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Patent Searching and Data


Title:
DATABASE SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/151093
Kind Code:
A1
Abstract:
A technique which allows easy and precise construction of a database wherein characteristic information relating to a specific object is accumulated.  A database system receives one or more pieces of inputted information which are respectively inputted in association with identification information relating to respective facilities and respectively containing one or more factors.  Next, the database system derives, according to a predetermined rule, existence character information indicating the character of the existence state of a specific factor contained in the one or more inputted information, with respect to the respective facilities.  Then, the database system generates sorted information obtained by sorting facilities according to a predetermined reference, on the basis of each piece of the existence character information.

Inventors:
SASAI KOSUKE (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/060659
Publication Date:
December 17, 2009
Filing Date:
June 11, 2009
Export Citation:
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Assignee:
KONICA MINOLTA MED & GRAPHIC (JP)
SASAI KOSUKE (JP)
International Classes:
G06F17/30; G06Q10/00
Foreign References:
JP2007128546A2007-05-24
JP2008052544A2008-03-06
JP2005174360A2005-06-30
JP2002150018A2002-05-24
Other References:
LY BICH LAM NGOC: "A Searching System for medical Information by Using Semantic Web Techonology", INFORMATION PROCESSING SOCIETY OF JAPAN KENKYU HOKOKU, vol. 2007, no. 60, 14 June 2007 (2007-06-14), pages 39 - 45
Attorney, Agent or Firm:
YOSHITAKE Hidetoshi et al. (JP)
Hidetoshi Yoshitake (JP)
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Claims:
 データベースシステムであって、
 各施設の識別情報と関連付けられてそれぞれ入力され、且つ1以上の要素をそれぞれ含む1以上の入力情報を受け付ける受付手段と、
 各施設について、前記1以上の入力情報における特定要素の存在状態の特徴を示す存在特徴情報を所定ルールに従って導出する特徴導出手段と、
 各前記存在特徴情報に基づき、複数の施設を所定基準に従って分類した分類情報を生成する分類手段と、
を備えることを特徴とするデータベースシステム。
 請求項1に記載のデータベースシステムであって、
 各項目にそれぞれ対応付けられている1以上の要素によって構成された複数の要素の組合せを示す組合せ情報が多数蓄積されたデータベースと、
 前記データベースに蓄積される複数の要素を可視的に出力する出力手段と、
を更に備え、
 各前記入力情報が、
 前記出力手段によって複数の要素が可視的に出力された状態で前記各施設によって指定された1以上の要素を示す情報を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項2に記載のデータベースシステムであって、
 前記データベースに蓄積される一部の要素が前記出力手段によって可視的に出力された状態における、前記各施設による前記一部の要素に含まれる1以上の要素を示す抽出条件の指定に応じて、前記データベースから該抽出条件に対応する情報を抽出する抽出手段、
を更に備え、
 前記出力手段が、
 前記抽出手段によって抽出された情報に基づき、各項目に1以上の要素がそれぞれ対応付けられた情報の一覧を可視的に出力し、
 各前記入力情報が、
 前記情報の一覧において前記各施設によって指定された1以上の要素を示す情報を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項3に記載のデータベースシステムであって、
 前記入力情報に基づき、前記データベースに対し、各項目にそれぞれ対応付けられている1以上の要素によって構成された複数の要素の組合せを示す組合せ情報を追加することで、前記データベースを更新する更新手段、
を更に備えることを特徴とするデータベースシステム。
 請求項3または請求項4に記載のデータベースシステムであって、
 各前記入力情報が、
 前記抽出条件によって示される1以上の要素を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項2から請求項5の何れか1つの請求項に記載のデータベースシステムであって、
 前記組合せ情報が、
 RDFで記述されていることを特徴とするデータベースシステム。
 請求項1から請求項6の何れか1つの請求項に記載のデータベースシステムであって、
 前記存在特徴情報が、
 前記特定要素の存在状態に係る統計情報を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項7に記載のデータベースシステムであって、
 前記統計情報が、
 前記1以上の入力情報における前記特定要素に係る出現頻度および出現割合のうちの少なくとも一方に係る情報を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項8に記載のデータベースシステムであって、
 前記統計情報が、
 前記1以上の入力情報における2以上の特定要素の組合せに係る出現頻度および出現割合のうちの少なくとも一方に係る情報を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項1から請求項9の何れか1つの請求項に記載のデータベースシステムであって、
 前記施設が、
 医療機関を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項10に記載のデータベースシステムであって、
 各前記入力情報が、
 読影レポート情報または画像診断レポート情報を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項10または請求項11に記載のデータベースシステムであって、
 前記特定要素が、
 モダリティに係る特定要素を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項1から請求項10の何れか1つの請求項に記載のデータベースシステムであって、
 各前記入力情報が、
 インシデントレポート情報を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項2に記載のデータベースシステムであって、
 前記データベースが、
 ヘルスケア、看護、および介護のうちの少なくとも何れかに関する情報を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 請求項1から請求項14の何れか1つの請求項に記載のデータベースシステムであって、
 情報サーバと、端末とを備え、
 前記情報サーバが、
 前記分類情報を記憶する分類情報記憶手段と、
 前記端末からの要求に応じて、前記分類情報に基づく情報を前記端末に送信する情報送信手段と、
を有することを特徴とするデータベースシステム。
 請求項15に記載のデータベースシステムであって、
 前記施設が、
 所定種類の施設を含み、
 前記情報送信手段が、
 前記分類情報に基づく前記所定種類の施設に係る紹介情報を前記端末に送信することを特徴とするデータベースシステム。
 請求項16に記載のデータベースシステムであって、
 前記所定種類の施設に係る紹介情報が、
 前記分類情報に基づいて複数の前記所定種類の施設を示す表示要素の表示態様を調整した情報を含むことを特徴とするデータベースシステム。
 データベースシステムであって、
 情報サーバと、
 施設毎にそれぞれ設置され、且つ前記情報サーバに対して通信回線を介して接続される複数のローカルサーバとを備え、
 前記ローカルサーバが、
 1以上の要素をそれぞれ含む1以上の入力情報を受け付ける受付手段と、
 前記1以上の入力情報における特定要素の存在状態の特徴を示す存在特徴情報を所定ルールに従って導出する特徴導出手段と、
 前記存在特徴情報を、前記ローカルサーバに係る識別情報と関連付けて、前記通信回線を介して前記情報サーバに送信する送信手段と、
を有し、
 前記情報サーバが、
 各前記存在特徴情報に基づき、複数の施設を所定基準に従って分類した分類情報を生成する分類手段、
を有することを特徴とするデータベースシステム。
 データベースシステムであって、
 各個人の識別情報と関連付けられてそれぞれ入力され、且つ1以上の要素をそれぞれ含む1以上の入力情報を受け付ける受付手段と、
 各個人について、前記1以上の入力情報における特定要素の存在状態の特徴を示す存在特徴情報を所定ルールに従って導出する特徴導出手段と、
 各前記存在特徴情報に基づき、複数の人物を所定基準に従って分類した分類情報を生成する分類手段と、
を備えることを特徴とするデータベースシステム。
 データベースシステムであって、
 各グループの識別情報と関連付けられてそれぞれ入力され、且つ1以上の要素をそれぞれ含む1以上の入力情報を受け付ける受付手段と、
 各グループについて、前記1以上の入力情報における特定要素の存在状態の特徴を示す存在特徴情報を所定ルールに従って導出する特徴導出手段と、
 各前記存在特徴情報に基づき、複数のグループを所定基準に従って分類した分類情報を生成する分類手段と、
を備えることを特徴とするデータベースシステム。
 請求項1から請求項20の何れか1つの請求項に記載のデータベースシステムであって、
 各前記入力情報が、
 自然文に係る情報を含み、
 各前記入力情報について所定の言語処理を行うことで1以上の要素の組合せを認識する要素認識手段、
を更に備えることを特徴とするデータベースシステム。
Description:
データベースシステム

 本発明は、データベースシステムに関す 。

 近年、病院などの各種医療機関に関して 、施設の概要、診療科、および診療体制(例 えば、曜日や時間ごとに各診療科の担当医が 列挙された一覧)などを示す情報がホームペ ジ上で公開されている。そして、一般のユ ザが、パソコンや携帯電話などを用いて、 ンターネット経由で所望の条件に合致する 関を検索することが可能となっている。

 ところで、医療機関の情報を蓄積したデ タベースシステムについては、例えば、病 関係者以外の予め特定された運営者のみが 信ネットワークを通じてデータベースに記 された汎用情報をそれぞれの病院向けにカ タマイズしたカスタマイズ情報としてデー ベースに記録し、病院関係者または運営者 データベースに記録された汎用情報または スタマイズ情報を出力可能な医療支援シス ム(例えば、特許文献1)が提案されている。 た、医療情報センタにおいて紹介先医療機 の各病院の病院情報を紹介先病院情報デー ベース内に蓄積し、紹介元医療機関からの 者紹介情報に基づいて適切な紹介先医療機 を選択し、その情報を紹介元医療機関に提 する医療情報システムが提案されている(例 えば、特許文献2)。

特開2001-256303号公報

特開2002-73822号公報

 しかしながら、特許文献1の技術では、運 営者が検索向けのカスタマイズ情報を意図的 に作成する必要性があり、特許文献2の技術 は、医師などが検索向けの病院情報を意図 に記入する必要性がある。このため、情報 入力が煩雑である上に、入力者の意図によ て医療機関の情報が実情とは異なるものと る虞がある。

 このような問題は、医療機関の情報以外 各種施設や個人などといった特定の対象に する特徴的な情報を蓄積したデータベース ステム一般に共通する。

 本発明は、上記課題に鑑みてなされたも であり、特定の対象に係る特徴的な情報を 積したデータベースを容易かつ的確に構築 能な技術を提供することを目的とする。

 上記課題を解決するために、第1の態様に 係るデータベースシステムは、データベース システムであって、各施設の識別情報と関連 付けられてそれぞれ入力され、且つ1以上の 素をそれぞれ含む1以上の入力情報を受け付 る受付手段と、各施設について、前記1以上 の入力情報における特定要素の存在状態の特 徴を示す存在特徴情報を所定ルールに従って 導出する特徴導出手段と、各前記存在特徴情 報に基づき、複数の施設を所定基準に従って 分類した分類情報を生成する分類手段と、を 備える。

 また、第2の態様に係るデータベースシス テムは、第1の態様に係るデータベースシス ムであって、各項目にそれぞれ対応付けら ている1以上の要素によって構成された複数 要素の組合せを示す組合せ情報が多数蓄積 れたデータベースと、前記データベースに 積される複数の要素を可視的に出力する出 手段と、を更に備え、各前記入力情報が、 記出力手段によって複数の要素が可視的に 力された状態で前記各施設によって指定さ た1以上の要素を示す情報を含む。

 また、第3の態様に係るデータベースシス テムは、第2の態様に係るデータベースシス ムであって、前記データベースに蓄積され 一部の要素が前記出力手段によって可視的 出力された状態における、前記各施設によ 前記一部の要素に含まれる1以上の要素を示 抽出条件の指定に応じて、前記データベー から該抽出条件に対応する情報を抽出する 出手段、を更に備え、前記出力手段が、前 抽出手段によって抽出された情報に基づき 各項目に1以上の要素がそれぞれ対応付けら れた情報の一覧を可視的に出力し、各前記入 力情報が、前記情報の一覧において前記各施 設によって指定された1以上の要素を示す情 を含む。

 また、第4の態様に係るデータベースシス テムは、第3の態様に係るデータベースシス ムであって、前記入力情報に基づき、前記 ータベースに対し、各項目にそれぞれ対応 けられている1以上の要素によって構成され 複数の要素の組合せを示す組合せ情報を追 することで、前記データベースを更新する 新手段、を更に備える。

 また、第5の態様に係るデータベースシス テムは、第3または第4の態様に係るデータベ スシステムであって、各前記入力情報が、 記抽出条件によって示される1以上の要素を 含む。

 また、第6の態様に係るデータベースシス テムは、第2から第5の何れか1つの態様に係る データベースシステムであって、前記組合せ 情報が、RDFで記述されている。

 また、第7の態様に係るデータベースシス テムは、第1から第6の何れか1つの態様に係る データベースシステムであって、前記存在特 徴情報が、前記特定要素の存在状態に係る統 計情報を含む。

 また、第8の態様に係るデータベースシス テムは、第7の態様に係るデータベースシス ムであって、前記統計情報が、前記1以上の 力情報における前記特定要素に係る出現頻 および出現割合のうちの少なくとも一方に る情報を含む。

 また、第9の態様に係るデータベースシス テムは、第8の態様に係るデータベースシス ムであって、前記統計情報が、前記1以上の 力情報における2以上の特定要素の組合せに 係る出現頻度および出現割合のうちの少なく とも一方に係る情報を含む。

 また、第10の態様に係るデータベースシ テムは、第1から第9の何れか1つの態様に係 データベースシステムであって、前記施設 、医療機関を含む。

 また、第11の態様に係るデータベースシ テムは、第10の態様に係るデータベースシス テムであって、各前記入力情報が、読影レポ ート情報または画像診断レポート情報を含む 。

 また、第12の態様に係るデータベースシ テムは、第10または第11の態様に係るデータ ースシステムであって、前記特定要素が、 ダリティに係る特定要素を含む。

 また、第13の態様に係るデータベースシ テムは、第1から第10の何れか1つの態様に係 データベースシステムであって、各前記入 情報が、インシデントレポート情報を含む

 また、第14の態様に係るデータベースシ テムは、第2の態様に係るデータベースシス ムであって、前記データベースが、ヘルス ア、看護、および介護のうちの少なくとも れかに関する情報を含む。

 また、第15の態様に係るデータベースシ テムは、第1から第14の何れか1つの態様に係 データベースシステムであって、情報サー と、端末とを備え、前記情報サーバが、前 分類情報を記憶する分類情報記憶手段と、 記端末からの要求に応じて、前記分類情報 基づく情報を前記端末に送信する情報送信 段と、を有する。

 また、第16の態様に係るデータベースシ テムは、第15の態様に係るデータベースシス テムであって、前記施設が、所定種類の施設 を含み、前記情報送信手段が、前記分類情報 に基づく前記所定種類の施設に係る紹介情報 を前記端末に送信する。

 また、第17の態様に係るデータベースシ テムは、第16の態様に係るデータベースシス テムであって、前記所定種類の施設に係る紹 介情報が、前記分類情報に基づいて複数の前 記所定種類の施設を示す表示要素の表示態様 を調整した情報を含む。

 また、第18の態様に係るデータベースシ テムは、データベースシステムであって、 報サーバと、施設毎にそれぞれ設置され、 つ前記情報サーバに対して通信回線を介し 接続される複数のローカルサーバとを備え 前記ローカルサーバが、1以上の要素をそれ れ含む1以上の入力情報を受け付ける受付手 段と、前記1以上の入力情報における特定要 の存在状態の特徴を示す存在特徴情報を所 ルールに従って導出する特徴導出手段と、 記存在特徴情報を、前記ローカルサーバに る識別情報と関連付けて、前記通信回線を して前記情報サーバに送信する送信手段と を有し、前記情報サーバが、各前記存在特 情報に基づき、複数の施設を所定基準に従 て分類した分類情報を生成する分類手段、 有する。

 また、第19の態様に係るデータベースシ テムは、データベースシステムであって、 個人の識別情報と関連付けられてそれぞれ 力され、且つ1以上の要素をそれぞれ含む1以 上の入力情報を受け付ける受付手段と、各個 人について、前記1以上の入力情報における 定要素の存在状態の特徴を示す存在特徴情 を所定ルールに従って導出する特徴導出手 と、各前記存在特徴情報に基づき、複数の 物を所定基準に従って分類した分類情報を 成する分類手段と、を備える。

 また、第20の態様に係るデータベースシ テムは、データベースシステムであって、 グループの識別情報と関連付けられてそれ れ入力され、且つ1以上の要素をそれぞれ含 1以上の入力情報を受け付ける受付手段と、 各グループについて、前記1以上の入力情報 おける特定要素の存在状態の特徴を示す存 特徴情報を所定ルールに従って導出する特 導出手段と、各前記存在特徴情報に基づき 複数のグループを所定基準に従って分類し 分類情報を生成する分類手段と、を備える

 また、第21の態様に係るデータベースシ テムは、第1から第20の何れか1つの態様に係 データベースシステムであって、各前記入 情報が、自然文に係る情報を含み、各前記 力情報について所定の言語処理を行うこと 1以上の要素の組合せを認識する要素認識手 段、を更に備える。

 第1から第21の何れの態様に係るデータベ スシステムによっても、各施設の入力情報 おける要素の存在状態の特徴に基づいて複 の施設が分類されるため、特定の対象に係 特徴的な情報を的確に蓄積したデータベー の構築が容易に可能となる。

 第2の態様に係るデータベースシステムに よれば、各施設による情報の利用状況に応じ て複数の施設が分類されることで、恣意的な 情報入力に応じた施設の分類が抑制されるた め、特定の対象の特徴をより的確に示す情報 を蓄積したデータベースを容易に構築するこ とができる。

 第10の態様に係るデータベースシステム よれば、医療機関の特徴に即した的確な分 が可能となる。

 第11の態様に係るデータベースシステム よれば、症例の情報が含まれる読影レポー または画像診断レポートに基づいた分類を うことで、医療機関の特徴に即したより的 な分類が容易に可能となる。

 第12の態様に係るデータベースシステム よれば、医療機関の検査装置による分類が 能となる。

 第13の態様に係るデータベースシステム よれば、施設の特徴を反映するインシデン レポートに基づいた分類により、特定の対 に係る特徴的な情報を蓄積したデータベー をより的確に構築することができる。

 第15から第17の何れの態様に係るデータベ ースシステムによっても、的確な分類情報に 基づく情報が端末において得られるため、端 末側において施設の特徴を把握することがで きる。

図1は、本発明の実施形態に係るDBシス ムの概略構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係るDBシス ムの構成に係るブロック図である。 図3は、情報生成機能およびレポート入 力機能に係る機能構成を示すブロック図であ る。 図4は、支援情報DBに蓄積されるデータ 構成を例示する図である。 図5は、単レポート構造化データの構成 例を示す模式図である。 図6は、上位階層に属するデータベース のデータ内容を例示する図である。 図7は、下位階層に属するデータベース のデータ内容を例示する図である。 図8は、最下位階層に属するデータベー スのデータ内容を例示する図である。 図9は、支援情報DBの階層構造を例示す 図である。 図10は、端末において表示されるメイ メニュー画面を例示する図である。 図11は、層別設定画面を例示する図で る。 図12は、層別変更画面を例示する図で る。 図13は、検査一覧画面を例示する図で る。 図14は、レポート入力画面を例示する である。 図15は、依頼事項を例示する図である 図16は、検査の詳細な内容を例示する である。 図17は、頻出句の一覧を例示する図で る。 図18は、サマリ句の一覧を例示する図 ある。 図19は、抽出条件決定テンプレートを 示する図である。 図20は、入力支援テンプレートを例示 る図である。 図21は、対象分類機能に係る機能構成 示すブロック図である。 図22は、施設別特徴情報テーブルおよ 分類情報DBのデータ内容を例示する図であ 。 図23は、分類情報送信機能に係る機能 成を示すブロック図である。 図24は、検索メニュー画面を例示する である。 図25は、専門絞り込み画面を例示する である。 図26は、病院紹介画面を例示する図で る。 図27は、画像診断絞り込み画面を例示 る図である。 図28は、病院紹介画面を例示する図で る。 図29は、データベースシステムの動作 ローを示すフローチャートである。 図30は、データベースシステムの動作 ローを示すフローチャートである。 図31は、データベースシステムの動作 ローを示すフローチャートである。 図32は、データベースシステムの動作 ローを示すフローチャートである。 図33は、データベースシステムの動作 ローを示すフローチャートである。 図34は、データベースシステムの動作 ローを示すフローチャートである。

 以下、本発明の実施形態を図面に基づい 説明する。

 <1.データベースシステムの概要>
 図1は、本発明の実施形態に係るデータベー スシステム(DBシステム)1の概略構成を例示す 図である。DBシステム1は、レポートサーバ1 00,100a,100b、PACS(医用画像管理システム:Picture  Archiving and Communication System)サーバ200,200a,200b 、端末300,300a,300b、端末400,400a,400b、データセ タサーバ500、端末600,600a,600bを備える。

 レポートサーバ100,100a,100b、データセンタ サーバ500、および端末600,600a,600bは、例えば インターネット回線などの通信回線NTWによ て相互にデータ送受信可能に接続される。

 レポートサーバ100、PACSサーバ200、端末300 、および端末400は、例えば、同じ病院施設内 に設置され、病院施設内のLANなどの通信回線 LNによって相互に送受信可能に接続される。 た、レポートサーバ100a,100bは、レポートサ バ100が設置された病院施設とは異なる病院 設にそれぞれ設置される。なお、ここでは 図示の関係上、3つの病院施設のみについて 記載されているが、実際には病院施設は多数 となる。

 具体的には、レポートサーバ100a,100bは、 れぞれレポートサーバ100と同様な構成を有 、PACSサーバ200a,200bは、それぞれPACSサーバ20 0と同様な構成を有し、端末300a,300bは、それ れ端末300と同様な構成を有し、端末400a,400b 、端末400と同様な構成を有する。つまり、 ポートサーバ100aとPACSサーバ200aと端末300aと 末400aとの組合せ、およびレポートサーバ100 bとPACSサーバ200bと端末300bと端末400bとの組合 については、それぞれ同じ病院施設内に設 され、病院内のLANなどの通信回線LNa,LNbによ ってそれぞれ相互に送受信可能に接続される 。そして、端末300,300a,300b,400,400a,400b,600,600a,60 0bは、例えば、パーソナルコンピュータ(パソ コン)などによってそれぞれ構成される。

 なお、レポートサーバ100a,100bは、レポー サーバ100と同様な構成および機能を有する め、以下では、レポートサーバ100を代表例 して説明する。

 レポートサーバ100は、例えば、パーソナ コンピュータ(パソコン)などによって構成 れ、各病院施設に設けられるローカルサー として機能する。また、レポートサーバ100 、内蔵されるメモリに診療情報データベー (診療情報DB)151、および支援情報データベー (支援情報DB)152を格納する。

 診療情報DB151は、診療の対象である多数 患者に係る医療情報(診療情報)が多数蓄積さ れたデータベースであり、例えば、多数の検 査に係る情報が列挙されたリスト(検査リス )を示す情報(検査リスト情報)を含む。また 診療情報DB151には、いわゆる担当医からの依 頼事項や患者や検査に係る情報を示す属性情 報が検査リストに列挙された検査IDと関連付 られて格納される。

 検査リストで列挙された検査の対象者、 なわち患者を対象として放射線科で放射線 用いた撮影により得られた多数の画像デー は、PACSサーバ200に格納される画像データベ ース(画像DB)251に格納される。そして、画像DB 251に格納された多数の画像データにそれぞれ 対応する読影レポートを示すレポート情報が 、検査リストに列挙された検査IDと関連付け れて診療情報DB151に格納される。ここで、 療情報DB151は、多数のレポート情報が格納さ れている点に着目すれば、多数のレポート情 報が格納されたデータベース(レポートDB)と て機能する。

 また、レポートサーバ100は、診療情報DB15 1に既に格納されているレポート情報(既存レ ート情報)を利用して、新規な読影レポート の作成および入力を支援する情報(支援情報) 蓄積されたデータベース(支援情報DB)152を作 成する。そして、レポートサーバ100は、端末 300からの情報の入力に応答して、支援情報DB1 52から支援情報を適宜抽出してテンプレート 形で端末300に提供する。

 更に、レポートサーバ100は、端末300から 新規なレポート情報の入力に応じて、診療 報DB151に新規なレポートを示すレポート情 を記憶する。なお、支援情報DB152を生成する 機能(情報生成機能)、および支援情報DB152か 端末300に対して支援情報が提供されつつ読 レポートが入力される機能(レポート入力機 )については更に後述する。

 データセンタサーバ500は、例えば、パー ナルコンピュータ(パソコン)などによって 成され、内蔵されるメモリに分類情報デー ベース(分類情報DB)554を格納する。

 分類情報DB554は、レポートサーバ100,100a,10 0bがそれぞれ設置される複数の病院施設を分 した情報が蓄積されたデータベースであり 例えば、専門分野ごとに複数の病院施設が 挙されたリストを示す情報を含む。この分 情報DB554は、データセンタサーバ500におい 、端末300,300a~300cからレポートサーバ100,100a,1 00bに対してそれぞれ入力される情報(入力情 )が収集され、該入力情報に基づき、レポー サーバ100,100a,100bが設置されている病院施設 が分類対象として分類されることで構築され る。なお、分類情報DB554を生成する機能(対象 分類機能)については更に後述する。

 また、データセンタサーバ500は、端末600, 600a,600bからの要求に応じて、分類情報DB554に づく情報を端末600,600a,600bに対して送信する 機能(分類情報送信機能)を有する。この分類 報送信機能についても更に後述する。なお 端末600,600a,600bの構成および機能は同様であ るため、以下では、適宜端末600を代表例とし て説明する。

 また、データセンタサーバ500は、レポー サーバ100,100a,100bにそれぞれ格納される各診 療情報DB151や各支援情報DB152のデータ内容を 集して、適宜、最適化された情報をレポー サーバ100,100a,100bに提供する。これにより、 えば、ある病院で得られた知見が、他の病 で利用される支援情報DB152に反映され、よ 広範囲の過去の知識を利用することができ 。

 PACSサーバ200は、例えば、パーソナルコン ピュータ(パソコン)などによって構成される このPACSサーバ200は、内蔵されるメモリに画 像DB251を格納する。画像DB251は、例えば、CT(co puted tomography)やMRI(Magnetic Resonance Imaging)など によって得られた患部をとらえた画像を示す データ(画像データ)が検査(例えば検査ID)ごと に区別可能な態様で多数蓄積されたデータベ ースである。

 このPACSサーバ200は、端末300からの情報の 入力に応じて、画像DB251に格納される画像デ タを端末400に対して適宜提供する。端末400 は、PACSサーバ200から提供された画像データ が可視的に出力される。

 端末300は、情報提供者に相当するユーザ( 例えば、読影医)による情報の入力に応じて 新規なレポート情報を入力する。この新規 レポート情報が入力される際には、ユーザ 、端末400で可視的に出力された画像データ 視認しつつ、端末300で、レポートサーバ100 らの支援情報に応じた画面を表示させて、 規なレポート情報を入力する。また、端末60 0は、一般ユーザの家庭などに設置される。

 図2は、本発明の実施形態に係るDBシステ 1の構成に係るブロック図である。図2では レポートサーバ100、端末300、データセンタ ーバ500、および端末600の構成が示されてい 。図2で示すように、レポートサーバ100は、C PU110およびメモリ150をバスライン101に接続し 一般的なコンピュータの構成を有する。な 、メモリ150は、適宜RAMやROMやハードディス などの記憶部を含む。また、バスライン101 、インターフェイス(I/F)102を介して通信回 LNに接続されるとともに、インターフェイス (I/F)103を介して通信回線NTWに接続される。そ て、CPU110がメモリ150に格納されるプログラ に従って動作することにより、レポートサ バ100の各種機能および動作が実現される。

 端末300は、CPU310およびメモリ350をバスラ ン301に接続した一般的なコンピュータの構 を有する。なお、メモリ350は、適宜RAMやROM ハードディスクなどの記憶部を含む。また バスライン301は、インターフェイス(I/F)302 介して通信回線LNに接続され、適宜インター フェース(図示を省略)などを介して表示部330 よび操作部340に接続される。なお、表示部3 30は、例えば、液晶ディスプレイやCRTなどに って構成され、操作部340は、キーボードや ウスなどを有し、ユーザによる操作に応答 て各種信号の入力を受け付ける。

 データセンタサーバ500は、CPU510およびメ リ550をバスライン501に接続した一般的なコ ピュータの構成を有する。なお、メモリ550 、適宜RAMやROMやハードディスクなどの記憶 を含む。また、バスライン501は、インター ェイス(I/F)503を介して通信回線NTWに接続さ る。そして、CPU510がメモリ550に格納される ログラムに従って動作することにより、デ タセンタサーバ500の各種機能および動作が 現される。

 端末600は、CPU610およびメモリ650をバスラ ン601に接続した一般的なコンピュータの構 を有する。なお、メモリ650は、適宜RAMやROM ハードディスクなどの記憶部を含む。また バスライン601は、インターフェイス(I/F)603 介して通信回線NTWに接続され、適宜インタ フェース(図示を省略)などを介して表示部630 および操作部640に接続される。なお、表示部 630は、例えば、液晶ディスプレイやCRTなどに よって構成され、操作部640は、キーボードや マウスなどを有し、ユーザによる操作に応答 して各種信号の入力を受け付ける。

 <2.情報生成機能およびレポート入力機能& gt;
 図3は、DBシステム1の情報生成機能およびレ ポート入力機能に係る機能構成を示すブロッ ク図である。なお、情報生成機能、およびレ ポート入力機能は、主にレポートサーバ100お よび端末300において実現されるため、図3で 、レポートサーバ100および端末300の機能構 について示されている。また、図4は、支援 報DB152に蓄積されるデータの構成を例示す 図である。

  <2-1.レポートサーバ100の機能構成>
 レポートサーバ100は、メモリ150において、 療情報DB151、支援情報DB152、プログラム、お よびその他のデータを格納する。支援情報DB1 52は、診療情報DB151に蓄積されたレポート情 に基づき構築される。また、その他のデー としては、例えば、検索ルールの各形式(検 形式)に対して、画面生成ルールがそれぞれ 関連付けられたファイル情報(設定ファイル) どが挙げられる。

 なお、検索ルールは、支援情報DB152から 情報の取得を要求するルールであり、検索 式は、どの情報を検索対象として、どのよ な事項について情報を取得するのかを示す この検索ルールは、ある情報から一部の情 を推論して取得するものであれば良く、例 ば、支援情報DB152にて、公知のRDF(Resource Desc ription Framework)を用いて情報を蓄積し、検索 ールに公知のセマンティック・ウェブアプ ケーションを構築するためのフレームワー である公知の「Jena」でサポートされている 論を適用すれば良い。また、画面生成ルー は、取得された一部の情報を可視的に提示 る画面(結果表示画面)を生成するルールで り、例えば、提示対象となる項目の数、種 、提示する項目の順番、表示要素の配置な を規定するものである。

 図3で示すように、レポートサーバ100は、 データ読込部111、検査済判定部112、データ構 築部113、情報送信部114、情報検索部115、およ びデータ書込部116といった機能構成を有する 。なお、レポートサーバ100では、各処理によ って一時的に生成される各種データが、メモ リ150に含まれるRAMなどに一時的に記憶される 。

 データ読込部111は、診療情報DB151から、 影レポート情報と、その読影レポート情報 対応する属性情報(例えば、依頼事項、患者 性、及び検査属性に係る情報)と、検査リス ト情報とを読み込む。そして、データ読込部 111は、支援情報を生成する際および読影レポ ート情報の入力を支援する際には、読影レポ ート情報と属性情報と検査リスト情報とを検 査済判定部112に送出し、読影レポート情報の 入力対象となる検査(入力対象検査)を特定す 際には、検査リスト情報を端末300に送出す 。

 検査済判定部112は、検査リスト情報を参 することで、各検査について読影レポート 含まれる所見文などが書き込まれて読影レ ートが作成されているか否かを判定する。 して、検査済判定部112は、支援情報を生成 る際には、生成済み(すなわち検査済み)の 影レポート情報を属性情報とともにデータ 築部113に送出する。また、検査済判定部112 、読影レポート情報の入力を支援する際に 、未完成(すなわち未検査)の読影レポート情 報を属性情報とともに端末300に送出する。

 データ構築部113は、複数の読影レポート 報を対象として、読影レポートに含まれる 然文で記述された所見文から必要な要素を 出するとともに、属性情報に含まれる各種 素も抽出し、RDFを利用して構造化を行うこ で、支援情報を生成する。

 詳細には、まず、データ構築部113は、各 影レポート情報について、所見文を構成す 複数の要素の項目に含まれた各項目に各々 応付けられている1以上の要素によって構成 された複数の要素の組合せを示す情報(組合 情報)を生成する。このとき、データ構築部1 13は、複数の読影レポート情報に係る複数の 合せ情報をメモリ150に蓄積することで、支 情報DB152の上位階層Saのデータベースを構築 する。次に、データ構築部113は、端末300から 入力される層別情報に応じて、上位階層Saの ータベースに含まれる一部の組合せ情報を 出して、メモリ150に蓄積することで、支援 報DB152の下位階層Sbのデータベースを構築す る。更に、データ構築部113は、端末300から入 力される層別情報に応じて、下位階層Sbのデ タベースに含まれる一部の組合せ情報を抽 して、メモリ150に蓄積することで、支援情 DB152の最下位階層Scのデータベースを構築す る。このようにして、相対的に上位のデータ ベースから適宜所望の切り口や概念に係る下 位のデータベースが構築される。

 ここで言う「層別情報」とは、どの階層 属するどのデータベースからどのような切 口で情報を抽出して、データベースを構築 るのかを示す情報である。層別情報の具体 としては、所望の検査部位(例えば、脳、胸 部など)とモダリティ(例えば、MR,CTなど)とに る多数の組合せ情報を蓄積したデータベー から、所望のカテゴリの種類(例えば、血管 障害、感染証・炎症など)ごとに下位階層Sbに 属するデータベースを構築するといった情報 などが挙げられる。

 また、データ構築部113は、適宜ユーザに る端末300からの新規な層別情報の入力に応 て、上位階層Saに属するデータベースに含 れた一部の組合せ情報を抽出し、この一部 組合せ情報を格納した下位階層Sbに属するデ ータベースを構築して、支援情報DB152に含ま る。更に、データ構築部113は、適宜ユーザ よる端末300からの新規な層別情報の入力に じて、下位階層Sbに属するデータベースに まれる一部の組合せ情報を抽出し、この一 の組合せ情報を格納した最下位階層Scに属す るデータベースを構築して、支援情報DB152に ませる。つまり、データ構築部113は、ユー による情報の入力に応じて、支援情報DB152 階層構造を適宜変更および充実化する。な 、データ構築部113で生成される組合せ情報 、情報送信部114に対して出力される。

 情報送信部114は、データ構築部113で生成 れた組合せ情報、および後述する情報検索 115に入力される抽出条件を示す情報(抽出条 件情報)を、各病院施設の識別情報(例えば、 設ID)と関連付けた上で、通信回線NTWを介し データセンタサーバ500に送信する。

 情報検索部115は、医療施設に設けられた 末300からの検索ルールの入力に応答して、 援情報DB152から、検索ルールに対応する一 の組合せ情報を抽出する。検索ルールには 支援情報DB152から一部の組合せ情報を抽出す るための条件(抽出条件)が含まれる。つまり 情報検索部115では、病院施設による抽出条 の指定に応じて、支援情報DB152から抽出条 に対応する情報が抽出される。そして、こ 抽出条件には、例えば、検査部位やモダリ ィなどといった支援情報DB152の下位階層Sbの ータベースを特定する情報と、更にカテゴ などといった支援情報DB152の最下位階層Scの データベースを特定する情報とが含まれる。 なお、情報検索部115は、抽出条件を示す情報 (抽出条件情報)を情報送信部114に送出する。

 また、情報検索部115は、抽出した一部の 合せ情報と、検索ルールに対応する画面生 ルールとに基づき、各項目に1以上の要素が 対応付けられた情報を生成し、検索結果を表 示する画面(結果表示画面)を示す表示用のデ タ(結果表示画面データ)を生成する。この 果表示画面データは、端末300に送出され、 末300では、結果表示画面データに基づく結 表示画面が表示部330で表示される。

 データ書込部116は、端末300のレポート生 部317(後述)で生成された読影レポート情報 診療情報DB151に追加する。

  <2-2.端末300の機能構成>
 図3で示すように、端末300は、受付部311、層 別設定部312、入出力制御部313、タスク管理部 314、表示制御部315、検索制御部316、およびレ ポート生成部317といった機能構成を有する。 なお、端末300では、各処理によって一時的に 生成される各種データが、メモリ350に含まれ るRAMなどに一時的に記憶される。

 受付部311は、操作部340からの信号の入力 受け付ける。

 層別設定部312は、操作部340から受付部311 介して入力された信号に応じて、層別情報 設定する。この層別設定部312は、設定され 層別情報を、入出力制御部313を介して、レ ートサーバ100(具体的には、データ構築部113 )に対して送出する。

 入出力制御部313は、端末300と、端末300の 部装置(例えば、レポートサーバ100など)と 間における、データの送受信を制御する。

 タスク管理部314は、新規な読影レポート 入力の対象となる検査(入力対象検査)の選 に応じて、入力対象検査に対応する新規な 影レポートの作成に係るタスクを特定する

 表示制御部315は、表示部330における各種 像データの可視的な出力を制御する。具体 には、レポートサーバ100から入力される各 情報などに基づき、表示部330で各種画面を 示させる。例えば、情報検索部115から入力 れる結果表示画面データに基づき、結果表 画面を表示部330において表示させる。

 検索制御部316は、レポートサーバ100と協 して支援情報DB152を対象とした情報の検索 制御する。具体的には、ユーザによる操作 340からの信号の入力に応じて、検索ルール 生成し、入出力制御部313を介してレポート ーバ100(具体的には、情報検索部115)に対して 送出する。また、検索制御部316は、情報検索 部115で生成された結果表示画面データを、入 出力制御部313を介して受け付けて表示制御部 315に転送する。

 レポート生成部317は、新規なレポート情 が入力される際には、ユーザによる操作部3 40からの信号の入力に応じて、複数の要素が 連付けられた組合せ情報(構造化データ)の 式で新規なレポート情報(構造化レポート情 )を受け付け、その構造化レポート情報に基 づき、所定のルールに沿った新規な読影レポ ート情報を生成する。

 ここで、図3を参照しつつ、情報生成機能 およびレポート入力機能に係る処理内容につ いて更に説明する。

  <2-3.情報生成機能に係る処理内容>
 まず、データ読込部111が、診療情報DB151か 、読影レポート情報と、この読影レポート 報に対応する属性情報と、検査リスト情報 を読み込み、検査済判定部112に送出する。 に、検査済判定部112が、検査リスト情報を 照することで、各検査について読影レポー が作成されているか否かを判定し、生成済 の読影レポート情報を属性情報とともにデ タ構築部113に送出する。そして、データ構 部113が、読影レポートに含まれる所見文か 必要な要素を抽出するとともに、属性情報 含まれる各種要素も抽出し、RDFを利用して 造化を行う。この読影レポートの要素の構 化は、例えば機械学習を利用した言語処理 含む所定の情報処理によって実現される。

 ここで、データ構築部113の機能、具体的 は、機械学習の機能(機械学習機能)、要素 識別する機能(識別機能)、および識別した要 素を関連付けることで読影レポートを構造化 する機能(構造化機能)について説明する。

 まず、データ構築部113の機械学習機能に り、教師データとして学習用コーパスなど 与えられると、構造化の基準となる情報が 習される。ここで、学習用コーパスは、読 レポートに含まれる所見文の形式(具体的に は、文章モデル)に準じた大量のテキストデ タを含む。この文章モデルは、例えば、撮 条件→部位→基本所見(特徴-結語)→診断(診 -結語)といった具合に所見文の構成を示す 詳細には、学習用コーパスでは、所見文の 章モデルを構成する各要素の分類項目(以下 宜「項目」と略する)の名称が各語句に対し てタグ付けされている。ここで、要素の項目 の名称(項目名)としては、例えば、「撮影条 」「部位」「基本所見」および「診断」な が挙げられる。なお、結語がある程度特定 れた代表的な文章のモデル(文章モデル)を すデータも外部からデータ構築部113に対し 与えられる。そして、データ構築部113の機 学習機能により、学習用コーパスから語句 抜き出され、対応する要素の項目毎にそれ れ記憶される。ここで、学習されて記憶さ るデータは、読影レポートを構成する各要 をどのように要素の項目に分解すべきかを すモデルのデータ(モデルデータ)として使用 される。

 次に、データ構築部113の識別機能により 上記モデルデータが基準とされつつ、デー 構築部113に入力される読影レポート情報を 象として、要素の項目と実際に使用されて る語句とが識別される。なお、例えば、い ゆるSVM(Support Vector Machine)を利用した機械 習により、予め教師データで与えられてい い要素についても、要素の項目が識別され も良い。詳細には、データ構築部113の機械 習機能により、学習用コーパスを形態素解 によって形態素に分解し、形態素ごとに、 態素そのもの、形態素の品詞、形態素の活 形、前後(例えば前後2つ)の形態素の情報な を用いて、ある項目に属する形態素が出現 るパターン(出現パターン)が学習され、この 出現パターンを用いて要素の項目が識別され ても良い。

 更に、データ構築部113の構造化機能によ 、識別機能によって識別された情報に基づ 、読影レポート情報に含まれる各種情報が 素の項目毎に属する語句(要素)に分解され 後にRDFで記述されることで、所見文を構成 る要素が構造化される。そして、読影レポ トに係る属性情報および検査や患者に係る 性情報を構成する要素も加えられて、1つの 影レポートを構成する要素が構造化されてR DFで記述されたデータ(単レポート構造化デー タ)が構築される。ここでは、各読影レポー 情報を構成する各要素に対して、各要素が する要素の項目を示す情報が属性情報とし 付与される。つまり、単レポート構造化デ タは、各項目に対して各項目に属する1以上 要素が対応付けられたデータであり、かつ 数の要素が組み合わされた情報、すなわち1 つの組合せ情報に相当する。

 図5は、単レポート構造化データの構成例 を示す模式図である。図5で示すように、単 ポート構造化データは、要素(具体的には、 性値など)が記述された複数のノード(図中 楕円や四角)が、項目名(具体的には、属性) 示すアーク(図中の矢印)で繋がれて構成され る。図5で示す単レポート構造化データは、 ポートを示すノードN0を起点として、複数の ノードN1~N11が複数のアークによって繋がれて いる。ノードN1~N11に繋がれるアークがそれぞ れ示す属性としては、例えば、検査(inspection: inspection)、カテゴリ(reporting:category)、撮影条 (basic:view)、部位(basic:location)、所見(basic:charac ter)、診断(basic:diagnosis)、検査部位(inspection:DIC OMpart)、モダリティ(inspection:modality)、病院名(d c:publisher)、読影医(dc:creator)、および検査ID(ins pection:id)がある。検査部位(inspection:DICOMpart)と は、いわゆるDICOM属性の検査部位である。

 なお、図5および図5以降の図では、ノー N0,N1内には、適宜所望の内容が記述されるた め、「○○○」「○○○○」と記載されてい る。この各ノードN0~N11内に記述される要素お よび属性は、図5で示されるものに限られず その他の要素および属性(例えば、接頭辞や 尾辞など)であっても良い。

 そして、ここでは、図5で示したような単 レポート構造化データが、診療情報DB151に格 された多数の検査済みの読影レポート情報 ついてそれぞれ生成されて、多数の単レポ ト構造化データがメモリ150に蓄積される。 のとき、複数の単レポート構造化データの ち、所定の属性については、共通する属性 が共有化されつつ、支援情報DB152の上位階 Saに属するデータベースが生成される。

 ここで、上位階層Sa、下位階層Sb、および 最下位階層Scにそれぞれ属するデータベース データ内容について具体例を挙げて説明す 。

 図6は、上位階層Saに属するデータベース データ内容を例示する図である。図6では、 4つの単レポート構造化データについて、共 する属性値が共有化されて構築された一塊 構造化データが示されている。なお、図6で 、図示の関係上、4つの単レポート構造化デ ータに基づいて構築された構造化データが示 されたが、実際には、多数の単レポート構造 化データに基づいて構造化データが構築され る。

 図7は、下位階層Sbに属するデータベース データ内容を例示する図である。図7では、 図6で示した上位階層Saに属するデータベース のうち、属性「検査部位」の属性値が「CHEST であり、且つ属性「モダリティ」の属性値 「CR」である条件を満たす組合せ情報が示 れている。このとき、層別情報は、属性「 査部位」の属性値が「CHEST」であり、且つ属 性「モダリティ」の属性値が「CR」である条 を満たす単レポート構造化データから、5つ の属性「カテゴリ」「撮影条件」「部位」「 基本所見」「診断」に係る組合せ情報を抽出 することを示す情報を含む。なお、ここでは 、図6で示す4つの単レポート構造化データか 、図7で示す3つの単レポート構造化データ 構成する一部の組合せ情報が抽出されたが これに限られず、多数の単レポート構造化 ータを構成する1以上の組合せ情報が抽出さ れば良い。

 図8は、最下位階層Scに属するデータベー のデータ内容を例示する図である。図8では 、図7で示した下位階層Sbに属するデータベー スのうち、属性「カテゴリ」の属性値が「縦 隔」である条件を満たす組合せ情報が示され ている。このとき、層別情報が、下位階層Sb 属するデータベースのうち、属性「検査部 」の属性値が「CHEST」で且つ属性「モダリ ィ」の属性値が「CR」の条件を満たすデータ ベースから、属性「カテゴリ」の属性値が「 縦隔」である条件を満たす単レポート構造化 データについて、5つの属性「カテゴリ」「 影条件」「部位」「基本所見」「診断」に る組合せ情報を抽出することを示す情報を む。なお、ここでは、図7で示す3つの単レポ ート構造化データから、図8で示す2つの単レ ート構造化データを構成する一部の組合せ 報が抽出されたが、これに限られず、多数 単レポート構造化データを構成する1以上の 組合せ情報が抽出されれば良い。

 図9は、支援情報DB152を構成するデータ内 、すなわちデータベースの階層構造を例示 る図である。図9で示すように、支援情報DB1 52は、上位階層Sa、下位階層Sb、最下位階層Sc 3段階の階層構造を有する。

 上位階層Saには、多数の単レポート構造 データによって構成されるデータベースD0が 含まれる。

 下位階層Sbには、上位階層Saに属するデー タベースD0から一部の組合せ情報が抽出され それぞれ構成されたデータベースD1~D3が含 れる。図9では、各データベースD1~D3と、各 ータベースD1~D3を構成する複数の組合せ情報 の抽出先にあたるデータベースD0とが直線で ばれている。また、図9では、各データベー スD1~D3を構成する複数の組合せ情報が満たす 件、すなわち属性「検査部位」の属性値と 性「モダリティ」の属性値との組合せが記 されている。具体的には、データベースD1 、「脳」と「MR」の属性値の組合せに係る複 数の組合せ情報によって構成され、データベ ースD2は、「胸部」と「CT」の属性値の組合 に係る複数の組合せ情報によって構成され データベースD3は、「胸部」と「CR」の属性 の組合せに係る複数の組合せ情報によって 成される。

 最下位階層Scには、下位階層Sbに属する各 データベースD1~D3から一部の組合せ情報が抽 されてそれぞれ構成されたデータベースD1a~ D1d,D2a~D2k,D3a~D3eが含まれる。図9では、各デー ベースD1a~D1d,D2a~D2k,D3a~D3eと、各データベー D1a~D1d,D2a~D2k,D3a~D3eを構成する1以上の組合せ 報の抽出先にあたる各データベースD1~D3とが 直線で結ばれている。具体的には、各データ ベースD1a~D1dを構成する1以上の組合せ情報の 出先は、データベースD1であり、各データ ースD2a~D2kを構成する1以上の組合せ情報の抽 出先は、データベースD2であり、各データベ スD3a~D3eを構成する1以上の組合せ情報の抽 先は、データベースD3である。

 また、図9では、各データベースD1a~D1d,D2a~ D2k,D3a~D3eを構成する1以上の組合せ情報が満た す条件、すなわち属性「カテゴリ」の属性値 が記載されている。例えば、データベースD1a は、属性値「血管障害」に係る1以上の組合 情報によって構成されている。つまり、デ タベースD1から、「血管障害」「感染症・炎 症」「変性疾患」「腫瘍」といった各属性値 に係る1以上の組合せ情報が抽出されて、各 ータベースD1a~D1dが構成されている。また、 ータベースD2から、「肺」「乳腺」「食道 「甲状腺」「心臓」「大血管」「縦隔」「 」「皮膚・軟部」「胸膜・胸壁」「腫瘍」 いった各属性値に係る1以上の組合せ情報が 出されて、各データベースD2a~D2kが構成され ている。また、データベースD3から、「肺」 縦隔」「骨」「軟部」「胸膜」といった各 性値に係る1以上の組合せ情報が抽出されて 、各データベースD3a~D3eが構成されている。

 ここで、端末300における層別情報の入力 ついて説明する。

 図10は、DBシステム1を利用する際に、端 300において表示されるメインメニュー画面G1 を例示する図である。ここでは、端末300にお いてユーザが操作部340を適宜操作すると、メ インメニュー画面G1が表示部330に表示される メインメニュー画面G1では、DBシステム1に いて実行可能な複数の機能の名称(ここでは 「層別の新規設定」「層別の変更」「レポ ト入力」)がそれぞれ記載されたボタンSB1~SB 3が提示される。そして、ユーザである読影 は、操作部340を種々操作して、マウスポイ タMPによってボタンSB1~SB3のうちの何れか1つ ボタンを押下することで、3つの機能「層別 の新規設定」「層別の変更」「レポート入力 」のうちの何れか1つを選択することができ 。例えば、ボタンSB1,SB2が押下されると、情 生成機能に係る動作が実行され、ボタンSB3 押下されると、レポート入力機能に係る動 が実行される。但し、既に支援情報DB152が 築されている場合には、層別情報の設定が に行われているため、ボタンSB1の押下が禁 される。

 図11は、層別情報を設定するための画面( 別設定画面)G2を例示する図である。この層 設定画面G2は、層別情報を新規に設定する めの画面であり、メインメニュー画面G1にお けるボタンSB1の押下に応答して、表示部330に 表示される。図11で示すように、層別設定画 G2には、左方に、下位階層Sbに係る層別情報 を記入するための記入欄L21が設けられ、右方 に、最下位階層Scに係る層別情報を記入する めの記入欄L22が設けられている。記入欄L21, L22への記入方法としては、例えば、マウスポ インタMPを記入欄L21,L22の所望の行に合わせて 、マウスの左ボタンの押下(左クリック)によ 、カーソルを出現させ、キーボードから適 テキスト情報を入力する方法などが挙げら る。また、操作部340を種々操作して記入欄L 21の所望の行に太枠カーソルCsを合わせた上 、太枠カーソルCsが合わされた属性値(すな ち要素)の組合せに対して、最下位階層Scの 別情報を規定する属性値(すなわち要素)を記 入することができる。そして、記入欄L21,L22 所望の層別情報を規定する要素の組合せお び要素が記入された状態で、決定ボタンDB2 マウスポインタMPによって押下すると、層別 情報が設定されて、適宜メモリ150などに記憶 される。

 図12は、層別情報の設定を変更するため 画面(層別変更画面)G3を例示する図である。 の層別変更画面G3は、層別情報の設定を変 するための画面であり、メインメニュー画 G1におけるボタンSB2の押下に応答して、表示 部330に表示される。層別変更画面G3は、層別 定画面G2(図11)とほぼ同じ構成を有するため 図12では、層別設定画面G2と同様な部分につ いては同じ符号を付して説明を省略する。層 別変更画面G3では、層別設定画面G2と同様な 順により、記入欄L21,L22に所望の層別情報を 定する要素の組合せおよび要素が記入され 。具体的には、層別変更画面G3では、まず 既に設定されている層別情報を規定する要 の組合せおよび要素が記入欄L21,L22に表示さ る。そして、操作部340の操作に応答して、 入欄L21,L22に更に新たな層別情報を規定する 要素の組合せや要素が追加記入されたり、記 入欄L21,L22に列記されている層別情報を規定 る要素の組合せや要素が適宜削除される。 して、記入欄L21,L22に所望の層別情報を規定 る要素の組合せや要素が記入された状態で 決定ボタンDB2がマウスポインタMPによって 下されると、層別情報の設定が変更され、 宜メモリ150などに記憶される。

 なお、層別情報の設定の変更により、層 情報を規定する要素の組合せや要素の一部 削除された場合には、支援情報DB152から、 除された要素の組合せや要素に対応するデ タベースが消去される。一方、層別情報の 定の変更により、層別情報を規定する要素 組合せや要素に対して、新たな要素の組合 や要素が追加された場合には、追加された 素の組合せや要素に対応するデータベース 、上述した下位階層Sbおよび最下位階層Scに するデータベースの生成と同様な動作によ て生成され、適宜支援情報DB152に追加され 。

  <2-4.レポート入力機能に係る処理内容> ;
 図13は、検査リストを示す画面(検査一覧画 )G4を例示する図である。ここでは、図10で したメインメニュー画面G1でボタンSB3が押下 されると、データ読込部111によって診療情報 DB151から検査リスト情報が読み込まれて端末3 00に転送され、検査一覧画面G4が表示部330に 示される。図13で示すように、検査一覧画面 G4は、検査に係る情報(具体的には、患者ID、 者氏名、生年月日、年齢、性別、状態、検 ID、検査日、検査部位、モダリティ、画像 数)が一覧表示された画面である。この検査 覧画面G4では、状態「未読影」が付された 査が、読影レポートが作成されていない検 であることが分かる。

 検査一覧画面G4では、1つの検査を囲む太 カーソルCS1が表示される。この太枠カーソ CS1は、ユーザによる操作部340の操作に応答 て上下に移動され、所望の検査に合わされ 状態で、操作部340の決定ボタン(例えば、リ ターンキー)が押下されると、太枠カーソルCS 1で囲まれた1つの検査が入力対象検査として 定される。入力対象検査が特定されると、 示部330で表示される画面が検査一覧画面G4 らレポート入力画面G5(図14)に遷移する。こ とき、タスク管理部314の制御により、入力 象検査に対応する新規な読影レポートの作 に係るタスクが特定され、診療情報DB151から 入力対象検査に対応する依頼事項、および検 査の詳細を示す情報がデータ読込部111によっ て読み込まれて、端末300に提供される。

 図14は、表示部330で表示されるレポート 力画面G5を例示する図である。レポート入力 画面G5は、主に領域A1~A10によって構成される

 領域A1には、診療情報DB151から取得した依 頼事項の情報に基づき、図15で示すような入 対象検査に係る依頼事項の内容が表示され 。領域A2には、診療情報DB151から取得した検 査の詳細な情報に基づき、図16で示すような 力対象検査に係る検査の詳細な内容が表示 れる。領域A3,A4には、読影医による操作部34 0の操作に応じて、自由な意見やその他の情 が記述される。領域A5には、読影レポートの 作成を支援するために、支援情報DB152から取 された一部の情報が可視的に提示される。 域A6には、読影医による操作部340の操作に 答して読影レポートを構成する所見文が記 される。領域A7には、図17で示すような所見 で頻繁に使用される定型句(頻出句)の一覧 表示される。領域A8には、図18で示すような 見文で頻繁に使用される定型文(サマリ句) 一覧が表示される。領域A9には、読影医によ る操作部340の操作に応じて、所望の代表的な 画像が添付される。

 また、領域A10には、ボタンBT1,BT2が列挙さ れる。ボタンBT1は、レポート入力画面G5で作 した読影レポートを構成する所見文や添付 像の内容を確定して診療情報DB151に新規に 録し、次の読影レポートの作成に移行させ コマンドを入力するボタンである。また、 タンBT2は、レポート入力画面G5で作成した読 影レポートを構成する所見文や添付画像の内 容をクリアして、読影レポートの内容を作成 し直すコマンドを入力するボタンである。

 次に、領域A5に表示されるテンプレート 利用して所見文を入力する動作について説 する。領域A5では、読影医によって入力され た検索ルールに対応する情報が支援情報DB152 ら取得され、適宜テンプレートの形態で可 的に出力される。そして、このテンプレー における要素(ここでは、語句)の選択肢が 宜指定されることで、所見文の入力が実行 れる。

 図19は、支援情報DB152から一部の組合せ情 報を抽出するための抽出条件を決定するテン プレート(抽出条件決定テンプレート)T0を例 する図である。抽出条件決定テンプレートT0 では、支援情報DB152における全属性項目のう の一部の属性項目(ここでは「モダリティ」 「検査部位」「カテゴリ」)について、属性 (すなわち要素)を選択することができる。詳 細には、抽出条件決定テンプレートT0では、 援情報DB152に蓄積される一部の属性項目(こ では「モダリティ」「検査部位」「カテゴ 」)属する要素が可視的に出力され、各属性 項目に対して1つの要素を指定することがで る。

 具体的には、図19で示す抽出条件決定テ プレートT0では、マウスポインタMPを用いて 各属性項目のダウンリストにおいて複数の 句(選択肢)から1つの語句を選択して、OKボ ンを押下することで、3つの属性項目につい それぞれ1つの語句を指定することができる 。そして、抽出条件決定テンプレートT0で指 される3つの属性項目に係る語句(すなわち 素)の組合せが、抽出条件として決定される ここでは、最下位階層Scに属するデータベ スが3つの属性項目(「モダリティ」「検査部 位」「カテゴリ」)の要素の組合せで規定さ るため、ここで決定される抽出条件には、 下位階層Scに属するデータベースを特定する 情報が含まれることになる。このように、抽 出条件決定テンプレートT0で抽出条件が決定 れると、検索制御部316によって抽出条件を む検索ルールが生成され、入出力制御部313 介して情報検索部115に送信される。なお、 実施形態では、抽出条件が、3つの属性項目 に係る3つの要素の組合せによって決定され が、これに限られず、例えば、少なくとも1 上の属性項目に対して1以上の要素を指定し て、抽出条件が決定されても良い。

  情報検索部115は、検索ルールの入力に 答して、検索ルールに含まれる抽出条件に 応する一部の組合せ情報を、支援情報DB152か ら抽出する。なお、抽出条件には、データベ ースを特定する情報の他に、ユーザによる入 力に応じて、1つの要素(例えば、語句)または 2以上の要素(例えば、語句)の組合せを特定す る情報を、抽出される情報を絞り込む情報( り込み情報)として含ませても良い。この場 には、データベースを特定する情報に対応 るデータベースから、絞り込み情報に対応 る各単レポート構造化データに含まれる要 (ここでは、組合せ情報)が抽出される。情 検索部115では、抽出された情報に基づき、 索ルールに対応する画面生成ルールに従っ 、結果表示画面データが生成され、端末300 送信される。

 端末300では、表示制御部315の制御により 情報検索部115によって抽出された情報に基 く結果表示画面データに従って、各項目に1 以上の要素が対応付けられた情報の一覧(一 表示)が、表示部330において可視的に出力さ る。具体的には、新規な読影レポートの所 文の入力を支援するテンプレート(入力支援 テンプレート)が表示部330に表示される。

 図20は、入力支援テンプレートT1の表示例 を示す図である。なお、後述する入力支援テ ンプレートT1における各種入力および指定は 読影医による操作部340の操作に応答して入 される信号に基づいて行われる。

 図20で示すように、入力支援テンプレー T1では、上から3/4程度の領域において、左か ら順に、4項目「撮影条件」「部位」「基本 見」「診断」についての複数の要素(ここで 、語句)F1~F4がそれぞれ表示される。詳細に 、入力支援テンプレートT1では、属性項目 撮影条件」について、複数の語句(「正面像 「側面像」など)F1が、属性項目「部位」に いて、複数の語句(「肺野全体」「肺尖部」 など)F2が、属性項目「基本所見」について、 複数の語句(「スリガラス影」「網状影」な )F3が、属性項目「診断」について、複数の 句(「肺炎」「肺癌」など)F4が列挙される。 こでは、1以上の語句を示す表示要素が、そ の1以上の語句の従属先である項目を示す表 要素の下に列挙されるなど、対応する項目 示す表示要素との関係が可視的に認識可能 状態で列挙される。具体的には、例えば、 句を示す表示要素「正面像」「側面像」な が、従属先である項目「撮影条件」を示す 示要素の下に上下方向に沿って並べられて 示される。

 そして、入力支援テンプレートT1におい 、4項目「撮影条件」「部位」「基本所見」 診断」の各項目に対し、複数の語句から少 くとも1つの語句にマウスポインタMPを合わ て左クリックすることで、新規な読影レポ トの所見文を構成する各項目に対応する語 を指定することができる。

 ユーザである読影医は、各項目に対応す 語句を指定する際には、入力支援テンプレ トT1の下部に表示される読影レポートの所 文の文章モデルMDを参照する。この文章モデ ルMDは、「[空白欄W1]にて、[空白欄W2]におい 、[空白欄W3]を認める。[空白欄W4]の疑い。」 といった読影レポートの所見文のモデルを示 し、この文章モデルMDに係る情報は、例えば 教師データなどと併せて外部から与えられ 。

 空白欄W1~W4には、4項目「撮影条件」「部 」「基本所見」「診断」に係る要素(文章を 構成する要素、以下「文章構成要素」とも称 する)である語句がそれぞれ当てはまる。具 的には、読影医による語句の指定により、 数の語句(選択肢)F1のうちの少なくとも1つの 語句(例えば「正面像」)が空白欄W1に充当さ 、複数の語句(選択肢)F2のうちの少なくとも1 つの語句(例えば「中肺野」)が空白欄W2に充 される。更に、複数の語句(選択肢)F3のうち 少なくとも1つの語句(例えば「均等影」)が 白欄W3に充当され、複数の語句(選択肢)F4の ちの少なくとも1つの語句(例えば「肺癌」) 空白欄W4に充当される。また、空白欄W1~W4に は、読影医が操作部340のキーボードなどを種 々操作することで、任意の語句が充当される 。なお、図20では、4項目「撮影条件」「部位 」「基本所見」「診断」に対し、4つの語句 正面像」「中肺野」「均等影」「肺癌」が れぞれ指定され、指定された語句を示す表 要素の濃淡が反転された状態が模式的に示 れている。

 このような入力支援テンプレートT1にお て、上述の如く、4項目についてそれぞれ指 された語句が文章モデルMDの空白欄W1~W4に充 当されている状態で、操作部340が適宜操作さ れ、ボタンBT1がマウスポインタMPによって押 されると、レポート生成部317により、文章 デルMDの空白欄W1~W4に充当されている語句が 、所定の文章モデルMDに沿った各項目に係る 章構成要素として入力される。そして、レ ート生成部317により、文章モデルMDと、各 目に対して指定された文章構成要素とに基 き、新規な所見文が生成されて、領域A6に所 見文が表示される。

 このとき、新規に生成された所見文の情 がデータ書込部116によって、診療情報DB151 追加登録され、診療情報DB151が更新される。 例えば、「正面像にて、中肺野において、均 等影を認める。肺癌の疑い。」といった自然 文で構成される所見文を示す情報が生成され 、この新規な所見文を含む新規な読影レポー トの情報(新規読影レポート情報)が診療情報D B151に追加登録される。ここでは、この新規 所見文の情報は、各項目にそれぞれ対応付 られている1以上の要素によって構成された 数の要素の組合せを示す組合せ情報であり 読影医による入力操作に応じて入力される 報(入力情報)である。なお、診療情報DB151に 新規読影レポート情報が追加された場合には 、追加された新規読影レポート情報に基づき 、上位階層Sa、下位階層Sb、および最下位階 Scに属するデータベースを構成する組合せ情 報が充実化される。

 例えば、まず、新規読影レポート情報か 、上述したデータ構築部113の機能により、 レポート構造化データが生成される。この き、新規読影レポート情報を対象として言 処理を含む構造化を行う処理が行われ、新 な読影レポート情報を構成する各要素に対 て、各要素が属する要素の項目を示す情報 属性情報として付与される。そして、この レポート構造化データ、すなわち組合せ情 が、上位階層Saに属するデータベースD0に追 加される。つまり、データベースD0を構成す 多数の組合せ情報に対し、各項目にそれぞ 対応づけられている1以上の要素によって構 成された複数の要素の組合せを示す情報(組 せ情報)が追加され、データベースD0が更新 れる。更に、設定されている層別情報に応 て、下位階層Sbおよび最下位階層Scに属する ータベースに対し、各項目にそれぞれ対応 けられている1以上の要素によって構成され た複数の要素の組合せを示す情報(組合せ情 )が適宜追加される。つまり、下位階層Sbお び最下位階層Scに属するデータベースも適宜 更新される。

 <3.対象分類機能>
 図21は、DBシステム1の対象分類機能に係る 能構成を示すブロック図である。なお、対 分類機能は、主にレポートサーバ100および ータセンタサーバ500において実現されるた 、図21では、レポートサーバ100およびデータ センタサーバ500の機能構成について示されて いる。

 図21で示すように、レポートサーバ100は 情報送信部114を機能構成として有する。こ 情報送信部114は、データ構築部113で生成さ た組合せ情報や、情報検索部115から入力さ る抽出条件情報を、各病院施設の識別情報( えば、施設ID)と関連付けた上で、通信回線N TWを介してデータセンタサーバ500に送信する よって、情報送信部114によって送信される 合せ情報および抽出条件情報は、各病院施 の識別情報と関連付けられ且つ複数の要素 それぞれ含む情報となっている。

 つまり、各病院施設に設置されたレポー サーバ100において、端末300によって選択さ た要素および複数の要素の組合せを示す情 が適宜取得され、データセンタサーバ500に いて、各病院施設に設置されたレポートサ バ100から、病院施設によって入力された要 および要素の組合せを示す情報が適宜取得 れる。なお、これらの情報には、個人情報 護の観点から、名前などの守秘すべき個人 報が含まれていないことが好ましいが、性 や年齢程度の患者属性やその患者の診断(す なわち所見文)で用いられた要素とその組合 を示す情報が含まれる。そして、データセ タサーバ500では、取得された情報により、 院施設ごとに画像診断の頻度ならびに診断 内容について統計的な情報が得られ、この 計的な情報に基づいて病院施設の種々の分 が行われる。以下、データセンタサーバ500 おける病院施設の分類に係る機能について 体的に説明する。

 図21で示すように、データセンタサーバ50 0は、メモリ550に、分析用情報551、施設別特 情報テーブル552、所定基準情報553、および 類情報DB554を記憶する。また、情報受付部511 、特徴導出部512、および分類処理部513といっ た機能構成を有する。なお、データセンタサ ーバ500では、各処理によって一時的に生成さ れる各種データが、メモリ550に含まれるRAMな どに一時的に記憶される。

 情報受付部511は、情報送信部114から送信 れる各病院施設の識別情報と関連付けられ 組合せ情報や抽出条件情報を入力情報とし 受け付けて、特徴導出部512に送出する。な 、ここでは、各病院施設の識別情報と関連 けられた組合せ情報は、図20で示したよう 表示部330で可視的に出力された複数の要素 うち、各病院施設によって指定された複数 要素の組合せを示す情報に相当し、各病院 設の識別情報と関連付けられた抽出条件情 は、図19で示したように表示部330で可視的に 出力された情報の一覧に含まれる複数の要素 のうち、各病院施設によって指定された複数 の要素の組合せを示す情報に相当する。

 特徴導出部512は、情報受付部511からの入 情報について、特定要素の存在状態を所定 ルールに従って認識することで、各病院施 について病院施設からの全入力情報におけ 特定要素の存在状態の特徴を示す情報(存在 特徴情報)を導出する。所定のルールとして 、例えば、モダリティやカテゴリに属する 素を特定要素として、その特定要素の存在 態を認識するようなルールが挙げられ、こ 所定のルール示す情報は、分析用情報551と てメモリ550に予め記憶される。そして、特 導出部512によって各入力情報について認識 れた特定要素の存在状態を示す情報が、各 院施設の識別情報と関連付けられてメモリ55 0に蓄積されることで、施設別特徴情報テー ル552が構築される。

 図22(a)は、施設別特徴情報テーブル552の ータ内容を例示する図である。図22(a)で示す ように、施設別特徴情報テーブル552は、各病 院施設の識別情報(例えば、施設ID)に対して 入力情報の累計数、モダリティに属する各 素(例えば、MR、CT、CR、ES)の出現頻度を示す 計数、およびカテゴリに属する各要素(例え ば、肺炎、気管支炎)の累計数が関連付けら て構築される。このように、存在特徴情報 は、特定要素の累計数などといった存在状 に係る統計情報が含まれる。

 分類処理部513は、施設別特徴情報テーブ 552を参照することで、各病院施設の特定要 に係る存在特徴情報に基づき、複数の病院 設を所定基準に従って分類した情報(分類情 報)を生成する。所定基準としては、入力情 の累計数に対する所定要素の累計数の割合 所定値以上である条件(所定条件)を満たす病 院施設を、所定の専門病院であるとして、該 所定要素の累計数が多い方から順番にリスト アップするといったものが挙げられ、この所 定基準を示す情報は、所定基準情報553として メモリ550に予め記憶される。

 なお、ここで言う「所定要素」としては 例えば、肺炎および気管支炎、CR、MR、ES、C Rなどが挙げられ、「所定値」としては、例 ば、全病院施設に係る所定要素の累計数の 均値などが挙げられ、「所定の専門病院」 しては、例えば、肺の炎症性疾患、消化器 、CT診断、MR診断、ES診断、およびCR診断の専 門病院などが挙げられる。そして、分類処理 部513による分類結果である分類情報が、メモ リ550に蓄積されることで、分類情報DB554が構 される。

 具体的には、例えば、ある病院施設につ て、入力情報数と等価な全診断数に占める 炎や気管支炎の診断の割合が、全病院施設 平均値よりも高い場合には、肺の炎症系疾 の経験が豊かな専門病院施設であると判断 れる。また、モダリティについて、ES(内視 )の選択頻度すなわち累計数が、全病院施設 の平均値よりも高い場合には、消化器系の診 療経験が豊かな病院施設であると判断される 。

 図22(b)は、分類情報DB554のデータ内容を例 示する図である。図22(b)で示すように、分類 報DB554は、専門種別(例えば、肺の炎症性疾 、消化器系、CT診断、MR診断、ES診断、CR診 )ごとに、所定要素の累計数が多い病院施設 識別情報(例えば、施設ID)が順に関連付けら れて構築される。このようにして、症例の情 報が含まれる読影レポートに基づいた分類を 行うことで、病院施設の特徴に即したより的 確な分類が容易に可能となり、病院施設にあ る診断装置による分類も可能となる。なお、 図22(b)では、入力情報の累計数が多数であっ が、1以上であれば良い。

 なお、図22(a)で示した施設別特徴情報テ ブル552、および図22(b)で示した分類情報DB554 各データ内容については、情報の内容が古 なり過ぎないように、所定期間(例えば、年 度毎)についての情報とすることが好ましい

 このようにして、肺の炎症性疾患の診断 多いことや、消化器系の診断が多いことな といった病院施設の特徴を示す分類情報が 成される。このような分類情報は種々の利 が可能である。以下、分類情報の利用例と て、データセンタサーバ500から、分類情報 基づく情報を、一般ユーザの端末600,600a,600b に対して送信する態様を挙げて説明する。

 <4.分類情報送信機能>
 ここでは、データセンタサーバ500に格納さ る分類情報DB554が、各病院施設の特徴を紹 するデータベースとして機能し、一般ユー が端末600を用いて、医療施設の特徴を検索 て取得する。

 図23は、DBシステム1の分類情報送信機能 係る機能構成を示すブロック図である。な 、分類情報送信機能は、主にデータセンタ ーバ500および端末600において実現されるた 、図23では、データセンタサーバ500および端 末600の機能構成について示されている。

 図23で示すように、データセンタサーバ50 0は、上記対象分類機能によって生成された 類情報DB554、および予め準備された施設情報 DB555をメモリ550に格納しており、情報検索部5 14および送受信部515を機能構成として有する なお、施設情報DB555は、病院施設の基本的 情報(名称、住所、診療時間、アクセス方法 ど)と、その病院施設の識別情報(例えば、 設ID)とが関連付けられた情報が蓄積されて 築されたものであり、病院施設の識別情報 登録する際に予め登録される。

 情報検索部514は、端末600からの検索条件 対応する情報を分類情報DB554から抽出する このとき、情報検索部514は、分類情報DB554か ら抽出した情報に対応する病院施設の基本的 な情報を施設情報DB555から抽出する。そして 情報検索部514は、抽出した情報と、メモリ5 50に格納される所定の画面生成ルールとに基 き、検索結果としての病院施設を紹介する めの画面(病院紹介画面)を示す表示用のデ タ(病院紹介画面データ)を生成する。この病 院紹介画面データには、端末600に送出され、 端末600では、病院紹介画面データに基づく病 院紹介画面が表示部630で表示される。

 送受信部515は、端末600からのデータ(例え ば、検索条件を示すデータ)を受信する一方 、情報検索部514で生成される病院紹介画面 ータを端末600に対して送信する。つまり、 受信部515は、端末600からの要求に応じて、 類情報DB554に基づく情報を端末600に送信する 。

 また、図23で示すように、端末600は、受 部611、入出力制御部613、表示制御部615、お び検索条件生成部618を機能構成として有す 。

 受付部611は、操作部640からの信号の入力 受け付ける。

 入出力制御部613は、端末600と、端末600の 部装置(例えば、データセンタサーバ500など )との間における、データの送受信を制御す 。

 表示制御部615は、表示部630における各種 像データの可視的な出力を制御する。具体 には、データセンタサーバ500から入力され 各種情報などに基づき、表示部630で各種画 を表示させる。例えば、データセンタサー 500から入力される病院紹介画面データに基 き、病院紹介画面を表示部630において表示 せる。

 検索条件生成部618は、操作部640から受付 611を介して入力される信号に基づき、閲覧 たい病院紹介画面に対応する検索条件を生 する。ここで生成される検索条件は、入出 制御部613を介してデータセンタサーバ500に して送信される。

 ここで、分類情報送信機能が実行される に、一般ユーザの端末600で表示される画面 示しつつ、分類情報送信機能に係る処理に いて説明する。

 図24は、端末600において所定のプログラ が実行されることで病院施設に係る検索動 が開始されて、表示部630において表示され 検索メニュー画面G11を例示する図である。 索メニュー画面G11では、DBシステム1におい 実行可能な病院施設の特徴検索の種類を示 名称(ここでは、「専門で絞り込み」「画像 断の専門病院」)がそれぞれ記載されたボタ ンSB11,SB12が提示される。そして、一般ユーザ は、操作部640を種々操作して、マウスポイン タMPによってボタンSB11,SB12のうちの何れか1つ のボタンを押下することで、2つの特徴検索 うちの何れか一方を選択することができる なお、検索メニュー画面G11の右下に設けら る終了ボタンがマウスポインタMPによって押 下されると、病院施設の検索動作が終了され る。

 図25は、検索メニュー画面G11(図24)でボタ SB11が押下されたことに応答して表示部630に 表示される画面(専門絞り込み画面)G12を例示 る図である。専門絞り込み画面G12では、病 施設の専門名(例えば、肺の炎症性疾患、消 化器系など)が列挙されたリストが提示され 。そして、専門絞り込み画面G12上で、マウ ポインタMPを所望の専門名(例えば、肺の炎 性疾患)に合わせて左クリックがなされると 検索条件生成部618において所望の専門に係 病院施設を検索する条件(検索条件)が生成 れて、該検索条件を示す情報がデータセン サーバ500に送信される。

 このとき、情報検索部514によって、分類 報DB554および施設情報DB555から検索条件に対 応する所定種類の施設(例えば、肺の炎症性 患が専門の病院施設)に係る情報が抽出され 検索結果としての病院紹介画面を示す表示 のデータ(病院紹介画面データ)が生成され 。なお、ここでは、検索条件によって、施 情報DB555から抽出される内容が変化し、病院 紹介画面で示される病院施設の情報が異なる ように設定される。そして、送受信部515によ って、分類情報DB554に基づく所定種類の施設 係る紹介情報である病院紹介画像データが 末600に送信される。なお、専門絞り込み画 G12の右下に設けられる戻るボタンがマウス インタMPによって押下されると、表示部630 表示される画面が検索メニュー画面G11(図24) 戻る。

 図26は、専門で絞り込んだ場合に表示部63 0に表示される病院紹介画面G13を例示する図 ある。図26では、専門絞り込み画面G12(図25) 肺の炎症性疾患が専門の病院施設を検索す 検索条件が入力された場合に表示部630にお て表示される病院紹介画面G13が示されてい 。具体的には、図26で示す病院紹介画面G13に は、図22(b)で例示した分類情報DB554において 肺の炎症性疾患」に対して順にリストアッ された病院施設の基本的な情報が、上から にランキングの形式で提示される。なお、 院紹介画面G13の右下に設けられる戻るボタ がマウスポインタMPによって押下されると、 表示部630に表示される画面が専門絞り込み画 面G12(図25)に戻る。

 図27は、検索メニュー画面G11(図24)でボタ SB12が押下されたことに応答して表示部630に 表示される画面(画像診断絞り込み画面)G14を 示する図である。画像診断絞り込み画面G14 は、画像診断の名称(例えば、CT、MR、ES、CR ど)が列挙されたリストが提示される。そし て、画像診断絞り込み画面G14上で、マウスポ インタMPを所望の画像診断の名称(例えば、CT) に合わせて左クリックがなされると、検索条 件生成部618において所望の画像診断が専門の 病院施設を検索する条件(検索条件)が生成さ て、データセンタサーバ500に送信される。

 このとき、情報検索部514によって、分類 報DB554、施設情報DB555、および施設別特徴情 報テーブル552から検索条件に対応する所定種 類の施設(例えば、CT診断が専門の病院施設) 係る情報が抽出され、検索結果としての病 紹介画面を示す表示用のデータ(病院紹介画 データ)が生成される。そして、送受信部515 によって、分類情報DB554に基づく所定種類の 設に係る紹介情報である病院紹介画像デー が端末600に送信される。なお、画像診断絞 込み画面G14の右下に設けられる戻るボタン マウスポインタMPによって押下されると、 示部630に表示される画面が検索メニュー画 G11(図24)に戻る。

 図28は、画像診断で絞り込んだ場合に表 部630に表示される病院紹介画面G15を例示す 図である。病院紹介画面G15は、画像診断絞 込み画面G14(図27)でCT診断が専門の病院施設 検索する検索条件が入力された場合に表示 630において表示される。具体的には、図28で 示す病院紹介画面G15には、図22(b)で例示した 類情報DB554において「CT診断」に対して順に リストアップされた病院施設の基本的な情報 が、上から順にランキングの形式で提示され る。ここでは、病院施設ごとに保有する画像 診断装置と診断数とが示される。なお、病院 紹介画面G13の右下に設けられる戻るボタンが マウスポインタMPによって押下されると、表 部630に表示される画面が専門絞り込み画面G 12(図25)に戻る。

 このようにして、一般ユーザが専門別の 院施設の情報が得られる結果、病院施設に って、効率的な診療が可能となると同時に 日常的な医療行為と病院施設の紹介や宣伝 行うことが可能となる。具体的には、例え 、肺の炎症性疾患に係る診断を数多く行っ いる病院施設については、その実績をアピ ルすることで、同様な疾患を有する多数の 者を獲得することが可能となる。また、病 施設が保有する画像診断装置を特定するこ も可能であるため、保有する画像診断装置 宣伝に利用することもできる。

 <5.データベースシステムの動作>
 図29から図32は、DBシステム1の情報生成機能 、レポート入力機能、および対象分類機能に 係る動作フローを示すフローチャートである 。図29から図32で示す動作フローについては 読影医が操作部340を種々操作することで、CP U110,310,510でプログラムが実行されることで開 始される。

 ステップS1では、CPU310の制御により、メ ンメニュー画面G1(図10)が表示部330に表示さ る。

 ステップS2では、CPU310の制御により、支 情報DB152の階層構造を新規に設定するか否か 判定される。ここでは、メインメニュー画面 G1のボタンSB1が押下されるとステップS3に進 、ボタンSB1が押下されなければステップS6に 進む。

 ステップS3では、CPU310の制御により、層 設定画面G2(図11)が表示部330に表示される。

 ステップS4では、CPU310の制御により、層 情報の指定があったか否か判定される。こ では、層別設定画面G2において記入欄L21,L22 所望の層別情報を規定する要素の組合せお び要素が記入された状態で、決定ボタンDB2 マウスポインタMPによって押下されると、層 別情報の指定があったものと判定されて、ス テップS5に進む。このとき、層別設定部312に り、層別情報が設定され、所定のメモリ(例 えば、メモリ150)に記憶される。なお、ステ プS4では、層別情報の指定があるまで、ステ ップS4の判定が繰り返される。

 ステップS5では、支援情報DB152の構築が行 われる。このステップS5では、図30で示す動 フローが行われ、本動作フローが終了され 。ステップS5の動作フローの詳細については 後述する。

 ステップS6では、CPU310の制御により、支 情報DB152の階層構造を変更するか否か判定さ れる。ここでは、メインメニュー画面G1のボ ンSB2が押下されるとステップS7に進み、ボ ンSB2が押下されなければステップS10に進む

 ステップS7では、CPU310の制御により、層 変更画面G3(図12)が表示部330に表示される。

 ステップS8では、CPU310の制御により、層 情報の設定を変更する指示があったか否か 定される。このステップS8では、層別変更画 面G3で記入欄L21,L22に対して要素の組合せや要 素の削除や追加が行われて、決定ボタンDB2が マウスポインタMPによって押下されると、層 情報の設定を変更する指示があったものと 定されて、ステップS9に進む。このとき、 別設定部312により、層別情報の設定が変更 れ、変更後の層別情報の設定が所定のメモ (例えば、メモリ150)に記憶される。なお、ス テップS8では、層別情報の設定を変更する指 があるまで、ステップS8の判定が繰り返さ る。

 ステップS9では、データ構築部113により 層別設定部312によって設定が変更された層 情報に応じて、支援情報DB152が変更され、本 動作フローが終了される。このステップS9で 、層別情報の設定の変更により、層別情報 規定する要素の組合せや要素に対して新た 要素の組合せや要素が追加された場合には 追加された要素の組合せや要素に対応する ータベースが、上述した下位階層Sbおよび 下位階層Scに属するデータベースの生成と同 様な動作によって生成され、適宜支援情報DB1 52に追加される。一方、層別情報の設定の変 により、層別情報を規定する要素の組合せ 要素の一部が削除された場合には、支援情 DB152から、削除された要素の組合せや要素 対応するデータベースが消去される。

 ステップS10では、CPU310の制御により、読 レポートの入力を行うか否か判定される。 こでは、メインメニュー画面G1のボタンSB3 押下されると、ステップS11に進み、ボタンSB 3が押下されていなければ、ステップS2に戻る 。つまり、メインメニュー画面G1のボタンSB1~ SB3が押下されるまで、ステップS2,S6,S10の判定 が繰り返される。

 ステップS11では、CPU110,310,510の協働によ 、レポート入力機能および対象分類機能に る動作が行われる。このステップS11では、 31で示す動作フローが行われ、本動作フロー が終了される。ステップS11の動作フローの詳 細については後述する。

 ここで、上記ステップS5における支援情 DB152の構築に係る動作フローの詳細について 説明する。図30は、支援情報DB152を構築する 作フローを示すフローチャートである。

 ステップS51では、データ読込部111により 診療情報DB151から、1つの読影レポート情報 属性情報とともに読み込まれる。

 ステップS52では、データ構築部113により ステップS51で読み込まれた読影レポート情 が構造化される。

 ステップS53では、データ構築部113により ステップS52で構造化された読影レポートに して属性情報が追加され、図5で示したよう な単レポート構造化データが生成される。

 ステップS54では、データ構築部113により ステップS53で生成された単レポート構造化 ータがメモリ150に記憶される処理(記憶処理 )が行われる。なお、この記憶処理が2回目以 では、複数の単レポート構造化データのう 、所定の属性については、共通する属性値 共有化される。

 ステップS55では、検査済判定部112により 診療情報DB151に格納されている全ての生成 みの読影レポート情報について、単レポー 構造化情報が生成されたか否か判定される このステップS55では、全ての生成済みの読 レポート情報について単レポート構造化情 が生成されていない場合には、ステップS51 戻り、次の読影レポートを示す情報などが み込まれて単レポート構造化情報が生成さ て、メモリ150に蓄積される。このような多 の単レポート構造化情報の蓄積により、メ リ150には、上位階層Saに属するデータベース D0が構築される。一方、全ての生成済みの読 レポート情報について単レポート構造化情 が生成されると、ステップS56に進む。

 ステップS56では、データ構築部113により 設定された層別情報に応じて、階層型のデ タベース、すなわち支援情報DB152が構築さ 、本動作フローが終了する。このステップS5 6では、層別情報に応じて、上位階層Saに属す るデータベースから一部の組合せ情報を抽出 することで、下位階層Sbに属するデータベー が生成される。更に、層別情報に応じて、 位階層Sbに属するデータベースを構成する 部の組合せ情報を抽出することで、最下位 層Scに属するデータベースが生成される。

 次に、上記ステップS11におけるレポート 力機能および対象分類機能に係る動作フロ の詳細について説明する。図31は、レポー 入力機能および対象分類機能に係る動作フ ーを示すフローチャートである。

 ステップS111では、データ読込部111によっ て診療情報DB151から検査リスト情報が読み込 れて、表示制御部315に転送され、表示制御 315の制御により、図13で示したような検査 覧画面G4が表示部330に表示される。

 ステップS112では、タスク管理部314により 、検査一覧画面G4において読影レポート情報 入力する対象である検査(入力対象検査)が 択されたか否か判定される。ここでは、入 対象検査が選択されるまで、ステップS112の 定が繰り返され、入力対象検査が選択され と、ステップS113に進む。

 ステップS113では、CPU310の制御下で、図14 示したようなレポート入力画面G5が表示部33 0に表示される。

 ステップS114では、主に情報検索部115およ び表示制御部315により、図19で示したような 出条件決定テンプレートT0が、レポート入 画面G5の領域A5に表示される。

 ステップS115では、検索制御部316により、 抽出条件決定テンプレートT0上における選択 の指定に応答して、抽出条件が決定される この抽出条件には、例えば、検査部位およ カテゴリなどといった支援情報DB152の下位 層Sbのデータベースを特定する情報、更には 、最下位階層Scのデータベースを特定する情 とが含まれる。そして、ここでは、検索制 部316により、抽出条件が含まれる検索ルー が生成されて、情報検索部115に送出される また、このとき、抽出条件を示す情報が、 モリ150に格納される。

 ステップS116では、情報検索部115により、 ステップS115で決定された抽出条件に対応す 一部の情報が、支援情報DB152から抽出される 。ここでは、最下位階層Scに属するデータベ スの情報が抽出される。また、情報検索部1 15により、抽出された一部の情報に基づく結 表示画面データが生成され、CPU310に送信さ る。

 ステップS117では、表示制御部315の制御に より、ステップS116で抽出された一部の情報( 体的には、結果表示画面データ)に基づいた 入力支援テンプレートT1が、レポート入力画 G5の領域A5に表示される。

 ステップS118では、受付部311により、ユー ザによる操作部340からの入力が受け付けられ 、入力支援テンプレートT1における各種入力 行われる。このとき、入力支援テンプレー T1における語句の指定に応じた所見文が領 A6に提示される。

 ステップS119では、受付部311により、読影 レポート情報を登録する指示があったか否か 判定される。ここでは、入力支援テンプレー トT1においてボタンBT1が押下されて、読影レ ート情報の登録の指示がなされるまで、入 支援テンプレートT1における各種入力が受 付けられ(ステップS118)、読影レポート情報 登録の指示がなされると、ステップS120に進 。

 ステップS120では、レポート生成部317によ り、ステップS118における入力に応じた所見 を含む新規な読影レポートを示す情報が生 され、データ書込部116により、診療情報DB151 に対して新規な読影レポート情報が登録され る。

 次に、図32のステップS121では、データ読 部111により、診療情報DB151から、新規な読 レポート情報が属性情報とともに読み込ま る。

 ステップS122では、データ構築部113により 、ステップS121で読み込まれた新規な読影レ ート情報が構造化される。

 ステップS123では、データ構築部113により 、ステップS121で構造化された読影レポート 対して属性情報が追加され、図5で示したよ な単レポート構造化データが生成される。

 ステップS124では、ステップS123で生成さ た単レポート構造化データが支援情報DB152に 追記される処理(記憶処理)が行われる。つま 、支援情報DB152が更新される。このステッ S124では、まず、ステップS123で新規に生成さ れた単レポート構造化データ、すなわち組合 せ情報が、上位階層Saに属するデータベースD 0に追加されて、データベースD0が更新される 。更に、設定されている層別情報に応じて、 下位階層Sbおよび最下位階層Scに属するデー ベースに対して、ステップS123で新規に生成 れた単レポート構造化データの全部または 部の組合せ情報が追加される。

 ステップS125では、情報送信部114によって 、ステップS115で決定された抽出条件を示す 報、およびステップS124で生成された単レポ ト構造化データ(すなわち組合せ情報)から る入力情報が、施設IDと関連付けられて、デ ータセンタサーバ500に送信される。

 ステップS126では、情報受付部511によって 、ステップS125で施設IDと関連付けられて送信 された入力情報が受信される。

 ステップS127では、特徴導出部512によって 、ステップS126で受信された入力情報につい 、特定要素の存在状態を所定のルールに従 て認識することで、入力情報の送信元の病 施設について全入力情報における特定要素 存在状態の特徴を示す存在特徴情報が導出 れる。導出結果については、メモリ550に施 別特徴情報テーブル552の形式で保存される なお、ステップS127の処理が1回目の場合には 、施設別特徴情報テーブル552が作成され、ス テップS127の処理が2回目以降の場合には、施 別特徴情報テーブル552が更新される。

 ステップS128では、分類処理部513によって 、メモリ550に格納される施設別特徴情報テー ブル552が参照され、各病院施設の特定要素に 係る存在特徴情報に基づき、複数の病院施設 が所定基準に従って分類された分類情報が生 成される。ここでは、分類情報がメモリ550に 蓄積されて分類情報DB554の形式で格納される

 なお、複数のレポートサーバ100,100a,100bの うちの何れかのレポートサーバでステップS12 0の処理が行われる度に、ステップS121からス ップS128の処理が実行される。

 そして、ここでは、ステップS128の処理が 終了すると、次の検査に係る読影レポート情 報の入力が行われるように、ステップS111に る。なお、ステップS111~S120の処理の間に、 えば、ユーザにより操作部340に対して特定 操作が行われると、図29から図32で示す動作 ローが終了される。

 図33および図34は、DBシステム1の分類情報 送信機能に係る動作フローを示すフローチャ ートである。図33および図34で示す動作フロ については、一般ユーザが操作部640を種々 作することで、CPU510,610でプログラムが実行 れることで開始される。

 ステップSP1では、CPU610の制御により、検 メニュー画面G11(例えば、図24)が表示部630に 表示される。

 ステップSP2では、CPU610によって、専門で り込むか否か判定される。ここで、検索メ ュー画面G11でボタンSB11が押下されると、ス テップSP3に進み、ボタンSB11が押下されなけ ば、図34のステップSP11に進む。

 ステップSP3では、表示制御部615によって 専門絞り込み画面G12(例えば、図25)が表示部 630に表示される。

 ステップSP4では、CPU610によって、専門の 定があったか否か判定される。ここでは、 門絞り込み画面G12で所望の専門名が指定さ れば、ステップSP5に進み、指定されなけれ 、ステップSP9に進む。

 ステップSP5では、検索条件生成部618によ て、ステップSP4で指定された所望の専門に る病院施設を検索するための検索条件が生 される。このとき、生成された検索条件が データセンタサーバ500に送信される。

 ステップSP6では、情報検索部514によって ステップSP5で生成された検索条件に対応す 情報を分類情報DB554などから抽出する検索 理が行われ、抽出された情報と、メモリ550 格納される所定の画面生成ルールとに基づ 、病院紹介画面データが生成される。この き、生成された病院紹介画面データが、端 600に送信される。

 ステップSP7では、表示制御部615の制御に り、ステップSP6で生成された病院紹介画面 ータに基づき、表示部630に病院紹介画面G13( 例えば、図26)が表示される。

 ステップSP8では、病院紹介画面G13で戻る タンが押下されたか否か判定される。ここ は、戻るボタンが押下されるまでステップS P8の処理が繰り返され、戻るボタンが押下さ ると、ステップSP3に戻る。

 ステップSP9では、専門絞り込み画面G12で るボタンが押下されたか否か判定される。 こでは、戻るボタンが押下されれば、ステ プSP1に戻り、戻るボタンが押下されなけれ 、ステップSP4に戻る。

 図34のステップSP11では、CPU610によって、 像診断の専門で絞り込むか否か判定される ここで、検索メニュー画面G11でボタンSB12が 押下されると、ステップSP12に進み、ボタンSB 12が押下されなければ、図33のステップSP2に る。

 ステップSP12では、表示制御部615によって 、画像診断絞り込み画面G14(例えば、図27)が 示部630に表示される。

 ステップSP13では、CPU610によって、画像診 断の指定があったか否か判定される。ここで は、画像診断絞り込み画面G14で所望の画像診 断名が指定されれば、ステップSP14に進み、 定されなければ、ステップSP18に進む。

 ステップSP14では、検索条件生成部618によ って、ステップSP13で指定された所望の画像 断を専門とする病院施設を検索するための 索条件が生成される。このとき、生成され 検索条件が、データセンタサーバ500に送信 れる。

 ステップSP15では、情報検索部514によって 、ステップSP14で生成された検索条件に対応 る情報を分類情報DB554などから抽出する検索 処理が行われ、抽出された情報と、メモリ550 に格納される所定の画面生成ルールとに基づ き、病院紹介画面データが生成される。この とき、生成された病院紹介画面データが、端 末600に送信される。

 ステップSP16では、表示制御部615の制御に より、ステップSP15で生成された病院紹介画 データに基づき、表示部630に病院紹介画面G1 5(例えば、図28)が表示される。

 ステップSP17では、病院紹介画面G15で戻る ボタンが押下されたか否か判定される。ここ では、戻るボタンが押下されるまでステップ SP17の処理が繰り返され、戻るボタンが押下 れると、ステップSP12に戻る。

 ステップSP18では、画像診断絞り込み画面 G14で戻るボタンが押下されたか否か判定され る。ここでは、戻るボタンが押下されれば、 図33のステップSP1に戻り、戻るボタンが押下 れなければ、ステップSP13に戻る。

 以上のように、本発明の実施形態に係るD Bシステム1では、抽出条件ならびにレポート 入力時における各施設からの入力情報が収 され、該入力情報における要素の存在状態 特徴に基づいて複数の施設が分類される。 のため、特定の対象に係る特徴的な情報を 確に蓄積したデータベースの構築が容易に 能となる。具体的には、支援情報DB152に格 される情報について、各施設における情報 利用状況に応じて複数の施設が分類される このため、恣意的な情報入力に応じた施設 分類が抑制されることとなり、特定の対象 特徴をより的確に示す情報を蓄積したデー ベースを容易に構築することができる。ま 、的確な分類情報に基づく情報が一般ユー の端末600において得られるため、端末600側 おいて施設の特徴を把握することができる

 <6.変形例>
 本発明は上述の実施の形態に限定されるも ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲 おいて種々の変更、改良などが可能である

 例えば、上記実施形態では、抽出条件情 が、支援情報DB152に含まれる複数の要素の 合せを示す情報であったが、これに限られ 、例えば、支援情報DB152に含まれる1つの要 を示す情報など1以上の要素を示す情報であ ても良い。

 また、上記実施形態では、病院施設を1つ の単位として分類が行われたが、これに限ら れず、各端末が設置された診療科を1つの単 として分類が行われても良い。

 また、上記実施形態では、抽出条件決定 ンプレートT0(図19)において、モダリティや 査部位やカテゴリの要素が読影医によって 択されたが、これに限られず、検査装置か の情報に応じて1以上の要素が自動的に選択 されても良い。

 また、上記実施形態では、各病院施設に ポートサーバ100が設置されていたが、これ 大病院による利用を想定したものである。 れに対して、個人病院による利用を想定す と、レポートサーバ100の機能をデータセン サーバ500に持たせ、個人病院に設置された 末を通信回線NTWに対してモデムなどの所定 機器を介して直接接続するような態様が考 られる。

 また、上記実施形態では、施設別特徴情 テーブル552(図22(a))には、入力情報の累計数 と、各特定要素の累計数とが別々にリストア ップされていたが、これに限られない。例え ば、特定要素の累計数を入力情報の累計数で 割った値、すなわち特定要素の出現割合を示 す情報がリストアップされても良い。また、 2以上の特定要素の組合せの出現頻度や出現 合などを示す情報がリストアップされても い。

 また、上記実施形態では、病院施設の分 情報を、一般ユーザによる医療情報検索に 用する例を示して説明したが、これに限ら ない。例えば、特定のモダリティ、部位、 患について、診断数が多い病院施設に対し は、診断の支援のために提供するデータベ スを詳細な情報まで含むものとする一方、 断数が少ない病院施設に対しては、診断の 援のために提供するデータベースを簡便な 報までとするような利用法が考えられる。 た、各病院施設において新規レポート情報 入力されると、支援情報DB152が更新される 、このとき、病院施設の分類情報に基づい 、同様に分類される病院施設についても支 情報DB152が同様に更新されるようにしても良 い。例えば、入力情報において「脳-MR-腫瘍 の要素の組合せが多く、脳腫瘍の専門病院 分類される複数の病院については、1つの病 で新規レポート情報が入力されて支援情報D B152が更新されると、データセンタサーバ600 機能によって他の病院でも同様に支援情報DB 152が更新されるような態様が考えられる。

 また、上記実施形態では、画像検査に係 読影レポートの入力時における入力情報を 用した病院施設の分類について説明したが これに限られない。例えば、画像を利用し 各種診断結果を記した画像診断レポートも 例の情報が含まれるため、読影レポートの わりに画像診断レポートの入力時における 力情報を利用して施設の分類を行っても良 。

 また、上記実施形態では、画像検査に係 読影レポートの入力時における入力情報を 用した病院施設の分類について説明したが これに限られない。例えば、インシデント ポートなどの各種レポートの入力時におけ 入力情報を利用して施設の分類を行っても い。つまり、インシデントレポートの情報 どの各種レポート情報を入力情報として利 しても良い。このような施設の特徴を反映 るインシデントレポートに基づいた分類を 用すれば、特定の対象に係る特徴的な情報 蓄積したデータベースをより的確かつ適正 構築することができる。なお、例えば、各 設におけるインシデントの発生状況に基づ て施設が分類され、特定のインシデントに いて、発生頻度の少ない施設が、発生頻度 多い施設に対して対策方法を提供するよう 態様が考えられる。そして、このような態 では、全施設におけるインシデントの発生 抑制される。

 また、上記実施形態では、病院施設の分 情報を生成して、その分類情報の利用を行 たが、これに限られず、リハビリ施設、ヘ スケア施設、看護施設、および介護施設な を含む各種医療機関の一部または全てを分 対象としても良い。このような態様では、 えば、分類対象となる施設に合わせて、支 情報DB152が、リハビリ、ヘルスケア、看護 および介護のうちの少なくとも何れかに関 る情報(例えば、レポート情報)に基づいて構 築されれば良い。このような構成により、医 療機関の特徴に即した的確な分類が可能とな る。そして、ヘルスケア施設、看護施設、お よび介護施設を分類対象とする場合には、例 えば、各施設がどのような状態の在宅患者の ケアをしているのかという観点から施設の分 類を行うことが可能である。

 また、上記実施形態では、病院紹介画面G 13,G15において、専門に係るランキングの形式 で病院施設の情報が提示されたが、これに限 られない。例えば、分類情報DB554において専 を表す所定要素の累計数がより多い病院施 の情報の方が色や文字などによってより強 されて表示されても良い。すなわち、ある 野が専門などといった所定種類の病院施設 係る病院紹介画面データについては、分類 報DB554に基づいて複数の施設を示す表示要 の表示態様が適宜調整されれば良い。

 また、上記実施形態では、統計情報を用 て、施設を分類したが、これに限られない 例えば、医学的知識において、珍しい症例 取り扱ったことがある事実を施設の特徴と て捉え、この事実に基づく分類を行っても い。

 また、上記実施形態では、サーバと端末( クライアント)とが通信回線を介して接続さ ていたが、これに限られない。例えば、一 のパソコンにおいて、各個人を識別情報(ユ ザID)を用いて識別可能として、個人を分類 る態様も考えられる。このような態様とし は、例えば、看護師や医師などの専門家個 を分類するような態様などが考えられる。 た、グループ毎に識別情報(グループID)を用 いて識別可能として、グループを分類する態 様も考えられる。このような、態様としては 、例えば、医療チームや看護チームや研究チ ームなどを分類するような態様などが考えら れる。

 また、上記実施形態では、分類情報を利 した専門分野のランキングが表示されたが このランキングの表示については、地域ご に行うようにしても良い。

 また、上記実施形態では、データセンタ ーバ500において存在特徴情報を導出したが これに限られない。例えば、ローカルサー であるレポートサーバ100において施設の存 特徴情報を導出した後に、該存在特徴情報 レポートサーバ100すなわち施設に係る識別 報と関連付け、情報送信部114によってデー センタサーバ500に送信するようにしても良 。このような構成では、データセンタサー 500において、各施設からの存在特徴情報に づき分類情報DB554の構築が行われる。

 また、上記実施形態では、支援情報DB152 含まれる複数の要素のうちの1以上の要素の 定によって入力情報が入力されたが、例え 、端末300から自然文の読影レポートが入力 報として入力された場合であっても、デー 構築部113において自然文に係る入力情報に して所定の言語処理が施されて、1以上の要 素および2以上の要素の組合せを示す情報が 識される。

 1 データベースシステム
 100,100a,100b レポートサーバ
 110,310,510,610 CPU
 111 データ読込部
 112 検査済判定部
 113 データ構築部
 114 情報送信部
 115 情報検索部
 116 データ書込部
 150,350,550,650 メモリ
 151 診療情報DB
 152 支援情報DB
 300,300a,300b,400,400a,400b,600,600a,600b 端末
 311,611 受付部
 312 層別設定部
 313 入出力制御部
 314 タスク管理部
 315,615 表示制御部
 316 検索制御部
 317 レポート生成部
 330,630 表示部
 340,640 操作部
 500 データセンタサーバ
 511 情報受付部
 512 特徴導出部
 513 分類処理部
 514 情報検索部
 515 送受信部
 551 分析用情報
 552 施設別特徴情報テーブル
 553 所定基準情報
 554 分類情報DB
 555 施設情報DB
 613 入出力制御部
 618 検索条件生成部




 
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