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Patent Searching and Data


Title:
MOLDING APPARATUS AND SHOES THEREOF AND A MOLDING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/110372
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed are a molding apparatus and method that are able to form a required sectional profile by a variety of molding methods, such as roll molding, die molding or shoe molding, etc., when molding round tubing, angled tubing or open molding stock, are able to perform the required molding in any of these molding processes without losing the manufacturability of conventional roll molding and imparting minimal additional deformation to the formed stock, and that can manufacture high-quality goods with high dimensional precision. Disclosed is a molding apparatus that is constituted to be able to substantially realize the use of, for instance, a large molding roller by using an endless shoe block train, in which a multiplicity of individual shoe blocks, which have a pass on their rotating curved faces, and which pass is able to continuously move in the circumferential direction on an endless track, are connected to provide the same curvature radius and length as a required arc segment of a virtual large-diameter circle to the surface of the endless track of the molding segments that come in contact with the stock being formed.

Inventors:
WANG FEIZHOU (JP)
NAKANO TOMOYASU (JP)
INOKUMA AKINORI (JP)
YIN JILONG (JP)
AKAI TERUTOMO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/053563
Publication Date:
September 11, 2009
Filing Date:
February 26, 2009
Export Citation:
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Assignee:
NAKATA MFG CO LTD (JP)
WANG FEIZHOU (JP)
NAKANO TOMOYASU (JP)
INOKUMA AKINORI (JP)
YIN JILONG (JP)
AKAI TERUTOMO (JP)
International Classes:
B21C37/08; B30B5/06; B21D5/12
Foreign References:
JP2002529252A2002-09-10
JPH0649760A1994-02-22
JPS5551648B21980-12-25
Other References:
See also references of EP 2261014A4
None
Attorney, Agent or Firm:
YANAGIDATE, Takahiko (JP)
Takahiko Yanagidate (JP)
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Claims:
 成形目標断面の表面形状の一部又は全部に沿う所要形状を有する成形孔型を外向きに設けた複数のシューを備えたシューブロック列が無限軌道上を移動する構成の旋回ユニットを単数又は複数有し、シューの成形孔型が被成形素材に当接して同期移動する間を成形区間とした成形装置であって、該無限軌道面のうち成形区間の軌道面にはある仮想円の半径と所要円弧長さとを有する成形装置。
 シューブロック列が無端列を構成していることを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
 成形区間にある複数のシューは隣接面を相互に当接させて連続する成形孔型を形成したことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
 シューの成形孔型は成形目標断面の表面形状の一部又は全部を含む母線がある軸の周りに一定の角度を旋回して形成した旋回曲面を有することを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
 成形孔型は成形目標断面の表面形状の一部又は全部を含む母線が前記仮想円の中心軸の周りに一定の角度を旋回して形成した旋回曲面を有することを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
 複数の旋回ユニットは被成形素材に対して並列配置または該素材を介して対向配置されたことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
 成形装置の成形区間で当該シュー以外に成形ロールまたは他のシューあるいはその両方を組み合せて被成形素材に当接することを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
 無限軌道の外周表面が内レース面を形成し、これに対向するシューブロック列の内表面が外レースを形成し、両者間に転動体を配置して少なくとも成形区間に転がり軸受構造を構成したことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
 請求項1に記載の成形装置に用いるシューであり、上記シューの成形孔型は成形目標断面の表面形状の一部又は全部を含む母線がある軸の周りに一定の角度を旋回して形成した旋回曲面を有する成形装置用シュー。
 成形目標断面の表面形状の一部又は全部に沿う所要形状を有する成形孔型を外向きに設けた複数のシューを用いて形成したシューブロック列が無限軌道上を移動する構成の旋回ユニットを単数又は複数有し、シューの成形孔型が被成形素材に当接して同期移動する間を成形区間とした成形装置を用い、該無限軌道面のうち成形区間の軌道面にある仮想円の半径と所要円弧長さとを与えて前記素材の成形を行う成形方法。
 シューブロック列が無端列を構成していることを特徴とする請求項10に記載の成形方法。
 成形区間にある複数のシューは隣接面を相互に当接させて連続する成形孔型を形成したことを特徴とする請求項10に記載の成形方法。
 シューの成形孔型は成形目標断面の表面形状の一部又は全部を含む母線がある軸の周りに一定の角度を旋回して形成した旋回曲面を有することを特徴とする請求項10に記載の成形方法。
 成形孔型は成形目標断面の表面形状の一部又は全部を含む母線が前記仮想円の中心軸の周りに一定の角度を旋回して形成した旋回曲面を有することを特徴とする請求項10に記載の成形方法。
 複数の旋回ユニットは被成形素材に対して並列配置または該素材を介して対向配置されたことを特徴とする請求項10に記載の成形方法。
 成形装置の成形区間で当該シュー以外に成形ロールまたは他のシューあるいはその両方を組み合せて被成形素材に当接することを特徴とする請求項10に記載の成形方法。
 無限軌道の外周表面が内レース面を形成し、これに対向するシューブロック列の内表面が外レースを形成し、両者間に転動体を配置して少なくとも成形区間に転がり軸受構造を構成したことを特徴とする請求項10に記載の成形方法。
Description:
成形装置とそのシュー及び成形 法

 この発明は、金属コイルや所要長さの帯 料より、丸管や角管、種々の断面形状を有 る開口断面材を成形する新規な装置と方法 関し、成形孔型を外向きに設けたシューを いて形成したシューブロック列が無限軌道 を旋回移動する構成の旋回ユニットを採用 、あたかも巨大直径の成形ロールの使用と 様の成形を実現した成形装置とそのシュー び成形方法に関する。

 長尺金属製品の連続製造プロセスとして 成形ロールを用いる方法が一般的である。 の中で電縫溶接管を代表とするプロセスと ては、素材の金属コイルを巻き戻して成形 程に供給する前工程、ブレークダウンロー やクラスターロール、フィンパスロールで われる初期成形工程、そして対向する帯材 部同士を例えば高周波溶接する溶接工程、 正ロールにより管の真円度と真直度の矯正 行うサイジング工程、製造された金属管を 定の長さに切断する切断工程の各工程を経 ことが一般的である。

 長尺金属製品の成形方法には、主に上述 ロール成形とプレス成形がある。プレス成 では、被成形素材が基本的には断面内の2次 元変形のみを受け、余分な歪と残留応力が少 なく、製品寸法精度も得やすい。しかし、金 型を含む設備投資が高く、生産性が悪く、製 品長さに制約がある。ロール成形では、設備 投資が少ないうえに、連続生産が可能なので 生産性も高い。また、製品長さの制約も少な い。しかし、成形ロールによって被成形素材 が3次元変形を受けるので、下記の欠点があ 。

 ロール成形における殆どの問題点の根底は 成形工具が回転体のロールであり、且つそ 回転半径が製造能力・コストなどの制約で きくできないことにある。そのため、具体 には、
(1)ロールへの巻き付きを代表とする3次元変 の特徴が強く、成形の目的である断面内の 形だけではなく、他の方向にも様々な付加 変形ひずみが発生する。その結果、トータ 歪が大きく残留応力の形態も複雑で、製品 寸法精度と内在品質に悪影響を及ぼす、
(2)ロールと被成形素材との接触領域における 周速差が大きく、両者の相対滑りによる製品 表面品質が問題になることが多い、
(3)変形が激しい割にロールと被成形素材との 接触領域が小さいので、両者間の面圧が高い 。この高い面圧と上記周速差の総合効果とし て、ロールの磨耗が激しく、製品寸法精度を 維持するためのコストが高い、
(4)被成形素材が受けるロールからの進入抵抗 が大きく、推力不足の問題がしばしば発生し 、必要な駆動エネルギーも大きい、という問 題を生じる。

 例えば、前記金属管の連続製造プロセス のサイジング工程では、中心軸が管軸線に 直である同一の平面に配置される2方ロール または3方ロールあるいは4方ロールが用いら 、これらのロールはいずれの組合せも素管 表面のほぼ全周を抱くような孔型を形成し いる。

 このサイジング装置の成形ロールスタン 段数を減らす目的で1段で高い絞り率を得る 構成として、4方ロールのうち左右対向のロ ルの外径を上下対向のロールの外径より小 くし、かつ左右対向のロールを上下対向の ールの位置より上流側に配置する方法が提 されている。(特許文献1)

先行技術文献

特開2000-167620

特開平08-187516

特公平08-018075

特表2002-529252 (WO00/29164)

 電縫溶接管の製造に際し、ブレークダウ ロールやクラスターロール、フィンパスロ ルで行われる初期成形工程を経た後に、寸 精度の高い製品を得る目的で前述したサイ ング工程で2方ロールや4方ロールなどの対 ロールによる絞りを素管に与えるが、上述 ごとくロールという成形工具が持つ特性に って、成形の目的である断面内の曲げと絞 だけではなく、他の方向にも様々な付加的 形歪みが発生して蓄積され、断面の成形に きな影響を与えることが多い。

 従って、例えば前記サイジング工程では 製品断面内での弾性回復挙動が極めて複雑 ものとなり、目標とする製品寸法の精度は 易に得られないなど、前述の成形ロール特 の問題を解決できないでいる。

 この発明は、丸管や角管、開口断面材な の成形におけるいずれの成形工程でも従来 ロール成形の生産性を損なうことなく、被 形素材へ与える付加的変形歪みが少なく所 の成形を行い、寸法精度が高く高品質の製 を製造できる新規な成形装置とその成形工 及び成形方法の提供を目的としている。

 発明者らは、前述の成形ロールの問題点 調査するため、ロール成形の際の被成形素 が受ける応力分布を解析したところ、被成 素材と接触しているのがロール直下(ロール の軸線を含む材料の横断面)付近のごく限ら た表面のみであり、点接触や線接触に近い 態で局部的に極めて強い荷重が加えられる とを知見した。

 発明者らは、かかる解析に関して例えば 力分布表示を行うと、ロール直下の直前の る局部に極めて強い接触応力のピークが発 することを知見するに至り、かかる応力の ークを発生させることなく、被成形素材と 触する広い範囲で一様な力が作用する、新 な成形装置と成形方法の開発が必要である 考えた。

 例えば、素材の単純な2次元変形が得られ るプレス成形では、ロール成形の利点である 連続成形が不可能であり、金型による引き抜 き成形では、製品表面の傷発生と金型の激し い磨耗とが不可避で、かつロール成形と同等 の生産効率は到底得られない。

 そこで、特許文献2のごとく、ロールある いはシューにベルトを併用することにより、 傷の防止と駆動力の付与が考えられる。しか し、剛性の低いベルトを介在させるため、厚 みの薄い材料には最適であるが、一般的なロ ール成形のような高い成形能力を得ることは 不可能である。

 また、特許文献3、4のごとく、所要の孔 を有する多数のシューを連結してチェーン し、これを小判型、長円形などの無限軌道 回るエンドレス成形シュー群となして用い ことが想定できる。この装置は、帯材両端 突き合わせ面を溶接するために、前工程で でに円筒状に成形された素管を正しく保持 る目的には適しているが、ロール成形のよ に多種多様な成形や前述のサイジング工程 は不向きであった。

 発明者らは、ロールの問題を解消できる 規な成形装置と成形方法の提供を目的に、 らに従来のロール成形やプレス成形などに いて検討した結果、例えばサイジングに際 、目的管の口径の数十倍、数百倍、数千倍 直径の成形ロールを用いた場合をシミュレ ションしたところ、被成形素材寸法などの 条件で効果の飽和点が存在するが、前述し 従来成形ロールによる局部的な接触応力の ークを大きく緩和できることに着目した。

 しかし、上記巨大直径の成形ロールは製 自体が非現実的であるため、発明者らは、 大直径の成形ロールの使用と同等の効果が られる小型の成形装置の具現化を目指し、 大成形ロールとは言え被成形素材と接触す 部分は極一部の限られた部分であることに 目し、これを実現できる構成について検討 加えた。

 その結果、発明者らは、旋回曲面の孔型 有するシューを多数個連結し、孔型を外向 に無限軌道上を連続移動可能にしたシュー ロック列を用い、被成形素材と当接して同 移動する成形区間の無限軌道面に、想定さ る巨大成形ロールの直径を有する仮想円の 要円弧部分と同じ曲率半径と円弧長さを与 ることで、成形区間の軌道面を通過するシ ーブロック列が仮想巨大成形ロールと同様 作用を被成形素材に与えることができ、ロ ルの諸問題を解消できる成形装置が得られ ことを知見した。

 さらに発明者らは、上述のシューブロッ 列を構成するシューの成形孔型が、成形目 断面の表面形状の一部又は全部を含む母線 前記仮想円の中心軸あるいはそれに近い位 にある軸の周りに一定の角度を旋回して形 した旋回曲面で構成されることによって、 想巨大成形ロールにて成形するのと同様の 果が得られることを知見した。

 発明者らは、上述の新規な成形装置を、 えば目的断面形状へサイジングする工程に 用すると、前述の被成形素材に局部的な接 応力のピークが大きく緩和され、さらに従 のロール成形装置などと比較して長時間、 型部で被成形素材を拘束できるため、長手 びに周方向に均一な塑性加工を付与するこ により真円度、真直度を向上させ、また生 性も従来のロール成形と同様であること、 らに従来の成形ロールの場合に比較して被 形素材の進入抵抗が小さく、要求される駆 力が小さくなることを知見し、この発明を 成した。

 すなわち、この発明は、成形目標断面の 面形状の一部又は全部に沿う所要形状を有 る成形孔型を外向きに設けた複数のシュー 備えたシューブロック列が無限軌道上を移 する構成の旋回ユニットを単数又は複数有 、シューの成形孔型が被成形素材に当接し 同期移動する区間を成形区間とした成形装 、あるいはこれを用いる成形方法であって 該無限軌道のうち成形区間の軌道面にはあ 仮想円の曲率半径と所要円弧長さとを与え 被成形素材を成形することを特徴とする成 装置並びに成形方法である。

 さらに発明者らは、上記構成の成形装置 びに成形方法において、(a)シューブロック が無端列を構成すること、(b)成形区間にあ 複数のシューは隣接面を相互に当接させて 続する成形孔型を形成すること、(c)シュー 成形孔型は成形目標断面の表面形状の一部 は全部を含む母線がある軸の周りに一定の 度を旋回して形成した旋回曲面を有するこ 、(d)成形孔型は成形目標断面の表面形状の 部又は全部を含む母線が前記仮想円の中心 の周りに一定の角度を旋回して形成した旋 曲面を有すること、(e)複数の旋回ユニット 被成形素材に対して並列配置または該素材 介して対向配置されること、(f)上記成形装 の成形区間で当該シュー以外に成形ロール たは他のシューあるいはその両方を組み合 て被成形素材に当接すること、(g)無限軌道 外周表面が内レース面を形成し、この無限 道面に対向するシューブロック列の内表面 外レースを形成し、両者間に転動体を配置 て少なくとも成形区間に転がり軸受構造を 成すること、を特徴とする成形装置並びに 形方法を提案する。

 また、この発明は、上記構成の成形装置 用いるシューであり、上記シューの成形孔 は成形目標断面の表面形状の一部又は全部 含む母線がある軸の周りに一定の角度を旋 して形成した旋回曲面を有することを特徴 する成形装置用シューである。

 この発明は、例えば、旋回曲面の孔型を するシューを多数個連結し、孔型を外向き 無限軌道上を連続移動可能にした無端シュ ブロック列等からなる旋回ユニットを用い 被成形素材と接触する成形区間の無限軌道 に、想定される巨大直径の仮想円の所要円 部分と同じ曲率半径と長さを与えて、あた も巨大直径の成形ロールの使用を実現化し 構成の成形装置を使用するため、従来のロ ル成形の特徴である連続性と高生産性を維 しながら、プレス成形とほぼ同じように被 形素材を2次元的に変形させることを可能に した。

 この発明による成形装置並びに方法は、 記の構成を有することから、(1)被成形素材 与える3次元的な変形による付加的歪が極力 小さく抑止され、さらに残留応力の分布も均 一になる、(2)成形工具と被成形素材との周速 度差による相対滑りが殆どなくなる、(3)接触 領域が広く、被成形素材が進入する際の接触 応力のピークの発生が抑制され、かかる面圧 が格段に低くなる、(4)進入抵抗が大幅に軽減 され、駆動エネルギーが大幅に減少される、 という作用効果を奏する。

 従って、この発明による成形装置並びに 法は、従来のロール成形における前述の欠 が抜本的に改善され、(1)製品の寸法精度、 面品質および内在品質を大幅に向上させる (2)成形の限界(肉厚外径比や成形可能な材質 )を拡大する、(3)成形工具のコストを削減し その寿命を大幅に伸ばす、(4)省エネの製品 造が可能となる、という作用効果を奏する

成形装置の一構成例を示すもので、上 下2方より被成形素管を拘束する構成で、図 手前から奥への素管進行方向に見た斜視説 図である。 成形装置の無端シューブロック列の斜 視説明図である。 図1Aに示す成形装置と仮想巨大成形ロ ルとの関係を示す概念説明図である。 シューの成形孔型の概念説明図である 。 成形区間にあるシューとその軌道面と の関係を示す概念説明図である。 成形装置の一実施例を示すもので、上 下左右4方向から被成形素管を拘束する構成 、図の左から右への素管進行方向に見た側 図である。 成形装置の一実施例を示すもので、上 下左右4方向から被成形素管を拘束する構成 、素管進行方向から見た正面図である。 無端シューブロック列の一構成例を示 斜視説明図である。 無端シューブロック列が旋回する上下 駆動型の軌道面の組立構成を示す斜視説明 である。 無端シューブロック列が旋回する上下 駆動型の軌道面の組立体を支持するための ームの斜視説明図である。 軌道面上の溝部に配置されて無端シュ ブロック列を自由旋回させるためのボール の構成を示す斜視説明図である。 ブレークダウン成形のエッジ曲げに適 した成形装置の斜視説明図である。 帯材エッジ部の曲げを完了した後のブ ークダウン成形に適用した成形装置の斜視 明図である。 フィンパス成形に使用する成形装置の 視説明図である。 スクイズロールの代りに突合せ溶接工 程に使用する成形装置の斜視説明図である。 丸管を素管とする角管の再成形装置の 斜視説明図である。 被成形素管に作用する接触状態と荷重 分布を示すグラフである。

発明を実施するための形態

 この発明による成形方法を図面に基づい 説明する。図1A,Bは被成形素管をサイジング する成形装置の斜視説明図、図1Cは巨大直径 有する仮想成形ロールと図1A,Bの成形装置と の関係を示す概念説明図、図1Dはシューの成 孔型の概念説明図である。なお、図の白抜 矢印は成形方向を示し、他の図においても 様である。

 以下、巨大な成形ロールの使用と同等の 用効果が得られる成形装置を具現化する概 を説明する。図1Cに示すごとく、巨大な仮 成形ロールRと被成形素管Pと接触する領域に 相当する巨大直径の仮想円のある長さの円弧 部分のみを使用することが、本発明の基本コ ンセプトである。例えば、被成形素管Pの直 が50mmである場合、7000mmの半径を有する仮想 形ロールRを用いると、被成形素管Pに当接 る仮想成形ロールの円弧部分の長さが100mm程 度である。なお、図面では紙面の都合で想定 半径よりもずっと小さな半径で作図している 。

 この半径7000mmの仮想成形ロールRにおける 長さ100mm程度の接触領域となる円弧部分を実 するために、一対の旋回ユニット100,100は、 図1Aに示すごとく、成形孔型面を外向きに設 たシュー1sを治具を介して連結して無端シ ーブロック列101を形成し無限軌道上を旋回 動させる構成を有する。図1Bに示すごとく、 連結用治具のシューホルダー2は鞍型で上面 シュー1sの載置面であり、垂下両側面部には 前後二対のピン孔を設けたホルダー連結部を 有し、シューホルダー2を同じ方向に並べて 連結部を交互に組み込み、鞍型部内には転 可能なローラーフォロワー3を配置してピン より貫通配置した軸端を連結ピン4とする構 成を有する。

 従って、無端シューブロック列101は、シ ー1sを載置しかつローラーフォロワー3に跨 シューホルダー2がチェーンプレート5にて 結されてチェーン化され、スプロケット6を 結ピン4に歯合させて回転駆動可能にした構 成である。ここで上記ローラーフォロワー3 が無限軌道面を転動することで連結された ュー1sは所要成形孔型1aを外向きにして連続 動可能となる。

 この無限軌道面を形成しかつ無端シュー ロック列101を支持するビーム7の成形区間該 当部では、複数のシュー1s同士が当接して一 となり剛体化される。上記成形区間の軌道 には、上述の仮想成形ロールRの曲率半径(70 00mm)が与えられている。

 この無限軌道上をシュー1sが旋回移動す 無端シューブロック列101からなる旋回ユニ ト100,100を上下一対に対向配置し、各シュー1 sの成形孔型1a面に所要の旋回曲面を設定する と、サイジング工程に用いる成形装置を構成 することができる。

 換言すると、この発明の技術思想は、巨 な直径を有する仮想成形ロールRの使用を想 定することにある。例えばシュー1sは被成形 管Pの目標断面形状に応じた成形孔型1aを有 る。そのシュー1sを複数連結しシューブロ ク列101を形成する。かかるシューブロック が無限軌道上を旋回移動可能なように旋回 ニット100を構成する。更に、旋回ユニット10 0を単独又は複数配置して被成形素材を成形 る装置を構成する。成形区間を通過するシ ーブロック列には、巨大半径の円弧移動軌 を与えることによって、同じ巨大な半径を する仮想成形ロールとほぼ同等の成形作用 果を奏することができる。

 この成形装置において、前述の無端シュ ブロック列の他、複数のシューブロック列 所定間隔で配置され、無限軌道上を旋回移 する構成など、被成形素材の成形目標断面 状などに応じ、種々構成からなるシューブ ック列を適宜選定できる。

 次に、成形装置に用いるシューの成形孔 について詳述する。成形区間で巨大な仮想 形ロールの成形孔型を具現化するために、 1Dに示すごとく、シュー1sの成形孔型1aは、 品Pの成形目標断面の表面形状の一部又は全 部を含む母線aが、前記仮想成形ロールRの軸 周りに一定の角度を旋回して形成した旋回 面(circular curved surface)から構成する。そし 、巨大な仮想成形ロールRの成形孔型を実現 し、それと同等の成形作用効果を奏する。

 本成形装置において、シューの成形方向( 仮想円の周方向)長さが仮想円の半径に対し 十分小さいという条件下では、各シューの 形孔型が上述の旋回曲面でなくとも、実質 厳密な旋回曲面と同等の作用効果が得られ 。また、さらに上記旋回曲面の中心軸が前 仮想円の中心軸と完全に一致しなくても、 述の条件下では厳密な旋回曲面とほぼ同じ 質効果が得られる。

 本成形方法において、成形目標断面形状 は、一つの成形装置で成形を終えた段階で 形状を指すことはもちろんであるが、従来 成形ロールの孔型設計ではロール通過後の 品寸法が目標に近くなるように、孔型形状 目標断面形状があえて異なるように設定す ことがある。すなわち、弾性回復量を想定 て目標よりもオーバーベンドし、ロール通 後に所定形状になるようにしている。この 明においても、成形目標断面形状と多少異 る孔型形状を設定することがある。

 本成形方法において、成形区間の軌道が 線ではなく、有限で且つ適切な曲率半径を する理由は、以下のとおりである。

 図1Eに示すごとく成形区間の前半の弾塑 変形領域では、シューが被成形素材の表面 圧下し続けて変形させるので、その部分の 限軌道は成形区間の入側からシュー圧下の 下点に向かって傾斜しなければならない。 方、金属変形挙動の特徴として、負荷を除 過程では被成形素材の弾性回復に伴う形状 化が必ず発生するので、成形区間の後半の 性回復領域では、被成形素材を弾性回復さ ながらシューと円滑に分離させるためには シュー圧下の最下点から成形区間の出側に かって無限軌道を前半と逆方向に傾斜させ 必要がある。更に、上記成形区間の全域で 連続した成形孔型面を形成しなければなら い。従って、上記全ての条件を満足できる 限軌道の軌跡は直線ではなく円弧である。

 これに対して従来のシュー列を利用する 置は、従来技術の特許文献3、4で説明した うに、本発明の成形方法のごとき成形を行 ものではなく、単なるガイドの機能や推力 目的とする引っ張り装置のような機能を有 るもので、素材との当接領域では素材を単 抱えるもので大きな変形を想定しておらず 無限軌道の軌跡を直線にしても問題が発生 ない。

 この発明において、丸管製造に適用する 、被成形素管の目標口径と仮想成形ロール 直径との関係について説明すると、従来の 形ロールが被成形素材との接触領域におけ 局部的な集中荷重を解消するには、仮想成 ロールの直径が大きいほど好ましいと言え 。しかし、ロール直径が大きいほど装置に かる荷重が大きくなること、成形対象や成 工程の種類などによって仮想成形ロールの 径化による効果の飽和点が存在することな を総合的に勘案し、仮想成形ロールの直径 適宜選定する必要がある。このことは、製 がオープンプロファイルの場合であっても じである。

 この発明において、成形装置の無限軌道 形状は、成形区間の軌道面にのみ巨大直径 有する仮想成形ロールと同じ曲率の円弧部 を形成できれば、他部分は回帰区間であっ 単にシューを帰還させるための形状を有す ばよく、公知のいずれの形状も採用できる

 シューブロック列を無限軌道面に沿って 回移動させる機構には、所謂ベアリングで る公知の摺動機構あるいは転動機構を利用 きる。例えば低摩擦係数を有する摺動材料 無限軌道の外表面やシューホルダーの内表 に装着し摺動移動させる構成、図1A,Bに示し たごときローラーフォロア型やカムフォロア 型ベアリングを内蔵した構成、実施例1に示 ようにシューホルダーの内表面を外レース 無限軌道面を内レースとし、両者間にボー 列又はころ列あるいはそれらの組合せ列な の転動体を挟み込み、少なくとも無限軌道 成形区間をベアリング化する構成等、公知 機械機構を適宜選定することが可能である

 この発明において、成形装置は丸管製造 いずれの工程にも採用可能である。例えば ブレークダウン工程のエッジ曲げに適用し 従来の上下ロールを一対の旋回ユニットに える構成、あるいは上側は従来の成形ロー で下側に旋回ユニットを配置する構成が採 できる。さらには、クラスター、フィンパ 、突合せ溶接、サイジングなどの種々工程 、従来の成形ロールに換えて旋回ユニット 適宜採用できる。

 即ち、この発明において、被成形素材の 形目標断面形状、成形段階に応じ、旋回ユ ットを並列や対向配置したり、その旋回ユ ットの各相方に成形ロールや他のシューな の金型とを組合せることが可能である。

 図2A,Bに示す成形装置は、被成形素管2を 方から拘束してサイジングする構成になっ いる。垂直方向並びに水平方向に一対ずつ 向配置される無端シューブロック列102,103,104 ,105は、それぞれビーム11,11,12,12に支持される 。ビーム11,11,12,12は、その支持位置を調整可 にするためのジャッキ13,14,15,16を介してハ ジング10,10に支持される。

 無端シューブロック列102,103,104,105は、図3 に示すごときシュー組立体20をピン26で連結 て無端化され、ビーム11,11,12,12に支持される 無限軌道面との間に図6に示す3条のボール列 入れてボールベアリング部を形成し、旋回 在に構成される。なお、駆動軸ユニット17,1 7は四方のうち垂直方向に対向配置される無 シューブロック列102,103からなる旋回ユニッ を駆動する。

 シュー組立体20は、所謂鞍型のシューホ ダー21の上面部に所要の孔型22a形状を有する シュー(金型)22sを載置固定し、内表面部には レースピース23が固着される。当該ホルダ 21にはその鞍型垂下両側面にピン孔24を設け ホルダー連結部25,25を有し、当該前後二対 ホルダー連結部25、25は交互に組み込み、そ ピン孔24にピン26を嵌めて連結する。

 図4に示すごとく、軌道面35、35、35と略平 坦軌道面36とから構成される上記ボールのレ スのうち、成形区間の軌道面に該当する軌 面36は、仮想巨大成形ロールの成形効果を るための曲率と長さを有する。

 また、図4に示す駆動用のスプロケット33, 33は、図3に示す無端シューブロック列106を構 成するシュー組立体20を連結するピン27に歯 することで駆動部を構成することができ、 のスプロケット33,33には小径のスプロケット 34,34が同軸で配置され、図2A,Bに示す駆動軸ユ ニット及びチェーンを介して電動機からの動 力を伝達することができる。なお、チェーン に変えてギア駆動とすることも容易である。

 かかる無端シューブロック列と軌道面部 立体とを支持するめのビームを説明すると 図5は、図4の軌道面部組立体にビーム11が貫 通装着されて無端シューブロック列103が外装 された状態を示す。

 ここで、素管は4方の旋回ユニットのシュ ーブロック列にて拘束されながら、所定の成 形を受けて目標公差内の外径を有するように サイジングされ、従来の4方ロールによる3段~ 4段のサイジングスタンドを、この成形装置 は、図2に示す上記寸法の1段構成で完了させ ることができた。更に、素管と成形装置との 当接領域が長手方向に長い距離を有するため 、素管は成形区間を通過する間に無数の3点 げを受けて真直な管となり、反りや曲がり 取るためのタークスヘッドスタンドの機能 有する。

 図2から図6に示す、本実施例の成形装置 全体寸法を説明すると、最大製品口径が50mm ある場合は、軌道面部組立体を内蔵する無 シューブロック列102、103、104、105の外寸は 長さ・高さ・幅が約800mm×500mm×140mmであり、 ビームを組み込んだハウジング10,10を含めた 置全体の外寸法は、同様に約1,100mm×1,800mm×1 ,000mmであり、想定する仮想成形ロールの直径 14,000mmに比較して極めて小型の装置を実現で た。

 実施例1と同様構成の成形装置を目標口径 100mm、肉厚7mmの製品のサイジング工程に適用 た。材料は熱延鋼、絞り率は1%であった。

 成形装置の無限軌道の成形区間に種々の 想巨大ロールの曲率半径(2,500~20,000mm)を与え 、無端シューブロック列と被成形素材との接 触状態と荷重分布を調査した。また、比較対 象として、従来の4方ロール(半径200mm)による イジング装置と、本実施例と同じ構成で直 状の成形区間を持つ装置を用意した。

 図12に被成形素管に作用する接触状態と 重分布を示す。同グラフの横軸は、旋回ユ ットのシュー圧下の最下点(ロール直下)から の長手方向の距離を示し、縦軸は素管の各断 面が受ける荷重(線圧)を示す。図から明らか ように、半径200mmのロールを用いた場合は ロール直下の直前のある位置に荷重が集中 ており、接触長さは極僅かしかない。これ 対して本実施例装置では、成形荷重が著し 分散されている。但し、仮想ロールの半径 大きくなるにつれてかかる効果が飽和する とが分かる。

 一方、直線状の成形区間を持つ比較装置 用いた場合は、成形区間と回帰区間との繋 部で接触傷の発生及び不連続な素管寸法変 が見られ、所定の成形が全くできなかった

 実施例2において、被成形素管の材料を普 通鋼からステンレス鋼材に変えてサイジング を実施したところ、従来のロール成形の場合 は、無潤滑では成形ロールとの相対滑りによ る素管表面の焼き付きの発生が見られた。こ れに対して本実施例装置では無潤滑でも焼き 付きは発生しなかった。

 図7はブレークダウン成形に適用した成形 装置の斜視説明図であり、従来の上下一対の 成形ロールの代替となるもので、帯材40Pに縁 曲げを行うものである。上下一対の無端シュ ーブロック列111,112は図3に示したものと同様 成を有しており、各シュー1sの成形孔型1aは 帯材40Pに準じた幅を有し、シュー1sが帯材40P 当接して同期移動する成形区間に、ここで 従来成形ロールの100倍の直径を有する仮想 の曲率半径と所要長さを与えてある。

 無端シューブロック列111,112の各シュー1s, 1sは、上下で帯材40Pを挟み込むもので、各成 孔型は成形目標断面の表面形状のほぼ全部 含む母線が前記仮想円の中心軸の周りに所 長さに相当する角度を旋回して形成した旋 曲面を有するものである。

 また、成形区間におけるシューの成形は 来の成形ロールの成形と比較するとあたか プレス成形と同等であるため、従来は不可 であったロールへの巻き付きによる帯材40P 大きな歪みが付与される現象がほぼ解消さ 、成形後の反りがすくないことを確認でき 。

 図8に示すブレークダウン成形は、前段に て帯材エッジ部の曲げを完了した後、帯材エ ッジ部の隣接箇所を曲げることを目的として いる。上下成形ロールで成形する従来に比較 して、下ロールの代りに無端シューブロック 列113,114による旋回ユニットを採用すること より、前段で成形された帯材50Pの導入噛み みが極めて円滑であるとともに、旋回ユニ トにて成形方向に帯材50Pエッジ部を広範囲 支えることが可能であり、前段での成形箇 を保持しながら隣接する成形予定箇所に上 ール51,51からの入力があるために、正確かつ 十分な成形が行われることが確認できた。

 特に、従来ロールを使用して薄肉材料を 形する場合は、エッジ部が他の部位より長 方向の伸びが大きくなることでバックリン (縁波)現象が起こりやすいが、この実施例 は、巻き付きやスプリングバックが抑制さ 、バックリング現象が起こり難くなり、高 質のブレークダウン成形が可能になること 確認できた。

 図9はフィンパス成形に適用した4方の無 シューブロック列を示す。4方の無端シュー ロック列121,122,123,124並びに図示しない他の 分からなる旋回ニュットなどは、基本的に 2A,Bに示したものと同様な構成である。

 いずれのシューブロック列のシューの成 孔型も成形目標断面の表面形状の一部を含 母線が所要の巨大直径の仮想円の中心軸の りに所要長さに相当する角度を旋回して形 した旋回曲面を採用してある。そのうち、 サイドと下側の無端シューブロック列122,123 ,124の各シューの成形孔型の母線は円弧状で り、上側の無端シューブロック列121のシュ は、対向するエッジに当接する所謂フィン 状を有する。

 従来のフィンパスロールによる成形装置 は、2~4段のロール成形を必要とするが、本 施例のフィンパス成形装置では、巨大直径 成形ロールによる成形機能が得られ、1段で も従来と同等の成形を実施することができた 。また、被成形素材のエッジ部に対する長手 方向の拘束が長く、素材の捻じれを抑制する 効果が高い。

 図10に示す成形装置は、TIGやレーザー溶 装置と連動するスクイズロールの代替とな もので、両サイドの無端シューブロック列13 1,132からなる旋回ユニット並びに図示しない の機構は、基本的に図1A,Bに示したものと同 様な構成である。また、被成形素管70Pとシュ ーブロック列が接触する区間及びシューの孔 型は、他の実施例における成形区間及び成形 孔型と同様構成のものを採用してある。

 本実施例装置による突合せ溶接は、従来 スクイズロールと比較すると、素材に対し シューブロック列による拘束時間とその距 がはるかに長い利点がある。また、従来の なるガイドあるいは推力を付与するキャタ ラタイプと比較すると、巨大直径の成形ロ ルの成形機能により、良好なエッジ部突き わせ状態に形成し、且つ十分な時間を以っ 保持することが可能であり、溶接条件の最 化と安定化とを容易に実現できた。

 所要長さに切断された丸管80Pを、図11に す2段構成の本発明の成形装置で角管に再成 した。無端シューブロック列141,142,143,144か なる4方の旋回ユニットによる第1段スタン 、無端シューブロック列145,146,147,148からな 4方の旋回ユニットによる第2段スタンドは、 いずれも基本的に図2A,Bに示した実施例1と同 の構成である。

 従来の成形ロールでは丸管をロール成形 に導入する際に管先端が閉じるように内側 折れ曲がる現象が発生して製品公差を大き 外れる問題がある。これは丸管先端が管中 部より剛性が弱く、成形ロールとぶつかる に、当該成形ロールの長手方向の曲率半径 与えられるためである。これに対して本実 例の成形装置では、仮想巨大成形ロールの 用と同じく極めて良好な素管の誘い込み性 有し、上記問題は発生しない。

 当該再成形は断面形状の変化量が多く、 形ロールでは大きな進入抵抗が発生し、推 の確保が困難である。本実施例の成形装置 は、進入抵抗が少なくなるだけでなく、旋 ユニットの駆動によって素管に十分な推力 与える。そのため、従来の角管成形装置は 多数の駆動ロールスタンドが必要であった 、本実施例の成形装置は上述の2段構成のみ で実施できた。

 この発明による成形装置並びに成形方法 、実施例で明らかなように、成形能力が高 、製品の寸法精度、表面品質および内在品 を大幅に向上させることが可能となる。

 また、この発明による成形装置並びに成 方法は、従来の成形ロールと同等の生産性 維持でき、成形ロールによる成形の限界を 大するとともに、生産方式を変革し、成形 インの設備構成を簡素化することが可能と る。

符号の説明

 a 母線
 P 被成形素管
 R 仮想成形ロール
 1s シュー
 1a 成形孔型
 2 シューホルダー
 3 ローラーフォロワー
 4 連結ピン
 5 チェーンプレート
 6 スプロケット
 7 ビーム
 10 ハウジング
 11,12 ビーム
 13~16 ジャッキ
 17 駆動軸ユニット
 20 シュー組立体
 21 シューホルダー
 22s,53s シュー
 22a 孔型
 23 外レースピース
 24 ピン孔
 25 ホルダー連結部
 26 ピン
 33,34 スプロケット
 35 回帰区間におけるボールの軌道面部
 36 成形区間におけるボールの軌道面部
 40P,50P 素板
 60P,70P,80P 素管
 51 上ロール
 52 下側中央ロール
 100 旋回ユニット
 101~107,111~114,121~124,131~132,141~148 無端シュー ロック列




 
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