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Patent Searching and Data


Title:
DISPLAY SYSTEM AND PROJECTOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/120607
Kind Code:
A1
Abstract:
The load on a user who tries to perform projection of images and an edit file and editing of the edit file in parallel is reduced by cooperation with projectors. In a subroutine of link information generation in steps (203) and (303), projectors (100) generate link information corresponding to respective image data of display slides, and in a subroutine of projection processing in steps (205) and (305), the projectors (100) project a slide image and an image of minutes data corresponding thereto. In this state, the minutes are edited, and when an instruction to switch the display slide is detected, the slide image and the image of minutes data corresponding thereto are switched. When an instruction to end slide display is detected in step 211, the projectors 100 perform a subroutine of ending the display slide in steps 213 and 313. In this subroutine, all data is collectively stored while each image data is associated with the minutes data.

Inventors:
ASAKURA HIROTAKA (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/055509
Publication Date:
October 09, 2008
Filing Date:
March 25, 2008
Export Citation:
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Assignee:
BROTHER IND LTD (JP)
ASAKURA HIROTAKA (JP)
International Classes:
G09G5/00
Foreign References:
JP2006091033A2006-04-06
JP2006119629A2006-05-11
JP2003345703A2003-12-05
Attorney, Agent or Firm:
MATSUO, Kenichiro (Shinkumi Akasaka Bldg.10-17, Akasaka 1-chome,Chuo-ku, Fukuoka-shi, Fukuoka 42, JP)
Download PDF:
Claims:
 画像を投影するとともに、前記画像に関連付けられた編集ファイルが有る場合は、前記編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を、通信手段を介して送信する第1のプロジェクタと、
 前記通信手段を介して受信された前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する第2のプロジェクタと、を備える表示システム。
 前記第1のプロジェクタは、
 前記画像に関連付けられた編集ファイルが存在しない場合には、前記編集ファイルの作成指示を、前記編集ファイルに関する情報として、前記通信手段を介して前記第2のプロジェクタに送信し、
 前記第2のプロジェクタは、
 前記編集ファイルの作成指示を受信すると、前記編集ファイルを新規作成し、その編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影することを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
 前記第1のプロジェクタは、
 前記画像に関連付けられた編集ファイルが存在する場合には、前記編集ファイルを前記通信手段を介して前記第2のプロジェクタに送信し、
 前記第2のプロジェクタは、
 前記通信手段を介して受信された編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示システム。
 前記第1のプロジェクタは、
 外部操作入力によって、投影する前記画像を切り替え可能であり、
 前記画像が切り替えられる度に、前記画像に関連付けられた編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を前記通信手段を介して送信し、
 前記第2のプロジェクタは、
 前記画像が切り替えられる度に、前記通信手段を介して前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを新たに書き込み可能とするととともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の表示システム。
 前記第1のプロジェクタは、
 前記画像の投影を終了する場合に、前記第2のプロジェクタから前記編集ファイルを取得し、取得された編集ファイルを、前記画像と関連付けて一括保存することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の表示システム。
 前記第1のプロジェクタは、
 前記編集ファイルを、前記画像と関連付けて、記憶装置に格納することを特徴とする請求項5に記載の表示システム。
 格納位置と、ファイル名の一部と、属性情報との少なくとも1つに基づいて、前記画像のファイルと前記編集ファイルとが関連付けられていることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の表示システム。
 画像を投影するとともに、前記画像に関連付けられた編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を、通信手段を介して送信する第1の動作モードと、前記通信手段を介して受信された前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する第2の動作モードとのいずれかの動作モードで動作し、
 前記第1の動作モードと、前記第2の動作モードを切り替え可能なプロジェクタ。
Description:
表示システム及びプロジェクタ

 本発明は、複数のプロジェクタを連携さ て、互いに関連する複数の画像を投影する 示システムと、該表示システムに用いられ プロジェクタに関する。

 従来より、会議、講演、プレゼンテーシ ンなどにおいては、関連資料を、出席者が 時に見ることができるように、スクリーン などにその資料画像を投影するプロジェク が用いられることが多い。さらに、会議等 は、互いに関連する複数の資料画像を同時 投影したい場合があり、このような場合に 、複数のプロジェクタが同時に用いられる ともしばしばである。

 複数の画像を同時に投影するために複数の ロジェクタを手動で操作するのはユーザに ってかなりの負担となるため、ユーザの負 を軽減するための技術が従来より開示され いる。例えば、各プロジェクタで投影され スライドショーソフトウェアの各ページの ライド画像を、ページ毎に順次表示させる めのシナリオファイルや投影する画像ファ ルを自動作成したり、編集したりする技術 開示されている(例えば、特許文献1~3参照)

国際公開第01/95256号公報パンフレット

特開2005-100400号公報

特開2005-108219号公報

 ところで、複数のプロジェクタを同時に 用する例としては、例えば、一方のプロジ クタで、スライドショーソフトウェアの各 ージのスライド画像を投影し、他方のプロ ェクタで、そのスライド画像が投影されて る間の議事の内容を記録すべき議事録ファ ルを投影するような場合がある。

 しかしながら、一方のプロジェクタでス イド画像を投影し、他方のプロジェクタで 事録ファイルを投影するような場合には、 影された議事録ファイルが編集可能となっ いるのが望ましいが、このファイルを編集 能とするには、スライド画像の切替とは別 、テキストエディタの起動処理を手動で行 なければならなかった。

 また、このような編集された複数のスラ ド画像にそれぞれ対応する議事録ファイル ついては、同時に投影されていたスライド 像の画像データファイルと、例えば、同じ ォルダなどに保存されるなどして、互いに 連付けられて保存されるのが望ましいが、 来より、このようなファイル管理は、ユー が手動で行っているのが実情である。

 本発明は、上記課題を解決するためにな れたもので、複数のプロジェクタとの連携 より、資料画像と編集ファイルの投影と、 集ファイルの編集とを並行して行おうとす ユーザの負担を軽減することができる表示 ステム及びその表示システムに用いられる ロジェクタを提供することを目的とする。

 上記課題を解決するために、本発明の一 の観点によれば、画像を投影するとともに 前記画像に関連付けられた編集ファイルが る場合は、前記編集ファイル又はその編集 ァイルに関する情報を、通信手段を介して 信する第1のプロジェクタと、前記通信手段 を介して受信された前記情報を受信し、受信 された情報に基づいて、前記画像に関連付け られた編集ファイルを書き込み可能とすると ともに、その編集ファイルの内容に相当する 画像を投影する第2のプロジェクタと、を備 ることを特徴とする。

 このように構成することにより、画像と の画像に関連する編集ファイルの内容とを 同期して投影させ、さらに、自動的に、そ 編集ファイルを、編集できる状態とするこ ができるようになる。これにより、画像と 集ファイルの投影と、例えば記事録を作成 るというような編集ファイルの編集とを並 して行おうとするユーザの作業負担を軽減 ることができる。

 また、前記表示システムにおいて、前記 1のプロジェクタは、前記画像に関連付けら れた編集ファイルが存在しない場合には、前 記編集ファイルの作成指示を、前記編集ファ イルに関する情報として、前記通信手段を介 して前記第2のプロジェクタに送信し、前記 2のプロジェクタは、前記編集ファイルの作 指示を受信すると、前記編集ファイルを新 作成し、その編集ファイルを書き込み可能 するとともに、その編集ファイルの内容に 当する画像を投影する構成にしてもよい。

 このように構成することにより、ユーザ 編集ファイルを新規作成する必要がなくな ので、ユーザの作業負担を低減することが きる。

 また、前記表示システムにおいて、前記 1のプロジェクタは、前記画像に関連付けら れた編集ファイルが存在する場合には、前記 編集ファイルを前記通信手段を介して前記第 2のプロジェクタに送信し、前記第2のプロジ クタは、前記通信手段を介して受信された 集ファイルを書き込み可能とするとともに その編集ファイルの内容に相当する画像を 影する構成にしてもよい。

 このように構成することにより、ユーザ 、スライド画像に関連付けられた編集ファ ルを開いて、書き込み可能とする必要がな なるため、ユーザの作業負担を軽減するこ ができる。

 また、前記表示システムにおいて、前記 1のプロジェクタは、外部操作入力によって 、投影する前記画像を切り替え可能であり、 前記画像が切り替えられる度に、前記画像に 関連付けられた編集ファイル又はその編集フ ァイルに関する情報を前記通信手段を介して 送信し、前記第2のプロジェクタは、前記画 が切り替えられる度に、前記通信手段を介 て前記情報を受信し、受信された情報に基 いて、前記画像に関連付けられた編集ファ ルを新たに書き込み可能とするととともに その編集ファイルの内容に相当する画像を 影する構成にしてもよい。

 このように構成することにより、投影さ る画像と編集ファイルとの切り替えを、自 的に行うことが可能となるので、ユーザの 業負担を軽減することができる。

 また、前記表示システムにおいて、前記 1のプロジェクタは、前記画像の投影を終了 する場合に、前記第2のプロジェクタから前 編集ファイルを取得し、取得された編集フ イルを、前記画像と関連付けて一括保存す 構成にしてもよい。

 このように構成することにより、すべて 画像と、すべての議事録データとは、すべ の最新の状態で自動的に保存されることに るため、データの保存を行う際のユーザの 業負担が軽減される。

 また、前記表示システムにおいて、前記 1のプロジェクタは、前記編集ファイルを、 前記画像と関連付けて、記憶装置に格納する 構成にしてもよい。

 このように構成することにより、それら 関連性に基づいて、画像から編集ファイル アクセスすることができるようになるので 編集ファイルの管理が容易となる。

 また、前記表示システムにおいて、格納 置と、ファイル名の一部と、属性情報との なくとも1つに基づいて、前記画像のファイ ルと前記編集ファイルとが関連付けられる構 成にしてもよい。

 このように構成することにより、画像フ イルと、編集ファイルとの関連付けが容易 なる。

 画像を投影するとともに、前記画像に関 付けられた編集ファイル又はその編集ファ ルに関する情報を、通信手段を介して送信 る第1の動作モードと、前記通信手段を介し て受信された前記情報を受信し、受信された 情報に基づいて、前記画像に関連付けられた 編集ファイルを書き込み可能とするとともに 、その編集ファイルの内容に相当する画像を 投影する第2の動作モードとのいずれかの動 モードで動作し、前記第1の動作モードと、 記第2の動作モードを切り替え可能であるプ ロジェクタを提供することとしてもよい。

 このように構成することにより、表示シ テムにおける各プロジェクタのフレキシブ な運用が可能となる。また、この表示シス ムを実現するためには、同型のプロジェク を製造すればよいので、システムを構築す ためのコストを低減することが可能となる

 本発明によれば、第1のプロジェクタと、 第2のプロジェクタとを備えている。第1のプ ジェクタは、画像を投影するとともに、そ 画像に関連付けられた編集ファイルが有る 合は、その編集ファイル又はその編集ファ ルに関する情報を、通信手段を介して第2の プロジェクタに送信する。また、第2のプロ ェクタは、前記通信手段を介して送信され 前記情報を受信し、受信された情報に基づ て、前記画像に関連付けられた編集ファイ を書き込み可能とするとともに、その編集 ァイルの内容に相当する画像を投影する。 のようにすれば、画像とその画像に関連す 編集ファイルの内容とを、同期して投影さ 、さらに、自動的に、その編集ファイルを 編集できる状態とすることができるように る。これにより、画像と編集ファイルの投 と、例えば記事録を作成するというような 集ファイルの編集とを並行して行おうとす ユーザの作業負担を軽減することができる

本発明の第1の実施形態に係る表示シス テム200の構成を示す斜視図である。 図1のプロジェクタの内部構成を示すブ ロック図である。 図3(A)~図3(C)は、プレイリストの一例を す図である。 本実施形態に係る2つのプロジェクタの メイン処理のフローチャートである。 リンク情報生成のサブルーチンのフロ チャートである。 画像投影のサブルーチンのフローチャ トである。 表示スライド処理のサブルーチンのフ ーチャートである。

符号の説明

10 投影部
11 ランプ制御回路
12 ランプ
13 照明光学系
14 光変調素子
15 結像光学系
20 画像処理部
21 映像信号入力手段
22 画像処理回路
23 光変調素子ドライブ回路
30 制御部
31 マイクロコンピュータ
34 操作パネル
35 USBインターフェイス
36 赤外線制御部
37 赤外線受光部
40 内部バス
41 不揮発性メモリ
42 フレームメモリ
50 CPU
51 ROM
52 RAM
100 プロジェクタ
101 USBメモリ
102 リモートコントローラ(リモコン)
105 USBケーブル
120 パーソナルコンピュータ(パソコン)
200 表示システム
S スクリーン
S1、S2 投影領域

 以下、本発明の一実施形態について、図 に基づいて詳細に説明する。

 図1には、本発明の一実施形態に係る表示 システム200の概略構成が示されている。図1 示されるように、本実施形態に係る表示シ テム200は、2台のプロジェクタ100を備えてい 。2台のプロジェクタ100は、画像を投影する 同型の投影装置である。ここで、各プロジェ クタ100の画像の投影領域をS1、S2とする。こ で、画像とは、写真や絵のようなものに限 されるものではなく、例えば、テキストや だけで構成されるようなものであってもよ 。すなわち、投影可能な画像であればどの うなものであってもよい。

 なお、プロジェクタ100には、通信手段とし のUSB(Universal Serial Bus)インターフェイスが けられており、USBケーブル105を介して互い データ通信可能に接続されている。なお、 ロジェクタ間は、LAN(Local
 Area Network)や無線LANなどの通信ネットワー でデータ通信可能となっていてもよい。ま 、このうち、第1のプロジェクタとしての左 に設置されたプロジェクタ100のUSBインター ェイスには、USBメモリ101が接続されており 第2のプロジェクタとしての右側に設置され たプロジェクタ100のUSBインターフェイスには 、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコ 」と略述する)120が接続されている。USBメモ 101には、投影される複数の画像データファ ルやテキスト編集ファイルが格納されてい 。パソコン120は、そのキーボード操作によ 指定される文字コードをプロジェクタ100に 信可能となっている。

 なお、左側のプロジェクタ100には、USBメ リ101の代わりに、パーソナルコンピュータ 接続されるようにしてもよい。

 また、各プロジェクタ100には、赤外線に って、各プロジェクタ100を遠隔操作するた のリモートコントローラ(以下、「リモコン 」と略述する)102が装備されている。このリ コン102の操作により、プロジェクタ100に対 て、各種操作コマンドが送信され、プロジ クタ100は、その操作コマンドに従って動作 るようになっている。

 本実施形態に係る表示システム200では、 ロジェクタ100のうち、左側のプロジェクタ1 00は、スライドショーソフトウェアの各ペー のスライド画像、すなわち主画像を投影す メインのプロジェクタとして動作し、右側 プロジェクタ100は、議事録などが記述され テキスト編集ファイルの内容に相当する画 、すなわち副画像を投影するサブのプロジ クタとして動作する。以下では、左側のプ ジェクタ100をメインプロジェクタ100と呼び 右側のプロジェクタ100をサブプロジェクタ1 00と呼ぶ。なお、サブプロジェクタ100は、複 台あってもよい。この場合には、サブプロ ェクタ100同士は、USBケーブル105でカスケー 接続されるようになる。

 図2には、各プロジェクタ100の内部構成を 示すブロック図が示されている。図2に示さ るように、プロジェクタ100は、投影部10と、 画像処理部20と、制御部30と、内部バス40とを 備えている。投影部10は、画像を投影するた の各種光学系を有している。また、画像処 部20は、一連の画像処理を行い、投影部10に よって投影される画像を形成する。制御部30 、投影部10と画像処理部20とを統括制御する 。

 図2に示されるように、投影部10は、ラン 制御回路11と、ランプ12と、照明光学系13と 光変調素子14と、結像光学系15とを備えてい る。ランプ制御回路11は、内部バス40に接続 れている。ランプ制御回路11は、制御部30の 括制御の下で、ランプ12を点灯させる。ラ プ12は、投影用の照明光を出射する。ランプ 12から発せられた照明光は、照明光学系13に 射され整形される。照明光学系13より出射し た照明光は、光変調素子14を均一に照明する 光変調素子14としては、例えば液晶パネル 用いられるが、デジタルミラーデバイスな を用いるようにしてもよい。光変調素子14に は、後述する画像処理部20による駆動により 投影されるべき画像が形成されている。し がって、光変調素子14を通過した照明光は その画像情報を含む光となっている。光変 素子14を通過した照明光は、結像光学系15に 射し、結像光学系15を介してスクリーンS上 到達する。光変調素子14とスクリーンSとは 共役の関係にあるので、結像光学系15は、 変調素子14に形成された画像を、スクリーン S上に結像させるようになる。

 画像処理部20は、映像信号入力手段21と、 画像処理回路22と、光変調素子ドライブ回路2 3とを備えている。映像信号入力手段21により 、外部からの映像信号が入力される。入力さ れた映像信号は、画像処理回路22に入力され 。画像処理回路22は、入力された映像信号 対して所定の画像処理を行い、その画像デ タ信号を出力する。この画像データ信号は 光変調素子ドライブ回路23に入力される。光 変調素子ドライブ回路23は、画像データ信号 対応する駆動信号を生成して、その駆動信 に従って光変調素子14を駆動する。これに り、光変調素子14上に画像が形成される。

 画像処理回路22は、内部バス40に接続され ている。画像処理回路22は、内部バス40から 画像データとして投影されるべきデジタル 号を入力可能である。内部バス40には、フレ ームメモリ42も接続されている。このフレー メモリ42に画像データを書き込むようにす ば(描画すれば)、その画像データに相当する デジタル信号が、内部バス40を介して、画像 理回路22に送信され、その画像データに基 く画像が投影されるようになる。

 制御部30は、マイクロコンピュータ31を中 心に構成されている。マイクロコンピュータ 31は、CPU50と、ROM51と、RAM52とを備えている。 イクロコンピュータ31では、CPU50がROM51に格 されたプログラムを実行することにより、 ロジェクタ100を統括制御する。ROM51には、 源投入直後にCPU50で実行されるブートプログ ラムなどが格納されている。また、CPU50で実 されるプログラムの中には、オペレーティ グシステム(以下、「OS」とする)があり、マ イクロコンピュータ31では、このOS上で、プ ジェクタ100内部の制御プログラムが実行さ るようになる。また、このOSにより、パーソ ナルコンピュータ120と同様のファイル管理が 可能となっており、テキスト編集ファイルを 編集可能ないわゆるテキストエディタ(いわ るメモ帳程度の簡易なエディタでよい)や、 レゼンテーションなどに用いられるスライ ショーのアプリケーションソフトウェアの ログラムを実行可能となっている。

 このようなOS、テキストエディタ、スラ ドショー、フォント、文字コード表(Shift-JIS ASCII、etc・・・)などの各種プログラム及び ータは、不揮発性メモリ41に格納されてお 、マイクロコンピュータ31から、必要に応じ て呼び出されて、マイクロコンピュータ31で 行され、又は用いられる。尚、不揮発性メ リ41は備えず、前記各種プログラム及びデ タをROM51に格納しても良いし、別途、不揮発 性メモリ41の代わりに、ROM51を不揮発性メモ としてもよい。不揮発性メモリを用いるこ で、前記各種プログラム及びデータ等のア プデート等の修正が可能となる。

 さらに、制御部30は、マイクロコンピュ タ31の他に、マンマシンインターフェイスと して操作パネル34を備えている。また、制御 30は、さらに、USBインターフェイス35を備え ている。USBインターフェイス35には、コネク が2つ以上設けられており、USBケーブル105の カスケード接続が可能となっている。また、 制御部30は、リモコン102のインターフェイス しての、赤外線受光部36と、赤外線制御部37 とを備えている。マイクロコンピュータ31と 種インターフェイスとは、内部バス40を介 て互いに接続されている。

 以上述べたように、投影部10、画像処理 20、制御部30の各構成要素は、内部バス40に 続されている。各部のデータ通信は、この 部バス40を介して行われ、制御部30のマイク コンピュータ31は、この内部バス40を介して 、各部を統括制御している。

 本実施形態では、メインプロジェクタ100 サブプロジェクタ100とは、連携して動作す 。この連携動作により、メインプロジェク 100によって投影されるスライドショーの各 ージのスライド画像と、サブプロジェクタ1 00によって投影される議事録のテキスト編集 ァイル(議事録ファイル)の内容の画像とは 常に同期して切り替えられるようになる。 ライドショーの画像と、議事録ファイルと 同期をとるために、メインプロジェクタ100 、プレイリストと呼ばれるリスト情報を管 している。プレイリストは、USBメモリ101に 納されており、必要に応じてメインプロジ クタ100に読み出されて使用される。

 図3(A)~図3(C)には、このプレイリストの一 が示されている。図3(A)に示されるように、 プレイリストでは、スライドショーソフトウ ェアのスライド画像データのファイル名が、 その表示順番に従って記述されている。議事 録データのファイル名(リンク情報)が、対応 けて記述されている。表示システム200では このプレイリストを参照して、メインプロ ェクタ100により投影される画像と、サブプ ジェクタ100により投影される画像との同期 とられるようになる。なお、プレイリスト ついては、後述するように、図3(A)に示され る記述内容から、図3(B)、図3(C)に示されるプ イリストの記述内容に更新されることとな が、この更新処理については、後述する各 ロジェクタ100の動作の説明の中で詳細に説 する。もちろん、以前に議事録データが作 されていないスライド画像データの場合や 初めてスライド画像データを投影する場合 、プレイリストの議事録データ欄には何も 述されていない状態となっている。

 次に、プロジェクタ100の動作について説 する。図4には、メインプロジェクタ100と、 サブプロジェクタ100の動作を示すフローチャ ートが示されている。また、図5~図7には、図 4のメインフロー中に実行される各種サブル チンのフローチャートが示されている。図4~ 図7では、左側に、メインプロジェクタ100の ローチャートが示されており、右側に、サ プロジェクタ100のフローチャートが示され いる。なお、前提として、メインプロジェ タ100では、スライドショーソフトウェアが 動しており、USBメモリ101に、スライドショ ソフトによって表示される画像データファ ル(以下、「画像データ」と略述する)と、議 事録のテキストファイル(以下、「議事録デ タ」と略述する)と、プレイリストとが、格 されているものとする。また、本実施形態 は、メインプロジェクタ100とサブプロジェ タ100とが、データ送受信を行いながら連携 て動作するので、時系列に従って、各プロ ェクタ100の処理について並行して説明する

 メインプロジェクタ100は、リモコン102又 操作パネル34の操作などのユーザの指示に って処理を開始する。図4に示されるように ステップ201において、スライドのプレイリ トをUSBメモリ101から読み込む。なお、ここ は、図3(A)に示される内容を有するプレイリ ストが読み込まれるものとする。

 メインプロジェクタ100は、次のステップ2 03において、リンク情報作成のサブルーチン 実行する。一方、サブプロジェクタ100は、 テップ303において、同じリンク情報作成の ブルーチンを実行する。ここで、リンク情 とは、画像データに対して関連付けられた 事録データに関する情報をいう。

 図5には、リンク情報作成のサブルーチン のフローチャートが示されている。図5に示 れるように、まず、メインプロジェクタ100 、ステップ401において、今回の投影対象と る画像データに、対応する議事録データの ンク情報が有るか否かを、読み込んだプレ リストを参照して判断する。この判断が肯 されればステップ403に進み、否定されれば テップ411に進む。例えば、図3(A)のプレイリ トであれば、まず、表示番号1の画像データ が「Page1.jpg」が投影対象となるが、この場合 、「Page1.jpg」に対応する編集データには、「 Page1.txt」が存在するので、判断は肯定され、 ステップ403に進む。

 次に、メインプロジェクタ100は、ステッ 403において、サブプロジェクタ100に、プレ リストから読み出したファイル名の議事録 ータをサブプロジェクタ100に転送する。図3 (A)のプレイリストであれば、「Page1.txt」とい う議事録データをサブプロジェクタ100に送信 する。

 一方、サブプロジェクタ100は、ステップ5 01における判断が肯定されるか、ステップ505 おける判断が肯定されるかを、ステップ511 おける判断が肯定されるまで、ステップ501 505→511の判断処理を繰り返している。まず ステップ501では、議事録データを受信した 否かを判断する。上述のように、メインプ ジェクタ100から、議事録データが送信され 場合には、ステップ501の判断が肯定される

 ステップ501における判断が肯定されると ステップ503に進む。ステップ503では、サブ ロジェクタ100は、議事録データを、RAM52に 納し、その格納アドレスの情報を、リンク 報として、メインプロジェクタ100に送信す 。例えば、「Page1.txt」の格納アドレスが、 0x001」であった場合には、「0x001」を、メイ プロジェクタ100に送信する。なお、アドレ 「0x~」は、16進数で表現されたアドレスで ることを示している。

 メインプロジェクタ100は、次のステップ4 05において、このリンク情報を取得し、プレ リストのリンク情報を、取得した情報に更 する。例えば、図3(B)に示されるように、「 Page1.jpg」の対応するリンク情報を、サブプロ ジェクタ100のRAM52上のアドレス情報「0x001」 更新する。

 図5に戻り、メインプロジェクタ100は、ス テップ415において、プレイリスト内のすべて のスライドショー画像データに対応するリン ク情報の生成が完了したか否かを判断する。 ここでは、まだ、表示番号1の「Page1.jpg」の ンク情報だけが、作成された状態であるの 、判断は否定され、ステップ401に戻る。一 、サブプロジェクタ100は、ステップ503実行 、ステップ505→511の判断を行ってステップ50 1に戻り、再び、ステップ501→505→511の判断 理を繰り返すようになる。

 メインプロジェクタ100は、ステップ401に いて、今回の投影対象となる画像データに 対応する議事録データのリンク情報がある 否かを、読み込んだプレイリストを参照し 判断する。例えば、図3(A)のプレイリストに おいて、今回の投影対象となる画像データが 2番目の「Page2.jpg」である場合には、リンク 報が存在しないので、判断は否定され、ス ップ411に進む。

 ステップ411において、メインプロジェク 100は、サブプロジェクタ100に対して、議事 データの新規作成を指示する。一方、サブ ロジェクタ100では、ステップ505において、 事録データの新規作成が指示されたか否か 判断している。したがって、新規作成の指 を受けると、この判断が肯定され、サブプ ジェクタ100では、ステップ507、509を実行す 。ステップ507では、サブプロジェクタ100は 議事録データを新規作成する。具体的には RAM52上に議事録データの領域を確保する。 えば、「Page2.jpg」に対応する議事録データ 格納領域として、「0x00100」が確保される。 して、次のステップ509では、確保した議事 データのRAM52上の先頭アドレスを、リンク 報として、メインプロジェクタ100に送信す 。例えば上述のように、「0x00100」が確保さ た場合には、「0x00100」をメインプロジェク タ100に送信する。

 メインプロジェクタ100は、ステップ413に いて、この議事録データの格納アドレスを ンク情報として取得する。例えば、図3(B)に 示されるように、「Page2.txt」のリンク情報と して、議事録データの格納アドレス「0x00100 が設定される。

 次のステップ415では、メインプロジェク 100は、全画像データに対してリンク情報の 成が完了したか否かを判断する。ここでは まだ、2番目までのスライドショーの画像デ ータのリンク情報が作成された段階なので、 判断は否定され、ステップ401に戻る。一方、 サブプロジェクタ100は、ステップ509実行後、 ステップ511の判断を行ってステップ501に戻り 、再び、ステップ501→505→511の判断処理を繰 り返すようになる。

 以降、メインプロジェクタ100は、プレイ スト上の画像データに対応するリンク情報 すべて作成されてステップ415における判断 肯定されるまで、ステップ401→403→405→415 又は、ステップ401→411→413→415を繰り返す 一方、サブプロジェクタ100は、メインプロ ェクタ100からの指示を受けて、ステップ503 おけるリンク情報の送信と、ステップ507、5 09における議事録データの新規作成、議事録 ータのリンク情報の送信とのいずれかを行 。これらの動作により、例えば、図3(B)に示 されるプレイリストが完成する。

 リンク情報生成が完了し、ステップ415に ける判断が肯定されると、メインプロジェ タ100は、ステップ417に進む。ステップ417で 、メインプロジェクタ100は、サブプロジェ タ100に対し、プレイリストの作成の完了メ セージを送信し、リンク情報の作成処理の ブルーチンを終了する。これを受けて、サ プロジェクタ100でも、ステップ511における 断が肯定され、リンク情報の作成処理のサ ルーチンを終了する。

 図4に戻り、リンク情報の作成処理のサブ ルーチン(ステップ203、303)終了後、メインプ ジェクタ100、サブプロジェクタ100は、とも 、ステップ205、305において、投影処理のサ ルーチンを実行する。図6には、この投影処 理のサブルーチンのフローチャートが示され ている。図6に示されるように、メインプロ ェクタ100は、まず、ステップ601において、 レイリストに従って、画像データを取得す 。例えば、表示番号1番の「Page1.jpg」が取得 れる。

 次に、メインプロジェクタ100は、ステッ 603において、対応する議事録データのリン 情報をプレイリストから取得する。ここで 例えば、「Page1.jpg」に対応するリンク情報 0x001」が取得される。次に、メインプロジ クタ100は、ステップ605において、対応する 事録データのリンク情報をサブプロジェク 100に通知する。そして、ステップ609におい 、メインプロジェクタ100は、画像データを 影する。これにより、「Page1.jpg」が投影領 S1上に投影されるようになる。ステップ609終 了後は、このサブルーチンを終了する。

 一方、サブプロジェクタ100は、ステップ7 05において、リンク情報が受信されるのを待 ている。リンク情報を受信すると、この判 が肯定され、ステップ707に進む。ステップ7 07では、リンク先のアドレスの議事録データ 取得する。例えば、「0x001」が受信された ンク情報である場合には、RAM52上の「0x001」 格納されたデータを、議事録データとして 得する。そして、次のステップ709では、サ プロジェクタ100は、テキストエディタを起 して、議事録データを書き込み可能にオー ンするとともに、取得された議事録データ( すなわち、「Page1.txt」)の内容を投影領域S2上 に投影する。ステップ709終了後は、このサブ ルーチンを終了する。

 このように、投影処理のステップ205、305 より、画像データと、それに対応する議事 データとが、ほぼ同時に投影されるように る。

 図4に戻り、投影処理のサブルーチン205終 了後、メインプロジェクタ100は、ステップ207 に進む。ステップ207では、メインプロジェク タ100は、スライドショーの表示スライドの切 替指示を検出したか否かを判断する。この判 断が肯定された場合にのみ、ステップ209にお いて、切替指示に従って、画像データの取得 先を変更する。例えば、1番目の表示スライ (すなわち、「Page1.jpg」)から2番目のスライ (すなわち、「Page2.jpg」)への表示スライドの 切替指示が検出された場合には、ステップ209 において、画像の取得先を「Page2.jpg」に変更 する。なお、ここで、前述したように、サブ プロジェクタ100が投影する画像も、「Page2.txt 」の内容に切替えられるようになる。

 この後、メインプロジェクタ100は、ステ プ211において、スライド表示の終了指示を 出したか否かを判断する。ここでは、例え 、スライドショーアプリケーションソフト ェアが終了したか否かで判断が行われる。 の判断が否定されればステップ205に戻り、 定されればステップ212に進む。ここでは、 断が否定され、ステップ205に戻るものとす 。

 一方、サブプロジェクタ100は、投影処理 サブルーチン終了後、ステップ307に進む。 テップ307では、パソコン120のキーボードの 作によるキーコマンドが検出されたか否か 判断する。この判断が肯定された場合にの 、ステップ309において、キー入力による議 録データの内容の更新、すなわち編集が行 れる。これにより、パソコン120のキーボー から入力されたキー操作の内容が、議事録 ータの内容に反映されるようになる。この 、サブプロジェクタ100は、ステップ311にお て、メインプロジェクタ100からの終了メッ ージを受信したか否かを判断する。この判 が否定された場合にはステップ305に戻り、 定された場合にはステップ313に進む。ここ は、まだ終了メッセージを受信していない で判断は否定され、ステップ305に戻る。

 この後、メインプロジェクタ100、サブプ ジェクタ100は、再び、投影処理のステップ2 05、305を実行する。ここで、表示スライドが り替えられていた場合には、ステップ205、3 05において、メインプロジェクタ100によって 影される表示スライドの画像データと、サ プロジェクタ100によって投影される議事録 ータとが、同時して切り替えられるように る。

 以降、メインプロジェクタ100では、この テップ211における判断が肯定されるまでス ップ205→207(→209)→211の処理が繰り返され 。また、サブプロジェクタ100では、ステッ 311における判断が肯定されるまで、ステッ 305→307(→309)→311が繰り返される。

 スライドショーソフトウェアが終了し、 テップ211における判断が肯定されると、メ ンプロジェクタ100は、ステップ212に進み、 ブプロジェクタ100に終了メッセージを送信 、ステップ213の表示スライド終了のサブル チンを行う。一方、終了メッセージを受け サブプロジェクタ100では、ステップ311での 断が肯定され、ステップ313に進み、表示ス イド終了のサブルーチンを行う。

 図7には、メインプロジェクタ100、サブプ ロジェクタ100における表示スライドの終了の サブルーチンのフローチャートが示されてい る。図7に示されるように、まず、メインプ ジェクタ100は、ステップ801において、リン 形式の変更があるか否かを判断する。ここ 、リンク形式とは、画像データと議事録デ タとを関連付ける情報の形式(種別)をいう。 例えば、本実施形態では、ファイル名の一部 を、画像データと議事録データとで一致させ ることにより、両者を関連付けていたが、他 の方法により、両者を関連付けることも可能 である。例えば、両ファイルのパス、すなわ ちフォルダを同一にすることにより、両者を 関連付けることが可能である。したがって、 ここでは、リンク形式が変更されたか否かを 判断して、変更されたリンク形式に従って、 画像データと議事録データとを関連付けて保 存できるように、リンク形式の変更の有無を 判別している。そこで、この判断が肯定され た場合にのみ、メインプロジェクタ100は、ス テップ803において、画像データと、議事録デ ータの保存先でのリンク形式を指定する。

 次のステップ805では、メインプロジェク 100は、プレイリストを参照し、ステップ807 は、議事録データの要求をサブプロジェク 100に送信する。

 一方、サブプロジェクタ100は、まず、ス ップ907で、議事録データの要求を検出した 否かを判断し、この判断が肯定された場合 のみステップ909で、議事録データを、メイ プロジェクタ100に送信する。すなわち、サ プロジェクタ100は、メインプロジェクタ100 よって要求された議事録データを、メイン ロジェクタ100に送信する。

 メインプロジェクタ100は、ステップ809に いて議事録データを取得し、ステップ811に いて、所定のリンク形式で、保存する。こ で、リンク形式として、「ファイル名」が 定されていれば、図3(C)に示されるプレイリ ストに従って、議事録データがファイルとし て保存されるようになる。そして、ステップ 813では、全てのファイルの保存が完了したか 否かを判断する。この判断が否定されれば、 ステップ805に戻り、肯定されれば、ステップ 815に進む。以降、ステップ813における判断が 肯定されるまで、ステップ805→807→809→811→ 813が繰り返される。ステップ813における判断 が肯定されると、ステップ815に進み、プレイ リストを保存し、ステップ817に進み、スライ ドショーの終了通知をサブプロジェクタ100に 送信し、表示スライドの終了のサブルーチン を終了する。

 一方、サブプロジェクタ100は、スライド ョーの終了通知を受信し、ステップ911にお る判断が肯定されるまで、ステップ907→909 911が繰り返されている。メインプロジェク 100からスライドショーの終了通知を受信す と、この判断が肯定され、表示スライドの 了のサブルーチン処理を終了する。なお、 こでテキストエディタも終了する。

 以上の動作により、図4に示されるメイン プロジェクタ100及びサブプロジェクタ100の処 理が終了する。

 以上詳細に説明したように、本実施形態 係る表示システム200は、メインプロジェク 100と、サブプロジェクタ100とを備えている メインプロジェクタ100は、スライド画像を 影するとともに、スライド画像に関連付け れた議事録データが有る場合には、その議 録データのリンク情報を、USBケーブル105を してサブプロジェクタ100に送信する。また サブプロジェクタ100は、USBケーブル105を介 て受信されたリンク情報を受信し、受信さ た情報に基づいて、スライド画像に関連付 られた議事録データを書き込み可能とする ともに、その議事録データの内容に相当す 画像を投影する。このようにすれば、画像 その画像に関連する議事録データの内容と 、同期して投影させ、さらに、自動的に、 キストエディタを起動し、その議事録デー を、編集できる状態とすることができるよ になる。この結果、画像と議事録データの 影と、議事録データの編集とを並行して行 うとするユーザの負担を軽減することがで る。

 また、本実施形態によれば、スライド画 に関連付けられた議事録データがない場合 は、議事録データが自動に新規作成される うになる。これにより、ユーザが議事録デ タを新規作成する必要がなくなるので、ユ ザの作業負担を軽減することができる。

 また、本実施形態によれば、スライド画 に関連付けられた議事録データがある場合 は、メインプロジェクタ100からサブプロジ クタ100に対して、自動的に送信されるよう なる。これにより、ユーザが、スライド画 に関連付けられた議事録データを探して、 き込み可能にファイルオープンする必要が くなるので、ユーザの作業負担を軽減する とができる。

 また、本実施形態によれば、メインプロ ェクタ100によって投影される画像は、外部 力によって切替可能である。外部入力が切 替えられるたびに、サブプロジェクタ100に って投影される議事録データの内容も、画 に対応するものに切り替えられる。このよ にすれば、投影される画像と議事録データ の切り替えを、自動的に同期させることが 能となるためユーザの負担を軽減すること できる。

 また、本実施形態によれば、議事録デー は、画像と関連付けて一括保存される。常 、画像の投影終了時に、最新の議事録デー が保存される。このようにすれば、画像デ タと、議事録データとの関連付けが容易と るので、議事録データの管理が容易となる

 また、本実施形態によれば、議事録デー は、スライド画像と関連付けられて、USBメ リ101に格納される。これにより、スライド 像と関連する議事録データの管理が容易と る。

 また、本実施形態によれば、ファイル名 一部やフォルダなどによって、画像データ 議事録データとが関連付けられているので 関連付けられた議事録データを探索するの 容易となる。このように、画像データと、 事録データとの関連付けは、各ファイルの ロパティの設定により行うことも可能であ 。例えば、拡張子、タイトル、表題、作成 、カテゴリ、キーワード、コメントなどの 種プロパティを用いて、関連付けを行うこ ができる。例えば、議事録データのファイ のプロパティに、画像データのファイル名 設定しておけばよい。

 なお、画像データに対して議事録データ 複数ある場合には、その議事録データのフ イル名の一部に通し番号を付けると、ファ ル管理がより容易となる。

 この他、画像データと、議事録データと 関連性が記述されたテーブルファイルをUSB モリ101に格納しておき、メインプロジェク 100が、そのテーブルファイルを読み込んで そのテーブルファイルに基づいて、画像デ タと、議事録データとの関連付けを行うよ にしてもよい。

 また、本実施形態によれば、表示システ では、メインプロジェクタもサブプロジェ タも、同じ構成を有するプロジェクタ100で るものとした。プロジェクタ100は、画像デ タに関連付けられた議事録データのリンク 報を、USBケーブル105を介して送信するモー と、USBケーブル105を介して受信されたリン 情報を受信し、受信された情報に基づいて 画像データに関連付けられた議事録データ 書き込み可能とするとともに、その議事録 ータの内容に相当する画像を投影するモー とのいずれかに切替可能であり、いずれの ードでも動作可能となっている。このよう すれば、いずれのプロジェクタ100でも、画 データ又は議事録データを他のプロジェク と連携して投影可能となるため、表示シス ム200のフレキシブルな運用が可能となる。 た、この表示システム200を実現するために 、同型のプロジェクタ100を製造すればよい で、システム全体の製造コストを低減する とも可能となる。

 なお、本実施形態では、メインプロジェ タ100からサブプロジェクタ100に議事録デー 自体を送信したが、議事録データの所在地 示す情報などを送信し、サブプロジェクタ1 00が、例えばパソコン120などから、議事録デ タを取得するようにしてもよい。このよう 、各種ファイルの格納場所は適宜変更可能 ある。

 以上述べたように、本発明の表示システ 及びプロジェクタは、プレゼンテーション 会議などに用いられるのに適している。