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Title:
METHOD FOR TESTING EMERGENCY STOP OF ELEVATOR AND DEVICE FOR TESTING THE EMERGENCY STOP OF THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/075012
Kind Code:
A1
Abstract:
A method for testing the emergency stop of an elevator comprises the first step of attaching a resin tube (50) to the position of a rope (15) at a position on which the rope (15) is not in contact with a sheave (11a), the second step of lowering a cage (3) in such a manner that the rope (15) to which the tube (50) is attached is moved to the contact surface of the sheave (11a) and the rope (15), the third step of setting the traction capacity of the sheave (11a) to the rope (15) to be smaller than that in the time of the normal operation of the elevator and testing an emergency stop device (30), and the fourth step of removing the tube (50) from the rope (15) at a position on which the rope (15) is not in contact with the sheave (11a). The first to third steps are sequentially performed.

Inventors:
KONDO RYUICHI (JP)
ANDO EIJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/073750
Publication Date:
June 18, 2009
Filing Date:
December 10, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI ELECTRIC CORP (JP)
KONDO RYUICHI (JP)
ANDO EIJI (JP)
International Classes:
B66B5/00; B66B5/28
Foreign References:
JP2007008611A2007-01-18
JP2007008669A2007-01-18
JPS62201430U1987-12-22
JPS55108921U1980-07-30
JP2000253534A2000-09-14
Attorney, Agent or Firm:
TAKAHASHI, Shogo et al. (7-3 Marunouchi 2-chome, Chiyoda-k, Tokyo 10, JP)
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Claims:
可変電圧可変周波数の交流電源を供給するインバータと、
このインバータの出力側に接続されたモータと、このモータにより回転駆動する綱車と、この綱車に巻き掛けられたロープの一端に連結されたかごと、前記ロープの他端に連結された錘と、前記かごに取付けられ非常時にガイドレールを把持して前記かごの昇降を阻止するエレベータの非常止め試験方法において、
  前記ロープが前記綱車と接触していない位置にて、樹脂性のチューブを前記ロープの位置に装着する第1工程と、
前記チューブを取付けたロープを、前記綱車と前記ロープとの接触面に移動するように前記かごを昇降又は下降する第2工程と、
前記綱車の前記ロープに対するトラクション能力をエレベータ通常運転時よりも小さくして非常止め手段の試験をする第3工程とを備え、前記第1工程から前記第3工程を順に実行する、
ことを特徴とするエレベータの非常止め試験方法。
前記ロープが前記綱車と接触していない位置に前記かごを昇降又は下降する第4工程と、
前記チューブを前記ロープから取外す第5工程とを備え、
前記第1工程から前記第5工程を順に実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの非常止め試験方法。
前記チューブは軸方向に切断され、端部より中央部に向かう第1スリットと、前記中央部から前記端部に向かう第2スリットとを交互に穿設されており、
  前記第1工程の装着は、前記チューブを前記ロープに嵌挿する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの非常止め試験方法。
前記チューブは筒状で、スリットが螺旋状に形成されている、
  前記第1工程の装着は、前記チューブを前記ロープに巻回する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの非常止め試験方法。
前記チューブは軸方向に切断されると共に、表面に凸部と凹部とが交互に形成されており、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの非常止め試験方法。
可変電圧可変周波数の交流電源を供給するインバータと、
このインバータの出力側に接続されたモータと、このモータにより回転駆動する綱車と、この綱車に巻き掛けられたロープの一端に連結されたかごと、前記ロープの他端に連結された錘と、前記かごに取付けられ非常時にガイドレールを把持して前記かごの昇降を阻止する非常止め手段を備えたエレベータの非常止め動作試験装置において、
  前記非常止め手段の試験時に前記綱車と前記ロープとの接触面の前記ロープに樹脂製の着脱可能なチューブを
備えことを特徴とするエレベータの非常止め試験装置。
Description:
エレベータの非常止め試験方法 びその非常止め試験装置

本発明は、エレベータの非常止め試験方法 及びその非常止め試験装置に関するものであ る。

従来のエレベータの非常止め試験装置は下 記特許文献1に記載のように、可変電圧可変 波数の交流電源を供給するインバータと、 のインバータの出力側に接続されたモータ 、このモータにより回転駆動する綱車と、 の綱車に巻き掛けられたロープの一端に連 されたかごと、前記ロープの他端に連結さ た錘と、かごに取付けられ非常時にガイド ールを把持してかごの昇降を阻止する非常 め手段を備えたエレベータ装置において、 常止め手段の試験時に綱車とロープとの間 介在され、その外周面に溝が形成される着 可能な試験用治具を備え、綱車のロープに するトラクション能力をエレベータ通常運 時よりも小さくするものである。

かかる非常止め試験装置によれば、試験用 治具を綱車とロープとの間に介在させること により、非常止め試験時の綱車のトラクショ ン能力を小さくし、非常止め試験時に必要な モータのトルクを小さくすることができ、し たがって、モータとインバータ装置の小型化 が可能となる。また、綱車のトラクション能 力を小さくするための試験用治具は簡易な構 造であることから、低コストなものとするこ とできる。

日本国特開平4-26387号公報

 しかしながら、上記エレベータの非常止 試験装置では、綱車の溝の全周に、つまり 車の直径の大きさに対応すると共に、綱車 溝角度よりも大きい溝角度を有する試験用 具を多数設計、製作して準備しておいて、 数の試験用治具の中から綱車径などに合う 具を選択しなければならず煩雑である。し も、綱車の溝の全周に試験用治具を取付け ければならないため、作業者が綱車の近傍 取付け作業をしなければならず取付け上の 約があり、試験用治具の取付けに手間がか るという課題があった。

本発明は、上記のような課題を解決するた めになされたもので、試験用治具としてチュ ーブを切断して適当な長さのチューブを用い 、綱車の近傍に限定されることのない位置で 、該チューブをロープに装着することにより 簡易に非常止め試験が確認できるエレベータ の非常止め試験方法及びその非常止め試験装 置を提供することを目的とする。

第1の発明に係るエレベータの非常止め試 方法は、可変電圧可変周波数の交流電源を 給するインバータと、このインバータの出 側に接続されたモータと、このモータによ 回転駆動する綱車と、この綱車に巻き掛け れたロープの一端に連結されたかごと、前 ロープの他端に連結された錘と、前記かご 取付けられ非常時にガイドレールを把持し 前記かごの昇降を阻止するエレベータの非 止め試験方法において、  前記ロープが前 綱車と接触していない位置にて、樹脂性の ューブを前記ロープの位置に装着する第1工 程と、前記チューブを取付けたロープを、前 記綱車と前記ロープとの接触面に移動するよ うに前記かごを昇降又は下降する第2工程と 前記綱車の前記ロープに対するトラクショ 能力をエレベータ通常運転時よりも小さく て非常止め手段の試験をする第3工程とを備 、前記第1工程から前記第3工程を順に実行 る、ことを特徴とするものである。

第2の発明に係るエレベータの非常止め試 方法は、ロープが綱車と接触していない位 にかごを昇降又は下降する第4工程と、チュ ブをロープから取外す第5工程とを備え、第 1工程から第5工程を順に実行する、ことが好 しい。これにより、非常止め試験の試験終 後に、チューブを取外すのに容易な位置に ューブを移動してから、作業者がロープか チューブを簡易に取外すことができる。

第3の発明に係るエレベータの非常止め試 方法におけるチューブは、軸方向に切断さ 、端部より中央部に向かう第1スリットと、 央部から端部に向かう第2スリットとを交互 に穿設されており、第1工程の装着は、チュ ブをロープに挿入する、ことが好ましい。

第4の発明に係るエレベータの非常止め試 方法は、チューブは筒状で、スリットが螺 状に形成されており、第1工程の装着は、チ ーブをロープに巻回する、ことが好ましい

第5の発明に係るエレベータの非常止め試 方法におけるチューブは、軸方向に切断さ ると共に、表面に凸部と凹部とが交互に形 されていることが好ましい。

第6の発明に係るエレベータの非常止め試 装置は、可変電圧可変周波数の交流電源を 給するインバータと、このインバータの出 側に接続されたモータと、このモータによ 回転駆動する綱車と、この綱車に巻き掛け れたロープの一端に連結されたかごと、前 ロープの他端に連結された錘と、前記かご 取付けられ非常時にガイドレールを把持し 前記かごの昇降を阻止する非常止め手段を えたエレベータの非常止め動作試験装置に いて、  前記非常止め手段の試験時に前記 車と前記ロープとの接触面の前記ロープに 脂製の着脱可能なチューブを備えたもので る。

本発明によれば、試験用治具としてチュー ブを用い、ロープが綱車と接触していない位 置のロープに該チューブを装着してから、チ ューブを取付けたロープを、綱車とロープと の接触面に移動するようにかごを昇降又は下 降したので、簡易に非常止め試験が確認でき る。

本発明の一実施の形態を示すエレベー の非常止め試験装置の全体図である。 図1に示すチューブの斜視図である。 本発明の一実施の形態によるエレベー の非常止め試験方法を示すフローチャート ある。 本発明の他の実施の形態によるチュー の斜視図である。 本発明の他の実施の形態によるチュー の正面図である。

符号の説明

3 かご、7 錘、11 綱車、15 ロープ、20 イ ンバータ、22 モータ、30 非常止め試験装置 50,150,250 チューブ 。

実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1及び図2によって 明する。図1は本発明の一実施の形態を示す 非常止め試験装置の全体図、図2は、図1に示 チューブの斜視図である。
図1おいて、エレベータは、昇降路内に設け れると共に、かご3を案内する一対のがご側 イドレール5,5と、錘7を案内する一対の錘側 ガイドレール9,9と、巻上機11の綱車11aとそら 車13との溝に掛けられたロープ15とを備え、 可変電圧可変周波数の交流電源を供給するイ ンバータ20によりモータ22が回転して巻上機11 の綱車11aを駆動するように形成されている。 そして、かご3の非常停止用に非常止め装置30 が設けられている。
インバータ20には、手動速度(低速度)にてか 3を上昇させると手動上昇釦Suと、手動速度( 速度)にてかご3を下降させると手動下降釦Su とが接続されている。
非常止め装置30には、調速機32と、調速機32と 張り車36とに掛けられた調速機用ロープ34と かご3を非常時に止める非常止め部38とを有 ている。

図1に示すように、巻上機11の綱車11aとそらせ 車13との間に位置するロープ15には、弾性変 可能な樹脂製(6ナイロン,ホリプロピレン等) チューブ50がロープ15に装着されている。
チューブ50のロープ15への装着位置は、ロー 15にチューブ50を容易に取付ければ足りるの 、例えば点線のように錘7の上部のロープ15 も良い。
チューブ50は、孔50eを有する筒状で、帯状素 がオーバーラップするように丸められて、 方向に切断され、切断された端部50zより中 部50mに向かう左右対称の第1スリット50x,50y 、中央部50mから端部50zに向かう長孔状の第2 リット50a,50bとを交互に穿設されて曲げ変形 しやすくされている。

チューブ50がロープ15に装着した際の摩擦係 μ’は、下式を満たすように選定されている 。
μ’<ln{{1-Tqm/(T 2 ・D/2)}}/(k・θ)   ・・・・(1)

かご3を止めて、調速機32をトリップさせ、巻 上機11をかご3が下降する方向に運転すると非 常止めがかご側ガイドレール5,5に噛んで、か ご3の下降が阻止される。かご3の下降が阻止 れたところから、さらに巻上機11をかご3が 降する方向に運転すると、綱車11aの溝の上 ロープ15が滑る。巻上機11の下降方向への運 転中に、かご3が下降せず、綱車11aが空転し いることをもって、非常止め装置30の動作確 認を行っている。このとき綱車11aの回転に必 要なトルクTqsは、以下のようにして求められ る。
  空転時の綱車の回転トルク Tqs=(T 2 -T 1 )・D/2
                =(1-1/γ)・T 2 ・D/2  ・・・・(2)
ここに、T 2 :綱車の錘側の張力  T 2 =M 2 ・g、T 1 :綱車のかご側の張力、 D:綱車の直径
また、    T 1 =T 2

トルクTqsに対して、モータが発生できるトル クTqmが
Tqs<Tqm
なら綱車11の空転が可能であり、
Tqs≧Tqm
なら綱車11aの空転はできない。大きければ、 綱車11aを空転することが可能であるが、Tqsに 対してTqmが小さいとこのままでは空転できな い。従って、空転できるためには、下式を満 たすことが必要である。
(1-1/γ)・T 2 ・D/2<Tqm   ・・・・(3)
そのために、チューブ50をロープ15に取付け Tqsを低下させる。具体的には、チューブ50使 用時のμ=μ’、γ=γ’とおいて上記(3)式を変 して、上記(1)式が得られる。
1-Tqm/(T 2 ・D/2)<1/γ’
γ’ <1/{1-Tqm/(T 2 ・D/2)}
μ <1/{1-Tqm/(T 2 ・D/2)
μ’<ln{{1-Tqm/(T 2 ・D/2)}}/(k・θ)   ・・・・(1)

上記チューブ50を用いてエレベータの非常止 試験方法を図1から図3によって説明する。 3は、本発明の一実施の形態によるエレベー の非常止め試験方法を示すフローチャート ある。
まず、綱車11aとロープ15との接触面の長さよ も長いチューブ50を、カッターナイフで切 して準備する(ステップS101)。作業者は、そ せ車13と綱車11aとの間に位置するロープ15に チューブ用治具(図示せず、例えば、特開平 7-32273公報記載の治具)を用いて長手方向に沿 て通常閉じた裂け目があるチューブ50に挿 し、その裂け目を押し開きつつ長手方向へ 対的に移動することにより、そのチューブ50 内にロープ15を挿入する(ステップS103,第1工程 )。作業者が手動下降釦Sdを押すと、インバー タ20を駆動してモータ22を回転して低速度に かご3を下降して綱車11aとチューブ50が接触 る位置(一点鎖線で示す位置)にかご3移動す (ステップS105,第2工程)。

次に、非常止め試験を実施する(ステップS107, 第3工程)。すなわち、この非常止め試験は、 ご3に取付けられた非常止め装置30を作動さ てかご3を停止させ、綱車11aをモータ22によ かご3が下降する方向に回転させる。この時 、綱車11aの回転により錘7側からかご3側にロ プ15が送り出されるが、かご3は非常止め装 30により停止しているので、かご3側のロー 15が緩む。
 さらに綱車11aは錘7側からかご3側にロープ15 を送り出そうとするが、ついには綱車11aとロ ープ15との間の摩擦力が錘7の重さに耐えられ なくなり綱車11aは空転する。この時、非常止 め装置30が正常に機能していなければ、綱車1 1aが錘7側からかご3側に送り込んだロープ15の 分だけかご3が下降するので、綱車11aは空転 ない。
 このようにしてかご3に取付けられた非常止 め装置30を作動させ、綱車11aを空転させるこ により、非常止め装置30の安全性を確認す ことができる。

非常止め試験が終了すると、作業者が手動 上昇釦Sdを押すと、インバータ20を駆動して ータ22を回転して低速度にてかご3を上昇し 綱車11aとチューブ50が非接触する位置に移動 する(ステップS109,第4工程)。チューブ50をロ プ15から外すには、作業者がチューブ50の端 を引っ張ることにより長手方向に沿った裂 目からチューブ50をロープ15から取り外し( テップS111,第5工程)、現状に復帰して試験が 了する。

上記エレベータの非常止め試験方法は、可 変電圧可変周波数の交流電源を供給するイン バータ22と、このインバータ22の出力側に接 されたモータ20と、このモータ20により回転 動する綱車11と、この綱車11に巻き掛けられ たロープ15の一端に連結されたかご3と、ロー プ15の他端に連結された錘7と、かご3に取付 られ非常時にガイドレール5を把持してかご3 の昇降を阻止するエレベータの非常止め試験 方法において、ロープ15が綱車11aと接触して ない位置にて、樹脂性のチューブ50をロー 15の位置に装着する第1工程と、チューブ50を 取付けたロープ15を、綱車11aとロープ15との 触面に移動するようにかご3を下降する第2工 程と、綱車11aのロープ15に対するトラクショ 能力をエレベータ通常運転時よりも小さく て非常止め装置30の試験をする第3工程と、 ープ15が綱車11と接触していない位置にて、 チューブ50をロープ15から取外す第4工程と備 、第1工程から第3工程を順に実行する、も である。

これにより、試験用治具としてチューブ50 用い、ロープ15が綱車11aと接触していない 置のロープ15に該チューブ50を挿入すること より簡易に非常止め試験が確認できる。そ て、ロープ15が綱車11aと接触していない位 であれば、どの位置でもロープ15にチューブ 50が装着できるので、作業が容易な位置を選 できる。しかも、用意したチューブ50をカ ターナイフなどで切断して適当な長さにす ば、良いので、綱車11aの直径に応じて多数 チューブ50を用意する必要がない。

上記エレベータの非常止め試験方法は、ロ ープ15が綱車11aと接触していない位置にかご3 を昇降又は下降する第4工程と、ロープ15が綱 車11aと接触していない位置にて、チューブ50 ロープ15から取外す第5工程と備え、第1工程 から第5工程を順に実行する、ことが好まし 。これにより、非常止め試験の試験終了後 、作業者が作業しやすい位置にて、ロープ15 からチューブ50を簡易に取外すことができる

実施形態2.
本発明の他の実施の形態のチューブを図4に って説明する。図4において、チューブ150は 性変形可能な樹脂製(6ナイロン,ホリプロピ ンなど)の孔150eを有する筒状で、スリット15 0sが螺旋状の切断面が形成されている。
上記第1工程では、作業者は、そらせ車13と綱 車11aとの間に位置するロープ15に、チューブ5 0の切断面を広げながらチューブ150を巻回し そのチューブ150内にロープ15を挿入する。
上記第5工程では、チューブ150を巻き戻しな らチューブ150をロープ15から外す。
このようなチューブ150を用いても、上記実施 の形態1と同様の作用効果を奏する。

実施形態3.
本発明の他の実施の形態チューブを図5によ て説明する。図5において、チューブ250は孔2 50eを有する筒状で、弾性変形可能な樹脂製(6 イロン,ホリプロピレンなど)で、軸方向に 断250yされると共に、表面部に凸部250aと凹部 250uとが交互に形成されて曲げ変形しやすく れている。
上記第2工程では、綱車11aとチューブ250が接 すると、チューブ250の表面部の凸部250aが押 されて凹部250uにて吸収されるので、チュー ブ250の表面は平坦となる。
該チューブ250を用いても、上記実施の形態1 同様の作用効果を奏する。

 本発明は、エレベータの非常止め装置の 験に適用できる。