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Patent Searching and Data


Title:
IMAGING DEVICE AND PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2010/047332
Kind Code:
A1
Abstract:
Information relating to an imaging location is acquired from a map information acquisition unit.  The acquired information relating to the location is superposed on video information and recorded in a recording medium.  Upon reproduction, it is possible to perform switching between a display and a non-display mode by superposing the information relating to the separated location on the video.  Moreover, it is possible to start reproduction at a portion where a specific location is imaged by using an operation unit to input information relating to the location and extracting the time corresponding to the information from the multiplexed file.  Thus, it is possible to record information relating to an imaging location together with video and perform switching between the display and the non-display mode of the information relating to the location.  Moreover, it is possible to control reproduction in accordance with the information relating to the location.

Inventors:
HAYASHI HIROYUKI
Application Number:
PCT/JP2009/068070
Publication Date:
April 29, 2010
Filing Date:
October 20, 2009
Export Citation:
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Assignee:
SHARP KK (JP)
HAYASHI HIROYUKI
International Classes:
H04N5/91; H04N5/225; H04N5/765
Foreign References:
JP2007164534A2007-06-28
JP2005039702A2005-02-10
JP2001169164A2001-06-22
JPH09322109A1997-12-12
JP3109130B22000-11-13
Other References:
See also references of EP 2348706A4
Attorney, Agent or Firm:
FUJIMOTO Eisuke et al. (JP)
Eisuke Fujimoto (JP)
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Claims:
 映像を撮影する映像撮影部と、
 自端末の位置を含む位置情報を取得する位置情報取得部と、
 前記位置情報取得部により取得された位置情報に対応する地図情報を取得する地図情報取得部と、
 前記映像撮影部で撮影した映像と、前記地図情報取得部で取得した地図情報とをコンテンツデータとして、映像を撮影した時刻又は地図情報を取得した時刻に対応づけて多重化する多重化部と、
 前記多重化部により多重化されたコンテンツデータを記録する記録部と、
 を備えることを特徴とする撮影装置。
 前記位置情報取得部は、自端末の位置と併せて自端末の向きを位置情報として取得し、
 前記地図情報取得部は、前記位置情報に含まれる自端末の位置と、自端末の向きとに基づいて地図情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
 前記地図情報取得部は、前記位置情報と併せて、前記映像撮影部により撮影された映像の撮影条件に基づいて地図情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
 位置情報と、地図情報とを対応して記憶する地図情報データベース部を更に備え、
 前記地図情報取得部は、前記位置情報取得部により取得された位置情報に対応する地図情報を、前記地図情報データベースから読み出して取得することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の撮影装置。
 地図情報を提供する地図情報提供装置と通信を行う通信部を更に備え、
 前記地図情報取得部は、前記位置情報取得部により取得された位置情報に対応する地図情報を、前記通信部を介して地図情報提供装置から取得することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の撮影装置。
 音声を入力する音声入力部を更に備え、
 前記多重化部は、前記映像撮影部で撮影した映像と、前記地図情報取得部で取得した地図情報と、前記音声入力部により入力された音声とをコンテンツデータとして多重化することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の撮影装置。
 検索語を入力する入力部を更に有し、
 前記入力部により入力された検索語に一致する地図情報を、前記多重化部により多重化されたコンテンツデータに含まれる地図情報から検索する制御を行う検索制御部と、
 前記検索制御部により検索された地図情報に対応する映像を出力する映像出力部と、
 を更に備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の撮影装置。
 映像を撮影する映像撮影装置を備えるコンピュータに、
 自端末の位置を含む位置情報を取得する位置情報取得機能と、
 前記位置情報取得機能により取得された位置情報に対応する地図情報を取得する地図情報取得機能と、
 前記映像撮影装置で撮影した映像と、前記地図情報取得機能で取得した地図情報とをコンテンツデータとして、映像を撮影した時刻又は地図情報を取得した時刻に対応づけて多重化する多重化機能と、
 前記多重化機能により多重化されたコンテンツデータを記録する記録機能と、
 を実現させるためのプログラム。
Description:
撮影装置及びプログラム

 本発明は、撮影装置及びプログラムに関 る。

 従来、撮影時に撮影場所に関わる情報を 像とともに記録する技術については、例え 特許文献1に記載されている。この文献では 自己の位置を取得するGPS受信装置を有し、装 置内部の地図情報データベースから自己位置 に応じた場所名を取得し、映像に文字情報を スーパーインポーズして記録する装置が記載 されている。

特許第3109130号公報

 しかしながら、特許文献1の技術において は、自己位置に関する情報を映像情報として 記録するため、撮影した被写体が重畳した文 字情報により見えなくなってしまうことがあ った。

 また、特許文献1の技術では、撮影したコ ンテンツを通常に再生して、現在再生してい る場所名を知ることは可能であるが、複数の コンテンツから特定の場所名が記録されてい るコンテンツを選択したり、コンテンツ中で 特定の場所名で検索をおこない、その場所を 記録した部分から再生させるといったことは 困難であった。

 上述した課題に鑑み本発明が目的とする ころは、必要に応じて位置情報の表示・非 示をユーザが切り替え可能であること、位 情報により特定のシーンの再生を可能にす 撮影装置等を提供することを目的とする。

 上述した課題を解決するために、本発明 撮影装置は、映像を撮影する映像撮影部と 自端末の位置を含む位置情報を取得する位 情報取得部と、前記位置情報取得部により 得された位置情報に対応する地図情報を取 する地図情報取得部と、前記映像撮影部で 影した映像と、前記地図情報取得部で取得 た地図情報とを関連づけてコンテンツデー として、映像を撮影した時刻又は地図情報 取得した時効に対応付けて多重化する多重 部と、前記多重化部により多重化されたコ テンツデータを記録する記録部と、を備え ことを特徴とする。

 また、本発明の撮影装置において、前記 置情報取得部は、自端末の位置と併せて自 末の向きを位置情報として取得し、前記地 情報取得部は、前記位置情報に含まれる自 末の位置と、自端末の向きとに基づいて地 情報を取得することを特徴とする。

 また、本発明の撮影装置において、前記 図情報取得部は、前記位置情報と併せて、 記映像撮影部により撮影された映像の撮影 件に基づいて地図情報を取得することを特 とする。

 また、本発明の撮影装置は、位置情報と 地図情報とを対応して記憶する地図情報デ タベース部を更に備え、前記地図情報取得 は、前記位置情報取得部により取得された 置情報に対応する地図情報を、前記地図情 データベースから読み出して取得すること 特徴とする。

 また、本発明の撮影装置は、地図情報を 供する地図情報提供装置と通信を行う通信 を更に備え、前記地図情報取得部は、前記 置情報取得部により取得された位置情報に 応する地図情報を、前記通信部を介して地 情報提供装置から取得することを特徴とす 。

 また、本発明の撮影装置は、音声を入力 る音声入力部を更に備え、前記多重化部は 前記映像撮影部で撮影した映像と、前記地 情報取得部で取得した地図情報と、前記音 入力部により入力された音声とをコンテン データとして多重化することを特徴とする

 また、本発明の撮影装置は、検索語を入 する入力部を更に有し、前記入力部により 力された検索語に一致する地図情報を、前 多重化部により多重化されたコンテンツデ タに含まれる地図情報から検索する制御を う検索制御部と、前記検索制御部により検 された地図情報に対応する映像を出力する 像出力部と、を更に備えることを特徴とす 。

 本発明のプログラムは、映像を撮影する 像撮影装置を備えるコンピュータに、自端 の位置を含む位置情報を取得する位置情報 得機能と、前記位置情報取得機能により取 された位置情報に対応する地図情報を取得 る地図情報取得機能と、前記映像撮影装置 撮影した映像と、前記地図情報取得機能で 得した地図情報とをコンテンツデータとし 、映像を撮影した時刻又は地図情報を取得 た時刻に対応づけて多重化する多重化機能 、前記多重化機能により多重化されたコン ンツデータとを記録する記録機能と、を実 させることを特徴とする。

 本発明によれば、自端末の位置を含む位 情報に基づいて取得された地図情報と、撮 された映像とをコンテンツデータとして、 像を撮影した時刻又は地図情報を取得した 刻に対応づけて多重化し、記録する事とな 。したがって、当該コンテンツデータの映 を再生する場合に、地図情報を合わせてコ テンツから取得し、映像の任意の位置に重 して表示することが可能となる。

 また、本発明によれば、自端末に位置と せて自端末の向きを位置情報として取得し 地図情報は自端末の位置及び向きに基づい 地図情報を取得することとなる。したがっ 、映像として記録されている方向の地図情 を取得するといったことが可能となる。

 また、本発明によれば、位置情報と併せ 撮影条件に基づいて地図情報を取得すると った事ができる。したがって、自端末の向 の中から映像として映っているものが複数 っても、より適切な地図情報を取得するこ が可能となる。

 また、本発明によれば、位置情報を取得 る場合に地図情報データベース部から読み して取得することが出来るようになる。

 また、本発明によれば、地図情報を地図 報提供装置から取得することができるよう なる。この場合、撮影装置に地図情報を記 しておく必要がなくなる。

 また、本発明によれば、検索語を入力し 複数のコンテンツから検索語を含むコンテ ツを抽出することにより、地図情報に関連 るコンテンツを特定したり、コンテンツ中 検索語の記録されている撮影時刻より再生 置を決定することにより、地図情報に関連 る映像を出力することが出来るようになる したがって、複数のコンテンツから所望す コンテンツを選択すること及びコンテンツ ータの中から、所望する再生位置をより適 に決定することが出来るようになる。

本実施形態における撮影装置の機能構 を説明する為の図である。 本実施形態における地図データのデー 構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツデータ データ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツデータ 録処理について説明するための図である。 本実施形態におけるコンテンツデータ 生処理について説明するための図である。 本実施形態における動作例を説明する めの図である。 本実施形態における動作例を説明する めの図である。 本実施形態における動作例を説明する めの図である。

 以下添付図面を参照しながら、本発明の 施の形態について説明し、本発明の理解に する。尚、以下の実施の形態は、本発明を 体化した一例であって、本発明の技術的範 を限定する性格のものではない。

 〔実施の形態〕
 [1.機能構成]
 図1は、本発明を適用した撮影装置1の機能 成を説明するための図である。図1に示す用 、撮影装置1は、映像撮影部102と、音声入力 部104と、位置情報取得部106と、地図情報取得 部108と、地図情報データベース部110と、通信 部112と、多重化部114と、記録媒体インタフェ ース部116と、記録媒体118と、操作入力部120と 、検索制御部122と、分離部124と、映像出力部 126と、テキスト出力部128と、音声出力部130と を備えて構成されている。また、撮影装置1 、通信部112を介して地図情報提供装置3と接 されている。

 映像撮影部102は、撮像機器(例えば、CCDカ メラ)から入力された映像を映像データとし 出力する機能部である。映像撮影部102で出 される映像データは、情報量の圧縮を行う め、MPEG-4やH.264などの動画符号化器により符 号化された情報であるのが一般的である。

 また、映像撮影部102により撮影された撮 条件(画角、焦点距離、被写界深度等)が併 て出力されることとなる。地図情報取得部 、撮影条件に基づいて、被写体までの距離 算出することが出来る。なお、本実施形態 おいては、映像データの一部として撮影条 が出力される(例えば、符号化された映像ビ トストリームのユーザデータ部分に撮影条 データを格納する)こととなるが、例えば映 像データとは別に撮影データとして出力され ることとしても良い。

 また、音声入力部104は、音声入力機器(例 えば、マイク)から入力された音声を、音声 ータとして出力する機能部である。なお、 声入力部104で出力される音声データは、情 量の圧縮を行うため、MP3(MPEG Audio Layer-3)やA AC(Advanced Audio Coding)などの音声符号化器によ り符号化された情報であるのが一般的である 。

 位置情報取得部106は、撮影装置1の位置( 端末の位置)について位置測定機器を利用し 取得し、位置情報として出力する機能部で る。例えば、GPS受信装置を利用することに り、緯度経度を取得する。この緯度経度を 置情報として地図情報取得部108や通信部112 出力する。また位置情報取得部106は、撮影 置1が撮影している方角(向き)を検出し、出 することができる。これにより、例えば「 緯A度東経B度、撮影方向:北向き」といった 置情報を出力することなる。

 地図情報取得部108は、位置情報取得部106 より取得された位置情報や撮影条件に基づ て、地図情報を取得する機能部である。具 的には、地図情報データベース部110に記憶 れている地図データから、位置情報や撮影 件に対応する地図情報を取得する。ここで 地図情報データベース部110は、HDD(Hard Disk  Drive)やDVD-ROM等の記憶装置、記憶媒体に記憶 れている。

 ここで、地図情報データベース部110に記 されている地図データの構成の一例を図2に 示す。地図情報データベース部110は、位置情 報として「緯度経度」及び「方角」と、被写 体までの「距離」と、「地図情報」とが対応 づけられて記憶されている。また、「方角」 及び「距離」に関して取得できない場合の情 報も記憶されている。

 図2を例にとって説明すると、緯度経度と して「北緯X度、東経Y度」しか取得できない 合、地図情報は「ABC町」となる。また、更 方角「南」が取得できる場合には、地図情 は「Dビル」となる。また、更に被写体まで の距離「10m」が撮影条件から算出できる場合 は、地図情報は「Cビル」となる。なお、種 の撮影条件(画角、焦点距離及び被写界深度) から、被写体までの距離の算出方法はいずれ かの公知の方法を利用するものであり、その 詳細な説明は省略する。

 ここで、位置情報に対応する地図データ 地図情報データベース部110に記録されてい い場合には、通信部112を介して地図情報提 装置3から取得されることとなる。具体的に は、位置情報取得部106により取得された位置 情報に対応する地図データを地図情報提供装 置3に問い合わせる。該当する地図データが 在する場合は、地図情報提供装置3から、通 部112に送信される。そして、当該地図デー は地図情報データベース部110に追加・更新 録されることとなる。地図情報取得部108は 追加・更新記録された地図データから、対 する地図情報を取得する。

 通信部112は、地図情報提供装置3から、地 図情報(地図データ)を受信するための機能部 ある。位置情報取得部106から位置情報が入 され、地図情報取得部108から地図情報提供 置3から取得する制御がなされた場合、通信 部112を介して地図データが受信されることと なる。

 多重化部114は、映像撮影部102から出力さ た映像データと、音声入力部104から出力さ た音声データと、地図情報取得部108から出 された地図情報とを多重化し、コンテンツ ータとして出力する機能部である。コンテ ツデータは記録媒体インタフェース部116に 力される。

 ここで、コンテンツデータについて、図3 を用いて説明する。図3は、コンテンツデー 200の構成を説明するための図である。コン ンツデータ200には、多重化された映像デー に関する情報を記憶する映像ヘッダ202と、 声データに関する情報を記憶する音声ヘッ 204と、テキストデータに関する情報を記憶 るテキストヘッダ206と、映像データ、音声 ータ及びテキストデータを時間推移ととも 格納するデータ領域208とから構成されてい 。

 各ヘッダには、対応するデータが撮影さ た時刻(撮影時刻)と、各データがデータ領 208のどの位置に格納されているかを指すオ セットアドレスと、当該データの記憶容量( イズ)が含まれている。これにより、例えば テキストデータが指定されることにより、当 該テキストデータに対応するコンテンツデー タの位置(撮影時刻)を特定することが出来る そして、当該コンテンツデータの位置(撮影 時刻)よりコンテンツデータを再生すること より、テキストデータに対応する時刻から 生されることとなる。

 なお、上述した撮影時刻とは、データが 影された時刻の他に、地図情報が取得され 時刻の場合も含まれる。すなわち、地図情 が取得された時刻を撮影された時刻と判定 、記録することとする。

 記録媒体118は、多重化部114により多重化 れたコンテンツデータを記録する。多重化 114にて多重化されたコンテンツデータは、 録媒体インタフェース部116を介して記録媒 118に記録される。記録媒体118は、例えば、H DD(Hard Disk Drive)等の磁気ディスクや、SDカー 等のフラッシュメモリといった記録媒体に り構成されている。

 操作入力部120は、ユーザが操作を入力す ための機能部である。例えば、記録や再生 関する操作指示をしたり、後述する検索語 選択したりする機能部である。一例として 作ボタンや、タッチパネル等により構成さ ている。

 検索制御部122は、操作入力部120により選 された検索語が、コンテンツデータのテキ トデータに含まれているか否かを検索する 御をする機能部である。ここで、検索語を 択するとは、ユーザが任意の検索語を入力 たり、複数の検索語候補の中から一又は複 の検索語を選択したりすることである。例 ば、複数の検索語候補を、映像出力部126に 力する。そして、ユーザが操作入力部120を 作し、当該出力された検索語の中から一又 複数の検索語が選択する。

 分離部124は、記録媒体118に記録されてい コンテンツデータを、映像データ、音声デ タ及びテキストデータに分離するための機 部である。各データが分離された後に、映 データは映像出力部126に、音声データは音 出力部130に、テキストデータはテキスト出 部128にそれぞれ出力される。

 映像出力部126は、分離部124から入力され 映像データを映像表示装置(例えば、液晶デ ィスプレイ)に出力するための機能部である また、音声出力部130は、分離部124から入力 れた音声データを音声出力装置(例えば、ス ーカ)に出力するための機能部である。

 テキスト出力部128は、分離部124から入力 れたテキストデータを映像表示装置に出力 るための機能部である。本実施形態におけ テキストデータとは、主に地図情報をいう ここで、テキストデータが出力される場合 、映像出力部126において、映像データと合 され、映像とテキストが重畳された状態で 力されることとなる。

 [2.処理の流れ]
 続いて、撮影装置1の処理の流れについて、 図を用いて説明する。

 [2.1 コンテンツデータ記録処理]
 まず、コンテンツデータを記録する処理に いて図4を用いて説明する。映像撮影部102及 び音声入力部104から映像及び音声が入力され ると(ステップS100)、映像データ及び音声デー タとして多重化部114に出力される。

 つづいて、撮影装置1(自端末)の位置情報 ついて、位置情報取得部106により取得する 置情報取得処理が実行される(ステップS102) ここで、本実施形態においては、映像装置 接続されているGPS受信装置により自端末の 置(緯度経度)が取得される。

 つづいて、位置情報に対応する地図デー が地図情報データベース部110に記憶されて るか否かを判定する(ステップS104)。ここで 位置情報に対応する地図データが無い場合 は、当該位置情報に対応する地図データを 通信部112を介して地図情報提供装置3から取 得する(ステップS104;No→ステップS106)。また ここで撮影条件が取得できる場合は、位置 報及び撮影条件に基づいて地図情報を取得 ることとなる。

 つづいて、上記地図データから、地図情 をテキストデータとして取得する(ステップ S108)。そして、ステップS100により出力された 映像データ及び音声データと、ステップS108 より出力された地図情報の含まれるテキス データとを映像データが撮影された時刻(又 地図情報が取得された時刻)に対応づけて多 重化部114が多重化し、記録媒体インタフェー ス部116を介して記録媒体118にコンテンツデー タとして記録する(ステップS110)。

 そして、記録終了であれば、コンテンツ ータ記録処理を終了し(ステップS112;Yes)、ま だ記録を続ける場合はステップS100から処理 繰り返し実行する(ステップS112;No→ステップ S100)。

 [2.2 コンテンツデータ再生処理]
 つづいて、記録媒体118に記録されているコ テンツデータを再生する処理について図5を 用いて説明する。コンテンツデータ再生処理 は、記録媒体118に記録されているコンテンツ データから、再生したいコンテンツデータが 選択された場合に実行される処理である。

 まず、操作入力部120より、検索語が選択 れたか判定する(ステップS202)。ここで、検 語を選択する方法としては、ユーザが操作 力部120により任意の言葉が入力することと ても良いし、検索語候補の中から一の検索 が選択することとしても良い。

 検索語が選択されると(ステップS202;Yes)、 コンテンツデータに含まれるテキストデータ に検索語が含まれているか否かを判定する( テップS204)。具体的には、多重化されたデー タを分離し、テキストデータを抽出する。そ して、抽出されたテキストデータに、検索語 が含まれているか否かを検索する。ここで、 検索語にテキストデータが含まれている場合 には(ステップS204;Yes)、テキストデータに対 して、再生位置(時刻)が決定される(ステッ S206)。

 そして、コンテンツデータを分離部124に り、映像データ、音声データ及びテキスト ータに分離され(ステップS210)、ステップS206 により決定された再生位置に基づいて、映像 データが映像出力部126に、音声データが音声 出力部130に、それぞれ出力される(ステップS2 12)。すなわち、コンテンツデータ200を参照し 、上述したコンテンツデータに対応づけられ た再生時刻に基づいて再生位置が決定される こととなる。

 なお、ステップS202において、検索語が選 択されない場合や(ステップS202;No)、検索語が 選択されたが、テキストデータに検索語が含 まれていない場合には(ステップS204;No)、再生 位置として所定の位置(例えば、コンテンツ ータの最初の位置であったり、中断位置で ったり)の再生位置が決定される(ステップS20 8)。

 ここで、テキストデータ(地図情報)を表 する設定になっていた場合(ステップS214;Yes) 現在の再生位置(時刻)に対応する撮影時刻 テキストデータが記録されているか否かを 定する(ステップS216)。ここで、テキストデ タが記録されている場合には(ステップS216;Ye s)、テキストデータをテキスト出力部128に出 する。テキスト出力部128は、映像出力部126 より出力されている映像に、重畳してテキ トデータを表示する処理を実行する(ステッ プS218)。

 そして、コンテンツデータの再生が終了 た場合には(ステップS220;Yes)、再生停止処理 をして本処理を終了する(ステップS222)。他方 、コンテンツデータの再生を終了しない場合 には(ステップS220;No)、ステップS210から処理 繰り返し実行する。

 [3.動作例]
 続いて、本実施形態における動作例につい 説明する。図6は、撮影装置1を持った撮影 P100と、撮影者が向いている(撮影装置1が撮 をしている)方向P102を示している。図6は用 上側が北を示している。

 ここで、撮影者P100の北方向にはAビルが 北東方向にはBビルが、南方向にはCビル及び Dビルが、南東方向にはEビルが存在している

 このとき、撮影者P100の位置情報が(北緯X 、東経Y度)であり、方向P102は「北」である ここで、当該位置に対応する地図情報を、 2に示した地図情報データベース部110から読 み出すと「Aビル」となる。したがって、撮 装置1は、Aビルの映像に対応づけて地図情報 「Aビル」がテキストデータとして記録され 。

 図7は、撮影したAビルを再生した場合の 示画面W100の一例を示す図である。表示画面W 100には、Aビルの映像とともに、テキストデ タ(地図情報)として、「Aビル」と領域R100に 示されている。ここで、地図情報に関して ユーザにより表示及び非表示を切り替える とが可能である。

 また、図8は、図6において撮影者が方向P1 04(南側)を向いている場合について説明する である。このとき、映像撮影部102が撮影し いる範囲はP106である。このときの撮影条件( 画角、焦点距離及び被写界深度)から、現在 影している被写体の距離を算出することが きる。例えば、このときの被写体の距離が 10m」前後と算出された場合、地図情報は「C ル」が取得される(図2参照)。

 [4.変形例]
 上述した実施形態においては、本発明を適 した撮影装置を説明したが、撮影装置とし 適用できるものは種々の装置に適用可能で る。即ち、ビデオカメラ等の通常の撮影装 以外にも、カメラ付き携帯電話やPDA、カメ を接続したコンピュータ等の種々の電子機 に適用可能なことは勿論である。

 また、上述した実施形態においては、地 情報データベース部110を有することとして 明したが、撮影装置1に地図情報データベー ス部110を備えず、位置情報に対応する地図情 報をその都度地図情報提供装置3から取得す こととしても良い。この場合、データベー を保持する必要がなくなるため、データベ ス分の記憶容量を確保する必要が無くなる また、地図情報提供装置3から、最新のデー を取得することが可能となり、撮影した画 と、地図情報の不一致を防止することがで 、常に正しい地名・建物名などを取得する とが可能となる。

 また、上述した実施形態においては、地 データに「距離」を含むこととして説明し が、緯度経度から地図情報を取得してもよ 。すなわち、被写体迄の距離と、撮影装置 緯度、経度、方角より、被写体の緯度、経 を算出する。そして、当該算出された緯度 軽度に該当する地図情報を取得することと ても良い。この場合、地図データに「距離 に関する情報を記憶する必要は無い。

1 撮影装置
 102 映像撮影部
 104 音声入力部
 106 位置情報取得部
 108 地図情報取得部
 110 地図情報データベース部
 112 通信部
 114 多重化部
 116 記録媒体インタフェース部
 118 記録媒体
 120 操作入力部
 122 検索制御部
 124 分離部
 126 映像出力部
 128 テキスト出力部
 130 音声出力部
3 地図情報提供装置