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Patent Searching and Data


Title:
PIT FOR MANAGING DUST REMOVAL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/142879
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To facilitate cleaning and its management. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] A pit (20) for managing dust removal comprises a bottomed upper pit (22) connected with an inflow pipe (20a), and a tubular lower vertical pit (23) having a upper portion connected with the upper pit and supplying water trickling from an opening at the upper end to a water storage tank (10). Upper end of the lower vertical pit penetrates the bottom wall (22a) of the upper pit, the circumferential wall (22b) of the upper pit surrounds the upper end of the lower vertical pit and a circumferential groove (33) for precipitating solid matters contained in the water is formed between the periphery of the upper end and the circumferential wall of the lower vertical pit. A mesh plate (34) for filtering the water arriving at the circumferential wall is provided in the upper pit. One end of a drain pipe (36) having the other end coupled with a sewer pipe is coupled with the circumferential groove and a regulation valve (38) is provided in the drain pipe. The bottom face of the circumferential groove is formed to incline relative to the horizontal surface such that the side coupled with the drain pipe is made lower and water in the circumferential groove flows into the drain pipe, and the inner surface of the circumferential groove is formed to bend or incline such that the inside width of the circumferential wall decreases from the inflow pipe side toward the drain pipe side.

Inventors:
TAKAI SEIICHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/051938
Publication Date:
November 27, 2008
Filing Date:
February 06, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TOTETU MFG CO LTD (JP)
TAKAI SEIICHIRO (JP)
International Classes:
E03B3/03; E03F1/00; E03B11/14; E03F5/14
Foreign References:
JP2006138197A2006-06-01
JPH10102573A1998-04-21
JPS63261025A1988-10-27
Attorney, Agent or Firm:
SUDA, Masayoshi (21-11 Higashi-Ikebukuro 1-chom, Toshima-ku Tokyo 13, JP)
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Claims:
 上端が地表に表出するように埋設されて流入管(20a)が接続された有底の上部枡(22)と、
 前記上部枡(22)に上部が接続され前記流入管(20a)から供給される水を上端開口部から流下させる筒状の下部鉛直枡(23)と
 を備え、
 前記下部鉛直枡(23)の上端が前記上部枡(22)の底壁(22a)を貫通して前記上部枡(22)の周壁(22b)が前記下部鉛直枡(23)の上端を包囲するように設けられ、
 前記底壁(22a)を貫通した前記下部鉛直枡(23)の上端周囲と前記周壁(22b)との間に前記流入管(20a)から供給されて前記下部鉛直枡(23)の上端開口部に流入する水に含まれる固形物を沈降させる周溝(33)が形成された
 ことを特徴とする除塵管理枡。
 下部鉛直枡(23)の上端開口部と周溝(33)を覆い流入管(20a)から供給されて前記周溝(33)に至る水を濾過可能に構成された網板(34)が上部枡(22)に設けられた請求項1記載の除塵管理枡。
 周溝(33)の水を排出する排水管(36)が前記周溝(33)に連結された請求項1又は2記載の除塵管理枡。
 排水管(36)が連結された側を低くして周溝(33)における水が前記排水管(36)に流入するように前記周溝(33)の底面が水平面に対して傾斜して形成された請求項3記載の除塵管理枡。
 流入管(20a)と排水管(36)が上部枡(22)の周壁(22b)における対向位置にそれぞれ接続され、
 前記流入管(20a)側から前記排水管(36)側に向かう前記周壁(22b)の内側の幅が減少するように前記周壁(22b)の内面が湾曲又は傾斜して形成された請求項3又は4記載の除塵管理枡。
 周溝(33)に連通する沈砂槽(37)が上部枡(22)に併設され、排水管(36)が前記沈砂槽(37)を介して周溝(33)に連結された請求項3ないし5いずれか1項に記載の除塵管理枡。
 沈砂槽(37)から排水管(36)に流入する水量を調整可能な調整弁(38)が前記沈砂槽(37)に設けられた請求項6記載の除塵管理枡。
Description:
除塵管理枡

 本発明は、地下に埋設されて水を貯留す 貯水槽や下水道等に連結して設けられ、そ 貯水槽や下水道等に供給される水から塵を 去する除塵管理枡に関するものである。

 従来、雨水を有効に利用するための設備 して、地下に貯水槽を埋設してこの貯水槽 雨水を貯留するものが知られている。この 備では、家屋の屋根若しくは屋上又は地表 落下した雨水を樋又は溝により集め、この めた水を流入管に導き、この流入管を介し 貯水槽にその水を供給してその内部に貯留 るように構成される。また、このような設 には地上から内部に貯留された水を抜出し 能なポンプ等の排水手段が設けられ、この 水手段により内部に貯留された水を抜出し その水を利用できるように構成される。

 また、いわゆる洪水の発生を回避する設 として、地下に貯水槽を埋設してこの貯水 に余剰雨水を一時的に貯留することにより その余剰雨水が地表を流れることを防止す ものが知られている。この設備では、地上 河川を流れる雨水が所定の水位以上に上昇 た場合に、余剰雨水が流入管を介して貯水 に一時的に貯留されるとともに、地下に埋 された貯水槽はその一時的に貯留した雨水 周囲の土壌に浸透可能に構成される。従っ 、貯水槽に一時的に貯留された雨水は、そ 後の晴天時において貯水槽周囲の土壌に漏 出して内部に再び雨水を貯留するための空 を形成するように構成され、その後の降雨 における一定量の雨水を一時的に貯留可能 空間を常に準備しておくようになっている

 従来、このような設備に使用される貯水 であって、地下に比較的簡易に設置できる のとして、地下貯水槽を形成すべき場所を 削し、その掘削した中央最下部分にシート 配置してその中央部分に砂、砂礫、割石や プラスチックの成型体等からなる滞水材を 上げて形成するものが知られている。この 合のシートとして、雨水の再利用を目的と る場合には雨水の透過不能な遮水シートが 洪水の発生を回避することを目的とする場 には雨水の透過を許容する透水シートが使 される。その後、シートの周囲は立ち上げ れて滞水材の周囲をそのシートにより包囲 、滞水材の上面にシートの端部を載せるこ により滞水材をそのシートにより包み込む とで貯水槽が形成される。この地下貯水槽 は、砂、砂礫、割石やプラスチックの成型 等からなる滞水材の隙間に水が貯留するよ になっている。

 そして、このように地下に埋設された貯水 には、家屋の屋根若しくは屋上又は地表に 下した雨水や河川を流れる水が貯留される め、除塵管理枡を設けることが知られてい (例えば、特許文献1参照。)。即ち、地下に 設される貯水槽の内部の洗浄は困難であり 家屋の屋根若しくは屋上又は地表に落下し 雨水や河川を流れる水の中には塵が比較的 く含まれる。このため、貯水槽に供給され 水から塵を除去する除塵管理枡を貯水槽に 結して設け、貯水槽に供給する以前にその に含まれる塵を除去して貯水槽の内部が塵 満たされてしまうような事態を回避するよ にしている。そしてこの除塵管理枡では、 入管から供給される水をそこに一時的に貯 させ、その内部で水に含まれる塵を沈降さ 、その塵が除去された後の水を水供給管を して貯水槽に供給するようになっている。

WO2006/001139A1(請求項11、図18)

 しかし、上記従来の除塵管理枡では、流入 から供給される水を管理枡に一時的に貯留 せる必要があることから、その管理枡自体 縦長となってその管理枡を埋設する深さが 較的深くなり、管理枡の内部で沈降した塵 堆積した場合の除去作業に手間がかかるな 、その管理が困難になる不具合があった。
 また、このような除塵管理枡を、道路脇に けられてその道路の降雨雨水を下水道に案 する道路用のものとして使用することも検 されており、道路脇に設けられるような場 であっても流入する土砂や塵を水から比較 容易に分離して、この除塵管理枡に連接す 透水層の目詰まりを防止するとともに、下 道等に土砂や塵を流さないようにすること 求められる。
 本発明の目的は、流入する水から土砂や塵 分離してその土砂や塵を貯水槽、浸透枡、 水道等に流さない除塵管理枡を提供するこ にある。
 本発明の別の目的は、洗浄が容易であって つ容易に管理し得る除塵管理枡を提供する とにある。

 請求項1に係る発明は、図1に示すように、 端が地表に表出するように埋設されて流入 20aが接続された有底の上部枡22と、上部枡22 上部が接続され流入管20aから供給される水 上端開口部から流下させる筒状の下部鉛直 23とを備え、下部鉛直枡23の上端が上部枡22 底壁22aを貫通して上部枡22の周壁22bが下部 直枡23の上端を包囲するように設けられ、底 壁22aを貫通した下部鉛直枡23の上端周囲と周 22bとの間に流入管20aから供給されて下部鉛 枡23の上端開口部に流入する水に含まれる 形物を沈降させる周溝33が形成されたことを 特徴とする。
 この請求項1に記載された除塵管理枡では、 水に含まれる固形物を沈降させる周溝33を形 したので、下部鉛直枡23に流下する水から 形物からなる塵をその周溝33により取り除く ことができる。このため、例えば、その下部 鉛直枡23を介して水が供給される貯水槽10や 水道等の内部が塵により汚染されることを 止することができる。また、除塵管理枡が 6に示す道路脇の溝等に設けられる場合には 流入する土砂や塵を水から分離して、この 塵管理枡に連接する透水層の目詰まりを防 することができる。

 ここで、その周溝33は、上部枡22の底壁22aを 貫通した下部鉛直枡23の上端周囲と上部枡22 周壁22bとの間に形成され、比較的浅い位置 存在する。このため、その周溝33に沈降した 塵が堆積した場合、周溝33内の塵の除去は比 的容易になる。
 一方、下部鉛直枡23は縦長となって埋設す 深さが比較的深くなることもあるけれども 周溝33に塵を沈降させた水が下部鉛直管23の 部に流下するため、下部鉛直管23の内部に 積する塵の量は従来より著しく減少し、下 鉛直管23内部の清掃頻度は減少する。このた め、上部枡22及びこの下部鉛直管23を含む本 明の除塵管理枡の管理負担を従来の管理枡 り減少させることができる。

 請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明 あって、下部鉛直枡23の上端開口部と周溝33 覆い流入管20aから供給されて周溝33に至る を濾過可能に構成された網板34が上部枡22に けられたことを特徴とする。
 この請求項2に記載された除塵管理枡では、 網板34を設けるので、流入管20aから供給され 水からその網板34で捕獲可能な比較的大き 塵を周溝33に至る水から除去することができ る。このため、その後下部鉛直枡23に流入す 水に含まれる比較的大型の塵の量を更に減 させることができる。

 請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る 明であって、周溝33の水を排出する排水管36 が周溝33に連結されたことを特徴とする。
 周溝33は、水に含まれる固形物を沈降させ 部分であるけれども、この周溝33の全てが固 形物で満たされると下部鉛直枡23に流入する からその塵となる固形物を除去することが 難になる。この請求項3に記載された除塵管 理枡では、排水管36を周溝33に連結するので その排水管36を介して周溝33における水をそ に沈降した固形物とともに周溝33の外部に 出させることができ、排水管36を下水管に接 続すればその固形物を水とともに下水管に流 入させることもできる。この結果、周溝33が 形物で満たされるような事態を有効に回避 ることができる。

 請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明 あって、排水管36が連結された側を低くして 周溝33における水が排水管36に流入するよう 周溝33の底面が水平面に対して傾斜して形成 されたことを特徴とする。
 請求項5に係る発明は、請求項3又は4に係る 明であって、更に図2に示すように、流入管 20aと排水管36が上部枡22の周壁22bにおける対 位置にそれぞれ接続され、流入管20a側から 水管36側に向かう周壁22bの内側の幅が減少す るように周壁22bの内面が湾曲又は傾斜して形 成されたことを特徴とする。
 この請求項4及び請求項5に記載された除塵 理枡では、周溝33における水をそこに沈降し た固形物とともに排水管36に速やかに案内す ことが可能になり、この周溝33に固形物が 滞するような事態を有効に回避することが きる。

 請求項6に係る発明は、請求項3ないし5いず か1項に係る発明であって、周溝33に連通す 沈砂槽37が上部枡22に併設され、排水管36が 砂槽37を介して周溝33に連結されたことを特 徴とする。
 この請求項6に記載された除塵管理枡では、 排水管36を沈砂槽37を介して周溝33に連結した ので、周溝33において沈降した塵を構成する 形物をその周溝33から移動させてこの沈砂 37において沈降させることができる。この結 果、不要な固形物が排水管36に流入すること 防止するとともに、周溝33が固形物で満た れるような事態を比較的長期にわたって回 することができる。

 請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明 あって、沈砂槽37から排水管36に流入する水 を調整可能な調整弁38が沈砂槽37に設けられ たことを特徴とする。
 この請求項7に記載された除塵管理枡では、 調整弁38により周溝33から排水管36に流入する 水量を流入管20aから上部枡22に流入する水量 下に調整することにより、その周溝33を経 下部鉛直枡23の上端開口部からその下部鉛直 枡23の内部に流下する水の量を増減調節する とが可能になる。

 本発明の除塵管理枡では、底壁を貫通し 下部鉛直枡の上端周囲と周壁との間に流入 から供給されて下部鉛直枡の上端開口部に 入する水に含まれる固形物を沈降させる周 を形成したので、下部鉛直枡に流入する水 含まれるその固形物からなる塵を減少させ 、貯水槽、浸透枡、下水道等に供給される から塵を高い確率で除去することができる ここで、その周溝は、上部枡の底壁を貫通 た下部鉛直枡の上端周囲と上部枡の周壁と 間に形成され、比較的浅い位置に存在する このため、その周溝に沈降した塵が堆積し 場合の洗浄は比較的容易になる。その一方 下部鉛直枡は縦長となって埋設する深さが 較的深くなることもあるけれども、周溝に を沈降させた水が下部鉛直管の内部に流下 るため、下部鉛直管の内部に堆積する塵の は従来より減少し、下部鉛直管内部の洗浄 度は減少する。このため、上部枡及びこの 部鉛直管を含む本発明の除塵管理枡の管理 担を従来の管理枡より減少させることがで る。

 この場合、下部鉛直枡の上端開口部と周 を覆い流入管から供給されて周溝に至る水 濾過可能に構成された網板を上部枡に設け ば、その後に下部鉛直枡に流下する水に含 れる比較的大型の塵の量を更に減少させる とができ、排水管を周溝に連結すれば、周 が固形物で満たされるような事態を有効に 避することができる。そして、排水管が連 された側を低くして周溝における水が排水 に流下するように周溝の底面を水平面に対 て傾斜して形成し、流入管側から排水管側 向かう上部枡の周壁における内側の幅が減 するようにその周壁の内面を湾曲又は傾斜 て形成すれば、周溝における水をそこに沈 した固形物とともに排水管に速やかに案内 ることが可能になり、この周溝に固形物が 滞するような事態を有効に回避することが きる。

 また、周溝に連通する沈砂槽を上部枡に 設し、沈砂槽を介して排水管を周溝に連結 れば、周溝において沈降した塵を構成する 形物をその周溝から移動させてこの沈砂槽 おいて沈降させることができ、不要な固形 が排水管に流入することを防止するととも 、周溝が固形物で満たされるような事態を 較的長期にわたって回避することができる そして、周溝から排水管に流入する水量を 整可能な調整弁を設ければ、調整弁により 溝から排出される水量を調整することによ 、その周溝を経て下部鉛直枡の上端開口部 ら流下する水の量を増減調節することが可 になる。

本発明実施形態の除塵管理枡の構成を す断面図である。 図1のA-A線断面図である。 下部鉛直管の下端を貯水槽に連結した の除塵管理枡の構成を示す図1に対応する断 面図である。 沈砂槽を上部枡に密着させた更に別の 塵管理枡の構成を示す図1に対応する断面図 である。 図4のB-B線断面図である。 本発明の別の実施形態の除塵管理枡の 成を示す断面図である。

符号の説明

 10 貯水槽
 20 除塵管理枡
 20a 流入管
 22 上部枡
 22a 底壁
 22b 周壁
 23 下部鉛直枡
 33 周溝
 34 網板
 36 排水管
 37 沈砂槽
 38 調整弁

 次に本発明を実施するための最良の形態を 面に基づいて説明する。
 図1に示すように、この実施の形態における 除塵管理枡20は貯水槽10に連結して設けられ ものを示す。この貯水槽10は地下に埋設され るものであって、この貯水槽10は家屋の屋根 しくは屋上又は地表に落下した雨水を内部 貯留して、図示しない排水手段により内部 貯留された水を抜出してその水を再利用す ようにしたものを示す。図1に例示する貯水 槽10は、複数の滞水材12を組み合わせてなる 合体を遮水シート14により被覆することによ り形成される。この実施の形態における滞水 材12としては金型により成形されたプラスチ クの成型体12が用いられる。このプラスチ クの成型体からなる滞水材12は、角錐台形状 に形成され、縦横に配設された後その上にも 積み重ねられて滞水材12の集合体が得られる 一方、これらの滞水材12を被覆する遮水シ ト14は、合成ゴム系、合成樹脂系等の遮水性 シートであって、その両面には通常保護用の 不織布が重ね合わせられる。

 この貯水槽10は、掘削された箇所に遮水 ート14を配置し、その中央部分に滞水材12を 横及び上下に配設して集合体を得た後、遮 シート14の周囲を立ち上げて滞水材12の集合 体の周囲をその遮水シート14により包囲し、 に滞水材12の上面に遮水シート14の端部を載 せることにより滞水材12の集合体をその遮水 ート14により包み込むことで形成される。 こで、単一の遮水シート14では滞水材12の集 体を包み込む大きさを有しない場合には、 の遮水シート14を複数枚用意してその端縁 熱溶着してそれらを一体化し、滞水材12の集 合体を包み込むに十分な大きさを得るととも にその溶着した部分の水漏れを防止した遮水 シート14を得る。このように構成された貯水 10では、滞水材12の隙間に水を貯留可能に構 成される。

 貯水槽10に連結して設けられる本発明の 塵管理枡20は、上端が地表に表出するように 埋設されて流入管20aが接続された有底の上部 枡22と、その上部枡22に上部が接続された下 鉛直枡23とを備える。そして、この下部鉛直 枡23が貯水槽10に連結される。ここで、上部 22に接続された流入管20aは、家屋の屋根若し くは屋上又は地表に落下して集められた水を 上部枡22に導くものである。

 上部枡22は、底壁22aと周壁22bを備える。 の周壁22bは下部鉛直枡23の上端を包囲可能な 大きさに形成され、流入管20aはこの周壁22bに 接続される。周壁22bの上縁には蓋板24の周囲 着座する段部22cが形成され、その蓋板24の 囲をその段部22cに着座させることにより、 部枡22の上端開口部を開放可能に閉止する蓋 体24がその上部枡22に設けられる。

 上部枡22の底壁22aには下部鉛直枡23の上端 外形に相応する孔22dが形成され、下部鉛直枡 23の上端がこの孔22dに挿通されて、その下部 直枡23の上端は上部枡22の底壁22aを貫通して 設けられる。即ち、下部鉛直枡23の上端周囲 周壁22bとの間に周溝33が形成されるように 部鉛直枡23の上端が上部枡22の底壁22aを貫通 て設けられる。そして、その上部枡22の内 であって下部鉛直枡23の上端周囲に形成され た周溝33は、流入管20aから供給されて下部鉛 枡23の上端開口部に流入する水を一旦貯留 て、その水に含まれる固形物を沈降させる うに構成される。

 また、周溝33には、他端が図示しない下 管に連結された排水管36の一端が連結される 。この排水管36は、周溝33における水を図示 ない下水管に流入させるためのものであり この実施の形態における排水管36は周囲に複 数の小孔36aが形成されたいわゆる有孔管が使 用される。そして、地中に埋設されることに よりこの有孔管からなる排水管36は、周溝33 ら流入した水を周囲の地中に浸透させつつ 余剰の水を図示しない下水管に流入させる うに構成される。

 また、この実施の形態における上部枡22 は、周溝33に連通する沈砂槽37が併設される 図1における沈砂槽37は、底部に水が透過可 な複数の貫通小孔37bが形成された蓋37c付き いわゆる浸透型の枡であって、上部枡22か 所定の間隔をあけてその上部枡22に並んで埋 設され、その上部枡22と沈砂槽37は連結管37a 接続される。上部枡22内部に形成された周溝 33はこの連結管37aを介して沈砂槽37に連通さ 、この沈砂槽37に排水管36の一端が連結され 。これにより、排水管36は沈砂槽37を介して 周溝33に連結するように構成される。流入管2 0aと排水管36は上部枡22の周壁22bにおける対向 位置にそれぞれ接続され、排水管36は流入管2 0aより低い位置に接続される。そして、排水 36が連結された側を低くして周溝33における 水が連結管37a及び沈砂槽37を介して排水管36 流入するように周溝33の底面を構成する底壁 22aの上面が水平面に対して傾斜して形成され る。

 また、図2に示すように、流入管20a側から 連結管37aを介して排水管36側に向かう周壁22b 内側の幅が減少するように周壁22bの内面が 曲又は傾斜して形成される。図2では、排水 管36が接続された周壁22bの両側における角部 下部鉛直管23を中心とする円弧状に湾曲し 形成された例を示す。

 図1に戻って、沈砂槽37の排水管36が連結 れた側壁にはその排水管36の断面積を増減し て、周溝33から下水管に流入する水量を調整 能に構成された調整弁38が設けられる。そ て、調整弁38により周溝33から下水管に流入 る水量を流入管20aから上部枡22に流入する 量以下に調整することにより、その周溝33を 経て下部鉛直枡23の上端開口部からその下部 直枡23の内部に流下する水の量を増減調節 能に構成される。

 一方、下部鉛直枡23は筒状であって、そ 上部が上部枡22に接続されて上部枡22に流入 20aから供給された水が周溝33を経てその上 開口部から流下するように構成される。そ て、この下部鉛直枡23は、その上端開口部か ら流下させた水を貯水槽10に供給するもので り、この実施の形態では、その流下する水 この内部に貯留した後、その貯留された水 鉛直管27及び水供給管26を介してその周囲に 存在する貯水槽10に供給するように構成され 。

 この実施の形態における鉛直管27及び水 給管26は、それぞれ断面円形の塩化ビニール 製の押出成形された管からなる。図1には、 供給管26が下部鉛直枡23に上下に所定の間隔 あけて2箇所にそれぞれが水平方向に伸びて 設けられる場合を示し、下部鉛直枡23の内部 開口した水供給管26の端部に鉛直管27の上端 がいわゆるL字管28を介して連結される。この ように、下部鉛直枡23の内部に貯留された水 貯水槽10に供給する水供給管26によりその下 部鉛直枡23と貯水槽10を連結することになる れども、下部鉛直枡23と貯水槽10の相対的な 置の変動を吸収させるためのベローズ26aが 供給管26に設けられる。

 一方、鉛直管27は下端が有底筒状の下部 直枡23の底部に臨んで開口し、下部鉛直枡23 内部に貯留された水がこの鉛直管27の下端 ら進入して上昇し、その上端から水供給管26 に至り、その水供給管26の内部を水平方向に れて下部鉛直枡23の周囲にある貯水槽10の内 部に供給するように構成される。即ち、下部 鉛直枡23の内部に貯留された水は、この鉛直 27を介して貯水槽10に供給されるように構成 される。そして、この鉛直管27には図示しな 逆止弁が設けられ、この逆止弁は下部鉛直 23内部の水位が貯水槽10内部の水位以上のと きに下部鉛直管23内部から貯水槽10に水が流 るのを許容し、下部鉛直管23内部の水位が貯 水槽10の水位未満のとき貯水槽10の水が下部 直管23内部に流れるのを阻止するように構成 される。

 また、上部枡22の内部には蓋体24を取り外 すことにより開放された上端開口部から網板 34が挿入される。この網板34は流入管20a側が 方になるように傾斜して上部枡22の内部に設 けられ、傾斜した状態で下部鉛直枡23の上端 口部と周溝33を覆うように構成される。そ て、この網板34は、流入管20aから供給されて 周溝33に至る水を濾過可能に構成され、その 板34を通過した周溝33の水が下部鉛直枡23の 端開口部に至るように構成される。

 このように構成された除塵管理枡20では 流入管20aを介して外部から供給される水は 部枡22に流入し、下部鉛直枡23の上端開口部 ら流下してその内部に貯留され、その後鉛 管23及び水供給管26を介して貯水槽10に供給 れる。ここで、上部枡22の内部の下部鉛直 23の上端周囲に周溝33を形成したので、この 溝33は、流入管20aから供給されて下部鉛直 23の上端開口部に流入する水に含まれる固形 物を沈降させる。このため、下部鉛直枡23の 端開口部から流下する水に含まれる塵の量 減少し、貯水槽10に供給される水から塵を 去してその内部が塵で満たされてしまうよ な事態を回避することができる。

 そして、この実施の形態では、下部鉛直 23の上端開口部と周溝33を覆い流入管20aから 供給されて周溝33に至る水を濾過可能に構成 れた網板34を上部枡22に設けたので、その網 板34が流入管20aから供給される水から捕獲可 な比較的大きな塵を周溝33に至る水から除 する。このため、その後下部鉛直枡23に流入 する水に含まれる比較的大型の塵の量は減少 し、貯水槽10に供給される水から塵の量を更 減少させることができる。

 また、周溝33は、水に含まれる固形物を 降させる部分であるけれども、この周溝33の 全てが固形物で満たされると下部鉛直枡23に 入する水からその塵となる固形物を除去す ことが困難になる。しかし、この除塵管理 では、排水管36を介して周溝33における水を そこに沈降した固形物とともに下水管に流入 させる排水管36を設けるので、周溝33が固形 で満たされるような事態を有効に回避する とができる。特にこの実施の形態では、周 33に連通する沈砂槽37を上部枡22に併設し、 水管36を沈砂槽37を介して周溝33に連結した で、周溝33において沈降した塵を構成する固 形物をその周溝33から移動させてこの沈砂槽3 7において沈降させることができる。この結 、不要な固形物が排水管36及びその排水管36 介して図示しない下水管に流入することを 止するとともに、周溝33が固形物で満たさ るような事態を比較的長期にわたって回避 ることができる。

 また、この実施の形態では、排水管36が 結された側を低くして周溝33における水が排 水管36に流入するように周溝33の底面を水平 に対して傾斜して形成し、流入管20a側から 水管36側に向かう周壁22bの内側の幅が減少す るように周壁22bの内面を湾曲して形成したの で、周溝33における水をそこに沈降した固形 とともに排水管36に速やかに案内すること 可能になり、この周溝33に固形物が停滞する ような事態を有効に回避することができる。 そして、周溝33から沈砂槽37を介して排水管36 に流入する水量を調整可能な調整弁38をその 砂槽37に設けるので、その調整弁38を調整す ることにより、下部鉛直枡23に流入して貯水 10に供給される水の量を調整することが可 となる。

 一方、周溝33や下部鉛直枡23の内部に沈降 した土砂等は、蓋体24を上部枡22から取り外 てその上端開口部を開放させ、その開口部 ら周溝33や下部鉛直枡23の底部を吸引するよ な手段により掃除することができる。これ 同様に、比較的大きな塵を捕獲した網板34 あっても、蓋体24を上部枡22から取り外して 放された上端開口部から網板34を取り外す とにより、それらを洗浄することができる 更に、沈砂槽37に沈降した固形物等にあって も、その蓋37cを取り外してその上端を開放さ せて底部を吸引するような手段により掃除す ることができる。このため、網板34を洗浄す ことにより、及び周溝33及び下部鉛直枡23の 底部から沈降した土砂等を除去することによ り、並びに沈砂槽37の底部から沈降した固形 等を除去することにより、本発明の除塵管 枡20の管理を適切に行うことが可能になる

 ここで、その周溝33は、上部枡22の底壁22a を貫通した下部鉛直枡23の上端周囲と上部枡2 2の周壁22bとの間に形成され、比較的浅い位 に存在する。このため、その周溝33に沈降し た塵が堆積した場合の洗浄は比較的容易にな る。その一方、下部鉛直枡23は縦長となって 設する深さが比較的深くなることもあるけ ども、周溝33に塵を沈降させた水が下部鉛 管23の内部に流下するため、下部鉛直管23の 部に堆積する塵の量は従来より減少し、下 鉛直管23内部の洗浄頻度は減少する。この め、上部枡22及びこの下部鉛直管23を含む本 明の除塵管理枡の管理負担を従来の管理枡 り減少させることができる。

 なお、上述した実施の形態では、下部鉛直 23を貯水槽10の側部近傍に設けたが、貯水槽 の内部に立設しても良い。
 また、上述した実施の形態では、貯水槽10 して、雨水の再利用を目的とするものを用 て説明したが、滞水材12の集合体を雨水の透 過を許容する透水シートにより被覆して貯水 槽を形成し、洪水の発生を回避することを目 的とする貯水槽として用いても良い。
 また、上述した実施の形態では、排水管36 接続された周壁22bの両側における角部が下 鉛直管23を中心とする円弧状に湾曲して形成 された例を示したが、その角部における塵の 停滞を防止しうる限り、周壁22bの内側の幅が 減少するように周壁22bの内面を傾斜させても 良い。

 また、上述した実施の形態では、下部鉛 枡23に貯留された水を鉛直管27及び水供給管 26を介して貯水槽10に供給するように構成さ た場合を説明したが、水供給管26のみにおい て下部鉛直枡23を貯水槽10に供給するように ても良く、図3に示すように、下部鉛直管23 下端を直接貯水槽10に連結して、上端開口部 から流下する水をその貯水槽10に直接供給す ようにしても良い。ここで、図3における符 号41は下部鉛直管23の下端に設けられてその 端を直接貯水槽10に連結するいわゆるエルボ 部材であり、符号42はそのエルボ部材41と貯 槽10の間に設けられてその間の位置の変化を 吸収するベローズである。

 また、上述した実施の形態では、沈砂槽3 7を上部枡22から所定の間隔をあけて埋設し、 その上部枡22と沈砂槽37を連結管37aで接続す 場合を説明したが、図4及び図5に示すように 、沈砂槽37を上部枡22に密着させても良い。 のように沈砂槽37を上部枡22に密着させれば これらを埋設させる以前に、これらを一体 させることができ、それらに形成された連 孔22e、37eを互いに合致させるようにすれば 上述した実施の形態で必要とされた連結管3 7a自体及びその接続作業を不要にでき、それ の埋設作業を容易にすることができる。こ で、図4における符号41は下水管を示し、排 管36の上方にはその排水管36と平行にオーバ ーフロー管42が設けられる。図における排水 36及びオーバーフロー管42は、周囲に小孔が 形成されていない通常のものが使用され、沈 砂槽37の水を地中に浸透させることなく下水 41に流入させる場合を示し、排水管36に比較 して大径のものがオーバーフロー管42として 用される。このオーバーフロー管42は排水 36の流量が調整弁38により制限され、又は排 管36の孔径が不足してその流量が制限され 沈砂槽37の水位が上昇した場合に、余剰の水 を下水管41に流入させてその水が地表に表出 れることを防止するものである。

 また、図4における連通孔22e、37eの上方の 上部枡22と沈砂槽37には貫通孔22f、37fがそれ れ形成され、それらの貫通孔22f、37fは、連 孔22e、37eを介して周溝33から沈砂槽37に流れ 水の流量が制限された場合に、余剰の水を 溝33から沈砂槽37に流入させて固形物を含む 水が下部鉛直枡23の上端開口部から流下する うなことを防止するものである。

 また、図4における沈砂槽37には、周溝33 ら流入した固形物等を溜めるバスケット37d 内部に設けられる。このバスケット37dは、 砂槽37の蓋37cを取り外してその上端を開放さ せて、そこからバスケット37dを取り出すこと により沈砂槽37に沈降した固形物等を沈砂槽3 7から取り出すことができ、その掃除作業を に容易にするものである。

 更に、上述した実施の形態では、周壁22b 内面を湾曲又は傾斜して形成し、流入管20a から排水管36側に向かう周壁22bの内側の幅 減少させたけれども、図5に示すように、周 22bの内側の幅を減少させることなくその幅 一定とし、上部枡22と沈砂槽37との接続を複 数の箇所で行うようにしても良い。ここで、 図5では、沈砂槽37を上部枡22に密着させた場 を示し、それらにそれぞれ孔22e、37eを2箇所 ずつ形成し、それらを互いに合致させて2箇 において上部枡22と沈砂槽37とを接続させた 合を示す。

 図6に、本発明の別の実施の形態を示す。図 面中上述した実施の形態と同一符号は同一部 品を示し、繰り返しての説明を省略する。
 図6に示すように、この実施の形態における 除塵管理枡20は道路脇の側溝に設けられてそ 道路の降雨雨水を下水道に案内する道路用 ものを示し、上部枡22に接続された流入管20 aは、道路に落下して集められた水を上部枡22 に導くように構成される。また、上部枡22の 端開口部を開口可能に閉止する蓋体24は網 物であって、道路に降雨してその表面を伝 流れる雨水を上部枡22の内部に導き入れるよ うに構成される。そして、上部枡22の内部に 網板34が挿入され、傾斜した状態で下部鉛 枡23の上端開口部と周溝33を覆うように構成 れる。

 下部鉛直枡23の上端は上部枡22の孔22dに挿 通され、下部鉛直枡23の上端周囲と上部枡22 周壁22bとの間に周溝33が形成されるように下 部鉛直枡23の上端が上部枡22の底壁22aを貫通 て設けられる。下部鉛直枡23は筒状であって 、流入管20aから供給された水が周溝33を経て の上端開口部から流下するように構成され 。そして、この下部鉛直枡23は、周囲に複 の小孔23aが形成され、その下端が開放され 比較的大径の有孔管であって、地中に埋設 れることによりこの下部鉛直枡23は、周溝33 経てその上端開口部から流下する水を小孔2 3aや下端開放端から周囲の地中に浸透させる うに構成される。

 一方、除塵管理枡20を構成する沈砂槽37は 上部枡22に密着して設けられ、それらに形成 れた比較的大きな孔22e、37eを互いに合致さ た状態で互いが密着して設けられる。沈砂 37には、周溝33から流入した固形物等を溜め るバスケット37dが内部に設けられ、その蓋37c を取り外してその上端を開放させ、その上端 開口部からバスケット37dを取り出すことによ り沈砂槽37に沈降した固形物等を取り出すこ ができるように構成される。

 そして、沈砂槽37には他端が図示しない 水管に接続された排水管36の一端が連結され 、その排水管36は沈砂槽37を介して周溝33に連 結するように構成される。この実施の形態に おける排水管36は、周囲に複数の小孔36aが形 されされた有孔管が使用される。そして、 中に埋設されることによりこの有孔管から る排水管36は、周溝33から沈砂槽37を介して 入した水を周囲の地中に浸透させつつ、余 の水を図示しない下水管に流入させるよう 構成される。

 このように構成された除塵管理枡20では 道路脇の側溝に設けられ、流入管20aを介し その道路の降雨雨水が上部枡22に流入し、周 溝33に至る。また、上部枡22の上端開口部か は、道路に降雨してその表面を伝い流れる 水が、上部枡22の蓋体24である網状物により 較的大きな塵が除去された状態で流下し、 溝33に至る。周溝33では、流入管20a及び上部 枡22の上端開口部から供給された水に含まれ 固形物を沈降させ、そのような固形物が除 された水を下部鉛直枡23の上端開口部から 下させ、その周囲における小孔23aや下端開 端から周囲の地中に浸透させる。この結果 固形物が除去された水を下部鉛直枡23の上端 開口部から流下させることができ、下部鉛直 枡23の内部が塵で満たされてしまうような事 を回避することができる。

 上部枡22に併設された沈砂槽37では、周溝 33において沈降した塵を構成する固形物をそ 周溝33から移動させてこの沈砂槽37において 沈降させ、不要な固形物が排水管36及びその 水管36を介して図示しない下水管に流入す ことを防止するとともに、周溝33が固形物で 満たされるような事態を比較的長期にわたっ て回避する。この結果、流入する水から土砂 や塵を分離してそのような土砂や塵が下水道 に流てしまうようなことを回避することがで きる。

 一方、周溝33や下部鉛直枡23の内部に沈降 した土砂等は、蓋体24を取り外してその上端 口部からそれらのの底部を吸引するような 段により掃除することができる。これと同 に、比較的大きな塵を捕獲した蓋体24や網 34にあっても、取り外した状態で洗浄するこ とができる。更に、沈砂槽37に沈降した固形 等にあっても、その蓋37cを取り外してその 端を開放させて底部を吸引するような手段 より掃除することができる。ここで、その 溝33は比較的浅い位置に存在し、下部鉛直 23も比較的短いものであるので、その洗浄は 比較的容易になる。このため、上部枡22及び の下部鉛直管23を含む本発明の除塵管理枡 管理負担を従来の管理枡より減少させるこ ができる。

 本発明の除塵管理枡は、地下に埋設され 水を貯留する貯水槽や下水道等に連結して 用することができ、その貯水槽や下水道等 供給される水から塵を除去することができ 。