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Title:
MIST GENERATION DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/091003
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a mist generation device (1) which can effectively improve the skin barrier function. The mist generation device (1) includes: a mist generation unit (7) which generates mist; a minus ion generation unit (10) which generates minus ions; and a control unit (30) which controls a mist generation unit (7) so as to suppress the mist generation amount to be smaller than a stationary amount during a predetermined time (Ta) from the minus ion generation start.

Inventors:
TATSUTA SHIGERU (JP)
OSADA KOJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/050481
Publication Date:
July 23, 2009
Filing Date:
January 15, 2009
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
TATSUTA SHIGERU (JP)
OSADA KOJI (JP)
International Classes:
A61H33/12; A45D44/22; A61N1/44
Domestic Patent References:
WO2007018170A12007-02-15
Foreign References:
JP2004024897A2004-01-29
JP3721047B22005-11-30
JPS62223502A1987-10-01
JP3916658B22007-05-16
Attorney, Agent or Firm:
ONDA, Hironori et al. (Ohmiya-cho 2-chome Gifu-sh, Gifu 31, JP)
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Claims:
 ミスト発生装置であって、
 ミストを生成するミスト生成部と、
 マイナスイオンを生成するマイナスイオン生成部と、
 マイナスイオンの生成開始時から所定時間、ミストの生成量を定常量よりも少量に抑えるように前記ミスト生成部を制御する制御部とを備えたことを特徴とするミスト発生装置。
 請求項1に記載のミスト発生装置は、
 前記ミスト生成部にて生成されたミストが通る経路を備え、
 前記マイナスイオン生成部はコロナ放電によりマイナスイオンを生成するための電極部を含み、
 前記電極部が前記経路内に設けられたことを特徴とするミスト発生装置。
 請求項1に記載のミスト発生装置は、
 前記ミスト生成部にて生成されたミストが通る経路を備え、
 前記マイナスイオン生成部はコロナ放電によりマイナスイオンを生成するための電極部を含み、
 前記電極部が前記経路外に設けられたことを特徴とするミスト発生装置。
 請求項1~3のいずれか一項に記載のミスト発生装置において、
 前記ミスト生成部は、液体を加熱沸騰させることによってミストを生成する加熱装置を含み、
 前記制御部は、前記加熱装置の始動に伴い前記マイナスイオン生成部を駆動することを特徴とするミスト発生装置。
 請求項1~4のいずれか一項に記載のミスト発生装置は更に、
 前記使用者の肌の角質層表面と表皮以下の皮膚組織との皮膚電位差を検出するための一対の電極を含む皮膚電位差センサを備え、
 前記制御部は、前記皮膚電位差センサにて検出される皮膚電位差を脂質成分が表皮顆粒層から好適に放出される範囲内とするように前記マイナスイオン生成部を制御することを特徴とするミスト発生装置。
 請求項5に記載のミスト発生装置において、
 前記皮膚電位差センサは更に、前記一対の電極のうちの一方に設けられた導電性の保水部を含むことを特徴とするミスト発生装置。
 請求項5に記載のミスト発生装置において、
 前記制御部は、前記ミストの生成量が前記定常量よりも少量に抑えられる前記所定時間においてマイナスイオンの生成量を可変することを特徴とするミスト発生装置。
 請求項7に記載のミスト発生装置において、
 前記制御部は、前記皮膚電位差を最大電位差及び最小電位差と比較し、比較結果に基づいてマイナスイオンの生成量を段階的に可変することを特徴とするミスト発生装置。
Description:
ミスト発生装置

 本発明は、ミスト及びマイナスイオンを 生させて、顔など人体に向けて放出し、肌 ケアを行うミスト発生装置に関するもので る。

 従来、ミスト発生装置は、液体をヒータ て沸騰させたり超音波にて霧化させたりし 発生させたミストを顔など人体に向けて放 することで、肌に潤いを与えるなどの美容 果や肌ケアを目的とした装置として用いら ている。

 例えば特許文献1には、ミストと同時にマイ ナスイオンを放出して、効果的な肌のケアを 行うミスト発生装置が開示されている。
 ところで、一般的に皮膚を構成する角質層 面と表皮以下の組織との間の皮膚電位差は mV~数十mVであるが、角質層表面にマイナス 電荷を与えて皮膚電位差を数十mV~数百mVにす ることで表皮顆粒層における脂質成分が角質 細胞間に放出されて、肌のバリア機能が改善 されることが知られている。

 しかしながら、上記のミスト発生装置では マイナスイオンの発生と同時に多くのミス を発生させるため、例えばマイナスイオン 顔に放出して皮膚電位差を大きくしようと ても角質中の水分量が増大してしまい、角 表面に帯電していたマイナス電荷が角質表 から角質内に入り込み表皮・真皮などへ流 することとなる。その結果、角質層表面と 皮以下の皮膚組織との間の皮膚電位差を好 に保つことができないため、角質層へのマ ナス帯電による肌のバリア機能の改善が効 的に行われないという問題があった。

特開2004-24897号公報

 本発明は、肌のバリア機能の改善を効果的 行うことができるミスト発生装置を提供す 。
 本発明の一態様のミスト発生装置は、ミス を生成するミスト生成部と、マイナスイオ を生成するマイナスイオン生成部と、マイ スイオンの生成開始時から所定時間、ミス の生成量を定常量よりも少量に抑えるよう 前記ミスト生成部を制御する制御部とを備 る。

本実施の形態におけるミスト発生装置 概略構成図である。 図1におけるミスト発生装置の制御方法 を示すフローチャートである。 別例におけるミスト発生装置の概略構 図である。

 以下、一実施の形態のミスト発生装置1を図 面に従って説明する。
 図1に示すように、ミスト発生装置1の本体 ース2には、タンクホルダ3が設けられている 。該タンクホルダ3には水などの液体を供給 るタンク4が着脱可能に設けられている。タ ク4は、図示しない止水ピンが設けられた蓋 部4aによりその開口部が閉止されるとともに その蓋部4aを下向きにしてタンクホルダ3の り部3aに配設されている。タンクホルダ3の り部3aには、止水ピンに対応する形状の図 しない突出ピンが設けられている。タンク4 液体が注入された状態でタンクホルダ3に配 設されると、止水ピンが突出ピンにより押し 込まれて水密性が解除されタンク4内の液体 流出される。タンクホルダ3の溜り部3aには ンク4から流出した液体が貯留される。

 タンクホルダ3の溜り部3aは、液体供給路5 を介して、本体ケース2内の下部に形成され 液体溜り部6と接続されている。液体溜り部6 には、液体供給路5を介して溜り部3aからの液 体が、溜り部3a内と同じ水位まで貯留される うになっている。液体溜り部6の左右側面に は、液体溜り部6に貯留された液体を加熱沸 する加熱装置としてのヒータ7が設けられて る。ヒータ7はミスト生成部の一例である。 液体溜り部6の上部には、本体ケース2の上下 向に沿って延びる筒状の経路としてのミス 流路8が形成されている。ミスト流路8中に 、マイナスイオンを生成するマイナスイオ 生成部としてのコロナ放電部10が設けられて いる。このコロナ放電部10は、高圧電源回路1 1と針状の放電針12とグランドに接続された半 円筒形状の対向板13とを含み、高圧電源回路1 1により放電針12と対向板13との間に高電圧を 加することでコロナ放電を発生させマイナ イオンを生成するようになっている。なお 放電針12及び対向板13はコロナ放電部10の電 部の一例である。

 ミスト流路8の上部には、ミストを放出す る放出口14が配設されている。前記ヒータ7に より液体溜り部6内の液体が加熱沸騰される とで放出口14からミストが放出されるととも に、前記コロナ放電部10により生成されたマ ナスイオンが放出され、マイナスイオンが ストと混合されることで、ミストがマイナ 帯電されるようになっている。

 また、本実施の形態のミスト発生装置1の 本体ケース2には、顔など肌ケアを行う皮膚 電位差を検出する第1電極部20と第2電極部21 から構成された皮膚電位差センサ22が設けら れている。

 第1電極部20は、銀や塩化銀などの導電性 高い金属材料から構成された電極20aを含み ミストが吹き付けられる使用者の顔などの に取り付けられるようになっている。

 第2電極部21は、銀や塩化銀などの導電性 高い金属材料から構成された電極21aと、該 極21aの外側表面に設けられるとともに導電 を有する高分子ゲルなどから構成された保 部21bと、該保水部21bにタンクホルダ3の溜り 部3aからの水を供給するバイパス流路21cとを む。電極21a及び保水部21bを囲むように形成 れたケースハウジング23が本体ケース2と固 されている。バイパス流路21cは、タンクホ ダ3の溜り部3aと接続されるとともに、この り部3aに貯留された液体を保水部21bに供給 て、保水部21bが液体で濡れた状態を維持で るようになっている。そして、第2電極部21 使用者の指により触れられることで、指の 質層に水分を供給し、角質層表面の電位と 皮以下の皮膚組織の電位とを同レベルとな ようにしている。これにより、指の角質層 面を顔など肌ケアを行う皮膚の表皮以下の 膚組織とみなすことができる。つまり、第1 極部20は皮膚の角質層表面の電位を検出し 第2電極部21は表皮以下の皮膚組織の電位を 出する。従って、肌ケアを行う皮膚の皮膚 位差を容易に検出することができる。

 第1電極部20と第2電極部21とが接続される 御部30は、第1電極部20により検出される電 と第2電極部21により検出される電位との差( 膚電位差)を算出するようになっている。こ の他にも、制御部30は、前記ヒータ7や前記コ ロナ放電部10の高圧電源回路11と接続されて り、各部を制御するようになっている。

 次に、上述したミスト発生装置1の動作を説 明する。
 先ず、タンク4内に水などの液体を注入して タンクホルダ3に設置すると、タンクホルダ3 設けられた突出ピンによってタンク4の蓋部 4aの止水ピンがタンク4の内側に押し込まれ、 蓋部4aの水密性が解除される。タンク4内の液 体はタンクホルダ3の溜り部3aに貯留されると ともに、液体供給路5に通水されて液体溜り 6に貯留される。

 図2に示すように、先ずミスト発生装置1の 示しないスイッチがオンされると、制御部30 は内蔵されたタイマ(図示略)を作動させて計 を開始する(ステップS10)。
 次いで、制御部30はヒータ7を作動させて(ス テップS20)、液体溜り部6内の液体を加熱する この時、制御部30は放出口14から放出させる ミスト量を定常生成量(例えば6cc/min)未満とな るミスト量Aと設定して(ステップS30)、ミスト 量Aとなるようにヒータ7を制御する。ヒータ7 の制御と同時に制御部30は、高圧電源回路11 より、コロナ放電部10の放電針12と対向板13 の間に高電圧Eを印加させて(ステップS40)、 イナスイオンを生成する。つまり、ヒータ7 コロナ放電部10とは同時に駆動される。そ て、制御部30は、使用者の顔などミストが吹 き付けられる箇所に装着された第1電極部20と 、使用者の指と接触された第2電極部21とで、 肌ケアを行う皮膚の皮膚電位差Vaの計測を開 する(ステップS50)。

 制御部30は、タイマによる計測時間Tと予め 定された設定時間Taとの比較を行う(ステッ S60)。
 計測時間Tが設定時間Ta以上であれば(ステッ プS60:NO)、制御部30は放出口14から放出させる スト量を定常生成量であるミスト量B(例え 6cc/min)と設定して(ステップS100)、ミスト量B なるようにヒータ7を制御する。

 計測時間Tが設定時間Ta未満であれば(ステ ップS60:YES)、制御部30は皮膚電位差センサ22( 1電極部20及び第2電極部21)による皮膚電位差V aと予め設定された最大電位差Vmaxとの比較を う(ステップS70)。

 皮膚電位差Vaが最大電位差Vmax以上であれ (ステップS70:NO)、制御部30は、放電針12と対 板13との間に印加していた電圧Eを所定量α だけ減少(E←E-α)させる(ステップS71)。つま 、放電量を減少させてマイナスイオン放出 を抑える。その後、制御部30はステップS60か ら処理を行う。

 一方、皮膚電位差Vaが最大電位差Vmax未満 あれば(ステップS70:YES)、制御部30は皮膚電 差Vaと予め設定された最小電位差Vminとの比 を行う(ステップS80)。そして、皮膚電位差Va 最小電位差Vmin以下であれば(ステップS80:NO) 制御部30は、放電針12と対向板13との間に印 していた電圧Eを所定量α増加(E←E+α)させる (ステップS81)。つまり、放電量を増加させて イナスイオン放出量を高める。その後、制 部30はステップS60から処理を行う。また、 膚電位差Vaが最小電位差Vminより大きければ( テップS80:YES)、制御部30はステップS60から処 理を行う。

 以上のように、ステップS70,S71及びステッ プS80,S81では最小電位差Vmin<皮膚電位差Va< 最大電位差Vmaxとなるように、制御部30にてコ ロナ放電部10を制御することで、使用者の表 顆粒層におけるセラミドなどの脂質成分が 質細胞間に好適に放出され、肌のバリア機 がより一層改善されるようになっている。

 次に、本実施の形態のミスト発生装置1の利 点を記載する。
 (1)制御部30は、マイナスイオン生成開始時 ら所定時間、ミストの生成量を定常生成量( スト量B)よりも少量であるミスト量Aとなる うにヒータ7を制御する。これにより、ミス トによる角質中の水分量が多くなる前にマイ ナスイオンを放出することで、角質層表面と 表皮以下の組織との間の皮膚電位差が大きく なり、顆粒層からセラミドなどの脂質成分が 角質細胞間に放出されて、肌のバリア機能が 効果的に改善できる。

 (2)コロナ放電を行うコロナ放電部10の電 部(放電針12及び対向板13)がヒータ7にて液体 加熱沸騰により生成されたミストが通るミ ト流路8内に設けられる。つまり、このミス ト流路8内でコロナ放電が行われることによ 、ミストの粒子がレイリー分裂を起こして 細に分裂する。その結果、マイナスイオン より帯電した多量の微細なミストを生成す ことができる。

 (3)ヒータ7により液体を加熱沸騰させてミ ストが生成され、制御部30はヒータ7始動に伴 いコロナ放電部10を駆動する。これにより、 ストによる肌への水分補給の無い若しくは ない時であるヒータ7始動時にマイナスイオ ンが生成される。このため、角質中の水分量 が多くなる前にマイナスイオンが肌に付着す ることで、角質層表面と表皮以下の組織との 間の皮膚電位差が大きくなり、顆粒層からセ ラミドなどの脂質成分が角質細胞間に放出さ れて、肌のバリア機能が改善できる。

 (4)使用者の肌の角質層表面と表皮以下の 膚組織との皮膚電位差を検出するための一 の電極20a(第1電極部20)及び電極21a(第2電極部 21)を含む皮膚電位差センサ22が備えられる。 御部30は、皮膚電位差センサ22にて検出され る電位差を、セラミドなどの脂質成分が顆粒 層から好適に放出される範囲内とするように コロナ放電部10を制御する。即ち、制御部30 、皮膚電位差を検出しながらマイナスイオ の生成量を制御し、脂質成分が顆粒層から 適に放出される範囲内にその値が収まるよ に皮膚電位差を制御する。その結果、より 果的に肌のバリア機能を改善することがで る。加えて、コロナ放電部10の駆動時間(T)が 所定時間(Ta)に達するまではミスト量Aが定常 スト量Bよりも抑えられている。このため、 ミスト量を制限した状態で、皮膚電位差が制 御される(マイナスイオン量が可変される)。 って、より一層効果的に肌のバリア機能を 善することができる。

 (5)一対の電極20a及び電極21aのうちの一方 電極21aに導電性の保水部21bが設けられる。 まり、導電性の保水部21bが設けられた電極2 1aに肌を接触させることで、肌の角質層内の 分量が上昇し、角質層表面の電位と表皮以 の皮膚組織の電位とが同レベルとなる。こ ため、表皮以下の皮膚組織の電位を容易に 定でき、両電極20a,21aを角質層表面にそれぞ れ接触させるだけで容易かつ確実に皮膚の電 位差を計測することができる。

 尚、上記実施の形態は、以下のように変更 てもよい。
 ・ミスト生成部はヒータ7に限らず、液体を 超音波にて霧化させる手段や、霧吹きなどの 原理で知られるベンチュリ効果を利用する装 置でもよい。

 ・マイナスイオン生成部はコロナ放電部1 0に限らず、高速回転させたプロペラなどに り液体を拡散させて水分子が破砕される、 謂水破砕式のマイナスイオン発生装置でも い。この他、電子放射式などを用いてマイ スイオンを発生させる装置を採用してもよ 。

 ・例えば図3に示すように、コロナ放電部 10の電極部(放電針12及び対向板13)をミスト流 8の外に設けてもよい。ミスト流路8の外側 コロナ放電が行われる場合、ミスト流路8内 コロナ放電を行う場合と比較してミストの 響が少なく湿度を低く保つことができる。 のため、印加電圧を大きくしても放電針12 対向板13(対向電極)との間でミストによるリ ク電流を抑えることができ、安定したコロ 放電を行うことができる。そのため、ミス 粒子のマイナスイオンによるマイナス帯電 を増加させることができる。

 ・例えば図3に示すように、第1電極部20と 第2電極部21を一体に構成してもよい。図3で 、外被チューブ40を介して本体ケース2と接 された略四角形箱状のセンシングプローブ41 の上部表面に第1電極部20を設け、センシング プローブ41の下部に、第2電極部21を収容した ースハウジング23が固定されている。使用 によりセンシングプローブ41が握られること で、使用者の掌と第2電極部21とが接触した状 態となる。この状態で、顔などミストが吹き 付けられる箇所に第1電極部20を接触させると 、皮膚電位差Vaを検出することができるよう なっている。尚、外被チューブ40内には、 御部30と第1及び第2電極部20,21とを接続する ード線や第2電極部21の保水部21bに液体を供 するバイパス流路21cが収容されている。

 ・皮膚電位差センサ22を利用しなくても い。例えば、予め実験などにより、顆粒層 らセラミド等の脂質成分が好適に角質細胞 に放出されるミスト量や放電量(マイナスイ ンの発生量)の条件を求め、その好適な条件 で制御部30によりマイナスイオン発生量を制 するようにしてもよい。

 ・制御部30により予め設定されたタイミ グ(所定時間経過後)でミスト量Aをミスト量B 変更することに代えて、例えば使用者が操 可能なスイッチをミスト発生装置1に設けて もよい。この場合、そのスイッチの操作のタ イミング、つまり使用者の所望のタイミング でミスト量を変更できる。

 また、例えば、制御部30はミスト量Bの条 下でミストを生成するようにヒータ7を始動 し、ヒータ7の始動に伴いコロナ放電部10を作 動させてマイナスイオンを発生させてもよい 。つまり、ヒータ7による液体の加熱沸騰ま に要する時間を利用することで自然とミス 量が抑えられる。従って、ヒータ7の始動と 時にマイナスイオンを生成することで、ミ ト生成量が所定時間において定常ミスト量B よりも少量に抑えられる。このため、ヒータ 7をミスト量Aの条件に設定する必要なく同等 肌バリア機能の改善を図ることができる。

 ・ステップS70やステップS80に示した条件 より電圧Eに所定量α分の増減を行う様にし いるが、これに限らない。例えば、最小電 差Vmin<皮膚電位差Va<最大電位差Vmaxの条 から大きくかけ離れていれば、増減量の値 大きくするなど、適宜増減量を変位させて よい。