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Title:
COOKING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/001543
Kind Code:
A1
Abstract:
A cooking device in which key operation is easy and convenient. The cooking device has on its upper surface an operation section (7a, 8a) and a display section (7b, 8b). The operation section (7a, 8a) has a mode selection key (21) for selecting one of control modes, output increase/decrease keys (22, 23) for increasing and decreasing a set output and a set temperature, and time increase/decrease keys (24, 25) for increasing and decreasing a time in which heating is performed by using a timer. The mode selection key (21) and the time increase/decrease keys (24, 25) are separated into positions on both sides of the output increase/decrease keys (22, 23). The display section (7b, 8b) includes a numeral display section (26) for displaying by means of a numerical value a set value set by the selected control mode, an output display section (27) for displaying a set output, and a mode display section (28) for displaying a cooking mode selected by the mode selection key. The numeral display section (26) and the mode display section (28) are separated into positions on both sides of the output display section (27).

Inventors:
TOMINAGA HIROSHI
ISODA KEIKO
KOMADA MASAMICHI
OGASAWARA FUMITAKA
SAKAKIBARA KUNIAKI
Application Number:
PCT/JP2008/001620
Publication Date:
December 31, 2008
Filing Date:
June 23, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
TOMINAGA HIROSHI
ISODA KEIKO
KOMADA MASAMICHI
OGASAWARA FUMITAKA
SAKAKIBARA KUNIAKI
International Classes:
F24C7/04; H05B6/12; F24C15/00
Foreign References:
JP2005308266A2005-11-04
JP2005268208A2005-09-29
JPH04222319A1992-08-12
JP2002343546A2002-11-29
JPH10246444A1998-09-14
JP2003185152A2003-07-03
Attorney, Agent or Firm:
TANAKA, Mitsuo et al. (IMP Building3-7, Shiromi 1-chome,Chuo-ku, Osaka-shi, Osaka 01, JP)
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Claims:
 機器上面に設けられた天板と、
 前記被加熱物を加熱する加熱部と、
 前記被加熱物が所定の設定出力で加熱されるように前記加熱部を制御する加熱モードを含む複数の制御モードの中から選択された制御モードで調理されるように前記加熱部の加熱出力を制御する制御部と、
 機器上面に設けられた操作部と、
 機器上面に設けられた表示部と、
 前記複数の制御モードのいずれかにおいて所定の設定時間加熱されるように時間をカウントするタイマーと、
 を備え、
 前記操作部は、
 前記複数の制御モードの中から一つを選択するためのモード選択キーと、
 前記設定出力及び設定温度を増加及び低下させるために設けられた出力増減キーと、
 前記タイマーで加熱する時間を増加及び低下させるために設けられた時間増減キーと、
 を備え、
 前記表示部は、選択された前記制御モードにおける設定値を数値で表示する数字表示部と、
 前記設定出力を表示する出力表示部と、
 前記モード選択キーで選択される調理モードを表示するモード表示部と、
 を備え、
 前記数字表示部は前記時間増減キーの近傍に配置され、前記出力表示部は前記出力増減キーの近傍に配置され、前記モード選択キーと前記時間増減キーを前記出力増減キーの両側に配設し、前記数字表示部と前記モード表示部が前記出力表示部の両側に配置されるようにした加熱調理器。
 前記操作部は、加熱開始キーをさらに備え、
 前記制御部は、複数の制御モードのうちいずれかをモード選択キーで選択後に、前記加熱開始キーを操作した場合のみ前記加熱部の加熱を開始可能とするとともに、
 被加熱物が所定の設定温度になるように前記加熱部の加熱出力を制御する制御モードである温度調節モードを有し、
 前記モード選択キーにより前記温度調節モードが選択されると前記温度調節モードが選択されたことを前記モード表示部に表示し、前記温度調節モードが選択された後、前記加熱開始キーで加熱開始がおこなわれた時点以後に、前記温度調節モードにおける設定温度を前記数字表示部に表示して前記出力増減キーにより前記設定温度を変更可能とする、請求項1に記載の加熱調理器。
 加熱開始及び加熱停止をするための切入キーを前記出力増減キーに対して前記モード選択キー側に設けた請求項1に記載の加熱調理器。
 電源スイッチと、加熱を開始するための加熱開始キーと、をさらに備え、
 前記電源投入後、前記モード選択キーのみ操作することが可能であり、
 前記モード選択キーにより、いずれかの制御モードが選択されるまでは、前記モード選択キー以外の操作キーによる操作ができず、かつ
 前記モード選択キーでいずれかの制御モードを選択後に、前記加熱開始キーを操作することが、前記加熱部での加熱が開始される必要条件である、請求項1に記載の加熱調理器。
 前記時間増減キーを示す記号と前記出力増減キーを示す記号を異ならせた、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の加熱調理器。
Description:
加熱調理器

 本発明は、機器上面に操作部を有する加 調理器に関する。

 従来の加熱調理器は、加熱出力の設定を変 するための出力変更部の近傍に設けられた 力表示部と、温度調節時間を増加させる機 のみを有する一つまたは複数の時間増加キ と、時間増加キーの近傍に設けられた時間 示用の数字表示部と、数字表示部の近傍に けられた揚げ物調理時の油温を自動調節す 温度調節モード等の調理モードを設定する めの調理モード選択キーと、温度調節モー 時の設定温度を表示する温度表示等の時間 示以外の少なくとも1つの設定値の変更を、 出力増加キーおよび出力減少キーで行いその 変更結果を時間表示用の数字表示部で共用し ておこなうとともに、数字表示部の近傍に選 択された調理モードを示すモード表示部を設 けていた(例えば、特許文献1参照)。

特開2003-185152号公報

 しかしながら、前記従来の構成では、時 増加キーが時間の増加方向にしか調節でき いため、使い勝手が悪かった。この問題を 消するために、時間を低減する機能を有す キーを追加することが考えられる。例えば 一組の設定時間を増加するための時間増加 ー及び設定時間を低減するための時間低減 ー(以下「時間増減キー」ともいう)を設け 場合が考えられる。

 しかし、時間増減キーを設けると、温度 節モード等のタイマーで時間設定ができな 調理モードが選択された場合、モード表示 が数字表示部の近傍にあるために、時間増 キーを使用して時間設定ができる、と誤っ 認識される可能性が高いという問題点があ た。

 また、時間増加キーを時間変更専用とす 代わりに、設定温度の変更を時間増減キー 共用することが考えられる。しかし、この 合、時間増減と出力変更のいずれが機能す かがわからなくなり使用者をさらに混乱さ るおそれがあった。

 このように、従来の加熱調理器は、キー 作に関して使い勝手が悪かった。

 本発明は、前記従来の課題を解決するも であり、キー操作に関して使い勝手が良い 熱調理器を提供することを目的とする。例 ば、キーの総数を減らしキー構成を簡素化 、さらにタイマー増減キーがタイマー機能 用のものであることを視認し易くする。

 従来の課題を解決するため、本発明の加 調理器は、機器上面に設けられた天板と、 板上に載置された被加熱物を加熱する加熱 と、被加熱物が所定の設定出力で加熱され ように加熱部を制御する加熱モードを含む 数の制御モードの中から選択された制御モ ドで調理されるように加熱部の加熱出力を 御する制御部と、機器上面に設けられた操 部及び表示部と、複数の制御モードのいず かにおいて所定の設定時間加熱されるよう 時間をカウントするタイマーとを備える。 作部は、複数の制御モードの中から一つを 択するためのモード選択キーと、設定出力 び設定温度を増加及び低下させるために設 られた出力増減キーと、タイマーで加熱す 時間を増加及び低下させるために設けられ 時間増減キーとを備える。表示部は、選択 れた制御モードにおける設定値を数値で表 する数字表示部と、設定出力を表示する出 表示部と、モード選択キーで選択される調 モードを表示するモード表示部とを備える 数字表示部は時間増減キーの近傍に配置さ 、出力表示部は出力増減キーの近傍に配置 れ、モード選択キーと時間増減キーを出力 減キーの両側に配設し、数字表示部とモー 表示部が出力表示部の両側に配置される。 れにより、モード選択キーと時間増減キー 出力増減キーの部分で分離され、かつ数字 示部とモード表示部が出力表示部の部分で 離される。よって、モード表示部と出力増 キーとの距離を、モード表示部と時間増減 ーとの距離よりも短くなる。そのため、時 増減キーと、モード選択キーで選択されモ ド表示部で表示される制御モードとの視覚 な関連性を小さくするとともに、出力増減 ーと、モード選択キーで選択されモード表 部で表示される制御モードの視覚的な関連 を大きくすることができる。したがって、 力増減キーで加熱モード以外の制御モード 設定変更をおこなえることが認識しやすく る。したがって、温度調節モードが選択さ たとき、使用者が誤って時間増減キーを操 する可能性を少なくすることができ使い勝 を向上させることができる。

 操作部は、加熱開始キーをさらに備えて よい。制御部は、複数の制御モードのうち ずれかをモード選択キーで選択後に、加熱 始キーを操作した場合のみ加熱部の加熱を 始可能してもよい。被加熱物が所定の設定 度になるように加熱部の加熱出力を制御す 制御モードである温度調節モードを有し、 ード選択キーにより温度調節モードが選択 れると温度調節モードが選択されたことを ード表示部に表示し、温度調節モードが選 された後、加熱開始キーで加熱開始がおこ われた時点以後に、温度調節モードにおけ 設定温度を数字表示部に表示して出力増減 ーにより設定温度を変更してもよい。これ より、モード選択キーで選択されモード表 部で表示される制御モードにおける、時間 減キーと、数字表示部の表示との関連性を 覚的に低くし、使用者に時間増減キーが当 選択された制御モードで使用できないこと さらに強く認識させることができる。

 加熱開始及び加熱停止をするための切入 ーを出力増減キーに対してモード選択キー に設けてもよい。これにより、さらに、時 増減キーが時間調整専用であることを強調 ることができる。

 加熱調理器は、電源スイッチと、加熱を 始するための加熱開始キーをさらに備えて よい。電源投入後、モード選択キーのみ操 することが可能とし、モード選択キーによ 、いずれかの制御モードが選択されるまで 、モード選択キー以外の操作キーによる操 ができず、かつモード選択キーでいずれか 制御モードを選択後に、加熱開始キーを操 することが加熱部での加熱が開始される必 条件としてもよい。電源投入後、加熱開始 でに少なくとも2回の操作が必要となり安全 性が向上するとともに、従来のロック解除キ ーを省くことができ、操作キーの数を低減す ることができる。

 時間増減キーを示す記号と出力増減キー 示す記号を異ならせてもよい。これにより 時間増減キーが時間調整専用であることを 調することができる。

 本発明によれば、時間設定のできない調 モードにおける設定数値の表示とタイマー 定時間の表示を共通の数字表示部で行うこ により、数字表示部を簡素化している。ま 、設定タイマーの時間設定を増減できるよ にして時間設定を容易にしている。また、 イマー設定ができ加熱出力を設定するため 加熱モードとタイマー設定ができない調理 ードを含む複数の調理モードの選択を一つ キーでおこない、設定時間の変更以外の設 の変更を出力増減キーでおこなうようにし キーの総数を減らしキー構成を簡素化して る。さらに、タイマー増減キーがタイマー 能専用のものであることを視認し易くして る。よって、キー操作に関して使い勝手が い。

本発明の実施形態における誘導加熱調 器の斜視図 同誘導加熱調理器の模式断面図 同誘導加熱調理器の要部平面図

符号の説明

 1 本体
 2 天板
 3 左誘導加熱部表示
 4 右誘導加熱部表示
 7a 左上面操作部
 7b 左上面表示部
 8a 右上面操作部
 8b 右上面表示部
 10 電源スイッチ
 12 被加熱物
 13 左加熱コイル
 14 左インバータ
 15 左誘導加熱部
 16 左制御部
 20 左切入キー(加熱開始キー)
 21 左モード選択キー
 22、23 左出力増減キー
 24、25 左時間増減キー
 26 左数字表示部
 27 左出力表示部
 28 左モード表示部
 29 左設定内容表示部
 30 左モード選択指示表示部

 以下、本発明の実施形態について、図面 参照しながら説明する。なお、この実施形 によって本発明が限定されるものではない

1. 誘導加熱調理器の構成
 本発明の実施形態における加熱調理器は、 加熱物を誘導加熱する誘導加熱調理器であ 。図1は、本実施形態における誘導加熱調理 器の全体斜視図であり、誘導加熱調理器の一 種である組み込み式誘導加熱調理器をキッチ ンカウンターに組み込んだ状態を示している 。図1に示すように、本実施形態の誘導加熱 理器は、外郭を構成する本体1、本体1の上面 に設けられ鍋などの被加熱物(図2参照)を載置 する天板2、天板2の前側左に設けられた左誘 加熱部表示3、天板2の前側右に設けられた 誘導加熱部表示4、天板2の後側中央に設けら れた後誘導加熱部5、加熱庫6、後誘導加熱部5 及び加熱庫6の操作入力を行うための前面操 部9、及び電源スイッチ10を有する。機器上 の天板2には、左誘導加熱部3と右誘導加熱部 4をそれぞれ動作させるため操作入力を行う 上面操作部7aと右上面操作部8a、左誘導加熱 表示3と右誘導加熱部表示4内で加熱される の出力設定等の表示を行うための左上面表 7b及び右上面表示8bが設けられている。

 図2は、図1の左誘導加熱部表示3に対応す 左誘導加熱部15の断面構成を模式的に示し いる。右誘導加熱部表示4に対応する右誘導 熱部(図示せず)は、同様の構成となってい ため、その説明を省略する。機器内部には 天板2の下方で左誘導加熱部表示3に対向して 設けられ被加熱物12を誘導加熱するための左 熱コイル13が設けられている。また、機器 部には左加熱コイル13に高周波電流を供給す る左インバータ14を含む左誘導加熱部15と、 インバータ14の出力を制御する左制御部16と 収納されている。左制御部16は、被加熱物12 が所定の設定出力で加熱されるように左誘導 加熱部15を制御する加熱モードを含む複数の 御モードの中から選択された制御モードで 理されるように左誘導加熱部15の加熱出力 制御する。本実施形態においては、制御モ ドとして、加熱モード以外に、温度調節モ ド、湯沸かしモード、および炊飯モードが 択できるようになっている。

 機器上面の天板2には、左上面操作部7a及 左上面表示部7bが設けられている。左上面 示部7bは、奥側の左誘導加熱部表示3と手前 の左上面操作部7aとの間に配設されている。 左制御部16は、複数の制御モードのいずれか 選択されている場合に(例えば、本実施形態 においては、加熱モードが選択されている場 合に)、被加熱物12が左上面操作部7aで設定さ る設定時間だけ加熱されるように時間をカ ントするタイマーを備えている。

 図3は、図1の左誘導加熱部表示3に対応す 左上面操作部7aと左上面表示部7bを示してい る。図1の右誘導加熱部表示4に対応する右上 操作部8aと右上面表示部8bは、図3に示すも と同様の構成となっているため、説明を省 する。左上面操作部7aは、以下の操作キーを 備えている。すなわち、複数の制御モードの 中から一つを選択するための左モード選択キ ー21(当該キーには「メニュー」と文字印刷表 示されている)、加熱を停止しているときに 熱を開始し加熱中であるときに加熱を停止 るための左加熱切入りキー20、加熱モードで 設定する設定出力を増加することができかつ 温度調節モードで設定する設定温度を高くす ることができる左出力増加キー22、前記設定 力及び設定温度を低くするための左出力減 キー23(以下、左出力増加キー22と左出力低 キー23をまとめて左出力増減キー22、23と呼 場合がある)、タイマーで加熱する時間を増 させるための左時間増加キー24および加熱 る時間を低下させるために設けられた左時 低減キー25(以下、左時間増加キー24、左時間 低減キー25をまとめて左時間増減キー24、25と 呼ぶ場合がある)が図3の一点鎖線で示す左上 操作部7aの領域内にある。左出力増加キー22 内には右方向を向いた三角印の記号表示が付 され、左出力低減キー23内には左方向を向い 三角印の記号表示が付されている。また、 時間増加キー24内には「+」の記号表示が付 れ、左出力低減キー25内には「-」の記号表 が付されている。左時間増減キー24、25の下 方には時間増減キーであることを示す「タイ マー」の文字が印刷されている。

 図1に示す天板2は、光透過性結晶化セラ ック板の裏面に明るい色の薄膜を帯状に切 欠くように印刷し、切り欠き部に黒色薄膜 を形成して光が透過する領域である黒色の 面表示部7が設けられている。上面表示部7の 下方には、LED等の発光素子(図示せず)が設け れ、必要な表示に対応するLEDを発光させる とにより各表示を点灯して文字や記号を明 に識別できるようにしている。発光素子はL CDや蛍光表示管で形成しても良い。印刷色も 宜決めればよい。図3に示す左上面表示部7b 、上面表示部7内に設けられており、選択さ れた制御モードにおける設定値を7セグメン の表示素子を3つ並べて数値で表示する左数 表示部26と、左数字表示部26の上近傍に位置 し左数字表示部26で表示される数値の内容ま は単位などを示す左設定内容表示部29と、 温及び1から9までの文字を点灯するセグメン トを横方向に棒状に並べて設定出力を表示す る左出力表示部27と、左モード選択キー21で 番に選択される調理モードを表示する左モ ド表示部28とを備えている。

 温度調節モードのときは「加熱」の文字 表示される加熱モード表示28a及び「残り」 文字で表示される残時間表示29aが点灯し、 度調節モードのときはフライを示す記号で 示される左温度調節モード表示28b及び「予 」の文字で表示される予熱中表示29bが点灯 、湯沸かしモードのときはやかんを示す記 で表示される湯沸かしモード表示28cが点灯 、炊飯モードのときはご飯と茶碗をしめす 号で表示される炊飯モード表示28d及び「カ プ」の文字で表示される炊飯量(米のカップ 数)表示29dが点灯する。左数字表示部26は左時 間増減キー24、25の上方(奥側)近傍に配置され ている。左出力表示部27は左出力増減キー22 23の上方(奥側)近傍に配置され、左モード選 キー21と左時間増減キー24、25は左出力増減 ー22、23の両側に配設され、左数字表示部26 左モード表示部28は左出力表示部27の両側に 配置されている。

2. 誘導加熱調理器の動作
 以上のように構成された誘導加熱調理器に いて、以下、その動作、作用を説明する。 源スイッチ10を投入すると、逆三角印(▼)で 表示される左モード選択指示表示部30が左上 表示部7b内で左モード選択キーの上方近傍 点灯し、左誘導加熱部15について、左モード 選択キー21のみ操作することが可能となる。 モード選択指示表示部30が点灯中であると 、すなわち、左モード選択キー21を操作する ことにより、いずれかの制御モードが選択さ れないと、全ての操作キーによる操作ができ ず、かつ左モード選択キー21でいずれかの制 モードを選択後に、加熱開始キーである左 熱切入キー20を操作することによってのみ 熱が開始される。したがって、不用意に加 が開始されるのを防止することができ安全 ある。

 左モード選択キー21でいずれかの制御モ ドを選択後において、左切入キー20を操作す る(例えば押す、以下同じ)と、左制御部16は インバータ14のスイッチング素子(図示せず) オンオフ制御を開始して加熱コイル13に高 波電流を供給し、被加熱物12の誘導加熱を開 始する。左切入キー20は、また、左加熱コイ 13による加熱を行っているときに加熱を停 する加熱停止キーを兼ねている。左切入キ 20は、左出力増減キー22、23に対して左モー 選択キー21と同じ側に設けられている。モー ド選択キー21を操作して、左モード表示部28 の左温度調節モード表示28bを点灯させるこ により温度調節モードを選択することがで る。温度調節モードが選択された状態で加 開始キーである左切入キー20を操作すると、 左制御部16は、被加熱物12が所定の設定温度 なるように、被加熱物12の温度を検知しなが ら左誘導加熱部15の加熱出力を制御する。

 左モード表示部28は、左モード選択キー21 で温度調節モードが選択されたとき温度調節 モードが選択されたことを、温度調節モード 表示28bを点灯することで表示するが、左数字 表示部26は設定温度を表示しない。左数字表 部26は、左モード選択キー21を操作され温度 調節モードが選択された後、左切入キー20の 作で加熱開始がおこなわれた時点以後に、 定温度を数値表示するようにしている。こ ようにすることで、使用者が温度調節モー では、左時間増減キー24、25が操作できない ことを認識し易くすることにより使い勝手を 向上させることができる。

 以上のように、左モード選択キー21と左 間増減キー24、25が左出力増減キー22、23の部 分で分離され、かつ左数字表示部26と左モー 表示部28が左出力表示部27の部分で分離され ることにより、左モード表示部28と左出力増 キー22、23との距離を、左モード表示部28と 時間増減キー24、25との距離よりも短くする ことにより、左時間増減キー24、25と、左モ ド選択キー21で選択され左モード表示部28で 示される制御モードとの視覚的な関連性を さくするとともに、左出力増減キー22、23と 、左モード選択キー21で選択され左モード表 部28で表示される制御モードとの視覚的な 連性を大きくすることができる。

 したがって、左出力増減キー22、23で加熱 モード以外の制御モードの設定変更をおこな えることが認識しやすくなる。したがって、 温度調節モードが選択されたとき、使用者が 誤って左時間増減キー24、25を操作する可能 を少なくすることができ使い勝手を向上さ ることができる。

 左モード選択キー21で制御モードを選択 において、加熱を開始するための左加熱開 キー20を備え、左制御部16は、被加熱物12が 定の設定温度になるように左誘導加熱部14の 加熱出力を制御する温度調節モードで左誘導 加熱部14の加熱出力を制御することを可能と 、左モード選択キー21は、温度調節モード 選択可能とし、左モード表示部21は、温度調 節モードが選択されると温度調節モードが選 択されたことを表示し、左数字表示部26は、 度調節モードが選択された後、左加熱開始 ー20で加熱開始がおこなわれた時点以後に 温度調節モードにおける設定温度を数値で 示することにより、さらに、左時間増減キ 24、25と、左モード選択キー21で選択され左 ード表示部28で表示される制御モードとの視 覚的な関連性を小さくするとともに、左出力 増減キー22、23と、左モード選択キー21で選択 され左モード表示部28で表示される制御モー の視覚的な関連性を大きくすることができ 。

 加熱開始及び加熱停止をするための左切 キー20を左出力増減キー22、23に対して左モ ド選択キー21側に設けたことにより、さら 、左時間増減キー24、25が時間調整専用であ ことを強調することができる。

 電源スイッチ10を投入後、左誘導加熱部15 について、左モード選択キー21のみ操作する とが可能であり、左モード選択キー21によ 、いずれかの制御モードが選択されないと 全ての操作キーによる操作ができず、かつ モード選択キーでいずれかの制御モードを 択後に、加熱開始キーである左加熱切入キ 20を操作することによってのみ加熱が開始さ れる構成とすることにより、電源スイッチ10 投入後、加熱開始までに少なくとも2回の操 作が必要となり安全性が向上するとともに、 従来のロック解除キーを省くことができ、操 作キーの数を低減することができる。

 時間増減キーを示す記号と出力増減キー 示す記号を異ならせたことにより、時間増 キーが時間調整専用であることを強調する とができる。

 なお、以上の実施形態では、左時間増減 ー24、25を時間調整専用としたが、温度調節 モード時に左出力増減キー22、23に加え、左 間増減キー24、25で温度調節が可能なように てもよい。このような構成とすることによ 、左数字表示部26が点灯時に使用者が誤っ 左時間増減キー24、25を操作して温度設定を える事ができるので便利である。

 また、上記実施形態では、左モード選択 ー21で温度調節モードを選択する操作をし だけでは、左数字表時26が点灯しなかったが 、左モード選択キー21で温度調節モードを選 するだけで左数字表示部26が点灯するよう し、かつ左出力増減キー22、23に加え、左時 増減キー24、25でも温度調節が可能なように してもよい。このような構成とすることによ り、左加熱切入キー20で加熱を開始する前に 定温度を左数字表示部26に表示してその近 の左時間増減キー24、25でも温度調節ができ ので便利である。

 なお、本実施形態では、電源スイッチ10 投入された後、逆三角印(▼)で表示される左 モード選択指示表示部30によって、操作可能 キーを示したが、左モード選択指示表示部3 0を設ける代わりに、操作可能な左モード選 キー21のみを点灯表示し、他のキーを消灯し て見えなくなるようにしても良い。

 なお、上記実施形態では、誘導加熱式加 調理器を例にとって説明をしたが、本発明 トッププレートを有するガス調理器にも適 することができる。

 本発明にかかる加熱調理器は、キー操作 関する使い勝手を良くすることができるた 、機器上面に操作スイッチを有する組み込 式誘導加熱調理器はもちろんのこと、組み み式以外の据置式や卓上タイプの誘導加熱 理器、誘導加熱部が一つまたは複数のもの も適用できる。さらには、電気ヒータ加熱 、ハロゲンランプ加熱式、ガラスプレート 有するガス加熱式の加熱調理器にも適用す ことができる。