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Title:
MEDICAL IMAGE FORMING SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/093561
Kind Code:
A1
Abstract:
It is an object to provide a medical image forming system connected with a plurality of FPD (radiographic image detector) devices which prevents an FPD device different from the FPD device that has transmitted an image picking-up order from picking-up an image and which eventually prevents mistaking a wrong radiographic image for a correct one corresponding to a patient. For that purpose, the medical image forming system sends a mobile terminal device an image picking-up order selected by a control terminal device together with a control identification (ID) of the control terminal device, and an FPD transmits radiographic image picked-up data and the image picking-up order to a control terminal corresponding to the control identification (ID).

Inventors:
AMITANI KOUJI (JP)
EGUCHI YOSHIHIKO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/050758
Publication Date:
August 07, 2008
Filing Date:
January 22, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KONICA MINOLTA MED & GRAPHIC (JP)
AMITANI KOUJI (JP)
EGUCHI YOSHIHIKO (JP)
International Classes:
A61B6/00; A61B5/00
Foreign References:
JP2004305697A2004-11-04
JP2002200062A2002-07-16
JP2006263320A2006-10-05
JP2002191586A2002-07-09
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Claims:
撮影オーダを表示する表示部と、撮影を行う撮影オーダを選択する操作部と、を有する制御端末装置と、
撮影オーダを記憶するオーダ記憶部と、を有する携帯端末と、
被検体を透過した放射線に基づいて放射線画像データを取得する撮影部と、取得した放射線画像データを撮影オーダと関連づけて記憶するデータ記憶部と、を有する複数の放射線画像検出装置と、
を備えた医用画像生成システムであって、
前記制御端末装置から前記携帯端末に、撮影オーダを送信するオーダ送信手段と、
前記携帯端末から前記放射線画像検出装置に、撮影オーダを送信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする医用画像形成システム。
撮影オーダを表示する表示部と、撮影を行う撮影オーダを選択する操作部と、を有し、識別用の制御識別IDを付与した複数の制御端末装置と、
撮影オーダと前記制御識別IDを記憶するオーダ記憶部と、を有する携帯端末と、
被検体を透過した放射線に基づいて放射線画像データを取得する撮影部と、取得した放射線画像データを撮影オーダ及び前記制御識別IDと関連づけて記憶するデータ記憶部と、を有する複数の放射線画像検出装置と、
を備えた医用画像生成システムであって、
前記制御端末装置から前記携帯端末に、撮影オーダと制御識別IDを送信するオーダ送信手段と、
前記携帯端末から前記放射線画像検出装置に、撮影オーダと制御識別IDを送信する無線通信手段と、
前記放射線画像検出装置は前記データ記憶部に記憶している放射線画像データと撮影オーダを、該放射線画像データと関連づけた制御識別IDが付与されている前記制御端末装置に、送信するデータ送信手段と、
を備えたことを特徴とする医用画像形成システム。
前記データ送信手段は、無線方式を用いることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の医用画像形成システム。
前記携帯端末は、同一の患者に関する複数の撮影オーダを一つの前記放射線画像検出装置に送信可能であることを特徴とする請求の範囲第2項又は第3項に記載の医用画像形成システム。
前記携帯端末は、同一の患者に関する複数の撮影オーダを一括して前記放射線画像検出装置に送信することを特徴とする請求の範囲第4項に記載の医用画像形成システム。
前記放射線画像検出装置は、同一の患者に関する複数の撮影オーダに対応する放射線画像データを一括して前記制御端末装置に送信することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の医用画像形成システム。
前記携帯端末は、一の撮影オーダを前記放射線画像検出装置に送信した場合には、該撮影オーダの再送信を禁止することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の医用画像形成システム。
前記携帯端末は、前記再送信の禁止を解除する解除モードを有することを特徴とする請求の範囲第7項に記載の医用画像形成システム。
前記放射線画像検出装置は、放射線の照射を行う放射線照射装置と接続可能であり、前記
放射線画像検出装置は、前記携帯端末から撮影オーダを受信した後に、接続している放射線照射装置に対して放射線照射の準備を行わせる準備信号を送信することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載の医用画像形成システム。
前記制御端末装置は、放射線画像データを記憶する画像記憶部と、放射線画像データに対して画像処理を行う画像処理部と、を有し、
放射線画像データに対して画像処理を行った処理画像データと、放射線画像データに関連する撮影オーダとを、関連づけて前記画像記憶部に記憶することを特徴とする請求の範囲第2項乃至第6項のいずれかに記載の医用画像形成システム。
前記制御端末装置は外部装置と通信する通信手段を有し、前記画像記憶部に記憶している処理画像データを関連する撮影オーダとともに外部装置に送信することを特徴とする請求の範囲第10項に記載の医用画像形成システム。
Description:
医用画像形成システム

 本発明は、被検体に放射線を照射し、被 体を透過した放射線量に基づいて放射線画 データを取得する医用画像形成システムに し、特に携帯端末を備えた医用画像形成シ テムに関する。

 近年、被検体に放射線を照射し、被検体 透過した放射線を検出して放射線画像を得 方法として、デジタル方式の放射線画像検 装置が用いられている。このような放射線 像検出装置としては、いわゆるFPD(Flat Panel Detector)がある。

 FPDの一例としては、基板上に複数の検出 子を2次元的に配列し、被検体を透過した放 射線が蛍光体(シンチレータ)に照射され、照 された放射線量に応じて発光する可視光を 出素子により電荷に変換してコンデンサに 積し、コンデンサに蓄積した電荷を読み出 ことにより放射線画像を得るものがある。 のようなFPDは撮影直後に放射線画像を得ら るという即時性を有している。

 また、半導体製造技術の向上により小型 薄型化が図られており、更に、特許文献1に おいては、このような薄型FPDとワイヤレス通 信可能な通信手段を有したX線撮像装置が開 されている。

 一方、情報利用の利便性や各種処理の迅 性の観点から、患者診断情報や会計情報を 元管理するシステムとしてHIS(Hospital Informat ion system)や、放射線科内の撮影オーダ等を管 理するシステムとしてRIS(Radiology Information Sy stem)等が導入されている。これらにおいては 各種の放射線画像撮影装置や撮影装置の制 端末等は、病院内に配置されたLAN(Local Area Network)等のネットワークを介してRISやHISと接 続されている。

 特許文献2においては、このような病院内の ネットワークに、複数のコンソール(制御端 )と通信機能を備えた複数のFPDとを接続させ 放射線画像システムが開示されている。特 文献2に記載の放射線画像システムでは、放 射線技師や医師等の操作者による画像確認の 効率を向上させるために、撮影前にコンソー ルから選択したFPDに撮影オーダを送信して登 録しておき、撮影後にはFPDからその登録を行 ったコンソールに放射線画像を送信させるも のである。これにより操作者は撮影後に撮影 オーダの登録を行ったコンソールに戻ること で放射線画像の確認を行うことができる。

特開2004-180931号公報

特開2006-122304号公報

 しかし、特許文献2に記載のような複数の FPDがネットワークに接続されているシステム においては、コンソールとそのコンソールか ら撮影オーダを送信したFPD(以下、選択FPDと す)とが異なる場所に存在する場合が多い。

 更に、特許文献1に記載されているような ワイヤレス通信方式のFPDを用いた場合では、 ネットワーク上では選択FPDの存在を確認でき ても、実際にどの場所に存在しているかを正 確に把握することが難しい。また複数のFPDが 同じ撮影室内等の近距離で存在している場合 には、どのFPDが選択したFPDであるかを把握す ることが困難である。

 このような場合に、間違いにより選択し FPDとは異なるFPDを用いて撮影を実行してし った場合には、患者と放射線画像の対応付 を取り違えるという重大な問題が生じる恐 がある。

 本発明は上記問題に鑑み、複数のFPD(放射 線画像検出装置)を接続する医用画像形成シ テムにおいて、撮影オーダを送信したFPDと 異なるFPDにより撮影が行われることを防止 、ひいては患者に対応する放射線画像の取 違えを防止する医用画像形成システムを得 こと目的とするものである。

 上記の目的は、下記に記載する発明によ 達成される。

 (1)撮影オーダを表示する表示部と、撮影を う撮影オーダを選択する操作部と、を有す 制御端末装置と、
撮影オーダを記憶するオーダ記憶部と、を有 する携帯端末と、
被検体を透過した放射線に基づいて放射線画 像データを取得する撮影部と、取得した放射 線画像データを撮影オーダと関連づけて記憶 するデータ記憶部と、を有する複数の放射線 画像検出装置と、
を備えた医用画像生成システムであって、
前記制御端末装置から前記携帯端末に、撮影 オーダを送信するオーダ送信手段と、
前記携帯端末から前記放射線画像検出装置に 、撮影オーダを送信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする医用画像形成シス テム。

 (2)撮影オーダを表示する表示部と、撮影を う撮影オーダを選択する操作部と、を有し 識別用の制御識別IDを付与した複数の制御 末装置と、
撮影オーダと前記制御識別IDを記憶するオー 記憶部と、を有する携帯端末と、
被検体を透過した放射線に基づいて放射線画 像データを取得する撮影部と、取得した放射 線画像データを撮影オーダ及び前記制御識別 IDと関連づけて記憶するデータ記憶部と、を する複数の放射線画像検出装置と、
を備えた医用画像生成システムであって、
前記制御端末装置から前記携帯端末に、撮影 オーダと制御識別IDを送信するオーダ送信手 と、
前記携帯端末から前記放射線画像検出装置に 、撮影オーダと制御識別IDを送信する無線通 手段と、
前記放射線画像検出装置は前記データ記憶部 に記憶している放射線画像データと撮影オー ダを、該放射線画像データと関連づけた制御 識別IDが付与されている前記制御端末装置に 送信するデータ送信手段と、
を備えたことを特徴とする医用画像形成シス テム。

 (3)前記データ送信手段は、無線方式を用 ることを特徴とする(2)に記載の医用画像形 システム。

 (4)前記携帯端末は、同一の患者に関する 数の撮影オーダを一つの前記放射線画像検 装置に送信可能であることを特徴とする(2) は(3)に記載の医用画像形成システム。

 (5)前記携帯端末は、同一の患者に関する 数の撮影オーダを一括して前記放射線画像 出装置に送信することを特徴とする(4)に記 の医用画像形成システム。

 (6)前記放射線画像検出装置は、同一の患 に関する複数の撮影オーダに対応する放射 画像データを一括して前記制御端末装置に 信することを特徴とする(5)に記載の医用画 形成システム。

 (7)前記携帯端末は、一の撮影オーダを前 放射線画像検出装置に送信した場合には、 撮影オーダの再送信を禁止することを特徴 する(1)乃至(6)のいずれかに記載の医用画像 成システム。

 (8)前記携帯端末は、前記再送信の禁止を 除する解除モードを有することを特徴とす (7)に記載の医用画像形成システム。

 (9)前記放射線画像検出装置は、放射線の 射を行う放射線照射装置と接続可能であり 前記放射線画像検出装置は、前記携帯端末 ら撮影オーダを受信した後に、接続してい 放射線照射装置に対して放射線照射の準備 行わせる準備信号を送信することを特徴と る(1)乃至(8)のいずれかに記載の医用画像形 システム。

 (10)前記制御端末装置は、放射線画像データ を記憶する画像記憶部と、放射線画像データ に対して画像処理を行う画像処理部と、を有 し、
放射線画像データに対して画像処理を行った 処理画像データと、放射線画像データに関連 する撮影オーダとを、関連づけて前記画像記 憶部に記憶することを特徴とする(2)乃至(6)の いずれかに記載の医用画像形成システム。

 (11)前記制御端末装置は外部装置と通信す る通信手段を有し、前記画像記憶部に記憶し ている処理画像データを関連する撮影オーダ とともに外部装置に送信することを特徴とす る(10)に記載の医用画像形成システム。

 本発明によれば、複数のFPD(放射線画像検 出装置)を接続する医用画像形成システムに いて、撮影オーダを送信したFPDとは異なるFP Dにより撮影が行われることを防止し、ひい は患者に対応する放射線画像の取り違えを 止する医用画像形成システムを得ることが 能となる。

実施形態に係る医用画像形成システム 概略図である。 放射線画像検出装置FPDの外観図である 放射線画像検出装置FPDの制御ブロック である。 制御端末CSの制御ブロック図である。 携帯端末PTの制御ブロック図である。 撮影オーダ一覧の例を示したものであ 。 医用画像生成システムの通信フローの 略図である。 実施形態に係る医用画像形成システム 制御フローを示す図である。 制御端末PTの表示部T5の詳細図である。 再送信を解除するモード時における制 御端末PTの表示部T5の詳細図である。

符号の説明

 FPD 放射線画像検出装置
 CS 制御端末
 PT 携帯端末
 R 放射線照射装置
 MS 管理サーバ
 CT 中継装置
 K クレ-ドル
 F2、C2、T2 通信部
 F20、T20 無線通信部
 C20 ネットワーク通信部
 F21、C21、T21 接続端子
 F3、C3、T3 メモリ
 F5、C5、T5 表示部
 F6 撮影部
 C7、T7 操作部

 本発明を実施の形態に基づいて説明する 、本発明は該実施の形態に限られない。

 図1は、実施形態に係る医用画像形成シス テムの概略図である。同図に示すように、医 用画像システムは、制御端末CS(CS1、CS2)、複 の放射線画像検出装置FPD(FPD1~FPD5)、携帯端末 PT1、及び、放射線照射装置R(R1、R2)を有して る。これらは通信回線Nを介して相互に通信 能であり、管理サーバMSと接続している。 射線画像検出装置FPD(以下、単にFPDともいう) は、無線アクセスポイント2を経由した無線 信、あるいは中継装置CTにセットすることに よる有線通信、により通信回線Nに接続する とが可能である。なお通信回線Nの通信方式 、Ethernet(登録商標)規格のLAN方式を用いてい る。

 [放射線照射装置]
 放射線照射装置R(以下、単に照射装置Rとい )は放射線を被検体(患者)に対して照射するX 線管、X線強度検出器、制御部を有している( 示せず)。患者の撮影部位のサイズ及び位置 、放射線画像検出装置Fの検出感度、等に応 て照射する放射線の量、範囲を設定する。 御部ではその設定に応じて、X線管に対する 加電圧や、照射時間を制御する。また照射 置Rは、中継器CTを介すことによりFPDと有線 続する。

 [放射線画像検出装置]
 放射線画像検出装置FPDでは、被検体を透過 た放射線に基づいて放射線画像データを取 する。放射線画像検出装置FPDについて、図2 、図3を用いて説明する。図2は、放射線画像 出装置FPDの外観図である。図3は、放射線画 像検出装置FPDの制御ブロック図である。図2 図3で共通する部分に関しては同符号を付し いる。

 放射線画像検出装置FPDは、可搬型の撮影 置でありいわゆるFPD(Flat Panel Detector)と称 れるものである。放射線画像検出装置FPDは 図に示すように、制御部F1、通信部F2、メモ F3、撮影部F6(撮像パネルF60、操作駆動回路F6 1、信号選択回路F62)、を有する。

 放射線画像データ取得する撮影部F6の撮 パネルF60はシンチレータ71と、光電変換素子 群72からなり、シンチレータ71は放射線照射 置Rから照射された放射線量に応じて可視光 発光する。発光した可視光を光電変換素子 72で光量に応じたデジタル画像信号に変換 、そのデジタル画像信号を読み出してメモ F3に一時的に記憶する。なお光電変換素子群 72は、画素毎に光を電気信号に変換する複数 光電変換素子(受光素子あるいは検出素子と も称す)が2次元配置されており、一つの光電 換素子は放射線画像の1画素に対応する。こ れらの画素は例えば200~400画素/25.4mmの密度で 被検体の撮影領域の大きさに渡って配置さ ている。

 またメモリF3は「データ記憶部」として 能する。メモリF3は、その容量に応じて、複 数枚の放射線画像を記憶可能であり、例えば 、撮影を続けて行い数枚~十数枚程度の放射 画像データを、後述の撮影オーダの情報、 御識別IDとともに関連づけて当該メモリF3に 憶しておくことが可能である。

 制御部F1は、CPU、システムメモリ等から 成され、システムメモリに記憶されている 種プログラムをCPUが実行することによりFPD 体の制御を行う。

 撮像パネルF60は、照射された放射線の強 に応じて光電変換素子群72に蓄積された電 エネルギー、を読み出す走査駆動回路F61と 蓄積された電気エネルギーを画像信号とし 出力する信号選択回路F62と接続されている なお、筐体40の内部の走査駆動回路F61、信号 選択回路F62、制御部F1、メモリF3、通信部F2等 は、図示しない放射線遮蔽部材で覆われてお り、筐体40の内部での放射線散乱や、各回路 の放射線照射を防止する。

 32は電源スイッチであり、FPD全体の電源ON /OFF状態を切り替える。また表示部F5は、液晶 表示部であり、電源のON状態、通信時の受信 態、等のFPDの動作状態を示す表示を行う。 ッテリからなる電源部34は、FPD全体への電 供給を行う。

 通信部F2は、無線通信部F20と、接続端子F2 1を有する。無線通信部F20では、放射線撮影 内等に設置された無線アクセスポイント2と 間で無線通信を行う。無線方式は、IEEE802.11 規格に準拠した無線LAN方式を用いるが、これ に限られず、UWB(Ultra Wide Band)、Bluetooth等の の電波方式を用いてもよい。FPDを中継装置CT にセットすることにより、接続端子F21は中継 装置CTの接続端子(図示せず)と物理的に接続 る。FPDでは、中継装置CTを介して照射装置R の間で放射線照射の準備信号等のデータ通 (有線通信)、及び電源部34への充電等を行う

 なお、本実施形態においては、シンチレ タを用いて放射線を間接的に検知する間接 FPDについて説明を行ったが、これに限られ 、光電変換素子が放射線を直接、電気信号 変換する直接型FPDを用いてもよい。

 [制御端末装置]
 制御端末装置CS(以下、単に制御端末CSとい )は、各種の設定、撮影した放射線画像デー の確認、及び放射線画像データへの画像処 、等を行う。制御端末CSについて、図4に基 いて説明する。

 図4は、制御端末CSの制御ブロック図であ 。制御端末CSは、制御部C1、通信部C2、メモ C3、画像処理部C4、表示部C5、操作部C7を有 る。制御部C1は、CPU、システムメモリ等から 構成され、システムメモリに記憶されている 各種プログラムをCPUが実行することにより制 御端末CSの制御を行う。表示部C5は、液晶デ スプレイからなり、放射線画像、各種設定 面を表示することができる。操作部C7は表示 部C5の液晶ディスプレイに重ねて配置されて るタッチパネル部、マウス、キーボード等 らなり、各種の設定や情報の入力を行う。 種撮影オーダの情報は、操作部C7から入力 れるか、あるいは通信回線Nに接続されてい RISやHIS等のサーバ(図示せず)又は管理サー MS、から受信する。

 通信部C2は、ネットワーク通信部C20、接 端子C21を有している。ネットワーク通信部C2 0により通信回線Nに接続する。メモリC3は、 理サーバMSから送信されて通信回線Nを介し 受信した撮影オーダやFPDから送信された放 線画像データを記憶したり、また撮影オー と放射線画像データとを対応付けて記憶し りする。また制御端末CSには、それぞれの制 御端末CSを識別するために、制御端末CSにユ ークな「制御識別ID」情報が付与されており 、メモリC3に予め記憶されている。

 画像処理部C4では、放射線画像検出装置F 取得した放射線画像データ(以下、画像デー タとも称す)に対して、濃度ゲイン調整、空 周波数変換等の画像処理を行う。

 [携帯端末]
 携帯端末(PT:Portable Terminal)では、制御端末CS から受け取った撮影オーダの情報を放射線画 像検出装置Fに転送する。携帯端末PTについて 、図5を用いて説明する。

 図5は、携帯端末PTの制御ブロック図であ 。携帯端末PTは、制御部T1、通信部T2、メモ T3、表示部T5、操作部T7を有する。

 制御部T1は、CPU、システムメモリ等から 成され、システムメモリに記憶されている 種プログラムをCPUが実行することにより携 端末PTの制御を行う。通信部T2は、無線通信 T20と接続端子T21からなる。メモリT3では撮 オーダの情報及び制御端末装置を識別する 御識別IDを記憶する。

 携帯端末PTは、液晶表示部とその液晶表 部に重ねて配置されているタッチパネル部 有しており。これらが表示部T5及び操作部T7 して機能する。

 [撮影オーダ情報]
 図6は、撮影オーダ一覧の例を示したもので ある。図6に示す様に、個々の撮影オーダに 、それぞれユニークな撮影オーダID(p1)を付 し、各撮影オーダには患者ID(p2)、診療科(p6) 撮影部位(p7)及び撮影方向(p8)の撮影条件、 情報が含まれている。また患者ID(p2)には、 者氏名(p3)、性別(p4)、年齢(p5)等の患者情報 関連づけられているので、患者情報も合わ て保存される。患者情報は患者を特定する めのものであり、患者を特定することによ 、他の患者との取り違えを防止する。例え 撮影オーダID「61201001」は、診療科が外科で 患者ID「100085」の鈴木一郎氏に対して、胸 で正面A-P(全面側から背面側への照射)の撮影 を実行するものであること示している。

 なお撮影オーダの情報は、操作部C7から 作入力されるか、あるいは通信回線Nに接続 れているRISやHIS等の外部サーバ(図示せず) は管理サーバMSに記憶されている。

 [各装置間の通信]
 図7は、医用画像生成システムの通信フロー の概略図である。図7に基づいて、制御端末CS 、携帯端末PT、FPD、並びに管理サーバMS、相 間の通信手段及び、撮影オーダ等のデータ 流れの概略について説明する。

 まず、図7(a)では、管理サーバMSその他の ータベースに登録されている複数の撮影オ ダ等のデータを制御端末CSが受信する。制 端末CSでのデータの受信は、制御端末CSのネ トワーク通信部C20により通信回線Nを介して 行われる。

 次に図7(b)で、制御端末CSから携帯端末PT 、前述の撮影オーダと、当該制御端末CSに付 与されている制御識別ID、を送信する。両者 の通信は、制御端末CSの接続端子C21と携帯 末PTの接続端子T21で行う。

 なお携帯端末PTはクレードルKにセットさ ており、クレードルKを介して制御端末CSと 続する。制御端末CSと携帯端末PTとはそれぞ れの接続端子(C21、T21)により物理的に接続し おり、通信のインターフェイスとしては例 ば、USB(Universal Serial Bus)を用いている。携 端末PTは持ち運び可能であり、携帯端末PTに 撮影オーダ及び制御識別IDをメモリT3に記憶 せた状態で、操作者が携帯端末PTを持ち運ん で放射線撮影室に移動する。

 なお、メモリT3が「オーダ記憶部」とし 機能し、接続端子C21、接続端子T21が「オー 送信手段」として機能する。

 続いて図7(c)で、携帯端末PTからFPDに、メ リT3に記憶している撮影オーダと制御識別ID を、送信する。両者間の通信は、携帯端末PT 無線通信部T20とFPDの無線通信部F20で行う。 線方式としては、IEEE802.11規格に準拠した無 線LAN方式を用いてもよいが、両者は近距離で 通信することから、IrDA規格による赤外線通 、あるいはBluetooth等の近距離通信規格を用 ることがより好ましい。

 携帯端末PTの無線通信部T20とFPDの無線通 部F20が「無線通信手段(通信手段)」として機 能する。なお、携帯端末PTの接続端子T21とFPD 接続端子C21を物理的に接続することにより 接続端子T21、C21を介して有線通信を行って よい。なお「通信手段」とは、無線通信方 とともに有線通信方式の通信をも含む概念 ある。

 FPDでは、受信した撮影オーダに基づいて 影を行い、撮影した放射線画像データは、 影オーダ及び制御識別IDと関連付けてメモ F3に記憶する。

 図7(d)で、FPDから制御端末CSに、撮影した 射線画像データと撮影オーダを、送信する 両者間の通信は、FPDの無線通信部F20又は接 端子C21と、制御端末CSのネットワーク通信 C20でLAN方式の通信回線Nを経由して行う。無 通信部F20で通信する場合には無線アクセス イント2を経由し、接続端子C21で通信する場 合には中継装置CTを経由する。

 前記送信(d)は、送信する放射線画像デー 及び撮影オーダと関連づけられた制御識別I D、が付された制御端末CSに対して行っている 。

 なお、メモリF3が「データ記憶部」とし 機能し、FPDの無線通信部F20又は接続端子C21 と制御端末CSのネットワーク通信部C20が「デ ータ送信手段」として機能する。

 図7(e)で、制御端末CSから外部装置に、撮 オーダと処理画像データを、送信する。両 間の通信は、LAN方式による通信手段(ネット ワーク通信手段)であり、ネットワーク通信 C20が通信手段として機能する。またFPDから 信した放射線画像データ及び撮影オーダは 「画像記憶部」として機能するメモリC3、に 記憶されている。

 なお、「処理画像データ」とは、制御端 CSの画像処理部C4で画像処理を行った放射線 画像データのことであり、処理画像データは 撮影オーダと関連づけてメモリC3に記憶され いる。また「外部装置」とは医用画像シス ムと通信回線Nで接続されている装置のこと であり、例えば、RIS、HIS等の外部サーバある いは管理サーバMSである。

 [医用画像形成システムの制御フロー]
 図8は、実施形態に係る医用画像形成システ ムの制御フローを示す図である。制御端末CS 携帯端末PT、及びFPD、間の制御フローを示 たものである。まず、操作者(放射線技師)は 制御端末CSの表示部C5に表示されている撮影 ーダ一覧から、操作部C7を操作することによ り選択する(ステップS11)。撮影オーダ一覧と 、前述の図6に示したものであり、制御端末 CSは管理サーバMS等に記憶されている撮影オ ダ一覧の情報を受信して表示部C5に表示して いる。なお、ステップS11では複数の撮影オー ダを選択してもよく、更に、複数の患者に対 する複数の撮影オーダを選択してもよい。

 ステップS12では、ステップS11で選択した 影オーダを当該制御端末に付与されている 別用の制御識別IDとともに、制御端末CSから 携帯端末PTに送信する。

 なお当該送信(b)はオーダ送信手段(接続端 子C21、接続端子T21)により行う。また図8にお る符号(b)は図7の(b)に対応している(以下、(c )、(d)も同様)。

 携帯端末PTでは、撮影オーダと制御識別ID を受信する(ステップS13)。以上までが、制御 末CS及びその近傍にあるクレードルKにセッ されている携帯端末PT、との一連の制御フ ーである。

 操作者は、クレードルKから取り外した携 帯端末PTを、携えて放射線撮影室まで移動す (ステップS14)。この際には、ステップS13で 信した撮影オーダと制御識別IDは、携帯端末 PTのメモリT3(オーダ記憶部)に記憶されている 状態である。

 操作者は放射線撮影室に移動した後、撮 に用いるFPDの電源スイッチ32を押してFPDを 動させる(ステップS21)。携帯端末PTを撮影に 用するFPDに狙いを定め近づけることにより 線通信手段(無線通信部T20、無線通信部F20) より両者間の通信リンクが確立される。

 携帯端末PTでは、メモリT3に記憶している 撮影オーダと制御識別ID、を表示部T5に表示 る。図9は、携帯端末PTの表示部T5の詳細図で ある。同図は、表示部T5に複数の撮影オーダ 表示させている例である。撮影オーダの情 は、その全情報の表示をせずに、その一部 、撮影オーダID201、患者氏名202、撮影部位20 3、撮影方向204を表示している。ただし詳細 示釦102を押すことにより全情報を表示させ ことも可能である。またステップS12で撮影 ーダの送信を行った制御端末CSの制御識別ID 、撮影オーダと関連づけて記憶されており 制御識別ID205の欄に表示されている。

 通信中FPD欄(符号210)には、通信リンクが 立されているFPDの識別IDが表示されている。 FPDの識別IDとは、それぞれのFPDを識別するた に個々のFPDにユニークな識別ID情報を付与 たものであり、予めメモリF3に記憶されてい る。なお、無線通信による通信リンクを確立 する際に、近傍に複数のFPDが存在し、特定の FPDに狙いを定めることなく送信操作を行って しまった場合、その複数のFPDと通信可能な状 態であれば、複数のFPDの内から任意のFPDを選 択する画面に切り替わり(図示せず)、その選 画面において一つFPDを選択してもよい。

 表示部に重ねて配置されているタッチパ ル(操作部T7)を押すことにより、複数の撮影 オーダの内から撮影を行う撮影オーダを選択 する(ステップS22)。図9に示す例では、撮影オ ーダID61201001の撮影オーダは選択されている で選択釦111が黒丸で表示されており、その の撮影オーダは選択していないので選択釦11 2、113は白丸で表示されている。

 一つの撮影オーダを選択した後に、送信 行釦104を押すことにより、携帯端末PTからFP D(同図に示す例では識別IDがFPD1のFPD)に対して 撮影オーダと制御識別IDを送信する(ステップ S23)。なお当該送信(c)は無線通信手段(無線通 部T20、無線通信部F20)により行う。この際に 、撮影オーダを受信したFPDでは、撮影オーダ 受信済みであることを表示部F5に表示させる うにしもよい。

 FPDでは、受信した撮影オーダと制御識別I DをメモリF3(データ記憶部)に記憶する(ステッ プS24)。続いてステップS25では、撮影オーダ 基づき被検体(患者)に対して放射線画像の撮 影を行う。ここでいう撮影とは、放射線照射 装置Rからの放射線を被検体に向けて照射し 被検体を透過した放射線量に基づいて得ら た放射線画像データをFPDのメモリF3に取得す ることを意味する。ここで得られた放射線画 像データは、撮影オーダ及び制御識別IDを関 づけてメモリF3に記憶する。

 ステップS26では、ステップS25で取得した 射線画像データを撮影オーダとともに、こ らの放射線画像データ及び撮影オーダと関 づけられている制御識別IDが付されている 御端末CSに対して、送信する。なおこの送信 は、撮影オーダに関する撮影が終了したこと を、制御部F1が判断して、行うようにしても く、またFPDの送信釦(図示せず)を操作者が 作することにより行うようにしてもよい。

 なお当該送信(d)は無線送信手段(無線通信 部F20又は接続端子C21と、ネットワーク通信部 C20)により通信回線Nを経由して行われる。ま 当該送信の際に、FPDの識別IDを併せて送信 てもよい。こうすることで、複数のFPD間で 射線の照射量に対する感度特性が異なるよ な場合に、取得した放射線画像データに対 て制御端末CS側で、撮影に用いたFPDの感度特 性に基づいて画像補正を行うことが可能とな る。

 制御端末CSでは、FPDから送られた放射線 像データと、撮影オーダを受信する(ステッ S31)。受信した放射線画像データに対して画 像処理部C4で画像処理を行い(ステップS32)、 像処理後の処理画像データを撮影オーダと 連づけてメモリC3(画像記憶部)に記憶する(ス テップS33)。ステップS34では、処理画像デー と撮影オーダを、制御端末CSから外部装置に 送信して終了する。外部装置とは、前述のと おり外部サーバであっても、あるいは管理サ ーバMSであってもよい。

 なお、本実施形態においては、(ステップ S12等で)撮影オーダとともに制御識別IDを送信 することにより、当該制御識別IDの制御端末C Sに放射線画像データを送信する例について 明した。しかしこれに限られず、制御識別ID を送信せずに常に管理サーバMSその他の「所 のサーバ」に放射線画像データを撮影オー の情報とともに送信するようにしてもよい

 またステップS23での送信(c)は無線通信方 により送信する実施形態について説明した これに限られず、携帯端末PTの接続端子T21 FPDの接続端子C21を物理的に接続することに り、有線通信方式により撮影オーダ等のデ タを送信するようにしてもよい。更にこの 合、物理的に接続されたことを検知するこ により自動的に、携帯端末PTのメモリT3に記 している撮影オーダ等のデータを、携帯端 PTからFPDに送信(転送)するようにしてもよい 。このようにすることで、携帯端末PTの表示 T5と操作部T7を省略することが可能となる。

 このように、本実施形態においては、制 端末CSから携帯端末PTに、撮影オーダと制御 識別IDを送信するオーダ送信手段と、携帯端 PTから放射線画像検出装置Fに、撮影オーダ 制御識別IDを送信する無線通信手段と、を する医用画像形成システムとすることによ 、複数のFPD(放射線画像検出装置)を接続する 医用画像形成システムにおいて、撮影オーダ を送信したFPDとは異なるFPDにより撮影が行わ れることを防止し、ひいては患者に対応する 放射線画像の取り違えを防止する医用画像形 成システムを得ることができる。

 更に、放射線画像検出装置FはメモリF3に 憶している放射線画像データと撮影オーダ 、該放射線画像データと関連づけた制御識 IDが付与されている制御端末CSに、送信する データ送信手段と、を有する医用画像形成シ ステムとすることにより、操作を行った制御 端末CSに放射線画像データを送ることができ ので、患者に対応する放射線画像の取り違 を防止し、かつ放射線画像の確認作業を効 よく行うことが可能となる。

 [他の実施形態]
 図8等に示した実施形態においては、ステッ プS22において、原則として一つの撮影オーダ しか選択できない、言い換えると複数の撮影 オーダを一つのFPDに送信できないようにして いる。これは複数の撮影オーダをFPDに送信し た場合には、撮影順番が入れ替わると、結果 として受信した撮影オーダと放射線画像の対 応付けを取り違えるという重大な問題が生じ る恐れがあるからである。
次に説明する他の実施形態においては、同一 の患者に対する複数の撮影オーダである場合 には、このような問題は生じないので、例外 的に、同一患者に関する撮影オーダは複数選 択することが可能としている。以下説明する 。

 前述の図9に示す例では、撮影オーダID6120 1001と撮影オーダID61212002の撮影オーダとは、 通する患者(鈴木一郎)に関するものである とから、両方を一度に選択することが可能 ある。選択されている撮影オーダID61201001の 影オーダに加えて、撮影オーダID61212002の撮 影オーダを更に選択して、一括送信釦101を押 すことにより、二つの撮影オーダが、一括し て携帯端末PTからFPD(FPD1)に送信される。また 信された複数の撮影オーダに関する撮影が 了した場合には、当該撮影オーダに関する 数の放射線画像データを一括して、対応す 制御識別IDを付与された制御端末、に送信 る。

 なお、上記実施形態においては、一人の 者に関する複数の撮影オーダを一括して送 する例について説明したが、これに限られ 、複数回に分割して送信してもよい。なお の場合には2回目以降に送信する撮影オーダ が、それ以前に送信済みの撮影オーダと比較 して同一患者に関するものであるか否かを、 FPD側でその受信する際に判断するようにして もよい。

 また、ステップS23において、携帯端末PT らFPDに送信した撮影オーダは、制御部T1によ り送信済みの撮影オーダとして管理され、原 則として以降は再送信を禁止している。これ は、一つの撮影オーダに対して複数回の撮影 が行われることを防ぎ、ひいては患者に対す る不必要な放射線被爆を防ぐためである。し かし、受信したFPDに不具合があり、携帯端末 PTから撮影オーダを送信した後にその不具合 判明した場合等においては、再送信が必要 なる場合がある。そこでこのような、意図 た再送信を行わせるために、再送信の禁止 解除するモードを設けている。図10は、再 信の禁止を解除するモード時における制御 末PTの表示部T5の詳細図である。同図では、 作者の間違いによる送信を防止するための 認文を表示して注意を促している。再送信 行う場合には、YES釦121を押すことにより再 信が可能となる。

 なお、本実施形態においては、確認画面 表示することにより再送信が可能とする例 ついて説明をしたがこれに限られない。例 ば、送信済みの撮影オーダを送信しようと て送信実行釦104を押した場合には、ビープ 等の警告音を発して操作者に警告を行うよ にし、引き続き送信実行釦104を押し続けた( 長押し)場合に(解除モードとして機能)、警告 を解除して再送信可能とするようにしてもよ い。

 ステップS24とステップS25におけるFPDと照 装置Rの連携について説明する。照射装置R X線管は、重金属からなる陽極を有し、フィ メントに高電圧、例えば20kV~150kVを印可する ことにより電子線を発生させ、電子線をター ゲット(陽極)に当てることにより放射線を発 させる。ターゲットは、耐久の観点から回 体を用いている。照射装置Rは、放射線の照 射を開始する前に、前記ターゲットの回転が 安定するまでの準備時間が必要であり、その 準備時間を短くするためには、照射開始に先 立って予め、ターゲットを予備回転させてお くことが望ましい。そのための連携を以下の ように行っている。

 図7に示すようにFPDを中継器CTにセットす ことによりケーブルを介して、FPDと照射装 Rとは有線接続する。ステップS24において、 FPDでは携帯端末PDAから撮影オーダを受信した 場合に、接続している照射装置Rに対して放 線照射の準備を行わせる「準備信号」を送 する。照射装置Rでは、受信した準備信号に づいてターゲットの予備回転を開始する。 た準備信号に、撮影部位のサイズ及び位置 情報を含ませることにより、照射装置Rから の放射線照射領域を設定するようにしてもよ い。

 なお、実施形態においては、ケーブルに り有線接続する例について説明したが、こ に限られず、FPDと照射装置R間で、無線方式 により通信接続するようにしてもよい。