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Patent Searching and Data


Title:
ELECTROMAGNETIC CONTACTOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/060724
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is an electromagnetic contractor having reduced dimensions. In the electromagnetic contactor, a power supply conductor is arranged to orthogonally intersect with the longitudinal direction of a fuse. Thus, the dimension in the depth direction of the electromagnetic contactor is reduced, and the height dimension of the electromagnetic contactor is reduced by the amount that the longitudinal direction of a switch is arranged in the same direction as the longitudinal direction of the fuse.

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JPS5586314ENCLOSED SWITCHBOARD
Inventors:
NAKANO RYUICHI
KODAMA TOSHIHIRO
YAMAKAWA HIROSHI
SUZUKI NOBUO
FUKUSHIMA KAZUHIRO
Application Number:
PCT/JP2008/069204
Publication Date:
May 14, 2009
Filing Date:
October 23, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MEIDENSHA ELECTRIC MFG CO LTD (JP)
NAKANO RYUICHI
KODAMA TOSHIHIRO
YAMAKAWA HIROSHI
SUZUKI NOBUO
FUKUSHIMA KAZUHIRO
International Classes:
H02B11/26; H01H85/02
Foreign References:
JPH11341625A1999-12-10
JPH054709U1993-01-22
JPH1080018A1998-03-24
JPS4928589Y11974-08-03
Attorney, Agent or Firm:
HASHIMOTO, Takeshi et al. (Ekisaikai Bldg.1-29, Akashi-ch, Chuo-ku Tokyo 44, JP)
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Claims:
複数相の電源導体からの電力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体に供給する電磁接触器において、
電磁接触器の奥行側に長手方向が向くように電磁接触器内にヒューズを配置し、ヒューズの長手方向と直交する電源導体をヒューズの長手方向側面に対向するように配置し、ヒューズと電源導体とを電気的に接続することを特徴とする電磁接触器。
複数相の電源導体からの電力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体に供給する電磁接触器において、
 電磁接触器の奥行側に長手方向が向くように電磁接触器内にヒューズと開閉器とをそれぞれ同一平面に配置し、ヒューズの長手方向と直交する電源導体をヒューズの長手方向側面に対向配置し、ヒューズと電源導体とを電気的に接続することを特徴とする電磁接触器。
複数相の電源導体からの電力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体に供給する電磁接触器において、
 電磁接触器の奥行側に長手方向が向くように電磁接触器内にヒューズを配置し、長手方向がヒューズの長手方向と同方向に配置された開閉器の一方側にヒューズを重ね合わせ、ヒューズの長手方向と直交する電源導体をヒューズの長手方向側面に対向配置し、ヒューズと電源導体とを電気的に接続することを特徴とする電磁接触器。
複数相の電源導体からの電力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体に供給する電磁接触器において、
対向配置されたヒューズと開閉器との長手方向が垂直方向に向くように配置し、ヒューズの長手方向と同方向に伸びると共に、ヒューズ長手方向側面に対向して電源導体を配置し、ヒューズと電源導体とを電気的に接続することを特徴とする電磁接触器。
複数相の電源導体からの電力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体に供給する電磁接触器において、
 電磁接触器の中間支持板に電磁接触器の奥行側に長手方向が向くようにヒューズを配置し、ヒューズの長手方向と直交するように電源導体をヒューズの長手方向側面と対向配置し、ヒューズ配置面と反対側中間支持板に電磁接触器の奥行側に長手方向が向くように開閉器を取付け、ヒューズと開閉器と電磁接触器床面との間に変圧器及び変流器を配置し、変圧器の一次側充電部と変流器の充電部とを変圧器及び変流器より上側に配置されたヒューズと開閉器とに電気的に接続することを特徴とする電磁接触器。
複数相の電源導体からの電力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体に供給する電磁接触器において、
 電磁接触器の中間支持板に電磁接触器の奥行側に長手方向が向くようにヒューズを配置し、ヒューズの長手方向と直交するように電源導体を配置し、ヒューズ配置面と反対側中間支持板に電磁接触器の奥行側に長手方向が向くように開閉器を取付け、ヒューズと開閉器と電磁接触器床面との間に変圧器及び変流器を配置し、変圧器の一次側充電部と変流器の充電部とを変圧器及び変流器より上側に配置されたヒューズと開閉器に接続し、変流器の充電部と接続した負荷側接触子を負荷導体引出部に接続し、負荷導体引出部は電磁接触器奥行を塞ぐ背面接地部と、電磁接触器床面と対向するヒューズと変流器との間に配置することを特徴とする電磁接触器。
Description:
電磁接触器

 本発明は複数相の電源導体からの電力を ューズ及び開閉器を経由して負荷導体に供 する電磁接触器に関する。

 一般に受変電設備では日常の運転停止に 開閉器を使用し、開閉器により負荷電流を 気的に開閉している。日常の負荷電流以上 電流つまり事故電流はヒューズを溶断して 断するタイプの開閉器がある。この開閉器 ヒューズ付電磁接触器と呼ぶ(以下、電磁接 触器と略す)。一般に従来の電磁接触器では 平に配置されたヒューズの長手方向と開閉 の長手方向とが直交方向に配置されている で、高さ方向が高くなる欠点がある。

 また、従来の電磁接触器の技術として、図9 に示す電磁接触器収納盤101においては、筐体 102内に配置された開閉器(負荷遮断器または 磁接触器)103は、隔壁104に設けた入力側の断 部105に接続されている。断路部105に接続さ た電源導体106は、開閉器103の上側電源107に 続されている。出力側の断路部108に接続さ た負荷導体109は、筐体102内を塞ぐ背面接地 110側の奥行方向に延びている。なお、111は 記負荷導体109に接続された変流器、112はケ ブルヘッドである。(例えば特許文献1参照)
 また、図10に示す電磁接触器201においては 隔壁202にある断路部203に接続されている。 路部203に接続された電源導体204および負荷 体205は電磁接触器の筐体を塞ぐ背面接地部20 6側の奥行方向に延びている。(例えば特許文 2参照)

特開昭58-163207号公報

特開昭58-29307号公報

 前記従来技術では、電磁接触器は高さ方 の寸法H及び奥行方向の寸法Wが大きくなる 点を生じるばかりではなく、電磁接触器の 行方向が長くなるために電磁接触器内の部 と取付け作業が容易でない。

 本発明の目的は、奥行及び高さ寸法を縮 し、小型の電磁接触器を提供することにあ 。

 本発明の第1は、複数相の電源導体からの電 力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体 に供給する電磁接触器において、
電磁接触器の奥行側に長手方向が向くように 電磁接触器内にヒューズを配置し、ヒューズ の長手方向と直交する電源導体をヒューズの 長手方向側面に対向するように配置し、ヒュ ーズと電源導体とを電気的に接続した。

 本発明の第2は、複数相の電源導体からの電 力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体 に供給する電磁接触器において、
 電磁接触器の奥行側に長手方向が向くよう 電磁接触器内にヒューズと開閉器とをそれ れ同一平面に配置し、ヒューズの長手方向 直交する電源導体をヒューズの長手方向側 に対向配置し、ヒューズと電源導体とを電 的に接続した。

 本発明の第3は、複数相の電源導体からの電 力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体 に供給する電磁接触器において、
 電磁接触器の奥行側に長手方向が向くよう 電磁接触器内にヒューズを配置し、長手方 がヒューズの長手方向と同方向に配置され 開閉器の一方面にヒューズを重ね合わせ、 ューズの長手方向と直交する電源導体をヒ ーズの長手方向側面に対向配置し、ヒュー と電源導体とを電気的に接続した。

 本発明の第4は、複数相の電源導体からの電 力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体 に供給する電磁接触器において、
対向配置されたヒューズと開閉器との長手方 向が垂直方向に向くよう配置し、ヒューズの 長手方向と同方向に伸びると共に、ヒューズ 長手方向側面に対向して電源導体を配置し、 ヒューズと電源導体とを電気的に接続した。

 本発明の第5は、複数相の電源導体からの電 力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体 に供給する電磁接触器において、
 電磁接触器の中間支持板に電磁接触器の奥 側に長手方向が向くようにヒューズを配置 、ヒューズの長手方向と直交するように電 導体をヒューズの長手方向側面と対向配置 、ヒューズ配置面と反対側中間支持板に電 接触器の奥行側に長手方向が向くように開 器を取付け、ヒューズと開閉器と電磁接触 床面との間に変圧器及び変流器を配置し、 圧器の一次側充電部と変流器の充電部とを 圧器及び変流器より上側に配置されたヒュ ズと開閉器とに電気的に接続した。

 本発明の第6は、複数相の電源導体からの電 力をヒューズ及び開閉器を経由して負荷導体 に供給する電磁接触器において、
 電磁接触器の中間支持板に電磁接触器の奥 側に長手方向が向くようにヒューズを配置 、ヒューズの長手方向と直交するように電 導体を配置し、ヒューズ配置面と反対側中 支持板に電磁接触器の奥行側に長手方向が くように開閉器を取付け、ヒューズと開閉 と電磁接触器床面との間に変圧器及び変流 を配置し、変圧器の一次側充電部と変流器 充電部とを変圧器及び変流器より上側に配 されたヒューズと開閉器に接続し、変流器 充電部と接続した負荷側接触子を負荷導体 出部に接続し、負荷導体引出部は電磁接触 奥行を塞ぐ背面接地部と、電磁接触器床面 対向するヒューズと変流器との間に配置し 。

本発明の電磁接触器によれば、長手方向に配 置された各相のヒューズの長手方向側面と直 交するように電源導体を対向配置するように した分だけ、電磁接触器と電源導体の組み合 わせによる奥行寸法を縮小できるので、電磁 接触器の筐体の奥行きを縮小できると共に奥 行方向での取付け作業などが容易にできる。
また、開閉器の長手方向を高さ方向に配置し たのに比べて、本発明では開閉器の長手方向 をヒューズの長手方向と同方向に配置した分 だけ、電磁接触器の高さ寸法を縮小できる。
この結果、電磁接触器と電源導体の組み合わ せによる奥行寸法を縮小できるので、筐体の 奥行寸法を薄型化できるようになった。また 、電磁接触器の高さ寸法を低く出来るので、 電磁接触器を積重ねる多段積型電磁接触器筐 体を小型に製作することができ、または、同 一高さの筐体において、従来よりも多くの電 磁接触器を積むことができるようになった。

 (実施例1)
 本発明に係わる実施形態について、図1A,B,C 図2ないし図6を用いて説明する。

 図1A,B,Cは本発明の実施形態に係わる電磁 触器の縦断面図であり、図2は図1のA-A線断 図、図3は図1のB-B線断面図、図6は図1のC-C線 面図である。図1及び図2及び図3は電気的に 続した状態である。

 図1ないし図3及び図6に示すように、電磁 触器1は、複数相の電源導体2からの電力を ューズ3及び開閉器4を経由して負荷導体引出 部5に供給する。

 電磁接触器1は、筐体6内に収容されてい 。筐体6は、一端に挿入口7を有し、挿入口7 反対側の奥行側を背面接地部8で塞いで箱型 構成されている。

 電磁接触器1は、電磁接触器床面9を有す 。電磁接触器床面9には車輪10が設けられて る。電磁接触器1は、車輪10により挿入口7と 面接地部8との間を移動できるようになって いる。

 電磁接触器1は、ヒューズ3と開閉器4の中 に絶縁部材からなる中間支持板11を備えて る。

 中間支持板11は、例えば図3に示すように 電磁接触器床面9に複数の支持柱12により支 されている。また、図2に示すように、支持 柱12は、ネジ13により電磁接触器床面9に取り けられ、中間支持板11には仕切板14が取り付 けられている。また、各仕切板14と対向する 間支持板11の挿入口側と背面接地部側とに ヒューズ3を挟持するための挟持金具15A,15Bが 取付けられている。

 ヒューズ3は、背面接地部8側に長手方向 向くよう水平方向に3相分が並列配置されて る。ヒューズ3の各々は仕切板14により仕切 れている。ヒューズ3は3相とも構成が同じ ので、1相のヒューズ3について説明する。

 ヒューズ3は、筒状の本体部(以下、筒部 称する)16の両端に電源側端子17と負荷側端子 18とを有する。これらの端子17,18を挟持金具15 A,15B内に挿入し、ナット及びボルトより成る 付具19(図6参照)により挟持金具15A,15Bを締付 てヒューズ3を固定する。

 また、ヒューズ3の長手方向側面と直交す るように電源導体2が垂直配置されている。 源側端子17と電源導体2との接続は、以下の うにして行われる。図2に示すように、電源 端子17の下端側に中継導体21が接続されてい る。中継導体21は、筒部16下側(図6参照)から 部中間(電源側端子17と負荷側端子18との間) 経て筒部12と直交して電源導体2側に突出す 。この突出端に電源接触子22を取付ける。

 電源接触子22は電流容量に応じて接触子 の枚数を増減し、適宜に電流容量を調整可 になっている。電源接触子22はネジ20により 継導体21及び中間支持板11に固定されている 。

 図1Aに示すように操作部23を操作して電磁 接触器1を車輪10で移動させることにより、電 源接触子22を電源導体2に接触或いは引離すこ とにより電気的に接離する。

 電源導体2から電力は、電源接触子22と中 導体21を経由し電源側端子17から筒部16内の ューズ線(図示せず)を流れ負荷側端子18に達 する。図1Cに示すように、負荷側端子18は接 子24を介して開閉器4の可動側導体25に接続し ている。開閉器4はこの実施例では真空バル を使用している。接触子24は、上記電源接触 子22の場合と同様に電流容量に応じて接触子 の枚数を増減し、適宜に電流容量を調整可 になっている。

 上述したように、背面接地部8側に長手方 向が向くよう水平方向に配置された開閉器4 、ヒューズ3の下側に配置し、開閉器4の長手 方向を水平方向に配置した分だけ電磁接触器 1の高さを低くできるので、開閉器4の長手方 を垂直方向に配置した場合に比べて、電磁 触器1を小型化することができる。

 開閉器4の可動側導体25は、絶縁碍子26及 ワイプバネ27を介して中間支持板11から下側 伸びる表面板28を貫通して操作器23と連結さ れている。

 可動側導体25から電力は開閉器4内の接触 (図示せず)を介して固定側導体31に流れる。 固定側導体31は、中間支持板11から下側に伸 る絶縁支持部32にボルトやナットなどの締付 手段33によって取り付けられる。

 そして、操作部23を駆動して可動側導体25を 移動して可動接触点を固定接触点(図示せず) 接離し、電力の入り切りをする。
(1)このように、従来のようにヒューズ3の長 方向と同方向に電源導体2を配置したのに比 、本発明では長手方向に配置された各相の ューズ3の長手方向側面と直交するように電 源導体2を配置した分だけ、電磁接触器1と電 導体2の組み合わせの奥行方向を縮小できる ようになり、筐体の奥行寸法を縮小すること ができ、さらに、電磁接触器1の奥行方向で 取付け作業などが容易に出来るようになっ 。
(2)また、開閉器の長手方向を高さ方向に配置 したのに比べて、本発明では開閉器4の長手 向をヒューズ3の長手方向と同方向に配置し 分だけ、電磁接触器1の高さ寸法を縮小でき るようになった。またさらに、ヒューズ3の 手方向と同方向に長手方向が配置されるよ に開閉器4とヒューズ11とをそれぞれ同一平 に配置すれば、より、高さの低い薄型電磁 触器1を製作できる。
上述の(1),(2)によれば、電磁接触器1と電源導 2の組み合わせによる奥行寸法を縮小できる と共に、高さ寸法を低くでき、電磁接触器1 小型することが出来ると共に、電磁接触器 に電磁接触器1を積重ねる多段積型電磁接触 の筐体を小型に製作する、または、同じ高 の筐体であればより多くの電磁接触器を積 ことができる。また電磁接触器の高さ寸法 低く出来できることは、多段積型電磁接触 の重心が低くなり、低くい分だけ耐震性を くするなど設置したときの安定性を増すこ ができる。このことは電磁接触器1単体でも 云うことが出来る。
(3)更に、ヒューズ3の下側に開閉器4を重ね合 せて配置することにより、電磁接触器1の設 置面積を縮小可能にできる。また長手方向を 垂直に配置した開閉器4をヒューズ3の下側に 置した場合に比べて、電磁接触器1は高さを 低くした分だけ、重心が低くなり耐震性を良 くするなど設置したときの安定性を増すこと ができる。
(実施例2)
 図4は図1Aの変圧器41のP方向矢視図であり、 5は図1Bの変流器42のQ方向矢視図である。

 図1Aに示すように、電磁接触器1の中間支 板11の上面及び下面にヒューズ3及び開閉器4 を取付け、ヒューズ長手方向と、開閉器の長 手方向と電磁接触器床面9とが平行になるよ に構成し、ヒューズ3及び開閉器4と電磁接触 器床面9との間に変圧器41及び変流器42を配置 ている。変圧器41及び変流器42はネジ43によ 電磁接触器床面9に固定されている。

 図4に示すように、変圧器41は、鉄心44に 体を巻回された本体から2本の絶縁筒45が中 支持板11を貫通して、ヒューズ3の負荷側端 18近傍まで延びている。鉄心44に巻回された2 本の一次側引出線46A,46Bは、保護ヒューズ47を 介して絶縁筒45内を貫通し、図2に示すように 、1相負荷側端子48Aと2相負荷側端子48B間に接 されている。これらの一次側引出線46A,46Bは 、一次側充電部46を構成する。

 一次側充電部46は、変圧器41の上側に引き 出されている。ヒューズ3相互間の一次側充 部46からの線間電圧は、図1Cの負荷側U端子49 負荷側V端子50により測定される。

 図5に示すように、変流器42は鉄心51に巻 された導線の一次側引出線52A及び二次側引 線52Bを有し、これらの一次側引出線52A及び 次側引出線52Bは、変流器上側の開閉器4側に れぞれ引出されている。

 図1Aに示すように、一次側引出線52Aは、 閉器4の固定側導体31に接続される。一次側 出線52Aは、開閉器4と絶縁支持部32との間に 置され、ボルトとナットなどからなる締付 段33で締付けることにより、開閉器4と絶縁 持部32との間に固定される。

 二次側引出線52Bと負荷側接触子53は、ボ トとナットからなる締付手段54により固定さ れる。

 図3に示すように、負荷側接触子53は、板 に形成されていて、表裏の主面が上下面に るように配置されている。この負荷側接触 53は負荷導体引出部5に接続される。負荷導 引出部5は、板状に形成されていて表裏の主 面が左右面になるように配置されている。

 図6に示すように、負荷導体引出部5は、 縁カバー56内の負荷導体支持部57に取付けら ている。負荷側接触子53は、上記電源接触 22や接触子24の場合と同様に電流容量に応じ 接触子片の枚数を増減し、適宜に電流容量 調整可能になっている。

 図5に示すように、一次側引出線52A及び二 次側引出線52B,締付手段33は、充電部52であり 変流器42の上側の開閉器4側と接続されてい 。

 上述したように、変圧器41の一次側充電部46 及び変流器42の充電部52は、これら変圧器41及 び変流器42の上側であるヒューズ3側及び開閉 器4側に引出され、ヒューズ3及び開閉器4に接 続されていると共に、一次側充電部46の接続 置は、充電部52の接続位置に比べてより高 位置にあり、接続位置が同じ位置に有るの 比べて、絶縁距離が長くなるので、その分 け充電部の絶縁物を簡素化でき、変圧器41と 変流機2を近づけて配置することや、充電部 小型化することができるので、その結果き 電磁接触器1の高さ及び奥行方向を縮小でき 。
更に、充電部52と鉄心44とを同じ高さの位置 配置したのに比べて、この実施例3では充電 52を変圧器41の鉄心44より高い位置にある斜 に配置されていることにより、充分な絶縁 離が取れる分だけ、特に電磁接触器1の奥行 方向を縮小できる結果、ヒューズ3下側と変 器42との間に負荷側導体引出部5を配置する とが出来るようになった。結果として電磁 触器1を小型化することが出来るようになっ 。

 図3に示すように、負荷側導体引出部5は背 接地部8に引出すケーブルAまたは左右に引出 すケーブルBの2種類の引出し方法を選択する とができる。これにより引出されたケーブ Aまたは引出すケーブルBは背面または左右 引出すことが出来るから、状況に応じた引 し方法を選択できるようになるので、ケー ル引出作業が容易になった。
次に、図1Aに示す負荷側導体引出部5および絶 縁カバー56について説明する。絶縁カバー56 、背面接地部8とヒューズ3及び負荷導体引出 部5と対向する電磁接触器内に配置されてい 。絶縁カバー56は、絶縁部材例えば絶縁樹脂 材より形成されている。

 図6に示すように、絶縁カバー56は、背面 地部側のヒューズ端部を包囲するように覆 て、その内部にヒューズ端部を収納するヒ ーズ室61を形成している。ヒューズ室側面 電磁接触器床面側との間であってヒューズ 側面とヒューズ室側面との間を絶縁仕切板62 で区画された電源導体室63を形成し、該電源 体室63内にヒューズ3の長手方向と直交する うに電源導体貫通路64を形成している。電 導体2は電源導体貫通路64を垂直に貫通して る。

 絶縁仕切板62を介して隣接する電源導体 63側面間であってヒューズ室61下側に負荷導 引出室65を形成している。背面接地部8と対 する負荷導体引出室65の対向面は、開口を ている。負荷導体引出室65の天井面には負荷 導体引出部5を支持する負荷導体支持部57を有 する。

 背面接地部8と反対側のヒューズ室61及び 荷導体引出室65と電源導体室63とに入口66と 通入口67を設けている。連通入口67はヒュー ズ室61と電源導体室63と間を連通する。連通 口67は入口66側にも連通していて、入口66及 連通入口67より電源接触子22は電源導体室63 で通過できるようになっている。

 これらの入口66及び連通入口67よりヒューズ 3及び負荷側接触子53と電源接触子22を挿入し ヒューズ3及び電源接触子22と負荷側接触子5 3とはヒューズ室61及び電源導体室63と負荷導 引出室65に配置される。この場合、電源接 子22は連通入口67より障害なくヒューズ室61 電源導体室63に到達することが出来る。また 、背面接地部8とヒューズ3及び電源接触子22 の間には絶縁カバー56を配置することにより 、ヒューズ3の絶縁破壊電圧が高められる。
以上のように、本発明によれば、電磁接触器 と筐体およびその組合せ構造を小型化するこ とができるようになった。また、電磁接触器 1の小型化により、筐体6及び電磁接触器1と筐 体6の組み合わせも小型化できるようになっ 。
(実施例3)
ヒューズ3及び開閉器4の長手方向を図7、図8 示すように、垂直に配置し、ヒューズの長 方向と同方向にヒューズの長手方向側面と 向するように電源導体2を配置したので、ヒ ーズ3及び開閉器4の長手方向を水平になる うに床面に配置したのに比べて、電磁接触 1は設置面積を大幅に縮小することができる その他の構成は、実施例1、実施例2と略同 であるので重複する説明は省略する。

本発明の実施形態に係わる電磁接触器 の概略構成を示す側断面図である。 図1Aの左側部分拡大断面図である。 図1Aの右側部分拡大断面図である。 図1のA-A線断面図である。 図1のB-B線断面図である。 図1から図3に使用した変圧器の概略正 図である。 図1から図3に使用した変流器の概略正 図である。 図1のC-C線断面図である。 実施例3に係わる電磁接触器の縦断面図 である。 実施例3に係わる電磁接触器の概略側面 図である。 従来例の説明図である。 他の従来例の説明図である。

符号の説明

 1…電磁接触器、2…電源導体、3…ヒュー 、4…開閉器、5…負荷側導体引出部、6…筐 、7…挿入口、8…背面接地部、9…電磁接触 床面、10…車輪、11…中間支持板、12…支柱 13…ネジ、14…仕切板、15A,15b…挟持金具、16 …ヒューズの筒状本体部、17…電源側端子、1 8…負荷側端子、19…締付具、21…中継導体、2 2…電源接触子、23…操作部、24…接触子、25 可動側導体、26…絶縁碍子、27…ワイプバネ 31…固定側導体、32…絶縁支持部、33…締付 段、41…変圧器、42…変流器、44…鉄心、45 絶縁筒、46…一次側充電部、46A…一次側引出 線、46B…二次側引出線、47…保護ヒューズ、5 2…充電部、52A…一次側引出線、52B…二次側 出線、53…負荷側接触子、56…絶縁カバー、5 7…負荷導体支持部、61…ヒューズ室、62…絶 仕切板、63…電源導体室、64…電源導体貫通 路、65…負荷導体引出室、66…入口、67…連通 入口、51…鉄心。