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Title:
TRAILING END CONNECTING PORTION OF CONNECTING MEMBER, AND CONNECTING PORTION OF ELECTRIC DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/155881
Kind Code:
A1
Abstract:
Intended is to form a stress cone which is so simplified as to require no semiconductor rubber therein. Provided is a connecting portion comprising an insulating bushing (11) having a receiving port (14) at its trailing end portion for receiving the end portion of a connecting member (2), and an end portion of the connecting member (2) to be removably connected to the receiving port (14). The connecting member (2) includes an insulating member (22) disposed on the outer periphery of the conductor and having a rubbery elasticity, and an external semiconductor layer (24) disposed on the outer periphery of the insulating member (22) across the portion leading to the entrance of the receiving port (14). An annular metal ring (13) is buried concentrically with the bushing (11) on the side of the trailing end portion of the bushing (11), and is extended on its leading end side to the position around the leading end portion of the external semiconductor layer (24). The metal ring (13) is more extended toward the leading end portion of the bushing (11) than the leading end portion of the external semiconductor layer (24). Moreover, the bushing (11) is positioned at its leading end portion in a device case (C), and is hermetically fixed at its trailing end portion on the peripheral edge portion of an opening (C1) formed in the device case (C).

Inventors:
SEMA NOBUYUKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/001462
Publication Date:
December 24, 2008
Filing Date:
June 09, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SWCC SHOWA CABLE SYS CO LTD (JP)
SEMA NOBUYUKI (JP)
International Classes:
H02G15/08; H02B1/20; H02B13/02; H02G15/064
Domestic Patent References:
WO2004055954A12004-07-01
Foreign References:
JP2007097332A2007-04-12
JP2000278826A2000-10-06
JPH11187521A1999-07-09
JP2002101544A2002-04-05
JPH04112602A1992-04-14
Attorney, Agent or Firm:
MORIYA, Kazuo (1-13 Nihonbashi-Honcho 3-chom, Chuo-ku Tokyo 23, JP)
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Claims:
 後端部に接続部材の端部の受容口を有する絶縁性のブッシングと、前記受容口に着脱自在に接続される接続部材の端部とを備え、
 前記接続部材は、導体の外周に設けられるゴム状弾性を有する絶縁体と、前記絶縁体の外周に前記受容口の入口に至る部分に跨って設けられる外部半導電層とを備え、
 前記ブッシングの後端部側には環状の電界緩和層を備え、
 前記電界緩和層の先端部側は前記外部半導電層の先端部よりも前記ブッシングの先端部に向かって延出されて前記外部半導電層の先端部の周りが前記電界緩和層で覆われていることを特徴とする接続部材の終端接続部。
 後端部に接続部材の端部の受容口を有する絶縁性のブッシングと、前記受容口に着脱自在に接続される接続部材の端部とを備え、
 前記接続部材は、導体の外周に設けられるゴム状弾性を有する絶縁体と、前記絶縁体の外周に前記受容口の入口に至る部分に跨って設けられる外部半導電層とを備え、
 前記ブッシングの後端部側には環状の電界緩和層を備え、
 前記電界緩和層の先端部側は前記外部半導電層の先端部よりも前記ブッシングの先端部に向かって延出されて前記外部半導電層の先端部の周りが前記電界緩和層で覆われ、
 前記外部半導電層は、半導電塗料の塗布層で形成されていることを特徴とする接続部材の終端接続部。
 後端部に接続部材の端部の受容口を有する絶縁性のブッシングと、前記受容口に着脱自在に接続される接続部材の端部とを備え、
 前記接続部材は、導体の外周に設けられるゴム状弾性を有する絶縁体と、前記絶縁体の外周に前記受容口の入口に至る部分に跨って設けられる外部半導電層とを備え、
 前記ブッシングの後端部側には環状の電界緩和層を備え、
 前記電界緩和層の先端部側は前記外部半導電層の先端部よりも前記ブッシングの先端部に向かって延出されて前記外部半導電層の先端部の周りが前記電界緩和層で覆われ、
 前記ブッシングは、その先端部が機器ケース内に位置し、後端部が前記機器ケースに設けられた開口部の周縁部に気密に固定されていることを特徴とする接続部材の終端接続部。
 後端部に接続部材の端部の受容口を有する絶縁性のブッシングと、前記受容口に着脱自在に接続される接続部材の端部とを備え、
 前記接続部材は、導体の外周に設けられるゴム状弾性を有する絶縁体と、前記絶縁体の外周に前記受容口の入口に至る部分に跨って設けられる外部半導電層とを備え、
 前記ブッシングの後端部側には環状の電界緩和層を備え、
 前記電界緩和層の先端部側は前記外部半導電層の先端部よりも前記ブッシングの先端部に向かって延出されて前記外部半導電層の先端部の周りが前記電界緩和層で覆われ、
 前記外部半導電層は、半導電塗料の塗布層で形成され、
 前記ブッシングは、その先端部が機器ケース内に位置し、後端部が前記機器ケースに設けられた開口部の周縁部に気密に固定されていることを特徴とする接続部材の終端接続部。
 前記接続部材の端部は、前記ブッシングの受容口に装着される雄形状の挿入部と、前記挿入部の後端部側に前記挿入部と同心状に連設され前記機器ケースの開口部内に配置される大径部とを備え、
 前記接続部材に装着された固定金具は前記大径部に係止されて前記機器ケースに固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4何れか1項記載の接続部材の終端接続部。
 前記接続部材の端部は、前記ブッシングの受容口に装着される雄形状の挿入部と、前記挿入部の後端部側に前記挿入部と同心状に連設され前記機器ケースの開口部内に配置される大径部とを備え、
 前記接続部材に装着された固定金具は前記大径部に係止されて前記機器ケースに固定され、
 前記大径部の外周に設けられた外部半導電層は、前記機器ケースに電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4何れか1項記載の接続部材の終端接続部。
 離間して配置された一対の電気機器と、前記各電気機器を収容する機器ケースの内壁にそれぞれ気密に固定された絶縁性のブッシングと、前記ブッシングの後端部に設けられた受容口にそれ自身の端部が着脱自在に接続される接続部材とを備え、
 前記ブッシングの奥壁と前記接続部材の端部間には、前記接続部材を構成する導体の伸び出しを吸収する空間が設けられていること特徴とする電気機器の接続部。
 離間して配置された一対の電気機器と、前記各電気機器を収容する機器ケースの内壁にそれぞれ気密に固定された絶縁性のブッシングと、前記ブッシングの後端部に設けられた受容口にそれ自身の端部が着脱自在に接続される接続部材とを備え、
 前記ブッシングの奥壁と前記接続部材の端部間には、前記接続部材を構成する導体の伸び出しを吸収する空間が設けられ、
 前記ブッシングの受容口の奥壁には前記導体の端部のみを収容し得る凹陥部が設けられていること特徴とする電気機器の接続部。
 離間して配置された一対の電気機器と、前記各電気機器を収容する機器ケースの内壁にそれぞれ気密に固定された絶縁性のブッシングと、前記ブッシングの後端部に設けられた受容口にそれ自身の端部が着脱自在に接続される接続部材とを備え、
 前記ブッシングの奥壁と前記接続部材の端部間には、前記接続部材を構成する導体の伸び出しを吸収する空間が設けられ、
 前記ブッシングの先端部には内部導体が設けられ、前記導体は、前記内部導体に対して電気的にかつ可摺動に接続されていること特徴とする電気機器の接続部。
 離間して配置された一対の電気機器と、前記各電気機器を収容する機器ケースの内壁にそれぞれ気密に固定された絶縁性のブッシングと、前記ブッシングの後端部に設けられた受容口にそれ自身の端部が着脱自在に接続される接続部材とを備え、
 前記ブッシングの奥壁と前記接続部材の端部間には、前記接続部材を構成する導体の伸び出しを吸収する空間が設けられ、
 前記ブッシングの受容口の奥壁には前記導体の端部のみを収容し得る凹陥部が設けられ、
 前記ブッシングの先端部には内部導体が設けられ、前記導体は、前記内部導体に対して電気的にかつ可摺動に接続されていること特徴とする電気機器の接続部。
 前記内部導体に接続される前記導体はパイプ導体から成ること特徴とする請求項9または請求項10記載の電気機器の接続部。
Description:
接続部材の終端接続部および電 機器の接続部

 本発明は、接続部材の終端接続部および 気機器の接続部に係わり、特に、第1に、ス トレスコーンに半導電ゴムを設ける必要のな い簡素化されたストレスコーンを形成するこ とができる接続部材の終端接続部、第2に、 続部材の端部を受容するブッシングの破損 防止することができる電気機器の接続部に する。

 従来から、受変電設備工事の省力化およ 工期短縮化の観点から、キュービクルタイ のガス絶縁開閉装置が使用されている。か るガス絶縁開閉装置においては、キュービ ル間を電気的に接続する必要があるところ このような接続部材としては、本出願人が に開発した盤間連絡部材が用いられている( 例えば、特許文献1参照)。

 この盤間連絡部材においては、盤間連絡 絶縁母線の外周に装着する絶縁成形体とし 、例えば円筒状の絶縁成形体の両端部を除 部分の外周に半導電塗料の塗布層を設け、 縁成形体の両端部に絶縁成形体の外径と同 の円筒部を有するストレスコーンを一体的 設けることで当該絶縁成形体(コネクタ)全 の小径化を図っている。

 このような構成の絶縁成形体(コネクタ) 使用すれば、取付スペースが狭い機器外壁 においても盤間連絡用絶縁母線の取り付け 容易に行なうことができる。

 しかしながら、このような構成の盤間連 部材においては、盤間連絡用絶縁母線の外 に半導電ゴムによるストレスコーンを有す 絶縁成形体(コネクタ)を装着しなければな ないことから、当該絶縁成形体(コネクタ)の 製造に、すなわち内部半導電層や外部半導電 層の製造に長時間を要する上、コスト的にも 割高になるという難点があった。

 一方、このような構成の盤間連絡部材に いては、コネクタ内部の接続導体が凹形状 され、これに凸形状とされた盤間連絡用絶 母線側導体あるいは機器側ブッシング側導 を嵌合させることで両者が電気的に接続さ ている。

 この場合、コネクタ内部の接続導体を凸 状とした場合においては、盤間連絡用絶縁 線側導体あるいは機器側ブッシング側導体 凹形状にして嵌合させる必要があるところ このような凹形状の導体としてはパイプ導 が好適することになる。

 しかしながら、盤間連絡用絶縁母線側導 あるいは機器側ブッシング側導体としてパ プ導体を適用した場合においては、コネク 内部の接続導体への接続が突き当て構造と るため、パイプ導体への通電による熱によ て、当該パイプ導体が軸方向に伸び、突き て位置で応力がかかるため、ひいては絶縁 線や機器側ブッシングが破損するおそれが った。

特開2002-101544号公報

 本発明は、上述の難点を解決するために されたもので、第1に、半導電ゴムによるス トレスコーンを有する絶縁成形体(コネクタ) 代えて、ゴム状弾性を有する絶縁体の外周 所定区間に跨って半導電塗料の塗布による 部半導電層を設け、かつ当該外部半導電層 周りに所定の電界緩和層を配置することで 接続部材を構成する遮蔽層(外部半導電層) 先端部における電界の集中を防止すること できる接続部材の終端接続部を提供し、第2 、ブッシングの奥壁と接続部材の端部間に 続部材の伸び出しを吸収する空間を設ける とで、接続部材の端部を受容するブッシン の破損を防止することができる電気機器の 続部を提供することを目的としている。

 本発明の第1の態様である接続部材の終端 接続部は、後端部に接続部材の端部の受容口 を有する絶縁性のブッシングと、受容口に着 脱自在に接続される接続部材の端部とを備え 、接続部材は、導体の外周に設けられるゴム 状弾性を有する絶縁体と、絶縁体の外周に受 容口の入口に至る部分に跨って設けられる外 部半導電層とを備え、ブッシングの後端部側 には環状の電界緩和層を備え、電界緩和層の 先端部側は外部半導電層の先端部よりもブッ シングの先端部に向かって延出されて外部半 導電層の先端部の周りが電界緩和層で覆われ ているものである。

 本発明の第2の態様である接続部材の終端 接続部は、後端部に接続部材の端部の受容口 を有する絶縁性のブッシングと、受容口に着 脱自在に接続される接続部材の端部とを備え 、接続部材は、導体の外周に設けられるゴム 状弾性を有する絶縁体と、絶縁体の外周に受 容口の入口に至る部分に跨って設けられる外 部半導電層とを備え、ブッシングの後端部側 には環状の電界緩和層を備え、電界緩和層の 先端部側は外部半導電層の先端部よりもブッ シングの先端部に向かって延出されて外部半 導電層の先端部の周りが電界緩和層で覆われ 、外部半導電層は、半導電塗料の塗布層で形 成されているものである。

 本発明の第3の態様である接続部材の終端 接続部は、後端部に接続部材の端部の受容口 を有する絶縁性のブッシングと、受容口に着 脱自在に接続される接続部材の端部とを備え 、接続部材は、導体の外周に設けられるゴム 状弾性を有する絶縁体と、絶縁体の外周に受 容口の入口に至る部分に跨って設けられる外 部半導電層とを備え、ブッシングの後端部側 には環状の電界緩和層を備え、電界緩和層の 先端部側は外部半導電層の先端部よりもブッ シングの先端部に向かって延出されて外部半 導電層の先端部の周りが電界緩和層で覆われ 、ブッシングは、その先端部が機器ケース内 に位置し、後端部が機器ケースに設けられた 開口部の周縁部に気密に固定されているもの である。

 本発明の第4の態様である接続部材の終端 接続部は、後端部に接続部材の端部の受容口 を有する絶縁性のブッシングと、受容口に着 脱自在に接続される接続部材の端部とを備え 、接続部材は、導体の外周に設けられるゴム 状弾性を有する絶縁体と、絶縁体の外周に受 容口の入口に至る部分に跨って設けられる外 部半導電層とを備え、ブッシングの後端部側 には環状の電界緩和層を備え、電界緩和層の 先端部側は外部半導電層の先端部よりもブッ シングの先端部に向かって延出されて外部半 導電層の先端部の周りが電界緩和層で覆われ 、外部半導電層は、半導電塗料の塗布層で形 成され、ブッシングは、その先端部が機器ケ ース内に位置し、後端部が機器ケースに設け られた開口部の周縁部に気密に固定されてい るものである。

 本発明の第5の態様は、第1の態様乃至第4 態様の何れかの態様である接続部材の終端 続部において、接続部材の端部は、ブッシ グの受容口に装着される雄形状の挿入部と 挿入部の後端部側に挿入部と同心状に連設 れ機器ケースの開口部内に配置される大径 とを備え、接続部材に装着された固定金具 大径部に係止されて機器ケースに固定され いるものである。

 本発明の第6の態様は、第1の態様乃至第4 態様の何れかの態様である接続部材の終端 続部において、接続部材の端部は、ブッシ グの受容口に装着される雄形状の挿入部と 挿入部の後端部側に挿入部と同心状に連設 れ機器ケースの開口部内に配置される大径 とを備え、接続部材に装着された固定金具 大径部に係止されて機器ケースに固定され 大径部の外周に設けられた外部半導電層は 機器ケースに電気的に接続されているもの ある。

 本発明の第7の態様である電気機器の接続 部は、離間して配置された一対の電気機器と 、各電気機器を収容する機器ケースの内壁に それぞれ気密に固定された絶縁性のブッシン グと、ブッシングの後端部に設けられた受容 口にそれ自身の端部が着脱自在に接続される 接続部材とを備え、ブッシングの奥壁と接続 部材の端部間には、接続部材を構成する導体 の伸び出しを吸収する空間が設けられている ものである。

 本発明の第8の態様である電気機器の接続 部は、離間して配置された一対の電気機器と 、各電気機器を収容する機器ケースの内壁に それぞれ気密に固定された絶縁性のブッシン グと、ブッシングの後端部に設けられた受容 口にそれ自身の端部が着脱自在に接続される 接続部材とを備え、ブッシングの奥壁と接続 部材の端部間には、接続部材を構成する導体 の伸び出しを吸収する空間が設けられ、ブッ シングの受容口の奥壁には導体の端部のみを 収容し得る凹陥部が設けられているものであ る。

 本発明の第9の態様である電気機器の接続 部は、離間して配置された一対の電気機器と 、各電気機器を収容する機器ケースの内壁に それぞれ気密に固定された絶縁性のブッシン グと、ブッシングの後端部に設けられた受容 口にそれ自身の端部が着脱自在に接続される 接続部材とを備え、ブッシングの奥壁と接続 部材の端部間には、接続部材を構成する導体 の伸び出しを吸収する空間が設けられ、ブッ シングの先端部には内部導体が設けられ、導 体は、内部導体に対して電気的にかつ可摺動 に接続されているものである。

 本発明の第10の態様である電気機器の接 部は、離間して配置された一対の電気機器 、各電気機器を収容する機器ケースの内壁 それぞれ気密に固定された絶縁性のブッシ グと、ブッシングの後端部に設けられた受 口にそれ自身の端部が着脱自在に接続され 接続部材とを備え、ブッシングの奥壁と接 部材の端部間には、接続部材を構成する導 の伸び出しを吸収する空間が設けられ、ブ シングの受容口の奥壁には導体の端部のみ 収容し得る凹陥部が設けられ、ブッシング 先端部には内部導体が設けられ、導体は、 部導体に対して電気的にかつ可摺動に接続 れているものである。

 本発明の第11の態様は、第9の態様または 10の態様である電気機器の接続部において 内部導体に接続される導体はパイプ導体か 成るものである。

 本発明の第1の態様乃至第6の態様の接続 材の終端接続部によれば、次のような効果 ある。

 第1に、半導電ゴムによるストレスコーン を有する絶縁成形体(コネクタ)に代えて、ゴ 状弾性を有する絶縁体の外周に所定区間に って半導電塗料の塗布による外部半導電層 設け、かつ当該外部半導電層の周りに所定 電界緩和層、具体的には所定の金属リング 特開2005-192283号公報(図2参照)に示されるよ なベルマウスを配置することで、接続部材 構成する遮蔽層(外部半導電層)の先端部にお ける電界の集中を防止することができる。

 第2に、金属リングやベルマウスの先端部 で接続部材としての外部半導電層の先端部の 周りを覆うように配置することで、半導電ゴ ムによる電界緩和部を持たないストレスコー ンを形成することができる。従って、本発明 によれば、ストレスコーンに半導電ゴムを設 ける必要がなくなり、ひいては内部半導電層 や外部半導電層の製造工程を省略することが でき、きわめて安価な電気機器の接続部を形 成することができる。更に、ゴム状弾性を有 する絶縁体に電界緩和のためのベルマウス構 造を設ける必要がないため、金型も簡易な構 造となり、ベルマウスの凹部を塗布するとい う複雑な作業も不要となる。

 第3に、工場で予め製作された接続部材の 構成部材(導体、絶縁体)を出荷することがで 、現地において接続部材の構成部材を組み てることで、組み立ての簡素化を図ること できる。

 第4に、ブッシングの後端部側に埋設した 金属リングおよび接続部材に配設した固定金 具を用いることで、接続部材を電気機器の通 電部材に接続することができると共に機器ケ ースに着脱自在に固定することができる。

 また、第7の態様乃至第11の態様の電気機 の接続部によれば、ブッシングの受容口の 壁と接続部材の端部間に接続部材の伸び出 を吸収する空間(導体伸出吸収口)が設けら ていることから、導体への通電により、当 導体が軸方向に延びても当該空間(導体伸出 収口)で吸収することができ、ひいてはブッ シングが破損するおそれのない電気機器の接 続部を提供することができる。

本発明の第1の実施例における接続部材 の終端接続部および電気機器の接続部の一部 断面図。 本発明の第1の実施例における接続部材 の終端接続部および電気機器の接続部の組み 立て状況を示す模式図。 本発明の第2の実施例における接続部材 の終端接続部の一部断面図。

符号の説明

11・・・ブッシング
12・・・内部導体
 12c・・・鍔部材
13・・・金属リング
14・・・受容口 
 14d・・・空間(導体伸出吸収口)
2・・・接続部材
 21・・・導体
 22・・・絶縁体
  223・・・大径部(大径絶縁体)
 23・・・内部半導電層
 24・・・外部半導電層
C・・・機器ケース
 C1・・・開口部

 以下、本発明の接続部材の終端接続部およ 電気機器の接続部を適用した好ましい実施 形態例について、図面を参照して説明する なお、以下の実施例においては、離間して 置される一対の電気機器の通電部材はそれ れ同様の構成とされていることから、特に 示した場合を除き、電気機器の通電部材の 方(図中左側の電気機器の通電部材)につい 説明するものとし、また、電気機器の通電 材を構成するブッシング、内部導体および 属リングの「先端部」というときは当該ブ シング、内部導体および金属リングの高圧 をいい、図中では左方向に相当し、さらに 当該ブッシング、内部導体および金属リン の「後端部」というときは当該ブッシング 内部導体および金属リングの低圧側をいい 図中では右方向に相当するものとして説明 る。
[実施例1]
 図1は、本発明を33kV級のガス絶縁開閉装置 適用した電気機器の接続部の一部断面図を している。

 最初に、本発明において使用する電気機 の通電部材について説明する。

 図1において、電気機器の通電部材1は、 ポキシ樹脂等の硬質の絶縁体から成るブッ ング11と、ブッシング11の先端部にブッシン 11の開口部を閉塞するように気密に設けら た銅棒等から成る内部導体12と、ブッシング 11の後端部側に同心状に埋設された環状の金 リング13とを備えている。

 ブッシング11は、全体として弾丸状を呈 ており、その後端部側(機器ケースCと対向す る側)には後述する接続部材2の端部を受容す 受容口14が設けられている。

 受容口14は、ブッシング11の後端部側(機 ケースCと対向する側)にすなわち接続部材2 端部の入口に設けられる円形の受容口(以下 入口」という)14aと、入口14a側から先端部側 (機器ケースCの内部空間側)に向かって先細り 状に縮径する円錐状の受容口(以下「テーパ 」という)14bと、テーパ孔14bの奥壁14cに設け れる円形の凹陥部(以下「導体伸出吸収口」 という)14dを備えており、これらの入口14a、 ーパ孔14bおよび導体伸出吸収口14dは同心状 かつ互いに連通するように設けられている

 内部導体12は、ブッシング11の先端部側の 内周にブッシング11の開口部を閉塞するよう 埋設される円柱状の大径部(以下「大径内部 導体」という。)12aと、大径内部導体12aの後 部側に大径内部導体12aと同心状に連設され 述する接続部材2としての導体と電気的に接 される小径部(以下「小径内部導体」という 。)12bと、大径内部導体12aと小径内部導体12b 連設部分の外周に径方向外方に延びるよう 連設される環状の鍔部材12cとを備えている また、小径内部導体12bの外周には環状の凹 (不図示)が設けられ、当該凹溝にはテープ状 の導体接続子(マルチコンタクト)12dが凹溝の 周方向に沿って嵌着されている。ここで、 状の凹溝は後述する接続部材2としての導体 21の内周に設け、当該凹溝に導体接続子(マル チコンタクト)を円周方向に沿って嵌着して よい。

 鍔部材12cは、その全体がブッシング11の 部に埋設され、これにより後述する接続部 2の挿入方向に対して直交するように配設さ ることになる。また、鍔部材12cの外周縁部 R加工を施すことで丸みを帯びており、この ような形状とすることで、後述するように丸 みを帯びたR加工部分にブッシング11の応力が 集中することになる。

 金属リング13は、その後端面(機器ケースC と対向する面)がブッシング11の後端面(機器 ースCと対向する面)と面一になるように埋設 されており、当該金属リング13の後端部側に 後述する第1、第2の締付ボルトB1、B2の先端 を螺着するための複数個のネジ孔13aが円周 向に沿って離間して設けられている。また 金属リング13の先端部側にはR加工が施され 全体として丸みを帯びている。ここで、R加 工が施された金属リング13の先端部は、後述 る外部半導電層24の先端部より若干先端部 に向けて延出されることで、当該金属リン 13で外部半導電層24の先端部の周りが覆われ いる。これにより、外部半導電層24の先端 付近における電界の集中が防止される。

 本実施例では、電気機器の通電部材1は、 内部導体12の外周にエポキシ樹脂を注型する とで形成されている。

 このような構成の電気機器の通電部材1に よれば、次のような効果がある。

 第1に、内部導体12の外周に連接された鍔部 12cの外周縁部に、すなわち曲率半径が小さ R形状の鍔部材12cの外周縁部に、ブッシング 11としてのエポキシ樹脂の応力が集中するこ で、ブッシング11と内部導体12としての鍔部 材12cの外周縁部の界面がより密着し、ひいて は、ブッシング11の軸方向の長さが短くされ 縮小型の電気機器の通電部材1であっても、 機器ケースC内に充填されたSF 6 ガス等の絶縁ガスが機器ケースCの内部から 器ケースCの外部に漏出するおそれがなくな 。

 第2に、内部導体12としての鍔部材12cがブ シング11に対して径方向外方に延びる方向 埋設されているので、ブッシング11と内部導 体12の界面の距離(ガス漏れ経路の距離)を長 することができ、ひいては縮小型の電気機 の通電部材1であっても、すなわち軸方向の さが短いブッシング11であっても、より一 絶縁ガスの漏出を防止することができる。

 第3に、鍔部材12cの外周縁部をR形状とす ことにより、ストレスコーンの先端部にお る空気、導体21、絶縁体22の三重合点(トリプ ルジャンクション)の電界集中を防ぐことが きる。

 第4に、内部導体12としての鍔部材12cがブ シング11に対して径方向外方に延びる方向 埋設されているので、ブッシング11としての エポキシ樹脂への衝撃を軽減することができ る。すなわち鍔部材12cの面が内部導体11の軸 に対して直交し、または傾斜して配置され いることから、当該鍔部材12cの面に対して 接続部材2の電気機器の通電部材1への組込 におけるブッシング11に対する応力を付与さ せることができ、ひいてはブッシング11に対 る応力の集中を緩和させることでブッシン 11への衝撃を軽減することができる。

 次に、このような構成の電気機器の通電 材1を用いた接続部材の終端接続部および電 気機器の接続部について説明する。

 図1および図2において、本発明における 続部材の終端接続部および電気機器の接続 は、離間して配置された一対の開閉器や変 器等の電気機器(不図示)と、各電気機器を気 密に収容する機器ケースCの内壁にそれぞれ 密に取り付けられた電気機器の通電部材1と これらの電気機器の通電部材1間に着脱自在 に接続された接続部材2と、当該接続部材2を 器ケースCに着脱自在に固定する環状の固定 金具3とを備えている。

 先ず、機器ケースCの内壁(側壁)には円形 開口部C1が設けられており、この開口部C1の 周縁部に次のようにして電気機器の通電部材 1が気密に固定されている。

 電気機器の通電部材1を構成するブッシン グ11は、その先端部が機器ケースC内に位置し 、後端部が機器ケースCの開口部C1の周縁部に 当接するように配設され、第1の締付ボルトB1 により気密に固定されている。なお、符号15 Oリングを示している。

 接続部材2は、銅パイプ等から成る導体21 、導体21の外周に設けられるシリコ-ンゴム から成るゴム状弾性を有する絶縁体22と、 縁体22の内周に設けられる内部半導電層23と 絶縁体22の外周に設けられる外部半導電層24 とを備えており、これらの構成部材は、後述 するようにして、現地において一体に組み立 て固定される。ここで、導体21の内径は内部 体12としての小径内部導体12bの外径と略同 とされ、またその軸方向の長さは、一対の ッシング11の受容口14の奥壁14c間の寸法と等 くされている。

 絶縁体22は、その軸方向の長さが導体21の 軸方向の長さと略等しくされた円筒状の絶縁 体本体22aを備えており、その中央部には一対 の機器ケースC間に配置される小径部(以下「 径絶縁体」という。)221が設けられている。 また、絶縁体本体22aの両端部にはブッシング 11の受容口14に装着される雄形状の挿入部222 設けられ、機器ケースCの開口部C1と対応す 位置に配設される部分には大径部(以下「大 絶縁体」という。)223がそれぞれ設けられて いる。さらに、大径絶縁体223と小径絶縁体221 との連接部分には段差壁224が設けられている 。ここで、挿入部222の外周には受容口14とし のテーパ孔14bの内周面に対応するテーパ部 設けられており、大径絶縁体223の外径は小 絶縁体221の外径より大径で、かつ機器ケー Cの開口部C1の口径より若干大径とされてい 。

 内部半導電層23および外部半導電層24は例 えばカーボン系の半導電塗料の塗布層で形成 されており、このうち内部半導電層23は絶縁 本体22aの内周の全長にわたって設けられて る。また外部半導電層24は小径絶縁体221の 周、段差壁224の外表面および大径絶縁体223 外周にそれぞれ電気的に導通するように設 られている。すなわち、この実施例におい は、外部半導電層24は受容口14としてのテー 孔14bの内周面に当接する挿入部222の外表面 は設けられていないことになる。

 固定金具3は、小径絶縁体221の外径と略同 径または若干大径の内径を有する環状の第1 固定金具本体31と、大径絶縁体223の外径と略 同径の内径を有する環状の第2の固定金具本 32とを備えており、これらの第1、第2の固定 具本体31、32は同心状に連設することで、そ の内周側に段差壁224と係合する係止部33が形 されることになる。また、当該固定金具33 は前述のネジ孔13aと対応する位置に第2の締 ボルトB2を挿通するための透孔34(図2参照)が 円周方向に等配するように設けられている。

 このような構成の接続部材2は、次のよう に一体化された上で電気機器の通電部材1に 脱自在に接続される。

 先ず、絶縁体22の内部に導体21を挿入する 前に、当該絶縁体22を押し潰して、この状態 環状の固定金具3を絶縁体22の一方の端部側 ら絶縁体22の外周に嵌挿する。これにより 固定金具3の係止部33を絶縁体22の段差壁224に 係合させことができる。次いで、絶縁体22の 部に絶縁体22の一方の端部側から導体21を挿 入する。これにより、絶縁体22と導体21とを 体化することができる。

 このようにして一体に組み立て固定され 接続部材2の一方の端部(図中左側の端部)を 方の電気機器(図中左側の電気機器)の通電 材1を構成するブッシング11の受容口14に挿入 し、接続部材2を構成する導体21を内部導体12 構成する小径内部導体12bにプラグイン接続 る。これにより、導体接続子12dを介して導 21と内部導体12とが電気的にかつ可摺動に接 続されることになる。

 次いで、固定金具3の透孔34に第2の締付ボ ルトB2を挿入し、当該締付ボルトB2の先端部 対応するネジ孔13aに螺着して回動する。こ により、固定金具3が接続部材2の一方の端部 と共に機器ケースC側に向けて螺進され、絶 体22としての挿入部222がブッシング11の受容 14に向けて押圧されることになる。このよ にして絶縁体22としての挿入部222がブッシン グ11の受容口14に向けて押圧されることで、 縁体22としての挿入部222のテーパ部がブッシ ング11の受容口14としてのテーパ孔14bの内周 に押し付けられ、ひいてはブッシング11の受 容口14と絶縁体22としての挿入部222間の界面 絶縁性能が確保されることになる。また、 定金具3の係止部33が絶縁体22の段差壁224に電 気的に接触することで外部半導電層24が締付 ルトB2および金属リング13を介してアース電 位としての機器ケースCに電気的に接続され ことになる。

 次に、他方の電気機器(図中右側の電気機 器)をキャスター(不図示)等を介して所定位置 に移動し、接続部材2の他方の端部(図中右側 端部)を前述と同様にして他方の電気機器の 通電部材1を構成するブッシング11の受容口14 挿入し、接続部材2を構成する導体21を内部 体12の小径内部導体12bにプラグイン接続す と共に固定金具3の透孔34に挿入した締付ボ トB2を機器ケースCに向けて螺進させる。こ により、接続すべき一対の電気機器の接続 が形成されることになる。

 以上のように、本発明の接続部材の終端 続部によれば、次のような効果がある。

 第1に、半導電ゴムによるストレスコーン を有する絶縁成形体(コネクタ)に代えて、ゴ 状弾性を有する絶縁体の外周に所定区間に って半導電塗料の塗布による外部半導電層2 4を設け、かつ当該外部半導電層24の周りに所 定の電界緩和層、具体的には所定の金属リン グ13や特開2005-192283号公報(図2参照)に示され ようなベルマウスを配置することで、接続 材2を構成する遮蔽層(外部半導電層24)の先端 部における電界の集中を防止することができ る。

 第2に、金属リング13やベルマウスの先端 で接続部材2としての外部半導電層24の先端 の周りを覆うように配置することで、半導 ゴムによる電界緩和部を持たないストレス ーンを形成することができる。従って、本 明によれば、ストレスコーンに半導電ゴム 設ける必要がなくなり、ひいては内部半導 層や外部半導電層の製造工程を省略するこ ができ、きわめて安価な電気機器の接続部 形成することができる。更に、ゴム状弾性 有する絶縁体に電界緩和のためのベルマウ 構造を設ける必要がないため、金型も簡易 構造となり、ベルマウスの凹部を塗布する いう複雑な作業も不要となる。

 第3に、工場で予め製作された接続部材2 構成部材(導体21、絶縁体22)を出荷すること でき、現地において接続部材2の構成部材を み立てることで、組み立ての簡素化を図る とができる。

 第4に、ブッシング11の後端部側に埋設し 金属リング13および接続部材2に配設した固 金具3を用いることで、接続部材2を電気機 の通電部材1に接続することができると共に 器ケースCに着脱自在に固定することができ る。

 また、本発明の電気機器の接続部によれば ブッシング11の受容口14の奥壁14cと接続部材 2(導体21)の端部間に接続部材2の伸び出しを吸 収する空間(導体伸出吸収口14d)が設けられて ることから、導体21への通電により、当該 体21が軸方向に延びても当該導体21の伸び出 を当該空間(導体伸出吸収口)で吸収するこ ができ、ひいてはブッシング11が破損するお それのない電気機器の接続部を提供すること ができる。
[実施例2]
 図3は、本発明における接続部材の終端接続 部の他の実施例を示す一部断面図である。な お、同図において図1および図2と共通する部 には同一の符号を付して詳細な説明を省略 る。

 図3において、この実施例においては、図 1および図2に示す接続部材2に代えて、絶縁栓 5が接続されている。

 この絶縁栓5は、シリコーンゴム等のゴム 状弾性体から成る絶縁栓本体51を備えており 当該絶縁栓本体51の後端部には円形の金属 52が絶縁栓本体51と一体的に設けられている

 絶縁栓本体51は、先端部側に前述の絶縁 22としての雄形状の挿入部222と同様の挿入部 51aが設けられ、後端部に前述の絶縁体22とし の大径絶縁体223と同様の大径絶縁体51bとを えており、挿入部51aの先端部中心部には小 内部導体12bを挿入し得る凹陥部51cが設けら ている。また、絶縁栓本体51の大径絶縁体51 bの外周と凹陥部51cの外表面にはカーボン系 半導電塗料の塗布層51d、51eが設けられてい 。

 この実施例においては、絶縁栓5の後端部 の外周に固定金具3の係止部33を係止した上で 、前述と同様に当該固定金具3の透孔34に挿通 した第2の締付ボルトB2の先端部をネジ孔13aに 螺着し、回動することで絶縁栓5を電気機器 通電部材1に接続することができると共に機 ケースCに着脱自在に固定することができる 。

 この実施例においても、第1の実施例と同様 の電気機器の通電部材1が配置されているこ から、第1の実施例と同様に、機器ケースC内 に充填された絶縁ガス(SF 6 ガス等)が機器ケースCの内部から機器ケースC の外部に漏出するおそれがなくなり、また、 ブッシング11の後端部側に埋設した金属リン 13および絶縁栓5の後端部に配置した固定金 3を用いることで、絶縁栓5を電気機器の通 部材1に接続することができると共に機器ケ スCに着脱自在に固定することができる。

 前述の実施例においては、図面に示した 定の実施の形態をもって本発明を説明して るが、本発明はこれらの実施の形態に限定 れるものではなく、本発明の効果を奏する り、次のように構成してもよい。

 第1に、前述の実施例においては、遮蔽層 (外部半導電層)の端部の電界集中を金属リン 13で防止しているが、本発明はこれに限定 れず、例えば、金属リング13に代えてベルマ ウスを使用してもよい。

 第2に、前述の接続部材の終端接続部にお いては、接続部材はパイプ状の導体の外周に 絶縁体を設けたものに限定されず、例えばよ り線導体の外周に架橋ポリエチレン樹脂等を 被覆した電力用ケーブルを使用してもよい。

 第3に、接続部材としての絶縁体は、シリ コーンゴムに限定されず、例えばエチレンプ ロピレンゴム等のゴム状弾性を有する絶縁体 でもよい。

 第4に、内部導体および接続部材としての 導体は銅で形成したものに限定されず、例え ば、銅合金製、アルミニウムまたはアルミニ ウム合金製の何れかで形成してもよい。

 第5に、前述の実施例においては、開閉装 置(スイッチギヤ)の盤間接続について説明し いるが、本発明はこれに限定されず、例え 、機器に直結された電気機器の通電部材に 力ケーブルの端末部を接続したいわゆる機 直結型の終端接続部に適用してもよい。

 第6に、前述の実施例においては、電気機 器の通電部材をガス中ブッシングとして使用 する場合について説明しているが、本発明は これに限定されず、例えば、油中ブッシング 、気中ブッシングまたは固体絶縁ブッシング 等に適用してもよい。

 第7に、前述の実施例においては、適用電 圧が33kV級のものについて説明しているが、 発明はこれに限定されず、33kVよりも低い電 若しくはこれより高い電圧に適用してもよ 。

 第8に、前述の電気機器の接続部において は、内部半導電層23および外部半導電層24は カーボン系の半導電塗料を塗布したものに 定されず、半導電ゴムを成形したものでも い。