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Patent Searching and Data


Title:
STEAMER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/146621
Kind Code:
A1
Abstract:
A steamer comprises a steam generator (4) for generating steam, a refining device (6) for refining the steam generated by the steam generator (4), and a control part (8) for drivingly controlling the refining device (6) so that it continuously refines the steam during a predetermined time after the steam generator (4) is stopped. The steamer is characterized in that the user does not feel the hotness and a sense of incongruity even if the user carelessly brings his body close to the discharge port after the steam generation is completed.

Inventors:
NISHIMURA SHINJI
Application Number:
PCT/JP2008/059020
Publication Date:
December 04, 2008
Filing Date:
May 16, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
NISHIMURA SHINJI
International Classes:
F22B1/28
Foreign References:
JPH09287701A1997-11-04
JP2005205163A2005-08-04
JPH0288635U1990-07-13
JPH10339401A1998-12-22
JP2006061402A2006-03-09
Attorney, Agent or Firm:
MIYOSHI, Hidekazu et al. (2-8 Toranomon 1-chome,Minato-k, Tokyo 01, JP)
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Claims:
 スチームを発生するスチーム発生装置と、
 前記スチーム発生装置により発生したスチームを微細化する微細装置と、
 前記スチーム発生装置を停止した後も、所定の時間、前記微細装置によりスチームを微細化するよう駆動制御する制御手段と、
を有することを特徴とするスチーマー。
 ミストを発生するミスト発生装置を有し、
 前記制御手段は、前記スチーム発生装置を停止した後も、所定の時間、前記微細装置によりスチームを微細化させると共に、前記ミスト発生装置からミストを発生するよう駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のスチーマー。
Description:
スチーマー

 本発明はスチームを発生するスチーマー 係り、特に、スチームの発生終了後におい 、不用意に吐出口に身体を近づけた場合で 熱さを感じず、違和感も無いスチーマーに する。

 ヘアケアや肌の手入れに際してスチーム 用いることが従来より行われており、また 年では、スチームの粒子径を小さくして毛 や肌へのスチームの浸透をよりよくするた 、放電機構による放電電極間の放電にスチ ムを晒すことでスチームの微細化を行うも が提供されている。

 例えば、実用新案登録第3102862号公報には、 「美顔用スチーマ」として、水を貯水する貯 水容器と、貯水容器内の水を加熱気化させる ヒータと、貯水容器に着脱可能に装着される 蓋体と、貯水容器からスチーム放出用ノズル までの間に延長したスチーム経路と、スチー ム経路に設置されたスチームを微細化するた めの高圧放電装置とを備え、貯水容器または /およびスチーム経路または/およびスチーム 出用ノズルに、多元素鉱物のパウダーが織 込みまたはコーティングによって含有され いる構造のものが提案されている。

実用新案登録第3102862号公報 しかしなが ら、上述した従来技術においては、スチーム 発生装置、並びにスチームを微細化する微細 装置の駆動制御が同一タイミングで行われて いたため、スチームの発生終了時において、 スチーム発生装置停止後もボイラー槽の余熱 によりスチームが少量吐出されることがある 。スチームは目視確認がし難いことから、不 用意に吐出口に身体を近づけた場合には熱さ を感じ、運転停止の操作後にもスチームが吐 出されているという違和感をおぼえるという 事情があった。

 本発明は、上記従来の事情に鑑みてなさ たものであって、スチームの発生終了後に いて、不用意に吐出口に身体を近づけた場 でも熱さを感じず、違和感も無いスチーマ を提供することを目的としている。

 上記目的を達成するために、本発明に係 スチーマーは、スチームを発生するスチー 発生装置と、前記スチーム発生装置により 生したスチームを微細化する微細装置と、 記スチーム発生装置を停止した後も、所定 時間、前記微細装置によりスチームを微細 するよう駆動制御する制御手段とを備える とを特徴とする。

図1は、本発明の実施例1に係るスチー ーの構成図である。 図2は、(a)は生成されるスチーム量の時 間的推移を説明するタイムチャートであり、 (b)はスチーム発生装置4および微細装置6の駆 タイミングを説明するタイミングチャート ある。 図3は、本発明の実施例2に係るスチー ーの構成図である。 図4は、スチーム発生装置14、微細装置1 6およびミスト発生部21の駆動タイミングを説 明するタイミングチャートである。

 以下、本発明のスチーマーの実施例につ て、〔実施例1〕、〔実施例2〕の順に図面 参照して詳細に説明する。

〔実施例1〕
 図1は本発明の実施例1に係るスチーマーの 成図である。同図において、本実施例のス ーマーは、装置本体1に、スチーム発生装置4 に水を供給するタンク9と、スチームを発生 るスチーム発生装置4と、スチーム発生装置4 により発生したスチームを微細化する微細装 置6と、当該スチーマーから微細化したスチ ム7を吐出する吐出口5と、スチーム発生装置 4および微細装置6をそれぞれ制御信号31およ 32により別々に制御する制御部8と、を備え 構成されている。

 スチーム発生装置4は、PTCヒータ2を備え ボイラー槽3から成り、タンク9から供給され た水をPTCヒータ2により加熱してスチームを 生する。

 また、微細装置6は、スチーム発生装置4 吐出口5側に配置され、放電回路6aおよび放 電極6bを備えて、スチーム発生装置4により 生したスチームを微細化する。

 次に、以上の構成を備えた本実施例のス ーマーの動作について、図2を参照して説明 する。ここで、図2(a)は生成されるスチーム の時間的推移を説明するタイムチャートで り、図2(b)はスチーム発生装置4および微細装 置6の駆動タイミングを説明するタイミング ャートである。

 スチーム発生装置4により生成されたスチ ームは、直径約8[μm]程度の粒子となっている が、スチームの吐出口5から吐出される途中 微細装置6によって放電微細化されることに り、直径約2[μm]程度の粒子のスチーム7とな ることで白化し、視認性が高まる。

 一方で、スチーム発生装置4により生成さ れるスチーム7の量は、図2(a)のスチーム量の 間的推移に示すように、通電開始時(時刻T1) および通電停止時(時刻T2)において、ボイラ 槽3や水の熱容量のため、通電と連動した明 な吐出と停止を行うことは困難である。

 とりわけ、通電停止時のボイラー槽3の余 熱によってスチームが少量吐出される状況で は、放電微細化をしていない場合では視認性 が低下し、スチームの吐出が意識されず、使 用者が不用意に吐出口5に身体を近づけるこ によって熱さを感じ、運転停止操作後もス ームが吐出されているという違和感をおぼ ることが想定される。

 そこで、本実施例のスチーマーでは、図2 (b)のタイミングチャートに示すように、スチ ーム発生装置4の通電を停止した(時刻T2)後も 所定時間(時刻T2から時刻T3まで)の間は、微 装置6によりスチームを微細化するよう駆動 制御する。

 このように、スチーム発生装置4を停止し た後にボイラー槽3の余熱によってスチーム 少量吐出された状態でも、スチームを微細 置6により放電微細化することで、スチーム 白化して視認性を高めることができるので 使用者にスチームの吐出を意識させること でき、使用者が不用意に吐出口5に身体を近 づけることを避けることができる。

 以上説明したように、本実施例のスチー ーでは、スチームを発生するスチーム発生 置4と、スチーム発生装置4により発生した チームを微細化する微細装置6と、スチーム 生装置4を停止した後も、所定の時間、微細 装置6によりスチームを微細化するよう駆動 御する制御部8と、を備えた構成とし、制御 8により、スチーム発生装置4を停止した後 、所定時間の間は、微細装置6によりスチー を微細化するよう駆動制御するので、スチ ム発生装置4の停止後にボイラー槽3の余熱 より吐出された少量のスチームを微細化(白 )して可視化でき、使用者にスチーム7の吐 を意識付けることができることから、使用 が不用意に吐出口5に身体を近づけることを 避できる。

〔実施例2〕
 次に、図3は本発明の実施例2に係るスチー ーの構成図である。同図において、本実施 のスチーマーは、装置本体11に、スチーム発 生装置14に水を供給するタンク19と、スチー を発生するスチーム発生装置14と、スチーム 発生装置14により発生したスチームを微細化 る微細装置16と、当該スチーマーから微細 したスチーム17を吐出する吐出口15と、水と 気を混合してミスト22を発生するミスト発 部21と、スチーム発生装置14、微細装置16お びミスト発生部21をそれぞれ制御信号41,42お び43により別々に制御する制御部18と、を備 えて構成されている。

 スチーム発生装置14は、PTCヒータ12を備え たボイラー槽13から成り、タンク19から供給 れた水をPTCヒータ12により加熱してスチーム を発生する。

 また、微細装置16は、スチーム発生装置14 の吐出口15側に配置され、放電回路16aおよび 電電極16bを備えて、スチーム発生装置14に り発生したスチームを微細化する。

 さらに、ミスト発生部21は、ポンプ20を用 いて、タンク19からの水をベンチュリ効果に りミスト化してミスト22を発生する。

 次に、以上の構成を備えた本実施例のス ーマーの動作について、図4を参照して説明 する。ここで、図4はスチーム発生装置14、微 細装置16およびミスト発生部21の駆動タイミ グを説明するタイミングチャートである。

 本実施例のスチーマーでは、図4のタイミ ングチャートに示すように、スチーム発生装 置4の通電を停止した(時刻T12)後も、所定時間 (時刻T12から時刻T13まで)の間は、微細装置16 よりスチームを微細化させると共に、ミス 発生装置21からミストを発生するよう駆動制 御する。

 このように、スチーム発生装置14を停止 た後にボイラー槽13の余熱によってスチーム が少量吐出された状態でも、スチームを微細 装置16により放電微細化することで、スチー を白化して視認性を高めることができるの 、使用者にスチームの吐出を意識させるこ ができ、使用者が不用意に吐出口に身体を づけることを避けることができる。また、 チーム発生装置14の停止後もミスト発生装 21からミストを発生するので、少量吐出され るスチーム17にミスト22が混ってスチーム17の 温度を下げることができ、万が一使用者が不 用意に吐出口15に身体を近づけたとしても熱 を感じることを回避できる。

 以上説明したように、本実施例のスチー ーでは、ミスト22を発生するミスト発生装 21を更に備え、制御部18により、スチーム発 装置14と、スチーム発生装置14により発生し たスチームを微細化する微細装置16と、ミス 発生装置21とを別々に制御することとし、 チーム発生装置14を停止した後も、所定時間 の間は、微細装置16によりスチームを微細化 せると共に、ミスト発生装置21からミスト 発生するよう駆動制御するので、スチーム 生装置14の停止後にボイラー槽13の余熱によ 吐出された少量のスチームを微細化(白化) て可視化でき、使用者にスチーム17の吐出を 意識付けることができることから、使用者が 不用意に吐出口に身体を近づけることを回避 できる。また、スチーム17にミスト22を混ぜ ことで吐出されるスチーム17の温度が下がる ので、万が一使用者が不用意に吐出口15に身 を近づけたとしても熱さを感じることを回 できる。

 本発明に係るスチーマーによれば、スチ ム発生装置停止後にボイラー槽の余熱によ 吐出された少量のスチームを微細化(白化) て可視化でき、使用者にスチームの吐出を 識付けることができることから、使用者が 用意に吐出口に身体を近づけることを回避 ることができる。