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Patent Searching and Data


Title:
DATA PROCESSING SYSTEM, CENTRAL MANAGEMENT UNIT THEREFOR, COMPUTER PROGRAM THEREFOR, AND DATA PROCESSING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/125564
Kind Code:
A1
Abstract:
A plurality of data communication terminals having data display functions are individually disposed for each of a plurality of user usage places where general users separately check-in. A user storage section stores user identification data and place identification data for each of the general users who check-in. A state holding section holds the user state data of the general users who have checked-in together with the user identification data. A group identifying section identifies a plurality of general users who have checked-in in a group. A list display section displays a list of at least the user identification data, place identification data, and user state data of other persons of the group on each of the data communication terminals at the usage places of the plurality of users who have checked-in in a group. This provides a data processing system in which the general users of the group who have separately checked-in the plurality of user usage places can confirm the state of the other persons at a glance.

Inventors:
SERADA TERUHARU (JP)
ARAO SHINYA (JP)
YAMADA HIROKAZU (JP)
HAYASE NORIAKI (JP)
OMINO TAKAYUKI (JP)
TSUNEMI YASUAKI (JP)
KAMIYA KENICHI (JP)
NISHIOKA MICHIO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/001568
Publication Date:
October 15, 2009
Filing Date:
April 03, 2009
Export Citation:
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Assignee:
NEC CORP (JP)
SERADA TERUHARU (JP)
ARAO SHINYA (JP)
YAMADA HIROKAZU (JP)
HAYASE NORIAKI (JP)
OMINO TAKAYUKI (JP)
TSUNEMI YASUAKI (JP)
KAMIYA KENICHI (JP)
NISHIOKA MICHIO (JP)
International Classes:
G06Q10/00; G06Q30/02; G06Q30/06; G06Q50/00; G06Q50/10; G06Q50/12; H04Q3/58
Foreign References:
JP2007251714A2007-09-27
JP2001118181A2001-04-27
JP2008035299A2008-02-14
JP2007274683A2007-10-18
JP2004336140A2004-11-25
Other References:
MIKIO OSHIMA: "IP Denwa ga Jitsugen suru Aratana Communication", NETWORK WORLD, vol. 11, no. 8, 1 August 2006 (2006-08-01)
HIROSHI NAGAI: "Com@WILL Series ni yoru Ubiquitous Service no Tenkai", OKI TECHNICAL REVIEW, vol. 74, no. 2, 1 April 2007 (2007-04-01), pages 44 - 47
Attorney, Agent or Firm:
HAYAMI, SHINJI (JP)
Shinji Hayami (JP)
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Claims:
 一般ユーザが個別にチェックインする複数のユーザ利用箇所ごとに個々に設置されて少なくともデータ表示機能を有する複数のデータ通信端末と、
 チェックインする前記一般ユーザごとにユーザ識別データと前記ユーザ利用箇所の箇所識別データとの入力を受け付ける利用登録手段と、
 入力された前記ユーザ識別データと前記箇所識別データとを対応させて記憶するユーザ記憶手段と、
 前記ユーザ利用箇所ごとにチェックインした前記一般ユーザのユーザ状況データを前記ユーザ識別データとともに保持する状況保持手段と、
 グループでチェックインした複数の前記一般ユーザを特定するグループ特定手段と、
 前記グループの前記一般ユーザがチェックインした複数の前記ユーザ利用箇所の前記データ通信端末の各々に前記グループの少なくとも他者の前記ユーザ識別データと前記箇所識別データと前記ユーザ状況データとを一覧表示させる一覧表示手段と、
を有するデータ処理システム。
 前記データ通信端末は、前記ユーザ識別データと前記箇所識別データと前記ユーザ状況データとを一覧表示するとともに入力操作を受け付けるIP(Internet Protocol)電話端末からなり、
 前記ユーザ識別データと前記箇所識別データとの少なくとも一方が入力操作されると対応する前記データ通信端末を発呼してVoIP(Voice Over IP)回線を開通する回線開通手段を、さらに有する請求項1に記載のデータ処理システム。
 前記データ通信端末は、前記一般ユーザの携帯電話端末の携帯電話番号の入力操作も受け付け、
 前記状況保持手段は、前記携帯電話番号も前記ユーザ識別データとともに保持し、
 前記一覧表示手段は、前記携帯電話番号も前記ユーザ識別データとともに前記データ通信端末に表示させ、
 前記回線開通手段は、前記携帯電話番号が入力操作されると対応する前記携帯電話端末を発呼する請求項2に記載のデータ処理システム。
 前記一覧表示手段は、前記ユーザ状況データに対応した表示形式で前記ユーザ識別データと前記箇所識別データとを前記データ通信端末に一覧表示させる請求項1ないし3の何れか一項に記載のデータ処理システム。
 前記ユーザ利用箇所ごとに前記ユーザ状況データを検出する状況検出手段を、さらに有し、
 前記状況保持手段は、検出された前記ユーザ状況データを保持する請求項1ないし4の何れか一項に記載のデータ処理システム。
 前記データ通信端末は、前記一般ユーザによる前記ユーザ状況データの入力操作を受け付け、
 前記状況保持手段は、入力操作された前記ユーザ状況データを保持する請求項1ないし5の何れか一項に記載のデータ処理システム。
 前記データ通信端末は、前記一般ユーザによるユーザ予定データの入力操作を受け付け、
 前記状況保持手段は、入力操作された前記ユーザ予定データも前記ユーザ識別データとともに保持し、
 前記一覧表示手段は、前記ユーザ予定データも前記ユーザ識別データとともに前記データ通信端末に表示させる請求項1ないし6の何れか一項に記載のデータ処理システム。
 前記データ通信端末は、前記ユーザ予定データとともに予定時刻の入力操作も受け付け、
 前記状況保持手段は、入力操作された前記ユーザ予定データとともに前記予定時刻も保持し、
 前記一覧表示手段は、現在時刻が前記予定時刻となると前記ユーザ予定データを前記データ通信端末に表示させる請求項7に記載のデータ処理システム。
 複数の前記データ通信端末と、
 少なくとも前記利用登録手段と前記ユーザ記憶手段と前記状況保持手段と前記グループ特定手段と前記一覧表示手段とを有して複数の前記データ通信端末とデータ通信する中央管理装置と、
を有する請求項1ないし8の何れか一項に記載のデータ処理システム。
 請求項9に記載のデータ処理システムの中央管理装置であって、
 チェックインする前記一般ユーザごとにユーザ識別データと前記ユーザ利用箇所の箇所識別データとの入力を受け付ける利用登録手段と、
 入力された前記ユーザ識別データと前記箇所識別データとを対応させて記憶するユーザ記憶手段と、
 前記ユーザ利用箇所ごとにチェックインした前記一般ユーザのユーザ状況データを前記ユーザ識別データとともに保持する状況保持手段と、
 グループでチェックインした複数の前記一般ユーザを特定するグループ特定手段と、
 前記グループの前記一般ユーザがチェックインした複数の前記ユーザ利用箇所の前記データ通信端末の各々に前記グループの少なくとも他者の前記ユーザ識別データと前記箇所識別データと前記ユーザ状況データとを一覧表示させる一覧表示手段と、
を有する中央管理装置。
 請求項10に記載の中央管理装置のためのコンピュータプログラムであって、
 チェックインする前記一般ユーザごとにユーザ識別データと前記ユーザ利用箇所の箇所識別データとの入力を受け付ける利用登録処理と、
 入力された前記ユーザ識別データと前記箇所識別データとを対応させて記憶するユーザ記憶処理と、
 前記ユーザ利用箇所ごとにチェックインした前記一般ユーザのユーザ状況データを前記ユーザ識別データとともに保持する状況保持処理と、
 グループでチェックインした複数の前記一般ユーザを特定するグループ特定処理と、
 前記グループの前記一般ユーザがチェックインした複数の前記ユーザ利用箇所の前記データ通信端末の各々に前記グループの少なくとも他者の前記ユーザ識別データと前記箇所識別データと前記ユーザ状況データとを一覧表示させる一覧表示処理と、
を前記中央管理装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
 請求項10に記載の中央管理装置のデータ処理方法であって、
 チェックインする前記一般ユーザごとにユーザ識別データと前記ユーザ利用箇所の箇所識別データとの入力を受け付ける利用登録工程と、
 入力された前記ユーザ識別データと前記箇所識別データとを対応させて記憶するユーザ記憶工程と、
 前記ユーザ利用箇所ごとにチェックインした前記一般ユーザのユーザ状況データを前記ユーザ識別データとともに保持する状況保持工程と、
 グループでチェックインした複数の前記一般ユーザを特定するグループ特定工程と、
 前記グループの前記一般ユーザがチェックインした複数の前記ユーザ利用箇所の前記データ通信端末の各々に前記グループの少なくとも他者の前記ユーザ識別データと前記箇所識別データと前記ユーザ状況データとを一覧表示させる一覧表示工程と、
を有するデータ処理方法。
Description:
データ処理システム、その中央 理装置、そのコンピュータプログラムおよ データ処理方法

 本発明は、複数のユーザ利用箇所に一般 ーザが個別にチェックインする宿泊施設な で利用されるデータ処理システム、その中 管理装置、そのコンピュータプログラムお びデータ処理方法、に関する。

 現在、宿泊施設や長距離列車などでは、 ーザ利用箇所となるホテルルームや指定席 一般ユーザが個別にチェックインする。こ ような場合、例えば、グループとしてチェ クインした複数の一般ユーザが、個別にホ ルルームに宿泊することもある。このよう 一般ユーザは、相互のルームナンバを確認 ておくことにより、ホテルルームに設置さ ている電話端末で内線通話することができ 。

 なお、上述のような宿泊施設や一般ユー の利便性を向上させる各種の提案がある。 えば、宿泊施設側の管理下にある管理サー と、顧客が操作可能な顧客側端末装置と、 インターネットを介して接続することによ 、顧客および宿泊施設の利便性を高めたシ テムが提案されている(例えば、特許文献1 照)。

 また、客室への入室管理およびホテル内施 の利用料金の清算処理を宿泊客が所有して るクレジットカードで一元管理するシステ も提案されている(例えば、特許文献2参照)

特開2002-024413号公報

特開平06-0236488号公報

 しかし、上述のようなシステムは、宿泊 設および一般ユーザの個人的な利便性を向 させることはできるが、前述のようにグル プとしてチェックインした複数の一般ユー の利便性を向上させることは考慮されてい い。

 このため、グループでチェックインした 般ユーザが内線通話するときに、ルームナ バを入力操作する必要があるので、その操 が煩雑であるとともに間違い電話が多発し いる。

 また、グループでチェックインした一般 ーザが在室しているか外出しているかなど 、内線電話や直接の来室などで確認するし ないため、その確認も煩雑であるとともに 確実である。

 本発明は上述のような課題に鑑みてなさ たものであり、複数のユーザ利用箇所に個 にチェックインしたグループの一般ユーザ 、他者の状況を一目で確認することができ データ処理システム、その中央管理装置、 のコンピュータプログラムおよびデータ処 方法、を提供するものである。

 本発明のデータ処理システムは、一般ユ ザが個別にチェックインする複数のユーザ 用箇所ごとに個々に設置されて少なくとも ータ表示機能を有する複数のデータ通信端 と、チェックインする一般ユーザごとにユ ザ識別データとユーザ利用箇所の箇所識別 ータとの入力を受け付ける利用登録手段と 入力されたユーザ識別データと箇所識別デ タとを対応させて記憶するユーザ記憶手段 、ユーザ利用箇所ごとにチェックインした 般ユーザのユーザ状況データをユーザ識別 ータとともに保持する状況保持手段と、グ ープでチェックインした複数の一般ユーザ 特定するグループ特定手段と、グループの 般ユーザがチェックインした複数のユーザ 用箇所のデータ通信端末の各々にグループ 少なくとも他者のユーザ識別データと箇所 別データとユーザ状況データとを一覧表示 せる一覧表示手段と、を有する。

 本発明の中央管理装置は、本発明のデー 処理システムの中央管理装置であって、チ ックインする一般ユーザごとにユーザ識別 ータとユーザ利用箇所の箇所識別データと 入力を受け付ける利用登録手段と、入力さ たユーザ識別データと箇所識別データとを 応させて記憶するユーザ記憶手段と、ユー 利用箇所ごとにチェックインした一般ユー のユーザ状況データをユーザ識別データと もに保持する状況保持手段と、グループで ェックインした複数の一般ユーザを特定す グループ特定手段と、グループの一般ユー がチェックインした複数のユーザ利用箇所 データ通信端末の各々にグループの少なく も他者のユーザ識別データと箇所識別デー とユーザ状況データとを一覧表示させる一 表示手段と、を有する。

 本発明のコンピュータプログラムは、本 明の中央管理装置のためのコンピュータプ グラムであって、チェックインする一般ユ ザごとにユーザ識別データとユーザ利用箇 の箇所識別データとの入力を受け付ける利 登録処理と、入力されたユーザ識別データ 箇所識別データとを対応させて記憶するユ ザ記憶処理と、ユーザ利用箇所ごとにチェ クインした一般ユーザのユーザ状況データ ユーザ識別データとともに保持する状況保 処理と、グループでチェックインした複数 一般ユーザを特定するグループ特定処理と グループの一般ユーザがチェックインした 数のユーザ利用箇所のデータ通信端末の各 にグループの少なくとも他者のユーザ識別 ータと箇所識別データとユーザ状況データ を一覧表示させる一覧表示処理と、を中央 理装置に実行させる。

 本発明のデータ処理方法は、本発明の中 管理装置のデータ処理方法であって、チェ クインする一般ユーザごとにユーザ識別デ タとユーザ利用箇所の箇所識別データとの 力を受け付ける利用登録工程と、入力され ユーザ識別データと箇所識別データとを対 させて記憶するユーザ記憶工程と、ユーザ 用箇所ごとにチェックインした一般ユーザ ユーザ状況データをユーザ識別データとと に保持する状況保持工程と、グループでチ ックインした複数の一般ユーザを特定する ループ特定工程と、グループの一般ユーザ チェックインした複数のユーザ利用箇所の ータ通信端末の各々にグループの少なくと 他者のユーザ識別データと箇所識別データ ユーザ状況データとを一覧表示させる一覧 示工程と、を有する。

 なお、本発明の各種の構成要素は、その 能を実現するように形成されていればよく 例えば、所定の機能を発揮する専用のハー ウェア、所定の機能がコンピュータプログ ムにより付与されたデータ処理システム、 ンピュータプログラムによりデータ処理シ テムに実現された所定の機能、これらの任 の組み合わせ、等として実現することがで る。

 また、本発明の各種の構成要素は、個々 独立した存在である必要もなく、複数の構 要素が一個の部材として形成されているこ 、一つの構成要素が複数の部材で形成され いること、ある構成要素が他の構成要素の 部であること、ある構成要素の一部と他の 成要素の一部とが重複していること、等で い。

 また、本発明のデータ処理方法は、複数 工程を順番に記載してあるが、その記載の 番は複数の工程を実行する順番を限定する のではない。このため、本発明のデータ処 方法を実施するときには、その複数の工程 順番は内容的に支障しない範囲で変更する とができる。

 さらに、本発明のデータ処理方法は、複 の工程が個々に相違するタイミングで実行 れることに限定されない。このため、ある 程の実行中に他の工程が発生すること、あ 工程の実行タイミングと他の工程の実行タ ミングとの一部ないし全部が重複している と、等でもよい。

 本発明のデータ処理システムでは、一般 ーザが個別にチェックインする複数のユー 利用箇所ごとに個々に設置される複数のデ タ通信端末が少なくともデータ表示機能を する。チェックインする一般ユーザごとに ーザ識別データとユーザ利用箇所の箇所識 データとが利用登録手段に入力されると、 のユーザ識別データと箇所識別データとを 応させてユーザ記憶手段が記憶し、ユーザ 用箇所ごとにチェックインした一般ユーザ ユーザ状況データをユーザ識別データとと に状況保持手段が保持する。ただし、グル プでチェックインした複数の一般ユーザを ループ特定手段が特定し、グループの一般 ーザがチェックインした複数のユーザ利用 所のデータ通信端末の各々に、グループの なくとも他者のユーザ識別データと箇所識 データとユーザ状況データとを一覧表示手 が一覧表示させる。このため、複数のユー 利用箇所に個別にチェックインしたグルー の一般ユーザが、他者の状況を一目で確認 ることができる。

 上述した目的、および、その他の目的、 徴および利点は、以下に述べる好適な実施 形態、および、それに付随する以下の図面 よって、さらに明らかになる。

本発明の実施の形態のデータ処理シス ムの論理構造を示す模式図である。 データ処理システムの物理構造を示す ロック図である。 IP電話端末の物理構造を示すブロック である。 IP電話端末の外観を示す平面図である 中央管理装置のコンピュータプログラ の論理構造を示す模式図である。 中央管理装置のデータ処理方法を示す ローチャートである。 IP電話端末のタッチパネルにユーザ識 データであるユーザ氏名とルーム識別デー であるルームナンバとが表示出力された状 を示す模式的な平面図である。 IP電話端末のタッチパネルにユーザ状 データも表示出力された状態を示す模式的 平面図である。 一変形例のIP電話端末のタッチパネル 各種データが表示出力された状態を示す模 的な平面図である。

 本発明の実施の一形態を図面を参照して 下に説明する。本実施の形態のデータ処理 ステム1000は、図1に示すように、一般ユー CYが個別にチェックインする複数のユーザ利 用箇所であるホテルルームHRごとに個々に設 されて少なくともデータ表示機能を有する 数のデータ通信端末であるIP電話端末100と チェックインする一般ユーザCYごとにユーザ 識別データYIDとホテルルームHRの箇所識別デ タであるルーム識別データRIDとの入力を受 付ける利用登録部210と、入力されたユーザ 別データYIDとルーム識別データRIDとを対応 せて記憶するユーザ記憶部220と、ホテルル ムHRごとにチェックインした一般ユーザCYの ユーザ状況データYSDをユーザ識別データYIDと ともに保持する状況保持部230と、グループで チェックインした複数の一般ユーザCYを特定 るグループ特定部240と、グループの一般ユ ザCYがチェックインした複数のホテルルー HRのIP電話端末100の各々にグループの少なく も他者のユーザ識別データYIDとルーム識別 ータRIDとユーザ状況データYSDとを一覧表示 せる一覧表示部250と、を有する。

 より具体的には、本実施の形態のデータ 理システム1000は、図2に示すように、ホテ 施設HTで利用される。ホテル施設HTは、複数 ホテルルームHRをユーザ利用箇所として有 、そのホテルルームHRに一般ユーザCYが個別 チェックインする。

 なお、当然ながら、ホテルルームHRに複 の一般ユーザCYがチェックインすることもあ るが、本実施の形態では説明を簡単とするた め、一個のホテルルームHRに一人ずつ一般ユ ザCYがチェックインする場合を例示して説 する。

 本実施の形態のデータ処理システム1000で は、複数のホテルルームHRの各々にIP電話端 100が一台ずつ個別に設置されており、ホテ 施設HTのホテルフロントなどに一台の中央管 理装置200が設置されている。この中央管理装 置200に複数のIP電話端末100が社内LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークCNで接続されて る。

 IP電話端末100は、図3および図4に示すよう に、IP通信ユニット101、送受器ユニット110の 受器スピーカ111および送受器マイク112、キ ボードユニット104、報知スピーカ105、大型 タッチパネル121、等のハードウェアを有す 。IP通信ユニット101は、マイクロコンピュ タが内蔵されており、実装されているコン ュータプログラムに対応して上述の各種の ードウェアを統合制御する。

 中央管理装置200は、いわゆるSIP(Session Ini tiation Protocol)サーバからなり、実装されてい るコンピュータプログラムCPに対応してIP電 端末100に各種機能を提供する。

 このコンピュータプログラムCPは、図5に すように、ホテル施設HTに特化していない 用的なオペレーティングシステムOSと、ホテ ル施設HTに対応したアプリケーションソフトA Sからなる。

 このアプリケーションソフトASは、例え 、各々特有の機能に特化されて事前に用意 れている複数種類のウィジェット等のモジ ールソフトMS、これらのモジュールソフトMS ホテル施設HTの要望に対応して統合するカ タマイズソフトCS、等からなる。

 前述の210~240は、中央管理装置200のコンピ ュータプログラムに対応した各種機能などに 各々相当する。詳細には各々後述するが、利 用登録部210は、中央管理装置200が実装されて いるコンピュータプログラムに対応して、キ ーボード等の入力デバイス(図示せず)の入力 ータを認識する機能などに相当する。

 ユーザ記憶部220と状況保持部230とは、中 管理装置200がコンピュータプログラムに対 して認識するHDD(Hard Disc Drive)等の記憶デバ イス(図示せず)の記憶エリアなどに相当する

 なお、本実施の形態では、中央管理装置2 00の論理構造の一例の説明として、ユーザ記 部220と状況保持部230とを別個に表現してい 。しかし、これらが一つの記憶エリアから り、後述するように、ルーム識別データRID ユーザ識別データYIDとユーザ状況データYSD が、一般ユーザCYごとの一つのデータファ ルに設定されてもよい。

 グループ特定部240は、中央管理装置200が ンピュータプログラムに対応して記憶デバ スの記憶データを区別する機能などに相当 る。一覧表示部250は、中央管理装置200がコ ピュータプログラムに対応してホテルルー HRのIP電話端末100に所定データを送信する機 能などに相当する。

 なお、本実施の形態のデータ処理システ 1000のIP電話端末100は、ユーザ識別データYID ルーム識別データRIDとユーザ状況データYSD を一覧表示するとともに入力操作を受け付 る。

 このため、中央管理装置200は、図1に示す ように、ユーザ識別データYIDとルーム識別デ ータRIDとの少なくとも一方が入力操作される と対応するIP電話端末100を発呼してVoIP回線を 開通する回線開通部260を、さらに有する。

 また、IP電話端末100は、一般ユーザCYのユ ーザ状況データYSDの入力操作を受け付ける。 このため、状況保持部230は、入力操作された ユーザ状況データYSDを保持する。

 上述のような中央管理装置200のためのコ ピュータプログラムは、例えば、チェック ンする一般ユーザCYごとにユーザ識別デー YIDとホテルルームHRのルーム識別データRIDと の入力を受け付ける利用登録処理と、入力さ れたユーザ識別データYIDとルーム識別データ RIDとを対応させて記憶するユーザ記憶処理と 、ホテルルームHRごとにチェックインした一 ユーザCYのユーザ状況データYSDをユーザ識 データYIDとともに保持する状況保持処理と グループでチェックインした複数の一般ユ ザCYを特定するグループ特定処理と、グルー プの一般ユーザCYがチェックインした複数の テルルームHRのIP電話端末100の各々にグルー プの少なくとも他者のユーザ識別データYIDと ルーム識別データRIDとユーザ状況データYSDと を一覧表示させる一覧表示処理と、IP電話端 100でユーザ識別データYIDとルーム識別デー RIDとの少なくとも一方が入力操作されると 応するIP電話端末100を発呼してVoIP回線を開 する回線開通処理と、を中央管理装置200に 行させるように記述されている。

 上述のような構成において、本実施の形 のデータ処理システム1000は、例えば、ホテ ル施設HTで利用される。その場合、ホテル施 HTでは、複数のホテルルームHRごとにIP電話 末100を個々に設置するとともに、ホテルフ ントなどに中央管理装置200を設置する。

 このような状態で、例えば、一般ユーザC Yがホテル施設HTにチェックインすると、ホテ ル施設HTの作業員は、その一般ユーザCYごと ユーザ識別データYIDやルーム識別データRID のユーザ管理データを中央管理装置200に入 操作する。

 このユーザ管理データは、例えば、ユー ナンバやユーザ氏名やユーザ住所などから るユーザ識別データYID、ルーム識別データR IDであるルームナンバ、後述するグループご のシリアルナンバなどからなるグループID ータ、事前に複数種類が用意されていて一 が選択的に設定されるユーザ状況データYSD 等からなる。

 図6に示すように、このようなユーザ管理 データの入力操作を検知した中央管理装置200 は(ステップS1-Y)、入力されたユーザ識別デー タYIDとルーム識別データRIDとを対応させて記 憶する(ステップS2)。

 このとき、もしも複数の一般ユーザCYが ループとしてチェックインしたときには、 のグループごとのグループIDデータも入力操 作されるので(ステップS3-Y)、このグループID ータも上述のユーザ管理データに設定され (ステップS4)。

 上述のようにグループのユーザ管理デー が登録されると、中央管理装置200は、その ループの一般ユーザCYのホテルルームHRのIP 話端末100に、そのグループのユーザ管理デ タを送信する(ステップS5)。

 この場合、中央管理装置200はユーザ管理 ータのユーザ識別データYIDであるユーザ氏 とルーム識別データRIDであるルームナンバ を送信するので、図7に示すように、IP電話 末100のタッチパネル121にはグループのユー 氏名がルームナンバとともに一覧表示され 。

 このようなIP電話端末100の側方には、い ゆるユーザマニュアルが設置されており(図 せず)、そのユーザマニュアルにはユーザ状 況の入力方法などが記載されている。

 そこで、これを確認した一般ユーザが所 によりIP電話端末100を手動操作してユーザ 況データYSDを入力操作する。このようなユ ザ状況データYSDは、例えば、「在室中」か 外出中」かを選択操作できるプルダウンメ ューとして表示出力される(図示せず)。

 すると、これを検知した中央管理装置200 (ステップS6)、入力操作されたユーザ状況を ユーザ管理データに登録し(ステップS7)、グ ープのIP電話端末100に送信する(ステップS8)

 これらのIP電話端末100のタッチパネル121 はユーザ氏名ごとに入力操作されたユーザ 況が共通に表示出力される。従って、図8に すように、ホテルルームHRの一般ユーザCYは 、IP電話端末100によりグループ各員が在室中 外出中かが一目で確認される。

 このような状態で、一般ユーザCYがグル プの他者との通話を要望する場合、IP電話端 末100のタッチパネル121に表示出力されている ユーザ識別データYIDであるユーザ氏名とルー ム識別データRIDであるルームナンバとの少な くとも一方を手動操作する。

 すると、このIP電話端末100の手動操作を 知した中央管理装置200は(ステップS9-Y)、そ 入力操作に対応したIP電話端末100を発呼する (ステップS10)。

 その相手のホテルルームHRの一般ユーザCY が発呼されているIP電話端末100を着呼すると これを検知した中央管理装置200は(ステップ S12-Y)、VoIP形式の通話回線を開通する(ステッ S13)。

 このため、グループでチェックインした 般ユーザCYは、各々のホテルルームHRに在室 したままIP電話端末100により通話することに る。そして、一般ユーザCYがIP電話端末100に よる通話を終了すると、これを検知した中央 管理装置200は(ステップS14-Y)、VoIP形式の通話 線を切断する(ステップS15)。

 なお、前述のように発呼されているIP電 端末100が、所定時間まで着呼されないと(ス ップS11-N)、中央管理装置200は、発呼もとのI P電話端末100にエラーガイダンスを送信する( テップS16)。

 この場合、IP電話端末100のタッチパネル12 1に「××さんが御電話に出られません。もう ばらくしてから再度電話していただくか、 ームナンバ××を直接来訪されることをお勧 めします」等のエラーガイダンスが表示出力 される(図示せず)。

 なお、本実施の形態のIP電話端末100は、 4等に示すように、タッチパネル121の下部に フロント」「ルームサービス」「設備案内 「メール」「ネット」等の操作アイコンも 示出力される。

 そこで、これらの操作アイコンを一般ユ ザCYが所望により入力操作すると、これを 知した中央管理装置200が、対応する機能をIP 電話端末100に提供する(図示せず)。

 本実施の形態のデータ処理システム1000で は、上述のようにチェックインする一般ユー ザCYごとにユーザ識別データYIDとホテルルー HRのルーム識別データRIDとが中央管理装置20 0に入力されると、そのユーザ識別データYID ルーム識別データRIDとを対応させて中央管 装置200が記憶し、ホテルルームHRごとにチェ ックインした一般ユーザCYのユーザ状況デー YSDをユーザ識別データYIDとともに中央管理 置200が保持する。

 ただし、この中央管理装置200はグループ チェックインした複数の一般ユーザCYを特 し、グループの一般ユーザCYがチェックイン した複数のホテルルームHRのIP電話端末100の 々に、グループのユーザ識別データYIDとル ム識別データRIDとユーザ状況データYSDとを 覧表示させる。

 このため、複数のホテルルームHRに個別 チェックインしたグループの一般ユーザCYが 、他者の状況を一目で確認することができる 。特に、ユーザ状況データYSDとして在室中か 外出中かが表示出力されるので、複数のホテ ルルームHRに個別にチェックインしたグルー の一般ユーザCYが、他者との同行予定など 簡単に確認することができる。

 さらに、グループの一般ユーザCYがホテ 施設HTにチェックインした時点で、対応する ホテルルームHRのIP電話端末100にユーザ識別 ータYIDとルーム識別データRIDとが表示出力 れる。

 このため、一般ユーザCYが特別な手動操 をしなくとも、各人とホテルルームHRとの割 り振りを一目で確認することができ、ユーザ 状況データYSDを簡単に入力することができる 。

 しかも、ユーザ状況データYSDは一般ユー CYにより自己申告される。このため、一般 ーザCYが所望しないユーザ状況データYSDが自 動入力されて表示出力されることがない。

 さらに、上述のようにIP電話端末100に表 出力されたユーザ識別データYIDとルーム識 データRIDとが入力操作されると、対応するIP 電話端末100が発呼されて通話回線が開通され る。

 このため、ルームナンバを入力操作する うな煩雑な手動操作を必要とすることなく グループの他者と簡単に通話することがで る。さらに、このようなVoIP回線による通話 は三台以上のIP電話端末100でも実行できるた 、三人以上のグループの一般ユーザCYが電 会議のように同時通話するようなこともで る。

 なお、IP電話端末100は、一般的にインタ ネットを利用して同一規約のIP電話端末と無 料で通話することができる。このため、本実 施の形態のIP電話端末100を利用して、ホテル 設HTの外部のIP電話端末(図示せず)との無料 話を提供するようなこともできる。

 さらに、中央管理装置200のコンピュータ ログラムCPは、前述のように汎用的なオペ ーティングシステムOSと、ホテル施設HTに対 したアプリケーションソフトASからなり、 のアプリケーションソフトASは、各々特有の 機能に特化されて事前に用意されている複数 種類のウィジェット等のモジュールソフトMS これらのモジュールソフトMSをホテル施設HT の要望に対応して統合するカスタマイズソフ トCS、等からなる。

 このため、各種のホテル施設HTに対応し 中央管理装置200のコンピュータプログラムCP を簡単に構築することができ、ホテル施設HT 各種の要望に簡単に対応することができる

 なお、本発明は本実施の形態に限定され ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲 各種の変形を許容する。例えば、上記形態 は一般ユーザCYが所望によりユーザ状況デ タYSDを入力操作することを例示した。

 しかし、データ処理システムが、ホテル ームHRごとに一般ユーザCYのユーザ状況デー タYSDを検出する状況検出手段も有し(図示せ )、中央管理装置200が、検出されたユーザ状 データYSDを保持してIP電話端末100に表示出 させてもよい。

 例えば、ホテルルームのルームキーが電 カードからなり、その電子カードを入口近 のカードスロットに挿入しないと室内設備 利用できないホテル施設などもある(図示せ ず)。

 このような場合、電子カードの挿入の有 を中央管理装置は検出できるので、それで 般ユーザが在室中か外出中かをユーザ状況 ータYSDとして検出することができる。

 また、上記形態ではユーザ状況データYSD 事前に用意されている複数種類からなるこ を例示した。しかし、このようなユーザ状 データYSDが、一般ユーザCYにより入力操作 れるテキストデータからなってもよい。

 さらに、ユーザ状況データYSDが、事前に 意されているメニューとテキストデータと 組み合わせからなってもよく、複数のメニ ーの組み合わせからなってもよい。このよ な場合、例えば、図9に示すように、「外出 中」なるプルダウンメニューを選択操作して から、(散歩)をテキストデータやプルダウン ニューで追加するようなことができる。

 また、上記形態ではチェックインした一 ユーザCYの各種データが中央管理装置200に 録されてIP電話端末100に表示出力されること を例示した。しかし、一般ユーザCYがチェッ インを予約した場合、その予約された各種 ータを中央管理装置200が適切なタイミング IP電話端末100に表示出力させてもよい。

 この場合、図9に示すように、チェックイ ン予定の一般ユーザCYのユーザ状況データYSD して「チェックイン前」などを表示出力す ことができる。同様に、グループの一般ユ ザCYの一部が早期に帰宅したような場合、 チェックアウト」などを表示出力すること できる。

 また、上記形態ではユーザ識別データYID ルーム識別データRIDとユーザ状況データYSD が、中央管理装置200に登録されてIP電話端 100に表示出力されることのみ例示した。

 しかし、図9に示すように、さらにユーザ 予定データYPDやユーザ連絡データYCDが中央管 理装置200に登録されてIP電話端末100に表示出 されてもよい。このようなユーザ予定デー YPDも、例えば、一般ユーザCYによりIP電話端 末100からプルダウンメニューやテキストデー タとして入力操作される。

 また、前述のようにチェックイン予定が 定された一般ユーザCYがユーザ予定データYP Dをホテル施設HTの作業員に連絡することによ り、作業員が中央管理装置200に入力操作して IP電話端末100に表示出力させてもよい。

 この場合、ユーザ状況データYSDが「チェ クイン前」の一般ユーザCYのユーザ予定デ タYPDとして「14時到着」などを中央管理装置 200に登録してIP電話端末100に表示出力させる うなことができる。

 さらに、インターネットによるホテル施 HTの中央管理装置200がインターネットのホ ムページを開設して上述のチェックイン予 などで受け付けてもよい。この場合、メン ー登録した一般ユーザCYが自宅のパーソナル コンピュータからユーザ識別データYIDやユー ザ状況データYSDやユーザ予定データYPDなどを ホテル施設HTの中央管理装置200に遠隔操作で 録してIP電話端末100に表示出力させること できる。

 なお、このようなユーザ予定データYPDと もに予定時刻が入力操作されてもよい。こ 場合、中央管理装置200は、入力操作された ーザ予定データYPDとともに予定時刻も保持 、現在時刻が予定時刻となるとユーザ予定 ータをIP電話端末100に表示させることがで る。

 また、ユーザ連絡データYCDもユーザ予定 ータYPDと同様に、一般ユーザCYがIP電話端末 100から入力操作してもよく、一般ユーザCYが 宅のパーソナルコンピュータなどからホテ 施設HTの中央管理装置200に登録してもよい

 このように登録されるユーザ連絡データY CDは、例えば、一般ユーザCYの携帯電話端末 携帯電話番号、一般ユーザCYの携帯電話端末 やパーソナルコンピュータのメールアドレス 、一般ユーザCYの固定電話端末の固定電話番 、等からなる。

 例えば、IP電話端末100に表示出力された 帯電話番号や固定電話番号が入力操作され と、中央管理装置200が、その電話番号で携 電話端末や固定電話端末を発呼してIP電話端 末100に接続することができる。

 また、IP電話端末100に表示出力されたメ ルアドレスが入力操作されると、そのメー アドレスでの電子メールをIP電話端末100で編 集操作して送信できる状態となり、その電子 メールを中央管理装置200がインターネットに 送信することができる。これらの場合、ホテ ルルームHRに在室している一般ユーザCYが、 テル施設HTなどから外出している一般ユーザ CYと簡単に連絡することができる。

 さらに、上記形態ではグループの一般ユ ザCYの全員のユーザ管理データが全部のIP電 話端末100に共通に表示出力されることを例示 した。しかし、各人のIP電話端末100には他者 ユーザ管理データのみ表示出力されてもよ (図示せず)。

 また、上記形態ではIP電話端末100に表示 力されたユーザ管理データが入力操作され と、対応するIP電話端末100とのVoIP回線が開 されて通話できることを例示した。

 しかし、IP電話端末100に表示出力された ーザ管理データが入力操作されることで、 ーラープログラムが起動されて電子メール 送信できる状態となってもよく、いわゆる ャットができる状態となってもよい(図示せ )。

 また、上記形態ではIP電話端末100のタッ パネル121にユーザ管理データが一様に表示 力されることを例示した。しかし、ユーザ 況データYSDに対応した表示形式でユーザ識 データYIDとルーム識別データRIDとがIP電話端 末100に一覧表示されてもよい。

 例えば、在室中のユーザ管理データは明 させて表示出力し、外出中のユーザ管理デ タは暗転させて表示出力することにより、 らに一般ユーザCYが在室中か外出中かを一 で確認できることになる。

 さらに、上記形態では外出中が検出され いる一般ユーザCYのIP電話端末100も発呼でき ることを例示した。しかし、在室中が検出さ れている一般ユーザCYのIP電話端末100のみ発 を許容するようなこともできる。

 また、上記形態ではIP電話端末100がタッ パネル121に各種データを表示出力して入力 作を受け付けることを例示した。しかし、 9に示すように、このタッチパネル121などの 示デバイスにメカスイッチ131などの操作デ イスが併設されており、これで表示データ 入力操作されてもよい。

 さらに、上記形態ではIP電話端末100のユ ザマニュアルを冊子としてホテルルームHRに 設置しておくことを例示した。しかし、この ようなユーザマニュアルをIP電話端末100で閲 できる電子データとして、IP電話端末100や 央管理装置200に登録しておいてもよい。

 また、上記形態ではデータ処理システム1 000の中央管理装置200によりIP電話端末100に各 機能が提供されることを例示した。しかし 前述の中央管理装置200の各部210~の機能の一 部ないし全部をIP電話端末100に直接に実装す ことも不可能ではない(図示せず)。

 さらに、本実施の形態ではデータ処理シ テム1000の各部がコンピュータプログラムに より各種機能として論理的に実現されること を例示した。しかし、このような各部の各々 を固有のハードウェアとして形成することも でき、ソフトウェアとハードウェアとの組み 合わせとして実現することもできる。

 また、上記形態では、前述のように説明 簡単とするため、ホテルルームHRに一般ユ ザCYが一人ずつチェックインすることを例示 した。しかし、当然ながら実際のホテル施設 HTではホテルルームHRに複数の一般ユーザCYが チェックインすることもある。

 このような場合、例えば、同一のルーム 別データRIDごとに複数のユーザ識別データY IDを表示出力してもよく、一つのルーム識別 ータRIDに代表の一つのユーザ識別データYID み表示出力してもよい。

 さらに、上記形態ではユーザ利用箇所が テル施設HTのホテルルームHRからなることを 例示した。しかし、このようなユーザ利用箇 所が、例えば、長距離列車や旅客機などの交 通機関の指定席でもよい(図示せず)。

 なお、当然ながら、上述した実施の形態 よび複数の変形例は、その内容が相反しな 範囲で組み合わせることができる。また、 述した実施の形態および変形例では、各部 構造などを具体的に説明したが、その構造 どは本願発明を満足する範囲で各種に変更 ることができる。




 
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