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Patent Searching and Data


Title:
PUMP
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/156143
Kind Code:
A1
Abstract:
A pump has a casing, an impeller, and a drive mechanism. In the casing are formed a pump chamber and a drive chamber that is separated from the pump chamber with a partition wall in between and is formed to be watertight. The impeller is received in the pump chamber so as to be rotatable about the axis of the impeller. The drive mechanism is received in the drive chamber and is provided to rotate the pump chamber. The casing further has a wiring tube. The wiring tube is provided to interconnect the drive chamber and the outside of the casing. In the wiring tube is placed a cable for supplying electric power to the drive mechanism. Because of the wiring tube, the casing does not require an insertion hole for leading the cable to the outside, and this makes the drive chamber watertight.

Inventors:
SAKAI TOSHISUKE (JP)
FUKUDA TETSUYA (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/061249
Publication Date:
December 24, 2008
Filing Date:
June 19, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
SAKAI TOSHISUKE (JP)
FUKUDA TETSUYA (JP)
International Classes:
F04D13/08
Foreign References:
JPH09193998A1997-07-29
JPH11166500A1999-06-22
JP2000205196A2000-07-25
JPH11236895A1999-08-31
Attorney, Agent or Firm:
NISHIKAWA, Yoshikiyo et al. (Umeda Square Bldg. 5F12-17, Umeda 1-chome,Kita-ku, Osaka-shi, Osaka 01, JP)
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Claims:
 吸込口と、吐出口とを備え、内部にポンプ室と、当該ポンプ室と隔壁で区切られており、水密に設けられた駆動室を備えるケーシングと、
 前記ポンプ室の内部に収納され、ポンプ室の内部で軸を中心に回転自在に配置される羽根車と、
 前記駆動室の内部に収納され、電力の供給を受けて前記羽根車を回転駆動させる駆動機構と、
 前記駆動機構に電力を供給するためのケーブルとを備え、
 前記ケーシングは、前記ケーシングと一体に形成され、前記ケーブルが挿通される配線管を備えることを特徴とするポンプ。
 
 前記ケーシングは、前記ケーシングと一体成型され、前記駆動室につながり、前記ケーブルが配置される配線管を備えることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
 
 前記配線管は、前記ケーシングとの接続部に補強リブが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ。
 
 前記ケーブルは、一端にコネクタを備え、
 前記配線管は、前記ケーブルの前記コネクタを挿通することができるような内径を備えるように形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のポンプ。
 
 前記配線管は、その先端にシール部材装着用の段差部が形成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のポンプ。
 
 前記ケーシングは、突出して形成された吐出口を備え、
 前記配線管は、吐出口の突出方向と同方向に突出していることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のポンプ。
 
 前記配線管と、前記吐出口とを連結する補強部材を備えることを特徴とする請求項6に記載のポンプ。
Description:
ポンプ

 本発明は、羽根車を回転させることによ 、液体を吸い込み、吐出するポンプに関す ものである。

 日本公告実用新案実公平6-49920Yは、従来 水槽中のポンプを開示している。従来のポ プは、ポンプ室を備えるケーシングと、ロ ターが取り付けられた羽根車と、羽根車を 転させる磁気駆動装置とを備えている。羽 車はポンプ室に設けられている。磁気駆動 置は、ポンプ室に対して完全に仕切られた 動室に配置されている。このため、駆動室 、ポンプ室から液体が浸入することがない このようなポンプは、液中で使用する水中 ンプとして、容易に適用させることができ 。この場合、駆動室は、パッキンなどのシ ルで水密に保持され、または、モールドな によって水密構造に形成される。しかしな ら、磁気駆動装置は、ケーブルによって外 電力の供給を受ける。したがって、ケーシ グは、ケーブルを挿通させるための挿通孔 備える必要がある。ケーシングの挿通孔と ーブルとの隙間は、Oリングなどでシールさ る。しかし、駆動室の内部は、ケーブルの 形などにより水が浸入する可能性がある。

 本発明は、上記の従来の問題点に鑑みて されたものである。本発明の課題は、水密 を確保でき、容易に組み立てることができ ポンプを提供することである。

 上記課題を解決するため、本発明は、吸 口と、吐出口とを備え、内部にポンプ室と ポンプ室と隔壁で区切られており、水密に けられた駆動室を備えるケーシングと、ポ プ室の内部に収納され、ポンプ室の内部で を中心に回転自在に配置される羽根車と、 動室の内部に収納され、電力の供給を受け 羽根車を回転駆動させる駆動機構と、駆動 構に電力を供給するためのケーブルとを備 る。本発明の特徴は、ケーシングは、ケー ングと一体に形成され、ケーブルが挿通さ る配線管を備えることである。この場合、 槽内にポンプを設置する際に、配線管から が浸入しないようにポンプを水槽に接続す ことにより、駆動室内への水の浸入を防ぐ とができる。

 ケーシングは、ケーシングと一体成型さ 、駆動室につながり、ケーブルが配置され 配線管を備えることが好ましい。この場合 、水槽内にポンプを設置する際に、配線管 ら水が浸入しないようにポンプを水槽に接 することにより、駆動室内への水の浸入を ぐことができる。

 上述の配線管は、水槽内に液体が無い場 、ポンプの荷重を支えることができること 望まれる。このために、上記配線管は、ケ シングとの接続部に補強リブが設けられて ることが好ましい。この場合、水槽に接続 れた配線管は、水槽内に液体が無いときに ンプの荷重を配線管で支えることができる

 ケーブルは、一端にコネクタを備える。 線管は、ケーブルのコネクタを挿通するこ ができるような内径を備えるように形成さ ていることが好ましい。この場合、駆動室 駆動機構を容易に組み込むことができ、ケ ブルを配線管に容易に挿通することができ 。

 前記配線管は、水槽内に設置する際に、 槽と配線管との間を容易にシールできるこ が望まれる。そこで、配線管は、その先端 シール部材装着用の段差部が形成されてい ことが好ましい。この場合、配線管と水槽 のシールを容易に行うことができる。

 上述の配線管は、水槽内に液体が無い場 、ポンプの荷重を支えることができること 望まれる。そこで、ケーシングは、突出し 形成された吐出口を備える。配線管は、吐 口の突出方向と同方向に突出していること 好ましい。そして、配線管と吐出口とを連 する補強部材を備えることがより好ましい この構成により、水槽内に液体が無い場合 ポンプは配線管と吐出口とによって支えら る。これにより、配線管と吐出口とは、ポ プの荷重を確実に支えることができる。そ て、補強具を備えることにより、配線管と 出口とは、ポンプの荷重をより確実に支え ことができる。

実施形態に係るポンプの側面断面図。 同上の配線管にリブを設けた例を示し 側面図。

 以下、本発明を実施形態に基づいて、添 の図面と共に説明する。図1は、本実施形態 のポンプ1を示している。本実施形態のポン 1は、ケーシング100と、羽根車14と、磁気駆 部200とを備える。ポンプ1は、水槽3に配置さ れている。

 ケーシング100は、上部ケーシング11と、 部ケーシング16とからなる。ケーシング100は 、上部ケーシング11と下部ケーシング16との にポンプ室110を備える。上部ケーシング11は 、上面に吸込口12を備え、側面に吐出口13を える。吐出口13は、側方に突出して設けられ ている。

 ポンプ室110は、羽根車14を収納している 羽根車14は、主板141と、軸30と、複数の羽根1 42と、側板143と、ローター15とからなる。主 141は円板状に形成されている。側板143は、 形に形成されており、中央に開口を有する 側板143は、外周から中央に向かうに従って 方に突出するように形成されている。複数 羽根142は、主板141と側板143との間に設けら ており、主板141の中心部から外周部に亘っ 配置されている。ローター15は、マグネット からなる。ローター15は、円筒状に形成され いる。ローター15は、主板141の下面の外周 取り付けられている。主板141は、中心に軸 け31,32を介して軸30が取り付けられており、 30を中心に回転するように上部ケーシング11 と下部ケーシング16に取り付けられる。

 下部ケーシング16は、下面に環状凹部161 形成されている。下部ケーシング16は、側面 下方に配線管17が形成されている。

 下部ケーシング16の環状凹部161は、磁気 動部200を収納するために設けられている。 気駆動部200は、いわゆる駆動機構である。 気駆動部200は、ステータ21と回路基板22とか なる。回路基板22は、先端にコネクタ24を備 えたケーブル23が設けられている。回路基板2 2は、ケーブル23を介して外部からの電力の供 給を受け、ステータ21に電力を供給する。ス ータ21は、コイルを備える。コイルは、電 が流れることにより周囲に磁界を発生させ 。コイルは、ローター15と磁気的に結合され ている。下部ケーシング16は、下面に蓋35が けられる。蓋35は、下部ケーシング16と共に 動室162を形成する。駆動室162は、樹脂18が 填されており、水密が確保されている。

 下部ケーシング16の配線管17は、吐出口13 同じ方向に突出して設けられている。配線 17は、吐出口13と補強部材36によって連結さ ている。配線管17は、途中に段差が設けら ている。詳しくは、配線管17は、先端部の外 径が、ケーシング100との接続部分の外径より も小さく形成されている。配線管17の内径は コネクタ24が通ることができる程度の大き に形成されている。配線管17は、駆動室162と 、ケーシング100の外部とを接続する。配線管 17は、ケーブル23を挿通させ、水槽3の外に出 ためのものである。

 下部ケーシング16の配線管17は、水槽3の 面に設けられた穴に嵌合され、穴と溶着固 される。これにより、ポンプ1は、水槽3内に 配置される。そして、ポンプ1は、液体に浸 された状態で使用される。

 このようなポンプ1において、回路基板22 、ケーブル23を介して外部から電力の供給 受け、ステータ21のコイルに電流を流す。電 流が流れたコイルは磁界を発生させる。ステ ータ21は、ローター15と磁気的に結合されて るため、ローター15は、ステータ21のコイル 発生する磁界によって回転する。ローター1 5は、羽根車14に取り付けられているため、羽 根車14は、ローター15の回転に伴って回転す 。このようにして、ポンプ1は、羽根車14を 転させ、吸込口12から液体を吸い込む。羽根 車14は、回転の遠心力によって液体を加圧し 液体を羽根車14の外周部に送る。そして、 ンプ1は、吐出口13から液体を吐出する。

 この場合、ポンプ1は、水槽3の内部の液 に浸漬されているが、ポンプの駆動室162の 部は、配線管17を介して水槽3の外の空間に ながっている。したがって、ケーブル23が動 くことによって、樹脂に隙間が生じても、ケ ーブル23は液中に無いことから、駆動室162内 液体が浸入することはない。

 また、配線管17は、吐出口13と同方向に突 出して設けられているため、水槽3の穴への 結が容易である。そして、配線管17は、先端 の外径が、ケーシング100と配線管との接続部 の外径よりも細く形成されているため、水槽 3の穴へ容易に連結することができる。そし 、配線管17は、コネクタ24を通すことができ 程度の内径を持つ。したがって、回路基板2 2を駆動室162に配置した後にコネクタ24及びケ ーブル23を配線管17に挿通させることができ 。

 さらに、配線管17と吐出口13とは、補強部 材36によって連結されている。したがって、 ンプ1に加わる応力を、配線管17と吐出口13 分散させることができる。したがって、配 管17や吐出口13が壊れてしまうことがない。 た、図2に示すように、配線管17とケーシン 100との接続部分には、リブ19を形成するこ が好ましい。この場合、配線管17は、水槽に 液体が満たされていない場合でも、ポンプ1 支えることができる。

 さらに、配線管17は、段差が形成されて り、先端が細くなっているため、水槽3との 結部分にOリング33を配設することができる これにより、配線管17と水槽3との連結部の 密性を確保することができる。なお、本実 形態では、配線管17と下部ケーシング16とは 一体に形成されている。しかしながら、配線 管17は、溶着や溶接によって下部ケーシング1 6に一体化して設けられることも可能である