置決め部26bとを有する。第1 の位置決め部26aは収容部26の内側壁部で構成 れている。第2の位置決め部26bは、収容部26 壁部から開放部28aを規定するように互いに づく向きにそれぞれ突出した突部で構成さ ている。

 断面略U字状の第1の位置決め部26aを構成 ている一対の内側壁部の間隔は、誘電体53の 直径よりも少し小さい間隔となっている。ま た、第2の位置決め部26bの間隔は、収容部26の 一対の内側壁部の間隔よりも狭く設定されて いる。また、断面略U字状の第1の位置決め部2 6aの内面から、一対の第2の位置決め部26bと誘 電体53とが接触する部分までの高さ寸法は、 線51の誘電体53部分の直径よりも少し小さい 寸法となっている。

 嵌合部27には、コンタクト11の接触部15が 置している。接触部15の一対のバネ片15a,15b には、図1に示した相手コネクタ61に配設さ ている相手接触部62が入り込み嵌合するこ によって接続する。相手コネクタ61には、嵌 合部27を受け入れる相手嵌合部65が形成され いる。相手嵌合部65の周囲には外部コンタク ト31と接続する相手外部コンタクト66が配設 れている。

 外部コンタクト31は、軸心X方向の一端側 底部32の長手方向と平行な二辺から相対向 するように延びている一対の外皮保持部35a,3 5bと、一対の外皮保持部35a,35bと間隔をもって 隣接しかつ底部32の長手方向と平行な二辺か 相対向するように延びている一対の外部導 保持部36a,36bとを有する。

 さらに、外部コンタクト31は、外部導体 持部36a,36bと間隔をもって隣接しかつ底部32 長手方向と平行な二辺から相対向するよう 延びている一対の誘電体保持部37a,37bと、誘 体保持部37a,37bと間隔をもって隣接しかつ底 部32から略筒状に延びている略筒状の嵌合枠 38とを有している。

 一対の誘電体保持部37a,37bの内側には、ハ ウジング21の覆い部23,24が位置している。一 の誘電体保持部37a,37bを連設している底部32 、収容部26のハウジング底部21aと対向するよ うに位置している。

 嵌合枠部38の先端辺には、嵌合部27に対向 するように突出しているバネ突部38aが形成さ れている。嵌合枠部38は、図2に示した相手コ ネクタ61の相手外部コンタクト66の外面にバ 突部38aの内面が接触する。

 上述したように、コネクタ1は、コンタク ト11の結線部13と電線51の芯線52とが接続し、 ンタクト11と外部コンタクト31とがハウジン グ21を介して絶縁された状態で配設されてい 。

 コンタクト11は、たとえば、相手コネク 61を介して相手コネクタ61を実装しているプ ント配線基板(図示せず)の回路と接続させ ことによって信号を送受する。また、外部 ンタクト31は、相手外部コンタクト66と嵌合 相手コネクタ61を実装しているプリント配 基板のアース回路と接続させることによっ アースする役目を果たす。

 なお、コンタクト11は、導電板を打ち抜 プレス加工することによって作ることがで る。ハウジング21は、樹脂材により成形加工 することによって作ることができる。外部コ ンタクト31は、導電板を打ち抜きプレス加工 た後に、曲げ加工を施すことによって作る とができる。

 図8-12をも参照して、コネクタ1を電線51に 接続する方法について説明する。

 図8に示すように、接続に先立ち、電線51 一端部において、外部導体54及び誘電体53が 露出するように外皮55及び外部導体54を取り く。そして、誘電体53が露出した部分を覆い 部23,24の間に対向するよう位置付ける。

 次に、図9及び図10に示すように、電線51 外皮55を外皮保持部35a,35b間に置き、外部導 54を外部導体保持部36a,36b間に位置させ、さ に、誘電体53をハウジング21の収容部26上に つ覆い部23,24間に位置させる。

 図10の状態から、覆い部23,24のそれぞれを 内向きに倒し込み、誘電体53を覆い部23,24に って押圧しながら電線51を径方向に移動させ て収容部26の収容領域28bへ向けて押し込む。 電体53が第2の位置決め部26b間で圧縮されな ら、結線部13の2つの圧接刃13a,13bの板厚の中 心と電線51の芯線52が位置合わせされ、この 態で電線51は開放部28aを通過し、収容領域へ 28bに収容される。

 この結果、第1の位置決め部26aと第2の位 決め部26bとによって電線51は収容部26に確実 保持される。また、電線51が収容領域28b内 押し込まれるときに、図11及び12に示すよう 、結線部13の圧接刃13a,13bは誘電体53を突き り、図3に示した芯線52と圧接して確実に接 する。

 前述したように、第2の位置決め部26a,26b の寸法は、収容部26の内壁部の側壁部間の寸 法よりも少し小さい寸法となっており、しか も誘電体53の直径寸法よりも少し小さく設定 れている。したがって、電線51の芯線52を圧 接刃13a,13bの位置へ確実に誘導することがで る。また、覆い部23,24は、芯線52が圧接刃13a, 13bに接続した状態で、第1及び第2の位置決め 26a,26bによって、しっかりと誘電体53を保持 る。

 図10に示すように、覆い部23,24のそれぞれ に形成した括れ部23a,24aの構成により、覆い 23,24を内向きに倒し込んだ後に押圧を解除し ても、覆い部23,24が元の位置に戻ることはな 。

 上述では2つの覆い部23,24によって誘電体5 3を押圧するようにしているが、3つ以上の覆 部をハウジング21に形成するようにしても い。また、結線部13の圧接刃13a,13bは、1つ若 くは2つ以上が軸心X方向に並べて形成され もよい。

 さらに、電線51は、外皮保持部35a,35bによ 外皮55を囲むように曲げて押圧することに って外皮55が外皮保持部35a,35bに保持され、 部導体54を外部導体保持部36a,36bによって囲 ように曲げて押圧することによって外部導 54が外部導体保持部36a,36bに保持され、ハウ ング21の収容部26上の覆い部23,24を誘電体保 部37a,37bによって囲むように曲げて押圧する とによって誘電体53が誘電体保持部37a,37bに 持される。

 上述したコネクタによると、外部コンタ ト31の外皮保持部35a,35bと外部導体保持部36a, 36bと誘電体保持部37a,37b及びコンタクト11の結 線部13と電線51を一括、即ち、同時に圧着し 接続することができる。

 図13-15をも参照して、本発明の第2の例示 実施例に係るコネクタについて説明する。 様な部分については同じ参照符号を付して 明を省略することがある。

 コンタクト11の基部12には、結線部13が形 されている。結線部13は、基部12から延びて いる対の圧接刃13h,13iを有する。基部12の板厚 方向と直交する方向に圧接刃13h,13iの板厚方 が形成されている。即ち、圧接刃13h,13iの根 を基部12から90度の角度でねじり曲げ、圧接 刃13h,13iを収容部26の径方向で互いに対向させ ている。対の圧接刃13h,13iの間には、上端か 下方へスリット13jが形成されている。

 図9と同様に、電線51の外皮55を外皮保持 35a,35b間に位置させ、外部導体54を外部導体 持部36a,36bに位置させ、さらに、誘電体53を ウジング21の収容部26上にかつ覆い部23,24間 位置させる。

 次に、覆い部23,24を内向きに倒し込みな ら、図14の状態から誘電体53を覆い部23,24に って押圧する。こうして、誘電体53を収容部 26へ押し込み、収容する。この結果、誘電体5 3は第1の位置決め部26aと第2の位置決め部26bと によって誘電体53が収容部26内に確実に保持 れる。誘電体53が収容部26内に押し込まれる き、図15に示すように、圧接刃13hが誘電体53 を突き破り、芯線52と接続する。

 第2の位置決め部26bの間隔は、収容部26の 対の内側壁部の間隔よりも狭く設定されて り、しかも誘電体53の直径寸法よりも少し さく設定されているので、電線51の芯線52が 接刃13h,13iの間のスリット13jに確実に誘導さ れる。

 また、覆い部23,24は、芯線52がスリット13j を中心として結線部13に接続した状態で、第1 及び第2の位置決め部26a,26bとによりしっかり 誘電体53を保持できる。

 本発明の様々な例示的実施形態を以下に 挙する。

 1.電線と接続するコネクタにおいて、コ タクトと、該コンタクトを保持するハウジ グとを有し、前記コンタクトは、前記電線 芯線と接続する結線部を有し、前記ハウジ グは、前記電線を覆いかつ前記結線部に向 て前記電線を押圧し前記芯線と前記結線部 を接続させる覆い部と、前記電線を収容す 収容部とを有し、前記結線部は前記収容部 収容され、前記収容部は前記電線を位置決 する位置決め部を有することを特徴とする ネクタ。

 2.前記結線部は、前記電線の軸方向に形 された一対の圧接刃を有し、前記圧接刃の れぞれはテーパー部を有し、一方の前記テ パー部は前記軸方向と直交する一面側に形 されており、他方の前記テーパー部は、前 軸方向と直交する他面側に形成されること 特徴とする、1に記載のコネクタ。

 3.電線と接続するコネクタにおいて、絶 性のハウジングと、前記ハウジングに保持 れた導電性のコンタクトとを含み、前記ハ ジングは、前記電線を収容する収容部を有 、前記コンタクトは、前記収容部に配置さ た、前記電線に電気的に接続するための結 部を有することを特徴とするコネクタ。

 4.前記収容部は、前記電線の軸方向の一 をその径方向から受け入れ可能な開放部を する収容領域を規定しており、前記ハウジ グは、さらに、前記収容部に接続され、前 開放部を開閉できる可動な操作部を有する とを特徴とする、3に記載のコネクタ。

 5.前記操作部は、前記収容領域に配置さ た前記電線の前記軸方向一部を覆うもので ることを特徴とする、4に記載のコネクタ。

 6.前記収容部は、前記開放部を規定する いに対向した対の端部を有し、前記操作部 、前記対の端部にそれぞれ接続された対の い部を有することを特徴とする、4又は5に記 載のコネクタ。

 7.前記位置決め部は、互いに対向した第1 び第2の位置決め部を有し、前記結線部は、 前記対の端部の中間に対応して配置されてい ることを特徴とする、6に記載のコネクタ。

 8.前記収容部は、前記電線を位置決めす 位置決め部を有することを特徴とする、3~7 いずれかに記載のコネクタ。

 9.前記結線部は、前記収容部の軸方向で いに位置ズレした一対の圧接刃を有し、前 対の圧接刃は、前記軸方向に直交する方向 互いに反対向きのテーパー部を有すること 特徴とする、3~8のいずれかに記載のコネク 。

 10.前記結線部は、前記収容部の径方向で いに対向した一対の圧接刃を有し、前記対 圧接刃の間にスリットが形成されているこ を特徴とする、3~8のいずれかに記載のコネ タ。

 本発明の様々な例示的効果を以下に列挙 る。

 1.ハウジングの覆い部によって電線をハ ジングの収容部の位置決め部へ適切に位置 せ保持できるので、電線とコンタクトとの 続工程が簡易になり、電線の芯線とコンタ トの結線部とを確実かつ容易に接続するこ ができ、信頼性を向上することができる。

 2.ハウジングの覆い部によって電線をハ ジングの収容部の位置決め部へ適切に位置 せ保持できるので、小型化が可能となり、 らに伝送特性あるいは高周波特性が良好な ネクタを提供することができる。

 本発明のコネクタは、同軸ケーブルのよ に芯線を被覆した外皮を有するケーブルを 器内で基板などに接続する場合に利用でき 。