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Patent Searching and Data


Title:
LIGHT EMITTING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/072422
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a light emitting device wherein a current control means is provided for supplying a driving current to a surface-emitting body, which has an organic EL layer, and a part of a developed section of the surface-emitting body. Energy is saved and the service life is lengthened by making the developed section emit light.

Inventors:
TAMURA TOMOAKI (JP)
MANO SHIGERU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/071409
Publication Date:
June 11, 2009
Filing Date:
November 26, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KONICA MINOLTA HOLDINGS INC (JP)
TAMURA TOMOAKI (JP)
MANO SHIGERU (JP)
International Classes:
H01L51/50; F21V23/00; F21V23/04; G02B6/00; G09F13/00; G09F13/18; G09F13/22; H05B33/00; H05B33/12; H05B44/00; F21Y101/02; F21Y105/00
Domestic Patent References:
WO2005086124A12005-09-15
Foreign References:
JP2006142519A2006-06-08
JP2002015858A2002-01-18
JP2002328625A2002-11-15
JP2004279867A2004-10-07
JPH01160492U1989-11-07
JPH07229114A1995-08-29
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Claims:
収納状態から作動状態に展開可能な面発光体及び該面発光体の展開された部分を発光させるように駆動電流を制御する電流制御手段を有することを特徴とする発光装置。
前記面発光体を収納する収納部を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の発光装置。
前記収納状態は、前記面発光体が巻かれてロールに形成された状態であり、前記面発光体は、前記ロールから引き出すことにより展開されることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の発光装置。
前記面発光体に対向して設けられ、収納状態から作動状態に展開可能な対向電極を有することを特徴とする請求の範囲第1項~第3項のいずれか1項に記載の発光装置。
前記収納状態は、前記対向電極が巻かれてロールに形成された状態であり、前記対向電極は、前記ロールから引き出すことにより展開され、展開された状態で前記面発光体の展開部を電源に接続することを特徴とする請求の範囲第4項に記載の発光装置。
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有し、前記支持層、前記透明電極層及び前記有機エレクトロルミネッセンス層は連続層に形成され、前記電流制御手段を構成する前記電極層は、展開/収納時の移動方向に分割された多数の素子からなり、該素子は、前記収納状態において電源に接続されず、展開状態において前記電源に接続されることを特徴とする請求の範囲第1項~第5項のいずれか1項に記載の発光装置。
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有し、前記支持層及び前記透明電極層は連続層に形成され、前記有機エレクトロルミネッセンス層及び前記電流制御手段を構成する前記電極層は、展開/収納時の移動方向に分割された多数の素子からなり、該素子は、前記収納状態において電源に接続されず、展開状態において前記電源に接続されることを特徴とする請求の範囲第1項~第5項のいずれか1項に記載の発光装置。
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有し、前記支持層、前記透明電極層及び前記電極層は連続層に形成され、前記有機エレクトロルミネッセンスは、展開/収納時の移動方向に分割された多数の素子からなり、該素子は、前記収納状態において電源に接続されず、展開状態において前記電源の駆動回路に接続されることを特徴とする請求の範囲第1項~第5項のいずれか1項に記載の発光装置。
前記電流制御手段は、前記有機エレクトロルミネッセンス層の前記素子の各々に対応し、ホール素子を備え保持機能を有するスイッチング素子、及び該スイッチング素子をスイッチングさせる磁石装置を有することを特徴とする請求の範囲第7項又は第8項に記載の発光装置。
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有し、前記支持層及び前記有機エレクトロルミネッセンス層は連続層に形成され、前記電流制御手段を構成する前記透明電極層及び前記電極層は、展開/収納時の移動方向に分割された多数の素子からなり、該素子は、前記収納状態において電源に接続されず、展開状態において前記電源に接続されることを特徴とする請求の範囲第1項~第5項のいずれか1項に記載の発光装置。
前記透明電極層の素子と前記電極層の素子とは、展開/収納時の移動方向に関して千鳥状に配置されたことを特徴とする請求の範囲第10項に記載の発光装置。
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有し、前記支持層、前記透明電極層及び前記電極層は連続層に形成され、前記有機エレクトロルミネッセンス層は展開/収納時の移動方向に分割された多数の素子からなり、前記電流制御手段は、前記有機エレクトロルミネッセンス層の前記素子の各々対応した第1接触子及び、前記電極層に形成され、前記第1接触子に対応する第2接触子を有し、
 前記収納状態では、前記第1接触子と前記第2接触子とが離間し、展開状態においては、前記第1接触子と前記第2接触子とが接触することを特徴とする請求の範囲第1項~第5項のいずれか1項に記載の発光装置。
前記面発光体は、複数枚の発光板がアコーデオン状に連結されて形成されており、前記電流制御手段は、前記発光板の各々に対応した電極を有し、
 前記発光板の隣り合うもの間の角度を大きくすることにより前記面発光体が展開され、前記角度を小さくすることにより収納され、
 前記角度が所定値以下では、前記電極間の接続が断たれ、
 前記角度が前駆所定値よりも大きい時は、前記電極間の接続が形成されることにより、前記面発光体が展開されたときに、展開された部分が発光することを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の発光装置。
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有し、前記支持層、前記透明電極層及び前記電極層は連続層に形成され、前記有機エレクトロルミネッセンスは、展開/収納時の移動方向分割された素子からなり、展開された部分の前記素子が選択的に電源に接続されることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の発光装置。
前記面発光体は、複数枚の発光板からなり、前記収納状態は、複数の前記発光板が積載された状態であり、前記発光板を積載状態から引き出すことにより、前記面発光体が展開されることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の発光装置。
前記収納部及び前記面発光体の引き出し方向先端部に電極が設けられていることを特徴とする請求の範囲第15項に記載の発光装置。
前記電流制御手段は、前記有機エレクトロルミネッセンス層の前記素子の各々に対応し、ホール素子を備え保持機能を有するスイッチング素子及び該スイッチング素子をスイッチングさせる磁石装置を有することを特徴とする請求の範囲第15項に記載の発光装置。
複数の前記発光板が一部重なった状態で引き出されることを特徴とする請求の範囲第15又項は請求の範囲第17項に記載の発光装置。
複数の前記発光板が重ならない状態で引き出されることを特徴とする請求の範囲第15項に記載の発光装置。
前記面発光体を案内するレールを有し、前記面発光体は、前記レールに案内されて前記収納状態から展開され、展開された前記面発光体が収納されることを特徴とする請求の範囲第13項~第19項のいずれか1項に記載の発光装置。
前記レールは前記面発光体に電流を供給する電極を構成することを特徴とする請求の範囲第20項に記載の発光装置。
前記収納部は、前記面発光体を取り付ける取付部を有し、前記電流制御手段を構成する電極が前記取付部に設けられ、
 前記面発光体は、前記取付部に取り付けられない時は、発光せず、前記取付部に取り付けられた時に前記電極から駆動電流が供給されて発光することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の発光装置。
前記面発光体は異なる色の光を発生する複数の発光領域を有することを特徴とする請求の範囲第1項~第22項のいずれか1項に記載の発光装置。
前記面発光体は、両面で発光し、表面と裏面とが異なる色の光を発生することを特徴とする請求の範囲第1項~第23項に記載の発光装置。
前記面発光体は、展開・収納時の移動方向に配列された多数のLED素子、該LED素子の各々に対応し、前記移動方向に直角な方向に長い多数の導光部材を有することを特徴とする請求の範囲第1項~第5項、第13項、第15項、第16項、第22項のいずれか1項に記載の発光装置。
Description:
発光装置

 本発明は、面発光体を備え、物や広がり ある情景や部屋等の閉空間を照明する照明 置として、或いは、場所や情報を伝達する 示装置として使用される発光装置に関する

 発光装置には、点光源や面光源があり、 光源にも発光体自体が面発光するものと、 光源が集まって面光源を構成するものとが る。

 近年、液晶、プラズマ発光体、エレクト ルミネッセンス等の面発光体が開発され、 々な面発光装置が開発されている。

 例えば、特許文献1では、情報表示機能や調 光機能を有し、部屋の間仕切り、ショーケー ス、情報表示装置、ドア装置、外壁用調光装 置、照明装置として使用される光源が開示さ れている。

特開2007-61446号公報

 従来の発光装置では、発光可能領域にお て、情報伝達や調光のために部分発光する のはあるが、発光可能領域が収納状態と作 状態との間で切り替わるものはない。

 例えば、発光可能領域が収納状態と作動 態との間で切り替わり、発光可能領域全体 収納状態のときに消灯し、発光可能領域全 が作動状態のときに点灯するように構成す ことが考えられる。しかし、このような構 であると、発光可能領域全体が収納状態に るまで発光可能領域における発光は継続さ 、エネルギー消費量が大きい、光源の劣化 速い、発光可能領域を収納する収納部が高 になる等の問題があった。

 発光可能領域を収納する収納部が高温に った場合、劣化が促進され、発火の危険が るなど、他の弊害を誘発し対策が必要にな 。

 本発明は、このような従来の発光装置に ける問題を解決し、省エネルギーであり、 命が長い発光装置を提供することを目的と る。

 前記目的は、下記の発明により達成され 。

 1.
収納状態から作動状態に展開可能な面発光体 及び該面発光体の展開された部分を発光させ るように駆動電流を制御する電流制御手段を 有することを特徴とする発光装置。

 2.
前記面発光体を収納する収納部を有すること を特徴とする前記1に記載の発光装置。

 3.
前記収納状態は、前記面発光体が巻かれてロ ールに形成された状態であり、前記面発光体 は、前記ロールから引き出すことにより展開 されることを特徴とする前記1又は2に記載の 光装置。

 4.
前記面発光体に対向して設けられ、収納状態 から作動状態に展開可能な対向電極を有する ことを特徴とする前記1~3のいずれか1項に記 の発光装置。

 5.
前記収納状態は、前記対向電極が巻かれてロ ールに形成された状態であり、前記対向電極 は、前記ロールから引き出すことにより展開 され、展開された状態で前記面発光体の展開 部を電源に接続することを特徴とする前記4 記載の発光装置。

 6.
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機 エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有 し、前記支持層、前記透明電極層及び前記有 機エレクトロルミネッセンス層は連続層に形 成され、前記電流制御手段を構成する前記電 極層は、展開/収納時の移動方向に分割され 多数の素子からなり、該素子は、前記収納 態において電源に接続されず、展開状態に いて前記電源に接続されることを特徴とす 前記1~5のいずれか1項に記載の発光装置。

 7.
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機 エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有 し、前記支持層及び前記透明電極層は連続層 に形成され、前記有機エレクトロルミネッセ ンス層及び前記電流制御手段を構成する前記 電極層は、展開/収納時の移動方向に分割さ た多数の素子からなり、該素子は、前記収 状態において電源に接続されず、展開状態 おいて前記電源に接続されることを特徴と る前記1~5のいずれか1項に記載の発光装置。

 8.
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機 エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有 し、前記支持層、前記透明電極層及び前記電 極層は連続層に形成され、前記有機エレクト ロルミネッセンスは、展開/収納時の移動方 に分割された多数の素子からなり、該素子 、前記収納状態において電源に接続されず 展開状態において前記電源の駆動回路に接 されることを特徴とする前記1~5のいずれか1 に記載の発光装置。

 9.
前記電流制御手段は、前記有機エレクトロル ミネッセンス層の前記素子の各々に対応し、 ホール素子を備え保持機能を有するスイッチ ング素子、及び該スイッチング素子をスイッ チングさせる磁石装置を有することを特徴と する前記7又は8に記載の発光装置。

 10.
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機 エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有 し、前記支持層及び前記有機エレクトロルミ ネッセンス層は連続層に形成され、前記電流 制御手段を構成する前記透明電極層及び前記 電極層は、展開/収納時の移動方向に分割さ た多数の素子からなり、該素子は、前記収 状態において電源に接続されず、展開状態 おいて前記電源に接続されることを特徴と る前記1~5のいずれか1項に記載の発光装置。

 11.
前記透明電極層の素子と前記電極層の素子と は、展開/収納時の移動方向に関して千鳥状 配置されたことを特徴とする前記10に記載の 発光装置。

 12.
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機 エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有 し、前記支持層、前記透明電極層及び前記電 極層は連続層に形成され、前記有機エレクト ロルミネッセンス層は展開/収納時の移動方 に分割された多数の素子からなり、前記電 制御手段は、前記有機エレクトロルミネッ ンス層の前記素子の各々対応した第1接触子 び、前記電極層に形成され、前記第1接触子 に対応する第2接触子を有し、
 前記収納状態では、前記第1接触子と前記第 2接触子とが離間し、展開状態においては、 記第1接触子と前記第2接触子とが接触するこ とを特徴とする前記1~5のいずれか1項に記載 発光装置。

 13.
前記面発光体は、複数枚の発光板がアコーデ オン状に連結されて形成されており、前記電 流制御手段は、前記発光板の各々に対応した 電極を有し、
 前記発光板の隣り合うもの間の角度を大き することにより前記面発光体が展開され、 記角度を小さくすることにより収納され、
 前記角度が所定値以下では、前記電極間の 続が断たれ、
 前記角度が前駆所定値よりも大きい時は、 記電極間の接続が形成されることにより、 記面発光体が展開されたときに、展開され 部分が発光することを特徴とする前記1又は 2に記載の発光装置。

 14.
前記面発光体は、支持層、透明電極層、有機 エレクトロルミネッセンス層及び電極層を有 し、前記支持層、前記透明電極層及び前記電 極層は連続層に形成され、前記有機エレクト ロルミネッセンスは、展開/収納時の移動方 分割された素子からなり、展開された部分 前記素子が選択的に電源に接続されること 特徴とする前記1又は2に記載の発光装置。

 15.
前記面発光体は、複数枚の発光板からなり、 前記収納状態は、複数の前記発光板が積載さ れた状態であり、前記発光板を積載状態から 引き出すことにより、前記面発光体が展開さ れることを特徴とする前記1又は2に記載の発 装置。

 16.
前記収納部及び前記面発光体の引き出し方向 先端部に電極が設けられていることを特徴と する前記15に記載の発光装置。

 17.
前記電流制御手段は、前記有機エレクトロル ミネッセンス層の前記素子の各々に対応し、 ホール素子を備え保持機能を有するスイッチ ング素子及び該スイッチング素子をスイッチ ングさせる磁石装置を有することを特徴とす る前記15に記載の発光装置。

 18.
複数の前記発光板が一部重なった状態で引き 出されることを特徴とする前記15又は17に記 の光源装置。

 19.
複数の前記発光板が重ならない状態で引き出 されることを特徴とする前記15に記載の光源 置。

 20.
前記面発光体を案内するレールを有し、前記 面発光体は、前記レールに案内されて前記収 納状態から展開され、展開された前記面発光 体が収納されることを特徴とする前記13~19の ずれか1項に記載の発光装置。

 21.
前記レールは前記面発光体に電流を供給する 電極を構成することを特徴とする前記20に記 の発光装置。

 22.
前記収納部は、前記面発光体を取り付ける取 付部を有し、前記電流制御手段を構成する電 極が前記取付部に設けられ、
 前記面発光体は、前記取付部に取り付けら ない時は、発光せず、前記取付部に取り付 られた時に前記電極から駆動電流が供給さ て発光することを特徴とする前記2に記載の 発光装置。

 23.
前記面発光体は異なる色の光を発生する複数 の発光領域を有することを特徴とする前記1~2 2のいずれか1項に記載の発光装置。

 24.
前記面発光体は、両面で発光し、表面と裏面 とが異なる色の光を発生することを特徴とす る前記1~23に記載の発光装置。

 25.
前記面発光体は、展開・収納時の移動方向に 配列された多数のLED素子、該LED素子の各々に 対応し、前記移動方向に直角な方向に長い多 数の導光部材を有することを特徴とする前記 1~5、13、15、16、22のいずれか1項に記載の発光 装置。

 本発明に係る発光装置、即ち、展開部が 光する光源は、光源が全体として、非発光 ら発光に切り替わる光源に比較して、必要 のみが発光するので、消費電力が節約でき 、消費エネルギーを低減することができる

 また、劣化が少なく長寿命化が可能であ 。

 面発光体は、省スペースの観点から、ロ ル状に巻き込まれたり、折り畳まれて収納 れるが、全面を発光させる必要がなく、一 のみを発光して使用する場合には、全部を 開しないで、必要部のみが展開される。

 このような使用態様では、収納部が発光 ると、収納部が発光に伴う熱により温度上 し、発光体に悪影響を及ぼす。

 本発明による発光装置では、展開部のみ 発光するのでこのような問題が解消されて る。

本発明の実施の形態1に係る発光装置を 示す図である。 面発光体12及び対向電極52の構造を示す 図である。 本発明の実施の形態2に係る発光装置を 示す図である。 本発明の実施の形態3に係る発光装置を 示す図である。 本発明の実施の形態4に係る発光装置を 示す図である。 本発明の実施の形態5に係る発光装置を 示す図である。 本発明の実施の形態6に係る発光装置を 示す図である。 本発明の実施の形態6に係る発光装置を 示す図である。 本発明の実施の形態7に係る発光装置を 示す図である。 本発明の実施の形態7に係る発光装置 示す図であり、面発光板の連結部の拡大図 ある。 本発明の実施の形態7に係る発光装置 示す図であり、面発光板の連結部の拡大図 ある。 本発明の実施の形態8に係る発光装置 示す図である。 本発明の実施の形態8に係る発光装置 示す図である。 本発明の実施の形態8に係る発光装置 示す図である。 本発明の実施の形態8に係る発光装置 示す図である。 本発明の実施の形態9に係る発光装置 示す図である。 本発明の実施の形態10に係る発光装置 示す図である。 本発明の実施の形態10に係る発光装置 示す図であり、中間引き出し状態を拡大し 示す。 本発明の実施の形態11に係る発光装置 示す図である。 本発明の実施の形態12に係る発光装置 示す図である。 本発明の実施の形態13に係る発光装置 示す図である。 本発明の実施の形態14に係る発光装置 示す図である。

符号の説明

 10、50、101 収納部
 12 80 面発光体
 52 対向電極
 13、81 支持層
 14、81 透明電極層
 15、151、83、831 有機EL層
 161 電極
 80a、80b、80c、80d、801 発光板

 以下に、本発明を実施の形態に基づいて 明するが、本発明は該実施の形態に限られ い。

 本発明に係る発光装置は、収納状態から き出し等の操作で展開され、展開された部 が面発光する面発光体を有する。

 該面発光体は有機エレクトロルミネッセ ス(以下有機ELという)からなる面光源を有す るか、又は発光ダイオード素子等の点光源及 び導光板を有する。後者では、点光源からの 光が導光板から出射し、面発光が起こる。

 本発明の発光装置は、また、収納状態か 発光する作動状態(非収納状態)に展開され ときに、展開された部分に駆動電流を供給 る電流制御手段を有し、該電流制御手段は 下に説明するように、光源に駆動電流を供 する電極の対で構成され、収納状態と作動 態とで、電極対間の導通/遮断が切り替わる うに構成される。

 また、面光源を構成する有機EL層は連続 た層に形成されるか又は多数の分割された 子で構成される。

 更に他の実施の形態では、有機EL層を有 る面発光体が複数枚の発光板で構成され、 発光板の展開されたものが、或いは、各発 板の展開された部分が前記電流制御手段に り制御されて発光する。

 図1は本発明の実施の形態1に係る発光装 を示す。

 12は面発光体、52は対向電極である。

 面発光体12、対向電極52がともに、まかれ てロールに形成され、収納されている。

 点線で示す収納部10、50は、閉空間を形成 する箱状の収納体で形成されていてもよいし 、収納部を設けず、面発光体12がロールの形 で巻き付けられる軸11及び対向電極52がロー ルの形態で巻き付けられた軸51で形成されて よい。

 面発光体12は、有機EL層を有し、軸11に巻 付けられた収納状態では発光しないが、下 の直線状に展開された部分は、発光して光L を発生する。

 面発光体12及び対向電極52は矢印W1で示す うに、上下に移動可能であり、収納部10、50 から引き出され、また、収納部10、50に収納 れる。

 なお、図示しないが、軸11、51それぞれに ばねを設けて手を離すことにより、面発光体 12及び対向電極52が自動的に収納されるよう するのが好ましい。

 図2に面発光体12及び対向電極52の構造を す。

 面発光体12は、可撓性の透明樹脂からな 支持層13、ITOからなる透明電極層14、有機EL 151及び電極161を有する。

 面発光体12の基本的な層構成は、図2(a)に すとおりであるが、必要に応じ、正孔注入 、正孔輸送層、電子ブロック層、有機発光 、正孔ブロック層、電子輸送層及び電子注 層を有する積層構造の有機EL層を面発光体12 の面光源として用いることができる。

 支持層13及び透明電極層14は図示のように 一様、且つ、一体な連続層である。

 透明電極層14は陽極として機能し電源(図 せず)に接続される。

 有機EL層151は図2(b)(図2(b)は面発光体12の構 造を示す断面図である)に示すように、引き し、収納の方向である方向W1に分割され、引 き出し方向W1に直角な方向に長いストライプ の多数の素子からなる。

 電極161も有機EL層151の各素子に対応した 子からなる。電極161は陰極として機能し接 される。

 有機EL層151を構成する素子は個々に、電 161を構成する素子の一つ一つと電気接続し いる。17は電極161と支持するとともに、個々 の有機EL素子間及び個々の電極素子間を絶縁 る絶縁層である。

 対向電極52は、絶縁層17に対向するように 配置され、絶縁層17の幅にほぼ等しい幅を有 る。

 対向電極52は一様な層からなる電極層53、 絶縁層54及び電極541を有する。

 電極541は図示のように、電極161の各素子 対応した多数の分割された素子からなる。

 電極541を構成する各素子は、面発光体12 対向電極52とが接触したときは、面発光体12 電極161を構成する素子の各々と1対1の関係 接触する。

 図2(a)は、面発光体12と対向電極52とが矢 W1の下方に移動して、接触を開始した部分の 断面を示す。

 図2(a)に示すように、電極161と電極541とが 接触しない上方部の有機EL層151の素子は発光 ないが、電極161と電極541とが接触した下方 有機EL層151の素子には、透明電極14-有機EL層 151-電極161-電極541-電極層53の回路が形成され 、接触部の有機EL層151の素子が発光する。

 なお、図示の例では、電極161と電極541と 点接触しているが、電極161、電極541を有機E L層151の各素子のストライプの長さに対応し 長に形成し、これらが線接触するように構 することもできる。

 前述したように、電極161及び電極541の素 は、面発光体12の展開部分(電極161と電極541 接触した部分)に駆動電流を供給する電流制 御手段を構成する。

 図3は図1、図2と同様に面発光体12を引き したときに、引き出し部分が発光する発光 置の例である実施の形態2を示す。図3(a)は面 発光体12を軸11から引き出した状態を示す側 図であり、図3(b)は電流制御手段の回路を示 説明図である。

 実施の形態2においては、図3(a)に示すよ に、面発光体12を軸11に収納した状態から引 出すと、磁石装置56を通過した部分、即ち 下方の直線部分が発光する。

 部分発光させる電流制御手段の回路は図3 (b)に示すとおりである。

 面発光体12は透明電極14、ストライプ状の 素子からなる有機EL層151、有機EL層141の各素 に対応して設けられたスイッチング素子181 及び電極層19からなる可撓性の面発光体であ る。透明電極層14が陽極として機能し、電極 19が陰極として機能する。

 スイッチング素子181はホール素子を有し ホール素子が最後に通過した時の状態を保 する保持機能を持ったスイッチング素子で る。

 即ち、スイッチング素子181がN極の磁界を 通過するとONし、S極の磁界を通過するとOFFし 、磁界がない状態では、最後の磁界によりセ ットされたON又はOFFを保持する。

 磁石装置56は、図示のように一対の磁石56 1、562で構成されており、下方の磁石561は面 光体12に近い側がN極であり、上方の磁石562 面発光体12に近い方がS極である。

 面発光体12が引き出されたとき、即ち、 から下に向かって移動するとき、ホール素 181はN極によりONの状態にセットされ、磁石 置56を通過したスイッチング素子181がON状態 保持される。

 したがって、磁石装置56から下方の面発 体部分の有機EL層151は発光し、上方の有機EL 151は発光しない。

 また収納時であり、面発光体12が下から に向かって移動するときは、ホール素子181 、磁石装置56のS極によりOFF状態にセットさ た状態となる。

 したがって、磁石装置56の下方部で有機EL 層151が発光し、磁石装置56の上方部では発光 ない。

 図4は収納部を上下に配置した例である実 施の形態3を示す。

 本実施の形態における面発光体12及び対 電極52の構成は図1と同じであり、その作動 前記に説明したとおりである。

 図5は実施の形態4を示し、実施の形態4の 納部は図1又は図4に示したものと同様であ 。

 面発光体12は、透明樹脂層からなる支持 13、透明電極層14、有機EL層(有機エレクトロ ミネッセンス層)15及び電極161を有する。

 支持層13、透明電極層14及び有機EL層15は 施の形態1と同様に連続層であり、電極161は 施の形態1と同様に、移動方向W1に分割され 多数の素子からなる。

 対向電極52は連続した帯状である。

 面発光体12の上方部では、電極161が電極52 から離れているが、面発光体12の下方部では 電極161が電極52に接触している。

 電極161は実施の形態1と同様に、ピン状又 は突条に形成され、電極52に対して点接触又 線接触することができる。

 実施の形態4においては、電極161の素子の 電極52に接触したものから透明電極14に流れ 電流により有機ELは発光し、有機EL層15は連 層なので、電極161は電52に接触している面発 光体12の部分が発光するのみでなく、離れた 分でも、接触部と非接触部との境界部近傍 は、有機ELが発光する。

 しかしながら全体としては、面発光体12 展開部が発光し、収納部が発光しない。

 図6は実施の形態5を示す。

 実施の形態5における面発光体12は、図6(a) (図6(a)は発光装置の側面図である)で示すよう に支持層13、透明電極層141、有機EL層15及び電 極161からなる。

 支持層13及び有機EL層15は図示のように連 層であり、透明電極層141は面発光体12の移 方向W1に分割された多数のストライプ状の素 子141からなる。

 有機EL層15は図示のように連続層である。

 面発光体12の上部では、電極161が対向電 52に接触しないので、有機EL層15は発光しな が、接触部である面発光体12の下方部では、 有機EL層15が発光する。

 有機EL層15内を流れる電流は、電極141と161 との間で流れるので、発光部と非発光部とは 画然と分けられる。

 図6(b)は、有機ELを均一に発光させるよう した例における電極配列を示す。

 図示のように、透明電極層141の素子と電 161の素子とは、各素子の位置が千鳥状のず るように配置される。

 このような配置により、電極141の各素子 ら電極161の各素子への電流が2次元的に均一 化されて、有機EL層15が均一に発光する。

 図7、図8は実施の形態6を示す。図8(a)は支 持層13Aの詳細図であり、図8(b)は電極152と電 541が接触している状態を示す説明図である

 実施の形態6では、面発光体12が透明電極 有機EL層及び対向電極を備えている。

 図7に示すように、面発光体12は、透明支 層と透明電極層とからなる支持層13A、移動 向W1に分割された多数のストライプ状の有 EL層151、電極152、同様に移動方向W1に分割さ た多数の素子からなる電極541及び連続した を形成する対向電極52を有する。

 電極152を構成する素子の各々は有機EL層15 1の各素子に接着されており、有機EL層151から 立ち上がった接触子を有する。

 電極541は移動方向W1に分割された多数の ロック542上に形成された接触子を構成し、 極52に電気接続している。

 図7に示す面発光体12の下方部、即ち、平 状に保持された面発光体12の部分Aでは、有 EL層151の間隔は、支持層13Aに近い底部から 上部まで狭く等しい間隔d1(図8(a)参照)である 。

 これに対して、軸11に巻かれて湾曲して る面発光体12の部分Bでは、図8(a)に示すよう 有機EL層151の間隔が、d1よりも広いd2となる

 即ち、有機EL層151の間隔は、面発光体12の 直線部では狭く、巻き付き部で広くなる。

 これに対して、ブロック542の間隔は、巻 付き部Bにおいて広くなるが、有機EL層151の 隔の広がりよりは小さい。

 したがって、図7のAで示す面発光体12の直 線部、即ち、展開部では、電極152と電極541と が接触し、有機EL層151を通る電気回路が形成 れるが、図7のBで示す面発光体12の収納部で は、電極152と電極541とが離間し、有機EL層151 通る電気回路が形成されない。

 これによって、面発光体12の展開部のみ 発光し、収納部は発光しない。

 図9~図11は実施の形態7を示す。

 実施の形態7に係る発光装置では、面発光 体80が図9に示すように、アコーデオン状に形 成されており、折り畳むことにより収納され 、伸ばすことにより展開される。

 実施の形態7においては、面発光体80が、 コーデオンの各辺を構成する発光板801から り、隣り合う発光板801間の角度がθ1で示す きい部分Aでは発光し、θ2で示す小さい部分 では、発光しない。このような発光/非発光 所定角度を境界として切り替えられる。

 このような、面発光体80のON/OFF制御を行 電流制御手段を図10、図11に示す。

 図10は展開された面発光体80の隣り合う発 光板801間の連結部を示し、図11は収納された 発光体80の隣り合う発光板801間の連結部を す。

 図10、11において、透明な支持層81上に透 電極層82が形成され、透明電極層82上に有機 EL層831が形成される。

 有機EL層831は面発光体80の移動方向W2に分 された多数のストライプ状の素子からなる

 有機EL層831の上には、有機EL層831を構成す る各素子に対応した電極841が形成される。

 電極841と間隔をおいて、連続層である電 層86が形成され、電極層86上には支持層88が 成される。

 電極841の素子の各々には、接触子85が形 されるとともに、電極層86上には、接触子85 対応した接触子87が形成される。

 接触子85と接触子87とは、次のように配置 される。

 隣り合う発光板801間の角度が所定角度以 であるように面発光体80が展開されたとき 、接触子85と接触子87とは図10に示すように 触する。

 これに対して、隣り合う発光板801間の角 が所定角度よりも小さくなるように面発光 80が収納された状態では、図11に示すように 、接触子85と接触子87とは離間する。

 以上説明した電気接続のON・OFFにより、 発光体80は、W2方向に移動したときに、図9の Aで示す部分では発光し、Bで示す部分では発 しない。

 図12~図15は実施の形態8を示す。

 実施の形態8は、図12に示すように、部屋 天井103等に設置され、部屋を天井103から照 する照明装置として用いられる。

 複数枚の発光板801がアコーデオン状に連 された面発光体80は両端に設けられたレー 93、94に案内されて、矢印W2で示すように移 して収納/展開される。

 レール93、94はそれぞれ、電極部93A、94A及 び絶縁部93B、94Bを有する。なお、図14には、 ール93が示されているが、レール94も同様な 構造を有する。

 図13、図14は電極の構造を示す。

 面発光体80はアコーデオン状であり、複 の面発光板801を有し、面発光板801と面発光 801との連結部には、支持棒901が設けられる

 支持棒901は両端部の電極901A、901B及び中 の絶縁部901Cからなる。

 電極901Aはレール93A、93Bに接触して案内さ れ、電極901Bはレール94A、94Bに接触し案内さ る。

 図14にはレール93のみが示されているが、 レール94も同様な構造である。

 電極93Aは陽極として機能し、電極94Aは陰 として機能する。

 発光板801は、図13に示すように透明な支 層81、透明電極層82、有機EL層83及び電極層840 を有する。

 面発光体80の透明電極層82に電極93Aが接続 し、面発光体80の電極層840に電極94Aが接続す 。

 電極層840は図14に示すように、各面発光 801毎に分割されている。

 レール93、94の絶縁部93B、94Bに接触してい る面発光体80の部分は発光せず、電極93A、94A 接触している部分が発光する。

 即ち、面発光体80は、収納部は発光しな が、展開された部分が発光する。

 図15(a)、図15(b)、図15(c)は、電極を構成す レールの例を示す。

 図15(a)では、左右に設けられたレールの 方が陽極であり、他方が陰極である。

 図15(b)の例では、面発光体80を支持する基 部が電極に形成され、陽極として機能し、レ ール91が電極に形成され、陰極として機能す 。

 図15(c)の例では、レールを形成する2本の ール片の一方が陽極であり、他方が陰極で る。

 図16(a)、図16(b)は実施の形態9を示す。

 実施の形態9においては、箱状の収納部101 内に面発光体80が折り畳み状態で収納されて り、面発光体80を引き出したときに、引き した部分が発光するように構成されている

 面発光体80は引き出し操作により矢印W2方 向に移動し、1枚の発光板801の全体が引き出 れた後に、次の1枚が引き出されるという態 で、各発光板801が重なることなく、引き出 れ展開される。

 90は収納部101に設けられ、面発光体80の透 明電極層82に接触する陽極として機能する電 である。また、面発光体80の引き出し側先 部に設けられた電極91は面発光体80を引き出 状態に保持するラッチを構成しており、陰 として機能する。

 面発光体80をW2方向に引き出すことにより 、引き出し部分が発光し、収納部は発光しな い。

 光源設置部にラッチに係合するラッチを 数箇所に設けることにより、面発光体80の き出し部面積を種々変えることができるよ に構成することもできる。

 このような構成により、面発光体80を収 部101から引き出し、ラッチすることにより 引き出された部分が発光する。

 図17(a)、図17(b)、図17(c)は実施の形態10を す。

 実施の形態10は、面発光体80が複数枚の面 発光板80a~80dで構成され、各発光板を全部重 た収納状態から、全部展開して1枚の板とし 全展開状態に至る過程の中で、全展開状態 おいて発光するのみでなく、中間状態にお ても引き出し部が発光するように構成され 例である。

 即ち、図17(b)の全展開状態では、発光板80 1の下面802の全面が光Lを発生し、図17(c)の中 状態では、各面発光板80a、80b、80c、80dの下 に露出した面のみが光Lを発生し、隣接発光 により覆われた下面は発光しない。

 図18に面発光板80a~80dが一部重なった面発 体80の中間引き出し状態を拡大して示す。

 発光板80a、80b、80cはそれぞれ収納/展開方 向W2に分割されたストライプ状の有機ELを有 る多数の発光素子801aを有する。

 各発光素子801aは有機EL及び該有機ELに流 る電流の導通/遮断を制御するスイッチング 子を有する。

 スイッチング素子はホール素子で構成さ ており、磁界の変化によりスイッチング作 する。

 発光板80b、80c、80dの方向W2の引き出し後 部、即ち、図18の左端部には、磁石装置95b、 95c、95dが固定されている。

 磁石装置95b、95c、95dはそれぞれ一対の磁 で構成される。

 面発光体80の基部を支持する部分には、 極91が設けられ陰極として機能する。また、 面発光体80の引き出し側先端には、電極90が けられ陽極として機能する。

 電極90は面発光体80を引き出し状態に保持 するラッチに設けられ、このラッチに対向す るラッチは、面発光体80を図17(b)、図17(c)のよ うに、中間展開状態の複数箇所に設けられる 。

 実施の形態1に関して既に説明したように 、方向W2の右方向に面発光体80を引き出した きに磁石装置95b、95c、95dを通過しない発光 子801aは発光し、磁石装置95b、95c、95dを通過 た発光素子801bは消灯する。

 したがって、各発光板80a、80b、80c、80dの 出している下面の有機EL層の素子801aのみが 光し、下面であっても、他の発光板により われた部分は、黒色で示す有機EL層の素子80 1bは黒色で示すように発光しない。

 図19(a)、図19(b)は実施の形態11を示す。

 有機EL層を有する面発光体80は、取付部102 に取り付けられた形で収納部101に巻き込まれ た状態で収納される。90aは面発光体80の電極 あり、90bは取付部102の電極である。

 取付部102に取り付けられた面発光体80は 図7、図8で説明した面発光体12と同様の構造 あり、面発光体12の展開された部分が発光 、収容部101に収納された部分は発光しない

 図19に示す実施の形態11では、面発光体80 取付部102に対して着脱可能であり、別の面 光体に取り替えることが可能である。

 図19(a)は面発光体80が取付部102に取り付け ない状態を示し、図19(b)は面発光体80を取付 102に取り付けた状態を示す。

 図19(a)に示すように、取付部102から離れ いるときは、面発光体80は発光しない。

 これに対して、面発光体80が取付部102に り付けられると、面発光体80の展開された部 分は光Lを発生する。

 なお、図示の例は、面発光体80の中央部80 eのみに有機EL層が形成され、中央部が発光す るように構成されている。

 有機EL層を形成する部分80eの形状を変え ことにより、発光部の形状を種々変えるこ ができる。

 図20(a)、図20(b)は実施の形態12を示す。

 実施の形態12は、面発光体80が一対の軸11a 、11bに収納され、軸11aと軸11bとの間の張架部 において、面発光体80が発光するように構成 れたものである。

 面発光体80の左右両側には、それぞれ電 90、91が配置される。

 90は陽極、91は陰極である。

 図20では図示しないが、面発光体80の両側 縁には電極が設置されており、電極90、91に 触している電極が設置された領域の面発光 80が発光する。

 図20(b)は実施の形態12の他の例を示し、こ の例では、面発光体80が異なる色の光を発光 る複数領域を有する。

 図示のように、電極90、91に接続する領域 80Rは、例えば、赤色に発光し、領域80Gは緑色 に発光する。

 図21は実施の形態13を示す。

 実施の形態13は、面発光体の両面が発光 、表面と裏面とが異なる色の光を発光する である。

 面発光体80の層構成において、中央部はAl 等の電極84であり、電極84は不透明であり支 層を兼ねている。

 電極84の両側に有機EL層83R、83Gが形成され る。

 有機EL層83Rは赤色光を発光し、有機EL層83G は緑色光を発光する。

 表面層を形成する82a、82bはITOからなる透 電極である。

 前述した実施の形態1~13のような電流制御 手段を用いることにより、図21における面発 体80の両面の展開部を赤色発光及び緑色発 させることができる。

 図22(a)、図22(b)は実施の形態14を示す。

 実施の形態14は、発光ダイオード(LED)を用 いて面発光体を構成した例である。

 面発光体12は帯状の可撓性支持体20及び支 持体20の長手方向に多数配置されたLED素子211 導光部材としての導光板221及び電極231で構 される。

 電極231には例えば、図2に示す対向電極52 ら面発光体12の展開部に駆動電流が供給さ る。

 LED素子211から出力される光は図22(b)に示 ように、導光板221に入射し、導光板221に形 された突起221aで乱反射して導光板221の外に 射する。

 導光板221は図示のように、支持体20の幅 向に長い短冊状であり、LED素子211が駆動回 に接続した部分が、面発光する。

 実施の形態14に示すような面発光体、即 、点光源からの光を導光体を用いて面発光 せるものには、図22に示す導光板221の他に、 スリガラス、乳白色板等を用いることができ る。

 更に、図1~21に示した発光装置にも点光源 と導光部材とで構成した面発光体を用いるこ とができる。