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Title:
LIGHTING UNIT PANEL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/072386
Kind Code:
A1
Abstract:
A lighting panel unit which can be coupled to a utility device, is easy to install and add, and is operable in cooperation with photovoltaic generation and cogeneration. The lighting unit panel comprises, on the surface thereof, direct-current drive planar light sources to be direct current driven, direct-current lines through which a direct current is passed, and two or more connecting terminals (connectors) connected to the direct-current lines, and part of the direct-current drive planar light sources can be replaced with direct-current drive utility devices. The connectors are connected to a power connector and a connector of another lighting unit panel, and thus the power can be supplied without additional lines. The direct-current lines are connected to any one or more of a photovoltaic system, a cogeneration system, and a fuel cell in addition to commercial power.

Inventors:
IWAGAKI MASARU (JP)
TAMURA TOMOAKI (JP)
HUNG PO-CHIEH (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/070851
Publication Date:
June 11, 2009
Filing Date:
November 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KONICA MINOLTA HOLKINGS INC (JP)
IWAGAKI MASARU (JP)
TAMURA TOMOAKI (JP)
HUNG PO-CHIEH (JP)
International Classes:
F21S8/04; E04B9/00; F21S2/00; F21V23/00; F21V23/06; F21V33/00; F21Y105/00
Domestic Patent References:
WO2005107411A22005-11-17
Foreign References:
JPH01137502A1989-05-30
JP2007157391A2007-06-21
JP2006220125A2006-08-24
JPH03295105A1991-12-26
JPH0594898U1993-12-24
JP2001297622A2001-10-26
JP2005302617A2005-10-27
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Claims:
室を形成する面に配設され、少なくとも前記面の1面を構成する照明ユニットパネルであって、前記照明ユニットパネルの表面に直流駆動される直流駆動型面状光源と、直流を通電する直流配線と、前記直流配線に接続された2つ以上の接続端子と、を有することを特徴とする照明ユニットパネル。
前記照明ユニットパネルが四角形状であり、前記四角形状の4辺にそれぞれ前記接続端子を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の照明ユニットパネル。
前記直流駆動型面状光源は、有機エレクトロルミネッセンス光源であることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の照明ユニットパネル。
前記表面に直流駆動型面状光源と直流駆動型ユーティリティー機器を有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項の何れか1項に記載の照明ユニットパネル。
前記直流駆動型ユーティリティー機器は、火災報知器、音響スピーカー、非常灯、非常ベル、監視カメラの何れか1つ以上であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の照明ユニットパネル。
前記直流駆動型面状光源と前記直流駆動型ユーティリティー機器は電源が共通であることを特徴とする請求の範囲第4項または第5項に記載の照明ユニットパネル。
前記表面に直流駆動型面状光源と空調換気口を有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項の何れか1項に記載の照明ユニットパネル。
前記表面の直流駆動型面状光源以外の部分に、吸音材を配設したことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項の何れか1項に記載の照明ユニットパネル。
前記表面に直流駆動型面状光源と室内の音声位相差コントロール機能を有する音響スピーカーを有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項の何れか1項に記載の照明ユニットパネル。
前記直流配線に蓄電池が接続されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第9項の何れか1項に記載の照明ユニットパネル。
前記蓄電池は、照明ユニットパネルに内蔵されていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の照明ユニットパネル。
人を感知する人追尾センサを有し、前記照明ユニットパネルの照明光は、前記人追尾センサで感知した人の周囲を照明することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第11項の何れか1項に記載の照明ユニットパネル。
前記直流配線が、太陽光発電システム、コ・ジェネレーションシステム、燃料電池の1つ以上を有する直流システムと接続されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第12項の何れか1項に記載の照明ユニットパネル。
前記直流システムは、外部の直流機器と接続する接続口を有することを特徴とする請求の範囲第13項に記載の照明ユニットパネル。
Description:
照明ユニットパネル

 本発明は、室内を照明する照明ユニット ネルに関する。詳しくは、直流駆動型面状 源を有する照明ユニットパネルに関する。

 従来から室内の照明に電球や蛍光灯の光 と凹面鏡(シェード)を組み合わせた電球照 装置が用いられてきている。

 しかしながら、前記電球照明装置はその 状や大きさから、設置する室(部屋)を形成 る面、例えば壁面や天井をくりぬいて設置 るか、壁面や天井から出っ張らせて設置せ るを得なかった。このため、設計やデザイ に制限が生じた。また、近年、照明を単に 用面だけでとらえるのではなく夜間の演出 してとらえ、より心地よさを与えるものと て考えられてきているが、前記電球照明装 ではこれに柔軟に対応することが困難であ 。

 上記に対し、近年一般的に知られるよう なった面状光源は、形状が前記電球光源に し薄くできること等、形状や大きさから照 への利用が期待されている。前記面状光源 しては、代表的なものにエレクトロルミネ センス(電界発光素子)がある。

 前記面状光源に関し、少なくとも一部分に 状の発光体を配した天井が開示されている( 例えば、特許文献1参照)。

特開平10-169075号公報

 特許文献1は、少なくとも天井の一部の面 に省電力で発光する面状の発光体を配して広 範囲に亘って発光させるものである。また、 天井に対して後で発光体を取り付けるのは困 難な作業であることから発光体をボードと予 め一体に形成してパネルとし、パネルを取り 付けて天井を形成する際にリード線の接続も 同時に行うものである。

 前記面状光源用いた照明装置である照明 ニットパネルを、室を形成する面、例えば 面や天井に配設する場合、複数配設される とが多い。また、前記壁面や天井には照明 置以外に火災報知器の熱、煙等の感知器、 響スピーカー等のユーティリティー機器(以 下、機器ともいう)が設けられることが多く これらの照明ユニットパネル及び機器にも 力を供給する必要がある。前記照明ユニッ パネル及び機器は、後で増設、交換される とも多い。

 しかしながら、特許文献1では前記増設等 に対する対応は困難であった。即ち、天井に 配設された電力供給用の配線の状況によって は、前記照明ユニットパネル及び前記機器の 増設は困難だったり、配線の増設が必要とな ったりした。

 本発明は上記状況に鑑みなされたもので ユーティリティー機器との連結が可能で、 置、増設等が容易であり、更に太陽光発電 コ・ジェネレーションとも協調運転可能で る照明ユニットパネルを提供することを目 とする。

 上記目的は、下記の構成で達成される。

 1.室を形成する面に配設され、少なくと 前記面の1面を構成する照明ユニットパネル あって、前記照明ユニットパネルの表面に 流駆動される直流駆動型面状光源と、直流 通電する直流配線と、前記直流配線に接続 れた2つ以上の接続端子と、を有することを 特徴とする照明ユニットパネル。

 2.前記照明ユニットパネルが四角形状で り、前記四角形状の4辺にそれぞれ前記接続 子を有することを特徴とする1に記載の照明 ユニットパネル。

 3.前記直流駆動型面状光源は、有機エレ トロルミネッセンス光源であることを特徴 する1または2に記載の照明ユニットパネル。

 4.前記表面に直流駆動型面状光源と直流 動型ユーティリティー機器を有することを 徴とする1乃至3の何れか1項に記載の照明ユ ットパネル。

 5.前記直流駆動型ユーティリティー機器 、火災報知器、音響スピーカー、非常灯、 常ベル、監視カメラの何れか1つ以上である とを特徴とする4に記載の照明ユニットパネ ル。

 6.前記直流駆動型面状光源と前記直流駆 型ユーティリティー機器は電源が共通であ ことを特徴とする4または5に記載の照明ユニ ットパネル。

 7.前記表面に直流駆動型面状光源と空調 気口を有することを特徴とする1乃至3の何れ か1項に記載の照明ユニットパネル。

 8.前記表面の直流駆動型面状光源以外の 分に、吸音材を配設したことを特徴とする1 至3の何れか1項に記載の照明ユニットパネ 。

 9.前記表面に直流駆動型面状光源と室内 音声位相差コントロール機能を有する音響 ピーカーを有することを特徴とする1乃至3の 何れか1項に記載の照明ユニットパネル。

 10.前記直流配線に蓄電池が接続されてい ことを特徴とする1乃至9の何れか1項に記載 照明ユニットパネル。

 11.前記蓄電池は、照明ユニットパネルに 蔵されていることを特徴とする10に記載の 明ユニットパネル。

 12.人を感知する人追尾センサを有し、前 照明ユニットパネルの照明光は、前記人追 センサで感知した人の周囲を照明すること 特徴とする1乃至11の何れか1項に記載の照明 ユニットパネル。

 13.前記直流配線が、太陽光発電システム コ・ジェネレーションシステム、燃料電池 1つ以上を有する直流システムと接続されて いることを特徴とする1乃至12の何れか1項に 載の照明ユニットパネル。

 14.前記直流システムは、外部の直流機器 接続する接続口を有することを特徴とする1 3に記載の照明ユニットパネル。

 照明ユニットパネルと各種ユーティリテ ー機器との連結が容易にでき、増設、交換 容易に行うことができる。また、太陽光発 やコ・ジェネレーションとも協調運転を行 ことにより、省電力化及び環境負荷削減を ることができる。

照明ユニットパネルをその表面方向か 見た概略図である。 照明ユニットパネルをその側面方向か 見た概略図である。 照明ユニットパネルを複数接続する例 示す図である。 照明ユニットパネルの表面にユーティ ティー機器を配設した例である。 照明ユニットパネルの表面に、空調換 口を設けた例である。 照明ユニットパネルに吸音材を配設し 例である。 照明ユニットパネルに蓄電池を内蔵し 例である。 直流電力に、太陽光発電システム、コ ジェネレーションシステム及び燃料電池を 続した例を示す図である。 複数の照明ユニットパネルを天井に配 した例である。 面状光源を直列接続した例を示す図で ある。 面状光源に用いている有機EL素子の概 図である。 配線のみを備えた配線パネル(ダミー ネル)の例を示す図である。 照明ユニットパネル及び配線パネルを 全面に配設した例である。 コネクターの一例を示す図である。

符号の説明

 1a 電源コネクター
 1b 電源配線
 11 照明ユニットパネル
 101 基台
 102 面状光源
 131、132 直流配線
 131a、131b、132a、132b コネクター
 141 ユーティリティー機器
 142 空調換気口
 143 吸音材
 151 蓄電池
 2 空調設備
 21 配線パネル

 以下、図を参照しながら本発明の実施の 態を説明するが、本発明はこれに限定され ものではない。

 本発明に係る直流駆動型面状光源(以下、 面状光源とも略す)としては、透明樹脂を使 した導光板若しくは拡散板の端面から、発 ダイオード等の光源からの光を入射し、導 板若しくは拡散板の表面から光を出射する 式、電界発光型素子であるエレクトロルミ ッセンス(EL)から光を出射する方式等がある エレクトロルミネッセンスは、発光素子の さの点、省電力等位から好適であり、その でも、その基板がフレキシブルなプラスチ クフィルムからなる有機EL素子が最も好ま い。本実施の形態では、有機EL素子を用いて いる。

 以下、照明パネルを天井に配設した場合 例にして説明する。

 図1及び図2は、照明ユニットパネル11の一 例を示す概略図である。図1は照明ユニット ネル11をその表面方向(即ち、床方向)から天 方向を見た図であり、図2は側面から見た図 である。

 照明ユニットパネル11の基台101に面状光 102が、表面になるように取り付けられる。 1は面状光源102を9個設けた例である。取り付 けられる面状光源の個数はこれに限定される ものではない。面状光源102の大きさ、照明ユ ニットパネル11の大きさ等から適宜設定され 。

 基台101の内部には直流配線131、132が設け れ、直流配線131、132の各+配線どうし及び- 線どうしは接続されている。基台101の各側 の中央部には、直流配線131と接続された接 端子であるコネクター131a及び131bが、直流配 線132と接続されたコネクター132a及び132bが、 けられている。本実施の形態では、コネク ー131a、132aを雄型とし、131b、132bを雌型とし ている。コネクター131a、131b、132a、132bは外 コネクター、例えば電源コネクター及び他 照明ユニットパネルのコネクターと接続す 。

 図14に、コネクターの一例を示す。図14(a) は、コネクター131a、132aの例を、図14(b)は、 ネクター131b、132bの例を示す。コネクター131 a、132aは奥行き方向に可動可能で、バネ等の 勢部材で出っ張り方向に付勢されている。 続時は、コネクター131a、132aとコネクター13 1b、132bとが嵌合する。嵌合すると図14(a)及び 14(b)の(+)接点どうしが、図14(a)及び図14(b)の( -)接点どうしが、それぞれ接触し電気的に接 される。マグネットは、マグネット吸着板 吸着し、前記接点の接触を維持する。

 面状光源102は、その(+)、(-)の電極端子を し直流配線131、132の何れかの+配線及び-配 とそれぞれ接続される。図1に、右上側の面 光源102が直流配線132に接続された例を示す 図中、面状光源102の(+)、(-)は、それぞれ(+) (-)の電極端子を示す。このようにして全て 面状光源102が接続され、面状光源102に電力 供給される。これにより、面状光源102の何 かが断線故障により発光しなくなっても他 面状光源102は発光を維持できる。また個別 交換も容易となる。

 また、面状光源102の何れかにリーク故障 発生する場合を考慮して、基台101内の面状 源102は、図10のように、直列接続すること 好ましい。図10は、9個の面状光源102を直列 続した例である。直列接続とする面状光源10 2の個数は、これに限定されるものではない これにより、リーク故障時の過大な電流の 生を低減できる。

 図11は、本実施の形態で、面状光源102に いている有機EL素子の概略図である。面状光 源102の(+)、(-)の電極端子は、図11に示すよう 、四角形状の隣り合った2辺が同極となるよ うにそれぞれ配置とされることが好ましい。 これにより、様々な接続方法に対応できる。

 天井には照明ユニットパネル11に直流の 力を供給する電源配線1b及び電源コネクター 1aが設けられる。電源コネクター1aとコネク ー131aとが接続され、照明ユニットパネル11 電力が供給される。図1は接続前の状態を示 。電源コネクター1aとコネクター131aとの接 は、電源コネクター1aと照明ユニットパネ 11(即ち、コネクター131a)の何れかを移動する ことで行われる。また、照明ユニットパネル 11は天井に支持部材(不図示)により固定され 。

 図3は、照明ユニットパネル11を複数接続 る例であり、接続前の状態を示す。中央の 明ユニットパネル11の方向に左右の照明ユ ットパネル11を移動してコネクターどうしを 接続する。接続した後、各照明ユニットパネ ル11は支持部材(不図示)で天井に固定される 図3の図面下側にも照明ユニットパネル11を 続可能である。図3は複数の照明ユニットパ ル11を、間隔を置かず配置する例であるが 間隔を置いて配置する場合は、照明ユニッ パネル11のコネクター間を両端にコネクター を有する接続配線部材で接続することで行う ことができる。何も接続されないコネクター が生じる場合には、埃等の付着を防止するた め前記コネクターを保護キャップ等で覆うこ とが好ましい。

 また、前記接続配線部材を用いず、照明 ニットパネル11と同形状で、配線のみを備 た配線パネル(ダミーパネル)を用いて接続し てもよい。図12は、配線パネル21の例を示す である。照明ユニットパネル11が配設される 面の凹凸の減少等の面から、配線パネル21を いることが好ましい。

 本発明の照明ユニットパネル11は、2つ以 の接続端子を有するが、照明ユニットパネ 11を二次元方向にも複数接続する場合には 3つ以上の接続端子を有することが好ましい 更に、上述のように4つの各辺にそれぞれ接 続端子を有することが好ましい。照明ユニッ トパネル11が四角形状であり、4つの各辺にそ れぞれ接続端子を有することによって、照明 ユニットパネルのレイアウトの自由度が高ま るだけでなく、照明ユニットパネルどうしが 支え合って、構成する天井面や壁面の強度を 高めることができる。

 また、照明ユニットパネル11の増設に際 、新たに電源配線を行うことなく容易に増 ができる。また、交換も容易となる。照明 ニットパネル11は、室内の照明仕様に応じて 適宜配設され、室内を照明する。

 また、前述にように、天井には照明装置 外にユーティリティー機器(以下、機器とも いう)が設けられることが多い。例えば、火 報知器の熱、煙等の感知器、音響スピーカ 、非常灯、非常ベル、監視カメラがある。 れらの機器の配設に関し、前記機器を照明 ニットパネル11の表面に設けることが好まし い。図4は照明ユニットパネル11の表面に機器 141を配設した例である。これにより、機器を 天井に配設する際の取り付け工事が不要にな る。

 更に、これらの機器には電力を供給する 要があるため、面状光源102と機器141の電源 共通であること、即ち機器141は直流駆動型 あることが好ましい。この場合、機器141は 状光源102と同様に直流配線131、132の何れか 接続される。これにより、機器を天井に配 する際の取り付け工事及び電源の配線工事 不要になる。更に、機器141の配設を他の照 ユニットパネル11に移動すること、及び複 の照明ユニットパネル11に複数の機器141を配 設すること等、配設の自由度を高めることが できる。

 照明ユニットパネル11の表面に、機器141 換えて空調換気口142を設けることもできる 図5は、空調換気口142を設けた照明ユニット ネル11を側面から見た図である。天井の空 設備2の位置に空調換気口142を合わせるよう 照明ユニットパネル11は配設される。

 機器141及び空調換気口142は、照明ユニッ パネル11内ではなく、照明ユニットパネル11 と同形状で、同様の配線を備えた機器専用の 機器パネル(不図示)に単独に設けることもで る。

 ここで、前記面状光源102を取り付けた照 ユニットパネル11を天井の広範囲に配設し 場合、室内音が反響し易くなる。この場合 は、照明ユニットパネル11の面状光源11、機 141、空調換気口142の部分以外の表面に吸音 143を配設することが好ましい。図6は、面状 光源102及び機器141を配設した照明ユニットパ ネル11に吸音材143を配設した例である。吸音 143としては、穴あきスポンジ等一般的に知 れている吸音材を用いることができる。

 また、前記反響を打ち消す方法として、 内の音響を感知する音響モニターを室内に け、前記音響モニターが感知した音響の位 差音を発する音響位相差コントロール機能 有する音響スピーカーを、図4の機器141に示 す位置に配設してもよい。

 ここで、機器141には、停電時にも機能す ことを要するものもある。例えば火災報知 の熱、煙等の感知器非常灯、非常ベル等で る。また、面状光源の102を非常灯として用 ることもできる。このため、停電時に電力 供給する蓄電池を直流配線131、132に接続す ことが好ましい。前記蓄電池は、図1の電源 配線1bに接続される。

 また、前記蓄電池を、停電時に機能する とを要する照明ユニットパネル11の各々に 蔵してもよい。図7は照明ユニットパネル11 蓄電池151を内蔵し、蓄電池151と直流配線131 接続した例である。

 上記により室内をほぼ一様に照明するこ ができるが、必要な場所のみの照明とする ともできる。これは、人を感知する人追尾 ンサを室内に配設し、前記人追尾センサで 知した人の周囲のみ、即ち照明が必要とす 場所のみに相当する照明ユニットパネル11 照明することで行われる。また、前記人追 センサが人を感知しない、即ち室内に人が ない場合には消灯することもできる。これ より省電力化を図ることができる。

 図9は、照明ユニットパネル11の配設例を す図である。図9の例では、天井に照明ユニ ットパネル11を1列に5個配設し、それを、間 を置き3列配設している。間隔を置いた照明 ニットパネル11間は、接続配線部材で接続 ている。また、照明ユニットパネル11が不要 箇所には配線パネル21が配設される。

 図13は、間隔を置かずに配設した例であ 。照明ユニットパネル11及び配線パネル21が 面に配設される。照明ユニットパネル11及 配線パネル21は、室内の照明仕様に応じ、適 宜配設される。

 図13の例は、図9の例に対し、照明ユニッ パネル11及び配線パネル21の位置変更、個数 変更等を行い易く、照明仕様の変更に対応し ての変更が容易となる。また、図9及び図13の 例において、例えば四隅等で、照明も配線も 不要な箇所には、照明ユニットパネル11と同 状で、配線も備えず、コネクター131a及び132 aの逃げ部のみを備えたダミーパネル(不図示) を配設してもよい。

 前述のように電源配線1bには直流電力が 給される。前記直流電力は、電力会社から 給される商用電力を直流に変換して供給さ るが、更に電源配線1bを太陽光発電システム 、コ・ジェネレーションシステム及び燃料電 池の何れか1つ以上と接続し、直流電力を供 することが好ましい。これにより、商用電 の削減、環境負荷の削減を図ることができ 。

 図8は、直流電力として商用電力、太陽光 発電システム、コ・ジェネレーションシステ ム及び燃料電池を用いた例を示す図である。 コ・ジェネレーションシステムとしては、ガ ス発電システムが好ましく用いられる。また 、コ・ジェネレーションシステムで生じた廃 熱を冷暖房、給湯、蒸気発電等に用いること で更にエネルギー利用率を高めることができ る。図中、制御装置は、商用電力の交流を直 流に変換したり、供給する直流の安定化を行 ったりする。

 上記説明では、照明ユニットパネル11は 天井に配設する照明装置としたが壁面に配 して壁面照明装置、また床近傍の壁面に配 し足元照明装置等に応用することもできる 更に、前記直流電力を室内のコンセントに 給し、直流コンセントとして直流駆動機器( えば、ノートPC等)の電源とすることもでき 。