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Title:
DEMODULATION CIRCUIT, DEMODULATION METHOD, AND TRANSMISSION DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/174852
Kind Code:
A1
Abstract:
This transmission device is provided with: a demodulation circuit which acquires, from TMCC information included in a TLV packet that has been superimposed on broadcast waves and transmitted, slot information and stream identification information of the TLV packet, and inserts, into the received TLV packet, stream identification information corresponding to the slot information; and a transmission side back-end processing circuit that subjects a demodulation signal demodulated by the demodulation circuit to QAM modulation for cable broadcast.

Inventors:
HIRAYAMA YUICHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2019/050499
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
December 24, 2019
Export Citation:
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Assignee:
SONY SEMICONDUCTOR SOLUTIONS CORP (JP)
International Classes:
H04H20/95; H04N21/222; H04N21/236
Domestic Patent References:
WO2016199603A12016-12-15
Foreign References:
JP2015002355A2015-01-05
Attorney, Agent or Firm:
TANAKA Hidetetsu et al. (JP)
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Claims:
\¥02020/174852 21 卩(:171?2019/050499

請求の範囲

[請求項 1 ] 放送波に重畳されて送信された丁 !_ Vパケッ トが含む丁 IV! (3 0情報 から前記丁 [- Vバケッ トのスロッ ト情報及びストリーム識別情報を取 得し、 受信した前記丁 [- Vパケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前 記ストリーム識別情報を挿入する復調回路。

[請求項 2] 前記丁 [- Vバケッ トのヘッダ部分に対してバケッ ト種別に該当する 領域のうち上位に位置するデータ長が 4ビッ トのデータを前記データ 長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータに置換することで、 受信した前記丁 [- Vパケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記スト リーム識別情報を挿入する請求項 1 に記載した復調回路。

[請求項 3] 前記丁 [- Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する領域のうち連続し た 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報 のデータに置換することで、 受信した前記丁 [- Vバケッ トに前記スロ ッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を挿入する請求項 1 に記 載した復調回路。

[請求項 4] 前記丁 [- Vパケッ トのパケッ トヘッダに該当する領域及びパケッ ト 種別に該当する領域のうち前記バケッ トヘッダのデータ長を示す領域 を除く連続した 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリ —ム識別情報のデータに置換することで、 受信した前記丁 [- Vバケッ 卜に前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を揷入する 請求項 1 に記載した復調回路。

[請求項 5] データ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータを前記丁 !_

Vバケッ トのデータ部の前または後に揷入することで、 受信した前記 丁 !_ バケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情 報を挿入する請求項 1 に記載した復調回路。

[請求項 6] 前記バケッ ト種別のうち伝送制御信号及びヌルバケッ トに割り当て られている値を、 前記ストリーム識別情報のデータに置換する対象か ら除外する請求項 2に記載した復調回路。 \¥02020/174852 22 卩(:171?2019/050499

[請求項 7] 前記丁 [- Vバケッ トがフレームの先頭にある場合には、 前記丁 !_ バケッ トのうち丁 [- Vバケッ トの先頭を示すバケッ ト種別である 「0 父 7 」 の種別を 「0 x 4 0」 に変換する請求項 1 に記載した復調回 路。

[請求項 8] 放送波に重畳されて送信された丁 !_ Vパケッ トが含む丁 IV! (3 0情報 から前記丁 [- Vバケッ トのスロッ ト情報とストリーム識別情報を取得 し、 受信した前記丁 [- Vパケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記 ストリーム識別情報を挿入する復調方法。

[請求項 9] 前記丁 [- Vバケッ トのヘッダ部分に対してバケッ ト種別に該当する 領域のうち上位に位置するデータ長が 4ビッ トのデータを前記データ 長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータに置換することで、 受信した前記丁 [- Vパケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記スト リーム識別情報を挿入する請求項 8に記載した復調方法。

[請求項 10] 前記丁 [- Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する領域のうち連続し た 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報 のデータに置換することで、 受信した前記丁 [- Vバケッ トに前記スロ ッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を挿入する請求項 8に記 載した復調方法。

[請求項 1 1 ] 前記丁 [- Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する領域及びパケッ ト 種別に該当する領域のうち前記バケッ トヘッダのデータ長を示す領域 を除く連続した 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリ —ム識別情報のデータに置換することで、 受信した前記丁 [- Vバケッ 卜に前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を揷入する 請求項 8に記載した復調方法。

[請求項 12] データ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータを前記丁 !_

Vバケッ トのデータ部の前または後に揷入することで、 受信した前記 丁 !_ バケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情 報を挿入する請求項 8に記載した復調方法。 \¥02020/174852 23 卩(:171?2019/050499

[請求項 13] 前記バケッ ト種別のうち伝送制御信号及びヌルバケッ トに割り当て られている値を、 前記ストリーム識別情報のデータに置換する対象か ら除外する請求項 9に記載した復調方法。

[請求項 14] 前記丁 [- Vバケッ トがフレームの先頭にある場合には、 前記丁 !_ バケッ トのうち丁 [- Vバケッ トの先頭を示すバケッ ト種別である 「0 父 7 」 の種別を 「0 x 4 0」 に変換する請求項 8に記載した復調方 法。

[請求項 15] 放送波に重畳されて送信された丁 !_ Vパケッ トが含む丁 IV! (3 0情報 から前記丁 [- Vバケッ トのスロッ ト情報及びストリーム識別情報を取 得し、 受信した前記丁 [- Vパケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前 記ストリーム識別情報を挿入する復調回路と、

前記復調回路が復調した復調信号をケーブル放送向けに 0 IV!変調 する送信側バックエンド処理回路と、 を備える送信装置。

[請求項 16] 前記復調回路は、 前記丁 [- Vバケッ トのヘッダ部分に対してバケッ 卜種別に該当する領域のうち上位に位置するデータ長が 4ビッ トのデ —夕を前記データ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータに 置換することで、 受信した前記丁 [- Vバケッ トに前記スロッ ト情報に 対応する前記ストリーム識別情報を挿入する請求項 1 5に記載した送 信装置。

[請求項 17] 前記復調回路は、 前記丁 [- Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する 領域のうち連続した 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ス トリーム識別情報のデータに置換することで、 受信した前記丁 [- Vパ ケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を挿入 する請求項 1 5に記載した送信装置。

[請求項 18] 前記復調回路は、 前記丁 [- Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する 領域及びバケッ ト種別に該当する領域のうち前記バケッ トヘッダのデ —夕長を示す領域を除く連続した 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビ ッ トの前記ストリーム識別情報のデータに置換することで、 受信した \¥02020/174852 24 卩(:171?2019/050499

前記丁 [- Vバケツ トに前記スロツ ト情報に対応する前記ストリーム識 別情報を挿入する請求項 1 5に記載した送信装置。

[請求項 19] 前記復調回路は、 データ長が 4ビツ トの前記ストリーム識別情報の データを前記丁 [- Vバケツ トのデータ部の前または後に揷入すること で、 受信した前記丁 [- Vパケツ トに前記スロツ ト情報に対応する前記 ストリーム識別情報を挿入する請求項 1 5に記載した送信装置。

[請求項 20] 前記バケツ ト種別のうち伝送制御信号及びヌルバケツ トに割り当て られている値を、 前記ストリーム識別情報のデータに置換する対象か ら除外する請求項 1 6に記載した送信装置。

Description:
\¥02020/174852 1 卩(:17 2019/050499

明 細 書

発明の名称 : 復調回路、 復調方法、 送信装置

技術分野

[0001 ] 本開示に係る技術 (本技術) は、 放送波に重畳されて送信された 1 2 0ス ロッ トの主信号を含むストリームを復調する復調 回路と、 復調回路を用いた 復調方法と、 復調回路を含む送信装置に関する。

背景技術

[0002] デジタル放送等に用いる信号処理の技術とし ては、 例えば、 特許文献 1 に 開示されているように、 復調処理を行う処理部とデマックス処理を行 う処理 部との間で、 信号線を用いて可変長バケッ トを伝送するものがある。

先行技術文献

特許文献

[0003] 特許文献 1 :国際公開第 2 0 1 6 / 1 9 9 6 0 3号

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004] しかしながら、 特許文献 1 に開示されている技術では、 一つのストリーム を選択して出力する構成であるため、 1 2 0スロッ トの主信号を含む複数の ストリームを全て出力する場合、 ストリームの判別が困難である。 このため 、 複数のストリームを全て出力する場合、 ストリームを判別する必要があり 、 一般社団法人放送サービス高度化推進委員会 ( 一 巳) が、 放送機器 間の伝送を目的に、 高度広帯域衛星デジタル放送テストストリー ムフォーマ ッ ト仕様書を公開している。 しかしながら、 仕様書に公開されている伝送方 式は、 イーサネッ ト (登録商標) を用いた伝送方式であり、 1- 3 丨間を伝送 する目的に使用するには冗長且つ複雑なフォ ーマッ トであるという問題点が ある。

[0005] 本技術は、 上記問題点を鑑み、 シンプルなフォーマッ トで、 ストリームを 判別することが可能な復調回路と、 復調回路を用いた復調方法と、 復調回路 \¥02020/174852 2 卩(:171?2019/050499

を含む送信装置を提供することを目的とす る。

課題を解決するための手段

[0006] 本技術の一態様に係る復調回路は、 放送波に重畳されて送信された丁[- V バケッ トが含む丁1\/1 ( 3 ( 3情報から丁 1_ Vバケッ トのスロッ ト情報及びストリ —ム識別情報を取得し、 受信した丁[- Vバケッ トにスロッ ト情報に対応する ストリーム識別情報を挿入する。

[0007] 本技術の一態様に係る復調方法は、 放送波に重畳されて送信された丁 1_ V バケッ トが含む丁1\/1 ( 3 ( 3情報から丁 1_ Vバケッ トのスロッ ト情報とストリー ム識別情報を取得し、 受信した丁 1_ バケッ トにスロッ ト情報に対応するス トリーム識別情報を挿入する方法である。

[0008] 本技術の一態様に係る送信装置は、 復調回路と、 復調回路が復調した復調 信号をケーブル放送向けに 0 IV!変調する送信側バックエンド処理回路を備 える。 復調回路は、 放送波に重畳されて送信された丁[- Vパケッ トが含む丁 情報から丁 1_ バケッ トのスロッ ト情報及びストリーム識別情報を取 得し、 受信した丁 1_ バケッ トにスロッ ト情報に対応するストリーム識別情 報を挿入する。

図面の簡単な説明

[0009] [図 1]放送システムの構成を示す図である。

[図 2]送信装置と受信装置の構成を示すブロッ 図である。

[図 3]信号線の説明図である。

[図 4]信号線の説明図である。

[図 5]信号線で授受する信号の説明図である。

[図 6]丁 !_ バケッ トのバケッ ト種別の構成を示す図である。

[図 7]丁 !_ バケッ トの構成を示す図である。

[図 8]ストリーム I 口揷入部が行う処理を示す図である。

[図 9]送信装置の動作を示すフローチヤートで る。

[図 10]パーソナルコンビユータの構成例を示す である。

[図 1 1]第 1実施形態の変形例を示す図である。 \¥02020/174852 3 卩(:171?2019/050499

[図 12]第 1実施形態の変形例を示す図である。

[図 13]第 1実施形態の変形例を示す図である。

[図 14]第 1実施形態の変形例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0010] 以下、 図面を参照して、 本技術の実施形態を説明する。 図面の記載におい て、 同一又は類似の部分には同一又は類似の符号 を付し、 重複する説明を省 略する。 各図面は模式的なものであり、 現実のものとは異なる場合が含まれ る。 以下に示す実施形態は、 本技術の技術的思想を具体化するための装置 や 方法を例示するものであって、 本技術の技術的思想は、 下記の実施形態に例 示した装置や方法に特定するものでない。 本技術の技術的思想は、 特許請求 の範囲に記載された技術的範囲内において、 種々の変更を加えることが可能 である。

[001 1 ] (第 1実施形態)

送信装置 1は、 図 1 に示すように、 受信装置 2と、 ネッ トワーク 3と共に 、 放送システム 1 〇を構成する。

放送システム 1 〇は、 デジタルケーブルテレビ放送に関わるシステ ムであ る。

[0012] 送信装置 1は、 デジタルケーブルテレビ放送を行う放送局側 の装置である 受信装置 2は、 ネッ トワーク 3を介して、 送信装置 1から送信された放送 波を受信する。 なお、 ネッ トワーク 3を介した送信は、 放送されているコン テンツに係わる情報の送信とすることも可能 である。

[0013] <送信装置の構成 >

送信装置 1は、 図 2に示すように、 送信側チューナ 1 1 と、 復調回路 1 2 と、 送信側バックエンド処理回路 1 3を含む。 なお、 送信側チューナ 1 1 と 復調回路 1 2とを統合した !_ 3 丨 により、 送信側チューナ 1 1 と復調回路 1 2を構成してもよい。

送信側チューナ 1 1 には、 アンテナ 4が接続される。 アンテナ 4は、 衛星 \¥02020/174852 4 卩(:171?2019/050499

放送を受信するアンテナである。

復調回路 1 2は、 送信側フロントエンド処理回路 1 2 3と、 ストリーム I 〇揷入部 1 2匕を含む。

[0014] 図 3に示すように、 復調回路 1 2と送信側バックエンド処理回路 1 3は、 複数本の信号線として、 4本の信号線 (シリアル伝送の場合) によって接続 されている。

4本の信号線は、 シンク信号線と、 バリッ ド信号線と、 クロック信号線と 、 データ信号線である。

[0015] シンク信号線は、 シンク (3丫1\1〇 信号を伝送する 1 ビッ トの信号線で ある。 バリッ ド信号線は、 バリッ ド ( 八!_ 丨 0) 信号を伝送する 1 ビッ ト の信号線である。 クロック信号線は、 クロック (◦!_ [<) 信号を伝送する 1 ビッ トの信号線である。

データ信号線は、 データ (〇 丁 ) 信号を伝送する 1 ビッ トの信号線で ある。 なお、 データ信号線は、 1 ビッ トから 8ビッ トに対応しており、 1本 から 8本のうちいずれかの信号線で構成してもよ 。 例えば、 シリアル伝送 の場合、 データ信号線は 1本の信号線で構成され、 8ビッ トのパラレル伝送 の場合、 データ信号線は、 8本の信号線で構成される。

以下に説明するように、 本技術によれば、 データ信号線の本数 (クロック 信号の 1周期で伝送するビッ ト数) に応じて、 シンク信号、 バリッ ド信号、 クロック信号をそれぞれ制御することが可能 である。

[0016] なお、 図 4に示すように、 復調回路 1 2と送信側バックエンド処理回路 1

3は、 複数本の信号線として、 4本の信号線に加え、 さらに、 エラー信号線 を備える構成としても良い。

エラー信号線は、 エラー の発生を示すエラー情報を伝送する 1 ビッ トの信号線である。 なお、 図 3及び図 4に示した信号線は、 一例であり 、 他の信号を伝送する信号線が、 復調回路 1 2と送信側バックエンド処理回 路 1 3との間に設けられていても勿論良い。

[0017] 図 5に、 クロック信号、 シンク信号、 バリッ ド信号、 およびデータ信号の 基本的な出力波形を示す。 基本的な出力波形と定義したのは、 各信号の役割 について説明するためである。 また、 各信号の波形は、 後述するように、 送 信側バックエンド処理回路 1 3が要求する条件を満たすように、 また、 消費 電力を低減させる等の目的に応じて、 適切に変更される。

[0018] クロック信号は、 T LVを構成するデータの出カタイミングを表す 号で ある。 クロック信号は、 Lレベルと Hレベルとを交互に繰り返す信号である 。 シンク信号は、 T LVに含まれるパケッ トの先頭のタイミングを表す。 シ ンク信号は、 例えば、 パケッ トの先頭のタイミングだけ、 一時的に、 L (L ow) レベルから H (H i g h) レベルになる。 バリッ ド信号は、 T LVに おいて、 バケッ トが存在する区間 (有効区間) を表す。 バリッ ド信号は、 例 えば、 有効区間で、 Hレベルになり、 有効以外の区間 (無効区間) で、 Lレ ベルになる。 データ信号は、 T LVの信号であり、 T LVパケッ トの全て、 又は、 一部が含まれる。 バケッ トは、 データ長 (バケッ ト長) が、 例えば、

4バイ トから 65535バイ トのうち、 いずれかのバケッ トである。

なお、 エラー信号線が設けられている場合、 エラー信号も伝送される。 エ ラー信号は、 エラーが発生しているときに Hレベルになり、 エラーが発生し ていないときに Lレベルになる。

復調回路 1 2から送信側バックエンド処理回路 1 3に供給されるデータ信 号は、 T LVパケッ トの全て、 又は、 T L Vパケッ トの一部である。

[0019] 送信側フロントエンド処理回路 1 2 aは、 フレームを同期させるための信 号であるフレーム同期信号の検出をトリガと して、 フレーム毎に以下の処理 を行う。 なお、 第 1実施形態では、 一例として、 1つのフレームに、 1 20 のスロッ トが含まれている場合について説明する。

送信側フロントエンド処理回路 1 2 aは、 A PS K (振幅位相変調) 方式 や P S K方式の主信号を復調する。 これに加え、 送信側フロントエンド処理 回路 1 2 aは、 T/2シフト B P S K変調方式の伝送 T M C C信号を復調す る。 伝送 TMCC信号とは、 TMCC (T r a n s m i s s i o n & M u l t i p l e x i n g Co n f i g u r a t i o n Co n t r o l) \¥02020/174852 6 卩(:171?2019/050499

信号に巳 0 1 ~ 1符号や!-口 0符号が付加された信号である。 なお、 各フレー ムの丁1\/1〇〇信号には、 フレームを構成する各スロッ トに関する丁1\/1〇〇情 報が含まれている。 さらに、 送信側フロントエンド処理回路 1 2 3は、 丁 IV! 〇〇信号に対して、 巳(3 1 ~ 1符号を復合する外符号誤り検出訂正処 及び !_ 0 〇符号を復合する内符号誤り検出訂正処理を 施すことによって、 丁1\/1〇〇 情報を得る。 また、 送信側フロントエンド処理回路 1 2 3 は、 丁!\/1(3(3情報 に含まれている、 対象フレームの各スロッ トが含む主信号の復調に必要な情 報に基づいて、 対象フレームの各スロッ トが含む主信号を復調する。 なお、 主信号の復調に必要な情報とは、 例えば、 各スロッ トのキャリア変調方式を 示すパラメータや、 !_ 0 〇符号の符号化率を示すパラメータである。 さら に、 送信側フロントエンド処理回路 1 2 3は、 スロッ トの主信号に対してデ インタリーブ処理を施す。

[0020] さらに、 送信側フロントエンド処理回路 1 2 3 は、 誤り訂正符号として巳 〇<符号や !_ 0 (3符号を用いた誤り訂正方式により、 送信側フロントエン ド処理回路 1 2 3 から入力を受けた復調信号の誤り訂正を 行う。 また、 送信 側フロントエンド処理回路 1 2 3 は、 誤り訂正を行うことで得られた丁 !_ パケッ ト (複数の丁 [- Vバケッ ト) を、 ストリーム丨 〇揷入部 1 2匕に出力 する。

[0021 ] パケッ ト種別の領域は、 丁 [- Vパケッ トに格納するパケッ トの種別を識別 するために使用する領域として割り当てられ ている (図 6を参照) 。

データ長の領域は、 図 7に示すように、 データ長の領域よりも後に続くデ —タビッ ト数が書き込まれる領域である。 データの領域 (データ領域) は、 データビッ ト数が 8 X 1X1ビッ トであり、 可変長の領域であるとともに、 デジ タル放送のデータ (画像 ·音声等) が書き込まれる領域である。

[0022] ストリーム丨 口揷入部 1 2匕は、 受信した丁 !_ Vパケッ トが含む丁1\/1〇〇 情報から、 丁 [- Vパケッ トのスロッ ト情報と、 丁 [- Vパケッ トのストリーム 識別情報 (以降の説明では、 「ストリーム丨 口」 と記載する場合がある) を 取得する。 ストリーム丨 口挿入部 1 2匕が取得したストリーム丨 口は、 デー \¥02020/174852 7 卩(:171?2019/050499

夕長が 4ビッ トであり、 1 2 0のスロッ トのそれぞれに固有の情報である。 すなわち、 ストリーム丨 口揷入部 1 2匕は、 受信した丁 !_ Vパケッ トが含む 丁1\/1〇〇情報から、 スロッ トの数と同じ 1 2〇のストリーム丨 0 (4ビッ ト X 1 2 0スロッ ト分) を取得する。

さらに、 ストリーム丨 口揷入部 1 2匕は、 受信した丁 !_ Vパケッ トに、 ス ロッ ト情報に対応するストリーム丨 口を揷入する処理を実行する。 ストリー ム丨 口揷入部 1 2匕がストリーム丨 口を揷入する処理では、 丁 [- Vパケッ ト のうちデータ長が 4ビッ トの連続したデータを、 データ長が 4ビッ トのスト リーム丨 口のデータに置換する処理を行うことで、 ストリーム丨 0を丁 !_ バケッ トに埋め込む。

第 1実施形態では、 一例として、 図 8に示すように、 丁 !_ パケッ トのへ ッダ部分に対し、 バケッ ト種別に該当する領域のうち上位の 4ビッ トにスト リーム丨 0 (図中では、 「丨 口」 と示す) を揷入する処理を行う場合につい て説明する。 この場合、 パケッ ト種別に該当する領域のうち (送出順で) 上 位に位置するデータ長が 4ビッ トのデータを、 データ長が 4ビッ トのストリ —ム丨 口のデータに置換する処理を行う。

[0023] また、 丁 [- Vパケッ トのうち、 データ長が 4ビッ トのストリーム丨 0のデ —夕に置換する対象は、 図 6に示す種別のうち、 例えば、 伝送制御信号に割 り当てられている値 ( 「〇父 巳」 ) と、 ヌルパケッ トに割り当てられてい る値 ( 「〇 X 」 ) を除く値から選択する。 すなわち、 ストリーム丨 〇揷 入部 1 2匕がストリーム丨 口を揷入する処理では、 バケッ ト種別のうち伝送 制御信号及びヌルバケッ トに割り当てられている値を、 ストリーム丨 口のデ —夕に置換する対象から除外する。

なお、 丁 !_ Vパケッ トがフレームの先頭にある場合には、 丁 !_ パケッ ト のうち、 丁 !_ Vパケッ トの先頭を示すパケッ ト種別である 「0 x 7 」 の種 別を 「0 x 4 0」 に変換してもよい。 すなわち、 丁 [- Vパケッ トがフレーム の先頭にある場合には、 丁 !_ パケッ トのうち、 丁 !_ パケッ トの先頭を示 すパケッ ト種別である 「0 x 7 」 の種別を 「0 x 4 0」 に反転してもよい \¥02020/174852 8 卩(:171?2019/050499

。 この場合、 後段の構成で 「0 x 4 0」 のパケッ ト種別を判別することが可 能となり、 フレームの先頭を判別することが可能となる 。 したがって、 丁 1_ Vバケッ トのヘッダに、 フレームの先頭位置を示すデータを埋め込む ことで 、 フレームの先頭を判別する構成を必要とせず に、 フレームの先頭を判別す ることが可能となり、 データをフレーム単位で切り出すことが可能 となる。 このため、 冗長且つ複雑なフォーマッ トを必要とせずに、 フレームの先頭を 判別することが可能となる。

[0024] 送信側バックエンド処理回路 1 3は、 復調回路 1 2から供給された放送波 をデジタルケーブルテレビ放送の放送波に変 換する。 そして、 変換した放送 波 (デジタル放送波) を、 ケーブル (ケーブルテレビ伝送路) を介して受信 装置 2へ送信する。 _例として、 送信装置 1から受信装置 2へ送信するデジ タル放送波は、 2 5 6 0 !\/1変調方式で変調した 2つの搬送波と、 6 4〇八 IV!変調方式で変調した 1つの搬送波を含んで分割伝送する。

[0025] 送信装置 1は、 主信号の送信に必要な伝送容量に応じた変調 方式として、

6 4 0 1\/1変調方式と 2 5 6 0 1\/1変調方式を用いる。 そして、 送信装置 1 は、 スロッ トを単位として主信号を生成する。 このとき、 送信装置 1は、 各 スロッ トの主信号を、 主信号のスロッ トについて選択した変調方式で変調す る。 したがって、 送信装置 1では、 丁 [- Vパケッ トを分割丁 [- Vパケッ トに 変換し、 さらに、 ケーブル変調をかけて、 受信装置 2にケーブルを介して送 信する。

[0026] 以上説明したように、 送信装置 1は、 ストリーム丨 〇揷入部 1 2匕を含む 復調回路 1 2を備える。 ストリーム I 口揷入部 1 2匕は、 放送波に重畳され て送信された丁 [- Vバケッ トが含む丁1\/1(3(3情報から、 丁 !_ バケッ トのス ロッ ト情報とストリーム丨 口を取得する。 これに加え、 ストリーム I 〇揷入 部 1 2匕は、 受信した丁 !_ Vパケッ トに、 スロッ ト情報に対応するストリー ム丨 口を挿入する処理を行う。 さらに、 送信装置 1は、 復調回路 1 2が復調 した復調信号をデジタルケーブルテレビ放送 の放送用に 0 IV!変調する送信 側バックエンド処理回路 1 3を備える。 \¥02020/174852 9 卩(:171?2019/050499

また、 上述したように、 衛星放送は、 丁 · 丁 [- V方式のデジタル放送 波として放送される。 このため、 送信装置 1は、

タル放送波を、 デジタルケーブルテレビ放送の放送波として 、 分割丁 !_ \/パ ケッ トに変換して送信する。

[0027] <受信装置の構成 >

受信装置 2は、 図 2に示すように、 受信側チューナ 2 1 と、 受信側フロン トエンド処理回路 2 2と、 受信側バックエンド処理回路 2 3を備える。 受信側チューナ 2 1は、 送信装置 1からケーブルを介して送信されてきた デジタル放送波 (分割丁 !_ パケッ ト) を受信し、 受信側フロントエンド処 理回路 2 2に供給する。

[0028] 受信側フロントエンド処理回路 2 2は、 復調処理を扱う !_ 3 Iである。 受 信側バックエンド処理回路 2 3は、 デマックス処理を扱う !_ 3 丨である。 受 信側フロントエンド処理回路 2 2と受信側バックエンド処理回路 2 3は、 1 つの !_ 3 丨で構成することも可能であり、 また、 異なる 1_ 3 丨 として構成す ることも可能である。 受信側フロントエンド処理回路 2 2と受信側バックエ ンド処理回路 2 3を異なる 1_ 3 Iで構成する場合、 受信側フロントエンド処 理回路 2 2は、 後段の回路である受信側バックエンド処理回 路 2 3が処理す ることが可能とする必要がある。 すなわち、 受信側フロントエンド処理回路 2 2と受信側バックエンド処理回路 2 3を異なる 1_ 3 丨で構成する場合では 、 受信側バックエンド処理回路 2 3が要求する条件を満たすように、 データ を出力する必要がある。

以上により、 受信側フロントエンド処理回路 2 2は、 受信側バックエンド 処理回路 2 3が要求する条件を満たす形で復調したデー を供給する。 なお 、 以降の説明では、 一例として、 受信側フロントエンド処理回路 2 2と受信 側バックエンド処理回路 2 3とを、 異なる 1_ 3 I として構成した場合を説明 する。

[0029] 受信側フロントエンド処理回路 2 2は、 受信側チューナ 2 1が供給した受 信信号の 0 IV!変調を復調する。 さらに、 受信側フロントエンド処理回路 2 \¥02020/174852 10 卩(:171?2019/050499

2は、 誤り訂正符号としてリードソロモン符号を用 いた誤り訂正方式により 、 復調信号の誤り訂正を行う。 さらに、 受信側フロントエンド処理回路 2 2 は、 誤り訂正を行うことで得られた分割丁 1_ パケッ ト、 又は変換した丁 1_ Vバケッ トを、 受信側バックエンド処理回路 2 3に供給する。

以上説明したように、 受信側フロントエンド処理回路 2 2は、 分割丁 1_ パケッ トを取得する。 よって、 受信側フロントエンド処理回路 2 2からは、 分割丁 [-Vパケッ ト、 又は変換した丁 [-Vパケッ トが受信側バックエンド処 理回路 2 3に出力される。

[0030] 受信側バックエンド処理回路 2 3は、 例えば、 3 0 0

丨 ) を用いて形成されている。 受信側バックエンド処理回路 2 3が行う処理は、 受信側フロントエンド処理回路 2 2が出力した分割丁 1_ Vパケッ ト、 又は変換した丁 1_ Vパケッ トを、 例えば、 動画コンテンツを、 映像部分、 音声部分、 字幕部分等に分ける処理 (デマックス処理) である。

[0031 ] また、 受信側バックエンド処理回路 2 3には、 受信側フロントエンド処理 回路 2 2が出力した出力信号 (シンク信号、 バリッ ド信号、 データ信号、 ク ロック信号) が供給される。 そして、 受信側バックエンド処理回路 2 3は、 供給された信号に含まれるデータ、 例えば、 映像データや音声データを分離 する。 さらに、 受信側バックエンド処理回路 2 3は、 映像データを映像信号 にデコードする処理や、 音声データを音声信号にデコードする処理を 行うこ とで、 映像や音声の信号を生成し、 ディスプレイ 5に出力する。

[0032] <動作 >

以下、 図 1から図 8を参照しつつ、 図 9を用いて、 送信装置 1が行う動作 について説明する。

図 9に示すように、 送信装置 1は、 ステップ 3 1 にてフレーム同期信号を 受信する度に、 ステップ 3 2からステップ 3 4までの一連の処理を実行する ステップ 3 2では、 受信した丁 !_ Vパケッ トが含む丁1\/1〇〇情報から、 丁 !_ Vバケッ トのスロッ ト情報とストリーム丨 口を取得する。 \¥02020/174852 11 卩(:171?2019/050499

ステップ 3 3では、 受信した丁 [- Vバケッ トのうちデータ長が 4ビッ トの 連続したデータを、 データ長が 4ビッ トのストリーム I 口のデータに置換す る処理を行う。 これにより、 受信した丁 [- Vパケッ トに、 スロッ ト情報に対 応するストリーム丨 口を揷入する処理を実行する。

ステップ 3 4では、 送信側バックエンド処理回路 1 3が、 復調回路 1 2が 復調した復調信号をケーブル放送向けに 0 IV!変調した後に、 受信装置 2に 出力する。

[0033] <復調方法 >

第 1実施形態の復調回路 1 2を用いて行う復調方法は、 放送波に重畳され て送信された丁 [- Vバケッ トが含む丁1\/1 ( 3 ( 3情報から、 丁 !_ バケッ トのス ロッ ト情報とストリーム丨 口を取得する方法である。 また、 復調回路 1 2を 用いて行う復調方法では、 受信した丁 !_ パケッ トに、 スロッ ト情報に対応 するストリーム丨 0を揷入する。

[0034] 従来のように、 複数の放送局から送信された丁 !_ パケッ トを合成する丁

(- V合成装置を備える構成では、 単位時間当たりのレートが高くなるため、 クロック周波数が高くなるという問題点があ る。

これに対し、 第 1実施形態の構成であれば、 丁 !_ パケッ トのうちデータ 長が 4ビッ トの連続したデータを、 データ長が 4ビッ トのストリーム丨 0の データに置換する。 これにより、 複数の放送局から送信された丁 [- Vバケッ 卜を合成する構成を必要とせずに、 ストリームを判別することが可能となる 。 このため、 冗長且つ複雑なフォーマッ トを必要とせずに、 ストリームを判 別することが可能となる。

[0035] したがって、 第 1実施形態の構成であれば、 冗長且つ複雑なフォーマッ ト を必要とせずに、 ストリームを判別することが可能な、 復調回路 1 2を提供 することが可能となる。

また、 第 1実施形態の構成であれば、 冗長且つ複雑なフォーマッ トを必要 とせずに、 ストリームを判別することが可能な復調方法 を提供することが可 能となる。 \¥02020/174852 12 卩(:171?2019/050499

また、 第 1実施形態の構成であれば、 冗長且つ複雑なフォーマッ トを必要 とせずに、 ストリームを判別することが可能な復調回路 1 2を含む送信装置 1 を提供することが可能となる。

[0036] <変形例>

第 1実施形態では、 パケッ ト種別に該当する領域のうち (送出順で) 上位 に位置するデータ長が 4ビッ トのデータを、 データ長が 4ビッ トのストリー ム 丨 口のデータに置換する処理を行う構成とした が、 これに限定するもので はない。 すなわち、 図 1 1 に示すように、 パケッ トヘッダに該当する領域の うち連続した 4ビッ トのデータを、 データ長が 4ビッ トのストリーム 丨 0の データに置換する処理を行う構成としてもよ い。 なお、 図 1 1では、 図 8と 同様、 ストリーム 丨 0を 「丨 0」 と示す。

また、 図 1 2に示すように、 バケッ トヘッダに該当する領域及びパケッ ト 種別に該当する領域のうち連続した 4ビッ トのデータを、 データ長が 4ビッ 卜のストリーム丨 口のデータに置換する処理を行う構成として もよい。 この 場合、 バケッ トヘッダのデータ長を示す 「0 1」 の領域は、 ストリーム丨 口 のデータに置換する対象から除外する。 なお、 図 1 2では、 図 8と同様、 ス トリーム丨 0を 「丨 0」 と示す。

また、 図 1 3に示すように、 データ長が 4ビッ トのストリーム丨 のデー 夕を、 データ部 (図中では、 「データ」 と示す) の前に揷入する処理を行う 構成としてもよい。 この場合、 データ部のデータ長は、 1バイ ト増加させる ( 「 1 6」 ® 「 1 7」 ) 。 なお、 図 1 3では、 図 8と同様、 ストリーム I 0 を 「丨 口」 と示す。

また、 図 1 4に示すように、 データ長が 4ビッ トのストリーム丨 のデー 夕を、 データ部 (図中では、 「データ」 と示す) の後に揷入する処理を行う 構成としてもよい。 この場合、 データ部のデータ長は、 1バイ ト増加させる ( 「 1 6」 ® 「 1 7」 ) 。 なお、 図 1 4では、 図 8と同様、 ストリーム I 0 を 「丨 口」 と示す。

[0037] <本技術を適用したコンピュータの説明> ところで、 上述した一連の処理は、 ハードウェアにより実行させることも 可能であるが、 ソフトウェアにより実行させることも可能で ある。 一連の処 理をソフトウェアにより実行させる場合には 、 ソフトウェアを構成するプロ グラムが、 専用のハードウェアに組み込まれているコン ピュータ等に、 記録 媒体からインストールされる。 又は、 ソフトウェアを構成するプログラムが 、 各種のプログラムをインストールすることで 、 各種の機能を実行すること が可能な、 汎用のパーソナルコンピュータ等に、 記録媒体からインストール してもよい。

[0038] 図 1 2に、 汎用のパーソナルコンビュータの構成例を示 す。 汎用のパーソ ナルコンピュータは、 C P U (Ce n t r a l P r o c e s s i n g U n i t ) 1 00を内蔵している。 C P U 1 00には、 バス 1 01 を介して、 入出カインターフェース 1 02が接続されている。 バス 1 01 には、 ROM (R e a d O n l y Me mo r y) 1 03と、 RAM (R a n d om Ac c e s s Me mo r y) 1 04が接続されている。

[0039] 入出カインターフェース 1 02には、 ユーザが操作コマンドを入力するキ —ボード、 マウス等の入カデバイスを用いて形成された 入力部 1 05と、 処 理操作画面や処理結果の画像を表示デバイス に出力する出力部 1 06が接続 されている。 これに加え、 入出カインターフェース 1 02には、 プログラム や各種データを格納するハードディスクドラ イブ等よりなる記憶部 1 07が 接続されている。 さらに、 入出カインターフェース 1 02には、 LAN (L o c a l A r e a N e t wo r k) アダプタ等よりなり、 インターネッ 卜に代表されるネッ トワークを介した通信処理を実行する通信部 1 08が接 続されている。

また、 入出カインターフェース 1 02には、 磁気ディスク (フレキシブル ディスクを含む) 、 光ディスク (CD-ROM (Com p a c t D i s c — R e a d O n l y Me mo r y) 、 DVD (D i g i t a l Ve r s a t i I e D i s c) を含む) が接続されている。 さらに、 入出カイン 夕ーフェース 1 02には、 光磁気ディスク (MD (M i n i D i s c) を \¥02020/174852 14 卩(:171?2019/050499

含む) 、 又は、 半導体メモリ等のリムーバブルメディア 1 0 9に対してデー 夕を読み書きするドライブ 1 1 0が接続されている。

[0040] 〇 リ 1 0 0は、 に記憶されているプログラムや、 記憶部 1

0 7にインストールされて記憶部 1 0 7から[¾八1\/1 1 0 4に口ードされたプ ログラムに従って、 各種の処理を実行する。 記憶部 1 0 7にインストールさ れるプログラムは、 磁気ディスク、 光ディスク、 光磁気ディスク、 半導体メ モリ等のリムーバブルメディア 1 0 9等から読み出される。

また、 [¾八1\/1 1 0 4には、 〇 II 1 0 0が各種の処理を実行する上におい て必要なデータ等も、 適宜記憶される。

以上のように構成されるコンピュータでは、 例えば、 記 憶部 1 0 7に記憶されているプログラムを、 入出カインターフェース 1 0 2 及びバス 1 0 1 を介して、 八1\/1 1 0 4に口ードして実行する。 これにより 、 上述した一連の処理が行われる。

[0041] コンビュータ (〇 11 1 0 0) が実行するプログラムは、 例えば、 パッケ —ジメディア等としてのリムーバブルメディ ア 1 0 9に記録して提供するこ とが可能である。 また、 プログラムは、 口ーカルエリアネッ トワーク、 イン 夕ーネッ ト、 デジタル衛星放送といった、 有線又は無線の伝送媒体を介して 、 提供することが可能である。

コンビュータでは、 プログラムは、 リムーバブルメディア 1 0 9をドライ ブ 1 1 0に装着することにより、 入出カインターフェース 1 0 2を介して、 記憶部 1 0 7にインストールすることが可能である。 また、 プログラムは、 有線、 又は、 無線の伝送媒体を介して通信部 1 0 8で受信し、 記憶部 1 0 7 にインストールすることが可能である。 その他、 プログラムは、 予め、 [¾〇 IV! 1 0 3や記憶部 1 0 7にインストールしておくことが可能である

[0042] ここで、 本明細書において、 コンピュータがプログラムに従って行う処理 は、 必ずしもフローチヤートとして記載された順 序に沿って時系列に行われ る必要はない。 すなわち、 コンビュータがプログラムに従って行う処理 は、 並列的あるいは個別に実行される処理 (例えば、 並列処理あるいはオブジェ \¥02020/174852 15 卩(:171?2019/050499

クトによる処理) も含む。

また、 プログラムは、 1のコンビュータ (プロセッサ) により処理される ものであっても良いし、 複数のコンビュータによって分散処理される もので あっても良い。 さらに、 プログラムは、 遠方のコンビュータに転送されて実 行されるものであっても良い。

さらに、 本明細書において、 システムとは、 複数の構成要素 (装置、 モジ ュール (部品) 等) の集合を意味し、 全ての構成要素が同一筐体中にあるか 否かは問わない。 したがって、 別個の筐体に収納され、 ネッ トワークを介し て接続されている複数の装置、 及び、 1つの筐体の中に複数のモジュールが 収納されている 1つの装置は、 いずれもシステムである。

[0043] (その他の実施形態)

上記のように、 本技術の実施形態を記載したが、 この開示の一部をなす論 述及び図面は本技術を限定するものであると 理解すべきではない。 この開示 から当業者には様々な代替実施形態、 実施例及び運用技術が明らかとなろう 。 その他、 上記の実施形態において説明される各構成を 任意に応用した構成 等、 本技術はここでは記載していない様々な実施 形態等を含むことは勿論で ある。 したがって、 本技術の技術的範囲は上記の説明から妥当な 特許請求の 範囲に係る発明特定事項によってのみ定めら れるものである。

[0044] また、 本開示の復調回路、 復調方法、 送信装置では、 上記の実施形態等で 説明した各構成要素を全て備える必要はなく 、 また逆に他の構成要素を備え ていてもよい。 なお、 本明細書中に記載された効果はあくまで例示 であって 限定されるものでは無く、 また他の効果があってもよい。 例えば、 本技術は 、 ネッ トワークを介して、 1つの機能を複数の装置で分担、 共同して処理す るクラウドコンピューテイングの構成をとる ことも可能である。

[0045] なお、 本技術は、 以下のような構成を取ることが可能である。

(1)

放送波に重畳されて送信された丁 1_ Vパケッ トが含む丁 IV!(3 0情報から前 記丁 1_ バケツ トのスロッ ト情報及びストリーム識別情報を取得し、 受信し \¥02020/174852 16 卩(:171?2019/050499

た前記丁 1_ Vパケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情 報を挿入する復調回路。

(2)

前記丁 [- Vバケッ トのヘッダ部分に対してバケッ ト種別に該当する領域の うち上位に位置するデータ長が 4ビッ トのデータを前記データ長が 4ビッ ト の前記ストリーム識別情報のデータに置換す ることで、 受信した前記丁 1_ V バケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を 挿入する 前記 (1) に記載した復調回路。

(3)

前記丁 [- Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する領域のうち連続した 4ビ ッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータに置 換することで、 受信した前記丁 [- Vバケッ トに前記スロッ ト情報に対応する 前記ストリーム識別情報を挿入する前記 (1) に記載した復調回路。

(4)

前記丁 [- Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する領域及びバケッ ト種別に 該当する領域のうち前記バケッ トヘッダのデータ長を示す領域を除く連続し た 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデー 夕に置換することで、 受信した前記丁 [- Vバケッ トに前記スロッ ト情報に対 応する前記ストリーム識別情報を挿入する前 記 (1) に記載した復調回路。

(5)

データ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータを前記 丁 !_ Vパケ ッ トのデータ部の前または後に揷入することで 、 受信した前記丁 [- Vバケッ 卜に前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を 揷入する前記 ( 1) に記載した復調回路。

(6)

前記バケツ ト種別のうち伝送制御信号及びヌルバケツ トに割り当てられて いる値を、 前記ストリーム識別情報のデータに置換する 対象から除外する前 記 (2) 又は (4) に記載した復調回路。 \¥02020/174852 17 卩(:171?2019/050499

(7)

前記丁 [-Vバケッ トがフレームの先頭にある場合には、 前記丁 [-Vバケッ 卜のうち丁 1_ Vパケッ トの先頭を示すパケッ ト種別である 「0 x 7 」 の種 別を 「0 x40」 に変換する前記 (1 ) から (6) のうちいずれかに記載し た復調回路。

(8)

放送波に重畳されて送信された丁 !_ Vパケッ トが含む丁 IV! ( 30情報から前 記丁 !_ バケッ トのスロッ ト情報とストリーム識別情報を取得し、 受信した 前記丁 !_ Vバケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報 を揷入する復調方法。

(9)

前記丁 [-Vバケッ トのヘッダ部分に対してバケッ ト種別に該当する領域の うち上位に位置するデータ長が 4ビッ トのデータを前記データ長が 4ビッ ト の前記ストリーム識別情報のデータに置換す ることで、 受信した前記丁 !_ V バケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を 挿入する 前記 (8) に記載した復調方法。

(1 0)

前記丁 [-Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する領域のうち連続した 4ビ ッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータに置 換することで、 受信した前記丁 [-Vバケッ トに前記スロッ ト情報に対応する 前記ストリーム識別情報を挿入する前記 (8) に記載した復調方法。

(1 1)

前記丁 [-Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する領域及びバケッ ト種別に 該当する領域のうち前記バケッ トヘッダのデータ長を示す領域を除く連続し た 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデー 夕に置換することで、 受信した前記丁 [-Vバケッ トに前記スロッ ト情報に対 応する前記ストリーム識別情報を揷入する前 記 (8) に記載した復調方法。

( 1 2) \¥02020/174852 18 卩(:171?2019/050499

データ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータを前記 丁 1_ Vパケ ッ トのデータ部の前または後に揷入することで 、 受信した前記丁 [- Vバケッ 卜に前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を 揷入する前記 ( 8) に記載した復調方法。

(1 3)

前記バケッ ト種別のうち伝送制御信号及びヌルバケッ トに割り当てられて いる値を、 前記ストリーム識別情報のデータに置換する 対象から除外する前 記 (9) 又は (1 1) に記載した復調方法。

(1 4)

前記丁 [- Vバケッ トがフレームの先頭にある場合には、 前記丁 [- Vバケッ 卜のうち丁 !_ Vパケッ トの先頭を示すパケッ ト種別である 「0 x 7 」 の種 別を 「0 x 4 0」 に変換する前記 (8) から (1 3) のうちいずれかに記載 した復調方法。

(1 5)

放送波に重畳されて送信された丁 !_ Vパケッ トが含む丁 IV!(3 0情報から前 記丁 !_ バケッ トのスロッ ト情報及びストリーム識別情報を取得し、 受信し た前記丁 !_ Vパケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情 報を挿入する復調回路と、

前記復調回路が復調した復調信号をケーブル 放送向けに 0 IV!変調する送 信側バックエンド処理回路と、 を備える送信装置。

(1 6)

前記復調回路は、 前記丁 [- Vバケッ トのヘッダ部分に対してバケッ ト種別 に該当する領域のうち上位に位置するデータ 長が 4ビッ トのデータを前記デ —夕長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータに置換 することで、 受 信した前記丁 [- Vバケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識 別情報を挿入する前記 (1 5) に記載した送信装置。

(1 7)

前記復調回路は、 前記丁 [- Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する領域の \¥02020/174852 19 卩(:171?2019/050499

うち連続した 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別 情報のデータに置換することで、 受信した前記丁 [- Vバケッ トに前記スロッ 卜情報に対応する前記ストリーム識別情報を 挿入する前記 (1 5) に記載し た送信装置。

(1 8)

前記復調回路は、 前記丁 [- Vバケッ トのバケッ トヘッダに該当する領域及 びバケッ ト種別に該当する領域のうち前記バケッ トヘッダのデータ長を示す 領域を除く連続した 4ビッ トのデータをデータ長が 4ビッ トの前記ストリー ム識別情報のデータに置換することで、 受信した前記丁 !_ バケッ トに前記 スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報を 挿入する前記 (1 5) に 記載した送信装置。

(1 9)

前記復調回路は、 データ長が 4ビッ トの前記ストリーム識別情報のデータ を前記丁 [- Vバケッ トのデータ部の前または後に揷入することで 、 受信した 前記丁 !_ Vバケッ トに前記スロッ ト情報に対応する前記ストリーム識別情報 を挿入する前記 (1 5) に記載した送信装置。

(2 0)

前記復調回路は、 前記バケッ ト種別のうち伝送制御信号及びヌルパケッ ト に割り当てられている値を、 前記ストリーム識別情報のデータに置換する 対 象から除外する前記 (1 6) 又は (1 8) に記載した送信装置。

(2 1)

前記丁 [- Vバケッ トがフレームの先頭にある場合には、 前記丁 [- Vバケッ 卜のうち丁 !_ Vパケッ トの先頭を示すパケッ ト種別である 「0 x 7 」 の種 別を 「0 x 4 0」 に変換する前記 (1 5) から (2 0) のうちいずれかに記 載した送信装置。

符号の説明

[0046] 1 送信装置、 1 1 送信側チューナ、 1 2 復調回路、 1 2 3 送信側 フロントエンド処理回路、 1 2匕 ストリーム丨 〇揷入部、 1 3 送信側バ \¥02020/174852 20 卩(:171?2019/050499 ックエンド処理回路、 2 受信装置、 2 1 受信側チューナ、 22 受信側 フロントエンド処理回路、 23 受信側バックエンド処理回路、 3 ネッ ト ワーク、 4 アンテナ、 5"ディスプレイ、 1 0 放送システム、 1 00 〇 11、 1 01 バス、 1 02 入出カインターフエース、

、 1 04 [¾八1\/1、 1 05 入力部、 1 06 出力部、 1 07 記憶部、 1 08 通信部、 1 09 リムーバブルメディア、 1 1 〇 ドライブ