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Title:
LOCAL BROADCASTING SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/034889
Kind Code:
A1
Abstract:
Intended is to reduce the size of a power amplifier while keeping the insulation between a transmission line and the ground potential. An audio signal source (2) has its two terminals (2a and 2b) connected with the input side of an insulating input circuit (6). An audio signal, which is generated between two terminals (6a and 6b) on the output side of the insulating input circuit (6) while being insulated from the input side, is inputted to a power amplifying stage (12). The audio signal is amplified by the power amplifying stage (12) and is outputted at a high voltage from two output terminals (12c and 12d) to a plurality of speakers (22) without using any insulating transformer. An action power is fed to the power amplifying stage (12) from the two power source terminals (20c and 20d) of a DC power source (14). One terminal (6d) of the insulating input circuit (6), one output terminal (12d) of the power amplifying stage (12), and one power source terminal (20d) of the DC power source (14) are connected with one another so that they become a common potential point different from the ground potential.

Inventors:
KAWAI YUMA (JP)
KAWAGUCHI KOJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/065851
Publication Date:
March 19, 2009
Filing Date:
September 03, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TOA CORP (JP)
KAWAI YUMA (JP)
KAWAGUCHI KOJI (JP)
International Classes:
H03F3/20; H04R3/00; H04R3/12
Foreign References:
JPH11187495A1999-07-09
JP2004129018A2004-04-22
JP2005236349A2005-09-02
JP2004112161A2004-04-08
Other References:
See also references of EP 2190114A4
None
Attorney, Agent or Firm:
KIMURA, Masatoshi (7th Floor Shin-crescent Building,72 Kyomachi,Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo, JP)
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Claims:
 2つの端子間にオーディオ信号を出力し、前記2つの端子のうち一方が接地されているオーディオ信号源と、
 このオーディオ信号源の2つの端子が入力側に接続され、出力側の2つの端子に前記入力側と絶縁された状態で前記オーディオ信号が生成される絶縁入力手段と、
 この絶縁入力手段の前記出力側の2つの端子から前記オーディオ信号が入力され、これを増幅して、絶縁トランスを用いずに2つの出力端子から高電圧で出力する電力増幅手段と、
 この電力増幅手段の2つの出力端子間に、互いに並列に接続された複数のスピーカと、
 2つの電源端子を有し、これら2つの電源端子から前記電力増幅手段に対して動作電力を供給する直流電源手段とを、
具備し、前記絶縁入力手段の一方の端子と、前記電力増幅手段の一方の出力端子と、前記直流電源手段の一方の電源端子とが、互いに接続されて、前記接地の電位とは異なる共通電位点とされている構内放送システム。
 請求項1記載の構内放送システムにおいて、前記絶縁入力手段が、一次側巻線が前記オーディオ信号源の2つの端子間に接続され、二次側巻線が前記出力側の2つの端子に接続されている変圧器によって構成されている構内放送システム。
 請求項1記載の構内放送システムにおいて、前記絶縁入力手段が、前記オーディオ信号源からのオーディオ信号に基づいて発光する発光手段と、この発光手段からの光を受けて電気信号を発生する受光手段とからなる構内放送システム。
Description:
構内放送システム

 本発明は、構内放送システムに関し、特 ハイインピーダンス出力のものに関する。

 構内放送システムでは、非特許文献1に開 示されているように電力増幅器と複数のスピ ーカとをハイインピーダンス接続したものが ある。ハイインピーダンス接続では、各スピ ーカのボイスコイルをマッチングトランスの 二次側に接続する。この二次側のインピーダ ンスは、ボイスコイルのインピーダンスに一 致させてある。マッチングトランスの一次側 のインピーダンスは、ハイインピーダンスに 選択されている。これらマッチングトランス の一次側を1組の伝送ラインを介して並列接 して、電力増幅器の出力側に接続してある 電力増幅器の出力インピーダンスは、並列 続されたマッチングトランスの並列インピ ダンスに一致させ、かつ電力増幅器の出力 圧は高電圧とされている。これによって、 送ラインにおける損失を軽減することがで る。

改訂新版 PA音響システム 藤岡繁夫 編 工学図書株式会社発行 第200頁

 一般に、電力増幅器の出力電圧を高電圧 する場合、出力トランスを使用する。出力 ランスを使用することによって、伝送ライ に落雷等があっても、電力増幅器を介して 地に高電流が流れることが防止できる。し し、この出力トランスは、周波数が20乃至20 KHzのオーディオ信号を再生する必要があるの で、出力トランスのコアが大型になり、その 結果、電力増幅器が大型になる。

 本発明は、ハイインピーダンス接続の構 放送システムにおいて、伝送ラインと接地 位との間の絶縁を維持しつつ、電力増幅器 小型化すること目的とする。

 本発明の一態様の構内放送システムは、 ーディオ信号源を有している。オーディオ 号源は、2つの端子間にオーディオ信号を出 力し、前記2つの端子のうち一方が接地され いる。このオーディオ信号源の2つの端子が 縁入力手段の入力側に接続されている。絶 入力手段は、出力側の2つの端子を有し、こ の出力側の2つの端子間に、前記入力側と絶 された状態で前記オーディオ信号が生成さ る。この絶縁入力手段の前記出力側の2つの 子から前記オーディオ信号が電力増幅手段 入力される。電力増幅手段は、入力された ーディオ信号を増幅して、高電圧で2つの出 力端子から出力する。この電力増幅手段は、 出力側がトランスレスの(絶縁トランスを用 ていない)ものである。この電力増幅手段の2 つの出力端子間に、互いに並列に複数のスピ ーカが接続されている。前記電力増幅手段に 対して動作電力を直流電源手段が供給する。 この直流電源手段は、2つの電源端子を有し これら2つの電源端子から電力増幅手段に動 電力が供給される。前記絶縁入力手段の一 の端子と、前記電力増幅手段の一方の出力 子と、前記直流電源手段の一方の電源端子 が、互いに接続されて、前記接地の電位と 異なる共通電位点とされている。

 このように構成された構内放送システム は、電力増幅手段は、絶縁入力手段の一方 端子と、電力増幅手段の一方の出力端子と 直流電源手段の一方の電源端子とが、互い 接続されて、接地電位とは異なる共通電位 とされているので、電力増幅手段の入力側 おいて接地電位との間との絶縁が行われて る。従って、出力側にトランスを使用する 要が無く、電力増幅手段の小型化が可能で る。

 前記絶縁入力手段は、変圧器とすること できる。この場合、変圧器の一次巻線が前 オーディオ信号源の2つの端子間に接続され 、二次巻線が絶縁入力手段の出力側の2つの 子に接続されている。また、絶縁入力手段 、オーディオ信号源からのオーディオ信号 基づいて発光する発光手段と、この発光手 からの光を受けて電気信号を発生する受光 段とから構成することもできる。

本発明の1実施形態の構内放送システム のブロック図である。 図1の構内放送システムで使用する絶縁 入力回路の一例を示すブロック図である。 図1の構内放送システムで使用する絶縁 入力回路の他の例を示すブロック図である。

 本発明の1実施形態の構内放送システムは 、図1に示すように、オーディオ信号源2を有 ている。このオーディオ信号源2としては、 例えばマイクロホンが使用されている。この オーディオ信号源2は、2つの端子2a、2b間にオ ーディオ信号を発生し、一方の端子2bが接地 れている。

 オーディオ信号源の端子2a、2bは、電力増 幅器4の絶縁入力手段、例えば絶縁入力回路6 2つの入力端子6a、6bに接続されている。こ ら入力端子6a、6bは、電力増幅器4の入力端子 でもある。絶縁入力回路6は、2つの出力端子6 c、6dも有している。

 絶縁入力回路6は、例えば図2に示すよう 変圧器8によって構成することができる。変 器8は、一次巻線8aと、二次巻線8bとを有し 一次巻線8aの両端が入力端子6a、6bに接続さ 、二次巻線8bの両端が、出力端子6c、6dに接 されている。また、出力端子6c、6dのいずれ 入力端子6a、6bに接続されていない。従って 、出力端子6c、6d間には、一次巻線8a側と絶縁 された状態でオーディオ信号が出力される。

 絶縁入力回路6は、例えば図3に示すよう 発光素子、例えば発光ダイオード10aと、受 素子、例えばフォトダイオード10bとによっ 構成することもできる。即ち発光ダイオー 10aは、その両端が入力端子6a、6bに接続され オーディオ信号が流れることによって発光 る。この光は、出力端子6c、6d間に接続され ているフォトダイオード10bによって受光され 、フォトダイオード10bの両端間に電流が流れ る。出力端子6c、6dのいずれも入力端子6a、6b 接続されていない。従って、出力端子6c、6d 間には、一次巻線8a側と絶縁された状態でオ ディオ信号が出力される。なお、実際には 発光ダイオード10a、フォトダイオード10bに 、それぞれバイアス回路が設けられるが、 れらは公知であるので、図3では省略してあ る。また、発光ダイオード10a、フォトダイオ ード10bとしては、フォトカプラを使用するこ とができる。

 絶縁入力回路6の2つの出力端子6c、6d間に 成されたオーディオ信号は、電力増幅手段 例えば電力増幅段12の2つの入力端子12a、12b 供給される。電力増幅段12は、出力トラン を備えていないOTL構成の電力増幅するもの 、2つの出力端子12c、12d間に高電圧の出力電 を生成する。出力端子12c、12dは、電力増幅 4の出力端子でもあり、そのうちの出力端子 12dは、入力端子12bと接続されている。電力増 幅段12としては種々のものを使用することが き、例えばAB級、B級等のアナログの電力増 段を使用することもできるし、D級のスイッ チング方式のパワーアンプを使用することも できる。

 この電力増幅段12は、電源入力端子12e、12 fを有している。これら電源入力端子12e、12f 動作電力を供給するために、直流電源14が設 けられている。直流電源14は、商用交流電源 変圧する変圧器16を有している。この変圧 16の二次側に変圧されて商用交流電圧が誘起 される。この誘起された商用交流電圧は、接 地電位から絶縁されており、整流手段、例え ば整流ブリッジ回路18の2つの入力端子18a、18b に供給され、2つの出力端子18c、18d間に整流 圧を生じる。この整流電圧は、例えば複数 平滑用のコンデンサと平滑用リアクトルと 含む平滑回路20の2つの入力端子20a、20bに供 され、平滑された直流電圧を電源端子、例 ば2つの電源出力端子20c、20dに生成する。平 回路20の電源出力端子20cは、電力増幅段12の 電源入力端子12eに接続され、電源出力端子20d は、電源入力端子12fに接続されている。そし て、この電源入力端子12fは、出力端子12d、入 力端子12bに接続されている。従って、平滑回 路20、電力増幅段12は、平滑回路20の出力端子 20dを基準電位として動作し、接地電位を基準 電位としては動作しない。

 電力増幅段12の出力端子12c、12d間には、 数のスピーカ22が1対の伝送ライン24を介して 互いに並列に接続されている。これらスピー カ22は、図示していないが、ボイスコイルが ッチングトランスの二次側に接続され、こ マッチングトランスの一次側が伝送ライン2 4を介して互いに接続されている。マッチン トランスの一次側の一方の端子が出力端子12 dに接続されているので、各スピーカ22も平滑 回路20の電源出力端子20dを基準電位として動 し、接地電位を基準電位としては動作しな 。

 このように構成された構内放送システム は、伝送ライン24、電力増幅段12、平滑回路 20は、接地電位を基準電位として動作せず、 力増幅段12の入力側に設けた絶縁入力回路6 よって接地電位と絶縁されている。従って 落雷が伝送ライン24に生じても、大きな電 が接地電位に流れることがなく、必要とさ る対地耐圧を確保することができる。しか 、対地耐圧の確保は、電力増幅段12の入力側 に設けた絶縁入力回路6によって実現されて るので、電力増幅段12の出力側に変圧器を設 ける必要が無く、電力増幅段12を使用した電 増幅器4を小型化することができる。