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Title:
IMAGING SYSTEM AND IMAGING DEVICE AUTHENTICATION METHOD IN SUCH IMAGING SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/078701
Kind Code:
A1
Abstract:
An imaging system having a digital camera (10) as an imaging device and an optical remote controller (14) as a command device. The optical remote controller (14) is constructed as a separate body from a camera body (12) and is adapted to send to the camera body (12) a command for controlling it to make it perform operation according to the command. The camera body (12) has a light receiving element (32) and a light receiving element (18). The light receiving element (32) receives an authentication command including authentication information according to which the camera body (12), which receives the command from the optical remote controller (14), performs authentication of the optical remote controller (14). The light emitting element (18) receives a general command not including the authentication command and sent from the remote controller (14). The camera body (12) recognizes the authentication information received by the light receiving element (32) and limits a function of the camera body (12) based on the authentication command.

Inventors:
GOCHO NAGAHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/074718
Publication Date:
July 03, 2008
Filing Date:
December 21, 2007
Export Citation:
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Assignee:
OLYMPUS CORP (JP)
GOCHO NAGAHIRO (JP)
International Classes:
H04N5/225; G03B17/02; H04N101/00
Foreign References:
JP2006180140A2006-07-06
JP2006157686A2006-06-15
JP2000115624A2000-04-21
Attorney, Agent or Firm:
SUZUYE, Takehiko et al. (1-12-9 Toranomo, Minato-ku Tokyo 01, JP)
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Claims:
 撮像手段(16,92,94)を備えた撮像機器(10;52;190;206)と、該撮像機器の本体(12)とは別体に構成され、該撮像機器本体に対して該撮像機器を制御するための指令を送信することにより上記撮像機器が上記指令に対応した動作を行えるように構成された指令機器(14;70;72;90;162;174;176;178;188;204;220)と、を含む撮像システムにおいて、
 上記撮像機器は、
  上記指令機器から送信された当該撮像機器が上記指令機器の認証を行うための認証情報を含む認証指令を受信する認証指令受信手段(34;34A;136,100:192;192-1,194)と、
  上記指令機器から送信された上記認証情報を含まない一般指令を受信する、上記認証指令受信手段とは別に設けられた一般指令受信手段(20;136,104:192;192-2,196)と、
  上記認証指令受信手段で受信された上記認証指令を認識する認証指令認識手段(102)と、
  上記認証指令認識手段で認識された上記認証指令に基づいて当該撮像機器の機能の制限を行う機能制限手段(102)と、
 を具備することを特徴とする撮像システム。
 上記撮像機器は、上記撮像手段で撮像された画像を再生する画像再生手段(36,102,124)を更に具備し、
 上記撮像機器の上記機能制限手段は、上記画像再生手段に係る機能を制限する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
 上記認証指令受信手段における上記認証指令を受信するためのセンサ(34;34A;192-1)を、上記一般指令受信手段における上記一般指令を受信するためのセンサ(20;192-2)とは別に設けたことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
 上記認証指令受信手段における上記センサで受信された上記認証指令を解読するためのデコード部と、上記一般指令受信手段における上記センサで受信された上記一般指令を解読するためのデコード部とを、一つのデコーダ(134)で兼用することを特徴とする請求項3に記載の撮像システム。
 上記認証指令受信手段における上記認証指令を解読するためのデコード部(100F;194F)を、上記一般指令受信手段における上記一般指令を解読するためのデコード部(104F;196F)とは別に設けたことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
 上記認証指令受信手段における上記認証指令を受信するためのセンサと、上記一般指令受信手段における上記一般指令を受信するためのセンサとを、一つの兼用センサ(136;192)で兼用することを特徴とする請求項5に記載の撮像システム。
 上記認証指令受信手段における上記認証指令を受信するためのセンサ(34;34A;192-1)及び当該センサで受信された上記認証指令を解読するためのデコード部(100F;194F)を、上記一般指令受信手段における上記一般指令を受信するためのセンサ(20;192-2)及び当該センサで受信された上記一般指令を解読するためのデコード部(104F;196F)とはそれぞれ別に設けたことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
 上記認証指令受信手段における上記認証指令を受信するためのセンサ(34;34A;192-1)と、上記一般指令受信手段における上記一般指令を受信するためのセンサ(20;192-2)とを、それぞれ上記撮像機器本体において異なる位置に配置したことを特徴とする請求項1、3、4又は7に記載の撮像システム。
 上記指令機器から上記撮像機器に対して上記一般指令を送信するときの送信方法と上記認証指令を送信するときの送信方法とが異なるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
 上記一般指令は所定の波長の光又は電波を用いて送信され、上記認証指令は所定の波長の電波又は光を用いて送信されることを特徴とする請求項9に記載の撮像システム。
 上記一般指令は第1の波長の光を用いて送信され、上記認証指令は上記第1の波長とは異なる第2の波長の光を用いて送信されることを特徴とする請求項9に記載の撮像システム。
 上記一般指令は第1の波長の電波を用いて送信され、上記認証指令は上記第1の波長とは異なる第2の波長の電波を用いて送信されることを特徴とする請求項9に記載の撮像システム。
 上記認証指令を受信するための上記センサを、上記撮像機器本体における底面に配置したことを特徴とする請求項8に記載の撮像システム。
 上記一般指令を受信するための上記センサを、上記撮像機器本体における撮影レンズ面側に配置し、上記認証指令を受信するための上記センサを、上記撮影レンズ面側とは反対側の面に配置したことを特徴とする請求項8に記載の撮像システム。
 上記認証指令を受信するための上記センサを、上記撮像機器本体表面よりも内側に配置したことを特徴とする請求項8に記載の撮像システム。
 上記認証指令を受信するための上記センサを、上記撮像機器本体に配設された撮影レンズを介して上記認証指令が受信可能な位置に配置したことを特徴とする請求項15に記載の撮像システム。
 上記認証指令を受信するための上記センサを、上記撮像機器本体に配設されたファインダ(236)内に配置したことを特徴とする請求項15に記載の撮像システム。
 上記認証指令を受信するための上記センサを、上記撮像機器本体に配設された開閉蓋(216)の内側に配置したことを特徴とする請求項15に記載の撮像システム。
 上記認証指令を受信するための上記センサを、上記撮像機器本体に配設された、上記撮像手段で撮像された画像情報を記録するための記録媒体(212;242)用挿脱部(214;244)に配置したことを特徴とする請求項15に記載の撮像システム。
 上記認証指令を受信するための上記センサを、上記撮像機器本体に配設された電池(130)収納部(214)に配置したことを特徴とする請求項15に記載の撮像システム。
 上記認証指令を受信するための上記センサを、上記撮像機器本体に配設された三脚用螺子穴(208)に配置したことを特徴とする請求項15に記載の撮像システム。
 上記撮像機器本体に配設された上記認証指令を受信する受信用開口部(246)は、上記指令機器に配設された上記認証指令を送信する送信用開口部(248)に対して密着できるように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の撮像システム。
 上記認証指令を受信するための上記センサの受信角度が上記一般指令を受信するための上記センサの受信角度よりも狭くなるように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の撮像システム。
 上記指令機器は、上記撮像機器の撮像動作に関わる撮影指令、又は、上記撮像機器の上記機能の制限に関わる認証モード切り替え指令を、上記認証指令として送信する認証指令送信手段を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
 上記指令機器は、上記撮影指令と上記認証モード切り替え指令との何れを上記認証指令送信手段によって送信するかを切り替える切り替え手段(60)を更に具備することを特徴とする請求項24に記載の撮像システム。
 上記撮像機器の認証指令認識手段は、上記認証指令受信手段で受信された認証指令の内容を判別する指令判別手段(102)を更に具備することを特徴とする請求項24に記載の撮像システム。
 上記撮像機器は、上記指令判別手段で判別した上記認証モード切り替え指令に応じて、当該撮像機器の認証モードを設定するモード設定手段(102,120)を更に具備し、
 上記撮像機器の上記機能制限手段は、上記モード設定手段によって設定された認証モードに応じて当該撮像機器の機能の制限を行なうことを特徴とする請求項26に記載の撮像システム。
 撮像手段を備えた撮像機器と、該撮像機器の本体とは別体に構成され、該撮像機器本体に対して該撮像機器を制御するための指令を送信することにより上記撮像機器が上記指令に対応した動作を行えるように構成された指令機器との間で行われる上記撮像機器の認証方法であって、
 上記撮像機器において、
  上記指令機器から送信された当該撮像機器が上記指令機器の認証を行うための認証情報を含む認証指令を、上記指令機器から送信された上記認証情報を含まない一般指令を受信する受信手段とは別に設けられた受信手段で受信し、
  当該受信された認証指令を認識し、
  当該認識された認証指令に基づいて当該撮像機器の機能の制限を行う、
 ことを特徴とする撮像機器の認証方法。
Description:
撮像システム及びそのような撮 システムにおける撮像機器の認証方法

 本発明は、撮像機器と該撮像機器の本体 は別体に構成された指令機器とを含む撮像 ステム、及び、そのような撮像システムに ける撮像機器の認証方法に関する。

 近年、個人情報の保護や情報セキュリテ への関心が高まっている。自分で撮影した 像であっても、画像の内容により、また他 が映っている場合には特に、個人情報の保 やプライバシ保護の観点から、撮影済み画 の慎重な取り扱いが求められる場合が増加 ている。

 従来の35mmフィルムカメラの場合、撮影枚 数は24枚から36枚であり、仮に36枚撮影済みフ ィルムを装填したままカメラを紛失あるいは 盗まれても、失う画像は高々36枚である。も ろん、内容によっては大きな損失につなが たり、情報流出によるリスクが無いわけで なかった。しかし、失う画像の数としては デジタルカメラに比べると相対的に少なか た。

 一方、デジタルカメラの時代となり、撮 した画像はデジタル情報としてカメラ内の モリに記録されるようになっている。この モリに記録された画像は、簡単にコピーが きると共に、所有者の許可なしにコピーさ ても元の画像はそのまま残っているため、 ピーされたことに気がつかないことも起こ 得る。

 近年、デジタルカメラ用の記憶媒体の記 容量は増加の一途をたどっている。メモリ ードでは4ギガバイトの製品も発売されてい る。半導体の世界では、ムーアの法則が知ら れており、デザインルールは90nmから65nmへ、 には45nmへと細密化されつつあり、今後も半 導体メモリの記憶容量は増加してゆく趨勢に ある。また、小型ハードディスクの容量も増 加しており、コンパクトフラッシュ(登録商 )カードサイズのハードディスクでも数ギガ イトになってきており、今後も記憶容量は 加してゆく趨勢にある。

 例えば画像一枚あたりの記憶容量が平均1 メガバイトの場合、2ギガバイトのメモリカ ドには2000枚、6ギガバイトのハードディスク には6000枚の画像が記録できる。フィルムカ ラの時代とは比べ物にならないほど大量の 人情報をカメラと一緒に携帯している状況 ある。

 デジタルカメラの画像には撮影日などが 緒に記録されており、またGPSによる位置情 が記録できる製品もある。つまり、個人の 動記録や交友関係などのプライバシ情報が 像やデータとして大量に保管されている。 しカメラを紛失した場合、カメラは数万円 ら数十万円で買いなおせるが、失った画像 情報は時としてもっと大きな損失を招くリ クもある。

 デジタルカメラでの画像記録フォーマッ は標準化されている。そのため、カメラか 着脱可能なメモリカードあるいはカード型 ードディスクを取り出して、カード読取装 やパーソナルコンピュータ(以下、パソコン と略記する)のメモリスロットに差し込めば 容易に画像や付帯情報を見たりコピーでき 。

 メモリの大容量化と低価格化を背景に、 メラに着脱できない16メガバイト程度の内 メモリを持ち、万一着脱メモリが一杯にな たり、忘れてきた場合でも画像の記録がで るカメラも出現してきた。そこで、内蔵メ リの容量を大きくして、内蔵メモリに画像 記録して、特定の条件でなければ内蔵メモ の画像は再生等ができないようにして安全 を高めると共に、従来の着脱式メモリは他 の互換性を持たせるという使い方も実現出 る様になってきた。

 従前よりカメラに所有者以外の使用を制 したり禁止することで情報漏洩や不正使用 防止を図りセキュリティを高める方法がい つも提案されている。

 例えば、EP 1003069 A2では、使用者のID情 を登録しておき、使用に先立ちID情報を読み 取り照合し、一致した時のみ使用を許可する ようにしている。具体的には、網膜パターン 、指紋、声紋の照合機能を持たせることが提 案されている。また、メモリカードにID情報 入れておき、読み取らせることも提案され いる。また、ID入力部としてキーボードを け、暗証番号を入力する方法も提案されて る。

 しかしながら、網膜パターン、指紋、声 の照合機能に関しては、現在の技術レベル は、他人受入れ率を厳しくすれば本人拒否 が上がってしまうことが知られており、100% の認証は難しく、また認証機構が複雑なため コストがかかる。また、メモリカードにID情 を入れておき読み取らせるようにしたので 、デジタルカメラの画像記憶用メモリカー を兼用する場合はそのカメラ専用になって まい、互換性を必要とする情報システムで 使い勝手が悪くなる。あるいは、画像記憶 メモリとは別にID用のカードを使用する場 は、画像記憶用メモリカードと区別して厳 に管理する必要があり、煩雑である。また ID入力部としてキーボードを設け、暗証番号 を入力する方法では、暗証番号は盗み見や類 推され易いという問題があることは周知のと おりである。

 また、US 2005/0001024 A1では、ユーザが所 しているユーザの個人情報を記憶した電子 器と電子装置とが無線交信を行い、ユーザ 個人情報を電子装置が自動的に読み取り、 ーザに応じて電子装置をカスタマイズする とが提案されている。しかしながら、これ 、利用者識別による使い勝手の向上を目的 しており、利用者が見つからなかった場合 はデフォルト値でのカメラ使用を許可して るので、セキュリティ上の効果はない。

 また、特開2005-42398号公報では、リモート コントローラ(以下、リモコンと略記する)に 別データを記憶し、車庫のシャッタを開閉 るシステムが提案されている。認証情報と て秘密鍵を用いることや、情報暗号化が提 されている。また音声、虹彩、指紋の認証 提案されている。しかしながら、車のドア 開閉やエンジンスタートの解除という鍵と ての機能は満たされているが、単機能であ 、ユーザの状況に応じた使用制限について 、該公報には開示されていない。更に、音 、虹彩、指紋の認証も提案されているが、 帯可能なカメラ等で認識率100%の確保は難し く、100回に一回でも認識出来ない場合がある とかえって不便をかけることになり、コスト が掛かる割にはメリットが少ない。

 また、情報や機器並びにシステムのセキ リティを確保するための方式として、安全 の高い公開鍵基盤による電子証明書の利用 、認証サーバとネットワークを利用したワ タイムパスワードの利用、が実用に供され いる。しかしながら、いずれも大掛かりな ットワークシステムが必要で、その運用費 は膨大であり、携帯情報機器であるカメラ には不向きである。

 本発明は、上記の点に鑑みてなされたも で、操作が容易で、コストも低く、安全性 高い撮像機器の使用制限機能を実現するこ が可能な撮像システム及び撮像機器の認証 法を提供することを目的とする。

 本発明の一態様によれば、撮像手段を備え 撮像機器と、該撮像機器の本体とは別体に 成され、該撮像機器本体に対して該撮像機 を制御するための指令を送信することによ 上記撮像機器が上記指令に対応した動作を えるように構成された指令機器と、を含む 像システムにおいて、
 上記撮像機器は、
  上記指令機器から送信された当該撮像機 が上記指令機器の認証を行うための認証情 を含む認証指令を受信する認証指令受信手 と、
  上記指令機器から送信された上記認証情 を含まない一般指令を受信する、上記認証 令受信手段とは別に設けられた一般指令受 手段と、
  上記認証指令受信手段で受信された上記 証指令を認識する認証指令認識手段と、
  上記認証指令認識手段で認識された上記 証指令に基づいて当該撮像機器の機能の制 を行う機能制限手段と、
 を具備することを特徴とする撮像システム 提供される。

 また、本発明の別の態様によれば、撮像手 を備えた撮像機器と、該撮像機器の本体と 別体に構成され、該撮像機器本体に対して 撮像機器を制御するための指令を送信する とにより上記撮像機器が上記指令に対応し 動作を行えるように構成された指令機器と 間で行われる上記撮像機器の認証方法であ て、
 上記撮像機器において、
  上記指令機器から送信された当該撮像機 が上記指令機器の認証を行うための認証情 を含む認証指令を、上記指令機器から送信 れた上記認証情報を含まない一般指令を受 する受信手段とは別に設けられた受信手段 受信し、
  当該受信された認証指令を認識し、
  当該認識された認証指令に基づいて当該 像機器の機能の制限を行う、
 ことを特徴とする撮像機器の認証方法が提 される。

図1は、本発明の撮像システムの第1実 例における撮像機器の一例としてのデジタ カメラ及び認証機能付き指令機器の一例と ての光学式リモコンの外観構成を示す斜視 である。 図2は、図1のデジタルカメラを後方か 見た斜視図である。 図3は、第1実施例における撮像機器の の例としてのデジタルムービカメラの外観 成を示す斜視図である。 図4Aは、通常位置時の認証設定スイッ の拡大図である。 図4Bは、認証位置時の認証設定スイッ の拡大図である。 図5は、第1実施例における一般指令機 の一例としての光学式リモコンの外観構成 示す斜視図である。 図6は、第1実施例における認証機能付 指令機器の他の例としての別の光学式リモ ンの外観構成を示す斜視図である。 図7は、第1実施例における一般指令機 の他の例としての別の光学式リモコンの外 構成を示す斜視図である。 図8は、デジタルカメラの電気的な構成 を示すブロック図である。 図9は、デジタルカメラにおける認証受 光部及び受光部の構成を示すブロック図であ る。 図10Aは、認証受光部と受光部のデコ ダ部を共用のデコーダで兼用する構成を示 図である。 図10Bは、認証受光部と受光部のデコ ダ部を共用のデコーダで兼用する場合の認 受光部及び受光部の構成を示すブロック図 ある。 図11Aは、認証指令用の受光素子と一 指令用の受光素子とを一つの受光素子で兼 する構成を示す図である。 図11Bは、認証指令用の受光素子と一 指令用の受光素子とを一つの受光素子で兼 する場合の認証受光部及び受光部の構成を すブロック図である。 図12は、図1の認証機能付きの光学式リ モコンの電気的な構成を示すブロック図であ る。 図13は、図6認証機能付きの光学式リモ コンの電気的な構成を示すブロック図である 。 図14は、光学式リモコンの発生する送 データ信号の基本を示す図である。 図15は、データ信号1ビットの構成を示 す図である。 図16は、データnバイトを送る場合を示 す図である。 図17は、光学式リモコンの変調部の出 波形を示す図である。 図18Aは、認証機能を持たない光学式 モコンからの一般指令のデータフォーマッ の例を示す図である。 図18Bは、認証機能を持たない光学式 モコンからの一般指令のデータフォーマッ の例を示す図である。 図18Cは、認証機能を持たない光学式 モコンからの一般指令のデータフォーマッ の例を示す図である。 図19Aは、認証機能付きの光学式リモ ンからの認証指令のデータフォーマットの を示す図である。 図19Bは、認証機能付きの光学式リモ ンからの認証指令のデータフォーマットの を示す図である。 図19Cは、認証機能付きの光学式リモ ンからの認証指令のデータフォーマットの を示す図である。 図20Aは、認証機能付きの光学式リモ ンの認証指令としての認証モード切り替え 令のデータフォーマットを示す図である。 図20Bは、認証機能付きの光学式リモ ンの認証指令としての認証モード切り替え 令のデータフォーマットを示す図である。 図20Cは、認証機能付きの光学式リモ ンの認証指令としての認証モード切り替え 令のデータフォーマットを示す図である。 図21は、認証モード切り替え指令デー として用いる文字列の例を示す図である。 図22は、カメラ本体の認証モードを示 図である。 図23は、カメラ本体の電源の投入時の 証モード設定指定に関する選択を説明する である。 図24は、制限モードでの使用可能な機 を説明する図である。 図25は、カメラ本体のスイッチやボタ が押された場合の動作の大略を示した図で る。 図26は、リモコンのスイッチやボタン 押された場合のカメラ本体の対応動作の大 を示す図である。 図27は、認証モードの遷移を説明する めの図である。 図28Aは、撮像機器における状態遷移 プロセスを説明する一連のフローチャート 第1の部分を示す図である。 図28Bは、撮像機器における状態遷移 プロセスを説明する一連のフローチャート 第2の部分を示す図である。 図28Cは、撮像機器における状態遷移 プロセスを説明する一連のフローチャート 第3の部分を示す図である。 図28Dは、撮像機器における状態遷移 プロセスを説明する一連のフローチャート 第4の部分を示す図である。 図28Eは、撮像機器における状態遷移 プロセスを説明する一連のフローチャート 第5の部分を示す図である。 図28Fは、撮像機器における状態遷移 プロセスを説明する一連のフローチャート 第6の部分を示す図である。 図29は、本発明の撮像システムの第2実 施例における指令機器の一例としての光学式 リモコンの外観構成を示す斜視図である。 図30は、図29の光学式リモコンの電気 な構成を示すブロック図である。 図31は、第2実施例における指令機器の 別の例としての光学式リモコンの外観構成を 示す斜視図である。 図32は、図31の光学式リモコンの電気 な構成を示すブロック図である。 図33は、第2実施例における指令機器の 更に別の例としての光学式リモコンの外観構 成を示す斜視図である。 図34は、本発明の撮像システムの第3実 施例における指令機器の一例としての電波式 リモコンの外観構成を示す斜視図である。 図35は、図34の電波式リモコンの電気 な構成を示すブロック図である。 図36は、第3実施例における指令機器の 別の例としての電波式リモコンの外観構成を 示す斜視図である。 図37は、図36の電波式リモコンの電気 な構成を示すブロック図である。 図38は、本発明の撮像システムの第3実 施例における撮像機器の一例としてのデジタ ルカメラの外観構成を示す斜視図である。 図39Aは、図38のデジタルカメラのブロ ック構成図の一部を示す図である。 図39Bは、図38のデジタルカメラにおけ る認証受信部及び受信部の構成を示すブロッ ク図である。 図40Aは、認証受信部と受信部のデコ ダ部を共用のデコーダで兼用する構成を示 図である。 図40Bは、認証受信部と受信部のデコ ダ部を共用のデコーダで兼用する場合の認 受信部及び受信部の構成を示すブロック図 ある。 図41Aは、認証指令用のアンテナと一 指令用のアンテナとを一つのアンテナで兼 する構成を示す図である。 図41Bは、認証指令用のアンテナと一 指令用のアンテナとを一つのアンテナで兼 する場合の認証受信部及び受信部の構成を すブロック図である。 図42は、認証受信部と受信部の検波部 至デコーダ部を共用の検波部、積分部、波 整形部及びデコーダで兼用するようにした 合の認証受信部及び受信部の構成を示すブ ック図である。 図43Aは、電波式リモコンの発生する 号を示す図である。 図43Bは、搬送波拡大波形を示す図で る。 図44は、本発明の撮像システムの第4実 施例における指令機器の一例としての電波・ 光リモコンの外観構成を示す斜視図である。 図45は、図44の電波・光リモコンの電 的な構成を示すブロック図である。 図46は、本発明の撮像システムの第5実 施例における撮像機器としてのデジタルカメ ラの底面及び背面を示す斜視図である。 図47は、本発明の撮像システムの第7実 施例における撮像機器の認証指令受光用の受 光素子の配置の一例を示す図である。 図48は、第7実施例における撮像機器の 認証指令受光用の受光素子の配置の別の例を 示す図である。 図49は、本発明の撮像システムの第8実 施例における撮像機器として一眼レフタイプ の撮像機器での認証指令受光用の受光素子の 配置を示す図である。 図50は、第8実施例における撮像機器と してレンズシャッタタイプの撮像機器での認 証指令受光用の受光素子の配置を示す図であ る。 図51は、本発明の撮像システムの第9実 施例における撮像機器として一眼レフタイプ の撮像機器での認証指令受光用の受光素子の 配置を示す図である。 図52は、第9実施例における撮像機器と してレンズシャッタタイプの撮像機器での認 証指令受光用の受光素子の配置を示す図であ る。 図53は、本発明の撮像システムの第10 施例における撮像機器での認証指令受光用 受光素子の配置を示す図である。 図54は、本発明の撮像システムの第11 施例における撮像機器と指令機器の嵌合形 を示す図である。 図55は、本発明の撮像システムの第12 施例における撮像機器の一般指令受光用の 光素子及び認証指令受光用の受光素子の配 を示す図である。

 以下、本発明を実施するための最良の形 を図面を参照して説明する。

 [第1実施例]
 本発明の第1実施例に係る撮像システムは、 図1に示すように、デジタルカメラ10等の撮像 機器と、該撮像機器の本体(カメラ本体12)と 別体に構成され、該撮像機器の本体に対し 撮影実行指令を送信することにより上記撮 機器が撮像を行なうように構成された光学 リモコン14等の指令機器と、を含む。

 デジタルカメラ10のカメラ本体12の前面に は、撮影用のレンズ部16、撮影補助光発光用 フラッシュ18、光学式リモコン14等の指令機 器よりの撮影実行指令等の認証情報を含まな い認証情報無し指令(以下、一般指令と記す) 光用の受光素子20、タイマ撮影時の予告表 や指令機器よりの指令確認用の発光素子22、 撮影状態での録音や撮影後の音声メッセージ 付加に用いるマイクロフォン24が配置されて る。

 また、カメラ本体12の上面には、シャッ スイッチ26が設けられている。このシャッタ スイッチ26は、静止画撮影状態では、2段モー ションスイッチとなり、その半押しでピント 合わせ、全押しでシャッタを切ることが出来 る。これに対して、動画撮影状態では、1回 すと撮影を開始し、2回目を押すと撮影を停 する。また、カメラ本体12の上面には更に 電源のオン、オフのスイッチであるパワー イッチ28、電源オン時に点灯するパワーラン プ30、3位置切り替えのスライドスイッチであ って、静止画撮影状態、動画撮影状態、画像 再生状態が選択できるセレクトスイッチ32、 が配置されている。

 一方、カメラ本体12の背面には、図2に示 ように、該カメラ本体12が指令機器の認証 行うための認証情報を含む認証情報付き指 (以下、認証指令と記す)を受信するためのセ ンサである受光素子34が設けられている。ま 、このカメラ本体12の背面には、モニタ36が 設けられている。このモニタ36は、1.8乃至は3 インチ超で11万画素乃至は23万画素超の液晶 の表示器が用いられる。このモニタ36は、撮 影時の画像確認、撮影後の画像の表示、撮影 シーン選択用の撮影例画像表示、撮影条件等 の設定メニュー、撮影枚数や電池残量の表示 などを行なう。

 更に、カメラ本体12の背面には、十字ス ッチ38、OKボタン40、メニューボタン42、ズー ムスイッチ44、消去ボタン46、プリントボタ 48、等が配置されている。ここで、十字スイ ッチ38は、上下左右に押すことが出来る4箇所 シーソスイッチであり、モニタ36上に表示さ た複数項目の選択時に上下、左右に選択項 を移動する場合や、再生画像の前後の駒送 などに用いる。OKボタン40は、条件設定時に モニタ36上の選択項目を決定するスイッチで り、メニューボタン42は、条件設定用の各 メニューを表示させるためのスイッチであ 。ズームスイッチ44は、左右2箇所のシーソ イッチであり、撮影状態においては、T側を すとレンズ部16のズームレンズを望遠側に かし、W側を押すと広角側にズームレンズを 動する。また、このズームスイッチ44は、 生状態では、画像の拡大や縮小、あるいは ルチ画面表示の制御にも使われる。再生状 で、消去ボタン46を押すと、モニタ36に消去 実行確認の表示が現れて、十字スイッチ38 より消去を選択してOKボタン40を押すと、表 されている画像が消去される。また、再生 態で、プリントボタン48を押すと、モニタ36 にプリントメニューを表示し、該デジタルカ メラ10とプリンタ(図示せず)が接続されてい ば、当該デジタルカメラ10内の画像を印刷す ることが出来る。

 また、カメラ本体12の側面には、警告音 確認音の発生や、再生状態で録音されてい 音を再生するスピーカ50が設けられている。

 図3は、撮像機器の別の例としてのデジタ ルムービカメラ52の外観構成を示す斜視図で る。ここで、上記デジタルカメラ10と同様 機能部材については、同一の参照番号を付 。即ち、このデジタルムービカメラ52におい ては、そのカメラ本体12の前面には、撮影用 レンズ部16、撮影補助光発光用のフラッシ 18、指令機器よりの一般指令受光用の受光素 子20、タイマ撮影時の予告表示や指令機器よ の指令確認用の発光素子22、撮影状態での 音や撮影後の音声メッセージ付加に用いる イクロフォン24が配置されている。

 また、カメラ本体12の側面には、モニタ36 が回動自在に取り付けられており、撮影中の 画像や撮影後の再生画像が表示でき、使わな い時にはカメラ本体12に密着収納できる。更 、カメラ本体12の側面には、電源のオン、 フと、撮影や再生のモード切り替えが出来 電源モードスイッチ54が配置されている。

 カメラ本体12の上面には、ズームスイッ 44が設けられている。このズームスイッチ44 、左右2箇所のシーソスイッチであり、撮影 状態でT側を押すとズームレンズを望遠側に かし、W側を押すと広角側にレンズを駆動す 。また、再生状態では、モニタ36における 像の拡大や縮小、あるいはマルチ画面表示 制御にも使われる。

 カメラ本体12の背面には、指令機器より 認証指令を受信するためのセンサである受 素子34が設けられている。この他に、特に図 示はしていないが、カメラ本体12の側面や背 などに、各種接続コネクタ、メニューボタ 、シャッタスイッチなどがある。

 なお、指令機器としては、認証情報付き 令(認証指令)を送信する認証機能付き指令 器と、認証情報無し指令(一般指令)を送信す る一般指令機器とがある。認証指令には、認 証情報付きの撮影指令(撮影や再生など)と、 証モード切り替え指令とがある。一般指令 、認証情報を含まない撮像や再生などの撮 指令である。一般指令機器からの一般指令 は、後述するような許可モードにおいては ての機能について、また制限モードでは制 されていない機能についての指令が行える 認証情報には、後述するような固定リモコ 識別情報に加えて、可変リモコン識別情報( 乱数や計数値)、ID情報、機能範囲情報を用い ることができる。

 図1に示すように、認証機能付き指令機器 の一例としてのカメラ用の光学式リモコン14 、端面に、認証指令発信用の発光部56が構 されている。光学式リモコン14は、この発光 部56より、認証指令を撮像機器であるデジタ カメラ10やデジタルムービカメラ52に発信す る。

 また、光学式リモコン14の上面には、撮 指令ボタン58、認証設定スイッチ60、テレボ ン62、ワイドボタン64、プラスボタン66、マ ナスボタン68、等が配置されている。該光 式リモコン14は、撮影指令ボタン58が押され 時に撮影指令として撮影実行指令を撮像機 に発信する。認証設定スイッチ60は、その 作部60Aの位置により通常位置と認証位置を り替えるためのものであり、その位置によ 他のスイッチ62~68の機能が切り替わるように なっている。

 上記認証設定スイッチ60は、2位置切り替 スイッチである。この認証設定スイッチ60 操作部60Aが図4Aのように上方の通常位置60Bに ある時は通常位置、図4Bのように下方の認証 置60Cにある時は認証位置となる。

 即ち、テレボタン62が押された時、操作 60Aが通常位置60Bとなっていれば、撮影指令 して撮像機器にレンズ部16を望遠側に駆動す るTボタン指令を発信する。これに対して、 作部60Aが認証位置60Cとなっていれば、認証 ード切り替え指令として撮像機器を制限モ ドに切り替える指令(制限指令)を発信する。

 また、ワイドボタン64が押された時には 操作部60Aが通常位置60Bとなっていれば、撮 指令として撮像機器にレンズ部16を広角側に 駆動するWボタン指令を発信する。これに対 て、操作部60Aが認証位置60Cとなっていれば 認証モード切り替え指令として撮像機器を 定モードに切り替える指令(設定指令)を発信 する。

 また、プラスボタン66が押された時は、 作部60Aが通常位置60Bとなっていれば、撮影 令として再生時の駒送りやメニュー選択時 選択項目移動の指令を発信する。これに対 て、操作部60Aが認証位置60Cとなっていれば 認証モード切り替え指令として撮像機器を 止モードに切り替える指令(禁止指令)を発信 する。

 マイナスボタン68が押された時は、操作 60Aが通常位置60Bとなっていれば、撮影指令 して再生時の駒送りやメニュー選択時の選 項目移動の指令を発信する。これに対して 操作部60Aが認証位置60Cとなっていれば、認 モード切り替え指令として撮像機器を許可 ードに切り替える指令(許可指令)を発信する 。

 なお、撮像機器における上記各モードの 細については後で説明する。

 一般指令機器の一例としてのカメラ用の 学式リモコン70は、図5に示すようなもので る。ここで、上記光学式リモコン14と同様 機能部材については、同一の参照番号を付 。即ち、この認証機能を持たない光学式リ コン70は、一般指令のみを送信可能であり、 認証設定スイッチ60を持っていない。よって 後述するように、撮像機器が許可モードあ いは制限モードで許可されている機能に対 る指令を発信することができる。

 この光学式リモコン70の端面には、一般 令発信用の発光部56が構成されており、該発 光部56より一般指令を撮像機器であるデジタ カメラ10やデジタルムービカメラ52に発信す る。

 また、上面には、撮影指令ボタン58、テ ボタン62、ワイドボタン64、プラスボタン66 マイナスボタン68、等が配置されている。該 光学式リモコン70は、撮影指令ボタン58が押 れた時に撮影指令として撮影実行指令を撮 機器に発信する。テレボタン62が押された時 には、撮影指令として撮像機器にレンズ部16 望遠側に駆動するTボタン指令を発信する。 ワイドボタン64が押された時には、撮影指令 して撮像機器にレンズ部16を広角側に駆動 るWボタン指令を発信する。プラスボタン66 押された時は、撮影指令として再生時の駒 りやメニュー選択時の選択項目移動の指令 発信する。マイナスボタン68が押された時は 、撮影指令として再生時の駒送りやメニュー 選択時の選択項目移動の指令を発信する。

 認証機能付き指令機器の他の例として、 メラ用の別の光学式リモコン72は、図6に示 ようなものである。ここで、上記光学式リ コン14と同様の機能部材については、同一 参照番号を付す。即ち、この光学式リモコ 72においても、その端面に、指令発信用の発 光部56があり、該発光部56より認証指令を撮 機器に発信する。そして、上面には、撮影 令ボタン58、認証設定スイッチ60、テレボタ 62、ワイドボタン64、十字スイッチ74、OKボ ン76、メニューボタン78、プリントボタン80 情報ボタン82、消去ボタン84、回転ボタン86 保護ボタン88、等が配置されている。

 該光学式リモコン72は、撮影指令ボタン58 が押された時に、撮影指令として撮影実行指 令を撮像機器に発信する。また、テレボタン 62とワイドボタン64はシーソスイッチとなっ おり、テレボタン62が押された時はTボタン 令を発信する。このTボタン指令を受信した 像機器においては、撮影状態であればレン 部16を望遠側に駆動し、再生状態であれば ニタ36における画像の拡大やマルチ画面の表 示制御を行う。これに対して、ワイドボタン 64が押された時は、光学式リモコン72は、Wボ ン指令を発信する。このWボタン指令を受信 した撮像機器においては、撮影状態ではレン ズ部16を広角側に駆動し、再生状態ではモニ 36における画像の縮小やマルチ画面の表示 制御を行う。

 また、十字スイッチ74は、上下左右に押 ことが出来る4箇所シーソスイッチであり、 の押された方向に応じた操作指令を発信す 。これは、撮像機器におけるモニタ36上に 示された複数項目の選択時に上下、左右に 択項目を指示する場合や、再生画像の前後 駒送りなどに用いられる。OKボタン76は、条 設定時にモニタ36上の選択項目を決定する イッチであり、それが押された時にOK指令を 発信する。メニューボタン78は、条件設定用 各種メニューをモニタ36に表示させるため スイッチであり、それが押された時にメニ ー指令を発信する。

 また、消去ボタン84が押されると消去指 を発信する。撮像機器においては、その消 指令を受信した時に、再生状態であり且つ 去が機能制限されていなければ、モニタ36に 消去の実行確認の表示を行う。そして、十字 スイッチ74により消去を選択した上で、OKボ ン76が押されると、撮像機器においては、OK 令を受信して、表示されている画像を消去 る。

 認証設定スイッチ60は、図4A及び図4Bと同 に、その操作部60Aの位置により通常位置60B 認証位置60Cを切り替えるためのものであり その位置により他のボタン80,82,86,88の機能 切り替わるようになっている。

 即ち、操作部60Aが通常位置60Bでプリント タン80が押された時には、撮影指令として 刷指令を発信する。その印刷指令を受信し 撮像機器においては、モニタ36にプリントメ ニューを表示し、当該撮像機器とプリンタが 接続されていれば撮像機器内の画像を印刷す ることが出来る。これに対して、操作部60Aが 認証位置60Cでプリントボタン80が押されると 認証モード切り替え指令として設定指令を 信する。その設定指令の受信に応じて、撮 機器は設定モードに切り替わる。

 また、操作部60Aが通常位置60Bで情報ボタ 82が押された時には、撮影指令として情報 示指令を発信する。その情報表示指令を受 した撮像機器においては、モニタ36に表示画 像の情報を表示する。これに対して、操作部 60Aが認証位置60Cで情報ボタン82が押された場 には、認証モード切り替え指令として制限 令を発信する。その制限指令の受信に応じ 、撮像機器は制限モードに切り替わる。

 また、操作部60Aが通常位置60Bで回転ボタ 86が押された時には、撮影指令として回転 令を発信する。その回転指令を受信した撮 機器においては、モニタ36の表示画像を90度 転する。これに対して、操作部60Aが認証位 60Cで回転ボタン86が押された場合には、認 モード切り替え指令として許可指令を発信 る。その許可指令の受信に応じて、撮像機 は許可モードに切り替わる。

 そして、操作部60Aが通常位置60Bで保護ボ ン88が押されると、撮影指令として保護指 を発信する。その保護指令を受信した撮像 器においては、モニタ36の表示画像に保護フ ラグをつけ、消去できないように保護する。 なお、この保護フラグは、上記メニューボタ ン78の操作によるメニューで解除することが 来る。これに対して、操作部60Aが認証位置6 0Cで保護ボタン88が押された時には、認証モ ド切り替え指令として禁止指令を発信する その禁止指令の受信に応じて、撮像機器は 止モードに切り替わる。

 一般指令機器の他の例として、別のカメ 用の光学式リモコン90は、図7に示すような のである。ここで、上記光学式リモコン72 同様の機能部材については、同一の参照番 を付す。即ち、この認証機能を持たない光 式リモコン90の場合は、一般指令のみを送信 可能であり、認証設定スイッチ60を持ってい い。従って、後述するように、撮像機器が 可モードあるいは制限モードで許可されて る機能に対する指令を発信することができ 。

 この光学式リモコン90においても、その 面に、指令発信用の発光部56があり、該発光 部56より一般指令を撮像機器に発信する。そ て、上面には、撮影指令ボタン58、テレボ ン62、ワイドボタン64、十字スイッチ74、OKボ タン76、メニューボタン78、プリントボタン80 、情報ボタン82、消去ボタン84、回転ボタン86 、保護ボタン88、等が配置されている。

 該光学式リモコン90は、撮影指令ボタン58 が押された時に、撮影指令として撮影実行指 令を撮像機器に発信する。また、テレボタン 62が押された時はTボタン指令を発信し、ワイ ドボタン64が押された時はWボタン指令を発信 する。十字スイッチ74は、上下左右に押すこ が出来る4箇所シーソスイッチであり、その 押された方向に応じた操作指令を発信する。 OKボタン76が押された時にOK指令を発信する。 メニューボタン78が押された時にメニュー指 を発信する。また、消去ボタン84が押され と消去指令を発信する。

 また、プリントボタン80が押された時に 、撮影指令として印刷指令を発信する。情 ボタン82が押された時には、撮影指令として 情報表示指令を発信する。回転ボタン86が押 れた時には、撮影指令として回転指令を発 する。保護ボタン88が押されると、撮影指 として保護指令を発信する。

 上記デジタルカメラ10の電気的な構成は 図8に示す通りである。即ち、上記レンズ部1 6は、被写体の像を撮像素子92上に結像させる 。撮像機器の種類によって一眼レフタイプや レンズシャッタタイプがある。このレンズ部 16は、ズーム機能、オートフォーカス機能、 るさ絞り機能などを含む。撮像素子92は、 写体の像を電気信号に変換するもので、CCD イプやCMOSタイプの撮像素子が用いられ、画 数は100万画素クラスから1000万画素超クラス が用いられる。撮像処理回路94は、撮像素子9 2からの信号を処理しA/D変換して、メニュー で設定されている所定のフォーマットで内 メモリ96あるいは着脱メモリ98に記録する。 のフォーマットとしては、画像圧縮しないR AWデータ形式や標準圧縮方式によるJPEG形式な どが用いられる。また、動画の場合は、モー ションJPEG形式やMPEG2、MPEG4形式などのフォー ットが用いられる。

 認証受光部100は、認証機能付きの光学式 モコン14あるいは72よりの指令光を受光素子 34で電気信号に変換し、増幅、復調し、主制 部102と協調して認証指令のみをデコードし 指令データに変換する。受光素子34には、 証指令の他に一般指令やその他の光も入射 る可能性はあるが、デコードされ指令デー に変換されるのは認証指令だけである。ま 、受光部104は、上記認証機能を持たない光 式リモコン70あるいは90よりの一般指令を受 素子20で電気信号に変換し、増幅、復調し 主制御部102と協調してデコードして指令デ タに変換する。受光素子20には、一般指令の 他に認証指令やその他の光も入射する可能性 はあるが、デコードされ指令データに変換さ れるのは一般指令だけである。

 ズーム制御部106は、静止画あるいは動画 影が可能な場合に、カメラ本体12のズーム イッチ44あるいはリモコン14、70、72又は90の レボタン62もしくはワイドボタン64が操作さ れたとき、レンズ部16を駆動する。露光制御 108は、デジタルカメラ10に設定されている 影条件にしたがって被写体の明るさに応じ 絞りの制御や撮像素子92の制御を行なう。測 距制御部110は、撮像素子92からの信号を用い レンズ部16の駆動及び合焦検出制御を行な 。

 画像処理回路112は、主制御部102のCPU及び ログラムと協調して、画像の拡大縮小、圧 伸長、歪補正、色補正、ノイズ除去、合成 回転などの処理を行なう。着脱メモリ98は 画像記録用のメモリであり、半導体メモリ ードやハードディスクドライブで構成され カメラ本体12のコネクタ(図示せず)に着脱で る。この着脱メモリ98としては、数十メガ イトから数ギガバイトのものが用いられ、 像やその属性情報が記録される。暗号化・ 号化回路114は、着脱メモリ98に画像を記録す る際に暗号化して記録する場合及び暗号化さ れた画像を復号化する場合に用いる。ただし 、処理を主制御部102のCPUでプログラムで行な う場合は省略することができる。外部インタ ーフェイス116は、デジタルカメラ10とプリン やパソコンあるいはハードディスクなどの 部記憶装置やテレビジョン受像機(以下、テ レビと略記する)などとの接続のための信号 換機能とコネクタを含む。プリンタとの接 にはピクトブリッジ、パソコンや外部記憶 置とはUSB、テレビとはビデオケーブル等で 続することが出来る。

 バス118は、各部を結ぶ共通信号線群であ 、データバス、アドレスバス、コントロー バスなどである。主制御部102は、特に図示 していないが、CPU、ROM、RAM、レジスタ、カ ンタ、タイマ、書き換え可能な不揮発性メ リなどを含むマイクロコンピュータシステ である。該主制御部102は、当該デジタルカ ラ10全体の制御や表示、データ処理を司る また、この主制御部102は、当該デジタルカ ラ10に対応する認証機能付きリモコンを識別 するための固定リモコン識別情報を不揮発性 メモリに記録しておく、固定リモコン識別情 報記憶部102Aを有している。この固定リモコ 識別情報の記録は、当該デジタルカメラ10の 工場出荷前あるいは販売前に行なっておくこ とが望ましい。更に、この固定リモコン識別 情報は、不正利用を防止する観点から、暗号 化されていることが望ましい。

 内蔵メモリ96は、当該デジタルカメラ10か ら取り出し出来ないメモリである。この内蔵 メモリ96には、撮影した画像を当該内蔵メモ 96のみに記録することが選択されている場 の画像等の記録、あるいは禁止モードにお る撮影画像等の記録、あるいは制限モード び許可モードにおいて着脱メモリ98が一杯あ るいは無い場合にも画像等の記録が出来る。 この内蔵メモリ96としては、数十メガバイト ら数ギガバイトの半導体メモリあるいは数 メガバイトから十ギガバイトクラスの超小 ハードディスクが好適である。

 モードメモリ120は、不揮発性メモリで構 され、認証モードの記憶、保持をすること できる。電源がオフでも記憶は保持されて り、これにより、禁止モード等が設定され いて故意あるいは過失で電池が抜かれたま 放置された場合であっても禁止モード等は 持され、次の電源オン時には禁止モード等 なる。

 フラッシュ18は、静止画撮影時に、メニ ーで設定されたフラッシュモードにしたが てフラッシュ発光を行なう。フラッシュモ ドとしては、例えば、暗い時や逆光で自動 光するモード、弱く発光するソフト発光モ ド、本発光前に数回の予備発光をする赤目 減モード、必ず発光する強制発光モード、 光しない発光禁止モード、等がある。発光 122は、発光素子22の点灯を制御する。表示制 御部124は、モニタ36に撮影画像や再生画像、 ニューや情報及び警報用の文字や記号の表 制御を行なう。音声処理部126は、撮影時に イクロフォン24で拾った音を処理して記録 せることや、再生時に記録されている音を 生処理してスピーカ50に供給したり、警報音 等をスピーカ50に供給する。

 電源回路128は、電池130あるいは外部の電 (図示せず)からの電力を、各部に必要な電 に変換して供給する。電池130は交換可能で リチュームイオン充電電池や乾電池が用い れる。

 禁止タイマ132は、タイマスタート後、予 設定された時間が経過した時、時間切れと り、モードメモリ120の認証モードを禁止モ ドに設定する。電池130及び電源回路128と協 してカメラ本体12の電源がオフの状態であ ても禁止タイマ132には電源が供給されおり カウントを続けることができる。そして、 め設定された時間が経過した時、時間切れ なり、モードメモリ120の認証モードを禁止 ードにする。この際、短時間、主制御部102 モードメモリ120に電源を供給して禁止モー をプログラムで設定する様に構成すること できる。あるいは、主制御部102は介さずに 止タイマ132自身でモードメモリ120の禁止設 が行なえるようにしても良い。これは、禁 モード設定アドレスの発生と、禁止モード ータの発生及び制御バスの短時間駆動によ て、モードメモリ120に禁止モードの設定を なえば良い。また、電源回路128に電圧監視 能を持たせて、回路動作にとって電圧が不 分なレベルになる前に禁止モードを設定す ようにしても良い。電池130が抜き取られた 合に、バックアップ電池あるいはキャパシ の有無等を考慮して、予め設定された時間 に禁止モードに強制移行しても良い。

 このような方式を採用することにより、 意あるいは過失により電池130が抜き取られ まま、あるいは消耗したまま放置されて、 ックアップ用の電池あるいはキャパシタの 気も消耗してしまい、禁止タイマ132がカウ トできなくなってしまうことを防止するこ ができる。これにより、予め設定した時間 経過しても禁止モードを設定することがで なくなってしまって、当該デジタルカメラ1 0が使用できてしまう、ということを防止で る。

 パワースイッチ28でカメラ本体12の電源の オン、オフを行い、オンのときはパワーラン プ30が点灯している。シャッタスイッチ26、 レクトスイッチ32は図1の説明と同様である 十字スイッチ38、OKボタン40、メニューボタ 42、ズームスイッチ44、消去ボタン46、プリ トボタン48は、図2を参照して説明した通り ある。各スイッチ及びボタンは、主制御部10 2のCPUの割り込みライン及び/又は入出力ポー に接続されている。

 図3に示したデジタルムービカメラ52の場 は、外観等は長時間の動画撮影時の操作性 を考慮した形状になっているが、基本的な 能構成は、図8に示したデジタルカメラ10の れと同様である。

 図9は、デジタルカメラ10における上記認 受光部100及び受光部104は、図9に示すような 構成となっている。受光素子20は、認証機能 持たない光学式リモコン70又は90よりの光を 電流に変換する。なお、受光素子20の前面に 、使用波長に合せた光を通す光学フィルタ( 図示せず)を設けて、外乱光の影響を除去す ことが望ましい。上記受光素子20で変換され た電流は、増幅部104Aで増幅され、フィルタ 104Bで搬送波周波数に合わせた帯域を通過さ た後、検波部104Cで検波され、積分部104Dで 送波周波数成分が除去されて信号成分が再 される。そして、この再生された信号成分 波形整形部104Eで整形されて、デコーダ部104F に入力され、該デコーダ部104Fで一般指令が コードされる。

 同様に、受光素子34は、認証機能付きの 学式リモコン14又は72よりの光を電流に変換 る。該受光素子34の前面には、使用波長に わせた光を通す光学フィルタ(図示せず)を設 けて、外乱光の影響を除去することが望まし い。上記受光素子34で変換された電流は、増 部100Aで増幅され、フィルタ部100Bで搬送波 波数に合わせた帯域を通過させた後、検波 100Cで検波され、積分部100Dで搬送波周波数成 分が除去されて信号成分が再生される。そし て、再生された信号成分が波形整形部100Eで 形されて、デコーダ部100Fに入力され、該デ ーダ部100Fで認証指令がデコードされる。認 証指令のうち、図21を参照して後述する4つの 認証モードを切り替える認証モード切り替え 指令のみをデコードする構成を採る場合、更 に再生に関わる指令や制限機能の設定に関わ る指令も含めてデコードする場合、或いは撮 影指令等も含めた認証情報付きの指令全てを デコードする場合など、撮像機器の仕様に合 わせた構成を選択できる。

 このように、一般指令と認証指令とでセ サ及び信号処理回路並びにデコーダを別々 持つことにより、認証指令のうち、選択さ た指令は認証用のデコーダ部100Fでのみデコ ードされ、バス118を介して主制御部102に通知 される。

 なお、図10A及び図10Bに示すように、認証 光部100と受光部104のデコーダ部を共用のデ ーダ134で兼用するようにしても良い。この 合、デコーダ134は、認証指令のデコードア ゴリズムと一般指令のデコードアルゴリズ を併せ持つ。各受光部100,104の波形整形部100 E,104Eを通った信号はデジタル信号となってい るので、デコーダ134は、両方のアルゴリズム でデコードを試みて、デコードできた方の指 令を主制御部102に入力する。このようにして デコード部の兼用ができる。

 また、図11A及び図11Bに示すように、認証 令用の受光素子34と一般指令用の受光素子20 とを一つの受光素子136で兼用するようにして も良い。この場合、受光素子136の波長感度が 、光学式リモコン14又は72の発光部56における 発光素子の波長に対して十分感度があれば、 認証指令の波長と一般指令の波長とが違って いる場合でも受光素子を兼用できる。受光素 子136としてフォトダイオードを用いる場合、 分光感度特性が可視域から赤外まで広範囲に わたるものが利用できる。受光素子を兼用す る場合は、波長にあわせた光学フィルタの特 性が、使用する2波長の透過率が高いものを いるか、光学フィルタは無しとしても良い

 認証機能付きの上記光学式リモコン14の 気的な構成は、図12の通りである。制御部138 は、ボタン58,62~68の何れかがオンになった時 認証設定スイッチ60の状態を読み取り、そ 状態に対応した指令信号を発生する。また この制御部138は、撮像機器と対応する認証 能付きリモコンを識別するための認証情報 して、固定リモコン識別情報等を不揮発性 モリに記録しておく、認証情報記憶部138Aを している。この認証情報記憶部138Aへの固定 リモコン識別情報の記録は、工場出荷前ある いは販売前に行なっておくことが望ましい。 更に、この固定リモコン識別情報は、不正利 用を防止する観点から、暗号化されているこ とが望ましい。

 制御部138は、ボタンが押し続けられてい 間は、予め設定された時間、信号を発生す 。変調部140は、制御部138よりの信号で、発 部142が発生する搬送波を変調してトランジ タ144を駆動し、発光部56の発光素子56Aを点 させる。抵抗146は、電流制限用である。発 素子56Aには、赤外線発光ダイオードで波長 900~950nmのものが用いられることが多いが、 の波長あるいは可視光でも良い。

 なお、認証機能を持たない上記光学式リ コン70の電気的な構成は、図12に示した認証 機能付きの上記光学式リモコン14のそれと同 であるので、その図示及び説明は省略する 但し、認証機能を持たない上記光学式リモ ン70においては、制御部138に認証情報記憶 138Aは備えられていない。

 認証機能付きの上記光学式リモコン72の 気的な構成は、図13のようになっている。制 御部138は、ボタン及びスイッチ58,62,64,74~88の れかがオンになった時、認証設定スイッチ6 0の状態を読み取り、その状態に対応した指 信号を発生する。また、制御部138は、撮像 器と対応する認証機能付きリモコンを識別 るための認証情報として、固定リモコン識 情報等を不揮発性メモリに記録しておく、 証情報記憶部138Aを有している。この認証情 記憶部138Aへの固定リモコン識別情報の記録 は、工場出荷前あるいは販売前に行なってお くことが望ましい。更に、この固定リモコン 識別情報は、不正利用を防止する観点から、 暗号化されていることが望ましい。

 制御部138は、ボタン又はスイッチが押し けられている間は、予め設定された時間、 号を発生する。搬送波周波数として40KHzを いる場合、該制御部138として、ワンチップ イコンで直接、発光素子としての発光素子56 Aを駆動できるものを用いれば、プログラム 高周波変調信号を発生させることが出来る したがって、上記変調部140と発振部142とト ンジスタ144を省略し、電流制限用の抵抗146 介して電源に接続されている発光部56を、直 接、制御部138に接続する。

 なお、認証機能を持たない上記光学式リ コン90の電気的な構成は、図13に示した認証 機能付きの上記光学式リモコン72のそれと同 であるので、その図示及び説明は省略する 但し、認証機能を持たない上記光学式リモ ン90においては、制御部138に認証情報記憶 138Aは備えられていない。

 次に、上記光学式リモコン14、70、72又は9 0の発生する信号を図14乃至図17を参照して説 する。

 8ビットの1バイトデータを送信する場合 送信データ信号は、図14に示すように、リー ダコード148と、8ビットデータ部150と、スト プコード152と、から構成される。図15は、デ ータ信号1ビットの構成を示す図である。論 「0」の場合、信号単位時間T=500マイクロ秒( 下μS)のオンとオフの計1ミリ秒(以下mS)で表 、論理「1」の場合、1Tのオンと3Tのオフの 2mSで表す。図14のデータ信号の場合は、リー ダコード148が8Tのオンと4Tのオフで計12T=6mSで り、データ8ビット(「01010011」)は論理「0」 4個で4mS、論理「1」が4個で8mSの合計12mS、ス トップコード152は60Tで30mSであり、合計48mSと る。

 データnバイトを送る場合は、図16に示す うに、リーダコード148に続きnバイトのデー タ、最後にストップコード152となる。

 図12に示した光学式リモコン14又は70の変 部140の出力波形は、図17に示すようになる この図17は、制御部138よりのデータ信号によ り発振部142から供給される搬送波を変調し、 トランジスタ144を駆動する論理「0」の波形 示している。搬送周波数40kHzの場合、1T=500μS には搬送波20パルスが入り、発光部56の発光 子56Aを点滅する。

 図13に示した光学式リモコン72又は90にお ても同様である。

 発光部56よりの光は、受光素子20及び32で 図17の変調波形に近い形の信号に様々なノ ズや直流成分が乗った形で再生される。そ て、搬送波周波数40kHzの帯域通過フィルタ部 104B及び100Bで雑音等を除去した後、検波部104C 及び100Cと積分部104D及び100D及び波形整形部104 E及び100Eで図16の信号波形が再生され、デコ ダ部104F及び100Fでそれぞれデータに変換され る。

 次に、光学式リモコン14、70、72又は90の 令のデータフォーマットを説明する。

 認証機能を持たない光学式リモコン70又 90からの一般指令は、図18Aに示すように、基 本的には、リーダコード148とストップコード 152で指令の内容を示すデータ部150を挟む形で あり、固定長でも可変長でも良い。この図18A は図16に相当する。また、一般指令は、図18B 示すように、データ部150の前にヘッダ154を けて、データ形式やリモコンの種類などを 固定フォームで追加したものでも良い。更 、図18Cに示すように、データ部150の後ろに エラー検出のためのデータやエラー訂正用 データ(ECC156)を添付しても良い。あるいは 市販の家電製品用のリモコンで行なわれて るようなデータビットパターンを直後に反 して送り、両者の一致を取ってエラーの有 を検出するようにしても良い。

 認証機能付きの光学式リモコン14又は72か らの認証指令では、更に、識別情報として固 定リモコン識別情報が付加される。即ち、こ の場合は、図19A乃至図19Cに示すように、独立 した固定リモコン識別情報158を付加して送信 する。或いは、識別情報としての固定リモコ ン識別情報158を、データ部150又はヘッダ154の 一部に含めて送信することもできる(この場 、デーフォーマットは図18A乃至図18Cに示す のとなる)。

 この固定リモコン識別情報158は、図8で説 明した、デジタルカメラ10の主制御部102の固 リモコン識別情報記憶部102Aに記憶されてい る固定リモコン識別情報と同じものである。 固定リモコン識別情報158は、リモコンよりの 指令が正しいリモコンから送信されたものか 否かを判別するために用いる。固定リモコン 識別情報158は、図12及び図13で説明したよう 、デジタルカメラ10と対になる認証機能付き の光学式リモコン14,72の制御部138の認証情報 憶部138Aに、同じ情報が書き込まれている。 よって、もしリモコン14又は72あるいはデジ ルカメラ10が壊れたり紛失した際に、壊れた ほうを買いなおす場合には、メーカあるいは 販売店で身分証明などで正規の所有者であり 盗品等でないことを示して、固定リモコン識 別情報を書き直して貰う事ができる。

 認証機能付きの光学式リモコン14及び72の 認証指令としての認証モード切り替え指令の データフォーマットは、図20A乃至図20Cに示す ようになる。これは、光学式リモコン14又は7 2の認証設定スイッチ60の操作部60Aが認証位置 60Cに設定されていて、禁止ボタンまたは制限 または設定または許可に割り当てられたボタ ンが押された場合に送信されるものである。 即ち、そのような場合には、当該リモコン14 は72より、例えば、図20Aに示すように、そ 押されたボタンに応じた認証モード切り替 指令データ160が、リーダコード148とストッ コード152で挟まれて、また、固定リモコン 別情報158が付加されて発信される。あるい 、図20Bに示すようにヘッダ154、更には図20C 示すようにECC156を付加して発信される。こ ようなフォーマットの信号は、カメラ本体12 において、受光素子34又は136で受光され、デ ーダ部100F又はデコーダ134で認証モード切り 替え指令に変換される。

 認証モード切り替え指令データ160は、一 データと区別できるように、普通は現れな 文字列を用いる。例えば、図21に示すよう 、「ZZAA」、「ZZBB」、「ZZCC」、「ZZDD」のよ に4文字で表す。ここで、文字数は任意であ るが、認証モード切り替え指令が明確に区別 できる文字の組み合わせと長さが必要である 。

 また、図19A乃至図19Cに示したフォーマッ を用いて、そのnバイトのデータ部150に認証 モード切り替え指令用の文字列を入れて発信 するようにしても良い。例えば、禁止モード への切り替えは「ZZNINSHO=AA」、制限モードへ 切り替えは「ZZNINSHO=BB」、設定モードへの り替えは「ZZNINSHO=CC」許可モードへの切り替 えは「ZZNINSHO=DD」のように用いても良い。

 次に、カメラ本体12の認証モードを説明 る。図22に示すように、認証モードには、「 禁止モード」、「制限モード」、「設定モー ド」、及び「許可モード」の4種類がある。

 「禁止モード」は、認証機能付きリモコ 以外での使用を不可とするモードである。 証機能付きリモコンからの信号がないとカ ラ本体12の操作は出来ないので、認証機能 きリモコンをカメラ本体12とは別に携帯ある いは保管しておき、カメラ本体12を禁止モー にしておく。このようにカメラ本体12を禁 モードとしておくことにより、万一カメラ 体12単体を紛失してしまい、そのカメラ本体 12を第三者が入手したとしても、第三者がそ カメラ本体12を使用することは出来ない。 管時や携帯時に紛失してもカメラ本体12が使 用できないと共に、カメラ本体12内の画像の 洩が防止できる。なお、この禁止モードで 、認証機能付きリモコン保有者は認証機能 きリモコンを使ってカメラ本体12を操作す ことができる。

 「制限モード」は、認証機能付きリモコ 、認証機能を持たないリモコンの何れにお ても、図24を参照して後述するような許可 れている機能のみが使用できるモードであ 。この制限モードは、一時的にカメラ本体12 を貸す場合や、本人が使用して撮影のみ行な う場合で、消去や転送を禁止する場合に便利 である。

 「設定モード」は、上記制限モードにお る制限機能の設定・変更を認証機能付きリ コンを用いて行なうことが出来るモードで る。

 「許可モード」は、カメラ本体12を自由 使えるモードであり、本人や家族が盗難等 リスクが少ない自宅など限定された場所で 用する場合や、カメラ本体12内の画像を消去 した状態で他人に貸与する場合に好適な、い わばカメラ本体12に鍵が掛かっていない状態 ある。この許可モードでは、認証機能を持 ないリモコンであっても、認証モードの切 替え以外の全ての機能が実行可能である。

 次に、図23を参照して、カメラ本体12の電 源の投入時の認証モード設定指定に関する選 択を説明する。この設定は、メニューを使っ て、電源投入時にモードメモリ120の記憶モー ドに関係なく強制的に禁止モードとなる設定 (「禁止モード」)と、電源投入時にモードメ リ120に記憶されている認証モード(「モード メモリ記憶モード」)になる設定との何れか が指定できる。これは、メニューで電源投 時の認証モード設定の画面を表示し、認証 能付きの上記光学式リモコン14のプラスボタ ン66とマイナスボタン68、あるいは認証機能 きの上記光学式リモコン72の十字スイッチ74 選択し、撮影指令ボタン58により確定する 作で設定する。この設定結果は、モードメ リ120又は主制御部102内の不揮発性メモリに 存される。

 電源投入時に「禁止モード」となるよう 設定しておくことにより、認証機能付きリ コンを持っていて該認証機能付きリモコン 指令するか、認証機能付きリモコンで他の 証モードに切り替えない限り、カメラ本体1 2単独では使用できない、即ちカメラ本体12に 鍵が掛かった状態にできる。これに対して、 電源投入時に「モードメモリ記憶モード」と なるように設定しておけば、カメラ本体12は ードメモリ120に記憶されているモードとな 、許可モードであればカメラ本体12を自由 使用でき、制限モードであれば設定された 用可能機能に従った使用ができる。禁止モ ド及び設定モードであれば、認証機能付き モコンが必要である。許可モード及び制限 ードになった場合は、禁止タイマ132がスタ トし、設定された時間が過ぎると禁止モー になる。

 次に、図24を参照して、制限モードでの 用可能な機能を説明する。認証機能付きリ コンの設定スイッチ(光学式リモコン14では 証設定スイッチ60及びワイドボタン64、光学 リモコン72では認証設定スイッチ60及びプリ ントボタン80)を押すと設定モードに切り替わ る。この設定モードでは、図24に示す機能と 限フラグがモニタ36に表示され、光学式リ コン14のプラスボタン66とマイナスボタン68 あるいは光学式リモコン72の十字スイッチ74 項目を選択し、撮影指令ボタン58により可 は不可を確定する操作で設定することが出 る。その設定結果は、機能制限表として、 ードメモリ120又は主制御部102内の不揮発性 モリに保存される。

 ここで、「撮影可」で、静止画及び動画 撮影ができる。

 「再生可」で、内蔵メモリ96及び着脱メ リ98内の画像の再生が出来る。更に再生状態 で使用可能な機能を細かく設定できる。即ち 、「消去可」で消去ができ、「転送可」でパ ソコン等への転送ができ、「印刷可」でプリ ンタへの印刷ができ、「編集可」で画像の編 集が出来る。

 「メニュー可」で、撮影条件の変更など できる。

 また、上述したように、カメラ本体12の イッチやボタンが押された場合、カメラ本 12の主制御部102のCPUに割り込みやリセットが 掛かり、対応した動作が行なわれる。図25は その大略を示した図である。各対応動作の 細については後述するので、ここでは対応 概要を、デジタルカメラ10の場合を例に説 するものであり、撮像機器の種類により、 応するスイッチやボタンが無いもの、別の 称となっているもの、等もある。

 カメラ本体12が電源オフの状態で、パワ スイッチ28が押されると電源が入り、主制御 部102のCPUにリセットが掛かり動作が開始され る。また、電源がオンの状態でパワースイッ チ28が押されると、動作を終了し電源がオフ なる。

 セレクトスイッチ32が切り替わると、現 の状態を終了し、新たな状態に移行する。 ャッタスイッチ26が押されると、シャッタス イッチオンのフラグを立てる。このフラグは プログラムで読み取られ、撮像動作の開始や 終了動作を行なう。メニューボタン42が押さ ると、モニタ36にメニューを表示し、十字 イッチ38やOKボタン40での設定変更ができる メニュー表示中に再度メニューボタン42が押 されると、メニュー動作は終了する。ズーム スイッチ44がT側あるいはW側に押されると、 ーム制御部106を駆動する。十字スイッチ38の 何れかが押されると、対応するスイッチフラ グを立てる。OKボタン40が押されると、OKボタ ンフラグを立てる。消去ボタン46が押される 、モニタ36に消去の確認メニューを表示し 対応する確認のスイッチが押されると消去 実行する。プリントボタン48が押されると、 モニタ36にプリントメニューを表示し、以降 定の印刷動作を行なう。

 上記で立てられたフラグは、用途によっ 読み取られた段階でクリアされる場合と、 イッチやボタンが押し続けられている間(オ ンの間)は立てておきオフでクリアされる場 がある。

 次に、図26を参照して、リモコンのスイ チやボタンが押された場合のカメラ本体12の 対応動作の大略を説明する。リモコンの種類 により、対応するボタン等が無いものもある 。カメラ本体12は電源オン後、常にリモコン りの信号を受信し対応する動作ができる状 にある。リモコンよりの信号をキャッチす と割り込みにより処理中のプログラムを中 して、リモコン信号を受信処理して、図18A 至図20Cで説明したようなリモコンデータフ ーマットの受信データを所定のメモリに格 し、その意味するところの指令に沿った動 を行なう。

 また、認証機能付きリモコンの場合には そのリモコンが正規なものかどうかを判別 るため、カメラ本体12側の固定リモコン識 情報記憶部102Aに記録されている固定リモコ 識別情報と認証機能付きリモコンよりの固 リモコン識別情報158とを比較して判断する 更に、この固定リモコン識別情報は、認証 能付きリモコンの認証設定スイッチ60が認 位置60Cに設定されている場合や、撮像機器 禁止モードになっていてリモコン指令のみ 作動する場合に認証機能付きリモコンを判 するために用いる。

 光学式リモコン70又は90のような認証機能 のないリモコンの場合は、固定リモコン識別 情報は使用しないが、許可モード及び制限モ ードで制限されない機能のみ使用できる。禁 止モードでは使用できない。

 リモコンよりの指令を受けたカメラ本体1 2では、主制御部102のCPUが、以下のように、 のリモコンよりの受信データを解読した結 に対応してそれぞれの動作を行なう。

 即ち、光学式リモコン14、70、72又は90の 影指令ボタン58が押された場合は、撮影指令 フラグを立てる。このフラグは、撮影状態の 場合は、プログラムで読み取られ、撮像動作 の開始や終了動作を行なう。設定モードにお いては、認証機能付きの光学式リモコン14又 72の場合のみ選択項目の確定を行なう。光 式リモコン14、70、72又は90のテレボタン62又 ワイドボタン64が押されると、ズーム制御 106を駆動する。光学式リモコン14又は70のプ スボタン66又はマイナスボタン68が押される と、対応するスイッチフラグを立てる。

 光学式リモコン72又は90の十字スイッチ74 何れかが押されると、対応するスイッチフ グを立てる。光学式リモコン72又は90のOKボ ン76が押されると、OKボタンフラグを立てる 。光学式リモコン72又は90の情報ボタン82が押 されると、モニタ36に表示中の画像の情報を 示し、再度押されると、その情報表示を中 する。光学式リモコン72又は90のプリントボ タン80が押されると、モニタ36にプリントメ ューを表示し、以降所定の印刷動作を行な 。光学式リモコン72又は90のメニューボタン7 8が押されると、モニタ36にメニューを表示し 、十字スイッチ74やOKボタン76により設定、変 更ができる。メニュー表示中に再度メニュー ボタン78が押されると、メニュー動作は終了 る。光学式リモコン72又は90の消去ボタン84 押されると、モニタ36に消去の確認メニュ を表示し、対応する確認のスイッチが押さ ると、表示中の画像の消去を実行する。光 式リモコン72又は90の保護ボタン88が押され と、モニタ36に表示中の画像に保護フラグが 付けられる。この保護フラグ付きの画像を上 記消去ボタン84操作により消去しようとする 、誤消去を防ぐための警告がモニタ36に表 され、消去するには消去の実行を選択して 去する。保護フラグ付きの画像が表示され いる状態で保護ボタン88を押すと、保護フラ グが解除される。光学式リモコン72又は90の 転ボタン86が押されると、モニタ36に表示さ ている画像が右90度回転し、再度押される 左90度回転画像になり、もう一度押されると 元の画像に戻る。

 なお、独立したボタンとして、制限ボタ 、禁止ボタン、設定ボタン及び許可ボタン 備えた認証機能付きリモコンも考えられる そのような認証機能付きリモコンでは、制 ボタンが押されると制限指令が発信され、 像機器は制限モードに切り替わる。禁止ボ ンが押されると禁止指令が発信され、撮像 器は禁止モードに切り替わる。設定ボタン 押されると設定指令が発信され、撮像機器 設定モードに切り替わる。許可ボタンが押 れると許可指令が発信され、撮像機器は許 モードに切り替わる。

 次に、図27を参照して、認証モードの遷 を説明する。電源オフの状態で(ステップS10) 、パワースイッチ28がオン操作されると(ステ ップS12)、図23で説明した電源オン時の認証モ ード設定指定及びモードメモリ記憶モードを 読み込み、禁止モードか否かを判断する(ス ップS14)。ここで、禁止モードであると判断 れた場合には、禁止モードM1になる。

 これに対して、上記ステップS14で禁止モ ド以外であると判断された場合には、許可 ードか否かを判断する(ステップS16)。ここ 、許可モードであると判断された時には、 可モードM4になる。

 上記ステップ(ステップS16)において許可 ードでもないと判断された時は、制限モー か否かを判断する(ステップS18)。ここで、制 限モードであると判断された場合は、制限モ ードM2になる。これに対して、制限モードで ないと判断された場合には、設定モードM3 なる。

 各モード間の遷移は、認証機能付きの光 式リモコン14,72よりの認証モード切り替え 令でも切り替えることができ、図中の禁止 令、制限指令、許可指令、設定指令で示す うな遷移をする。

 更に、カメラ本体12単体でも何らかの使 ができる制限モードM2及び許可モードM4に切 替わった場合は、その時点からカメラ本体1 2内の禁止タイマ132がカウントを始める(ステ プS20)。そして、予め設定された時間が過ぎ ると、カメラ本体12は自動的に禁止モードM1 切り替わり、以降は認証機能付きリモコン 無いと使用ができない。禁止モードM1を解除 するためには認証機能付きリモコンが必要で ある。禁止タイマ132は、カメラ本体12の電源 オフされてもカウントを続け、予め設定さ た時間が過ぎると自動的に禁止モードM1と る。したがって、許可モードM4や制限モード M2のままカメラ本体12を紛失しても、予め設 した時間が過ぎるとそのカメラ本体12は使用 できなくなる。設定時間は、使用者がメニュ ーで指定でき、例えば10分でも、1時間でも、 一日でも、一週間でも良い。所有者が使用す る場合でも、禁止タイマ132を短時間の設定に しておき許可モードM4で使用することで、い いち認証機能付きリモコンで操作しなくて カメラ本体12を自由に使えて、かつ万一盗 等にあっても短時間で禁止モードM1になるの で比較的安全である。

 パワースイッチ28が再び押されて(ステッ S22)、電源がオフされる場合、現在の認証モ ードをモードメモリ120に保存しておく(ステ プS24)。そして、電源オフの状態となる(ステ ップS10)。

 次に、図28A乃至図28Fを参照して、撮像機 における状態遷移とプロセスを説明する。 お、ここでは撮像機器がデジタルカメラ10 場合を例に説明するが、デジタルムービカ ラ52の場合も、スイッチ操作等が異なること 以外は同様である。

 まず、撮影状態を中心に説明する。電源 フの状態において(ステップS10)、パワース ッチ28が押されると(ステップS12)、カメラ本 12の電源がオンとなり、モニタ36に初期画面 が表示される(ステップS26)。この初期画面に 、電池残量を示すマーク等が表示される。 してその後、図27で説明したように、電源 ン時の認証モード設定指定及びモードメモ 120の記憶モードを読み取り、モードにした って分岐する(ステップS28)。

 ここで、許可モードM4又は制限モードM2で あると判断された場合には、セレクトスイッ チ32の状態を読み取り、静止画撮影状態J1か 動画撮影状態J2か、再生状態J3かにより分岐 る(ステップS30)。

 セレクトスイッチ32により静止画撮影状 J1が選択されている場合で制限モードの場合 、モードメモリ120又は主制御部102内の不揮発 性メモリに保存されている機能制限表を読ん で、撮影が許可されているか否かを判断する (ステップS32)。ここで、撮影が許可されてい いと判断した場合は、モニタ36に警告を表 し(ステップS34)、予め設定された時間を待っ て、上記ステップS28に戻る。この場合、認証 機能付きの光学式リモコン14又は72によって 定モードに切り替えて制限表を書き換えな 限り、上記ステップS28→ステップS30→ステ プS32→ステップS34→ステップS28→…の処理 ープを回ることになる。よって、そのよう 場合には、上記ステップS34の警告表示は、 初の一回だけ、或いは所定回数毎に一回と うように、制御するようにしても良い。

 これに対して、制限モードで機能制限表 より撮影が許可されていると判断した場合 び許可モードの場合には、モニタ36にライ 画像を表示し、また、現在の撮影画素数や 影可能枚数なども表示する(ステップS36)。そ して、シャッタスイッチ26の一段目がオンに るのを待って(ステップS38)、それがオンに ったならば、フォーカス合わせを行って(ス ップS40)、シャッタスイッチ26の2段目がオン になるのを待つ(ステップS42)。而して、シャ タスイッチ26の2段目がオンになったならば 静止画を撮影する(ステップS44)。その後、 写モードに設定されているか否かを確認す (ステップS46)。ここで、連写モードに設定さ れていない場合には、短時間、撮影した画像 をモニタ36に表示した後(ステップS48)、上記 テップS28に戻る。

 これに対して、連写モードに設定されて た場合には、内蔵メモリ96及び/又は着脱メ リ98のメモリ残量が所定量以上有るか否か 認し(ステップS50)、メモリ残量が無い場合は 、モニタ36にメモリフルの警告を表示して(ス テップS52)、上記ステップS28に戻る。また、 モリ残量が有る場合には、シャッタスイッ 26がオンのままか否かを確認し(ステップS54) オフされていれば上記ステップS28に戻る。 た、シャッタスイッチ26がオンされている 合には、上記ステップS44に戻り、次の静止 を撮影する。

 一方、上記ステップS30において、セレク スイッチ32により動画撮影状態J2が選択され ている場合で制限モードの場合には、モード メモリ120又は主制御部102内の不揮発性メモリ に保存されている機能制限表を読んで、撮影 が許可されているか否かを判断する(ステッ S56)。ここで、撮影が許可されていないと判 した場合は、モニタ36に警告を表示し(ステ プS58)、予め設定された時間を待って、上記 ステップS28に戻る。この場合、認証機能付き の光学式リモコン14又は72によって設定モー に切り替えて制限表を書き換えない限り、 記ステップS28→ステップS30→ステップS56→ テップS58→ステップS28→…の処理ループを ることになる。よって、そのような場合に 、上記ステップS54の警告表示は、最初の一 だけ、或いは所定回数毎に一回というよう 、制御するようにしても良い。

 これに対して、制限モードで機能制限表 より撮影が許可されていると判断した場合 び許可モードの場合には、モニタ36にライ 画像を表示し、また、現在の撮影画素数で 撮影可能時間なども表示する(ステップS60)。 そして、シャッタスイッチ26が押されるとオ するシャッタスイッチフラグによりシャッ スイッチ26がオンされたか否かを判別し(ス ップS62)、シャッタスイッチフラグがオンに なっていないならば、上記ステップS60に戻っ て、ライブ画像の表示を続ける。

 而して、シャッタスイッチフラグがオン なったならば、そのシャッタスイッチフラ をクリアした後、フォーカス合わせを行い 動画の撮影を開始する(ステップS64)。この 画撮影中は、内蔵メモリ96及び/又は着脱メ リ98のメモリ残量をチェックし(ステップS66) メモリ残量が無い場合はモニタ36にメモリ ルの警告を表示した上で(ステップS68)、動画 撮影を終了して(ステップS70)、上記ステップS 28に戻る。これに対して、まだメモリ残量が る場合には、シャッタスイッチフラグがオ となったかどうかを確認し(ステップS72)、 れがオフのままである場合は上記ステップS6 4に戻って、動画の撮影を続ける。そして、 記シャッタスイッチフラグがオンになった 合は、上記ステップS70に進んで動画撮影を 了して、上記ステップS28に戻る。このよう 、シャッタスイッチ26が押されてから再度押 されるまでの間、動画が撮影される。

 また、上記ステップS30において、セレク スイッチ32により再生状態J3が選択されてい る場合で制限モードの場合には、モードメモ リ120又は主制御部102内の不揮発性メモリに保 存されている機能制限表を読んで、再生が許 可されているか否かを判断する(ステップS74) ここで、再生が許可されていないと判断し 場合には、上記ステップS34に進んでモニタ3 6に警告を表示し、予め設定された時間を待 て、上記ステップS28に戻る。この場合、認 機能付きの光学式リモコン14又は72によって 定モードに切り替えて制限表を書き換えな 限り、上記ステップS28→ステップS30→ステ プS74→ステップS34→ステップS28→…の処理 ープを回ることになる。よって、そのよう 場合には、上記ステップS34の警告表示は、 初の一回だけ、或いは所定回数毎に一回と うように、制御するようにしても良い。

 これに対して、制限モードで再生が許可 れている場合及び許可モードの場合には、 28Bに示すような再生状態に移行する。即ち 先ず内蔵メモリ96及び着脱メモリ98の内、最 後に記録した最終画像をモニタ36に表示する( ステップS76)。次に、スイッチやボタン類が されたかどうかをチェックし、押された場 で制限モードM2の場合は機能制限表により制 限機能か否かをチェックする(ステップS78)。 して、制限機能であると判断した場合には( ステップS80)、そのスイッチやボタン類の押 は無視して上記ステップS76に戻る。

 これに対して、当該スイッチ又はボタン 制限機能で無い場合或いは許可モードであ 場合には、以下のように該当する動作を行 う。

 即ち、カメラ本体12の十字スイッチ38が押 された場合(ステップS82)、その内の下スイッ (アルバム)であれば(ステップS84)、アルバム に記録されている画像のモニタ36への表示を う(ステップS86)。そして、その表示中にメ ューボタン42が押されると(ステップS88)、ア バム表示機能を終了して、上記ステップS78 戻る。なお、アルバムとは、あるイベント 関する画像群を纏めて取り扱えるように、 像群とは別にインデックス情報を持って、 こに画像へのアクセスポインタを書いてお 、アルバム名を指定すると一連の画像が一 して表示等できる機能のことである。

 また、十字スイッチ38の内の上スイッチ( レンダ)が押された場合には(ステップS90)、 月一か月分の記録画像をカレンダ形式でモ タ36に表示する(ステップS92)。更に十字スイ ッチ38で、前月以前の表示を行なったり、日 ちを選択してその日の撮影画像を表示する となどもできる。表示中にメニューボタン4 2が押されると(ステップS94)、カレンダ表示機 能を終了して、上記ステップS78に戻る。

 また、十字スイッチ38の内の右スイッチ(+ )が押された場合には(ステップS96)、次の画像 を表示した後(ステップS98)、上記ステップS78 戻る。なお、現在の画像が最終画像の場合 、最初の画像を表示する。また、十字スイ チ38の内の左スイッチ(-)が押された場合に (ステップS100)、前の画像を表示した後(ステ プS102)、上記ステップS78に戻る。なお、現 の画像が最初画像の場合は、最後の画像を 示する。

 OKボタン40が押された場合には(ステップS1 04)、現在の画像が動画であるか否かを確認し (ステップS106)、動画でない場合には、そのOK タン40の押下は無視して、上記ステップS78 戻る。これに対して、現在の画像が動画で る場合には、動画を表示して(ステップS108) 上記ステップS78に戻る。

 ズームスイッチ44が押された場合には(ス ップS110)、Tボタンであれば(ステップS112)、 示されている画像を拡大表示して(ステップ S114)、上記ステップS78に戻る。拡大表示中にW ボタンを押すと、画像の一駒表示に戻る。ま た、Wボタンの場合には(ステップS116)、表示 像を縮小してインデックス表示をして(ステ プS118)、上記ステップS78に戻る。Wボタンを すたびに、4駒、9駒、16駒、25駒に順次一覧 示ができる。縮小一覧表示中にTボタンを押 すと、押すたびに25駒、16駒、9駒、4駒、1駒 表示に戻る。

 消去ボタン46が押された場合には(ステッ S120)、モニタ36に本当に消去するかの確認表 示を行い(ステップS122)、消去中止が選択され た場合は消去せずに、上記ステップS78に戻る 。これに対して、消去実行が選択された場合 には、その駒を消去して、一つ前の画像を表 示して(ステップS124)、上記ステップS78に戻る 。なお、消去対象の画像が保護されている場 合は、保護画像であることをモニタ36に警告 示して、消去の実行は無視される。

 プリントボタン48が押された場合には(ス ップS126)、プリンタへの画像送信等の必要 印刷動作を行なって(ステップS128)、上記ス ップS78に戻る。

 また、上記ステップS28において、禁止モ ドM1であると判断された場合、及び、設定 ードM3であると判断された場合には、認証機 能付きの光学式リモコン14又は72からの認証 令によってのみ動作する。従って、禁止モ ドM1又は設定モードM3であると判断された場 には、このステップS28の判断処理を繰り返 だけとなる。

 認証機能付きの光学式リモコン14又は72、 あるいは認証機能を持たない光学式リモコン 70又は90からの指令を受信すると、図28Cに示 ように、主制御部102のCPUに割り込みがかか (ステップS130)、まず、そのリモコンより受 したのが認証指令であるのか一般指令であ のかを判別する(ステップS132)。

 ここで、認証機能付きの光学式リモコン1 4又は72からの認証指令を受信したと判断した 場合には、その認証指令の内容を判断する( テップS134)。認証モード切り替え指令を受信 したと判断した場合には(ステップS136)、図28D に示すように、その指令内容によって動作を 選択実行する。なお、この認証モード切り替 え指令に応じた動作は、禁止モードに限らず 全ての認証モードにおいて実行されるもので ある。

 即ち、認証モード切り替え指令が禁止指 の場合には(ステップS138)、モニタ36へ禁止 ード設定の確認表示を行い、認証機能付き 光学式リモコン14又は72より認証指令として 影実行指令が送られてきたならば確定と判 する(ステップS140)、そして、モードメモリ1 20の記憶モードを禁止モードM1に設定して(ス ップS142)、上記ステップS28に戻る。こうし 禁止モードM1に設定されることで、上記ステ ップS28に戻った際には、該ステップS28の判断 処理を繰り返すだけで、カメラ本体12のスイ チやボタンの操作が受け付けられることは く、認証機能付きの光学式リモコン14又は72 の操作のみ受け付けるようになる。なお、上 記ステップS140の確認画面は、リモコンボタ へのミスタッチの防止や認証モードの切り えという重要な機能なので確認のために入 てあるが、省略しても良い。

 また、認証モード切り替え指令が制限指 の場合には(ステップS144)、モニタ36へ制限 ード設定の確認表示を行い、認証機能付き 光学式リモコン14又は72より認証指令として 影実行指令が送られてきたならば確定と判 する(ステップS146)。そして、モードメモリ1 20の記憶モードを制限モードM2に設定して(ス ップS148)、上記ステップS28に戻る。こうし 制限モードM2に設定されることで、上記ステ ップS28に戻った際には、制限表で許可されて いる動作のみ、カメラ本体12のスイッチやボ ン操作又は光学式リモコン14,70,72又は90から の認証指令又は一般指令に応じて行うことが 可能となる。なお、上記ステップS146の確認 面は、リモコンボタンへのミスタッチの防 や認証モードの切り替えという重要な機能 ので確認のために入れてあるが、省略して 良い。

 また、認証モード切り替え指令が設定指 の場合には(ステップS150)、モニタ36へ設定 ード設定の確認表示を行い、認証機能付き 光学式リモコン14又は72より認証指令として 影実行指令が送られてきたならば確定と判 する(ステップS152)。そして、モードメモリ1 20の記憶モードを設定モードM3に設定し、上 制限表のモニタ36への表示や変更処理を行な う(ステップS154)。なお、上記ステップS152の 認画面は、リモコンボタンへのミスタッチ 防止や認証モードの切り替えという重要な 能なので確認のために入れてあるが、省略 ても良い。また、上記ステップS154の制限表 表示・変更処理では、図24の機能制限表の 能と制限フラグの状態をモニタ36に表示して 、リモコンのプラス、マイナスボタン66、68 、テレ、ワイドボタン62、64、あるいは十字 イッチ74とOKボタン76等を使って、制限機能 巡回選択とフラグのオン、オフの設定及び 更を行なう。而して、設定変更が終わった らば撮影指令ボタン58が押されるので、撮 実行指令が送られてきたならば、その内容 確定してモードメモリ120又は主制御部102内 不揮発性メモリに保存し(ステップS156)、上 ステップS28に戻る。こうして設定モードM3に 設定されることで、上記ステップS28に戻った 際には、該ステップS28の判断処理を繰り返す だけで、カメラ本体12のスイッチやボタンの 作が受け付けられることはなく、認証機能 きの光学式リモコン14又は72の操作のみ受け 付けるようになる。

 また、認証モード切り替え指令が許可指 の場合には(ステップS158)、モニタ36へ許可 ード設定の確認表示を行い、認証機能付き 光学式リモコン14又は72より認証指令として 影実行指令が送られてきたならば確定と判 する(ステップS160)。そして、モードメモリ1 20の記憶モードを許可モードM4を設定して(ス ップS162)、上記ステップS28に戻る。こうし 許可モードM4に設定されることで、上記ステ ップS28に戻った際には、カメラ本体12のスイ チやボタン操作又は光学式リモコン14,70,72 は90からの認証指令又は一般指令に応じた全 ての動作を行うことが可能となる。なお、上 記ステップS160の確認画面は、リモコンボタ へのミスタッチの防止や認証モードの切り えという重要な機能なので確認のために入 てあるが、省略しても良い。

 また、上記ステップS134において認証指令 の内容が撮影指令であると判断した場合には (ステップS164)、モードメモリ120の記憶モード を読み取り、モードにしたがって分岐する( テップS166)。

 ここで、許可モードM4又は制限モードM2で あると判断された場合には、カメラ本体12の レクトスイッチ32の状態を読み取り、静止 撮影状態J1か、動画撮影状態J2か、再生状態J 3かにより分岐する(ステップS168)。

 セレクトスイッチ32により静止画撮影状 J1が選択されている場合で制限モードの場合 、モードメモリ120又は主制御部102内の不揮発 性メモリに保存されている機能制限表を読ん で、撮影が許可されているか否かを判断する (ステップS170)。ここで、撮影が許可されてい ないと判断した場合は、モニタ36に警告を表 し(ステップS172)、予め設定された時間を待 て、上記ステップS28に戻る。この場合、認 機能付きの光学式リモコン14又は72によって 設定モードに切り替えて制限表を書き換えな い限り、上記ステップS28→ステップS30→ステ ップS32→ステップS34→ステップS28→…の処理 ループを回ることになる。よって、そのよう な場合には、上記ステップS34の警告表示は、 最初の一回だけ、或いは所定回数毎に一回と いうように、制御するようにしても良い。

 これに対して、制限モードで機能制限表 より撮影が許可されていると判断した場合 び許可モードの場合には、図28Eに示すよう 、リモコン操作による静止画像の撮像動作 移行する。

 一方、上記ステップS168において、セレク トスイッチ32により動画撮影状態J2が選択さ ている場合で制限モードの場合には、モー メモリ120又は主制御部102内の不揮発性メモ に保存されている機能制限表を読んで、撮 が許可されているか否かを判断する(ステッ S174)。ここで、撮影が許可されていないと 断した場合は、上記ステップS172に進んでモ タ36に警告を表示し、予め設定された時間 待って、上記ステップS28に戻る。この場合 認証機能付きの光学式リモコン14又は72によ て設定モードに切り替えて制限表を書き換 ない限り、上記ステップS28→ステップS30→ テップS56→ステップS58→ステップS28→…の 理ループを回ることになる。よって、その うな場合には、上記ステップS58の警告表示 、最初の一回だけ、或いは所定回数毎に一 というように、制御するようにしても良い

 これに対して、制限モードで機能制限表 より撮影が許可されていると判断した場合 び許可モードの場合には、図28Eに示すよう 、リモコン操作による動画像の撮像動作に 行する。

 また、上記ステップS168において、セレク トスイッチ32により再生状態J3が選択されて る場合で制限モードの場合には、モードメ リ120又は主制御部102内の不揮発性メモリに 存されている機能制限表を読んで、再生が 可されているか否かを判断する(ステップS176 )。ここで、再生が許可されていないと判断 た場合には、モニタ36に警告を表示し(ステ プS178)、予め設定された時間を待って、上記 ステップS28に戻る。この場合、認証機能付き の光学式リモコン14又は72によって設定モー に切り替えて制限表を書き換えない限り、 記ステップS28→ステップS30→ステップS74→ テップS34→ステップS28→…の処理ループを ることになる。よって、そのような場合に 、上記ステップS34の警告表示は、最初の一 だけ、或いは所定回数毎に一回というよう 、制御するようにしても良い。

 これに対して、制限モードで再生が許可 れている場合及び許可モードの場合には、 28Fに示すような、リモコン操作による再生 作に移行する。

 また、上記ステップS132において、認証機 能を持たない光学式リモコン70又は90から一 指令を受信したと判断した場合には、モー メモリ120の記憶モードを読み取り、モード したがって分岐する(ステップS180)。

 ここで、許可モードM4又は制限モードM2で あると判断された場合には、上記ステップS16 8に進む。また、禁止モードM1又は設定モード M3であると判断された場合には、該認証機能 持たない光学式リモコン70又は90からの一般 指令ではカメラ本体12を操作することができ いので、上記ステップS172に進んで、モニタ 36に予め設定された時間警告を表示した後、 記ステップS28に戻る。そして、上記ステッ S28に戻った際には、該ステップS28の判断処 を繰り返すだけで、カメラ本体12のスイッ やボタンの操作が受け付けられることはな 。このようにして、許可モードM4又は制限モ ードM2の場合には、カメラ本体12や認証機能 持たない光学式リモコン70又は90の操作は受 付けられず、認証機能付きの光学式リモコ 14又は72でしか操作できないようにすること ができる。

 許可モードM4又は制限モードM2でのリモコ ン操作による静止画像の撮影動作においては 、図28Eに示すように、モニタ36にライブ画像 表示し(ステップS182)、上記ステップS130で受 けた認証機能付きの光学式リモコン14又は72 りの認証指令或いは認証機能を持たない光 式リモコン70又は90よりの一般指令が、撮影 行指令か否かを判断する(ステップS184)。こ で、認証指令又は一般指令が撮影実行指令 あると判断した場合には、フォーカス合わ を行って(ステップS186)、静止画を撮影する( ステップS188)。その後、連写モードに設定さ ているか否かを判断する(ステップS190)。こ で、連写モードに設定されていない場合に 、短時間、撮影済み画像をモニタ36に表示 た後(ステップS192)、上記ステップS28に戻る この場合、上記ステップS28→ステップS30→ テップS32→ステップS36→…と進み、カメラ 体12のシャッタスイッチ26による次の静止画 の撮影が可能となる。また、光学式リモコ 14,70,72又は90からの指令受信による割り込み によっても、次の静止画像の撮影等の動作が 可能である。

 これに対して、上記ステップS190で連写モ ードに設定されていると判断した場合には、 内蔵メモリ96及び/又は着脱メモリ98のメモリ 量が所定量以上有るか否か確認する(ステッ プS194)。そして、メモリ残量が無い場合は、 ニタ36にメモリフルの警告を表示して(ステ プS196)、上記ステップS28に戻る。この場合 上記ステップS28→ステップS30→ステップS32 ステップS36→…と進み、連写はメモリ残量 無いので行えないが、カメラ本体12のシャッ タスイッチ26による次の静止画像の撮影が可 となる。また、光学式リモコン14,70,72又は90 からの指令受信による割り込みによっても、 次の静止画像の撮影等の動作が可能である。

 また、上記ステップS194においてメモリ残 量が有ると判断した場合には、光学式リモコ ン14,70,72又は90から撮影実行指令が来ている を確認し(ステップS198)、撮影実行指令が来 いる場合には、上記ステップS188に戻り、次 画像を撮影する。即ち、光学式リモコン14,7 0,72又は90の撮影指令ボタン58が押されている 、連写が行われる。これに対して、撮影実 指令が来ていない場合には、上記ステップS 28に戻る。この場合、上記ステップS28→ステ プS30→ステップS32→ステップS36→…と進み カメラ本体12のシャッタスイッチ26による次 の静止画像の撮影が可能となる。また、光学 式リモコン14,70,72又は90からの指令受信によ 割り込みによっても、次の静止画像の撮影 の動作が可能である。

 また、上記ステップS184において、受信し た認証指令又は一般指令が撮影実行指令では ないと判断した場合には、認証指令又は一般 指令が、光学式リモコン14,70,72又は90のテレ タン62が押されたことによるTボタン指令で るか否かを判断する(ステップS200)。ここで Tボタン指令であると判断した場合には、そ Tボタン指令が来ている間、レンズ部16を望 側に駆動し(ステップS202)、Tボタン指令が途 切れたならば、その駆動を中止して、上記ス テップS28に戻る。この場合、上記ステップS28 →ステップS30→ステップS32→ステップS36→… と進み、カメラ本体12のシャッタスイッチ26 よる次の静止画像の撮影が可能となる。ま 、光学式リモコン14,70,72又は90からの指令受 による割り込みによっても、次の静止画像 撮影等の動作が可能である。

 また、上記ステップS200で、Tボタン指令 受けたのではないと判断した場合には、認 指令又は一般指令が、光学式リモコン14,70,72 又は90のワイドボタン64が押されたことによ Wボタン指令であるか否かを判断する(ステッ プS204)。ここで、Wボタン指令であると判断し た場合には、そのWボタン指令が来ている間 レンズ部16を広角側に駆動し(ステップS206)、 Wボタン指令が途切れたならば、その駆動を 止して、上記ステップS28に戻る。また、上 ステップS204で、Wボタン指令でもないと判断 した場合には、上記ステップS28に戻る。これ らの場合、上記ステップS28→ステップS30→ス テップS32→ステップS36→…と進み、カメラ本 体12のシャッタスイッチ26による次の静止画 の撮影が可能となる。また、光学式リモコ 14,70,72又は90からの指令受信による割り込み よっても、次の静止画像の撮影等の動作が 能である。

 一方、許可モードM4又は制限モードM2での リモコン操作による動画像の撮影動作におい ては、図28Eに示すように、モニタ36にライブ 像を表示し(ステップS208)、光学式リモコン1 4,70,72又は90の撮影指令ボタン58が押されたこ による撮影実行指令の受信に応じてオンす 撮影実行指令フラグがオンか否かを判断す (ステップS210)。そして、その撮影実行指令 ラグがオンしていると判断した場合には、 画撮影中か否かを判断すると共に、撮影実 指令フラグをクリアする(ステップS212)。こ で、動画撮影中でないと判断した場合には フォーカスを合わせて、動画撮影を開始す (ステップS214)。そして、内蔵メモリ96及び/ は着脱メモリ98のメモリ残量を確認し(ステ プS216)、メモリ残量が無い場合は、モニタ36 にメモリフルの警告を表示した上で(ステッ S218)、動画撮影を終了して(ステップS220)、上 記ステップS28に戻る。この場合、上記ステッ プS28→ステップS30→ステップS56→ステップS60 →ステップS62と進み、該ステップS60とステッ プS62のループを繰り返す。この際、使用者は 、上記ステップS218の警告表示により、もは 動画を撮影できないことは判っているので カメラ本体12のセレクトスイッチ32を切り替 ることとなる。

 これに対して、上記ステップS216において メモリ残量が有ると判断した場合には、上記 ステップS214に戻って、引き続き動画撮影を う。

 また、上記ステップS212で、動画撮影中で あると判断した場合には、上記ステップS220 進んで撮影を終了し、上記ステップS28に戻 。即ち、リモコンからの指令による動画の 影は、光学式リモコン14,70,72又は90の撮影指 ボタン58が押されたことによる撮影実行指 の受信から、次の撮影指令ボタン58が押され たことによる撮影実行指令の受信までの間、 行われる。つまり、ステップS214→ステップS2 16→ステップS214のループ中に、撮影実行指令 を受信したときに、割り込みによって上記ス テップS130からの動作が実行されて、該ステ プS212で動画撮影中であると判断されて撮影 終了することになる。こうして動画の撮影 終了されて上記ステップS28に戻った場合、 記ステップS28→ステップS30→ステップS56→ テップS60→ステップS62と進み、該ステップS 60とステップS62のループを繰り返す。これに り、カメラ本体12のシャッタスイッチ26によ る次の動画の撮影が可能となる。また、光学 式リモコン14,70,72又は90からの指令受信によ 割り込みによっても、次の動画の撮影等の 作が可能である。

 また、上記ステップS210で、撮影実行指令 フラグがオンしていないと判断した場合には 、上記ステップS200に進んでTボタン指令か否 を判断する。そして、上述したように、Tボ タン指令の場合は、そのTボタン指令が来て る間、レンズ部16を望遠側に駆動し(ステッ S202)、Tボタン指令が途切れたら駆動を中止 て、上記ステップS28に戻る。このTボタン指 を、上記ステップS214とステップS216の動画 影ループ中に受信した場合には、割り込み より該レンズ部16の駆動が行われ、ズームア ップ撮影が可能となる。そして、上記ステッ プS28に戻ったならば、上記ステップS28→ステ ップS30→ステップS56→ステップS60→ステップ S62と進み、該ステップS60とステップS62のルー プを繰り返す。このとき、上記ステップS214 ステップS216の動画撮影ループは継続して実 されており、上記光学式リモコン14,70,72又 90の撮影指令ボタン58が押されたことによる 影実行指令の受信による割り込みで上記ス ップS220に進むまで、動画が撮影される。

 また、上記ステップS200でTボタン指令で いと判断した場合には、Wボタン指令か否か 判断して(ステップS204)、Wボタン指令の場合 は、そのWボタン指令が来ている間、レンズ 16を広角側に駆動し(ステップS206)、Wボタン 令が途切れたら駆動を中止して、上記ステ プS28に戻る。この場合も、上記Tボタン指令 場合と同様に、動画撮影中であればズーム ウン撮影が行われ、次の撮影実行指令の受 による割り込みが行われるまで、動画の撮 が継続される。

 また、上記ステップS204においてWボタン 令でもないと判断した場合には、何もせず 上記ステップS28に戻る。

 このように、動画撮影中は、光学式リモ ン14,70,72又は90からの撮影実行指令やT、Wボ ン指令の受信による割り込みで、動画撮影 終了したり、ズーム動作を行ったりするこ ができる。

 また、動画については、例えば15秒とい ように、予め記録時間を限定しておき、そ 秒数に対応するメモリ量により上記ステッ S216のメモリ残量の判別を行うことで、自動 に動画撮影を終了させることもできる。

 一方、許可モードM4又は制限モードM2での リモコン操作による再生動作においては、内 蔵メモリ96又は着脱メモリ98に記録されてい 最終画像をモニタ36に表示し、認証機能付き の光学式リモコン14又は72或いは認証機能を たない光学式リモコン70又は90のスイッチや タン類に対応する動作を行なう。

 即ち、図28Fに示すように、上記ステップS 130で受けたリモコンよりの認証指令又は一般 指令が、光学式リモコン72又は90の十字スイ チ74の操作指令であった場合(ステップS222)、 それが十字スイッチ74の下方向スイッチ操作 よる下操作指令(アルバム)であったならば( テップS224)、モニタ36へのアルバムに記録さ れている画像の表示を行う(ステップS226)。そ して、この表示中に光学式リモコン72又は90 メニューボタン78が押されると(ステップS228) 、アルバム表示機能を終了し、上記ステップ S28に戻る。この場合、上記ステップS28→ステ ップS30→ステップS74→ステップS76→ステップ S78→…と進み、カメラ本体12のスイッチやボ ンに応じた再生動作が可能となる。また、 学式リモコン14,70,72又は90からの指令受信に よる割り込みによっても、再生動作等の他の 動作が可能である。

 また、十字スイッチ74の上方向スイッチ 作による上操作指令(カレンダ)であった場合 には(ステップS230)、当月一か月分の記録画像 をカレンダ形式でモニタ36に表示する(ステッ プS232)。更に十字スイッチ74で前月以前の表 を行なったり、日にちを選択してその日の 影画像を表示したりすることなどもできる そして、この表示中にメニューボタン78が押 されると(ステップS234)、カレンダ表示機能を 終了し、上記ステップS28に戻る。この場合、 上記ステップS28→ステップS30→ステップS74→ ステップS76→ステップS78→…と進み、カメラ 本体12のスイッチやボタンに応じた再生動作 可能となる。また、光学式リモコン14,70,72 は90からの指令受信による割り込みによって も、再生動作等の他の動作が可能である。

 また、十字スイッチ74の右方向スイッチ 作による右操作指令であった場合には(ステ プS236)、モニタ36に次の画像を表示して(ス ップS238)、上記ステップS28に戻る。なお、現 在の画像が最終画像の場合にこの右方向スイ ッチが操作されたときには、最初の画像を表 示する。この場合、上記ステップS28→ステッ プS30→ステップS74→ステップS76→ステップS78 →…と進み、カメラ本体12のスイッチやボタ に応じた再生動作が可能となる。また、光 式リモコン14,70,72又は90からの指令受信によ る割り込みによっても、再生動作等の他の動 作が可能である。但し、このステップS28に戻 ってからのステップS76における表示は、上記 ステップS238で更新された画像の表示が維持 れる。

 また、十字スイッチ74の左方向スイッチ 作による左操作指令であった場合には(ステ プS240)、前の画像をモニタ36に表示して(ス ップS242)、上記ステップS28に戻る。なお、現 在の画像が最初の画像の場合にこの左方向ス イッチが操作されたときには、最後の画像を 表示する。この場合、上記ステップS28→ステ ップS30→ステップS74→ステップS76→ステップ S78→…と進み、カメラ本体12のスイッチやボ ンに応じた再生動作が可能となる。また、 学式リモコン14,70,72又は90からの指令受信に よる割り込みによっても、再生動作等の他の 動作が可能である。但し、このステップS28に 戻ってからのステップS76における表示は、上 記ステップS238で更新された画像の表示が維 される。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令又は一般指令が、光学式リモ コン72又は90のOKボタン76の操作によるOK指令 あった場合には(ステップS244)、現在の画像 動画であるか否かを確認して(ステップS246) 動画でない場合には無視して、上記ステッ S28に戻る。これに対して、動画であった場 には、その動画を表示して(ステップS248)、 記ステップS28に戻る。これらの場合、上記 テップS28→ステップS30→ステップS74→ステ プS76→ステップS78→…と進み、カメラ本体12 のスイッチやボタンに応じた再生動作が可能 となる。また、光学式リモコン14,70,72又は90 らの指令受信による割り込みによっても、 生動作等の他の動作が可能である。但し、 のステップS28に戻ってからのステップS76に ける表示は、上記ステップS248で表示された 画の表示が継続される。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令又は一般指令が、光学式リモ コン14,70,72又は90のテレボタン62の操作による Tボタン指令であった場合には(ステップS250) モニタ36に表示されている画像を拡大表示し て(ステップS252)、上記ステップS28に戻る。こ の場合、上記ステップS28→ステップS30→ステ ップS74→ステップS76→ステップS78→…と進み 、カメラ本体12のスイッチやボタンに応じた 生動作が可能となる。また、光学式リモコ 14,70,72又は90からの指令受信による割り込み によっても、再生動作等の他の動作が可能で ある。但し、このステップS28に戻ってからの ステップS76における表示は、上記ステップS25 2で拡大された画像の表示が維持される。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令又は一般指令が、光学式リモ コン14,70,72又は90のワイドボタン64の操作によ るWボタン指令であった場合には(ステップS254 )、モニタ36の表示画像を縮小してインデック ス形式の表示をして(ステップS256)、上記ステ ップS28に戻る。この場合、上記ステップS28→ ステップS30→ステップS74→ステップS76→ステ ップS78→…と進み、カメラ本体12のスイッチ ボタンに応じた再生動作が可能となる。ま 、光学式リモコン14,70,72又は90からの指令受 信による割り込みによっても、再生動作等の 他の動作が可能である。但し、このステップ S28に戻ってからのステップS76における表示は 、上記ステップS256での縮小一覧表示が維持 れる。

 なお、上記ステップ256の縮小一覧表示は ワイドボタン64を押すたびに、4駒、9駒、16 、25駒に順次一覧表できる。また、縮小一 表示中にテレボタン62を押すと、押すたびに 、上記ステップS252において、25駒、16駒、9駒 、4駒、1駒の表示に戻す動作を行う。

 逆に、通常画像表示中のテレボタン62の 下に応じた上記ステップS252での拡大表示が されている場合に、ワイドボタン64を押す 、上記ステップS256においてその拡大表示を の大きさに戻す動作が行われる。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令又は一般指令が、光学式リモ コン72又は90の消去ボタン84の操作による消去 指令であった場合には(ステップS258)、本当に 消去するかの確認表示をモニタ36に行い(ステ ップS260)、消去中止が選択された場合は消去 ずに上記ステップS28に戻る。この場合、上 ステップS28→ステップS30→ステップS74→ス ップS76→ステップS78→…と進み、カメラ本 12のスイッチやボタンに応じた再生動作が 能となる。また、光学式リモコン72又は90か の指令受信による割り込みによっても、再 動作等の他の動作が可能である。

 これに対して、上記ステップS260において 消去実行が選択されたと判断した場合には、 その駒を消去して、一つ前の画像を表示して (ステップS262)、上記ステップS28に戻る。なお 、消去対象の画像が保護されている場合は、 保護画像であることをモニタ36に警告表示し 、消去の実行は無視される。上記ステップS 28に戻った後は、ステップS28→ステップS30→ テップS74→ステップS76→ステップS78→…と み、カメラ本体12のスイッチやボタンに応 た再生動作が可能となる。また、光学式リ コン72又は90からの指令受信による割り込み よっても、再生動作等の他の動作が可能で る。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令又は一般指令が、光学式リモ コン72又は90のプリントボタン80の操作による 印刷指令であった場合には(ステップS264)、プ リンタへの画像送信等の必要な印刷動作を行 なって(ステップS266)、上記ステップS28に戻る 。この場合、上記ステップS28→ステップS30→ ステップS74→ステップS76→ステップS78→…と 進み、カメラ本体12のスイッチやボタンに応 た再生動作が可能となる。また、光学式リ コン72又は90からの指令受信による割り込み によっても、再生動作等の他の動作が可能で ある。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令又は一般指令が、光学式リモ コン72又は90の情報ボタン82の操作による情報 表示指令であった場合には(ステップS268)、モ ニタ36に表示されている画像の情報を表示し (ステップS270)、上記ステップS28に戻る。こ 場合、上記ステップS28→ステップS30→ステ プS74→ステップS76→ステップS78→…と進み カメラ本体12のスイッチやボタンに応じた 生動作が可能となる。また、光学式リモコ 72又は90からの指令受信による割り込みによ ても、再生動作等の他の動作が可能である 但し、このステップS28に戻ってからのステ プS76における表示は、上記ステップS270での 画像の情報表示が維持される。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令又は一般指令が、光学式リモ コン72又は90の保護ボタン88の操作による保護 指令であった場合には(ステップS272)、モニタ 36に表示されている画像に保護フラグを付け (ステップS274)、上記ステップS28に戻る。こ 場合、上記ステップS28→ステップS30→ステ プS74→ステップS76→ステップS78→…と進み カメラ本体12のスイッチやボタンに応じた 生動作が可能となる。また、光学式リモコ 72又は90からの指令受信による割り込みによ ても、再生動作等の他の動作が可能である

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令又は一般指令が、光学式リモ コン72又は90の回転ボタン86の操作による回転 指令であった場合には(ステップS276)、モニタ 36に表示されている画像を右90度回転させて( テップS278)、上記ステップS28に戻る。この 合、上記ステップS28→ステップS30→ステッ S74→ステップS76→ステップS78→…と進み、 メラ本体12のスイッチやボタンに応じた再生 動作が可能となる。また、光学式リモコン72 は90からの指令受信による割り込みによっ も、再生動作等の他の動作が可能である。 し、このステップS28に戻ってからのステッ S76における表示は、上記ステップS278で回転 れた画像の表示が維持される。なお、再度 回転ボタン86が押されると、ステップS278で 元の画像の左90度回転画像の表示を行い、 う一度押されると、元の画像に戻す。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令又は一般指令が、光学式リモ コン72又は90のメニューボタン78の操作による メニュー指令であった場合には(ステップS280) 、メニューの表示と設定ができる。メニュー 機能は多数ある。メニュー設定はトップメニ ューから階層的に細部の設定が出来る様にな っている。トップメニューは、セレクトスイ ッチ32の位置によって表示内容が異なるので セレクトスイッチ32の位置を読み取り、対 するメニューをモニタ36に表示する(ステッ S282)。

 静止画撮影状態J1の場合、VOICE録音、マク ロ、シーン選択、モードメニューを表示する 。動画撮影状態J2の場合、VOICE録音、マクロ 手振れ補正、モードメニューを表示する。 生状態J3の場合は、再生内容により表示され るメニューが異なる。即ち、静止画再生時は 、ストレージ再生、情報表示、スライドショ ー、モードメニューを表示する。動画再生時 は、ストレージ再生、情報表示、動画再生終 了、モードメニューを表示する。VOICE再生時 は、ストレージ再生、情報表示、VOICE再生 了、モードメニューを表示する。カレンダ 生時には、カレンダ再生終了、情報表示、 ライドショー、モードメニューを表示する アルバム再生時には、アルバム選択、情報 示、アルバム再生終了、モードメニューを 示する。それぞれの下位メニューの操作、 示の詳細は省略するが、共通的なモードメ ューについて説明する。

 即ち、モードメニューは更にセレクトス ッチ32の位置により表示内容が異なる。静 画撮影状態J1の場合、画質モード切り替え、 連写設定、露出補正、デジタルズーム設定、 ホワイトバランス設定、画像等を記録するメ モリの選択の設定等ができる。動画撮影状態 J2の場合、画質モード切り替え、露出補正、 ジタルズーム設定、ホワイトバランス設定 フルタイムオートフォーカスの設定、画像 を記録するメモリの選択の設定等ができる 再生状態J3の場合は、回転表示、録音、画 編集、画像補正、画像合成ができる。

 メニュー操作を終了するには、メニュー タン78を再度押すことで(ステップS284)、上 ステップS28に戻る。この場合、上記ステッ S28→ステップS30→ステップS74→ステップS76 ステップS78→…と進み、カメラ本体12のスイ ッチやボタンに応じた再生動作が可能となる 。また、光学式リモコン72又は90からの指令 信による割り込みによっても、再生動作等 他の動作が可能である。

 一方、上記ステップS166において、設定モ ードM3であると判断された場合には、設定モ ドに移行する。即ち、設定モードでは、図2 4の機能制限表の機能と制限フラグの状態を ニタ36に表示して、認証機能付きの光学式リ モコン14のプラス、マイナスボタン66、68とテ レ、ワイドボタン62、64、あるいは認証機能 きの光学式リモコン72の十字スイッチ74とOK タン76等を使って、制限機能の巡回選択とフ ラグのオン、オフの設定及び変更を行なう( テップS286)。そして、設定変更が終わったな らば、認証機能付きの光学式リモコン14又は7 2の撮影指令ボタン58が押されるので、その撮 影実行指令を受けたならば内容を確定して( テップS288)、上記ステップS28に戻る。このス テップS28に戻った際には、設定モードM3に設 されているので、該ステップS28の判断処理 繰り返すだけで、カメラ本体12のスイッチ ボタンの操作が受け付けられることはなく 認証機能付きの光学式リモコン14又は72の操 のみ受け付ける。

 また、上記ステップS166において、禁止モ ードM1であると判断された場合には、禁止モ ドに移行する。即ち、禁止モードでは、カ ラ本体12のセレクトスイッチ32の状態を読み 取り(ステップS290)、認証機能付きの光学式リ モコン14又は72から認証指令として与えられ 撮影指令に対応する動作を行なう。

 即ち、セレクトスイッチ32により静止画 影状態J1となっている場合の禁止モードM1で リモコン操作による静止画像の撮影動作に いては、図28Eに示すように、モニタ36にラ ブ画像を表示し(ステップS182)、上記ステッ S130で受けた認証機能付きの光学式リモコン1 4又は72よりの認証指令が、撮影実行指令か否 かを判断する(ステップS184)。ここで、認証指 令が撮影実行指令であると判断した場合には 、フォーカス合わせを行って(ステップS186)、 静止画を撮影する(ステップS188)。その後、連 写モードに設定されているか否かを判断する (ステップS190)。ここで、連写モードに設定さ れていない場合には、短時間、撮影済み画像 をモニタ36に表示した後(ステップS192)、上記 テップS28に戻る。この場合、禁止モードM1 設定されているので、該ステップS28の判断 理を繰り返すだけで、カメラ本体12のスイッ チやボタンの操作が受け付けられることはな い。即ち、認証機能付きの光学式リモコン14 は72の操作のみ受け付けて、その指令受信 よる割り込みによってのみ、次の静止画像 撮影等の動作が可能である。

 また、上記ステップS190で連写モードに設 定されていると判断した場合には、内蔵メモ リ96及び/又は着脱メモリ98のメモリ残量が所 量以上有るか否か確認する(ステップS194)。 して、メモリ残量が無い場合は、モニタ36 メモリフルの警告を表示して(ステップS196) 上記ステップS28に戻る。この場合、禁止モ ドM1に設定されているので、該ステップS28の 判断処理を繰り返すだけで、カメラ本体12の イッチやボタンの操作が受け付けられるこ はない。即ち、認証機能付きの光学式リモ ン14又は72の操作のみ受け付けて、その指令 受信による割り込みによってのみ、次の静止 画像の撮影等の動作が可能である。

 また、上記ステップS194においてメモリ残 量が有ると判断した場合には、認証機能付き の光学式リモコン14又は72から撮影実行指令 来ているかを確認し(ステップS198)、撮影実 指令が来ている場合には、上記ステップS188 戻り、次の画像を撮影する。即ち、光学式 モコン14又は72の撮影指令ボタン58が押され いる間、連写が行われる。これに対して、 影実行指令が来ていない場合には、上記ス ップS28に戻る。この場合、禁止モードM1に 定されているので、該ステップS28の判断処 を繰り返すだけで、カメラ本体12のスイッチ やボタンの操作が受け付けられることはない 。即ち、認証機能付きの光学式リモコン14又 72の操作のみ受け付けて、その指令受信に る割り込みによってのみ、次の静止画像の 影等の動作が可能である。

 また、上記ステップS184において、受信し た認証指令が撮影実行指令ではないと判断し た場合には、認証指令が、認証機能付きの光 学式リモコン14又は42のテレボタン62が押され たことによるTボタン指令であるか否かを判 する(ステップS200)。ここで、Tボタン指令で ると判断した場合には、そのTボタン指令が 来ている間、レンズ部16を望遠側に駆動し(ス テップS202)、Tボタン指令が途切れたならば、 その駆動を中止して、上記ステップS28に戻る 。この場合、禁止モードM1に設定されている で、該ステップS28の判断処理を繰り返すだ で、カメラ本体12のスイッチやボタンの操 が受け付けられることはない。即ち、認証 能付きの光学式リモコン14又は72の操作のみ け付けて、その指令受信による割り込みに ってのみ、次の静止画像の撮影等の動作が 能である。

 また、上記ステップS200で、Tボタン指令 受けたのではないと判断した場合には、認 指令が、認証機能付きの光学式リモコン14又 は72のワイドボタン64が押されたことによるW タン指令であるか否かを判断する(ステップ S204)。ここで、Wボタン指令であると判断した 場合には、そのWボタン指令が来ている間、 ンズ部16を広角側に駆動し(ステップS206)、W タン指令が途切れたならば、その駆動を中 して、上記ステップS28に戻る。また、上記 テップS204で、Wボタン指令でもないと判断し た場合には、上記ステップS28に戻る。これら の場合、この場合、禁止モードM1に設定され いるので、該ステップS28の判断処理を繰り すだけで、カメラ本体12のスイッチやボタ の操作が受け付けられることはない。即ち 認証機能付きの光学式リモコン14又は72の操 のみ受け付けて、その指令受信による割り みによってのみ、次の静止画像の撮影等の 作が可能である。

 一方、上記ステップS290においてセレクト スイッチ32により動画撮影状態J2となってい 場合の禁止モードM1でのリモコン操作による 動画像の撮影動作においては、図28Eに示すよ うに、モニタ36にライブ画像を表示し(ステッ プS208)、認証機能付きの光学式リモコン14又 72の撮影指令ボタン58が押されたことによる 影実行指令の受信に応じてオンする撮影実 指令フラグがオンか否かを判断する(ステッ プS210)。そして、その撮影実行指令フラグが ンしていると判断した場合には、動画撮影 か否かを判断すると共に、撮影実行指令フ グをクリアする(ステップS212)。ここで、動 撮影中でないと判断した場合には、フォー スを合わせて、動画撮影を開始する(ステッ プS214)。そして、内蔵メモリ96及び/又は着脱 モリ98のメモリ残量を確認し(ステップS216) メモリ残量が無い場合は、モニタ36にメモリ フルの警告を表示した上で(ステップS218)、動 画撮影を終了して(ステップS220)、上記ステッ プS28に戻る。この場合、禁止モードM1に設定 れているので、該ステップS28の判断処理を り返すだけで、カメラ本体12のスイッチや タンの操作が受け付けられることはない。 お、この際、使用者は、上記ステップS218の 告表示により、もはや動画を撮影できない とは判っているので、カメラ本体12のセレ トスイッチ32を切り替えることとなる。そし て、認証機能付きの光学式リモコン14又は72 操作のみ受け付けて、その指令受信による り込みによってのみ、次の静止画像の撮影 の動作が可能である。

 これに対して、上記ステップS216において メモリ残量が有ると判断した場合には、上記 ステップS214に戻って、引き続き動画撮影を う。

 また、上記ステップS212で、動画撮影中で あると判断した場合には、上記ステップS220 進んで撮影を終了し、上記ステップS28に戻 。即ち、リモコンからの指令による動画の 影は、認証機能付きの光学式リモコン14又は 72の撮影指令ボタン58が押されたことによる 影実行指令の受信から、次の撮影指令ボタ 58が押されたことによる撮影実行指令の受信 までの間、行われる。つまり、ステップS214 ステップS216→ステップS214のループ中に、撮 影実行指令を受信したときに、割り込みによ って上記ステップS130からの動作が実行され 、該ステップS212で動画撮影中であると判断 れて撮影を終了することになる。こうして 画の撮影が終了されて上記ステップS28に戻 た場合、禁止モードM1に設定されているの 、該ステップS28の判断処理を繰り返すだけ 、カメラ本体12のスイッチやボタンの操作が 受け付けられることはない。即ち、認証機能 付きの光学式リモコン14又は72の操作のみ受 付けて、その指令受信による割り込みによ てのみ、次の動画の撮影等の動作が可能で る。

 また、上記ステップS210で、撮影実行指令 フラグがオンしていないと判断した場合には 、上記ステップS200に進んでTボタン指令か否 を判断する。そして、上述したように、Tボ タン指令の場合は、そのTボタン指令が来て る間、レンズ部16を望遠側に駆動し(ステッ S202)、Tボタン指令が途切れたら駆動を中止 て、上記ステップS28に戻る。このTボタン指 を、上記ステップS214とステップS216の動画 影ループ中に受信した場合には、割り込み より該レンズ部16の駆動が行われ、ズームア ップ撮影が可能となる。そして、上記ステッ プS28に戻ったならば、禁止モードM1に設定さ ているので、該ステップS28の判断処理を繰 返すだけで、カメラ本体12のスイッチやボ ンの操作が受け付けられることはない。こ とき、上記ステップS214とステップS216の動画 撮影ループは継続して実行されており、認証 機能付きの光学式リモコン14又は72の撮影指 ボタン58が押されたことによる撮影実行指令 の受信による割り込みで上記ステップS220に むまで、動画が撮影される。

 また、上記ステップS200でTボタン指令で いと判断した場合には、Wボタン指令か否か 判断して(ステップS204)、Wボタン指令の場合 は、そのWボタン指令が来ている間、レンズ 16を広角側に駆動し(ステップS206)、Wボタン 令が途切れたら駆動を中止して、上記ステ プS28に戻る。この場合も、上記Tボタン指令 場合と同様に、動画撮影中であればズーム ウン撮影が行われ、次の撮影実行指令の受 による割り込みが行われるまで、動画の撮 が継続される。

 また、上記ステップS204においてWボタン 令でもないと判断した場合には、何もせず 上記ステップS28に戻る。

 このように、禁止モードM1で動画撮影中 、認証機能付きの光学式リモコン14又は72か の撮影実行指令やT、Wボタン指令の受信に る割り込みで、動画撮影を終了したり、ズ ム動作を行ったりすることができる。

 また、動画については、例えば15秒とい ように、予め記録時間を限定しておき、そ 秒数に対応するメモリ量により上記ステッ S216のメモリ残量の判別を行うことで、自動 に動画撮影を終了させることもできる。

 一方、セレクトスイッチ32により再生状 J3となっている場合の禁止モードM1でのリモ ン操作による再生動作においては、内蔵メ リ96又は着脱メモリ98に記録されている最終 画像をモニタ36に表示し、認証機能付きの光 式リモコン14又は72のスイッチやボタン類に 対応する動作を行なう。

 即ち、図28Fに示すように、上記ステップS 130で受けたリモコンよりの認証指令が、認証 機能付きの光学式リモコン72の十字スイッチ7 4の操作指令であった場合(ステップS222)、そ が十字スイッチ74の下方向スイッチ操作によ る下操作指令(アルバム)であったならば(ステ ップS224)、モニタ36へのアルバムに記録され いる画像の表示を行う(ステップS226)。そし 、この表示中に光学式リモコン72のメニュー ボタン78が押されると(ステップS228)、アルバ 表示機能を終了し、上記ステップS28に戻る この場合、禁止モードM1に設定されている で、該ステップS28の判断処理を繰り返すだ で、カメラ本体12のスイッチやボタンの操作 が受け付けられることはない。即ち、認証機 能付きの光学式リモコン14又は72の操作のみ け付けて、その指令受信による割り込みに ってのみ、再生動作等の他の動作が可能で る。

 また、十字スイッチ74の上方向スイッチ 作による上操作指令(カレンダ)であった場合 には(ステップS230)、当月一か月分の記録画像 をカレンダ形式でモニタ36に表示する(ステッ プS232)。更に十字スイッチ74で前月以前の表 を行なったり、日にちを選択してその日の 影画像を表示したりすることなどもできる そして、この表示中にメニューボタン78が押 されると(ステップS234)、カレンダ表示機能を 終了し、上記ステップS28に戻る。この場合、 禁止モードM1に設定されているので、該ステ プS28の判断処理を繰り返すだけで、カメラ 体12のスイッチやボタンの操作が受け付け れることはない。即ち、認証機能付きの光 式リモコン14又は72の操作のみ受け付けて、 の指令受信による割り込みによってのみ、 生動作等の他の動作が可能である。

 また、十字スイッチ74の右方向スイッチ 作による右操作指令であった場合には(ステ プS236)、モニタ36に次の画像を表示して(ス ップS238)、上記ステップS28に戻る。なお、現 在の画像が最終画像の場合にこの右方向スイ ッチが操作されたときには、最初の画像を表 示する。この場合、禁止モードM1に設定され いるので、該ステップS28の判断処理を繰り すだけで、カメラ本体12のスイッチやボタ の操作が受け付けられることはない。即ち 認証機能付きの光学式リモコン14又は72の操 のみ受け付けて、その指令受信による割り みによってのみ、再生動作等の他の動作が 能である。

 また、十字スイッチ74の左方向スイッチ 作による左操作指令であった場合には(ステ プS240)、前の画像をモニタ36に表示して(ス ップS242)、上記ステップS28に戻る。なお、現 在の画像が最初の画像の場合にこの左方向ス イッチが操作されたときには、最後の画像を 表示する。この場合、禁止モードM1に設定さ ているので、該ステップS28の判断処理を繰 返すだけで、カメラ本体12のスイッチやボ ンの操作が受け付けられることはない。即 、認証機能付きの光学式リモコン14又は72の 作のみ受け付けて、その指令受信による割 込みによってのみ、再生動作等の他の動作 可能である。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令が、認証機能付きの光学式リ モコン72又は90のOKボタン76の操作によるOK指 であった場合には(ステップS244)、現在の画 が動画であるか否かを確認して(ステップS246 )、動画でない場合には無視して、上記ステ プS28に戻る。これに対して、動画であった 合には、その動画を表示して(ステップS248) 上記ステップS28に戻る。これらの場合、禁 モードM1に設定されているので、該ステップ S28の判断処理を繰り返すだけで、カメラ本体 12のスイッチやボタンの操作が受け付けられ ことはない。即ち、認証機能付きの光学式 モコン14又は72の操作のみ受け付けて、その 指令受信による割り込みによってのみ、再生 動作等の他の動作が可能である。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令が、認証機能付きの光学式リ モコン14又は72のテレボタン62の操作によるT タン指令であった場合には(ステップS250)、 ニタ36に表示されている画像を拡大表示して (ステップS252)、上記ステップS28に戻る。この 場合、禁止モードM1に設定されているので、 ステップS28の判断処理を繰り返すだけで、 メラ本体12のスイッチやボタンの操作が受 付けられることはない。即ち、認証機能付 の光学式リモコン14又は72の操作のみ受け付 て、その指令受信による割り込みによって み、再生動作等の他の動作が可能である。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令が、認証機能付きの光学式リ モコン14又は72のワイドボタン64の操作による Wボタン指令であった場合には(ステップS254) モニタ36の表示画像を縮小してインデックス 形式の表示をして(ステップS256)、上記ステッ プS28に戻る。この場合、禁止モードM1に設定 れているので、該ステップS28の判断処理を り返すだけで、カメラ本体12のスイッチや タンの操作が受け付けられることはない。 ち、認証機能付きの光学式リモコン14又は72 操作のみ受け付けて、その指令受信による り込みによってのみ、再生動作等の他の動 が可能である。

 なお、上記ステップ256の縮小一覧表示は ワイドボタン64を押すたびに、4駒、9駒、16 、25駒に順次一覧表できる。また、縮小一 表示中にテレボタン62を押すと、押すたびに 、上記ステップS252において、25駒、16駒、9駒 、4駒、1駒の表示に戻す動作を行う。

 逆に、通常画像表示中のテレボタン62の 下に応じた上記ステップS252での拡大表示が されている場合に、ワイドボタン64を押す 、上記ステップS256においてその拡大表示を の大きさに戻す動作が行われる。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令が、認証機能付きの光学式リ モコン72の消去ボタン84の操作による消去指 であった場合には(ステップS258)、本当に消 するかの確認表示をモニタ36に行い(ステッ S260)、消去中止が選択された場合は消去せず に上記ステップS28に戻る。この場合、禁止モ ードM1に設定されているので、該ステップS28 判断処理を繰り返すだけで、カメラ本体12 スイッチやボタンの操作が受け付けられる とはない。即ち、認証機能付きの光学式リ コン14又は72の操作のみ受け付けて、その指 受信による割り込みによってのみ、再生動 等の他の動作が可能である。

 これに対して、上記ステップS260において 消去実行が選択されたと判断した場合には、 その駒を消去して、一つ前の画像を表示して (ステップS262)、上記ステップS28に戻る。なお 、消去対象の画像が保護されている場合は、 保護画像であることをモニタ36に警告表示し 、消去の実行は無視される。上記ステップS 28に戻った後は、禁止モードM1に設定されて るので、該ステップS28の判断処理を繰り返 だけで、カメラ本体12のスイッチやボタンの 操作が受け付けられることはない。即ち、認 証機能付きの光学式リモコン14又は72の操作 み受け付けて、その指令受信による割り込 によってのみ、再生動作等の他の動作が可 である。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令が、認証機能付きの光学式リ モコン72のプリントボタン80の操作による印 指令であった場合には(ステップS264)、プリ タへの画像送信等の必要な印刷動作を行な て(ステップS266)、上記ステップS28に戻る。 の場合、禁止モードM1に設定されているので 、該ステップS28の判断処理を繰り返すだけで 、カメラ本体12のスイッチやボタンの操作が け付けられることはない。即ち、認証機能 きの光学式リモコン14又は72の操作のみ受け 付けて、その指令受信による割り込みによっ てのみ、再生動作等の他の動作が可能である 。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令が、認証機能付きの光学式リ モコン72の情報ボタン82の操作による情報表 指令であった場合には(ステップS268)、モニ 36に表示されている画像の情報を表示して( テップS270)、上記ステップS28に戻る。この場 合、禁止モードM1に設定されているので、該 テップS28の判断処理を繰り返すだけで、カ ラ本体12のスイッチやボタンの操作が受け けられることはない。即ち、認証機能付き 光学式リモコン14又は72の操作のみ受け付け 、その指令受信による割り込みによっての 、再生動作等の他の動作が可能である。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令が、認証機能付きの光学式リ モコン72の保護ボタン88の操作による保護指 であった場合には(ステップS272)、モニタ36に 表示されている画像に保護フラグを付けて( テップS274)、上記ステップS28に戻る。この場 合、禁止モードM1に設定されているので、該 テップS28の判断処理を繰り返すだけで、カ ラ本体12のスイッチやボタンの操作が受け けられることはない。即ち、認証機能付き 光学式リモコン14又は72の操作のみ受け付け 、その指令受信による割り込みによっての 、再生動作等の他の動作が可能である。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令が、認証機能付きの光学式リ モコン72の回転ボタン86の操作による回転指 であった場合には(ステップS276)、モニタ36に 表示されている画像を右90度回転させて(ステ ップS278)、上記ステップS28に戻る。この場合 禁止モードM1に設定されているので、該ス ップS28の判断処理を繰り返すだけで、カメ 本体12のスイッチやボタンの操作が受け付け られることはない。即ち、認証機能付きの光 学式リモコン14又は72の操作のみ受け付けて その指令受信による割り込みによってのみ 再生動作等の他の動作が可能である。なお 再度、回転ボタン86が押されると、ステップ S278では元の画像の左90度回転画像の表示を行 い、もう一度押されると、元の画像に戻す。

 また、上記ステップS130で受けたリモコン よりの認証指令が、認証機能付きの光学式リ モコン72のメニューボタン78の操作によるメ ュー指令であった場合には(ステップS280)、 ニューの表示と設定ができる。メニュー機 は多数ある。メニュー設定はトップメニュ から階層的に細部の設定が出来る様になっ いる。トップメニューは、セレクトスイッ 32の位置によって表示内容が異なるので、セ レクトスイッチ32の位置を読み取り、対応す メニューをモニタ36に表示する(ステップS282 )。

 静止画撮影状態J1の場合、VOICE録音、マク ロ、シーン選択、モードメニューを表示する 。動画撮影状態J2の場合、VOICE録音、マクロ 手振れ補正、モードメニューを表示する。 生状態J3の場合は、再生内容により表示され るメニューが異なる。即ち、静止画再生時は 、ストレージ再生、情報表示、スライドショ ー、モードメニューを表示する。動画再生時 は、ストレージ再生、情報表示、動画再生終 了、モードメニューを表示する。VOICE再生時 は、ストレージ再生、情報表示、VOICE再生 了、モードメニューを表示する。カレンダ 生時には、カレンダ再生終了、情報表示、 ライドショー、モードメニューを表示する アルバム再生時には、アルバム選択、情報 示、アルバム再生終了、モードメニューを 示する。それぞれの下位メニューの操作、 示の詳細は省略するが、共通的なモードメ ューについて説明する。

 即ち、モードメニューは更にセレクトス ッチ32の位置により表示内容が異なる。静 画撮影状態J1の場合、画質モード切り替え、 連写設定、露出補正、デジタルズーム設定、 ホワイトバランス設定、画像等を記録するメ モリの選択の設定等ができる。動画撮影状態 J2の場合、画質モード切り替え、露出補正、 ジタルズーム設定、ホワイトバランス設定 フルタイムオートフォーカスの設定、画像 を記録するメモリの選択の設定等ができる 再生状態J3の場合は、回転表示、録音、画 編集、画像補正、画像合成ができる。

 メニュー操作を終了するには、認証機能 きの光学式リモコン72のメニューボタン78を 再度押すことで(ステップS284)、上記ステップ S28に戻る。この場合、禁止モードM1に設定さ ているので、該ステップS28の判断処理を繰 返すだけで、カメラ本体12のスイッチやボ ンの操作が受け付けられることはない。即 、認証機能付きの光学式リモコン14又は72の 作のみ受け付けて、その指令受信による割 込みによってのみ、再生動作等の他の動作 可能である。

 以上、第1実施例で説明したように、認証 指令の受信及び処理と、一般指令の受信及び 処理を別系統で行う構成により、認証指令の 受信処理の安全性を高めることが容易となる 。更に、認証指令用のデコーダ部100Fでデコ ドし指令データに変換する認証情報の種類 選択することにより、簡易な安全機能から り厳重な安全機能まで、撮像機器のタイプ 応じて選択できる。この特徴は、以降の第2 第3、第4、第6、第7、第8実施例で同様であ 。

 また、本発明の第1実施例によれば、カメ ラ本体12とは別の認証機能付きの光学式リモ ン14又は72より認証指令を発信し、カメラ本 体12が受信した認証指令を判断することによ 機能制限が可能である。よって、万一、カ ラ本体12を紛失した場合でも、そのカメラ 体12の利用を制限したり、撮影済みの画像の 閲覧やコピーあるいは転送を防止して、プラ イバシ保護やセキュリティの確保が可能にな る。

 また、小型の認証機能付きの光学式リモ ン14,72を撮像や再生等の撮影指令送信用と 証モード切り替え指令送信用に兼用するこ で、携行に負担が少なく操作も容易なセキ リティシステムを実現できる。

 更に、一般指令の受信はより広範囲から 指令を受け易い構成が望ましく、認証指令 受信は、認証指令の傍受による認証情報の 正コピーと使用を防止する観点から、限定 れた範囲からの認証指令を受信することが ましいという相反する要求を一つの受信手 で満たすのは大変である。本実施例では、 像動作等の一般指令を受信する手段と認証 令を受信する手段とを分離してそれぞれ設 、受信した信号のデコードもそれぞれ行な ことにより、更には認証指令の受信手段の 置等を工夫することにより、簡単な構成に り認証指令の傍受等による不正利用を防止 、撮像機器並びに撮像システムの安全性を めることができる。

 以上により、操作が容易で、コストも低 、安全性が高い、撮像機器の使用制限機能 提供することができる。

 また、認証指令を受信するための受光素 34を一般指令を受信するための受光素子20と は別に設けたことにより、それぞれの信号を 受信するのに最適な位置にそれぞれの受光素 子を配置できる。この場合、両受光素子20,32 受信された信号を解読するためのデコーダ1 34を兼用するようにすれば、ハードウェアコ トを抑えることができる。

 また、認証指令を解読するためのデコー 部100Fと一般指令を解読するためのデコーダ 部104Fとを別に設ければ、それぞれのデコー 部の構成が簡単になり、故障の発生率を抑 ることができる。また、故障した際の交換 安価に行えるようになる。更にこの場合、 証指令の受信と一般指令の受信とを、一つ 受光素子136で兼用することが可能となり、 ードウェアコストを抑えることができる。

 勿論、認証指令用の受光素子34及びデコ ダ部100Fと、一般指令用の受光素子20及びデ ーダ部104Fとをそれぞれ別に設ければ、故障 発生率を抑えることができる、万一故障し 際にも、交換が安価に行えるようになる。 た、それぞれの配置の自由度が増す。

 また、認証指令を受信するための受光素 34と、一般指令を受信するための受光素子20 とを、それぞれカメラ本体12において異なる 置に配置することが可能となるので、それ れの信号を受信するのに最適な位置で受信 き、不作動や誤動作の恐れを低くできる。

 また、認証設定スイッチ60により認証機 付きの光学式リモコン14,72のスイッチやボタ ンの機能を切り替えることができ、スイッチ やボタンの数を減らして、小型化することが できる。

 また、カメラ本体12では、受信した認証 令の内容を判別して、動作を行うことがで る。受信した認証指令が認証モード切り替 指令であれば、それに応じて認証モードを り替え設定することができる。

 なお、カメラ本体12は、認証指令を送信 る認証機能付きの光学式リモコン14,72と認証 機能を持たない光学式リモコン70,90を利用可 である。再生等プライバシにかかわる機能 実行には、認証機能付きの光学式リモコン1 4又は72のように認証指令を送信できるリモコ ンであることが必要である。これに対して、 撮影行為自体にはプライバシ保護は必要がな いので、認証情報を含まない一般指令を送信 する認証機能を持たない光学式リモコン70又 90を用いて撮影を行うことができる。よっ 、旅行等にはその認証機能を持たない光学 リモコン70又は90を携行し、認証機能付きの 学式リモコン14又は72は自宅に置いていくこ とができる。こうすれば、撮影は自由に行え 、そして、たとえ旅行先でカメラ本体12とリ コン70又は90を紛失したり盗難にあっても、 認証機能付きの光学式リモコン14又は72は自 に有り、当該カメラ本体12を入手した第三者 はそれを有していないので、撮影した画像の セキュリティを守ることができる。

 [第2実施例]
 次に、本発明の第2実施例を説明する。

 本実施例は、一つの指令機器で一般指令 認証指令を発信できるようにしたものであ 。

 本実施例における指令機器の一例として 光学式リモコン162は、図29に示すように、 の端面には、一般指令及び認証指令発信用 発光部56が構成されており、該発光部56より 般指令及び認証指令を、撮像機器であるデ タルカメラ10やデジタルムービカメラ52に発 信する。この場合、発光部56の発光素子56Aは 2波長発光LEDによって構成される。即ち、発 光部56は、同一パッケージに波長の異なる2つ のLEDが実装されて構成され、一般指令と認証 指令を波長の異なる別々のLEDで発信すること ができるようになっている。

 また、この光学式リモコン162の上面には 撮影指令ボタン58、認証設定スイッチ60、テ レボタン62、ワイドボタン64、プラスボタン66 、マイナスボタン68、制限ボタン164、設定ボ ン166、禁止ボタン168、許可ボタン170、等が 置されている。

 該光学式リモコン162は、認証設定スイッ 60が上方の通常位置となっている時に、撮 指令ボタン58が押されると撮影実行指令を、 テレボタン62が押されるとTボタン指令を、ワ イドボタン64が押されるとWボタン指令を、プ ラスボタン66又はマイナスボタン68が押され と再生時の駒送りやメニュー選択時の選択 目の移動の指令を、認証情報を含まない一 指令として撮像機器に発信する。なお、制 ボタン164、設定ボタン166、禁止ボタン168又 可ボタン170が押された際には、どのような 令も発信しない。

 これに対して、認証設定スイッチ60が下 の認証位置にある時に、撮影指令ボタン58が 押されると撮影実行指令を、テレボタン62が されるとTボタン指令を、ワイドボタン64が されるとWボタン指令を、プラスボタン66又 マイナスボタン68が押されると再生時の駒 りやメニュー選択時の選択項目の移動の指 を、認証情報を含む認証指令として撮像機 に発信する。更に、制限ボタン164が押され と制限指令を、設定ボタン166が押されると 定指令を、禁止ボタン168が押されると禁止 令を、許可ボタン170が押されると許可指令 、認証指令として撮像機器に発信する。

 なお、認証モードの切り替えは重要なの 、ミスタッチなどによる誤操作を防止する めに、それら制限ボタン164、設定ボタン166 禁止ボタン168、許可ボタン170の何れかと撮 指令ボタン58とを同時に押した時にのみ、 証モード切り替え指令を発信するようにし も良い。

 このような本実施例における光学式リモ ン162の電気的な構成は、図30に示すような のである。制御部138は、ボタン58,62~68,164~170 何れかがオンになった時、認証設定スイッ 60の状態を読み取り、その状態に対応した 令信号を発生する。また、この制御部138に 、撮像機器と対応する認証機能付きリモコ を識別するための認証情報として固定リモ ン識別情報等を不揮発性メモリに記録して く、認証情報記憶部138Aを有している。この 証情報記憶部138Aへの固定リモコン識別情報 の記録は、工場出荷前あるいは販売前に行な っておくことが望ましい。更に、この固定リ モコン識別情報は、不正利用を防止する観点 から、暗号化されていることが望ましい。

 制御部138は、ボタンが押し続けられてい 間は、予め設定された時間、信号を発生す 。変調部140は、制御部138よりの信号で、発 部142が発生する搬送波を変調してトランジ タ144を駆動し、発光部56の2つのLED56B,56Cのう ちの対応するLEDを点滅させる。抵抗146は、電 流制限用である。

 発光部56には、同一パッケージに2つのLED5 6B,56Cを収容してなる2波長発光ダイオードを いる。発光波長の組合わせは、赤外と赤外 場合では660nmと890nm、赤外と可視の場合では8 90nmと470nmまたは535nm、可視と可視の場合では4 70nmと525nm及び660nmの組み合わせ等が使用でき が、他の波長でも良いことは勿論である。

 ここで、発光部56はアノードコモンの3端 パッケージのLEDとして形成されており、ア ードは電流制限抵抗146を介してVCCに接続さ ている。切り替えスイッチ172は、制御部138 りの切り替え信号により、発光部56のLED56B,5 6Cを切り替えることができる。即ち、認証指 の場合は認証指令発信用のLED、例えばLED56C 点灯する。

 本実施例における指令機器の別の例とし 、図31に示すような光学式リモコン174を使 することもできる。この光学式リモコン174 おいても、その端面には、一般指令及び認 指令発信用の発光部56が構成されており、該 発光部56より一般指令及び認証指令を撮像機 であるデジタルカメラ10やデジタルムービ メラ52に発信する。この場合、発光部56は、2 波長発光LEDによって構成される。即ち、発光 部56は、同一パッケージに波長の異なる2つの LEDが実装されて構成され、一般指令と認証指 令を波長の異なる別々のLEDで発信することが できるようになっている。

 そして、上面には、撮影指令ボタン58、 証設定スイッチ60、テレボタン62、ワイドボ ン64、十字スイッチ74、OKボタン76、メニュ ボタン78、プリントボタン80、情報ボタン82 消去ボタン84、回転ボタン86、保護ボタン88 制限ボタン164、設定ボタン166、禁止ボタン16 8、許可ボタン170、等が配置されている。

 該光学式リモコン174は、認証設定スイッ 60が上方の通常位置となっている時に、撮 指令ボタン58が押されると撮影実行指令を、 テレボタン62が押された時はTボタン指令を、 ワイドボタン64が押された時はWボタン指令を 、十字スイッチ74が押された時はその方向に じた操作指令を、OKボタン76が押された時は OK指令を、メニューボタン78が押された時は ニュー指令を、プリントボタン80が押された 時には印刷指令を、情報ボタン82が押された は情報表示指令を、消去ボタン84が押され 時は消去指令を、回転ボタン86が押された時 は回転指令を、保護ボタン88が押された時は 護指令を、認証情報を含まない一般指令と て撮像機器に発信する。なお、制限ボタン1 64、設定ボタン166、禁止ボタン168又許可ボタ 170が押された際には、どのような指令も発 しない。

 これに対して、認証設定スイッチ60が下 の認証位置にある時に、撮影指令ボタン58が 押されると撮影実行指令を、テレボタン62が された時はTボタン指令を、ワイドボタン64 押された時はWボタン指令を、十字スイッチ 74が押された時はその方向に応じた操作指令 、OKボタン76が押された時はOK指令を、メニ ーボタン78が押された時はメニュー指令を プリントボタン80が押された時には印刷指令 を、情報ボタン82が押された時は情報表示指 を、消去ボタン84が押された時は消去指令 、回転ボタン86が押された時は回転指令を、 保護ボタン88が押された時は保護指令を、認 情報を含む認証指令として撮像機器に発信 る。更に、制限ボタン164が押されると制限 令を、設定ボタン166が押されると設定指令 、禁止ボタン168が押されると禁止指令を、 可ボタン170が押されると許可指令を、認証 令として撮像機器に発信する。

 なお、認証モードの切り替えは重要なの 、ミスタッチなどによる誤操作を防止する めに、それら制限ボタン164、設定ボタン166 禁止ボタン168、許可ボタン170の何れかと撮 指令ボタン58とを同時に押した時にのみ、 証モード切り替え指令を発信するようにし も良い。

 この光学式リモコン174の電気的な構成は 図32に示すようなものである。制御部138は ボタン及びスイッチ58,62,64,74~88,164~170の何れ がオンになった時、認証設定スイッチ60の 態を読み取り、その状態に対応した指令信 を発生する。また、制御部138は、撮像機器 対応する認証機能付きリモコンを識別する めの認証情報として固定リモコン識別情報 を不揮発性メモリに記録しておく、認証情 記憶部138Aを有している。この認証情報記憶 138Aへの固定リモコン識別情報の記録は、工 場出荷前あるいは販売前に行なっておくこと が望ましい。更に、この固定リモコン識別情 報は、不正利用を防止する観点から、暗号化 されていることが望ましい。

 制御部138は、ボタン又はスイッチが押し けられている間は、予め設定された時間、 号を発生する。搬送波周波数として40KHzを いる場合、該制御部138として、ワンチップ イコンで直接、発光素子としてのLEDを駆動 きるものを用いれば、プログラムで高周波 調信号を発生させ、上記変調部140と発振部14 2とトランジスタ144を省略する構成をとるこ が出来る。したがって、電流制限抵抗146を して電源に接続されている発光部56は、直接 、制御部138に接続される。

 発光部56には、同一パッケージに2つのLED5 6B,56Cを収容してなる2波長発光ダイオードを いる。発光波長の組合わせは、赤外と赤外 場合では660nmと890nm、赤外と可視の場合では8 90nmと470nmまたは535nm、可視と可視の場合では4 70nmと525nm及び660nmの組み合わせ等が使用でき が、他の波長でも良いことは勿論である。

 ここで、発光部56はアノードコモンの3端 パッケージのLEDとして形成されており、ア ードは電流制限抵抗146を介してVCCに接続さ ている。制御部138は、発光部56のLED56B,56Cを 択して点灯することができる。即ち、認証 令の場合は認証指令発信用のLED、例えばLED5 6Cを点灯する。

 本実施例における指令機器の更に別の例 して、図33に示すような光学式リモコン176 使用することもできる。これは、図29に示し た光学式リモコン162の発光部56を、波長の異 る2つの発光素子56A-1,56A-2に置き換えたもの ある。この光学式リモコン176では、図30の ロック図の発光部56のLED56B,56Cが2個のLEDの置 換わった形で駆動でき、一般指令と認証指 を波長の異なる別々のLEDで発信することが きる。その他の各ボタン等は図29の光学式 モコン162と同様である。

 また同様に、図31に示した光学式リモコ 174の発光部56を、波長の異なる2つの発光素 56A-1,56A-2に置き換えることも可能なことは勿 論である。

 この様に、一般指令と認証指令で異なっ 波長を用いることができる構成を採ること より、撮像等の一般指令は通常のリモコン 用いられる波長を用い、認証用については モコンでは余り使われない波長を用いるこ によって、認証指令の傍受による不正成り まし発信などが出来難くなり、安全性を向 させることができる。

 したがって、一般指令と認証指令では光 波長が異なる撮像機器が実施できる。

 また、一般指令と認証指令では光の波長 異なる指令機器が実施できる。

 なお、光学式リモコン162、174、176では、 証設定スイッチ60の操作部60Aの位置によっ 一般指令と認証指令とを切り替えるように ているが、制限ボタン164乃至許可ボタン170 4つのボタンの操作に応じてその設定モード 光学式リモコン162、174、176の制御部138内に 憶しておき、その記憶している現在の設定 ードに基づいて一般指令と認証指令を切り えるようにすれば、特に認証設定スイッチ6 0を設ける必要はない。

 [第3実施例]
 次に、本発明の第3実施例を説明する。

 本実施例は、指令の送受信を光ではなく 電波で行うようにした例である。

 図34に示すように、本実施例における指 機器の一例としての電波式リモコン178は、 令電波を発信するアンテナ180を内蔵してお 、一般指令や認証指令を撮像機器に発信す 。また、その上面には、上記光学式リモコ 162又は176と同様に、撮影指令ボタン58、テレ ボタン62、ワイドボタン64、プラスボタン66、 マイナスボタン68、制限ボタン164、設定ボタ 166、禁止ボタン168、許可ボタン170、等が配 れている。但し、この電波式リモコン178で 、認証設定スイッチは無く、制限ボタン164 至許可ボタン170の4つのボタンの操作に応じ てその設定モードを記憶しておき、その記憶 している現在の設定モードに基づいて一般指 令と認証指令を切り替える。勿論、上記光学 式リモコン162又は176と同様に、認証設定スイ ッチ60を設けても良い。

 なお、認証モードの切り替えは重要なの 、ミスタッチなどによる誤操作を防止する めに、制限ボタン164、設定ボタン166、禁止 タン168、許可ボタン170の何れかと撮影指令 タン58とを同時に押した時にのみ、認証モ ド切り替え指令を発信するようにしても良 。

 この電波式リモコン178は、アンテナ180が つであるが、一般指令を発信する電波の周 数と、認証指令を発信する電波の周波数が じか、あるいは異なっていても一つのアン ナを共用できる関係にある場合の実施例で る。即ち、両者の周波数が比較的近く、ア テナ180を共有しても必要な電界強度の電波 発信できる程度の場合は、アンテナ180が一 でも異なる周波数での共用ができる。また 両者の周波数が逓倍関係にある場合つまり2 倍、3倍、4倍という関係にある場合は、アン ナ180の長さが一方の周波数の1/2波長の長さ あれば、2倍の周波数では全波長、3倍の周 数では1と1/2波長(3/2波長)、4倍の周波数では2 波長の長さになり、定在波が乗りやすく効率 の良い電波の放射ができるので、アンテナ180 が一つでも異なる周波数での共用ができる。

 この電波式リモコン178の電気的な構成は 図35に示すようになる。制御部138は、ボタ 58、62~68、164~170の何れかがオンになった時、 そのボタンの機能に対応した信号を発生する 。また、制御部138には、撮像機器と対応する 認証機能付きリモコンを識別するための認証 情報として固定リモコン識別情報を不揮発性 メモリに記録しておく認証情報記憶部138Aを む。この記録は工場出荷前あるいは販売前 行なっておくことが望ましい。更に、この 定リモコン識別情報は、不正利用を防止す 観点から、暗号化されていることが望まし 。ボタンが押し続けられている間は予め設 された時間、信号を発生する。

 変調部140は、制御部138よりの信号で、発 部142が発生し周波数変換部182より供給され 搬送波を変調して電力増幅部184で増幅して ンテナ180より電波を輻射する。周波数変換 182は、発振部142よりの搬送波をそのまま変 部140に供給する場合と、周波数変換部182で 波数を逓倍して2倍の周波数に変換して供給 する場合がある。周波数の切り替えは、制御 部138よりの周波数制御信号186により行い、2 の周波数の場合は変調部140及び電力増幅部18 4の共振回路も切り替える。

 一般指令には、日本の場合、電波法での 弱電波の許容電界強度が大きい(3mの距離で5 00μV/m以下)周波数322MHz以下を用いて、撮像機 からの距離がある程度離れていても指令電 が届くような周波数を用い、認証指令用の 波は、電界強度規制値が厳しい(3mの距離で3 5μV/m以下)322MHzより高い周波数を用いて、撮 機器のごく近辺でしか認証指令電波が届か いようにして、認証指令の混信の防止や盗 防止が実現し易い周波数を用いる。例えば 一般指令用には315MHzを用い、認証指令用に 2倍の630MHzあるいは3倍の945MHzを用いることが できる。日本では、630MHzは、UHFのテレビ39ch 割り当てられているが、認証指令の発信時 は、撮像機器を近くに置いて該電波式リモ ン178と至近距離で通信をすることで、他の 器との混信を避け且つ安全性を確保できる 945MHzでも電波は微弱なので、撮像機器と該 波式リモコン178はごく近距離で使用するこ により、他の目的で使用している電磁波と 混信を避け安全性を確保することができる 使用する周波数の選択は、国別の電波法に る規制値の違いや、周波数利用の違いがあ ので、上記の周波数に限るものではなく、 えば157.5MHzと315MHzの組合わせや、450MHzと900MHz でも良いが、電波法の規制値内であることが 必要である。

 本実施例における指令機器の別の例とし 、図36に示すような電波式リモコン188を使 することもできる。この電波式リモコン188 、指令電波を発信するアンテナ180-1と180-2を えており、一般指令や認証指令を撮像機器 発信する。その上面には、上記電波式リモ ン178と同様のボタン58、62~68、164~170が配さ ている。この電波式リモコン188においても 認証設定スイッチは無く、制限ボタン164乃 許可ボタン170の4つのボタンの操作に応じて の設定モードを記憶しておき、その記憶し いる現在の設定モードに基づいて一般指令 認証指令を切り替える。勿論、上記光学式 モコン162又は176と同様に、認証設定スイッ 60を設けても良い。

 この電波式リモコン188では、アンテナが つあり、一方のアンテナ180-1が一般指令を 信する電波の周波数に、他方のアンテナ180-2 が認証指令を発信する電波の周波数の波長に 、それぞれ対応した長さになっている。即ち 、両者の周波数が異なっている場合、それぞ れの電波が効率の良く放射ができる。周波数 が315MHzの場合、波長が約95cmであり、半波長 約47cm、1/4波長は約24cmであるのでその程度の 長さのアンテナか、一部に短縮コイルを用い て実装し易い長さに調整して用いる。周波数 が2.45GHzの場合は、波長が約12cmであるので半 長は約6cm、1/4波長は約3cmであり、それに見 った長さのアンテナを用いる。アンテナ180- 1,180-2は無指向性アンテナでも良いが、リモ ン指令を受信する撮像機器の方向はわかっ いるので、指向性のあるアンテナでも良い アンテナ180-1,180-2の形式は、1/4波長モノポー ル、1/2ダイポール、の他にも、直線偏波型あ るいは円偏波型などでも良い。

 この電波式リモコン188の電気的な構成は 図37に示すようなものとなる。制御部138は ボタン58、62~68、164~170の何れかがオンになっ た時、そのボタンの機能に対応した信号を発 生する。また、制御部138には、撮像機器と対 応する認証機能付きリモコンを識別するため の認証情報として固定リモコン識別情報を不 揮発性メモリに記録しておく認証情報記憶部 138Aを含む。この記録は工場出荷前あるいは 売前に行なっておくことが望ましい。更に この固定リモコン識別情報は、不正利用を 止する観点から、暗号化されていることが ましい。ボタンが押し続けられている間は め設定された時間、信号を発生する。変調 140-1は制御部138よりの信号で、発振部142-1が 生する搬送波を変調して電力増幅部184-1で 幅してアンテナ180-1より電波を輻射する。ま た、変調部140-2は変調部140-1と、発振部142-2は 発振部142-1と、電力増幅部184-2は電力増幅部18 4-1と、アンテナ180-2は180-1と、それぞれ同様 機能である。但し、発振部142-1と発振部142-2 、発振周波数が互いに異なる。

 発振部142-1は一般指令用で、日本の場合 、電波法での微弱電波の許容電界強度が大 い(3mの距離で500μV/m以下)周波数322MHz以下を いて、撮像機器からの距離がある程度離れ いても指令電波が届くような周波数を用い ことができる。発振部142-2では、認証指令用 で、電界強度規制値が厳しい(3mの距離で35μV/ m以下)322MHzより高い周波数を用いて、撮像機 のごく近辺でしか認証指令電波が届かない うにして、認証指令の混信の防止や盗聴防 が実現し易い周波数を用いることができる 例えば、一般指令用には315MHzを用い、認証 令用には2.45GHzを用いることができる。2.45GH z帯はISMバンドで高周波炉や無線LANなどでも 用しているが、認証指令の発信時には、撮 機器を近くに置いて該電波式リモコン188と 近距離で通信をすることで他の機器との混 を避け且つ安全性を確保できる。発振部、 調部、電力増幅部、アンテナを2組持つこと 、各国の電波規制に適応した電波の周波数 電界強度を選択して、より安全で使いやす システムが実現し易くなる。

 上記のような電波式リモコン178、188対応 撮像機器の一例としてのデジタルカメラ190 、図38に示すように、図1に示したデジタル メラ10と同様の構成であるが、更に、アン ナ192-1及び192-2を内蔵している。単一アンテ の電波式リモコン178に対応する場合には、 ンテナは192-1のみでも良い。また、受光素 20は無くても良い。更に、特に図示はしてい ないが、その裏面には、図1に示したデジタ カメラ10のような受光素子34は設けられてい い。

 上記デジタルカメラ190では、図39Aに示す うに、図8のブロック図の受光素子34がアン ナ192-1に、認証受光部100が認証受信部194に 受光素子20がアンテナ192-2に、受光部104が受 部196に置き換わった構成を有し、他の部分 図8と同様である。

 上記認証受信部194及び受信部196は、図39B 示すような構成を有する。即ち、アンテナ1 92-1からデコーダ部194Fの処理系統は、電波式 モコン178又は188よりの認証指令電波の周波 に合った構成とする。指令電波をアンテナ1 92-1で電流に変換し、増幅部194Aで増幅し、フ ルタ部194Bで搬送波周波数に合せた帯域を通 過させたのち、検波部194Cで検波し、積分部19 4Dで搬送波周波数成分を除去して信号成分を 生し、波形整形部194Eで整形し、デコーダ部 194Fで認証指令情報に変換する。アンテナ192-2 からデコーダ部196Fは一般指令電波の周波数 合った構成とし、各ブロックの機能は、上 194Aから194Fと同様であるが、デコーダ部196F 一般指令のみをデコードする。

 なお、図40A及び図40Bに示すように、認証 信部194と受信部196のデコーダ部を共用のデ ーダ134で兼用するようにしても良い。この 合、各受信部194,196の波形整形部194E,196Eを通 った信号はデジタル信号となっているので、 認証指令のデコードアルゴリズムと一般指令 のデコードアルゴリズムをデコーダ134で併せ 持ち、両方のアルゴリズムでデコードを試み てデコードできた方の指令を主制御部102に入 力することでデコード部の兼用ができる。

 また逆に、図41A及び図41Bに示すように、 証指令用のアンテナ192-1と一般指令用のア テナ192-2とを、使用する2波長に対して感度 ある一つのアンテナ192で兼用するようにし も良い。認証指令用の電波と一般指令用の 波の周波数が近いか、周波数が逓倍関係に ってアンテナが共用できる場合、及び認証 令用電波と一般指令用電波が同じ場合に適 できる。

 更に、図42に示すように、認証受信部194 受信部196の検波部乃至デコーダ部を共用の 波部198、積分部200、波形整形部202及びデコ ダ134で兼用するようにしても良い。この場 、認証受信部194は、認証指令電波の周波数 適応した増幅部194Aとフィルタ部194Bのみを有 し、また、受信部196は、一般指令電波の周波 数に適応した増幅部196Aとフィルタ部196Bのみ 有する。そして、両フィルタ部194B,196Bの出 が検波部198に供給されて検波された後、積 部200と波形整形部202で信号成分が再生され 、デコーダ134で一般指令あるいは認証指令 変換される。

 ここで、上記電波式リモコン178の発生す 信号を説明する。制御部138から変調部140に 給されるデータ信号は、図14乃至図16と同様 である。一般指令電波の搬送周波数として315 MHzを用い、認証指令電波の搬送周波数として 2倍の630MHzを用いる場合は、発振部142より315MH zを周波数変換部182に供給する。周波数変換 182では、一般指令の場合はその315MHzのまま 調部140に供給し、認証指令の場合は制御部13 8より周波数制御信号186を送り、変調部140に2 の630MHzを供給して、データ信号で変調する 315MHzの搬送波の場合は、図43Aのような信号 形が得られる。データ信号1T=500μSに315MHzの 送波の周期3.17μSの搬送波がおおよそ157サイ クル含まれる。電力増幅部184で所定の出力を 得てアンテナ180より輻射される。搬送波が615 MHzの場合は、データ信号1T=500μSに630MHzの搬送 波の周期1.59μSの搬送波がおおよそ315サイク 含まれる。

 図43Bは、搬送波拡大波形を示す図である 315MHzの場合は一周期約3.17μS、630MHzの場合は 一周期約1.59μSである。945MHzの場合は一周期 1.06μSで1T=500μSに約473サイクル含まれ、2.45GHz の場合は一周期約0.41μSで1T=500μSに約1225サイ ル含まれ、157.5MHzの場合は一周期約6.35μSで1 T=500μSに約79サイクル含まれる。

 なお、電波式リモコン188の発生する信号 ついても、同様である。

 以上の構成を実施することにより、各国 各地域の電波規制の状況や利用状況を勘案 一般指令には比較的電界強度の強い電波を い、認証指令電波には比較的電界強度の弱 電波を用いて秘匿性を高めるというような 全性と操作性を両立させた撮像システムが 成できる。

 したがって、一般指令と認証指令では電 の波長が異なる撮像機器が実施できる。

 また、一般指令と認証指令では電波の波 が異なる指令機器が実施できる。

 [第4実施例]
 次に、本発明の第4実施例を説明する。

 図44に示すように、本実施例における指 機器の一例としての電波・光リモコン204は 指令電波を発信するアンテナ180を備えてお 、前面には発光部56を備えている。ここで、 一般指令を光で発信する場合は、認証指令を 電波で撮像機器に発信する。逆に、一般指令 を電波で発信する場合は、認証指令を光で撮 像機器に発信する。

 この電波・光リモコン204の上面には、上 電波式リモコン178、188と同様に、撮影指令 タン58、テレボタン62、ワイドボタン64、プ スボタン66、マイナスボタン68、制限ボタン 164、設定ボタン166、禁止ボタン168、許可ボタ ン170、等が配されている。この電波・光リモ コン204においても、認証設定スイッチは無く 、制限ボタン164乃至許可ボタン170の4つのボ ンの操作に応じてその設定モードを記憶し おき、その記憶している現在の設定モード 基づいて一般指令と認証指令を切り替える 勿論、上記光学式リモコン162又は176と同様 、認証設定スイッチ60を設けても良い。

 この電波・光リモコン204の電気的な構成 おいては、図45に示すように、ボタン58、62~ 68、164~170は、図37に示した電波式リモコン188 それと同様である。制御部138及び認証情報 憶部138Aについても、図37に示した電波式リ コン188のそれと同様である。

 変調部140-1は、制御部138よりの信号で、 振部142-1が発生する搬送波を変調してトラン ジスタ144を駆動し、発光部56の発光素子56Aを 滅させる。抵抗146は電流制限用である。発 素子56Aには、赤外線発光ダイオードで波長 900~950nmのものが用いられることが多いが、 の波長あるいは可視光でも良い。

 変調部140-2は、制御部138よりの信号で、 振部142-2が発生した搬送波を変調して電力増 幅部184で増幅してアンテナ180より電波を輻射 する。一般指令を電波で発信し、認証指令を 光で発信する場合には、日本の場合、電波法 での微弱電波の許容電界強度が大きい(3mの距 離で500μV/m以下)周波数322MHz以下、例えば315MHz を用い、撮像機器からの距離がある程度離れ ていても指令電波が届くような周波数を用い る。また、一般指令を光で発信し、認証指令 を電波で発信する場合には、電界強度規制値 が厳しい(3mの距離で35μV/m以下)322MHzより高い 波数、例えば630MHzあるいは945MHzを用いて、 像機器のごく近辺でしか認証指令電波が届 ないようにして、認証指令の混信の防止や 聴防止が実現し易い周波数を用いる。

 撮像機器におけるこのような電波・光リ コン204からの指令信号の受信は、一般指令 光で認証指令が電波の場合は、図8に示した ような受光素子20及び受光部104で一般指令を 信し、図8に示した受光素子34と認証受光部1 00が、図39Aに示したようなアンテナ192-1と認 受信部194の機能に置き換わって、認証指令 受信する。また、一般指令が電波で認証指 が光の場合は、図8に示したような受光素子3 4と認証受光部100が認証指令を受信し、図8に した受光素子20と受光部104が、図39Aに示し ようなアンテナ192-2と受信部196の機能に置き 換わって、一般指令を受信する。

 指令信号の形式並びにデータフォーマッ は従前の説明と同様である。

 以上の構成により、一般指令は光で、認 指令は電波を用いる場合には、一般指令にL EDやレーザダイオードの光を用いて、撮像機 から離れた場所からも一般指令を発して制 し、認証指令は電波法の規制値も考慮して 距離での認証に必要な最小限の電界強度を 用する比較的弱い電波を用いて認証指令の 匿性を高めた指令機器と撮像機器を構成す ことができる。

 また、一般指令は電波を、認証指令は光 用いる場合には、一般指令に電波を用いる とにより光のような指向性を意識しなくて 良く、撮像機器と指令機器が実用的な距離 使え、電波法の規制値内で十分な電界強度 得られる周波数を選択して、撮像機器への 令を撮像機器から離れた場所でも比較的自 に発信でき、併せて、認証指令に光を用い 、撮像機器と指令機器を近接させて盗聴等 防止することにより、認証指令の秘匿性を めた指令機器と撮像機器を構成することが きる。

 したがって、一般指令は光で、認証指令 電波を用いる指令機器が実施できる。また 一般指令は光で、認証指令は電波を用いる 像機器が実施できる。

 また、一般指令は電波を、認証指令は光 用いる指令機器が実施できる。また、一般 令は電波を、認証指令は光を用いる撮像機 が実施できる。

 [第5実施例]
 次に、本発明の第5実施例を説明する。

 図46は、本第5実施例における撮像機器と てのデジタルカメラ206の底面12A及び背面12B 示す斜視図である。このデジタルカメラ206 上面、前面及び側面の構成は、図1及び図2 示したデジタルカメラ10のそれと同様である 。

 本実施例におけるデジタルカメラ206では 認証指令受光用の受光素子34は、カメラ本 12の背面12Bではなくて、底面12Aに配置されて いる。更に、この底面12Aには、三脚にネジで 固定するための三脚用螺子穴208、他の機器と の接続のためのコネクタ210、着脱式のメモリ カード212と電池130を収納するスロット214及び 該スロット214の開閉式の蓋216が配置されてい る。

 このような撮像機器の機能は、認証指令 光用の受光素子34が底面12Aに配置されてい こと以外は、第1実施例と同様である。

 撮像機器、特にカメラの場合、底面12Aを に向けた姿勢での撮影が多く、またカメラ 90度回転させて縦長の写真を撮影する場合 ある。これに対して、カメラ保持者が意図 に認証指令を指令機器より発信してカメラ 認証モードを切り替えるなど認証指令を受 する場合には、本実施例では、通常余り目 触れることの少ない底面12Aに認証指令受光 の受光素子34を配置しているので、カメラを 手に持って受光素子34を指令機器に向ける必 がある。従って、安全且つ確実に、認証モ ドを切り替えるなどの認証指令を受信する とができる。

 このように、認証指令受光用の受光素子3 4をカメラ本体12における底面12Aに配置したこ とにより、認証指令を使用者の意図に沿った 限られた範囲で送受信できる。特に、認証指 令のうち重要な認証モード切り替え指令の受 信に好適である。

 なお、認証モード切り替え指令以外の認 指令は通常使用時に受信できるように、カ ラ本体12の前面や背面12Bに更に受光素子を けても良いことは勿論である。

 [第6実施例]
 次に、本発明の第6実施例を説明する。

 本実施例における撮像機器は、図1に示し たように、一般指令を受信する受光素子20を 像用のレンズ部16と同様にカメラ本体12の前 面に配置し、認証指令を受信する受光素子34 、図2に示したように、上記受光素子20とは 対側に配置したものである。

 この様に、一般指令を受信する受光素子2 0を撮影レンズ部16側に配置することにより、 撮影者自身が被写体となる場合に特に便利で あり、他方、認証指令を受信する受光素子34 、被写体側とは反対側に配置することによ 、認証に関わる設定情報や確認メッセージ モニタ36に表示して、認証モードの設定変 等をモニタ36を確認しながら実行することが できるので、確実で安全な操作を実現するこ とができる。

 [第7実施例]
 次に、本発明の第7実施例を説明する。

 本実施例における撮像機器は、認証指令 光用の受光素子34を、カメラ本体12の内部に 配置したものである。

 即ち、図47の窓型では、カメラ本体12には 撮影用のレンズ部16、モニタ36等が備わって り、受光素子34の配置以外は第1実施例と同 である。カメラ本体12には、カメラ本体12内 のごみの侵入を防ぐ窓218があり、光学式リ コン14、72、162、174や電波・光リモコン204等 のリモコン220よりの認証指令光222は、この窓 218を透過して認証指令受光用の受光素子34に 射する。

 また、図48の穴型では、カメラ本体12の一 部に穴224が開いており、その奥に受光素子34 配置されている。穴224と受光素子34の間は バー226で接続されており、カメラ本体12内へ の埃等の侵入を防いでいる。

 また、図2や図3の受光素子34の配置をカメ ラ本体12内にして同様の構成を取る事ができ 。

 この様に、認証指令光222を受光するため 受光素子34を撮像機器のカメラ本体12内に配 置することにより、認証指令光222を受光する 角度や範囲を限定することができると共に他 の妨害光の影響も軽減でき、認証指令のより 安全で確実な受光ができる。

 [第8実施例]
 次に、本発明の第8実施例を説明する。

 本実施例における撮像機器は、認証指令 222を撮影用のレンズ部16を介して認証指令 光用の受光素子34に導くようにしたものであ る。

 図49は、一眼レフタイプの撮像機器であ 、撮影用のレンズ部16は数枚から十数枚のレ ンズで構成され、カメラ本体12に対して交換 できるタイプもある。レンズ部16には絞り22 8があり入射光量を調整する。ミラー230は、 射光線を反射して、フォーカシングスクリ ン232に被写体の像を結ぶ。このフォーカシ グスクリーン232の像は、ペンタプリズム234 2回反射した後、ファインダ236の接眼レンズ 介して撮影者が見ることができる。撮影時 は、ミラー230は点線の位置に跳ね上がり、 ンズ部16を通った光線は、シャッタ238が開 と撮像素子92に像を結ぶ。撮影された像はモ ニタ36に表示される。

 受光素子34は認証指令光222を受光するた の受光素子であり、リモコン220よりの認証 令光222がレンズ部16を介してミラー230で反射 され、その一部がフォーカシングスクリーン 232を透過してペンタプリズム234に入り、その 一部が受光素子34に入るような位置に配置さ ている。ペンタプリズム234の上面は、認証 令光222の受光に必要な程度の光を受光素子3 4に漏れ出させるように、反射率と透過率が 整されている。実用的には1%程度の光が受光 素子34に入れば良い。

 受光素子34Aは変形例であり、リモコン220 りの認証指令光222がレンズ部16を通過して ラー230の一部で反射して受光素子34Aに入る うな位置に配置されている。認証指令光222 経路は、図49中の点線の例示は模式図であっ て、実際には多様な経路を通って受光素子34A に導かれる。

 なお、認証指令光222を受光するための受 素子は、一つ(34又は34A)でも良いし、複数あ っても良い。

 以上説明した以外の機能は、第1実施例他 で説明したものと同様である。

 レンズシャッタタイプの撮像機器では、 50に示すように、撮影用のレンズ部16は1枚 ら十数枚のレンズで構成され、更に該レン 部16には絞り228があり入射光量を調整するよ うになっている。レンズ部16を通った光線は シャッタ238が開くと撮像素子92に像を結ぶ 撮影された像はモニタ36に表示される。

 受光素子34は認証指令光222を受光するた の受光素子であり、リモコン220よりの認証 令光222がレンズ部16を介して、その一部が受 光素子34に入るような位置に配置されている 認証指令光222の経路は、図50中の点線の例 は模式図であって、実際には多様な経路を って受光素子34に導かれる。なお、受光素子 34は、一つでも良いし、複数あっても良い。

 被写体の構図を決めるためにファインダ2 36がある。ファインダ無しで、シャッタ238を けておき、常時モニタ36にライブ画像を表 しても良い。

 以上説明した以外の機能は、第1実施例他 で説明したものと同様である。

 この様に、認証指令光222を撮影用のレン 部16を介して受光素子34に導くことにより、 認証指令光222を受光する角度や範囲を限定す ることができると共に他の妨害光の影響も軽 減でき、認証指令のより安全で確実な受光が できる。

 [第9実施例]
 次に、本発明の第9実施例を説明する。

 本実施例は、認証指令光222を受光するた の受光素子34を撮像機器のファインダ236内 配置したものである。

 一眼レフタイプの撮像機器の場合、図51 示すように、認証指令光222を受光するため 受光素子34が一つ以上、ファインダ236内に配 置される。認証モードの切り替えなど認証指 令の送受信の際には、ファインダ236の覗き窓 240からリモコン220の認証指令光222をカメラ本 体12内部に向けて発信する。認証指令光222の 光経路以外の構成は、上記第8実施例の図49 示した撮像機器と同様である。

 レンズシャッタタイプの撮像機器の場合 、図52に示すように、認証指令光222を受光 るための受光素子34が一個以上、ファインダ 236内に配置される。認証モードの切り替えな ど認証指令光222の送受信の際には、ファイン ダ236の覗き窓240からリモコン220の認証指令光 222をカメラ本体12内部に向けて発信する。認 指令光222の受光経路以外の構成は、第8実施 例の図50に示した撮像機器と同様である。

 この様に、認証指令光222をファインダ236 の受光素子34により受信する構成としたこ により、認証指令光222を受光する角度や範 を限定することができると共に他の妨害光 影響も軽減できる。また、通常の撮像や再 とは異なる操作であり、操作者が認証モー の切り替えなど認証指令の送受信という重 な行為を実施するという明確な意思を持っ 操作できることにより、認証指令のより安 で確実な受光並びに認証モードの切り替え どの動作ができる。

 なお、認証モード切り替え指令以外の認 指令は通常使用時に受信できるように、カ ラ本体12の前面や背面12Bに更に受光素子を けても良いことは勿論である。

 [第10実施例]
 次に、本発明の第10実施例を説明する。

 上記第7乃至第9実施例で説明したような 所以外にも、認証指令光222を受光するため 受光素子34は、撮像機器内部の様々な場所に 配置可能である。

 例えば、図53に示すように、認証指令光22 2を受光するための受光素子34は、三脚用螺子 穴208の奥に配置することができる。この場合 、リモコン220よりの認証指令光222は、当該撮 像機器が三脚に装着されていない時に、三脚 用螺子穴208を介して受信される。

 また、認証指令光222を受光するための受 素子34は、蓋216あるいはカバー等のあるメ リカード212やハードディスクあるいは電池13 0またはコネクタ等のスロット214あるいは穴 部分に配置することができる。この場合、 モコン220よりの認証指令光222は、蓋216が認 指令光222を受信できる程度に開いた状態で 受光素子34に受信される。

 更には、受光素子34は、撮像機器側面の モリカード242やコネクタ用のスロット244に 置することができる。この場合、リモコン22 0よりの認証指令光222は、スロット244の開口 より受光素子34に到達する。

 以上の説明のほかは、第1実施例の該当部 分、あるいは図46の説明と同様である。受光 子34は、上記の3つの例の何れかがあれば良 。

 この様に、認証指令光222の受光素子34を 像機器の三脚用螺子穴208やスロット214,244の 分に配置することにより、認証指令光222を 光する角度や範囲を限定することができる 共に他の妨害光の影響も軽減できる。また 通常の撮像や再生とは異なる操作であり、 作者が認証モードの切り替えなど認証指令 送受信という重要な行為を実施するという 確な意思を持って操作できることにより、 証指令のより安全で確実な受光並びにモー の切り替えができる。

 なお、認証モード切り替え指令以外の認 指令は通常使用時に受信できるように、カ ラ本体12の前面や背面12Bに更に受光素子を けても良いことは勿論である。

 [第11実施例]
 次に、本発明の第11実施例を説明する。

 本実施例においては、図54に示すように 撮像機器のカメラ本体12の認証指令光222を受 光するための受光素子34の受光部に窪み(嵌合 部246)を持たせ、また、指令機器であるリモ ン220の発光部56にカメラ本体12の窪みに対応 た突起部(嵌合部248)を設けた構成である。 メラ本体12の窪み部分の嵌合部246とリモコン 220の突起部の嵌合部248はおおよそ同一形状と 寸法であり、認証指令光222の送受信時に、図 54に破線の矢印で示す方向に密着させること よる、指令情報の漏洩による傍受を防ぎ、 害光の影響も最小限にできる。

 カメラ本体12とリモコン220の密着構造は カメラ本体12側が凸でリモコン220側が凹、あ るいは平面同士で密着できる面を持つ、ある いは遮光材を周囲に設けることでも機能でき る。

 また、嵌合部246,248の形状は、角柱型、円 柱型、角錐型、円錐型などでも良い。

 この様に、リモコン220の指令光を発信す 発光部56とカメラ本体12の認証指令光222を受 光するための受光素子34を密着構造とするこ により、認証指令光の受光をリモコン指令 のみに限定でき、他の妨害光の影響も軽減 きる。また、通常の撮像や再生とは異なる 作であり、操作者が認証モードの切り替え ど認証指令の送受信という重要な行為を実 するという明確な意思を持って操作できる とにより、認証指令のより安全で確実な受 並びにモードの切り替えができる。

 なお、認証モード切り替え指令以外の認 指令は通常使用時に受信できるように、カ ラ本体12の前面や背面12Bに更に受光素子を けても良いことは勿論である。

 [第12実施例]
 次に、本発明の第12実施例を説明する。

 本実施例における撮像機器は、図55に示 ように、カメラ本体12の上面に透光性カバー 250と逆円錐型の反射鏡252を配置し、多方向か らリモコン220の一般指令光254を受光素子20に く構成としたものである。透光性カバー250 は、光学フィルタの機能を持たせても良い また、反射鏡252の反射面に集光作用を持た るために、透光性カバー250を球面あるいは 球面形状としても良い。

 また、カメラ本体12の他の部分には、リ コン220からの認証指令光222を受光するため 受光素子34が穴256の中に配置されている。な お、この認証指令光222を受光するための受光 素子34の配置は、図46乃至図54に示した様に多 様な構成を取る事ができる。

 このように、一般指令光254の受信は広範 から可能として撮影者の使い勝手を良くし おき、他方、認証モード切り替えなどの認 指令の受光はより限定された形で行なうこ により、撮影や再生時の利便性を確保しつ 、認証モード切り替えなどの認証指令の送 信の安全性を保つことができる。

 なお、認証モード切り替え指令以外の認 指令は通常使用時に受信できるように、そ ための受光素子を、一般指令光254を受光す ための上記受光素子20と併設して、上記透 性カバー250と逆円錐型の反射鏡252を介して 方向から認証指令光222を受光できるように ても良いことは勿論である。