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Patent Searching and Data


Title:
MOBILE COMMUNICATION TERMINAL AND MENU DISPLAY METHOD OF THE MOBILE COMMUNICATION TERMINAL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/069370
Kind Code:
A1
Abstract:
A mobile communication terminal capable of displaying a user-friendly menu. The mobile communication terminal has a related function correlating part for correlating a function executed by a user's operation and a function next executed by the user's operation, a weighting setting part for giving a larger weighting value to a more recently executed combination of the executed function and the next executed function correlated by the correlating part, and a next function predicting part for preferentially displaying the function with the larger weighting value given by the weighting setting part among the functions to be next executed correlated with the executed function when a new function is selected by the user.

Inventors:
ANZAI TAKESHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/067057
Publication Date:
June 04, 2009
Filing Date:
September 22, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NEC CORP (JP)
ANZAI TAKESHI (JP)
International Classes:
H04M1/72472; G06F3/02; G06F3/0482; H04W88/02
Foreign References:
JP2004102609A2004-04-02
JP2003273999A2003-09-26
JP2005229310A2005-08-25
JPH06350757A1994-12-22
Other References:
See also references of EP 2216966A4
Attorney, Agent or Firm:
IEIRI, Takeshi (Asahi Bldg. 10th Floor 3-33-8, Tsuruya-cho, Kanagawa-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 35, JP)
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Claims:
 ユーザの操作によって実行された機能と、当該ユーザの操作によってその次に実行された機能とを対応付ける関連機能対応付け部と、
 前記関連機能対応付け部によって対応付けられた、前記実行された機能と前記次に実行された機能の組み合わせに対して、新しく実行された前記組み合わせほど大きい重み付け値を付与する重み付け設定部と、
 ユーザによって新たにある機能が選択された場合に、当該実行された機能に対応付けられている次に実行された機能のうち、前記重み付け設定部により設定された重み付け値が大きいものを優先的に表示させる次機能予測部と、を有する
移動通信端末。
 前記重み付け設定部は、
 前記関連機能対応付け部によって対応付けられた前記組み合わせに対し、新しく実行された前記組み合わせほど大きい関連付け番号を付与する関連付け番号付与部と、
 所定の期間内に実行された、前記実行された機能と前記次に実行された機能との前記組み合わせに付与された関連付け番号を足し合わせて前記重み付け値を算出する重み付け値算出部と、を有する
請求項1記載の移動通信端末。
 前記関連機能対応付け部は、前記実行された機能の処理が完了してから所定の時間を超えても前記ユーザによって新たな機能が選択されない場合には、前記実行された機能と、一連の機能が終了したことを示す情報とを対応付ける
請求項1又は2記載の移動通信端末。
 ユーザの操作によって実行された機能と、当該ユーザの操作によってその次に実行された機能とを対応付け、
 対応付けられた前記実行された機能と前記次に実行された機能の組み合わせに対して、新しく実行された前記組み合わせほど大きい重み付け値を付与し、
 前記ユーザによって新たにある機能が選択された場合に、当該実行された機能に対応付けられている次に実行された機能のうち、前記重み付け値が大きいものを優先的に表示させる
移動通信端末のメニュー表示方法。
 対応付けられた前記組み合わせに対し、最近実行された前記組み合わせほど大きい関連付け番号を付与し、
 所定の期間内に実行された同じ前記組み合わせに付与された関連付け番号を足し合わせて前記重み付け値を算出する
請求項4記載の移動通信端末のメニュー表示方法。
 前記実行された機能の処理が完了してから所定の時間を超えても前記ユーザによって新たな機能が選択されない場合には、前記実行された機能と、一連の機能が終了したことを示す情報とを対応付ける
請求項4又は5記載の移動通信端末のメニュー表示方法。
Description:
移動通信端末、及び移動通信端 のメニュー表示方法

 本発明は、移動通信端末に備えられた複 の機能から、ユーザが実行したい機能を選 するためのメニューが表示される移動通信 末、及び移動通信端末のメニューの表示方 に関する。

 近年では、携帯電話等の移動通信端末に いては、更なる利便性が求められ、搭載さ る機能が多種多様になる傾向にある。しか ながら、このような移動通信端末の表示画 はそれほど大きくなく、多数の機能を選択 るための項目を一覧で表示画面に表示させ ことは困難である。そのため、従来から、 択する項目を階層化し、上位の項目から下 の項目へ順に表示させることが知られてい 。ユーザは、階層化されたメニューに従っ 所望の項目を辿っていくことで、多数の項 の中から所望の項目を選択し、移動通信端 に実行させることができる。一方、このよ に搭載される機能が多様化するのに対し、 ーザが搭載されている機能を満遍なく使用 ることは少なく、ユーザ毎に実行頻度の高 機能はある程度特定することができる。そ ため、従来より、複数の項目の中からユー 毎に使用頻度の高い項目を優先的に表示さ るように構成された移動通信端末が知られ いる。

 特許文献1には、階層化されたメニュー毎に 、表示される各項目が選択される頻度を管理 することが開示されている。そして、管理さ れた頻度に基づいて各項目に優先順位を与え 、優先順位の高いものから順に表示画面に表 示させる。これにより、ユーザが普段良く使 用する機能を、次に選択されると予測される 機能(以下、関連機能とも称する。)として優 的にメニューに表示させることができる。 た、特許文献2では、ユーザによって選択さ れた一連の項目を記憶することが開示されて いる。具体的には、はじめに選択された機能 とその次に選択された機能を順次記憶してい く。そして、一連の項目が選択された頻度を 所定の基準に照らし、過去に高い頻度で選択 されている項目を優先的に表示部に表示させ る。これにより、ユーザは、はじめのメニュ ー画面からそれぞれの階層における項目を選 択していかなくても、優先的に表示された一 連の項目を選択していくことで、容易に所望 の項目まで辿りつくこができる。また、この ような移動通信端末やメニューの表示方法に 関しては、特許文献3や特許文献4などにも開 されている。

特開2004-102609号公報

特開2005-229310号公報

特開2006-39615号公報

特開平6-152497号公報

 しかしながら、特許文献1乃至4に開示され 移動通信端末においては、所定の期間内に いて、単にユーザによって選択された回数 応じて頻度の高い項目を優先的に表示する みである。そのため、従来の移動通信端末 は、必ずしもユーザの最新の使い勝手に即 た関連機能が表示されるわけではない。例 ば、過去に多く使っていた関連機能であっ も、最近ではその関連機能使っていない場 にあっては、ユーザにとって必要のない関 機能が優先的に表示されることになる。こ ように、従来の移動通信端末においては、 ずしもユーザにとって選択したい項目が優 的に表示されるとは限らず、使い勝手が悪 といった問題がある。
 よって本発明は、ユーザにとって使い勝手 良いメニュー表示を行う移動通信端末を提 することを目的とする。

 本発明に係る移動通信端末の一態様は、 ーザの操作によって実行された機能と、当 ユーザの操作によってその次に実行された 能とを対応付ける関連機能対応付け部と、 記関連機能対応付け部によって対応付けら た、前記実行された機能と前記次に実行さ た機能の組み合わせに対して、新しく実行 れた前記組み合わせほど大きい重み付け値 付与する重み付け設定部と、ユーザによっ 新たにある機能が選択された場合に、当該 行された機能に対応付けられている次に実 された機能のうち、前記重み付け設定部に り設定された重み付け値が大きいものを優 的に表示させる次機能予測部と、を有する とを特徴とする。

 また、本発明に係る移動通信端末のメニ ー表示方法の一態様は、ユーザの操作によ て実行された機能と、当該ユーザの操作に ってその次に実行された機能とを対応付け ステップと、対応付けられた前記実行され 機能と前記次に実行された機能の組み合わ に対して、新しく実行された前記組み合わ ほど大きい重み付け値を付与するステップ 、ユーザによって新たにある機能が選択さ た場合に、当該実行された機能に対応付け れている次に実行された機能のうち、前記 み付け値が大きいものを優先的に表示させ ステップと、を有することを特徴とする。

 本発明に係る移動通信端末によれば、ユ ザにとって使い勝手のよいメニューを表示 せることができる。

本発明の実施形態に係る移動通信端末 全体構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動通信端末 概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動通信端末 CPUの構成例を示す図である。 移動通信端末により実施された機能を す図である。 関連機能対応付け部によって作成され 、実行された機能とその次に実行された機 との対応付けを示す表である。 重み付け設定部によって作成される、 れぞれの組み合わせと重み付け値との対応 示す表である。 次に選択されると予測される機能を表 した状態の表示部の図である。 他の例による、次に選択されると予測 れる機能を表示した状態の表示部の図であ 。

符号の説明

1  移動通信端末
2  表示部
2a  ポップアップウィンドウ
3  キー入力部
4  無線部
5  電源部
6  制御部
8  メモリ
10  関連機能対応付け部
11  次機能予測部
12  重み付け設定部
13  関連付け番号付与部
14  重み付け値算出部

 以下、添付した図面を参照して本発明に係 実施の形態について説明する。
[実施形態]
 図1は、本発明の実施形態に係る移動通信端 末の全体構成例を示す図である。図1に示す うに、移動通信端末1は、表示部2、キー入力 部3、無線部4、電源部5、及び制御部6を備え いる。制御部6は、更に、CPU7及びメモリ8を えている。移動通信端末1は、例えば、携帯 話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance)といったものである。ここでは 、移動通信端末1として、携帯電話機を例に て説明を行うものとする。

 表示部2は、文字や記号などが表示され、 ユーザに視覚的な情報を与えるよう構成され ている。例えば、表示部2は、LCD(Liquid Crystal Display)によって構成される。表示部2は、ユ ザが移動通信端末1にキー入力部3を用いて入 力した文字、数字及び記号等を表示する。ま た、表示部2は、ユーザに対して、移動通信 末1に搭載された機能を選択するための項目 表示するよう構成されている。ここで、機 とは、例えば、カメラ機能や、メール作成 能、着信音選択機能、着信音量調整機能と った移動通信端末1に予め搭載されている機 能である。移動通信端末1において、このよ な機能をユーザに選択させるための項目は 層的に構成されている。例えば、メール機 、カメラ機能、アドレス張といった機能と った上位の項目があるとすると、メール機 という上位の項目に対して、更に新規メー を作成する機能、受信したメールを閲覧す 機能や、送信したメールを閲覧する機能な の下位の項目が設けられている。

 キー入力部3は、ユーザが数字や文字など を入力したり、表示部2に表示された機能を 択するためのインターフェースである。キ 入力部3は、複数のキーを備えて構成されて る。ユーザは、複数のキーのうちから任意 キーを選択して押下することによって、所 の数字、文字を移動通信端末1に入力するこ とができる。また、ユーザは、表示部2に表 されたメニューを確認しながら、任意の機 を示す項目をキー入力部3によって選択する とで、移動通信端末1に任意の機能を実行さ せることができる。キー入力部3によってユ ザによって選択された項目は、制御部6に出 される。

 無線部4は、外部のネットワークや通信端 末に対して無線通信を行う。無線部4は、外 のネットワークや通信端末から無線データ 受信すると共に、制御部6によって生成され 送信データを無線データとして送信する。 源部5は、移動通信端末1に搭載された種々 機器に電力を供給するよう構成されている 制御部6は、無線部4によって受信されたデー タを入力すると共に、無線部4から送出させ ためのデータを生成して無線部4に出力する 無線部4によって受信されたデータは、メモ リ8に順次格納される。また、制御部6は、移 通信端末1に搭載された各種の機能を、後述 する表示方法によって表示部2に表示させる メモリ8は、送受信データや、制御部6によっ て実行された機能の履歴等を記憶するよう構 成されている。制御部6は、メモリ8に記憶さ た過去に実行された機能に関するデータを にして、ユーザによって新たに機能が選択 れると、次に選択される可能性の高い項目 表示部2に表示する。

 図2は、本発明の実施形態に係る移動通信 端末1の概要を示す図である。移動通信端末1 、関連機能対応付け部10、重み付け設定部12 及び次機能予測部11を備えて構成されている 関連機能対応付け部10は、ユーザの操作に って実行された機能と、その次に実行され 機能とを対応付ける。例えば、電話をかけ 機能(機能5)と、電話をかけた相手の電話番 をアドレス張に登録する機能(機能1)が順次 行されれば、関連機能対応付け部10は、機能 5と機能1とを対応付ける。重み付け設定部12 、関連機能対応付け部10によって対応付けら れた、実行された機能と次に実行された機能 の組み合わせに対して、新しく実行された組 み合わせほど大きい重み付け値yを付与する 次機能予測部11は、ユーザによって新たにあ る機能が選択された場合に、実行された機能 に対応付けられている次に実行された機能の うち、重み付け設定部12により設定された重 付け値yが大きいものを優先的に表示部2に 示させる。このような関連機能対応付け部10 、重み付け設定部12、及び次機能予測部11と った機能は、CPU7に設けられている。このよ な構成について更に詳細に説明する。

 図3は、CPU7の詳細な構成を示す図である CPU7は、前述したように関連機能対応付け部1 0、重み付け設定部12及び次機能予測部11を備 て構成されている。関連機能対応付け部10 、ユーザによって実行された機能と、その に実行された機能とを順次対応付けて記憶 ていく。重み付け設定部12は、関連付け番号 付与部13と重み付け値算出部14を備えている 関連付け番号付与部13は、実行された機能と 次に実行された機能との組み合わせに対して 関連付け番号を付与する。重み付け値算出部 14は、関連付け番号付与部13によって付与さ た、実行された機能と次に実行された機能 同じである組み合わせの関連付け番号を足 合わせ、その足し合わせた値をその組み合 せの重み付け値yとして与える。

 ここで、具体例に沿って説明を行うため 、例えば、ユーザが、移動通信端末1に搭載 されたカメラで風景を撮影し、撮影した画像 にフレームを合成し、フレームが合成された 画像をメールに添付して送信する、といった 一連の作業を行ったとする。移動通信端末1 おいては、ユーザの操作に応じて、図4に示 ように、写真を撮影する機能(機能3)が実行 れ、撮像された画像にフレームを合成する 能(機能4)が実行され、フレームが合成され 画像をメールに添付して送信する(機能2)が に実行される。

 関連機能対応付け部10は、前後に実行さ た機能を順次対応付けて記憶していく。図5 示すように、関連機能対応付け部10は、こ 一連の実行された機能に対し、実行された 能とその次に実行された機能として、写真 撮影する機能(機能3)とフレームを合成する 能(機能4)を対応付けて記憶する。また、関 機能対応付け部10は、フレームを合成する機 能(機能4)とメールを送信する機能(機能2)とを 対応付けて記憶する。また、関連機能対応付 け部10は、図4に示すように、メールを送信す る機能(機能2)の処理が完了してから、次に実 行された機能(機能5)が選択されるまでの時間 t2を監視し、所定の時間tを経過しても次の機 能が選択されない場合には、前に実行された メールを送信する機能(機能2)とその後に実行 された機能(機能5)との間には、関連がないも のとして判断する。そして、図5に示すよう 、直前に選択されたメールを送信する機能( 能2)と一連の動作の終了を示す情報とを関 付けて記憶する。

 次に、図4に示すように、例えば、ユーザ は、前述したように画像を添付したメールを 送信した一連の機能を実行してから時間t2の 過後に、キー入力部によって電話番号を入 して電話をかけ、その後、電話をかけた相 先の電話番号を電話帳に登録する一連の動 を行ったとする。ただし、時間t2は所定の 間tよりも長い。移動通信端末1上では、図4 示すように、メールを送信する機能(機能2) 処理が完了してから時間t2経過後に、電話を かける機能(機能5)が実行され、その次に電話 帳に登録する機能(機能1)が実行されたことと なる。

 関連機能対応付け部10は、時間t2経過後に 実行された電話をかける機能(機能5)と、電話 をかけた相手の電話番号をアドレス張に登録 する機能(機能1)とを図5に示すように新たに 応付けて記憶する。そして、再びアドレス に登録する機能(機能1)の処理が完了した後 、所定の時間tが経過しても次の機能が実行 れない場合には、機能5と機能1までを一連 動作であると判断する。そして、直前に実 されたアドレス張に登録する機能1と動作の 了を示す情報とを関連付けて記憶する。ア レス張に登録する機能(機能1)の処理が終了 てから、時間t3後(ただし、時間t3は時間tよ も長いものとする。)に次の機能5が選択さ ると、関連機能対応付け部10は、再び実行さ れた機能(機能5)とその次に実行される機能( 能1)とを新たに対応付けて記憶する。

 このように、関連機能対応付け部10の処 によって、図5に示す対応付け表が作成され 。前後に実行された機能が対応付けられた ータは、メモリ8に記憶され、機能が実行さ れる度に順次更新されていく。この対応付け 表には、予め設定された数Nの対応付けが記 されている。なお、実行された機能と次に 行された機能との組み合わせに対して、1つ つ関連付け番号が付与されている。この関 付け番号は、後述するように重み付け設定 12によって付与される。関連付け番号は、 しく実行されたものに最も大きい値Nが付与 れ、古くなるに従って1ずつ小さな関連付け 番号が付与されている。対応付け表では、最 も古い組み合わせから順に削除されながら、 新しい組み合わせが記憶されていく。すなわ ち、対応付け表には、常に最新のN個の組み わせが記憶されている。

 重み付け設定部12は、新しく選択された み合わせに対して大きな重み付け値を設定 るように構成されている。関連付け番号付 部13は、図5に示すように、実行された機能 その次に実行された機能との組み合わせに し、新しく実行された組み合わせ程大きな を付与するように構成されている。例えば メモリ8にN個の組み合わせが記憶されている のであれば、最も新しく実行された機能の組 み合わせにはNが付与され、その前に実行さ た機能の組み合わせには(N-1)が付与され、・ ・・最も古く実行された機能の組み合わせに は1が付与される。また、これを換言すると 関連付け番号付与部13によって予め設定され た関連付け番号1~Nに対し、前後に実行された 機能の組み合わせが順次図5の下方に繰り下 っていくこととなる。

 重み付け値算出部14は、図5に示す対応付 表のうち、実行された機能と次に実行され 機能が同じである組み合わせの関連付け番 を足し合わせ、その足し合わせた値をその み合わせの重み付け値yとして与える。この ように、重み付け算出部14によって設定され 重み付け値yは、図6に示す重み付け表とし メモリ8に記憶される。例えば、先に実行さ た機能が1であり、その次に実行された機能 が機能6である組み合わせが、図5に示す対応 け表のように3個あったとする。そして、そ れぞれの組み合わせに付与された関連付け番 号が(N-3)、(N-10)、(N-15)であったとすると、図6 に示すように、重み付け値算出部14は、先に 行された機能が機能1であり、次に実行され た機能が機能6である組み合わせに対して重 付け値y6として、(N-3)+(N-10)+(N-15)を与える。 のように、重み付け値算出部14は、過去に実 行された機能の同じ組み合わせの関連付け番 号を足し合わせて重み付け値yを算出する。 こで、関連付け番号は新しい組み合わせほ 大きな値が付与されているため、重み付け yは最近頻繁に実行された組み合わせになる ど、大きな重み付け値yが付与されることに なる。なお、重み付け設定部12の構成はこれ 限定されるものではなく、新しく実行され 組み合わせほど大きな重み付け値が付与さ れば、他の構成としてもよい。

 次機能予測部11は、ユーザが次に選択す と予測される関連機能を表示部2に表示させ 。次機能予測部11は、ユーザによって新た 実行する機能が選択されると、図6に示す重 付け表を参照し、ユーザによって新たに選 された機能に対応付けられた次に実行され 機能のうち、大きい重み付け値yが付与され た次に実行された機能を表示部2に優先的に 示する。例えば、ユーザによって新たに機 1が選択されると、次機能予測部11は、機能1 対応する次に実行された機能1~6のうち、最 重み付け値y1~y6の大きい機能を抽出して優 的に表示部2に表示する。なお、優先的に表 させる機能は、1つでもよく、また重み付け 値yの大きいものから順に複数の機能を表示 るよう構成することもできる。

 次に、優先的に表示する項目の具体的な 示方法を説明する。図7に示すように、ユー ザが機能5を選択後、機能5の処理が終了する 、次機能予測部11は、機能5との関連性が高 機能(機能1)を優先的に表示する処理を行う のとする。この場合、図7に示すように、機 能5の処理が完了すると、表示部2の上方には 機能5と関連性の高い機能と予測された項目 である機能1が表示される。ユーザは、頻繁 利用する機能5を実行した後に機能1を実行す るといった一連の機能を実行したい場合には 、優先的に表示された機能1を選択すること 、容易に一連の項目の選択を行うことがで る。このように、ユーザははじめからメニ ーを選択して所望の項目を探していく必要 なく、頻繁に使う機能については優先的に 示された項目の中から次に利用する機能を 易に選択することができる。

 また、次にユーザに選択されると予測さ る機能を表示部2に表示する方法としては、 図8に示すように、ポップアップウィンドウ2a を用いても良い。このポップアップウィンド ウ2aに、ユーザによって選択される可能性の い項目を表示させることで、より簡単にユ ザは次に実行したい機能を選択することが きる。

 このように、本実施形態に係る移動通信 末1によれば、ユーザが普段よく利用する一 連の機能を前後の機能の組み合わせ毎に関連 付けて記憶し、それぞれの組み合わせに重み 付け値yを付与し、重み付け値yの大きい機能 ら優先的に表示部2に表示させることにより 、ユーザの最新の使用状況に即した関連機能 を表示部2に表示することができる。本実施 態では、新しく実行された機能の組み合わ になるほど大きな重み付け値yが設定される め、選択された頻度のみならず、選択され 時期に基づいて、次に選択すると予測され 関連機能を優先的に表示部に表示すること できる。これにより、ユーザは、最新の使 状況に即して表示される機能を選択するこ ができる。例えば、過去に多く使用してい 関連機能をユーザが最近利用しなくなった うな場合であっても、本実施形態に係る移 通信端末によれば、以前頻繁に使っていた 能を表示させることなく、ユーザが最近頻 に使用する機能を優先的に表示させること できる。これにより、ユーザは、最新の使 状況に即して表示された機能を瞬時に選択 、所望の機能を移動通信端末に実行させる とができる。

 なお、本実施形態の説明では、関連付け 号付与部13によって古い組み合わせになる 従って1ずつ小さい関連付け番号を付与した 、付与される関連付け番号は、これに限定 れるものではない。例えば、前後に実行さ た組み合わせに対して、2以上の値ずつ関連 付け番号を変化させてもよい。また、前後に 実行された組み合わせに対して、関連付け番 号を1以下の小数ずつ変化させてもよい。ま 、前後の組み合わせに対する関連付け番号 差は、必ずしも新しいものから古いものに るまで等間隔に変化するよう構成する必要 ない。例えば、新たに実行された組み合わ から、古い組み合わせに至るまで、前後の み合わせの差を徐々に増減させるようにし も本発明の効果を奏する。

 また、本実施形態の説明では、前後の2つ の連続して実行された機能について重み付け 値を設定するようにしたが、重み付け値yを 定する組み合わせは前後に実行された2つの 能に限られない。例えば、一連の2以上の実 行された組み合わせに対して重み付け値yを 定するように構成することでも本発明の効 を奏する。

 なお、本発明は、上記の実施の形態に限 ず、本発明の主旨に反しない限り種々の設 変更を適用することができることは勿論で る。

 この出願は、2007年11月28日に出願された 本出願特願2007-306820を基礎とする優先権を主 張し、その開示の全てをここに取り込む。

 本発明は、移動通信端末に備えられた複数 機能から、ユーザが実行したい機能を選択 るためのメニューが表示される移動通信端 、及び移動通信端末のメニューの表示方法 適用することができる。