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Title:
METHOD OF PRODUCING THIN WALLED CIRCULAR TUBE METAL MEMBER WITH CLOSED BOTTOM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/048153
Kind Code:
A1
Abstract:
A center hole is formed in a workpiece by cutting working performed along the center axis of the workpiece, which is a long round solid metal rod having a substantially constant diameter. Then, a hole forming step is performed in which a cooling hole (1c) is formed in the workpiece so that the workpiece has a bottom at its front end (1a). After that, a wall thinning step is performed in which the workpiece is subjected to cutting working to reduce the outer diameter on the front end (1a) side of the workpiece, and this reduces the wall thickness of the front end (1a) side. The steps enable wall thinning of a thin walled closed bottom circular tube metal member.

Inventors:
KOREMURA TERUHISA (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/068548
Publication Date:
April 16, 2009
Filing Date:
October 14, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SUGURO T K CO LTD (JP)
KOREMURA TERUHISA (JP)
International Classes:
B23B5/12; B22C9/06; B22C9/10; B22D17/22; B23Q3/12
Foreign References:
JPH09257594A1997-10-03
JPH06328303A1994-11-29
JPH1071501A1998-03-17
JPH07308840A1995-11-28
JP2001212701A2001-08-07
JPH1080846A1998-03-31
Attorney, Agent or Firm:
FUJITA, Takaharu et al. (3-1 Minatomirai 3-chome,Nishi-ku, Yokohama-shi, Kanagawa 12, JP)
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Claims:
 略一定の外径を有しかつ長尺状の金属製中実丸棒とされたワークの中心軸線に沿って切削加工により中心穴を形成し、該ワークの先端にて底部を有するように有底穴を形成する穴形成工程を行い、
 次に、前記ワークの先端側の外径が小さくなるように切削加工して、先端側を薄肉化する薄肉化工程を行う
 薄肉有底円筒金属部材の製造方法。
 前記薄肉化工程の際に、前記穴形成工程にて形成した前記有底穴に充填部材を挿入する請求項1に記載の薄肉有底円筒金属部材の製造方法。
 前記薄肉有底円筒金属部材は、ダイカスト用金型に用いられるコアピンとされている請求項1または2に記載の薄肉有底円筒金属部材の製造方法。
 前記薄肉化工程の際に、前記ワークの一端側を延長する冶具を該ワークに対して固定し、該冶具を旋盤のチャックに取り付ける取付工程を有する請求項1から3のいずれかに記載の薄肉有底円筒金属部材の製造方法。
Description:
薄肉有底円筒金属部材の製造方

 本発明は、例えばダイカスト用金型に用 られるコアピン(中子ピン)等の薄肉有底円 金属部材の製造方法に関するものである。

 一般に、ダイカスト製品に対してボルト 等の孔部を形成するために、ダイカスト用 型に固定されるコアピン(中子ピン)が用い れる。コアピンは、金属製の丸棒とされ、 心軸線に沿って冷却穴が内部に形成された のと、冷却穴が形成されていない中実のも がある。下記特許文献1には、冷却穴が形成 れたコアピンが開示されている。

特開平9-1313号公報

 冷却穴が形成されたコアピンを使用すれ 、ダイカスト製品に生じる引け巣をコアピ 位置から遠ざけることができるという点で 利とされている。

 一方、コアピンの冷却穴に水等の冷却材を 給する際には、冷却穴にパイプを挿入する とによって行うが、冷却穴の穴径が小さい 合には、パイプ径も小さくなり、パイプ詰 りが発生しやすくなってしまう。また、冷 穴とパイプ外周との間も狭くなり、詰まり 発生しやすくなってしまう。このような詰 りが発生すると、コアピンの冷却ができな なり、焼き付き等が生じてダイカスト製品 不良率が上昇してしまう。したがって、冷 穴の穴径を大きくすることによってパイプ を大きくし、パイプ詰まりを回避するとと に、冷却材流量を増大させることによって 却効果を増大させることが好ましい。
 しかし、従来では、冷却穴が形成されたコ ピンの肉厚は、1mm以上とされており、薄肉 によって冷却穴の穴径を増大することにつ ての検討が十分になされていなかった。な なら、コアピンは長尺状とされているため 肉厚が1mm未満の薄肉化の加工は困難である 考えられていたからである。

 本発明は、上述した事情に鑑みてなされ ものであって、薄肉化の加工が可能な薄肉 底円筒金属部材の製造方法を提供すること 目的とする。

 上記目的を達成するために、本発明は、以 の手段を提供する。
 本発明の薄肉有底円筒金属部材の製造方法 、略一定の外径を有しかつ長尺状の金属製 実丸棒とされたワークの中心軸線に沿って 削加工により中心穴を形成し、該ワークの 端にて底部を有するように有底穴を形成す 穴形成工程を行い、次に、前記ワークの先 側の外径が小さくなるように切削加工して 先端側を薄肉化する薄肉化工程を行う。

 ワークの先端側の外径が小さくなるように 削加工する薄肉化工程の前に、略一定の外 を有する中実丸棒に対して有底穴を形成す こととしたので、高い剛性を有するワーク 対して有底穴を精度良く形成することがで る。また、高い剛性を有するワークに対し 切削加工するので、加工熱による熱変形を さくすることができ、有底穴を精度良く形 することができる。
 薄肉化工程によって薄肉化される寸法は、 ーク長さが200mm~350mm程度の場合には、例え 1.0mm未満、好ましくは0.7mm以下、ワーク長さ 400mm程度の場合には、例えば1.5mm未満、好ま しくは1.3mm以下とされる。
 薄肉有底円筒金属部材の材質としては、SKD( 例えばSKD61)等の合金工具鋼、快削鋼、真鍮、 銅、ステンレス(SUS)等が挙げられる。
 なお、「長尺状」とは、例えば、薄肉化さ た先端の直径に対して5倍以上、好ましくは 10倍以上の長さを有するものを意味する。
 本発明は、特に、後述するダイカスト用金 に用いられるコアピンや、ダイカスト用金 を冷却するための冷却ブッシュの製造に好 である。

 さらに、本発明の薄肉有底円筒金属部材 製造方法は、前記薄肉化工程の際に、前記 形成工程にて形成した前記有底穴に充填部 を挿入する。

 充填部材を挿入することにより、薄肉化 程時にワークの剛性が上がり、加工時にワ クの変形を抑えることができ、さらなる薄 化が可能となる。

 さらに、本発明の薄肉有底円筒金属部材 製造方法によれば、前記薄肉有底円筒金属 材は、ダイカスト用金型に用いられるコア ンとされている。

 コアピンに形成された有底穴は、水等の 却材を供給して冷却するための冷却穴とし 使用することができる。本発明の製造方法 よれば、コアピンの薄肉化が可能となるの 、冷却効果が増大し、ダイカスト製品に生 る引け巣をコアピン位置から遠ざけること でき、ダイカスト製品の歩留まりを向上さ ることができる。

 さらに、本発明の薄肉有底円筒金属部材 製造方法は、前記薄肉化工程の際に、前記 ークの一端側を延長する冶具を該ワークに して固定し、該冶具を旋盤のチャックに取 付ける取付工程を有する。

 ワークの一端側を延長する冶具をワーク 固定し、この冶具を旋盤のチャックに取り けることとしたので、旋盤によってワーク 一端側の近傍まで加工することができる。 れにより、材料を無駄なく使用することが きる。

 本発明によれば、精度良く有底穴を加工 きるので、さらなる薄肉化が実現された薄 有底円筒金属部材を製造することができる

コアピンをダイカスト用金型に取り付 た状態を示す側断面図である。 コアピンを示した側面図である。 本発明の一実施形態にかかるコアピン 製造方法を示した図である。 比較例としてのコアピンの製造方法を した図である。 薄肉化工程の変形例を示した図である 冶具とワークとの接続方法の変形例を した図である。 冶具とワークとの接続方法の変形例を した図である。

符号の説明

1 コアピン
1a 先端部
1b 基端部
1c 冷却穴
20 冶具

 本発明にかかる薄肉有底円筒金属部材の製 方法の一実施形態について、図面を参照し 説明する。
 本実施形態では、ダイカスト金型に用いる アピン(中子ピン)を薄肉有底円筒金属部材 一例として、その製造方法について説明す 。先ず、コアピンの使用形態およびコアピ の形状を説明した後に、コアピンの製造方 について説明する。

 図1には、ダイカスト用金型3に固定され コアピン1が示されている。コアピン1の先端 部(図において右方)1a側は、金型3内に突出し おり、ダイカスト製造時には浴湯に浸漬さ る。コアピン1の内部には、基端部(図にお て左方)1bからその中心軸線に沿って中心穴 形成されており、先端部1aにて底部を有する 有底穴とされた冷却穴1cが形成されている。 の冷却穴1c内には、コアピン1の中心軸線に って冷却水供給パイプ5が挿入されている。

 冷却水供給パイプ5の先端部5aから冷却穴1 cの底部(すなわちコアピン1の先端部1a)に向か って冷却水が噴出するようになっている。冷 却水供給パイプ5の他端は、冷却水供給配管7 接続されている。冷却水供給配管7の上流側 には、図示しない冷却装置本体が設けられて いる。冷却水供給パイプ5の先端部5aから噴出 した冷却水は、冷却穴1cの底部に衝突した後 流れの向きを反転させ、冷却穴1c内を基端 1bに向かって流れる。このように冷却水が流 れる際に、コアピン1の壁部を介して伝達さ た熱を受け取ることによって、コアピン1を 部から冷却する。基端部1bへと向かって流 た冷却水は、コアピン1の基端部1bに接続さ た接続管9内へと流れ込み、冷却水戻り配管1 1を介して図示しない冷却装置本体へと導か る。

 以上説明したように、コアピン1内に冷却 水を供給しながらダイカスト製造工程を行う ので、コアピン1の焼き付きを防止できると もに、ダイカスト製品に生じる引け巣をコ ピン1位置から遠ざけることができる。

 図2には、コアピン1の形状が示されている なお、同図に示したコアピンの形状はあく でも一例であって、本発明はこの形状に限 されるものではない。
 コアピン1は、基端部1b側に位置する大径部1 2と、先端部1a側に位置するとともに大径部12 りも小径とされた小径テーパ部14と、大径 12と小径テーパ部14との間に位置するととも 小径テーパ部14に対して連続的に接続され 小径直線部16とを有している。

 大径部12の直径は、例えば13mmとされており 小径直線部16の直径は、例えば4.1mmとされて いる。小径テーパ部14は、基端部1b側が4.1mmと され、先端にいくにしたがい先細り形状とな るようなテーパ形状となっている。テーパ角 は、例えば1°とされる。小径テーパ部14の先 すなわちコアピン1の先端部1aは、球面形状 有するように加工されている。
 コアピン1の長さは、250mmとされている。大 部12の長さは25mm、小径直線部16の長さは203mm 、小径テーパ部14の長さは22mmとされている。

 コアピン1には、基端部1bから先端部1aの手 にかけて、中心軸線にそって冷却穴1cとして の中心穴が形成されている。冷却穴1cの先端 1a側は貫通しておらず、底部1dが設けられて いる。このように、冷却穴1cは有底穴となっ いる。冷却穴1cの直径は、2.0mmとされている 。冷却穴1cの基端部1b側には、雌ねじ18が形成 されている。この雌ねじ18によって、図1に示 した接続管9の先端(図1において右方)がコア ン1に対して螺結される。
 コアピン1の小径テーパ部14の先端では直径 小さくなっているので、この位置における 厚が最も薄くなる。図2に示したコアピンで は、0.7mm程度の肉厚となっている。

 図3には、本実施形態にかかるコアピンの製 造方法が示されている。
 先ず、図3(a)に示すように、素材となる金属 製中実丸棒から、製品となるコアピン1の長 に所定長さを加えた寸法だけ切断して、ワ クWを得る。切断寸法としては、例えば300mm 度である。素材の材料としては、用途によ て決まるが、例えば、SKD(例えばSKD61)等の合 工具鋼、快削鋼、真鍮、銅、ステンレス(SUS )等が挙げられる。
 次に、図3(b)に示すように、ガンドリル(又 ドリル)によって、基端部1b側から切削加工 行い、先端部1aに底部1dを残すように冷却穴1 cの加工を行う(穴形成工程)。
 次に、図3(c)に示すように、スイス型自動旋 盤に図3(b)のように加工したワークWを設置し ワークWの外形状の切削加工を行う。具体的 には、図2に示した小径直線部16および小径テ ーパ部14となるように、ワークWの外形を加工 する。これにより、先端部1a側の小径直線部1 6および小径テーパ部14に薄肉部が形成される (薄肉化工程)。

 図4には、比較例としてのコアピンの製造方 法が示されている。図4に示した製造方法で 、図4(a)に示した工程は図3(a)の工程と同様で あるが、図4(b)及び(c)の工程が、図3(b)及び(c) 工程と逆になっている。すなわち、図4に示 した製造方法は、先にワークWの外形を切削 工し(図4(b))、その後に、冷却穴1cを形成する ようになっている(図4(c))。
 冷却穴を有するコアピンよりも先に、冷却 を有しないコアピンが多く流通していたた 、図4に示したように、先ず冷却穴を有さな いコアピンを形成し、その後に冷却穴を加工 するのが一般的と考えられ、このように実施 されてきた。今までコアピンの薄肉化の要請 がなかったため、図4に示した製造方法で対 できてきたというのが実情である。

 次に、上述したコアピンの製造方法の作用 果について説明する。
 図4に示した比較例としての製造方法では、 冷却穴1cを加工する前に小径部を形成してし うので、冷却穴1cを加工するときにワークW 剛性が小さくなり、精度良くガンドリル(又 はドリル)にて切削加工することが困難とな 。また、小径部では肉厚が薄いので、ガン リル(又はドリル)によって加工する際に生じ る加工熱によって容易に熱変形してしまい、 精度良く加工することができない。
 これに対して、図3に示した本実施形態にか かる製造方法では、ワークWの先端部1a側の外 径が小さくなるように切削加工する薄肉化工 程の前に、略一定の外径を有する中実丸棒と されたワークWに対して冷却穴1cを形成するこ ととしたので、高い剛性を有するワークWに して冷却穴1cを精度良く形成することができ る。また、高い剛性を有するワークWに対し 切削加工するので、加工熱による熱変形を さくすることができ、冷却穴1cを精度良く形 成することができる。

 本実施形態の効果を確認する加工試験を以 のように実施した。
 外径寸法:  φ5.0×350
 冷却穴寸法: φ3.1×347
 肉厚:    0.95mm
 使用刃物:  ガンドリルまたはドリル
 振れ規格精度:0.347(100mmで0.1)
 測定方法:  超音波測定
 図4に示した比較例としての製造方法では、 冷却穴を形成する前にワークWの外形の曲が 確認が必要となり、曲がりがある場合には 正が必要となった。また、冷却穴を加工し 際に、刃物がワークWを突き破ってしまうこ もあった。ワークWを突き破らずに冷却穴を 加工できた場合であっても、冷却穴の振れ精 度が悪かった。具体的には、10本加工して1~3 が合格品となる程度だった。
 これに対して、図3に示した本実施形態にか かる製造方法では、薄肉化工程は穴形成工程 の後に行うので、比較例のようにワークWの 形の曲がり検査が不要となる。剛性が高い ークWに対して冷却穴を形成するので、殆ど 加工品が規格内に収まる。仮に規格外とな た加工品に対しては、後の薄肉化工程を行 ないので、製造負荷を抑えることができる
 また、本発明の製造方法によれば、高い精 で加工でき、外形:φ4×350,冷却穴寸法:φ3.1×3 47,肉厚:0.45mm、冷却穴の振れ精度:0.05の加工も 可能であることを確認した。さらに、超音波 測定によって形状を測定して穴加工を行えば 、肉厚0.2mmの加工も可能である。

 なお、薄肉化工程の際に、穴形成工程に 形成した冷却穴1cに丸棒(充填部材)を挿入し 、この状態で薄肉化工程を行うこととしても 良い。丸棒を冷却穴1c内に挿入することによ 、薄肉化工程時にワークWの剛性が上がり、 加工時にワークWの変形を抑えることができ さらなる薄肉化が可能となる。

 次に、図5を用いて、薄肉化工程の変形例を 説明する。
 図5に示した薄肉化工程では、ワークWの一 を延長する冶具20を用いて加工を行う点が特 徴となっている。
 図5(a)に示すように、穴形成工程(図3(b)参照) を終えたワークWの一端に対して、雄ねじ部22 および嵌合部24を形成する。これら雄ねじ部2 2および嵌合部24は、後にコアピンの基端部1b なる側に形成される。
 一方、冶具20は、ワークWと略同一の外形を した丸棒形状とされている。冶具20の一端( において右方)には、ワークWの雄ねじ部22が 螺合される雌ねじ部26と、嵌合部24が嵌合さ る嵌合穴28が形成されている。

 薄肉化工程時には、図5(b)に示すように、ワ ークWの雄ねじ部22及び嵌合部24を冶具の雌ね 部26及び嵌合穴28に対して接続し、固定する 。この状態で、冶具20を旋盤のチャックに固 し、薄肉化工程を行う(図5(c))。
 薄肉化工程が終了した後は、例えば嵌合部2 4の直近に位置するワークWの大径部を切断す ことによって、ワークWの雄ねじ部22及び嵌 部24を除去し、所定の加工を施して製品(コ ピン)とする。

 このように、ワークWの一端側を延長する 冶具をワークWに固定し、この冶具を旋盤の ャックに取り付けることとしたので、旋盤 よってワークWの一端側の近傍まで加工する とができる。これにより、材料を無駄なく 用することができる。

 なお、冶具20とワークWとの接続方法は、図5 に示されたものに限定されるものではない。 例えば、図6に示したように、ワークWの一端 嵌合部30を形成し、冶具20の一端に嵌合穴32 形成し、これら端部同士を嵌合した後に、 6(b)に示すようにノックピン用の穴34を形成 この穴34にノックピン35(図6(c)参照)を打ち込 んで接続しても良い。
 あるいは、図7に示すように、ワークWにつ ては接続のための加工を行わずに、冶具20の 一端に設けた締め付けナット36によって締め け固定することとしても良い。

 また、本実施形態では、コアピンを薄肉有 円筒金属部材の一例として説明したが、本 明はこれに限定されるものではない。例え 、ダイカスト用金型を冷却するための冷却 ッシュの製造に用いることもできる。
 また、絞りプレスによって量産される製品 試作品を製造する際に本発明を用いること できる。絞りプレスでは、金型を数台用い 製作することが一般とされ、試作のために 型を製作することはコストがかかり好まし ない。本発明の製造方法を用いれば、薄肉 有底円筒金属部材を切削加工にて製作でき ので、少ない投資で試作品を製作し、製品 認をすることができる。また、絞りプレス は製作が困難な材料であっても、本発明の 造方法は切削加工なので、材料に依存せず 製造することができるという有利点を有す 。