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Title:
PORTABLE TERMINAL COVER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/147889
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a portable terminal cover (1) which is removably mounted on an electronic book (50) having a display section (51), which displays information, on the front surface of a case and protects the electronic book (50) by covering the electronic book. The cover is provided with a front surface cover section (20) arranged to face the front surface of the electronic book (50); a rear surface cover section (10) arranged to face the rear surface of the electronic book (50); a side surface cover section (30) arranged to face the side surfaces of the electronic book (50); a terminal I/F electrically connected to a cover I/F provided for supplying the electronic book (50) with power from the external; and an auxiliary battery attaching section (11) for attaching an auxiliary battery which supplies the electronic book (50) with power through the terminal I/F.

Inventors:
HIROTA MITSUO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/055536
Publication Date:
December 10, 2009
Filing Date:
March 20, 2009
Export Citation:
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Assignee:
BROTHER IND LTD (JP)
HIROTA MITSUO (JP)
International Classes:
G06F1/16; G06F1/26; G06F15/02; H05K5/02
Foreign References:
JP2001078820A2001-03-27
JPS6439681U1989-03-09
JPH09146663A1997-06-06
JPH03122751A1991-05-24
JP2003177840A2003-06-27
JPS6490798A1989-04-07
Attorney, Agent or Firm:
YAMAMOTO, HISASHI (JP)
Yamamoto In addition (JP)
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Claims:
 情報を表示する表示部を筐体の表面に有する携帯端末に着脱可能に装着され、少なくとも前記携帯端末の前記表面、前記表面とは反対側の裏面、及び前記表面と前記裏面とを接続する側面を覆って保護する携帯端末用カバーであって、
 前記携帯端末の前記表面に対向して配置され、少なくとも前記表示部を覆って保護する表面カバー部と、
 前記携帯端末の前記裏面に対向して配置され、前記裏面を覆って保護する裏面カバー部と、
 前記携帯端末の前記側面に対向して配置され、前記側面を覆って保護する側面カバー部であって、自身の一端に前記表面カバー部が揺動可能に接続されるとともに、自身の他端に前記裏面カバー部が、前記表面カバー部とは独立に揺動可能に接続される側面カバー部と、
 前記携帯端末が外部から電力を受給するために有する電力需給口に対応して、前記裏面カバー部または前記側面カバー部に設けられ、前記電力受給口に電気的に接続されるコネクタ部と、
 前記表面カバー部、前記裏面カバー部及び前記側面カバー部のいずれかに設けられ、前記コネクタ部を介して前記携帯端末に電力を供給する予備バッテリを取り付けるための予備バッテリ取付部と
を備えたことを特徴とする携帯端末用カバー。
 前記予備バッテリ取付部は、前記裏面カバー部の部位の内、前記携帯端末の前記表面を前記裏面に投影した状態で前記表示部が投影される領域を覆う部位を避けて、前記裏面カバー部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用カバー。
 前記携帯端末の前記表示部が前記情報の表示を開始させる基準位置の側を前記表示部の上側とした場合において、前記予備バッテリ取付部は、前記裏面カバー部の部位の内、前記表示部よりも下方側の部分を覆う部位に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末用カバー。
 前記予備バッテリ取付部は、前記表面カバー部の部位の内、前記表示部を覆う部位を避けて、前記表面カバー部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用カバー。
 前記携帯端末の前記表示部が前記情報の表示を開始させる基準位置の側を前記携帯端末の上側とした場合において、前記予備バッテリ取付部は、前記側面カバー部の部位の内、前記側面の中央よりも下方側の部分を覆う部位に設けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用カバー。
Description:
携帯端末用カバー

 本発明は、携帯端末用カバーに関する。

 近年、電子ブックが広く普及している。 子ブックは、辞書、もしくは書籍に記載さ ている情報を記憶しており、簡単に持ち運 できる。電子ブックには、パソコンからUSB( Universal Serial Bus)ケーブルを介して、またはS Dカード等を介して情報が入力される。電子 ックは、一般に数百グラムと軽量で、ノー パソコンよりも軽く、かつ、手のひらと同 のサイズでコンパクトという特徴を有する 電子ブックは、乾電池、または充電式電池 ら供給される電源によって動作する。乾電 及び充電式電池が供給できる電力量には限 があるため、電力が消費される前に、電池 交換するか、もしくは充電式電池を充電す 必要がある。

 そこで、電子ブックなどの携帯型通信装置 充電式電池を充電するための装置であるク ードルを用いた充電方法が知られている(例 えば、特許文献1)。このクレードルは、携帯 通信装置が外れないようにロックするロッ 部、及びロック解除を検出する機能など、 くの機能を備えている。

特開2007-96851号公報

 しかしながら、特許文献1に記載のクレー ドルは、多くの機能を有しているため重い。 したがって、電子ブックをクレードルに接続 した際、全体としても重くなり、クレードル と一体となった電子ブックが落下した際に電 子ブック自体が破損する恐れがあるという問 題点があった。

 本開示は、携帯中の携帯端末に電力を供 することができ、且つ、落下時の携帯端末 破損を防ぐことができる携帯端末用カバー 提供することを目的とする。

 本開示によれば、情報を表示する表示部 筐体の表面に有する携帯端末に着脱可能に 着され、少なくとも前記携帯端末の前記表 、前記表面とは反対側の裏面、及び前記表 と前記裏面とを接続する側面を覆って保護 る携帯端末用カバーであって、前記携帯端 の前記表面に対向して配置され、少なくと 前記表示部を覆って保護する表面カバー部 、前記携帯端末の前記裏面に対向して配置 れ、前記裏面を覆って保護する裏面カバー と、前記携帯端末の前記側面に対向して配 され、前記側面を覆って保護する側面カバ 部であって、自身の一端に前記表面カバー が揺動可能に接続されるとともに、自身の 端に前記裏面カバー部が、前記表面カバー とは独立に揺動可能に接続される側面カバ 部と、前記携帯端末が外部から電力を受給 るために有する電力需給口に対応して、前 裏面カバー部または前記側面カバー部に設 られ、前記電力受給口に電気的に接続され コネクタ部と、前記表面カバー部、前記裏 カバー部及び前記側面カバー部のいずれか 設けられ、前記コネクタ部を介して前記携 端末に電力を供給する予備バッテリを取り けるための予備バッテリ取付部とを備えた 帯端末用カバーが提供される。

電子ブック50を装着する際の携帯端末 カバー1の斜視図である。 表面カバー部20を広げた状態の携帯端 用カバー1の正面図である。 表面カバー部20を広げた状態の携帯端 用カバー1の平面図である。 携帯端末用カバー1と電子ブック50のブ ック図である。 表面カバー部20を広げた状態の携帯端 用カバー101の正面図である。 表面カバー部20を広げた状態の携帯端 用カバー101の平面図である。 電子ブック50を装着する際の携帯端末 カバー201の斜視図である。 ライト350を備えた携帯端末用カバー301 斜視図である。

 以下、本開示に係る携帯端末用カバー1の 実施形態について図面を参照して説明する。 以下の説明では、電子ブック50の表示部51の 期設定における表示開始位置を基準として 下方向を規定する。具体的には、表示開始 置としてデフォルト設定されている位置が 表示部51の左上の角とされている。本実施形 態では、表示開始位置が図1中の点SPであるも のとする。よって、図1の紙面右上側を携帯 末用カバー1及び電子ブック50の上方とし、 面左下側を下方とする。図1の紙面右下側を 帯端末用カバー1の右方とし、紙面左上側を 左方とする。図2の上側を携帯端末用カバー1 び電子ブック50の上方とし、図2の下側を携 端末用カバー1及び電子ブック50の下方とす 。図3の右側を携帯端末用カバー1及び電子 ック50の上方とし、図3の左側を携帯端末用 バー1及び電子ブック50の下方とする。

 携帯端末用カバー1に装着される電子ブッ ク50について、図1を参照して説明する。電子 ブック50は略直方体形状であり、裏面52、表 53、及び側面54を備える。裏面52、表面53は同 じ大きさであり、大人の手のひらに収まる程 度の大きさである。電子ブック50の厚みに相 する側面54の幅は1cm程度である。表面53には 、電子書籍などの情報を表示する画面である 表示部51が設けられている。表面53における 示部51の下方には、情報を入力、選択するボ タンの集まりである操作部55が設けられてい 。操作部55は、ページの送りボタン、戻り タン、文字の大きさを選択するボタン等を えている。操作部55は、ユーザが操作しやす いように、表示部51より下方にあるのが通常 ある。

 次に、図1を参照して、携帯端末用カバー 1の構成について説明する。図1に示すように 電子ブック50を保護するために用いられる 帯端末用カバー1は、3つの平面である裏面カ バー部10、表面カバー部20及び側面カバー部30 からなる。裏面カバー部10、表面カバー部20 び側面カバー部30は、第1ヒンジ部15及び第2 ンジ部25によって接続された、3つの連続し 平面である。

 裏面カバー部10は、電子ブック50の裏面52 りやや大きい平面視長方形状であり、左端 の第1ヒンジ部15を介して側面カバー部30と 続する。裏面カバー部10は、電子ブック50を 面52から支える。図示しないが、電子ブッ 50は、裏面カバー部10に嵌め込まれることで もしくは引っかけられることで、裏面カバ 部10に固定される。

 裏面カバー部10の正面側の下部には、携 端末用カバー1と電子ブック50とを電気的に 続するための接続部40が設けられている。接 続部40は、外部インタフェイス(以下、I/F と す)41、電源I/F42、USB(Universal Serial Bus)I/F43及 び端末I/F44を備えている。

 外部I/F41には、SDカード等の外部メモリが 接続される。電源I/F42は、外部電源から通じ 電源ケーブルに接続し、予備バッテリ74(図2 参照)、及び電子ブック50に電力を供給する。 USBI/F43は、USBコネクタを持つケーブルを介し 、パーソナルコンピュータ等と電子ブック5 0とを接続する。端末I/F44は、上述の外部I/F41 電源I/F42、USBI/F43と電子ブック50とを接続す 。

 表面カバー部20は、電子ブック50の表面53 りやや大きい平面視長方形状であり、第2ヒ ンジ部25を介して側面カバー部30と接続する 表面カバー部20は、裏面カバー部10と対称の 状である。表面カバー部20は、表示部51を備 えた電子ブック50の表面53を覆って保護する 表示部51は傷つき易いので、表示部51を保護 る重要性は高い。例えば、ユーザが移動時 電子ブック50をバックに入れていても、表 部51は表面カバー部20によって保護される。 って、バック内のその他の収納物によって 示部51が傷付けられる虞が低下する。

 側面カバー部30は、電子ブック50の側面54 りやや大きい平面視長方形状である。側面 バー部30は、裏面カバー部10と表面カバー部 20を接続し、且つ、電子ブック50の側面54を覆 って保護する。ここで、携帯端末用カバー1 固定された電子ブック50をユーザが持った場 合を考える。右利きの人をユーザと仮定した 場合、ユーザは、側面カバー部30を左側に位 させて、右手で携帯端末用カバー1を開閉で きるようにするのが通常である。

 側面カバー部30の短手方向の長さ(第1ヒン ジ部15と第2ヒンジ部25との間の長さ)は、電子 ブック50の側面54の幅(電子ブック50の厚み)と ぼ同等である。これにより、裏面カバー部1 0に固定された電子ブック50の表示部51が、表 カバー部20によって隙間無く覆われる。

 裏面カバー部10及び表面カバー部20は同じ 板厚である。電子ブック50を異物等から守る めに、耐水性があり、耐衝撃性がある材質 用いて裏面カバー部10、表面カバー部20、及 び側面カバー部30を形成するのが望ましい。 適な材料の例として、人工皮革、合成樹脂 合成ゴム、合成ウレタン等が挙げられる。

 次に、予備バッテリ74(図4参照)について 明する。予備バッテリ74は親指程度の大きさ の直方体である。予備バッテリ74の厚みは数 リであり、予備バッテリ74が挿入される裏 カバー部10の厚みよりも薄く形成されている 。予備バッテリ74に使用するバッテリは、リ ウムイオン製のバッテリが好適である。リ ウムイオン製のバッテリは、厚みが数ミリ あり、ノートパソコンなどの携帯機器に広 使われている。

 次に、図2及び図3を参照して、予備バッ リ取付部11について詳細に説明する。図2及 図3に示すように、裏面カバー部10の下部に 、凹状の予備バッテリ取付部11が設けられて いる。予備バッテリ取付部11は、予備バッテ 74を接続する予備バッテリコネクタ70(図4参 )を備えている。予備バッテリ74は、予備バ テリ取付部11に取り付けられ、電子ブック50 へ電力を供給する。予備バッテリ取付部11は 裏面カバー部10のうち、接続部40の設置部分 の内部に設けられている。つまり、予備バッ テリ取付部11は、電子ブック50の表示部51が配 置される位置を避けて設けられている。この 位置に予備バッテリ74を設けておけば、表示 51が予備バッテリ74によって誤って傷付けら れることはない。

 予備バッテリ取付部11は、携帯端末用カ ー1の下部に位置する。先述したように、初 設定では、電子ブック50における情報の表 開始位置は、表示部51の表示領域内の左上角 の点SP(図1参照)となっている。したがって、 ーザは、電子ブック50を立てて使用する場 、携帯端末用カバー1の下部を下げて使用す ことが一般的である。裏面カバー部10の下 に予備バッテリ取付部11を設けると、電子ブ ックを立てて使用する際、中心よりも下方に 予備バッテリ74が位置する。予備バッテリ74 重みによって、携帯端末用カバー1の重心が 心よりも下方に位置する。よって、電子ブ ク50の姿勢が安定する。

 液晶画面である表示部51は、使用時に熱 持つ。予備バッテリ74が長時間その熱と接す ると、故障の原因となるおそれがある。した がって、熱の発生源である表示部51が配置さ る位置の裏側を避けて予備バッテリ取付部1 1を設けることで、予備バッテリの故障を防 こともできる。

 次に、携帯端末用カバー1及び電子ブック 50の電気的構成について、図4を参照して説明 する。

 まず、電子ブック50の電気的構成につい 説明する。電子ブック50は、電子ブック50の 制御を司るCPU60を備えている。CPU60には、通 信部61、メモリカードリーダライター62、RAM63 、ROM64、カバーI/F56、装着検出部66、電源SW67 入力部68及び表示制御部69が接続されている 電子ブック50に内蔵されているバッテリ72は 、バッテリコネクタ71を介して充電され、電 ブック50の各部へ電力を供給する。

 通信部61は、外部の機器と電子ブック50と の間の情報の送受信を行う。電子ブック50は 通信部61を介してインターネット等のネッ ワークに接続され、他のコンピュータ等と 信を行うことができる。メモリカードリー ライター62は、記録媒体であるSDカード73に 録されているデータを読み出す。RAM63は、各 種データを一時的に記憶する。ROM63は、電子 ック50の動作を制御するための制御プログ ム、プログラムの実行に必要な設定、初期 等を記憶する。

 カバーI/F56は、携帯端末用カバー1と電子 ック50との間の情報の送受信を行い、且つ 外部電源、又は携帯端末用カバー1に取り付 られた予備バッテリ74から電子ブック50に電 力を供給する。装着検出部66は、携帯端末用 バー1への電子ブック50の装着及び非装着を 出する。電子ブック50は、携帯端末用カバ 1への装着、非装着に応じて、各部への電源 供給源を切り替える。すなわち、電子ブッ 50が携帯端末用カバー1に装着された場合は 外部電源、又は携帯端末用カバー1に設けら れた予備バッテリ74が電源供給源となる。装 されていない場合は、電子ブック50のバッ リ72が電源供給源となる。電源SW67は、ユー が操作する電源スイッチに接続され、電子 ック50の電源を入り切りさせる。入力部68は ユーザが操作の入力を行うための操作部55 及び表示部51に設けられたタッチパネル(図 外)に接続され、入力の検知を行う。表示制 部69は、情報を表示する表示部51に接続され 、表示部51の表示の制御をする。

 次に、携帯端末用カバー1の電気的構成に ついて説明する。携帯端末用カバー1は、端 I/F44、外部I/F41、USBI/F43、電源I/F42、及び予備 バッテリ取付部11を備えている。

 端末I/F44は、携帯端末用カバー1と電子ブ ク50との間の情報の送受信を行い、且つ、 部電源又は予備バッテリ74から電子ブック50 電力を供給する。外部I/F41は、記録媒体で るSDカード等との間で情報の送受信を行う。 USBI/F43は、USBケーブルを介して、パーソナル ンピュータ等との間で情報の送受信を行う 電源I/F42は、端末I/F44、及び予備バッテリコ ネクタ70と接続する。電源I/F42には電源ケー ルのコネクタが挿入され、自身を通して、 末I/F44及び予備バッテリ74に電力を供給する

 予備バッテリコネクタ70は、電源I/F42、予 備バッテリ74、及び端末I/F44に接続する。予 バッテリコネクタ70は、電源I/F42から供給さ た電力を予備バッテリ74へ供給する。また 予備バッテリコネクタ70は、予備バッテリ74 ら供給された電力を端末I/F44へ供給する。 備バッテリ74は、予備バッテリコネクタ70か 供給された電力を蓄える。また、予備バッ リ74は、予備バッテリ取付部11へ電力を供給 する。

 次に、上記のように構成された携帯端末 カバー1の使用方法について説明する。

 図1に示すように、裏面カバー部10の下部 設けられた接続部40に電子ブック50が接続さ れる。この接続により、電子ブック50のカバ I/F56と接続部40の端末I/F44とが電気的に接続 れる。

 電子ブック50の不使用状態では、携帯端 用カバー1の3つのカバー部10,20,30が電子ブッ 50を覆っている。すなわち、裏面カバー部10 が電子ブック50の裏面52を、表面カバー部20が 電子ブック50の表面53を、側面カバー部30が電 子ブック50の側面54をそれぞれ覆っている。

 例えば、右利きのユーザが電子ブック50 使用する際、通常、左手で携帯端末用カバ 1を持つ。この状態では、左手の親指で側面 バー部30を支え、左手のその他の指で裏面 バー部10を支える。第1ヒンジ部15及び第2ヒ ジ部25のそれぞれは、2つのカバー部を揺動 能に接続している。したがって、ユーザは 表面カバー部20を左側に開放させることがで きる。表面カバー部20を左手の親指の先端に たるまで開放させる。この状態で、ユーザ 、右手で電子ブック50の操作部55を操作でき る。

 また、ユーザは、表面カバー部20をほぼ36 0度回転させてしまうことによって、携帯端 用カバー1をコンパクトにまとめた状態で電 ブック50を使用する場合もある。ユーザは 左手で携帯端末用カバー1の裏面カバー部10 支え、右手で表面カバー部20を開放する。開 放を続けると、表面カバー部20は、おおよそ3 60度回転する。表面カバー部20は、裏面カバ 部10と接するように位置し、携帯端末用カバ ー1がコンパクトにまとまる。ユーザは、携 端末用カバー1を片手で容易に把持でき、も 一方の手で電子ブック50を容易に操作でき 。

 以上説明したように、本実施の携帯の携 端末用カバー1の表面カバー部20、裏面カバ 部10、及び側面カバー部30は、電子ブック50 表面、裏面、及び側面を覆って保護する。 備バッテリ74を取り付けるための予備バッ リ取付部11が、携帯端末用カバー1に設けら ている。電子ブック50を保護するカバー部内 に予備バッテリ74が取り付けられるため、電 ブック50を落下させても、予備バッテリ74が 電子ブック50を破損させるおそれが低い。よ て、携帯端末用カバー1は、電子ブック50の 損を防止することができ、且つ、携帯中の 子ブック50に電力を供給することができる

 予備バッテリ74は、裏面カバー部10のうち 、電子ブック50の表示部51と重なる位置を避 て設けられる。すなわち、裏面カバー部10の うち、表示部51が裏面52に投影される領域以 の領域に予備バッテリ74が設けられる。した がって、電子ブック50に衝撃が加わった場合 も、予備バッテリ74によって表示部51が傷つ けられることがない。表示部51の熱によって 備バッテリ74が破損するおそれも低い。

 予備バッテリ74は、裏面カバー部10のうち 、電子ブック50の表示部51よりも下方側の部 を覆う部位に設けられる。従って、ユーザ 電子ブック50の姿勢を立ち上げると、電子ブ ック50の重心が中心よりも下方に位置し、電 ブック50の姿勢が安定する。

 なお、上記の実施形態に示される携帯端 用カバー1の構成は例示であり、各種の変形 が可能なことはいうまでもない。以下の説明 では、上記の実施形態と同一の構成について は同一の番号を付し、説明を省略する。

 上記の実施形態の変形例1について、図5 び図6を参照して説明する。図5及び図6に示 ように、変形例1に係る携帯端末用カバー101 、予備バッテリ74を取り付けるための予備 ッテリ取付部111を、側面カバー部130に備え いる。このように、予備バッテリ取付部111 側面カバー部130に設けてもよい。この場合 図5に示すように、側面カバー部130の部位の 、中央よりも下方側の部位に予備バッテリ 付部111を設けることが望ましい。これによ 、携帯端末用カバー101を立てた場合の重心 中心よりも下方に位置し、電子ブック50の 勢が安定する。

 上記の実施形態の変形例2について、図7 参照して説明する。図7に示すように、変形 2に係る携帯端末用カバー201は、予備バッテ リ取付部211を表面カバー部220に備えている。 このように、予備バッテリ取付部211を表面カ バー部220に設けても、電子ブック50の破損を 止することができ、且つ、携帯中の電子ブ ク50に電力を供給することができる。この 合、表面カバー部220のうち、電子ブック50の 表示部51を覆う領域221を避けて予備バッテリ 付部211を設けることが望ましい。これによ 、電子ブック50に衝撃が加わった場合でも 予備バッテリ74によって表示部51が傷つけら ることがない。表示部51の熱によって予備 ッテリ74が破損するおそれも低い。また、表 面カバー部220の下部に予備バッテリ取付部211 を設ければ、電子ブック50を立てて使用する 合の電子ブック50の姿勢が安定する。

 上記の実施形態の変形例3について、図8 参照して説明する。図8に示すように、変形 3に係る携帯端末用カバー301は、裏面カバー 部310の上端部にライト350を備えている。ライ ト350は、可撓性を有するアーム部352と、光源 351とを備える。アーム部352は、裏面カバー部 310の上端部から上方に湾曲し、アーム部352の 先端は下方を向いている。光源351は、アーム 部352の先端に固定されている。光源351は、携 帯端末用カバー301に搭載された予備バッテリ 74の電力によって発光する。このように、電 ブック50の表示部51を照らすライトを携帯端 末用カバー301に設けても良い。

 また、上記の実施形態はその他の変更も 能である。例えば、表面カバー部20の材質 透明な合成樹脂とし、操作部55を覆わずに、 表示部51を表面カバー部20で覆ってもよい。 面カバー部20が閉じたまま、すなわち、表示 部51が表面カバー部20によって覆われたまま ユーザは電子ブック50の操作ができる。