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Patent Searching and Data


Title:
CONTENT REPRODUCTION DEVICE, CONTENT EDITING DEVICE, SERVER DEVICE, CONTENT REPRODUCTION SYSTEM, CONTENT EDITING SYSTEM, CONTENT REPRODUCTION METHOD, AND CONTENT EDITING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/142052
Kind Code:
A1
Abstract:
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Inventors:
KIYAMA JIRO
Application Number:
PCT/JP2009/054619
Publication Date:
November 26, 2009
Filing Date:
March 11, 2009
Export Citation:
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Assignee:
SHARP KK (JP)
KIYAMA JIRO
International Classes:
H04N7/173; H04N5/765; H04N5/91
Foreign References:
JP2007041930A2007-02-15
JP2007013896A2007-01-18
JP2006197356A2006-07-27
Attorney, Agent or Firm:
TAKANO, Akichika (JP)
Akichika Takano (JP)
Download PDF:
Claims:
 サーバ装置と、コンテンツデータ及び当該コンテンツデータに係わる関連情報を同期再生する複数のコンテンツ再生装置とがネットワークに接続されて構成されるコンテンツ再生システムにおけるコンテンツ再生装置であって、
 前記サーバ装置から送信される他のコンテンツ再生装置に記録されたコンテンツデータの当該他のコンテンツ再生装置において視聴可能なコンテンツの再生位置を示す視聴可能区間情報を受信する手段と、
 記録されたコンテンツデータに対して所定の位置に関連情報を付加する際に前記位置に該当する指定された付加区間情報に基づき、関連情報を付加する関連情報付加手段と、
 前記指定された付加区間情報及び前記受信した視聴可能区間情報に基づき、前記コンテンツデータの前記位置に前記関連情報を付加することの妥当性を評価する評価手段を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。
 請求項1に記載のコンテンツ再生装置であって、記録されたコンテンツデータの視聴可能なコンテンツの再生位置を示す視聴可能区間情報を前記サーバ装置に送信する手段を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。
 請求項1又は2に記載のコンテンツ再生装置であって、妥当と評価された場合には前記関連情報の付加を実行し、妥当でないと評価された場合には前記関連情報を付加するか否かを確認する画面を表示することを特徴とするコンテンツ再生装置。
 請求項1又は2に記載のコンテンツ再生装置であって、妥当でないと評価された場合に、前記受信した視聴可能区間情報に基づき、関連情報を付加することが妥当であると評価される前記記録されたコンテンツデータの視聴可能な位置情報を含む代替区間情報を検索することを特徴とするコンテンツ再生装置。
 請求項4に記載のコンテンツ再生装置であって、前記検索された代替区間情報を表示することを特徴とするコンテンツ再生装置。
 請求項4に記載のコンテンツ再生装置であって、前記検索された代替区間情報に基づき、当該代替区間情報に対応させて前記関連情報を付加することを特徴とするコンテンツ再生装置。
 請求項1~6のいずれかに記載のコンテンツ再生装置であって、前記視聴可能区間情報には当該視聴可能区間情報が設定されているコンテンツ再生装置のユーザを特定するユーザID情報が含まれ、当該ユーザID情報に基づき前記妥当性の評価が行われることを特徴とするコンテンツ再生装置。
 サーバ装置と、コンテンツデータを再生する複数のコンテンツ再生装置とがネットワークに接続されて構成されるコンテンツ再生システムにおけるコンテンツ編集装置であって、
 前記コンテンツ編集装置に記録されたコンテンツデータに対する編集の際に指定される編集区間情報に基づき前記コンテンツデータを編集する編集手段と、
 前記サーバ装置から送信される、他のコンテンツ再生装置に記録されたコンテンツデータに対して関連情報が付加された際に指定された関連情報の付加区間情報を受信する手段と、
 前記受信した関連情報の付加区間情報及び前記コンテンツ編集装置に記録されたコンテンツデータに対する編集の際に指定される編集区間情報に基づき、前記コンテンツデータを編集することの妥当性を評価する手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ編集装置。
 請求項8に記載のコンテンツ編集装置であって、前記コンテンツデータに対して関連情報を付加する際に指定される関連情報の付加区間情報を前記サーバ装置に送信する手段を備えたことを特徴とするコンテンツ編集装置。
 請求項8又は9に記載のコンテンツ編集装置であって、前記編集には、前記コンテンツデータのスキップ再生処理、削除処理、当該コンテンツデータへ続きのコンテンツデータを追加する処理が含まれることを特徴とするコンテンツ編集装置。
 請求項8~10のいずれかに記載のコンテンツ編集装置であって、妥当と評価された場合には前記編集を実行し、妥当でないと評価された場合には前記編集を実行するか否かを確認する画面を表示することを特徴とするコンテンツ編集装置。
 請求項8~10のいずれかに記載のコンテンツ編集装置であって、妥当でないと評価された場合に、前記受信した関連情報の区間情報に基づき、編集を実行することが妥当であると評価される、前記記録されたコンテンツデータの位置情報を含む代替区間情報を検索することを特徴とするコンテンツ編集装置。
 請求項12に記載のコンテンツ編集装置であって、前記検索された代替区間情報を表示することを特徴とするコンテンツ編集装置。
 請求項12に記載のコンテンツ編集装置であって、前記検索された代替区間情報に基づき、当該代替区間情報に対応させて前記編集を実行することを特徴とするコンテンツ編集装置。
 請求項8又は9に記載のコンテンツ編集装置であって、前記編集手段は、コンテンツデータのスキップ再生編集をする場合、指定される編集区間情報を記憶し、前記受信した関連情報の付加区間情報及び前記記憶された編集区間情報に基づき、前記コンテンツデータのスキップ再生編集を取り消すことの妥当性を評価し、妥当と評価された場合には前記記憶された編集区間情報を消去することを特徴とするコンテンツ編集装置。
 請求項8~15のいずれかに記載のコンテンツ編集装置であって、前記関連情報には、少なくとも、関連情報の重要度の評価情報、関連情報を付加するユーザを特定するユーザID情報、関連情報を付加した時刻情報のいずれかが含まれ、当該各情報のいずれかに基づき前記妥当性の評価が行われることを特徴とするコンテンツ編集装置。
 サーバ装置と、コンテンツデータ及び当該コンテンツデータに係わる関連情報を同期再生する複数のコンテンツ再生装置とがネットワークに接続されて構成されるコンテンツ再生システムにおけるサーバ装置であって、
 前記コンテンツ再生装置から送信された、記録されたコンテンツデータの視聴可能なコンテンツの再生位置を示す視聴可能区間情報を受信する手段、及び/又は、前記コンテンツデータに対して関連情報が付加された場合に、関連情報と当該関連情報が付加された際に指定された関連情報の付加区間情報を受信する手段を備え、
 受信した視聴可能区間情報並びに関連情報及び付加区間情報を記録し、コンテンツ再生装置からの要求に応じて、前記視聴可能区間情報並びに関連情報及び付加区間情報を送信することを特徴とするサーバ装置。
 サーバ装置と、コンテンツデータを編集する複数のコンテンツ編集装置とがネットワークに接続されて構成されるコンテンツ編集システムにおけるサーバ装置であって、
 前記コンテンツ編集装置において、前記コンテンツデータに対して関連情報が付加された場合に、当該コンテンツ編集装置から送信される関連情報と当該関連情報が付加された際に指定された関連情報の付加区間情報を受信する手段を備え、
 受信した関連情報及び付加区間情報を記録し、コンテンツ編集装置からの要求に応じて、前記関連情報及び付加区間情報を送信することを特徴とするサーバ装置。
 請求項1~7のいずれかに記載のコンテンツ再生装置と、請求項17に記載のサーバ装置からなることを特徴とするコンテンツ再生システム。
 請求項8~16のいずれかに記載のコンテンツ編集装置と、請求項18に記載のサーバ装置からなることを特徴とするコンテンツ編集システム。
 サーバ装置と、コンテンツデータ及び当該コンテンツデータに係わる関連情報を同期再生する複数のコンテンツ再生装置とがネットワークに接続されて構成されるコンテンツ再生システムにおけるコンテンツ再生装置で実行されるコンテンツ再生方法あって、
 前記サーバ装置から送信される他のコンテンツ再生装置に記録されたコンテンツデータの当該他のコンテンツ再生装置において視聴可能なコンテンツの再生位置を示す視聴可能区間情報を受信するステップと、
 記録されたコンテンツデータに対して所定の位置に関連情報を付加する際に前記位置に該当する指定された付加区間情報に基づき、関連情報を付加するステップと、
 前記指定された付加区間情報及び前記受信した視聴可能区間情報に基づき、前記コンテンツデータの前記位置に前記関連情報を付加することの妥当性を評価するステップとを備えたことを特徴とするコンテンツ再生方法。
 サーバ装置と、コンテンツデータを再生する複数のコンテンツ再生装置とがネットワークに接続されて構成されるコンテンツ再生システムにおけるコンテンツ編集装置で実行されるコンテンツ編集方法あって、
 前記サーバ装置から送信される、他のコンテンツ再生装置に記録されたコンテンツデータに対して関連情報が付加された際に指定された関連情報の付加区間情報を受信するステップと、
 前記受信した関連情報の付加区間情報及び前記コンテンツ編集装置に記録されたコンテンツデータに対する編集の際に指定される編集区間情報に基づき、前記コンテンツデータを編集することの妥当性を評価するステップとを備えたことを特徴とするコンテンツ編集方法。
 請求項21に記載のコンテンツ再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
 請求項22に記載のコンテンツ編集方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
 請求項23又は24に記載のプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
Description:
コンテンツ再生装置、コンテン 編集装置、サーバ装置、コンテンツ再生シ テム、コンテンツ編集システム、コンテン 再生方法、コンテンツ編集方法

 本発明は、コンテンツデータを再生/編集 できるコンテンツ再生/編集システム及び装 に係わり、特に、コンテンツデータに当該 ンテンツデータに係わる関連情報(コメント) を付加できるコンテンツ再生システム及び装 置、コンテンツデータに係わる関連情報が付 加されたコンテンツデータを編集できるコン テンツ編集システム及び装置に関する。

 従来から、ストリーミング配信されるコ テンツデータを再生する複数のユーザが、 該コンテンツデータに対して、該コンテン データに係わる関連情報を付加すると共に 該関連情報を、閲覧できるシステムが提案 れている(特許文献1参照)。ユーザは、前記 ステムを利用することで、ユーザ間でコン ンツデータについてコミュニケーションを うことができる。

 また、PCの性能向上、P2P(Peer to Peer)の発 に伴って、個々のユーザ(X~Z)のPC毎に同一内 容のコンテンツデータを記録し、各ユーザが 当該ユーザのPCに記録されたコンテンツデー の任意の時点に関連情報を付加できるシス ムが提案されている。前記システムにおい は、付加された関連情報は、サーバ装置に 信される。

 ユーザXは、前記サーバ装置から前記関連 情報に係わる情報をユーザXのPCにダウンロー ドし、前記関連情報が付加された時点のコン テンツデータを再生することにより他のユー ザY、Zが付加した関連情報を閲覧することが きる。

 また、コンテンツデータが記録されたHDD の記録装置の使用容量を減らすために、当 HDDに記録されたコンテンツデータの一部、 えば既に再生が終了した部分を削除する編 処理が頻繁に行われる。

 しかし、例えば、ユーザXのPCで、前記ユー Y、ユーザZによってある時点に関連情報が 加されたコンテンツデータの当該時点を含 区間が削除されると、その時点を再生する とができなくなるので、ユーザXは、前記関 情報を閲覧することができなくなる。

特開2006-155384号公報

 ここで、ユーザXが、PCに記録されている ンテンツデータを再生し、ある時点で関連 報を付加することを想定する。

 この場合、仮に、ユーザY、ZのPCに当該コ ンテンツデータが全く記録されていないか、 または、当該コンテンツデータの前記時点を 含む区間が記録されていなければ、ユーザY Zは、ユーザXが付加した関連情報を閲覧する ことはない。

 それ故、前記ユーザXが付加しようとする 関連情報についてユーザX、Y、Z間でコミュニ ケーションを行うことができず、前記関連情 報を付加する意義が少ない。

 また、ユーザXのPCに記録されているコンテ ツのある時点にユーザY、Zの関連情報が付 されていること、そして、ユーザXが当該コ テンツの当該時点を含む区間を削除する編 を行う場合を想定する。
 このような場合、ユーザXが、前記コンテン ツの区間に関連情報が付加されていることに 気付かずに当該区間を削除すると、前述した ように、前記関連情報を閲覧することができ なくなってしまう。

 本発明は、かかる実情に鑑みてなされた のであり、コンテンツデータに関連情報を 加しても他のユーザが当該関連情報を閲覧 ることができない場合には、その旨をユー に表示するコンテンツ再生/編集システム及 び装置を提供すること、また、関連情報が付 加されている、コンテンツデータの該当区間 を削除する編集を行う場合には、当該削除す る区間に関連情報が付加されている旨をユー ザに表示するコンテンツ再生/編集システム び装置を提供することを目的とする。

 第1の技術手段は、サーバ装置と、コンテ ンツデータ及び当該コンテンツデータに係わ る関連情報を同期再生する複数のコンテンツ 再生装置とがネットワークに接続されて構成 されるコンテンツ再生システムにおけるコン テンツ再生装置であって、前記サーバ装置か ら送信される他のコンテンツ再生装置に記録 されたコンテンツデータの当該他のコンテン ツ再生装置において視聴可能なコンテンツの 再生位置を示す視聴可能区間情報を受信する 手段と、記録されたコンテンツデータに対し て所定の位置に関連情報を付加する際に前記 位置に該当する指定された付加区間情報に基 づき、関連情報を付加する関連情報付加手段 と、前記指定された付加区間情報及び前記受 信した視聴可能区間情報に基づき、前記コン テンツデータの前記位置に前記関連情報を付 加することの妥当性を評価する評価手段を備 えたことを特徴とするコンテンツ再生装置で ある。

 第2の技術手段は、第1の技術手段におい 、記録されたコンテンツデータの視聴可能 コンテンツの再生位置を示す視聴可能区間 報を前記サーバ装置に送信する手段を備え ことを特徴とする。

 第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段 おいて、妥当と評価された場合には前記関 情報の付加を実行し、妥当でないと評価さ た場合には前記関連情報を付加するか否か 確認する画面を表示することを特徴とする

 第4の技術手段は、第1又は第2の技術手段 おいて、妥当でないと評価された場合に、 記受信した視聴可能区間情報に基づき、関 情報を付加することが妥当であると評価さ る前記記録されたコンテンツデータの視聴 能な位置情報を含む代替区間情報を検索す ことを特徴とする。

 第5の技術手段は、第4の技術手段におい 、前記検索された代替区間情報を表示する とを特徴とする。

 第6の技術手段は、第4の技術手段におい 、前記検索された代替区間情報に基づき、 該代替区間情報に対応させて前記関連情報 付加することを特徴とする。

 第7の技術手段は、第1~第6のいずれかの技 術手段において、前記視聴可能区間情報には 当該視聴可能区間情報が設定されているコン テンツ再生装置のユーザを特定するユーザID 報が含まれ、当該ユーザID情報に基づき前 妥当性の評価が行われることを特徴とする

 第8の技術手段は、サーバ装置と、コンテン ツデータを再生する複数のコンテンツ再生装 置とがネットワークに接続されて構成される コンテンツ再生システムにおけるコンテンツ 編集装置であって、前記コンテンツ編集装置 に記録されたコンテンツデータに対する編集 の際に指定される編集区間情報に基づき前記 コンテンツデータを編集する編集手段と、
 前記サーバ装置から送信される、他のコン ンツ再生装置に記録されたコンテンツデー に対して関連情報が付加された際に指定さ た関連情報の付加区間情報を受信する手段 、前記受信した関連情報の付加区間情報及 前記コンテンツ編集装置に記録されたコン ンツデータに対する編集の際に指定される 集区間情報に基づき、前記コンテンツデー を編集することの妥当性を評価する手段と 備えたことを特徴とする。

 第9の技術手段は、第8の技術手段におい 、前記コンテンツデータに対して関連情報 付加する際に指定される関連情報の付加区 情報を前記サーバ装置に送信する手段を備 たことを特徴とする。

 第10の技術手段は、第8又は第9の技術手段 において、前記編集には、前記コンテンツデ ータのスキップ再生処理、削除処理、当該コ ンテンツデータへ続きのコンテンツデータを 追加する処理が含まれることを特徴とする。

 第11の技術手段は、第8~第10のいずれかの 術手段において、妥当と評価された場合に 前記編集を実行し、妥当でないと評価され 場合には前記編集を実行するか否かを確認 る画面を表示することを特徴とする。

 第12の技術手段は、第8~第10いずれかの技 手段において、妥当でないと評価された場 に、前記受信した関連情報の区間情報に基 き、編集を実行することが妥当であると評 される、前記記録されたコンテンツデータ 位置情報を含む代替区間情報を検索するこ を特徴とする。

 第13の技術手段は、第12の技術手段におい て、前記検索された代替区間情報を表示する ことを特徴とする。

 第14の技術手段は、第12の技術手段におい て、前記検索された代替区間情報に基づき、 当該代替区間情報に対応させて前記編集を実 行することを特徴とする。

 第15の技術手段は、第8又は第9の技術手段 において、前記編集手段は、コンテンツデー タのスキップ再生編集をする場合、指定され る編集区間情報を記憶し、前記受信した関連 情報の付加区間情報及び前記記憶された編集 区間情報に基づき、前記コンテンツデータの スキップ再生編集を取り消すことの妥当性を 評価し、妥当と評価された場合には前記記憶 された編集区間情報を消去することを特徴と する。

 第16の技術手段は、第8~第15のいずれかの 術手段において、前記関連情報には、少な とも、関連情報の重要度の評価情報、関連 報を付加するユーザを特定するユーザID情 、関連情報を付加した時刻情報のいずれか 含まれ、当該各情報のいずれかに基づき前 妥当性の評価が行われることを特徴とする

 第17の技術手段は、サーバ装置と、コン ンツデータ及び当該コンテンツデータに係 る関連情報を同期再生する複数のコンテン 再生装置とがネットワークに接続されて構 されるコンテンツ再生システムにおけるサ バ装置であって、前記コンテンツ再生装置 ら送信された、記録されたコンテンツデー の視聴可能なコンテンツの再生位置を示す 聴可能区間情報を受信する手段、及び、前 コンテンツデータに対して関連情報が付加 れた場合に、関連情報と当該関連情報が付 された際に指定された関連情報の付加区間 報を受信する手段を備え、受信した視聴可 区間情報並びに関連情報及び付加区間情報 記録し、コンテンツ再生装置からの要求に じて、前記視聴可能区間情報並びに関連情 及び付加区間情報を送信することを特徴と るサーバ装置である。

 第18の技術手段は、サーバ装置と、コン ンツデータを編集する複数のコンテンツ編 装置とがネットワークに接続されて構成さ るコンテンツ編集システムにおけるサーバ 置であって、前記コンテンツ編集装置にお て、前記コンテンツデータに対して関連情 が付加された場合に、当該コンテンツ編集 置から送信される関連情報と当該関連情報 付加された際に指定された関連情報の付加 間情報を受信する手段を備え、受信した関 情報及び付加区間情報を記録し、コンテン 編集装置からの要求に応じて、前記関連情 及び付加区間情報を送信することを特徴と るサーバ装置である。

 第19の技術手段は、第1~第7のいずれかの 術手段のコンテンツ再生装置と、第17の技術 手段のサーバ装置からなることを特徴とする コンテンツ再生システムである。

 第20の技術手段は、第8~第16のいずれかの 術手段のコンテンツ編集装置と、第18の技 手段のサーバ装置からなることを特徴とす コンテンツ編集システムである。

 第21の技術手段は、サーバ装置と、コン ンツデータ及び当該コンテンツデータに係 る関連情報を同期再生する複数のコンテン 再生装置とがネットワークに接続されて構 されるコンテンツ再生システムにおけるコ テンツ再生装置で実行されるコンテンツ再 方法あって、前記サーバ装置から送信され 他のコンテンツ再生装置に記録されたコン ンツデータの当該他のコンテンツ再生装置 おいて視聴可能なコンテンツの再生位置を す視聴可能区間情報を受信するステップと 記録されたコンテンツデータに対して所定 位置に関連情報を付加する際に前記位置に 当する指定された付加区間情報に基づき、 連情報を付加するステップと、前記指定さ た付加区間情報及び前記受信した視聴可能 間情報に基づき、前記コンテンツデータの 記位置に前記関連情報を付加することの妥 性を評価するステップとを備えたことを特 とするコンテンツ再生方法である。

 第22の技術手段は、サーバ装置と、コン ンツデータを再生する複数のコンテンツ再 装置とがネットワークに接続されて構成さ るコンテンツ再生システムにおけるコンテ ツ編集装置で実行されるコンテンツ編集方 あって、前記サーバ装置から送信される、 のコンテンツ再生装置に記録されたコンテ ツデータに対して関連情報が付加された際 指定された関連情報の付加区間情報を受信 るステップと、前記受信した関連情報の付 区間情報及び前記コンテンツ編集装置に記 されたコンテンツデータに対する編集の際 指定される編集区間情報に基づき、前記コ テンツデータを編集することの妥当性を評 するステップとを備えたことを特徴とする ンテンツ編集方法である。

 第23の技術手段は、第21の技術手段のコン テンツ再生方法をコンピュータに実行させる ことを特徴とするプログラムである。

 第24の技術手段は、第22の技術手段のコン テンツ編集方法をコンピュータに実行させる ことを特徴とするプログラムである。

 第25の技術手段は、第23又は第24の技術手 のプログラムをコンピュータに読み取り可 に記録したことを特徴とする記録媒体であ 。

 本発明により、コンテンツデータに関連 報を付加することによりユーザ間のコミュ ケーションが活発になり、また、編集によ て同コミニュニケーションに支障を来たさ いコンテンツデータの再生/編集システム及 び装置を提供することができる。その結果、 ユーザの利便性が向上する。

本発明の概略を説明するための図であ 。 サーバ装置の機能を説明するためのブ ック図である。 データベースの構成を示した図である データベース制御部によって管理され いるデータベースの構成例を示した図であ 。 本実施の形態におけるコンテンツ再生 置(コンテンツ編集装置)の一構成例を示す 能ブロック図である。 ユーザからコンテンツ再生指示があっ 場合の処理を説明するためのフロー図であ 。 AVデータを再生中に関連情報付加の指 があった場合の処理を説明するためのフロ 図である。 AVデータを再生中にそのAVデータを編集 するように指示があった場合の処理を説明す るためのフロー図である。 本実施の形態におけるコンテンツ再生 置の他の構成例を示す機能ブロック図であ 。 ユーザからコンテンツ再生指示があっ た場合の他の処理を説明するためのフロー図 である。

符号の説明

1(1x~1z)…コンテンツ再生装置(コンテンツ編 集装置)、2…コンテンツデータ、100…全体制 部、100a…妥当性評価部、110…UI部、120…視 可能区間情報管理部、130…関連情報付加部 140…関連情報管理部、150…関連情報描画部 160…AVデータ編集部、170…AVデータ管理部、 180…AVデータ復号部、190…合成部、200…通信 、210…AVデータ録画部、3…サーバ装置、31 コンテンツ情報記録部、32…関連情報記録部 、33…視聴可能区間情報記録部、34…AVデータ 記録部、35…データベース制御部、36…制御 、37…通信部、51…エンティティ「コンテン 」、52…エンティティ「視聴可能区間情報 、53…エンティティ「関連情報」、54…エン ィティ「AVデータ」。

 〔本発明の概略〕
 図1は、本発明の概略を説明するための図で ある。
 1(1x、1y、1z)は、本発明に係わるコンテンツ 生装置(コンテンツ編集装置)で、当該装置1 動画データ等のコンテンツデータ(AVデータ) 2が記録されている。

 コンテンツデータ2は、例えば120分の連続 ドラマであり、コンテンツ再生装置1に接続 ている画像配信サーバ装置3等から各コンテ ツ再生装置(1x~1z)にダウンロードして記録さ れたものである。このように、各ユーザX、Y Zは、コンテンツデータ2を共有している。

 各ユーザは、コンテンツデータ2に関連情報 (コメント)を付加することができる。
 ユーザXは、ダウンロードした120分のコンテ ンツデータ2に関連情報を付加していないが ユーザYは、コンテンツデータ2の開始から70 の時点に関連情報C1を付加し、ユーザZは、 ンテンツデータ2の開始から20分の時点に関 情報C2を付加していることを示している。

 また、各ユーザがコンテンツデータ2に付 加した関連情報に係わる情報、例えば関連情 報が付加されたコンテンツデータの区間に係 わる情報、及び、当該関連情報の内容などが 、後述するようにインターネットIを介して ンテンツ再生装置1と接続しているサーバ装 3に送信され記録される。

 すなわち、サーバ装置3と、コンテンツデ ータ及び当該コンテンツデータに係わる関連 情報を同期再生(編集)する複数のコンテンツ 生装置1とがネットワーク(インターネットI) に接続され、コンテンツ再生システムが構成 されている。

 ユーザは、サーバ装置3に記録されている関 連情報をコンテンツ再生装置1にダウンロー し、当該関連情報が付加されたコンテンツ ータの区間を再生すれば、ユーザ自らが付 した関連情報だけでなく、他のユーザが付 した関連情報の内容を閲覧することができ 。
 図1において、例えば、ユーザXが、コンテ ツ再生装置1xに記録されているコンテンツデ ータ2の開始から70分の時点を再生すれば、当 該70分の時点に付加された、ユーザYによって 付加された関連情報C1を閲覧することができ (同期再生)。
 前述の関連情報のダウンロードは、コンテ ツデータ2の再生開始時など様々なタイミン グで実行される。

 各ユーザは、コンテンツ再生装置1に記録さ れているコンテンツデータ2を編集すること できる。この場合、コンテンツ再生装置1は ンテンツデータの編集機能を備えている。
 前記編集は、記録されているコンテンツデ タ2のある区間、例えばCM区間や、既にユー によって再生された区間を削除(カット)す こと、前記区間のスキップ再生の設定、コ テンツデータ2にさらに続きのコンテンツデ タを追加することを意味する。

 図1では、ユーザXのコンテンツ再生装置1xに 記録されているコンテンツデータ2について 未編集であるが、ユーザYのコンテンツ再生 置1yに記録されているコンテンツデータ2に いては開始から0分~60分の区間が削除(図1の 線)され、ユーザZのコンテンツ再生装置1zに 記録されているコンテンツデータ2について 開始から30分~90分の区間が削除(図1の斜線)さ れていることを示している。
 前述のように、コンテンツが未編集である とや、前記削除の区間情報は、後述するよ にサーバ装置3に送信され記録される。

 上述した状態において、ユーザXがコンテ ンツ再生装置1xに記録されているコンテンツ ータ2を再生して、例えば開始から35分の時 に関連情報を付加しようとしたとする。他 ユーザY、Zのコンテンツ再生装置1y、1zに記 されているコンテンツデータ2における前記 35分を含む区間のコンテンツは、前述したよ に、削除されている。

 即ち、ユーザXが前記開始から35分の時点に 連情報を付加したとしても、ユーザYのコン テンツデータ2及びユーザZのコンテンツデー 2においては当該時点に対応する前記コンテ ンツの区間が削除されているので、ユーザY びユーザZは、ユーザXが付加する関連情報を 閲覧できない。
 そこで、本発明は、前記時点に関連情報を 加しても、例えば、他のユーザY及びユーザ Z等が当該関連情報を閲覧することができな 旨表示して、関連情報を付加するか確認さ る。

 次に、ユーザXが、コンテンツデータ2の開 から0分~60分までの区間を削除する編集を行 とする。
 前述したように、前記区間には、ユーザZに より関連情報C2が付加されているが、前記削 を実行すると、これらの関連情報が閲覧で なくなる。
 そこで、本発明では、前記区間を削除する 集を行う際に、例えば、当該区間に関連情 C2が付加されている旨表示して、前記削除 実行するか確認させる。

 〔実施の形態1〕
 図2は、サーバ装置3の機能を説明するため ブロック図である。
 サーバ装置3は、コンテンツ情報記録部31、 連情報記録部32、視聴可能区間情報記録部33 、AVデータ(コンテンツデータ)記録部34、デー タベース制御部35、制御部36、通信部37で構成 される。
 サーバ装置3のデータベース制御部35は、コ テンツ情報記録部31、関連情報記録部32、視 聴可能区間情報記録部33、AVデータ記録部34に 記録された情報を統括してデータベースを構 成する。
 通信部37は、インターネットI等のネットワ クを介して実行されるコンテンツ再生装置1 等との通信処理を司り、制御部36は、各機能 ロックを制御する。

 ここで、前記データベースの構成を図3に示 す。
 本データベースを構成するエンティティ(Ent ity:一単位として取り扱われるデータのまと り)間の関係について図3(A)のER図(Entity Relatio n Diagram:実体関連図)を用いて説明する。

 エンティティ「コンテンツ51」は、1つの ラマ、一試合のスポーツ番組等、1つの視聴 の単位に対応するコンテンツを示し、0個以 のエンティティ「視聴可能区間情報52」と、 0個以上のエンティティ「関連情報53」、1個 上のエンティティ「AVデータ54」と関連付け れる。

 エンティティ「視聴可能区間情報52」は 各ユーザのコンテンツ再生装置1に記録され いるAVデータの視聴可能区間と対応してお 、編集されると変化する。

 エンティティ「関連情報53」は、エンテ ティ「コンテンツ51」のエンティティ「AVデ タ54」に付加された関連情報(コメント)に対 応する。

 エンティティ「AVデータ54」は、エンティ ティ「コンテンツ51」に対応する実際のAVデ タ自体及びその属性情報を管理するための ータに対応する。

 次に、各エンティティについて詳細に説明 る。
 図3(B)は、エンティティ「コンテンツ51」を 納するテーブルのデータスキーマであり、 ンテンツIDフィールド、タイトル名フィー ド、再生時間フィールド、登録日時フィー ドを含む。1レコードが、1つ以上のAVデータ ら構成される1コンテンツに対応する。

 コンテンツIDは、コンテンツを特定する めのユニークなIDである。また、タイトル名 フィールド、再生時間フィールド、登録日時 フィールドは、そのレコードに対応するコン テンツのタイトル名、再生時間、登録日時に 対応する。なお、このテーブルはコンテンツ 情報記録部31に格納される。

 図3(C)は、エンティティ「視聴可能区間情 報52」を格納するテーブルのデータスキーマ あり、コンテンツIDフィールド、ユーザIDフ ィールド、再生時間フィールド、可変個数の 視聴可能区間フィールドを含む。1レコード 、ユーザIDで特定されるユーザのコンテンツ 再生装置に記録され、かつ、コンテンツIDで 定されるコンテンツに係わるコンテンツデ タ(AVデータ)の視聴可能区間に対応する。前 記視聴可能区間は、各対応するコンテンツ上 の再生区間に対応し、再生区間のシーケンス で表現される。すなわち、視聴可能区間フィ ールドには、コンテンツ再生装置1に記録さ たコンテンツデータの視聴可能な区間を、 えばコンテンツの最初からの再生時間によ て特定して視聴可能区間情報として格納さ る。

 図1の場合を例示すると、ユーザYのコン ンツ再生装置1yに記録されているコンテンツ データについては、開始から60分~120分の区間 を視聴(再生)できるという情報が視聴可能区 情報に相当する。また、ユーザZについては 同開始から0分~30分及び90分~120分の区間を視 できるという情報が視聴可能区間情報に相 する。なお、このテーブルは視聴可能区間 報記録部33に格納される。

 図3(D)は、エンティティ「関連情報53」を格 するテーブルのデータスキーマであり、コ テンツIDフィールド、ユーザIDフィールド、 関連情報IDフィールド、関連区間フィールド 関連日時フィールド、評価フィールド、関 情報フィールドを含む。
 1レコードは、ユーザIDで特定されるユーザ 、コンテンツIDで特定されるコンテンツに わるコンテンツデータ(AVデータ)に対して付 した、関連情報IDで特定される関連情報お びその各種属性情報に対応する。

 関連区間フィールドは、ユーザIDで特定 れるユーザのコンテンツ再生装置に記録さ 、かつ、コンテンツIDで特定されるコンテン ツに係わるコンテンツデータ(AVデータ)に、 連情報を付加した区間を格納する。つまり コンテンツ再生装置に記録されたコンテン データに対して関連情報を付加する際に指 された区間情報(付加区間情報)を格納する。 図1の場合を例示すると、指定された区間情 とは、ユーザYについては、コンテンツデー 2の開始から70分の時点に関連情報が付加さ ていること、ユーザZについては、コンテン ツデータ2の開始から20分の時点に関連情報が 付加されていることを示す。

 また、評価フィールド、関連日時フィー ドは、関連情報IDで特定される関連情報に するユーザの重要度の評価および付加日時 格納する。関連情報は、関連情報(コメント) の内容を示すテキストデータおよび出力形態 を示す制御記号等を格納する。なお、このテ ーブルは関連情報記録部32に格納される。

 図3(E)は、エンティティ「AVデータ54」を 納するテーブルのデータスキーマであり、 ンテンツIDフィールド、AVデータIDフィール 、属性情報フィールド、AVデータファイル名 フィールドを含む。1レコードが、コンテン IDで特定されるコンテンツを構成する1個のAV データ(コンテンツデータ)に対応する。AVデ タは、コンテンツIDおよびAVデータIDフィー ドで特定可能である。なお、属性情報フィ ルドは、対応するAVデータの属性情報を格納 する。AVデータファイル名フィールドは、実 のAVデータ本体のファイル名を示す。この ーブルはAVデータ記録部34に格納される。

 上記のエンティティは、コンテンツ再生 置1からサーバ装置3に送信され、各記録部(3 1~34)に格納される。

 サーバ装置3のデータベース制御部35は、 記の各エンティティをデータベースとして 合する。そして、コンテンツ再生装置1から のコンテンツID、ユーザID等をキーとしたク リ(検索要求)に対し、必要な情報が含まれる レコード(エンティティ)を検索し返答する。 た、コンテンツ再生装置1からの関連情報や 視聴可能区間情報の追加・更新・削除の要求 に対し、矛盾のない形でデータベースを更新 する。

 すなわち、サーバ装置3の通信部37は、コン ンツ再生装置1から送信された、コンテンツ データの視聴可能な区間情報を示す視聴可能 区間情報を受信する手段、及び/又は、前記 ンテンツデータに対して関連情報が付加さ た場合に、関連情報と当該関連情報が付加 れた際に指定された関連情報の付加区間情 を受信する手段として機能する。
 また、データベース制御部35は、前記手段 よって受信された視聴可能区間情報を視聴 能区間情報記録部33に、関連情報(当該関連 報の付加区間情報)を関連情報記録部32に記 し、コンテンツ再生装置からの要求に応じ 、前記視聴可能区間情報並びに関連情報(付 区間情報)を送信する。

 図4は、サーバ装置3のデータベース制御部35 によって管理されているデータベースの構成 例を示した図である。
 図4に示したように、図1で例示したユーザY びユーザZのコンテンツ再生装置に記録され ているAVデータ(コンテンツデータ)の視聴可 区間情報、関連情報の一部がデータベース して構成されている。

 <コンテンツ再生装置の構成>
 図5は、本実施の形態におけるコンテンツ再 生装置1の一構成例を示す機能ブロック図で る。
 コンテンツ再生装置1は、サーバ装置3を通 て配信されるコンテンツデータを記録・再 することのできる装置である。なお、コン ンツデータの編集機能を備えることもでき 。この場合、コンテンツ再生装置は、コン ンツ編集装置として機能する。
 図5に示すように、コンテンツ再生装置1は 全体制御部100、妥当性評価部100a、UI(User Inte rface)部110、視聴可能区間情報管理部120、関連 情報付加部130、関連情報管理部140、関連情報 描画部150、AVデータ編集部160、AVデータ管理 170、AVデータ復号部180、合成部190、通信部200 、AVデータ録画部210を備えている。以下、各 理部の概要と関係を説明する。

 全体制御部100は、全体の制御を司り、各処 部からの各種通知に基づき指示を行う。
 妥当性評価部100aは、コンテンツデータの所 定の位置に関連情報を付加することの妥当性 を評価し、また、コンテンツデータに対する 編集の際に指定される編集区間情報に基づき 当該コンテンツデータを編集することの妥当 性を評価する手段として機能する。

 UI部110は、ユーザからの操作を受け付け、 体制御部100に通知し、全体制御部100からの 示により、OSD(On Screen Display)を表示し、ユ ザに警告・確認等の提示を行う。
 通信部200は、インターネットI等のネットワ ークを介して実行されるサーバ装置3との通 処理を司る。

 視聴可能区間情報管理部120は、全体制御部1 00の指示により、通信部200を通じてサーバ装 3からエンティティ「視聴可能区間情報52」( 図3(C))を取得・保持し、他の処理部からの要 に対し、当該情報を提供する。
 すなわち、視聴可能区間情報管理部120及び 信部200は、サーバ装置3から送信される他の コンテンツ再生装置に記録されたコンテンツ データの視聴可能区間情報を受信する手段と して機能する。

 関連情報付加部130は、UI部110を通じて入 された関連情報をコンテンツデータの所定 位置に付加する際に前記位置に該当する指 された付加区間情報に基づき、当該関連情 をコンテンツデータに付加する手段として 能する。また、関連情報管理部140に対して 関連情報などの追加指示を出す。

 関連情報管理部140は、全体制御部100の指示 より、通信部200を介してサーバ装置3からエ ンティティ「関連情報53」(図3(D))を取得・保 し、他の処理部からの要求に対し、当該情 を提供する。
 また、関連情報付加部130によって追加され 関連情報などを、通信部200を通じてサーバ 置3に対しアップロード(送信)する。
 すなわち、コンテンツデータに対して関連 報を付加する際に指定される関連情報の付 区間情報をサーバ装置3に送信する手段とし て機能する。また、サーバ装置3から送信さ る、他のコンテンツ再生装置に記録された ンテンツデータに対して関連情報が付加さ た際に指定された関連情報の付加区間情報 受信する手段として機能する。

 図1及び図4の場合を例示すると、コンテ ツID:0002で特定されるコンテンツデータ(AVデ タ)の開始から70分の時点にユーザYが関連情 報の内容を示すYYY1を、入力すると、各フィ ルドに各種情報が格納された図4に示すよう エンティティ「関連情報53a」が生成されサ バ装置3に送信される。

 エンティティ「関連情報53a」を受信した ーバ装置3のデータベース制御部35は、受信 たエンティティ「関連情報53a」を関連情報 録部32に記録し、図4に例示したデータベー を構成する。

 関連情報描画部150は、AVデータ復号部180 おけるAVデータの復号と同期して、復号され たAVデータに関連情報が付加されている場合 は、当該関連情報の内容を関連情報管理部1 40から取得し、グラフィックスデータや非圧 オーディオデータに変換し、合成部190に送 。

 AVデータ編集部(編集手段)160は、コンテンツ 再生装置1に記録されたコンテンツデータに する編集の際にUI部110を通じて指定される編 集区間情報(編集情報)に基づき、AVデータ管 部170を通じてAVデータの編集を行う。前記編 集区間情報とは、AVデータの一部区間(例:CM削 除)の削除、スキップ再生等の指示、また、 除/スキップ再生/スキップ編集する区間情報 などを示す。
 また、再生中のAVデータの視聴可能区間情 を管理しており、編集を行うことで、当該 ンテンツデータの視聴可能区間に変化が生 た場合、通信部200を通じてサーバ装置3に対 、視聴可能区間の更新を要求する。
 すなわち、コンテンツデータの視聴可能な ンテンツの再生位置を示す視聴可能区間情 を前記サーバ装置に送信する手段として機 する。

 図1及び図4の場合を例示すると、ユーザY コンテンツ再生装置1yにおいて、コンテン ID:0002で特定されるコンテンツデータ(120分の 連続ドラマ)の開始0分~60分の区間を削除する 集を実行すると、各フィールドに各種情報 格納された図4に示すようなエンティティ「 視聴可能区間情報52a」が生成されサーバ装置 3に送信される。

 エンティティ「視聴可能区間情報52a」を 信したサーバ装置3のサーバ装置3のデータ ース制御部35は、受信したエンティティ「視 聴可能区間情報52a」を視聴可能区間情報記録 部33に記録し、図4に例示したデータベースを 構成する。

 AVデータ管理部170は、AVデータを格納・管 理する処理部である。エンティティ「AVデー 54」に例示するように、AVデータと対応する コンテンツIDおよび属性情報と関連づけられ 管理されており、コンテンツIDを指定する とで、当該コンテンツIDに対応するAVデータ AVデータ復号部180へ送出したり、当該AVデー タの属性情報の追加、変更、返却等が可能と なっている。

 AVデータ復号部180は、全体制御部100の指 に従って、AVデータ管理部170を通じて、AVデ タを読み出し復号し、非圧縮AVデータを合 部190に送る。

 合成部190は、AVデータ復号部180から送ら る非圧縮AVデータと関連情報描画部150から送 られるグラフィックスデータや非圧縮オーデ ィオデータを合成して、図示しない表示装置 に出力する。

 AVデータ録画部210は、通信部200を通じて配 されるAVデータおよび対応するコンテンツID よび属性情報を受信し、AVデータ管理部170 通じて記録する。
 また、エンティティ「AVデータ54」の各フィ ールドにデータを設定し、サーバ装置3に送 する。
 なお、録画時にはAVデータ編集部160を通じ 、録画したAVデータの全区間を視聴可能とし てサーバ装置3に登録する。

 また、コンテンツ再生装置1は図示しない不 揮発メモリを備え、ユーザID、無視ユーザリ ト、お気に入りユーザリストを格納する。 ーザIDはコンテンツ再生装置1を使用するユ ザのIDであり、前述のユーザID(情報)に対応 る。
 無視ユーザリストとは、コンテンツ再生装 1を使用するユーザが、本システムを使用す るに当たって、無視したいユーザのIDのリス であり、後述するように、このリストに含 れているIDのユーザが作成した関連情報は 示しない、というような使い方をする。
 お気に入りユーザリストとは、コンテンツ 生装置1を使用するユーザが、本システムを 使用するに当たって、友人等お気に入りユー ザのIDのリストであり、後述するように、関 情報を付加する際の警告等に用いられる。

 また、妥当性評価部100aは、コンテンツデ ータに対して所定の位置に関連情報を付加す る際に前記位置に該当する指定された付加区 間情報及び受信した視聴可能区間情報(図3(C) 照)に基づき、前記コンテンツデータの前記 位置に前記関連情報を付加することの妥当性 を評価する評価手段として機能する。

 また、受信した視聴可能区間情報に含ま る、当該視聴可能区間情報が設定されてい コンテンツ再生装置のユーザを特定するユ ザID情報に基づき妥当性の評価が行われる このようにすることで、付加される関連情 を特定のユーザが閲覧できるようになる。

 更に、妥当性評価部100aは、受信した関連 情報の付加区間情報(図3(D)参照)及びコンテン ツデータに対する編集の際に指定される編集 区間情報に基づき、前記コンテンツデータを 編集することの妥当性を評価する手段として 機能する。

 また、受信した関連情報に少なくとも含ま る関連情報の重要度の評価情報、関連情報 付加するユーザを特定するユーザID情報、 連情報を付加した時刻情報のいずれかに基 き前記妥当性の評価が行われる。
 このようにすることで、重要度が高い関連 報を閲覧できるように編集することができ 。

 そして、全体制御部100は、妥当性評価部100a によって関連情報を付加することが妥当と評 価された場合には関連情報の付加を実行する ように関連情報付加部130に指示し、妥当でな いと評価された場合には関連情報を付加する か否かを確認する画面を表示する処理を実行 する。
 このようにすることで、視聴されにくい区 に関連情報を付加することを避けることが き、ユーザの付加した関連情報を多くの人 目に触れやすくできる。

 更に、全体制御部100は、妥当性評価部100aに よって編集を実行することが妥当と評価され た場合には編集を実行するようにAVデータ編 部160に指示し、妥当でないと評価された場 には編集を実行するか否かを確認する画面 表示する処理を実行する。
 このようにすることで、編集によって、他 ユーザの作成した関連情報を見ることがで なくなることを避けることができる。

 <再生処理>
 つづいて、図6を参照しながら、ユーザから コンテンツ再生指示があった場合のコンテン ツ再生装置1の全体制御部100における処理を 細に説明する。
 まず、再生対象のコンテンツデータのコン ンツIDを特定する(ステップS1)。コンテンツI Dの特定は、UI部110により例えば、コンテンツ リストの表示からユーザの選択によってなさ れる。

 次に、特定されたコンテンツIDをキーと て、関連情報管理部140に対して、サーバ装 3からのエンティティ「関連情報53」の取得 指示する(ステップS2)。同様に、同コンテン IDをキーとして、視聴可能区間情報管理部12 0に対して、サーバ装置3からのエンティティ 視聴可能区間情報52」の取得を指示する(ス ップS3)。

 次に、AVデータ復号部180に対して、指定し コンテンツIDに対応するAVデータの読み出し 始を指示する(ステップS4)。
 AVデータ復号の準備、エンティティ「視聴 能区間情報52」、及び、エンティティ「関連 情報53」の取得が完了したら、AVデータ復号 180に対し、再生開始を指示する(ステップS5)

 再生中は、後述する編集処理や関連情報 加処理を受け付け、ユーザからの再生停止 示あるいはAVデータ復号部180からのコンテ ツ末尾到達通知があるまで再生を続ける(ス ップS6)。

 <関連情報付加処理>
 つづいて、図7を参照し、AVデータを再生中 関連情報付加の指示があった場合の、全体 御部100における処理を説明する。ここでは に、図6で説明したように、エンティティ「 視聴可能区間情報52」、エンティティ「関連 報53」が取得されているものとする。

 まず、ユーザが付加する関連情報及び付 する際に指定された区間情報(付加区間情報 )を取得する(ステップS11)。例えば、コンテン ツID:0002で特定されるコンテンツデータ(AVデ タ)を閲覧しているユーザが、開始から35分 時点にXXX1という関連情報(コメント)を付加 る場合、付加する関連情報は“XXX1”、付加 る際に指定された区間情報は開始から35分 いう情報を取得する。

 次に、妥当性評価部100aは、前記区間情報 と取得済みのエンティティ「視聴可能区間情 報52」内の視聴可能区間フィールドに格納さ ている視聴可能区間情報に基づき、前記関 情報を付加することの妥当性を評価(判断) る(ステップS12)。

 再生中のコンテンツデータに関する他ユ ザの視聴可能区間情報と、指定された区間 報とを比較(対比)し、関連情報を付加する との妥当性を評価する。具体的には、ユー の指定した区間情報で特定される区間を視 可能なユーザ数の、本コンテンツデータの ユーザに対する割合が、ある閾値より高け ば妥当、低ければ妥当でないと評価する。 た、エンティティ「視聴可能区間情報52」に 含まれるユーザIDとお気に入りユーザリスト 登録されているユーザIDを比較し、お気に りユーザが関連情報を見られないのであれ 妥当でないと評価する。

 また、前記区間を視聴できないユーザのI Dがお気に入りリストに含まれている場合に 、妥当でないと評価される。

 そして、妥当性評価部100aが、関連情報を 付加することが妥当だと評価した場合(ステ プS13/YES)、全体制御部100は、関連情報付加部 130に対し、前記関連情報を前記指定した区間 に付加するよう指示する(ステップS14)。その 、関連情報管理部140は、通信部200を通じて サーバ装置3に対しユーザIDを付加した上で コンテンツに対するこの関連情報の追加を 求する。つまり、新たに付加した関連情報 含むエンティティ「関連情報53」をサーバ 置3に送信する。

 妥当でないと評価された場合(ステップS13/NO )、本関連情報は視聴するユーザが少ない、 つ/あるいは、お気に入りユーザリストに登 されているユーザY、Zが見られない、とい 警告を提示し、関連情報を付加するか否か 確認する画面を表示する(ステップS15)。
 ここでユーザが承認すれば(ステップS16/YES) 先ほど説明した付加処理を実行する。承認 なければ(ステップS16/NO)、付加処理はキャ セルされる。

 また、関連情報を付加することが妥当でな と評価された場合には、前記視聴可能区間 報に基づき、関連情報を付加することが妥 であると評価される視聴可能区間情報を代 区間情報として検索するようにしてもよい 前述の例では、開始から35分の時点は妥当 ないが、開始から40分の時点に付加すると妥 当と評価される場合、代替区間情報として当 該開始から40分の時点が検索される。
 そして、検索された代替時区間情報を表示 、当該代替区間に対応させて関連情報を付 するようにしてもよい。
 このようにすることで、ユーザの作成した 連情報をより多くの人の目に触れやすい時 に付加することができる。

 <編集処理>
 つづいて、図8を参照しながら、あるAVデー を再生中にそのAVデータを編集するように 示があった場合の、全体制御部100における 理を説明する。
 前記編集には、前述のように、前記コンテ ツデータのスキップ再生処理、削除処理、 該コンテンツデータへ続きのコンテンツデ タを追加する処理が含まれる。
 ここでは既に、図6で説明したように、エン ティティ「視聴可能区間情報52」、エンティ ィ「関連情報53」が取得されているものと る。

 まず、ユーザが意図するコンテンツに対す 編集区間情報(編集情報)を取得する(ステッ S21)。
例えば、コンテンツID:0002で特定されるコン ンツデータ(AVデータ)を閲覧しているユーザ 、開始から0分~60分の区間を削除する編集を 行う場合、前記編集区間情報としては、開始 から0分~60分の区間を削除する編集を実行す という情報である。

 次に、妥当性評価部100aは、受信したエン ティティ「関連情報53」の区間情報と前記取 した編集区間情報に基づき、前記コンテン データを編集することの妥当性を評価する (ステップS22)。

 具体的には、前記編集区間情報に基づき ンテンツデータを編集した場合に変更され 当該コンテンツデータの視聴可能区間と、 信した関連情報の付加区間情報を比較(対比 )し、前記コンテンツデータを編集すること 妥当性を評価する。前記削除の編集によっ 視聴が不可能になるコンテンツデータの区 に、有用な関連情報が付加されていない場 、編集を妥当と評価する。ここで、有用な 連情報が付加されているか否か、即ち、関 情報の有用性の評価は、受信したエンティ ィ「関連情報53」のユーザID、関連日時を用 、ユーザによる評価の高いものや関連日時 新しいものに高いスコア(評価)を与え(評価 対する重み付けの実行)、また、前記ユーザ IDが無視ユーザリストに含まれているユーザI Dであれば低いスコアを与え(評価に対する重 付けを実行しない)、お気に入りユーザリス トに含まれるユーザIDであれば高いスコアを えることによってすることができる。

 例えば、開始から0分~60分の区間を削除する 編集を実行する場合において、関連情報が前 記区間に付加されている場合を想定する。こ のとき、前記関連情報の評価値の大きさに応 じて評価のスコアを大きくする。同じく、編 集を実行する日時と関連情報が付加された日 時との差を算出し、当該差が大きいほど評価 のスコアを小さくする。以下、ユーザIDにつ ても前述のように評価のスコアを決定する
 そして、前記付けた評価のスコアの和があ 閾値より高ければ妥当、低ければ妥当でな と評価する。

 編集が妥当だと評価された場合(ステップS23 /YES)、AVデータ編集部160は、コンテンツデー に対し編集区間情報を適用する、つまり、 集を実行する(ステップS24)。
 AVデータ編集部160は、視聴可能区間情報を 新し、通信部200に対し、コンテンツ再生装 1のユーザの本コンテンツの視聴可能区間情 の更新をサーバ装置3に要求する。
 つまり、視聴可能区間情報を含むエンティ ィ「視聴可能区間情報52」をサーバ装置3に 信する。

 妥当でないと評価された場合(ステップS23/NO )、ユーザに対して、編集の実行により有用 関連情報を見られなくなる、かつ/あるいは ユーザY、Zの関連情報が見られなくなる旨 警告を提示し、本当に編集を実行するか否 を確認する画面を表示する(ステップS25)。
 ここで、ユーザが承認すれば(ステップS26/YE S)、先ほど説明した編集区間情報に基づく編 処理を実行する(ステップS24)。承認しなけ ば(ステップS26/NO)、編集区間情報を破棄する 。

 また、妥当でないと評価された場合には、 記受信した関連情報の区間情報に基づき、 集を実行することが妥当であると評価され 、コンテンツデータの区間情報を代替区間 報として検索することもできる。前述の例 は、関連情報が全く付加されていないコン ンツデータの区間情報を検索する。また、 述のスコアがある閾値より低くなるような 連情報が付加されている区間を検索する。
 そして、検索された区間を代替区間情報と て表示し、当該検索された代替区間情報に づき、編集を実行するようにしてもよい。
 このようにすることで、付加された関連情 が削除されない区間をユーザが知ることが きるので、よりよい編集が可能となる。

 <バリエーション>
 以上の構成を取ることで、見る人が少ない 所に関連情報を付加してしまうことが避け れる。また、編集によって有用な関連情報 含まれる区間が見られなくなることを避け れる。その他、本発明には以下に挙げるよ に様々なバリエーションや拡張が考えられ 。
 本実施形態では、関連情報の付加が妥当で いと評価された場合、ユーザに実行するか うかを問い合わせているが、単純に禁止し もよい。
 また、本実施形態では、編集が妥当でない 評価された場合、ユーザに実行するかどう を問い合わせているが、単純に禁止しても い。

 〔実施の形態2〕
 本発明の他の実施の形態について図9に基づ いて説明する。なお、説明の便宜上、前記の 実施の形態1において示したブロックと同一 機能を有するブロックには、同一の符号を し、その説明を省略する。また、実施の形 1において定義した用語については、特に断 ない限り本実施の形態においてもその定義 則って用いるものとする。

<コンテンツ再生装置の構成>
 コンテンツ再生装置1の構成は、AVデータ編 部160以外は実施の形態1と共通である。区別 のため、実施の形態2におけるAVデータ編集部 160をAVデータ編集部160’と呼ぶ。
 AVデータ編集部160’は、AVデータ編集部160の 挙動に加え、既に適用された編集を取り消す ための仕組みを備える。AVデータ(コンテンツ データ)の一部区間を削除する編集において AVデータ自身は削除せず、再生時に使用する AVデータの参照情報のみ書き換え、編集前の 照情報は保持しておき(以後、仮削除と呼ぶ )仮削除する区間はスキップされて再生され いようになる。

 具体的には、AVデータ編集部160’(編集手 )は、コンテンツデータのスキップ再生編集 をする場合、ユーザによって指定される編集 区間情報を図示しないメモリに記憶し、実施 例1で説明したように受信した関連情報の付 区間情報及び前記記憶された編集区間情報 基づき、前記コンテンツデータのスキップ 生編集を取り消すことの妥当性を評価し、 当と評価された場合には前記記憶された編 区間情報を消去する。

 なお、記録容量は有限であるため、AVデー の記録サイズがある閾値を超えたら、記録 、長時間経過したコンテンツについて、有 性の低い関連情報が付加された仮削除区間 らAVデータを実際に削除する(以後、実削除 呼ぶ)。この処理は、ユーザが使用しない時 に、自動的に行う。
 <再生処理>
 つづいて、図10を参照しながら、ユーザか コンテンツ再生指示があった場合のコンテ ツ再生装置1の全体制御部100における処理を 明する。
 ここでは、既に、コンテンツデータの一部 間を仮削除するようにユーザによって指示 れ、前記仮削除区間情報を含む編集区間情 が図示しないメモリに記憶されているもの する。

 まず、再生対象のコンテンツデータのコン ンツIDを特定する(ステップS31)。
 次に、全体制御部100は、特定されたコンテ ツIDをキーとして、関連情報管理部140に対 て、サーバ装置3からのエンティティ「関連 報53」の取得を指示する(ステップS32)。同様 に、同コンテンツIDをキーとして、視聴可能 間情報管理部120に対して、サーバ装置3から のエンティティ「視聴可能区間情報52」の取 を指示する(ステップS33)。

 次に、受信したエンティティ「関連情報53 の区間情報と前記メモリに記憶された編集 間情報に基づき、前記コンテンツデータの 削除編集取消の妥当性を評価する。(ステッ S34)。
 ここで、コンテンツデータの仮削除編集取 とは、前記メモリに記憶された仮削除の編 区間情報に基づく実削除の実行を取り消す とを意味する。

 つまり、前記仮削除が指定された区間を削 する編集の妥当性を評価し、当該削除編集 よって視聴が不可能になるコンテンツデー の区間に、有用な関連情報が付加されてい 場合、前記編集取消を妥当と評価する。
 この評価は、前述した削除編集の妥当性の 価と同様なので説明は省略する。

 編集取り消しが妥当(削除の実行が妥当で ない)と評価された場合(ステップS35/YES)、ユ ザに対し、本コンテンツの編集を取り消す とで有用な関連情報が見られるようになる かつ/あるいは、ユーザY、ユーザZの関連情 が見られるようになる旨の情報を提示し、 集を取り消すかどうかをユーザに問い合わ る(ステップS36)。ここで、ユーザが承認すれ ば(ステップS37/YES)、AVデータ編集部160’に対 、編集取り消しを指示する(ステップS38)。 の場合は、ステップS39において、仮削除区 を含めて読み出すので、有用な関連情報を 逃すことがない。

 次に、全体制御部100は、AVデータ復号部18 0に対して、指定したコンテンツIDに対応する AVデータの読み出し開始を指示する(ステップ S39)。

 AVデータ復号の準備、エンティティ「視 可能区間情報52」、及び、エンティティ「関 連情報53」の取得が完了したら、AVデータ復 部180に対し、再生開始を指示する(ステップS 40)。

 再生中は、後述する編集処理や関連情報 加処理を受け付け、UI部110を通じたユーザ らの再生停止指示あるいはAVデータ復号部180 からのコンテンツ末尾到達通知があるまで再 生を続ける(ステップS41)。

 編集取消しが妥当でない(削除編集が妥当 )と評価された場合(ステップS35/NO)、また、ユ ーザが承認しない場合(ステップS37/NO)、ステ プS39以降の処理を実行する。この場合は、 削除区間をスキップして読み出し再生する

 <バリエーション>
 以上の構成を取ることで、一旦コンテンツ ータの一部区間を仮削除したとしても、そ 後の評価により、その区間に有用な関連情 が付加された場合に実削除が実行されるこ がなく前記有用な関連情報を見逃すことが くなる。その他、本発明には以下に挙げる うに様々なバリエーションや拡張が考えら る。
 本実施形態ではコンテンツデータの一部区 の削除を対象としているが、本発明はコン ンツデータの全区間を削除、すなわちコン ンツを丸ごと削除した場合にも適用可能で る。具体的には、再生対象のコンテンツ以 も定期的に関連情報の有用性を評価し、有 な関連情報が付加された場合、コンテンツ 覧画面等でユーザに通知すればよい。
 本実施形態ではユーザがコンテンツを再生 ながら編集することを想定しているが、本 明はそれに限定されない。例えば、コンテ ツデータ自体の特徴(例:音声の内容、シー の変わり目)や他のユーザの作成したメタデ タに基づき自動編集を行う装置やソフトウ アについても適用可能であることは言うま もない。

 <実施形態に共通の補足事項>
 以上の実施形態では時間方向の編集にのみ 及しているが、画像の空間方向の編集や、 間方向・空間方向を組み合わせた編集にも 用可能である。また、関連情報の付加につ ても時間軸上での指定にのみ言及している 、画像の表示空間中の指定や時空間中の指 についても適用可能である。このことは、 止画コンテンツの任意の位置に関連情報を 加可能なシステムを仮定した場合のコンテ ツのトリミング機能やマスキング機能に適 可能であることが指摘できる。

 また、以上の実施形態ではAVデータ(コンテ ツデータ)もネットワークを経由してダウン ロードしているが、コンテンツIDの対応が取 れば、AVデータ(コンテンツデータ)は放送で 配信されるものであっても、DVD等の記録メデ ィアで提供されるものであってもよいことは 言うまでもない。
 また、以上の実施形態では、関連情報や視 可能区間情報やコンテンツ情報をサーバ装 3で集中的に管理しているが、P2P技術を用い て、個々の再生装置(編集装置)で分散的に管 してもよい。その場合、個々の再生装置が 質的に以上の実施例におけるサーバ装置の 目を果たすことになる。
 また、以上の実施形態では、ユーザへの是 確認を画面表示で行ったが、それに限定さ るものではない。例えば、音声出力や再生 置のフロントパネル表示などで行ってもよ ことは言うまでもない。

 なお、以上の実施形態では、AVデータ(コ テンツデータ)の編集機能、具体的には、AV ータ編集部160を備えたコンテンツ再生装置1 について説明したが、前記編集機能を備えな くてもよい。

 コンテンツ再生装置1は、PC(Personal Computer) 、再生装置の形態を問わない。
 最後に、コンテンツ再生装置1の各ブロック は、ハードウェアロジックによって構成して もよいし、以下のようにCPUを用いてソフトウ ェアによって実現してもよい。すなわち、コ ンテンツ再生装置1は、各機能を実現する制 プログラムの命令を実行するCPU(central process ing unit)、上記プログラムを格納したROM(read o nly memory)、上記プログラムを展開するRAM(rando m access memory)、上記プログラムおよび各種デ ータを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒 )などを備えている。

 そして、本発明の目的は、上述した機能 実現するソフトウェアである携帯型端末、 置型装置の制御プログラムのプログラムコ ド(実行形式プログラム、中間コードプログ ラム、ソースプログラム)をコンピュータで み取り可能に記録した記録媒体を、上記携 型端末、据置型装置に供給し、そのコンピ ータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されて いるプログラムコードを読み出し実行するこ とによっても、達成可能である。

 上記記録媒体としては、例えば、磁気テ プやカセットテープ等のテープ系、フロッ ー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の 気ディスクやCD-ROM/MO/MD/DVD/CD-R等の光ディス を含むディスク系、ICカード(メモリカード 含む)/光カード等のカード系、あるいはマ クROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモ リ系などを用いることができる。

 また、携帯型端末、据置型装置を通信ネ トワークと接続可能に構成し、上記プログ ムコードを、通信ネットワークを介して供 してもよい。この通信ネットワークとして 、特に限定されず、例えば、インターネッ 、イントラネット、エキストラネット、LAN ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual priv ate network)、電話回線網、移動体通信網、衛 通信網等が利用可能である。また、通信ネ トワークを構成する伝送媒体としては、特 限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬 送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有 線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluet ooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、 衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利 用可能である。なお、本発明は、上記プログ ラムコードが電子的な伝送で具現化された、 搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信 号(伝送媒体)の形態でも実現され得る。

 本発明の再生装置(編集装置)は、ビデオ コーダなどに好適に利用することができる