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Title:
ELECTRIC CONNECTOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/025242
Kind Code:
A1
Abstract:
An electric connector capable of fixing even a small connection terminal by large locking force. Two housings (21) having a plurality of connection terminals (11) fixed are placed vertically symmetrically with their open surfaces facing each other, and a holder (31) having a lock (33) is interposed between the open surfaces of the housings (21). Further, an assembly of the housings (21) and the holder (31) is accommodated in an outer cover (41), and a bottom cover (42) is fixed to the bottom of the outer cover (41). Thus, the connection terminals (11) are rigidly prevented from moving backward and vertically by the housings (21) and the holder (31) and from moving forward by a front wall (44) of the outer cover (41).

Inventors:
AMBO TSUGIO (JP)
TANAKA YOSHIKAZU (JP)
HIROSE TETSU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/064640
Publication Date:
February 26, 2009
Filing Date:
August 15, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI CABLE IND LTD (JP)
AMBO TSUGIO (JP)
TANAKA YOSHIKAZU (JP)
HIROSE TETSU (JP)
International Classes:
H01R13/42
Foreign References:
JPH09213402A1997-08-15
JP2003142194A2003-05-16
JPH10214650A1998-08-11
Attorney, Agent or Firm:
HIBIYA, Yukihiko (19-31 Nishiaraisakaecho 1-chom, Adachi-ku Tokyo 43, JP)
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Claims:
 前部に接続端子の基部を個々に保持する複数の筒部を有し、後部の片面を開放面として前記接続端子の圧着部を配置するハウジングと、前記接続端子を装着した前記ハウジングの前記開放面を閉塞すると共に前記接続端子の後方への移動を防止する係止部を有するホルダと、前記接続端子を取り付けたハウジングとホルダとの組立体を覆う外装カバーとから成ることを特徴とする電気コネクタ。
 前記ハウジングの開放面には複数の前記接続端子を区分する仕切壁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
 2つの前記ハウジングの前記開放面同士を向き合わせ、これらの間に、上下両面に前記係止部を設けた前記ホルダを介在させたことを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
 前記外装カバーは前壁、上壁、両側壁を有し、底部に底部カバーを嵌合するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
 前記外装カバーは前記底部を開放した状態で前記組立体を装着し、その後に前記底部を前記底部カバーにより閉止することを特徴とする請求項4に記載の電気コネクタ。
 前記外装カバーの前壁には、前記接続端子に対し相手側接続端子が入り込む端子挿通孔を設けたことを特徴とする請求項4に記載の電気コネクタ。
Description:
電気コネクタ

 本発明は、小型の接続端子を収容するた の電気コネクタに関するものである。

 例えば、自動車等の電気回路の接続に用 られる接続端子は、自動車の軽量化のため 益々小型化されつつある。

 一般に、電気コネクタのハウジング内に いて、収納した接続端子の係止は、ハウジ グ内に設けられた可撓性の係止ランスによ ている。

 しかし、接続端子が極度に小型化される 、射出成型によりハウジング内に係止ラン を成型することが困難となり、成型しても の大きさが小さいために係止力は弱いもの ある。

 この問題を解決するために、ハウジング 後部に図18に示すリアホルダ1を取り付ける うにし、このリアホルダ1に接続端子ごとに 係止ランス2を付設することが、例えば特許 献1に開示されている。

 しかし、このような構成によっても、な 例えばピッチ間1.5mmの小型の接続端子に対 る係止ランス2の成型は困難であり、係止力 十分ではない。

特開2004-39535号公報

 本発明の目的は、上述の課題を解消し、 型の接続端子であっても、大きな係止力に り接続端子を固定し得る電気コネクタを提 することにある。

 上述の目的を達成するための本発明に係 電気コネクタの技術的特徴は、前部に接続 子の基部を個々に保持する複数の筒部を有 、後部の片面を開放面として前記接続端子 圧着部を配置するハウジングと、前記接続 子を装着した前記ハウジングの前記開放面 閉塞すると共に前記接続端子の後方への移 を防止する係止部を有するホルダと、前記 続端子を取り付けたハウジングとホルダと 組立体を覆う外装カバーとから成ることに る。

 本発明に係る電気コネクタによれば、接 端子の寸法がより小型化した場合において 、係止ランスを用いることがなく、ハウジ グ内の接続端子に対する係止部を有するホ ダを取り付けるので、大きな端子係止力を 保できる。

接続端子の平面図である。 接続端子の一部を切欠した縦断面図で る。 図2のA-A線に沿った横断面図である。 ハウジングの斜視図である。 縦断面図である。 底面図である。 ホルダの斜視図である。 縦断面図である。 外装カバーの斜視図である。 縦断面図である。 底部カバーの斜視図である。 ハウジングとホルダを仮係合した状態 の斜視図である。 ハウジングに接続端子を挿入した状態 の縦断面図である。 ハウジングとホルダとを本係合した状 態の斜視図である。 ハウジングとホルダとを本係合した状 態の縦断面図である。 ハウジングとホルダの組立体を外装カ バーに装着した状態の縦断面図である。 外装カバーに底部カバーを取り付けた 状態の縦断面図である。 従来例のリアホルダの斜視図である。

符号の説明

 11 接続端子
 12 接続部
 13 中間部
 14 圧着部
 15 電線
 16 切込部
 21 ハウジング
 22 角筒部
 26、34 仕切壁
 31 ホルダ
 32 基板
 33 係止部
 41 外装カバー
 42 底部カバー

 本発明を図1~図17に図示の実施例に基づい て詳細に説明する。

 図1は使用する接続端子の平面図、図2は 部を切欠した縦断面図、図3は図2のA-A線に沿 った横断面図である。導電金属板を打ち抜き 折曲して成る接続端子11の前部には、基部と る相手側の挿込端子が嵌入する筒状の接続 12が設けられ、中間部13を経た後部に圧着部 14によって電線15が接続されている。また、 続部12の底部には切込部16が形成されている

 図4は合成樹脂から成るハウジング21の斜 図、図5は縦断面図、図6は底面図であり、 実施例では2個のハウジング21が用いられる ハウジング21は例えば6個の接続端子11を装着 可能であり、その前部には、接続端子11の接 部12を個々に保持するための長手方向を向 6個の角筒部22が配列されている。角筒部22の 底部には可撓片23が設けられ、可撓片23の内 には後方に傾斜面を有し前方に垂直壁を持 爪部24が設けられている。

 また、ハウジング21の後部の片面は開放 とされ、その両側には側板25が設けられ、側 板25間の開放面上には長手方向に沿って6個の 接続端子11を区分するための5個の仕切壁26が けられている。更に、ハウジング21の角筒 22の両側及び側板25の外側には、長手方向を く上下2個ずつの係合溝部27a、27b及び28a、28b がそれぞれ形成されている。

 図7は合成樹脂から成るホルダ31の斜視図 図8は縦断面図である。このホルダ31の基板3 2の前面の上下両面には、各接続端子11の接続 部12の後部に係合して、各接続端子11の後方 動を規制するための壁状の係止部33が形成さ れ、更に接続端子11を仕切る仕切壁34が設け れている。

 また、基板32の両側には側板35が設けられ ており、側板35の前後両端にはハウジング21 係合溝部27a、27b及び28a、28bに係合する爪状 係合部36a、36b及び37a、37bが上下2個ずつ形成 れている。

 図9は合成樹脂から成る外装カバー41の斜 図、図10は縦断面図、図11は底部カバー42の 視図である。外装カバー41は上壁43、前壁44 両側壁45が一体に構成されている。外装カ ー41の前壁44には、ハウジング21の角筒部22に 連通し、相手側接続端子が挿通される上下2 左右6列の端子挿通孔46が形成されている。 た、外装カバー41の上壁43の上部には、相手 コネクタの例えば外装カバーと錠止するた の錠止レバー47が設けられ、錠止レバー47に は錠止突起48が形成され、錠止レバー47は押 部49により操作できるようになっている。

 外装カバー41の底部の隅角部には、外装 バー41の底部を閉止する底部カバー42を固定 るための孔部50が設けられ、底部カバー42に はこれらの孔部50に嵌合する突起51が設けら ている。

 図12に示すように2個のハウジング21の開 面を向き合わせて上下対称に配置し、ハウ ング21の開放面の間にホルダ31を介在して、 ルダ31の側板35に設けた係合部36a、37aをハウ ジング21の係合溝部27b、28bに仮係合する。

 この状態において、接続端子11をハウジ グ21の後方から仕切壁26を案内として先端の 続部12が角筒部22に十分に入るまで挿入する 。図13に示すように、接続端子11はハウジン 21の角筒部22への挿入により上下方向の移動 防止されると共に、爪部24の切込部16への嵌 入により、接続端子11はハウジング21に係止 れる。

 この状態において、図14に示すようにハ ジング21の開放面を更に閉塞するように、ハ ウジング21をホルダ31側に押し込む。つまり ホルダ31の係合部36a、36bをハウジング21の係 溝部27a、27bに係合し、係合部37a、37bを係合 部28a、28bに係合して、2個のハウジング21と ルダ31を嵌合する。

 これにより、ハウジング21とホルダ31とは 本係合され、図15に示すように接続端子11の 続部12の上壁の後端にホルダ31の係止部33が 接することにより、接続端子11の後抜けが防 止されることになる。

 このようにして、接続端子11を組込んだ ウジング21、ホルダ31の組立体を、図16に示 ように外装カバー41内に装着すると、ハウジ ング21、ホルダ31は外装カバー41に、図示しな い錠止機構により固定される。その後に図17 示すように底部カバー42を外装カバー41に嵌 合して、孔部50、突起51を用いて固定する。 お、底部カバー42は外装カバー41に対して別 でなくとも、外装カバー41と一体にしてヒ ジにより連結するようにしてもよい。そし 、この外装カバー41の前壁44により、接続端 11の前方向の移動が規制される。

 この状態において、小型の接続端子11は ウジング21、ホルダ31、外装カバー41により 後方向及び上下方向への移動が強固に防止 れることになる。そして、この電気コネク は錠止レバー47を用いて相手側電気コネクタ と嵌合し、接続端子同士の接続により機能が 発揮される。

 なお、施例においては、2個のハウジング 21をホルダ31に対し上下に重ね合わせたが、 部又は下部のみでもよく、この場合のホル 31には片側のみに係止部33を設ければよい。 して、外装カバー41もその形状に適合した のを使用すればよい。

 なお、上述の実施例においては雌型の接 端子11をハウジング21に取り付けることにつ いて説明したが、雄型の接続端子であっても 同様に構成することができる。