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Title:
MEDICAL TRAY
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/139852
Kind Code:
A1
Abstract:
A medical tray is used for temporarily placing a plurality of catheters each of which has a long flexible catheter main body and a hub attached to a proximal end of the catheter main body. This medical tray includes a bottom plate and walls erected along an edge of the bottom plate, and is provided with a tray main body in which a housing space for housing the respective catheter main bodies is formed with the bottom plate and the walls and a plurality of supports for supporting portions at the proximal end side of the catheters. The supports are provided in plural numbers for each wall, and are installed such that the supporting angles of the portions at the proximal end side of the catheters supported by the respective supports with respect to the wall are different from one another.

Inventors:
NUMATA SHIGEKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/057759
Publication Date:
November 20, 2008
Filing Date:
April 22, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TERUMO CORP (JP)
NUMATA SHIGEKI (JP)
International Classes:
A61M25/00
Foreign References:
JP2006051342A2006-02-23
JP2949262B21999-09-13
JP2005523781A2005-08-11
JP2007075511A2007-03-29
US4925448A1990-05-15
JP2005349001A2005-12-22
US20070005102A12007-01-04
US5779053A1998-07-14
US2903129A1959-09-08
Attorney, Agent or Firm:
MASUDA, Tatsuya (18-9 Nishi-Shinbashi 1-chome,Minato-k, Tokyo 03, JP)
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Claims:
 可撓性を有する長尺のカテーテル本体と、該カテーテル本体の基端部に設置されたハブとを有する複数のカテーテルを一時的に載置する医療用トレイであって、
 底板と、該底板の縁部に沿って立設した壁部とを有し、前記底板と前記壁部とで、前記各カテーテル本体が収納される収納空間が画成されるトレイ本体と、
 前記カテーテルの基端側の部分を支持する複数の支持部とを備え、
 前記各支持部は、前記壁部の1つに対して複数設けられたものであり、前記各支持部に支持された前記カテーテルの基端側の部分の前記壁部に対する支持角度が互いに異なるように配置されていることを特徴とする医療用トレイ。
 前記各カテーテル本体は、それぞれ、前記収納空間に収納されたとき、前記壁部によって、形状がループをなすように規制される請求項1に記載の医療用トレイ。
 前記各支持部は、前記カテーテルの基端側の部分を、そのカテーテル本体のループの接線方向に支持するよう構成されている請求項2に記載の医療用トレイ。
 前記カテーテルを取り出す際、前記カテーテル本体が形成するループの接線方向とほぼ等しい方向に取り出しを行なう請求項2に記載の医療用トレイ。
 前記トレイ本体は、平面視での形状が四角形をなすものであり、
 前記複数の支持部は、前記トレイ本体の4辺のうちの1辺に設けられている請求項1に記載の医療用トレイ。
 前記トレイ本体は、平面視での形状が長方形をなすものであり、
 前記複数の支持部は、前記長方形の2つの長辺のうちの1辺に集中して設けられている請求項1に記載の医療用トレイ。
 前記複数の支持角度は、前記1辺の一端側から他端側に向かって徐々に小さくなっている請求項5または6に記載の医療用トレイ。
 隣接する前記支持部同士の間隔は、前記1辺の一端側から他端側に向かって徐々に大きくなっている請求項5または6に記載の医療用トレイ。
 前記各支持部は、それぞれ、上方に向かって開口する凹部を有する形状がC字状、U字状またはその内面が屈曲したような形状をなしており、前記カテーテルの基端側の部分が前記凹部内に挿入されて支持される請求項1に記載の医療用トレイ。
 前記凹部の底面は、前記壁部の上端よりも上方に離間した位置にある請求項9に記載の医療用トレイ。
 前記凹部の底面は、前記収納空間側が低位になるように傾斜している請求項9または10に記載の医療用トレイ。
 前記各カテーテル本体がそれぞれ前記収納空間から突出するのを防止する突出防止手段を有する請求項1に記載の医療用トレイ。
 前記突出防止手段は、前記壁部の上端部に、前記収納空間に向かって突出形成された板片で構成されている請求項12に記載の医療用トレイ。
 前記収納空間には、前記各カテーテルと異なる、可撓性を有する長尺の医療器具が収納可能であり、
 前記底板には、前記壁部との間で、前記医療器具をそれが前記収納空間に収納されたときループを形成するように規制する規制部が突出形成されている請求項1に記載の医療用トレイ。
Description:
医療用トレイ

 本発明は、可撓性を有するカテーテル本 と、該カテーテル本体の基端部に設置され ハブとを有する複数のカテーテルを一時的 載置する医療用トレイに関する。

 可撓性を有するカテーテル本体と、カテ テル本体の基端部に設置されたハブとを有 るカテーテルを使用する際、カテーテル本 の外周面(外表面)および内周面を、例えば 理食塩水(液体)に接触させて使用する。カテ ーテル本体を液体に接触させるには、生理食 塩水で満たされた医療用トレイ内にカテーテ ル本体を浸潤させる方法が知られている(例 ば、特許文献1参照)。

 特許文献1に記載の医療用トレイは、それ ぞれ、ほぼ四角形の底板と、該底板の縁部に 沿って立設した壁部とで構成され、底板と壁 部とで画成された空間内に生理食塩水を供給 することができる。また、医療用トレイの4 の壁部の境界には、切欠き部(スリット)が複 数設けられている。各切欠き部には、それぞ れ、カテーテルの基端側を通すことができる 。特許文献1の医療用トレイでは、切欠き部 、壁部の4つの角部にそれぞれ配置されてい 。

 このような従来の医療用トレイでは、各 欠き部からそれぞれカテーテルの端部を突 させて、複数のカテーテルを載置した際、 れらのカテーテル本体は、切欠き部から医 用トレイの中心に向かって、それぞれ異な 方向から空間内に入り込むこととなる。こ ため、カテーテル本体同士が絡み合うと言 問題が生じていた。また、複数のカテーテ のうちの任意の1本のカテーテルを取り出す 際、カテーテル(カテーテル本体)同士が絡み っているため、その取り出し操作が煩わし なっていた。また、任意の1本のカテーテル を取り出すと、その取り出されたカテーテル に他のカテーテルが巻き込まれて、当該他の カテーテルが医療用トレイから飛び出して( ね出して)しまうことがあった。

特開2004-89618号公報

 本発明の目的は、載置された複数のカテ テル同士の絡み合いを防止することができ また、複数のカテーテルうちの1本のカテー テルを取り出す際、その取り出し操作を円滑 に行なうことができるとともに、取り出され たカテーテルに他のカテーテルが巻き込まれ て当該他のカテーテルが飛び出すのを確実に 防止することができる医療用トレイを提供す ることにある。

 上記目的を達成するために、本発明は、可 性を有する長尺のカテーテル本体と、該カ ーテル本体の基端部に設置されたハブとを する複数のカテーテルを一時的に載置する 療用トレイであって、
 底板と、該底板の縁部に沿って立設した壁 とを有し、前記底板と前記壁部とで、前記 カテーテル本体が収納される収納空間が画 されるトレイ本体と、
 前記カテーテルの基端側の部分を支持する 数の支持部とを備え、
 前記各支持部は、前記壁部の1つに対して複 数設けられたものであり、前記各支持部に支 持された前記カテーテルの基端側の部分の前 記壁部に対する支持角度が互いに異なるよう に配置されていることを特徴とする医療用ト レイである。

 これにより、載置された複数のカテーテ 同士の絡み合いを防止することができ、ま 、複数のカテーテルうちの1本のカテーテル を取り出す際、その取り出し操作を円滑に行 なうことができるとともに、取り出されたカ テーテルに他のカテーテルが巻き込まれて当 該他のカテーテルが飛び出すのを確実に防止 することができる。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記 カテーテル本体は、それぞれ、前記収納空 に収納されたとき、前記壁部によって、形 がループをなすように規制されるのが好ま い。

 これにより、カテーテルをトレイから取 出す際、当該カテーテルをそのループの接 方向とほぼ等しい方向に引張る(引張り出す )ことで、取り出し操作を容易かつ円滑に行 うことができる。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記 支持部は、前記カテーテルの基端側の部分 、そのカテーテル本体のループの接線方向 支持するよう構成されているのが好ましい

 これにより、カテーテル本体のループが レイ底面積に対して最大限に広がるため、 テーテル本体の湾曲半径が比較的大きくな 、カテーテルの真直ぐになろうとする力を 制し、変形による悪影響を低減するととも 、跳び出しのリスクを低減するとともに、 のカテーテルとの絡まりを抑制する。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記 テーテルを取り出す際、前記カテーテル本 が形成するループの接線方向とほぼ等しい 向に取り出しを行なうが好ましい。

 これにより、カテーテルの取り出し操作 容易かつ円滑に行なうことができる。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記ト イ本体は、平面視での形状が四角形をなす のであり、
 前記複数の支持部は、前記トレイ本体の4辺 のうちの1辺に設けられているのが好ましい

 これにより、カテーテルの取り出し操作 容易かつ円滑に行なうことができる。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記ト イ本体は、平面視での形状が長方形をなす のであり、
 前記複数の支持部は、前記長方形の2つの長 辺のうちの1辺に集中して設けられているの 好ましい。

 これにより、カテーテルの取り出し操作 容易かつ円滑に行なうことができる。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記 数の支持角度は、前記1辺の一端側から他端 側に向かって徐々に小さくなっているのが好 ましい。

 これにより、各支持部に支持されたカテ テルは、それぞれ、そのカテーテル本体が じ方向に巻回したループを容易かつ確実に 成することができる。これにより、カテー ル本体同士の絡み合いを防止することがで る。

 また、本発明の医療用トレイでは、隣接 る前記支持部同士の間隔は、前記1辺の一端 側から他端側に向かって徐々に大きくなって いるのが好ましい。

 これにより、各支持部に支持されたカテ テルの基端部側の部分同士の干渉を防止す ことができる。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記 支持部は、それぞれ、上方に向かって開口 る凹部を有する形状がC字状、U字状または の内面が屈曲したような形状をなしており 前記カテーテルの基端側の部分が前記凹部 に挿入されて支持されるのが好ましい。

 これにより、カテーテルの基端側の部分 上方から押し込む(挿入する)ことにより、 部が弾性変形し、カテーテルの基端側の部 を嵌合することができる。これにより、カ ーテルを確実に支持することができる。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記 部の底面は、前記壁部の上端よりも上方に 間した位置にあるのが好ましい。

 これにより、カテーテルの基端側の部分 できる限り高所で支持することができ、よ て、カテーテルの取り出し操作を容易に行 ことができる。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記 部の底面は、前記収納空間側が低位になる うに傾斜しているのが好ましい。

 カテーテルの基端側の部分が支持部に支 されることにより、そのカテーテル本体を 板に押し付けるような力が作用し、カテー ル本体が収納空間から不本意に飛び出すの 防止することができる。また、トレイ内に 理食塩水が満たされている場合、その生理 塩水にカテーテルが浸り易い。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記 カテーテル本体がそれぞれ前記収納空間か 突出するのを防止する突出防止手段を有す のが好ましい。

 これにより、複数本のカテーテルうちの 意の1本のカテーテルを取り出す際、その取 り出されたカテーテルに他のカテーテルが巻 き込まれて、当該他のカテーテルが上方に移 動したとしても、その移動が規制される。こ れにより、前記巻き込まれたカテーテルが収 納空間から飛び出すのが確実に防止される。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記 出防止手段は、前記壁部の上端部に、前記 納空間に向かって突出形成された板片で構 されているのが好ましい。

 これにより、複数本のカテーテルうちの 意の1本のカテーテルを取り出す際、その取 り出されたカテーテルに他のカテーテルが巻 き込まれて、当該他のカテーテルが上方に移 動したとしても、その移動が規制される。こ れにより、前記巻き込まれたカテーテルが収 納空間から飛び出すのが確実に防止される。

 また、本発明の医療用トレイでは、前記収 空間には、前記各カテーテルと異なる、可 性を有する長尺の医療器具が収納可能であ 、
 前記底板には、前記壁部との間で、前記医 器具をそれが前記収納空間に収納されたと ループを形成するように規制する規制部が 出形成されているのが好ましい。

 医療器具がループを形成した状態で収納 れていることにより、当該医療器具をトレ から取り出す際、各カテーテルとの識別が 易であり、その医療器具の規制部に接して る部分を規制部の突出方向に沿って上方に き上げることで、取り出し操作を容易かつ 滑に行なうことができる。

図1は、本実施形態の医療用トレイにカ テーテルおよびガイドワイヤが載置された状 態を示す平面図である。 図2は、図1中のA-A線断面図である。 図3は、図1に示す医療用トレイが有す 支持部の拡大詳細図である。 図4は、図1中のB-B線断面図である。

 以下、本発明の医療用トレイを添付図面に す好適な実施形態に基づいて詳細に説明す 。
  図1は、本実施形態の医療用トレイにカテ テルおよびガイドワイヤが載置された状態 示す平面図、図2は、図1中のA-A線断面図、 3は、図1に示す医療用トレイが有する支持部 の拡大詳細図、図4は、図1中のB-B線断面図で る。なお、以下では、説明の都合上、図2~ 4中の上側を「上」または「上方」、下側を 下」または「下方」と言う。また、図2中で は、カテーテルおよびガイドワイヤが省略さ れている。

 図1に示す医療用トレイ(以下、単に「ト イ」と言う)1は、その中に生理食塩水を供給 して、その状態で、複数本(図示の構成では5 )のカテーテル11a、11b、11c、11dおよび11eと、 ガイドワイヤ12とを、例えば手術に使用する に、一時的に載置するものである。

 図1に示すトレイ1は、手術の際に使用す に留まらず、手術に使用する様々な物品(例 ば、切皮メス、注射器、脱脂綿、鉗子、イ トロデューサシース、ガイドワイヤ、各種 テーテル等)をキットとして搭載する包装用 容器として使用することもできる。使用時に は、これらの物品を取り出して、カテーテル 11a~11e等の一時的な保管所として使用する。

 トレイ1について説明する前に、カテーテ ル11a~11eとガイドワイヤ(医療器具)12とについ 説明する。

 カテーテル11a~11eは、それぞれ、血管(生 )内に挿入して用いられるものである。カテ テル11a~11eの構成は、ほぼ同一であるため、 以下、カテーテル11aについて代表的に説明す る。

 カテーテル11aは、長尺のカテーテル本体1 11と、カテーテル本体111の基端部に設置され ハブ112とで構成されている。

 カテーテル本体111は、可撓性を有するチ ーブである。このカテーテル本体111のルー ン(内腔部)は、カテーテル本体111の先端に 放している。このルーメンは、ガイドワイ 12の挿通に用いられる他、血管内への薬液等 の供給や液体の吸引に用いることもできる。

 また、カテーテル本体111の外周面および 周面には、摩擦抵抗を軽減(低減)する処理 施されている。これにより、カテーテル11a その長手方向に沿って移動させる際、その 作を円滑に行なうことができる。この処理 しては、例えば、ポリテトラフルオロエチ ン等のフッ素系樹脂の被覆層(テフロンコー (「テフロン」は登録商標))を設けることや シリコンコート、湿潤時に潤滑性を有する 水性ポリマーコート等が挙げられる。本実 形態では、親水性ポリマーコートが施され いる。

 カテーテル本体111の構成材料としては、 えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の リオレフィン、ポリスチレン、ポリアミド ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレー 、ポリブチレンテレフタレート等のポリエ テル、ポリテトラフルオロエチレン等のフ 素系樹脂、ポリオレフィン系、ポリスチレ 系、ポリアミド系、ポリウレタン系、ポリ ステル系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチ ン系等の各種熱可塑性エラストマー、さら は、これらのうちの2種以上を組合せたもの (ポリマーアロイ、ポリマーブレンド等)が挙 られる。

 カテーテル本体111の基端部には、ハブ112 液密に接続されている。ハブ112は、円筒状 部材で構成され、その内部空間がカテーテ 本体111のルーメンと連通している。ハブ112 構成材料としては、特に限定されないが、 えば、アルミニウム、ステンレス鋼のよう 各種金属材料や各種プラスチック等を単独 たは組み合わせて用いることができる。

 なお、カテーテル11a~11eとしては、例えば 、先端部にバルーンを有する血管拡張カテー テルや、先端部のバルーンの上にステントが マウントされたステントデリバリーカテーテ ルが挙げられる。バルーンやステントは、拡 張時の外径や軸方向の長さ等の寸法が、様々 な種類用意される必要があり、患者の病状( 例)に応じて、使い分けられる。また、病状 よっては、複数のカテーテルが使用される ースも多い。

 ガイドワイヤ12は、可撓性を有する線状 であり、その構成材料としては、例えば、 テンレス鋼、コバルト系合金、擬弾性を示 合金(超弾性合金を含む)、ピアノ線等の各種 金属材料が挙げられる。

 ガイドワイヤ12の先端は、丸みを帯びて る。これにより、ガイドワイヤ12は血管内を 先端方向にスムーズに挿通(移動)することが きる。また、ガイドワイヤ12が血管内を先 方向に移動したとき、先端によって血管壁 損傷を受けるのを確実に防止することがで る。

 また、ガイドワイヤ12の外表面には、カ ーテル11a~11eと同様に、親水性ポリマーコー が施されている。

 図1および図2に示すトレイ1は、トレイ本 2と、トレイ本体2と一体的に形成された複 (図示の構成では5つ)の支持部3a、3b、3c、3dお よび3eと、各支持部3a~3eと同様にトレイ本体2 一体的に形成された規制部4と、トレイ本体 2に固定された板片5a、5b、5cおよび5dとを有し ている。以下、各部の構成について説明する 。

 図1および図2に示すように、トレイ本体2 、底板21と、底板21の縁部に沿って立設した 壁部22とを有している。

 底板21は、平面視での形状がほぼ長方形( 角形)をなすものである。その長辺および短 辺の長さは、特に限定されないが、例えば、 長辺が300~600mmであるのが好ましく、短辺が250 ~400mmであるのが好ましい。

 各辺がこのような数値範囲内であること より、各カテーテル11a~11eおよびガイドワイ ヤ12をトレイ1(トレイ本体2)内に収納した状態 (図1に示す状態)で、これらは、それぞれ、ル ープを形成することとなり(図1参照)、このと きに過剰に湾曲するのを防止することができ る。カテーテル11a(カテーテル11b~11eおよびガ ドワイヤ12も同様)は、自然状態(外力が付与 されていない状態)でほぼ直線状になろうと る剛性を有している。このため、カテーテ 11aは、湾曲すると、そのときの内部応力の きさによっては、トレイ1内から飛び出して まう可能性がある。

 また、底板21には、その長手方向に沿っ 長尺な4本の凸部(凸条)211が設けられている

 底板21には、その各辺に沿って壁部22が立 設している。この壁部22の高さとしては、特 限定されないが、例えば、30~100mmであるの 好ましく、50~80mmであるのがより好ましい。

 また、壁部22は、底板21の各角部224を境界 部として、4つの部分(壁部22a、22b、22c、22d)に 分けることができる。各壁部22a~22dには、内 に向かって突出した櫛歯状の凸部221が形成 れている。

 トレイ本体2では、底板21と壁部22a~22d(壁 22)とで、収納空間23が画成される。この収納 空間23には、カテーテル11a~11eのカテーテル本 体111とガイドワイヤ12とがそれぞれ収納され 。また、収納空間23を生理食塩水で満たす とができるため、その中に収納されたカテ テル11a~11eのカテーテル本体111とガイドワイ 12とを生理食塩水で浸潤することができる これにより、カテーテル11a~11eのカテーテル 体111とガイドワイヤ12とが潤滑性を有する ととなる。

 図1に示すように、カテーテル11a(カテー ル11b~11eも同様)のカテーテル本体111は、壁部 22a~22dによって、形状がループをなすように 制されている。このようにカテーテル11aが ープを形成した状態で収納されていること より、カテーテル11aをトレイ1から取り出す 、当該カテーテル11aをそのループの接線方 とほぼ等しい方向(図1中の矢印方向)に引張 (引張り出す)ことで、取り出し操作を容易 つ円滑に行なうことができる。

 底板21の中央部近傍には、当該底板21の一 部が隆起したような規制部4が突出形成され いる。この規制部4は、平面視で円弧状をな ている(図1参照)。また、この規制部4は、そ の外周面41と内周面42とがそれぞれ底板21の中 央部側(壁部22d側)に傾倒している(図2参照)。

 図1に示すように、このような規制部4の 周面42と壁部22a、22cおよび22dとの間で、ガイ ドワイヤ12は、その形状がループをなすよう 規制されている。このようにガイドワイヤ1 2がループを形成した状態で収納されている とにより、ガイドワイヤ12をトレイ1から取 出す際、当該ガイドワイヤ12の内周面42に接 ている部分を内周面42の傾斜に沿って上方 引き上げることで、取り出し操作を容易か 円滑に行なうことができる。

 また、収納状態のガイドワイヤ12は、そ ループの大きさが収納状態のカテーテル11a~1 1eのループの大きさよりも小さいものとなる これにより、ガイドワイヤ12をカテーテル11 a~11eとは別に容易に取り出すことができる。

 また、前述したように規制部4の内周面42 傾倒しているため、収納空間23内のガイド イヤ12が不本意に上方へ移動する(ズレる)の 防止する(規制する)ことができる。これに り、ガイドワイヤ12がループを形成した状態 で当該ガイドワイヤ12を確実に収納すること できる。

 このような収納空間23を有するトレイ1は 未使用状態では包装体(例えば密封袋)によ て包装されており、この場合、収納空間23( レイ1)をガイドワイヤ12等のようなカテーテ 11a~11eと異なる医療器具を予め収納する収納 部(収納部材)として用いることができる。

 トレイ本体2(支持部3a~3eおよび規制部4を む)の構成材料としては、特に限定されない 、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン ポリブタジエン、エチレン-酢酸ビニル共重 合体等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、 ポリウレタン、ポリスチレン、ポリメチルメ タクリレート、ポリカーボネート、ポリアミ ド、ポリエチレンテレフタレートまたはポリ ブチレンテレフタレート等のポリエステル、 ABS樹脂、AS樹脂、アイオノマー、ポリアセタ ル、ポリフェニレンサルファイド、ポリエ テルエーテルケトン等の各種樹脂材料が挙 られる。

 なお、規制部4は、トレイ本体2と一体的 形成されているのに限定されず、例えば、 レイ本体2とは別体で構成し、それをトレイ 体2に連結して(接続して)もよい。

 壁部22a~22dの上端部には、それぞれ、外側 に突出したつば部222が設けられている。壁部 22aのつば部222の上面223には、支持部3a~3eが突 形成されている。各支持部3a~3eは、それぞ 、カテーテル11a~11eのハブ112を支持するもの ある。各支持部3a~3eの構成は、ほぼ同一で るため、以下、支持部3aについて代表的に説 明する。

 図3に示すように、支持部3aは、台座(座部 )31と、台座31から上方に向かって突出した円 状の頭部32とで構成されている。

 頭部32には、その頂面321に開口するとと に、頭部32をその径方向に貫通する凹部322が 形成されている。この凹部322は、底面(内面)3 23がC字状(またはU字状)に湾曲している。この ような凹部322に、円筒状をなすハブ112を上方 から押し込む(挿入する)ことにより、凹部322 弾性変形し、ハブ112を嵌合することができ 。これにより、カテーテル11a(ハブ112)を確 に支持することができる。なお、底面323は 全体的に湾曲しているのに限定されず、例 ば、屈曲した部分を有していてもよい。

 図4に示すように、凹部322の底面323は、壁 部22aのつば部222の上面223よりも上方に離間し て位置している。これにより、カテーテル11a のハブ112をできる限り高所で支持することが できる。また、凹部322の底面323は、収納空間 23側が低位になるように傾斜している。この め、トレイ1の高位置にある凹部322に支持さ れたハブ112は、底面323に沿って、下方に向か って傾斜することとなる。

 ハブ112に対するこのような支持により、 ブ112に接続されたカテーテル本体111を底板2 1に押し付けるような力が作用し、カテーテ 本体111が収納空間23から不本意に飛び出すの を防止することができる。また、カテーテル 本体111をできるだけ根本付近(ハブ112近傍)か 生理食塩水に確実に接触させることができ 。

 また、支持部3aがトレイ1の壁部22の上方に 出して設けられ、高位置に配置されている め、支持部3aに支持されているハブ112の取り 出しを容易に行なうことができる。
 支持部3b~3eについても、支持部3aとほぼ同様 の構成となっている。

 なお、各支持部3a~3eの底面323の傾斜角度α は、全て同じであってもよいし、互いに異な っていてもよい。各支持部3a~3eの傾斜角度α 互いに異なっている場合、これらの傾斜角 αは、壁部22aの壁部22b側(一端側)から壁部22d (他端側)に向かって徐々に小さくなってい のが好ましい。

 各カテーテル本体111は、それぞれ、壁部2 2aの上方から下降して、壁部22bに接触すると もに、底板21にも接触する。傾斜角度αは、 壁部22aの上方から壁部22b(底板21)までの間、 テーテル本体111のほとんどがほぼ直線状を すようになることを想定した大きさとなっ いる。これにより、カテーテル本体111にス レスが生じるのが防止または抑制される。

 また、カテーテル本体111の壁部22aの上方 ら壁部22b(底板21)までの間の長さは、例えば 支持部3aに支持されたカテーテル11aと支持部3 eに支持されたカテーテル11eを比べた場合、 テーテル11eのカテーテル本体111の方が、カ ーテル11aのカテーテル本体111よりも長くな 。このため、支持部3eの傾斜角度αは、支持 3aの傾斜角度αよりも小さくなる。また、支 持部3b~3dの傾斜角度αは、支持部3aの傾斜角度 αと支持部3eの傾斜角度αとの中間の大きさと なる。

 図1および図2に示すように、支持部3a~3eは 、トレイ本体2の壁部22a(4辺のうちの1辺(1つの 長辺))に、集中して設けられている。カテー ル11a~11eを用いた手術においては、使用者は 、患者の横たわるベッドの脇(例えば患者の 手側)に患者側を向いて立ち、トレイ1やカテ ーテル等の器具類を置いたワゴンは、一般的 に使用者の後ろ側に設置される。使用者は、 トレイ1からカテーテル(例えばカテーテル11a) を取り出す際に、その右手でハブ112を把持し 、基端側に引き抜くように取り出して、患者 の大腿部または右腕にカテーテル導入用穿刺 孔を形成し、使用者の左側に位置する患者の 心臓に対してアプローチするように、各カテ ーテル11a~11eを使用する。従って、カテーテ 11a~11eの基端部を支持する支持部3a~3eは、使 者の右側に集中して設けられるのが好まし 。

 このため、支持部3a~3eがトレイ本体2の壁 22aに集中して設けられていると、壁部22aが 用者の右側になるようにトレイ1を置くこと ができるので、各支持部3a~3eにそれぞれ支持 れたカテーテル11a~11eを取り出す際、使用者 がいちいち体勢を変えなくて済み、その操作 (取り出し操作)が容易となる。また、各カテ テル11a~11eのハブ112がトレイ1の1つの部位(壁 部22a)に整頓されることとなる。これにより 各カテーテル11a~11eの識別が容易となり、使 すべきカテーテルを確実に使用することが きる。

 また、支持部3a~3eにそれぞれ支持された ブ112の壁部22aに対する支持角度、すなわち 各凹部322の中心軸と壁部22aとのなす角の大 さが互いに異なっている。

 具体的には、ハブ112の壁部22aに対する支持 度が、壁部22aの壁部22b側(一端側)から壁部22 d側(他端側)に向かって徐々に小さくなってい る。換言すれば、支持部3aに支持されたハブ1 12の壁部22aに対する支持角度θ 1 、支持部3bに支持されたハブ112の壁部22aに対 る支持角度θ 2 、支持部3cに支持されたハブ112の壁部22aに対 る支持角度θ 3 、支持部3dに支持されたハブ112の壁部22aに対 る支持角度θ 4 、支持部3eに支持されたハブ112の壁部22aに対 る支持角度θ 5 の大小関係は、θ 1 2 3 4 5 を満足している(図1参照)。但し、各支持角度 は、それぞれ、90°以下である。

 また、支持角度θ 1 は、支持部3aがカテーテル11a(カテーテル本体 111)をそのループの接線方向に支持すること できるような角度となっている。

 これと同様に、支持角度θ 2 は、支持部3bがカテーテル11bをそのループの 線方向に支持することができるような角度 なっており、支持角度θ 3 は、支持部3cがカテーテル11cをそのループの 線方向に支持することができるような角度 なっており、支持角度θ 4 は、支持部3dがカテーテル11dをそのループの 線方向に支持することができるような角度 なっており、支持角度θ 5 は、支持部3eがカテーテル11eをそのループの 線方向に支持することができるような角度 なっている。

 支持部3a~3eの支持角度がこのように設定 れていることにより、各支持部3a~3eに支持さ れたハブ112から突出したカテーテル本体111が 、それぞれ同じ方向に巻回したループを容易 かつ確実に形成することができる。これによ り、カテーテル本体111同士の絡み合いを防止 することができる。また、カテーテル本体111 同士の絡み合いが防止されているため、5本 カテーテル11a~11eうちの任意の1本のカテーテ ルを取り出す際、その取り出されたカテーテ ルに他のカテーテル(ガイドワイヤ12も同様) 巻き込まれて、当該他のカテーテルがトレ 1から不本意に飛び出すのが確実に防止され 。

 図2に示すように、隣接する支持部3a、3b同 の間隔(ピッチ)P 1 、隣接する支持部3b、3c同士の間隔P 2 、隣接する支持部3d、3d同士の間隔P 3 、隣接する支持部3d、3e同士の間隔P 4 は、壁部22aの壁部22b側から壁部22d側に向かっ て徐々に大きくなっている。仮にP 1 =P 4 とした場合、支持部3aから支持部3dに行くに たがって、各支持部3a~3eの角度差が小さくな るため、例えば支持部3eと支持部3dとの部分 は、カテーテル11e、11dのハブ112同士が干渉 易くなり、取り出しにくくなる。そこで、 渉し易い間隔P 3 や間隔P 4 を広げることで、ハブ112同士の干渉を防止す ることができる。

 なお、本実施形態は、使用者が右利きで ることを前提としたものであり、使用者が 利きである場合は、左右を入れ替えてもよ 。

 また、前述したように、支持部3a~3eは、 部22aのつば部222の上面223に突出形成されて る。

 ここで仮に支持部を壁部22aを凹状(スリッ ト状)に切り欠いて形成しようとした場合、 ブ112の支持角度が小さくなればなる程、当 ハブ112を支持する支持部を形成するのが困 (不可能)となる。また、収納空間23内には、 理食塩水が満たされているため、トレイ1の 傾き(載置状態(使用状態))等によっては、生 食塩水が支持部から漏れ出してしまうおそ がある。

 しかしながら、トレイ1では、支持部3a~3e 突出形成されているため、このような問題 生じるのが防止されている。

 なお、各支持部3a~3eは、それぞれ、トレ 本体2と一体的に形成されているのに限定さ ず、トレイ本体2とは別体で構成し、それを トレイ本体2に連結して(接続して)もよい。

 図1に示すように、壁部22a~22dのつば部222 は、それぞれ、収納空間23に向かって突出し た板片5a~5dが固定されている。各板片5a~5dは それぞれ、カテーテル11a~11eやガイドワイヤ1 2が収納空間23から突出するのを防止する突出 防止手段として機能するものである。また、 壁部22a~22dに対する固定方法としては、特に 定されないが、例えば、圧着嵌合、接着(接 剤や溶媒による接着)、融着(熱融着、高周 融着、超音波融着等)が挙げられる。

 板片5aは、壁部22aの中央部に配置され、 片5bは、壁部22bの中央部に配置され、板片5c 、壁部22cの中央部に配置され、板片5dは、 部22dの中央部に配置されている。

 また、板片5aおよび5cの長さは、ほぼ同等 である。板片5aの長さ(板片5bも同様)は、壁部 22aの長さの5~80%であるのが好ましく、20~50%で るのがより好ましい。板片5aおよび5cの長さ がこのような数値範囲内であると、カテーテ ル11a~11eの取り出す際に、板片5aおよび5cが邪 になる(取り出しの妨げになる)のを防止す ことができる。

 また、板片5bおよび5dの長さは、ほぼ同等 であり、板片5aの長さよりも短い。板片5bの さ(板片5dも同様)は、壁部22bの長さの5~80%で るのが好ましく、10~30%であるのがより好ま い。板片5dは、使用者の立ち位置側に位置す る場合、さらに小さい方が、カテーテル11a~11 e等の出し入れ、および種類の認識が容易と り、好ましい。

 このような板片5a~5dの作用は、ほぼ同じ あるため、以下、板片5cについて代表的に説 明する。

 図1に示すように、板片5cは、カテーテル1 1a~11eのカテーテル本体111や、ガイドワイヤ12 壁部22cに当接しているそれぞれの部分を上 から覆っている。この状態で5本のカテーテ ル11a~11eうちの任意の1本のカテーテルを取り す際、その取り出されたカテーテルに他の テーテル(ガイドワイヤ12も同様)が巻き込ま れて、当該他のカテーテル(カテーテル本体11 1)の壁部22cに当接している部分が上方に移動 たとしても、板片5cでその移動が規制され 。これにより、前記巻き込まれたカテーテ が収納空間23から飛び出すのが確実に防止さ れる。

 なお、板片5a~5dは、トレイ本体2とは別体 構成し、それをトレイ本体2に固定したもの に限定されず、例えば、トレイ本体2と一体 に形成されたものであってもよい。

 以上、本発明の医療用トレイを図示の実 形態について説明したが、本発明は、これ 限定されるものではなく、医療用トレイを 成する各部は、同様の機能を発揮し得る任 の構成のものと置換することができる。ま 、任意の構成物が付加されていてもよい。

 また、トレイ本体(底板)の平面視での形 は、長方形に限定されず、例えば、正方形 あってもよい。

 また、各支持部は、それぞれ、カテーテ のハブを支持しているが、これに限定され 、例えば、カテーテル本体の基端部(ハブ近 傍)を支持してもよい。

 また、医療用トレイに載置されるカテー ルの本数は、5本に限定されず、例えば、2 、3本、4本、6本以上であってもよい。

 また、医療用トレイに載置されるガイド イヤの本数は、1本に限定されず、例えば、 2本以上であってもよい。

 また、複数の支持部は、2つの長辺のうち の一方の長辺に集中して配置されているのに 限定されず、例えば、短辺や他方の長辺にも 集中して配置されていてもよい。

 また、複数の支持部は、それぞれに支持 れるハブの支持角度が全て異なるように配 されているが、これらの支持部の他に、前 複数の支持部のうちの1つの支持部(ハブ)と じ支持角度をなす支持部が配置されていて よい。

 本発明の医療用トレイは、可撓性を有す 長尺のカテーテル本体と、該カテーテル本 の基端部に設置されたハブとを有する複数 カテーテルを一時的に載置する医療用トレ であって、底板と、該底板の縁部に沿って 設した壁部とを有し、前記底板と前記壁部 で、前記各カテーテル本体が収納される収 空間が画成されるトレイ本体と、前記カテ テルの基端側の部分を支持する複数の支持 とを備え、前記各支持部は、前記壁部の1つ に対して複数設けられたものであり、前記各 支持部に支持された前記カテーテルの基端側 の部分の前記壁部に対する支持角度が互いに 異なるように配置されている。そのため、各 支持部に支持されたカテーテルのカテーテル 本体が、収納空間に収納されたとき、ループ を容易かつ確実に形成することができる。こ れにより、カテーテル同士の絡み合いを確実 に防止することができる。また、カテーテル 同士の絡み合いが防止されているため、複数 のカテーテルうちの1本のカテーテルを取り す際、その取り出し操作を円滑に行なうこ ができる。また、取り出されたカテーテル 他のカテーテルが巻き込まれて、当該他の テーテルが医療用トレイから不本意に飛び すのが確実に防止される。また、複数の支 部は、四角形(長方形)をなすトレイ本体の4 のうちの1辺(1つの長辺)に集中して設けられ 複数の支持角度は、その1辺の一端側から他 端側に向かって徐々に小さくなっている場合 、各支持部に支持されたカテーテルのカテー テル本体が、収納空間に収納されたとき、そ れぞれ同じ方向に巻回したループを容易かつ 確実に形成することができる。これにより、 カテーテル同士の絡み合いをより確実に防止 することができる。従って、本発明の医療用 トレイは、産業上の利用可能性を有する。