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Title:
VEHICULAR WIRELESS COMMUNICATION DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/175441
Kind Code:
A1
Abstract:
An aspect of the present disclosure provides a vehicular wireless communication device (1) which is mounted on a vehicle and performs communication with the outside of the vehicle. The vehicular wireless communication device (1) is provided with: a radio wave transmitting unit (33) having the function to transmit radio waves; a radio wave reception unit (33) having the function to receive radio waves; a ranging unit (34) having the function to perform ranging; a temperature acquiring unit (S110) configured to acquire the temperature of the vehicular wireless communication device; and a function control unit (S130, S240) configured to suppress or resume a plurality of functions among the function to transmit radio waves, the function to receive radio waves, and the function to perform ranging, in response to the temperature.

Inventors:
GOTO TOSHIYUKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2020/007366
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
February 25, 2020
Export Citation:
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Assignee:
DENSO CORP (JP)
International Classes:
H04B1/3822
Domestic Patent References:
WO2010016418A12010-02-11
Foreign References:
JP2014239345A2014-12-18
JP2013223166A2013-10-28
JP2015226177A2015-12-14
JP2008244603A2008-10-09
JP2011193141A2011-09-29
Attorney, Agent or Firm:
NAGOYA INTERNATIONAL PATENT FIRM (JP)
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Claims:
\¥0 2020/175441 16 卩(:17 2020 /007366

請求の範囲

[請求項 1 ] 車両に搭載され、 当該車両の外部との通信を行う車両用無線通信装 置 ( 1) であって、

電波を送信する機能を有する電波送信部 (3 3) と、

電波を受信する機能を有する電波受信部 (3 3) と、

測位を行う機能を有する測位部 (3 4) と、

当該車両用無線通信装置の温度を取得するように構成された温度取 得部 (3 1 1 0) と、

前記温度に応じて、 前記電波を送信する機能、 前記電波を受信する 機能、 及び前記測位を行う機能のうちの複数の機能を抑制し、 或いは 抑制した機能を復帰させるように構成された機能制御部 (3 1 3 0 ,

3 2 4 0) と、

を備える車両用無線通信装置。

[請求項 2] 請求項 1 に記載の車両用無線通信装置であって、

前記機能制御部は、 前記温度に応じて前記複数の機能を抑制するよ うに構成され、

前記機能制御部は、 前記複数の機能を順に抑制し、 この際、 1つの 機能を抑制する度に、 予め設定された所定時間だけ待機し、 その後、 別の 1つの機能を抑制する

ように構成された車両用無線通信装置。

[請求項 3] 請求項 2に記載の車両用無線通信装置であって、

前記機能制御部は、 前記複数の機能を抑制する際に、 前記電波を送 信する機能、 前記電波を受信する機能、 前記測位を行う機能の順で、 機能を抑制する

ように構成された車両用無線通信装置。

[請求項 4] 請求項 1から請求項 3までのいずれか 1項に記載の車両用無線通信 装置であって、

前記機能制御部は、 前記温度に応じて複数の機能を復帰させるよう \¥0 2020/175441 17 卩(:171? 2020 /007366

に構成され、

前記機能制御部は、 複数の機能を順に復帰させ、 この際、 1つの機 能を復帰させる度に、 予め設定された所定時間だけ待機し、 その後、 別の 1つの機能を復帰させる

ように構成された車両用無線通信装置。

[請求項 5] 請求項 1から請求項 4までのいずれか 1項に記載の車両用無線通信 装置であって、

前記機能制御部は、 前記温度に応じて前記複数の機能を抑制するよ うに構成され、

前記複数の機能が抑制される際に、 前記車両の乗員に報知を行うよ うに構成された報知部 (3 1 6 0) 、

をさらに備える車両用無線通信装置。

[請求項 6] 請求項 1から請求項 5までのいずれか 1項に記載の車両用無線通信 装置であって、

前記機能制御部は、 前記温度に応じて前記複数の機能を抑制するよ うに構成され、

前記機能制御部は、 前記温度が予め設定された抑制閾値以上であり 、 かつ前記温度の変化率が正である場合に、 前記複数の機能を抑制し 、 前記温度が前記抑制閾値未満である、 或いは前記温度の変化率が正 でない場合に、 前記複数の機能を抑制しない

ように構成された車両用無線通信装置。

[請求項 7] 請求項 1から請求項 6までのいずれか 1項に記載の車両用無線通信 装置であって、

前記機能制御部は、 前記温度に応じて前記複数の機能を復帰させる ように構成され、

前記機能制御部は、 前記温度が予め設定された復帰閾値未満であり 、 かつ前記温度の変化率が負である場合に、 抑制している複数の機能 を復帰させ、 前記温度が前記復帰閾値以上である、 或いは前記温度の \¥0 2020/175441 18 卩(:17 2020 /007366

変化率が負でない場合に、 前記抑制している複数の機能を復帰させな

ように構成された車両用無線通信装置。

[請求項 8] 請求項 6を引用する請求項 7に記載の車両用無線通信装置であって 前記抑制閾値は、 前記復帰閾値よりも高い温度に設定される 車両用無線通信装置。

Description:
\¥02020/175441 1 卩(:17 2020 /007366 明 細 書

発明の名称 : 車両用無線通信装置

関連出願の相互参照

[0001] 本国際出願は、 201 9年2月 28日に日本国特許庁に出願された日本国 特許出願第 201 9-036 1 54号に基づく優先権を主張するものであり 、 日本国特許出願第 201 9-036 1 54号の全内容を本国際出願に参照 により援用する。

技術分野

[0002] 本開示は、 車両の外部との通信を行う車両用無線通信装 置に関する。

背景技術

[0003] 下記特許文献 1 には、 車両用無線通信装置において、 温度及び日照量に応 じて通信の際の送信電力を制御する技術が開 示されている。

先行技術文献

特許文献

[0004] 特許文献 1 :特許第 6 1 60246号公報

発明の概要

[0005] ところで、 近年では、 車両用無線通信装置の小型軽量化が求められ ている 。 また、 車両用無線通信装置の機能が増加し、 消費電力は増加傾向にある。 発明者の詳細な検討の結果、 このような事情を鑑みると、 送信電力を抑制す るだけでは車両用無線通信装置の温度を管理 しきれない場合があるという課 題が見出された。

[0006] 本開示の 1つの局面は、 車両の外部との通信を行う車両用無線通信装 置に おいて、 車両用無線通信装置の温度を良好に管理でき る技術を提供すること にある。

[0007] 本開示の一態様は、 車両に搭載され、 当該車両の外部との通信を行う車両 用無線通信装置である。 車両用無線通信装置は、 電波送信部と、 電波受信部 と、 測位部と、 温度取得部と、 機能制御部と、 を備える。 [0008] 電波送信部は、 電波を送信する機能を有する。 電波受信部は、 電波を受信 する機能を有する。 測位部は、 測位を行う機能を有する。 温度取得部は、 当 該車両用無線通信装置の温度を取得するよう に構成される。 機能制御部は、 温度に応じて、 電波を送信する機能、 電波を受信する機能、 及び測位を行う 機能のうちの複数の機能を抑制し、 或いは抑制した機能を復帰させるように 構成される。

[0009] このような構成によれば、 温度に応じて、 電波を送信する機能だけでなく 、 電波を受信する機能、 又は測位を行う機能についても抑制し、 或いは抑制 した機能を復帰させることができる。 このように、 複数の機能を抑制又は復 帰させることで、 車両用無線通信装置による消費電力の増減に よる発熱量を 制御できるので、 車両用無線通信装置の温度を良好に管理する ことができる 図面の簡単な説明

[0010] [図 1]通信システムの構成を示すブロツク図で る。

[図 2]温度保護処理の一部を示すフローチヤー である。

[図 3]タスク停止順の一例を示すリストである

[図 4]温度保護処理の他の一部を示すフローチ ートである。

[図 5]温度変化と閾値との関係の一例を示すグ フである。

発明を実施するための形態

[001 1] 以下、 図面を参照しながら、 本開示の一態様の実施形態を説明する。 [0012] [1 . 実施形態]

[1 - 1 . 構成]

本開示が適用された車両用無線通信装置 1は、 乗用車等の車両に搭載され 、 当該車両の外部との通信を行う装置である。 特に、 車両用無線通信装置 1 は、 車両内外の何らかの機器と通信を行う V 2 X (Veh i c le to X) サービス を行う際に用いられる。

[0013] 車両用無線通信装置 1は、 電波を送信する機能、 電波を受信する機能、 車 両の内部で通信する機能、 及び測位を行う機能を備える。 車両用無線通信装 置 1は、 例えば、 1つのモジュール部品として構成され、 小型軽量化されて いる。

[0014] 車両用無線通信装置 1は、 小型軽量化されると、 表面積が小さくなり放熱 しにくくなる傾向があり、 温度管理が難しくなることが一般的である。 しか し、 本実施形態の車両用無線通信装置 1では、 温度を監視しつつ、 車両用無 線通信装置 1が有する複数の機能を、 順次、 抑制又は復帰させることで、 車 両用無線通信装置 1の機能を極力確保できるようにしている。 車両用無線通 信装置 1の具体的構成の一例を以下に示す。

[0015] 図 1 に示す車両用無線通信装置 1は、 メインマイコン 1 0と、 R F I C3

3と、 GNSS 丨 C34とを備える。 また、 車両用無線通信装置 1は、 サブ マイコン 20と、 電源回路 3 1 と、 CAN (登録商標、 Controller Area Net work) トランシーバ 32と、 温度センサ 36と、 複数のパワーアンプ 4 1 A , 4 1 巳と、 を備えてもよい。 また、 複数の口ーノイズアンプ 42 A, 42 B, 5 1 と、 複数のスイッチ 43 A, 43 Bと、 を備えてもよい。

[0016] 電源回路 3 1は、 車両用無線通信装置 1 を構成する各構成要素に電力を供 給する回路である。 電源回路 3 1は、 例えば、 サブマイコン 20が起動する と、 その旨の信号を受け、 電力の供給を開始するよう構成される。

[0017] C A N トランシーバ 32は、 車内 L A Nの通信線を介して車両内の他の通 信装置と通信を行う トランシーバである。 C A N トランシーバ 32は、 他の 通信装置の 1つとして、 ディスプレイユニッ ト 35と通信可能に構成される 。 ディスプレイユニッ ト 35は、 車両用無線通信装置 1から、 警告に関する 表示画像の表示であるコーション表示を行う よう指示を受けると、 コーショ ン表示を行い、 コーション表示を中止するよう指示を受ける とコーション表 示を終了する。

[0018] R F I C 33は、 Radio Frequency Integrated Ci rcui tの略であり、 R F 帯の信号を処理する集積回路である。 R F I C33は、 電波を送信する機能 、 及び電波を受信する機能を有する。

[0019] 詳細には、 R F I C33は、 DS RC-V2X (登録商標、 Dedicated Sho rt Range Communications Vehicle to Everyth i ngの略) あるいは C— V2X (CE L L U LAR— V2Xの略) に適応した電波の送受信を、 複数の系統 を利用して行うダイバーシチ機能を有する。 すなわち、 R F I C33は、 2 つのパワーアンプ 4 1 A, 4 1 Bに対して送信すべき信号を出力し、 2つの パワーアンプ 4 1 A, 4 1 Bがこの信号を増幅して、 2つのアンテナ 44A , 44 Bからそれぞれ電波を放射する。

[0020] また、 2つのアンテナ 44 A, 44 Bにて受信した電波は、 2つの口ーノ イズアンプ 42 A, 42 Bでそれぞれ増幅され、 R F I C33に送られる。 なお、 口ーノイズアンプ 42 A, 42巳は、 信号を増幅する機能と、 ノイズ を除去するフィルタとしての機能とを有する 。

[0021] また、 2つのアンテナ 44A, 44 Bは、 複数のスイッチ 43 A, 43 B で接点が切り替えられることで、 パワーアンプ 4 1 A, 4 1 B又は口ーノイ ズアンプ 42 A, 42 Bに接続される。 つまり、 2つのアンテナ 44 A, 4 4 Bは、 複数のスイッチ 43A, 43 Bで接点が切り替えられることで、 電 波の送信に用いられるか、 電波の受信に用いられるかが切り替えられる 。

[0022] GNSS I C34は、 人工衛星からの信号に基づいて測位を行う機 能を有 する。 車両用無線通信装置 1では、 GNSS (全球測位衛星システム: Globa I Navi gat ion Satellite System) アンテナ 54にて得られた信号を、 口ーノ イズアンプ 5 1 にて増幅し、 GNSS I C 34に入力する。 GNSS 丨 C3 4は、 信号処理を行うことで車両の現在地を演算し 、 メインマイコン 1 0に 対して出力する。

[0023] 温度センサ 36は、 車両用無線通信装置 1内の構成要素のうちの比較的発 熱量が大きいメインマイコン 1 0に隣接して配置される。 なお、 温度センサ 36は、 メインマイコン 1 0以外であっても、 比較的発熱量が大きい構成要 素の付近に配置されてもよい。 温度センサ 36による検知結果は、 サブマイ コン 20を介してメインマイコン 1 0に入力される。

[0024] メインマイコン 1 0及びサブマイコン 20は、 それぞれ、 C P U 1 1 , 2

1 と、 例えば、 ROM 1 2, 22及び RAM 1 3, 23等の半導体メモリと \¥0 2020/175441 5 卩(:171? 2020 /007366

、 を有するマイクロコンビュータを備える。 メインマイコン 1 0及びサブマ イコン 2 0の各機能は、 0 II 1 1 , 2 1が非遷移的実体的記録媒体に格納 されたプログラムを実行することにより実現 される。 この例では、 半導体メ モリが、 プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒 体に該当する。 また、 このプログラムが実行されることで、 プログラムに対応する方法が実行され る。 なお、 非遷移的実体的記録媒体とは、 記録媒体のうちの電磁波を除く意 味である。 また、 メインマイコン 1 0及びサブマイコン 2 0は、 1つのマイ クロコンピュータを備えてもよいし、 複数のマイクロコンピュータを備えて もよい。

[0025] メインマイコン 1 0は、 後述する温度保護処理を実行するようにプロ グラ ムされる。 サブマイコン 2 0は、 温度センサ 3 6及び〇八 1\1 トランシーバ 3 2とメインマイコン 1 0との間でやり取りされるデータを中継する 能を備 える。 また、 サブマイコン 2 0は、 メインマイコン 1 0の機能の一部を担い 、 或いはメインマイコン 1 0の機能を補完するように構成されてもよい

[0026] メインマイコン 1 0及びサブマイコン 2 0に含まれる各部の機能を実現す る手法はソフトウェアに限るものではなく、 その一部又は全部の機能は、 一 つあるいは複数のハードウェアを用いて実現 されてもよい。 例えば、 上記機 能がハードウェアである電子回路によって実 現される場合、 その電子回路は 、 デジタル回路、 又はアナログ回路、 あるいはこれらの組合せによって実現 されてもよい。

[0027] [ 1 - 2 . 処理]

次に、 メインマイコン 1 0、 特に 0 II 1 1が実行する温度保護処理につ いて、 図 2及び図 4のフローチヤートを用いて説明する。 温度保護処理は、 温度に応じて、 車両用無線通信装置 1が有する複数の機能を抑制し、 或いは 抑制した機能を復帰させる処理である。 温度保護処理は、 例えば、 車両の電 源が投入されると開始される。 なお、 後述するポインタ の初期値は〇に設 定される。

[0028] 温度保護処理では、 まず、 3 1 1 0で、 メインマイコン 1 0は、 温度セン \¥0 2020/175441 6 卩(:171? 2020 /007366

サ 3 6にて検知された当該車両用無線通信装置 1の温度を取得し、 温度が条 件八を満たすか否かを判定する。 ここで、 条件 は、 機能を抑制する際の条 件である。 具体的に、 条件八は、 温度が予め設定された抑制閾値 V 1 11 |1以 上であり、 かつ温度の変化率が正であることを示す。

[0029] 温度の変化率が正であるとは、 温度が上昇していることを示す。 なお、 温 度センサ 3 6から取得された温度は、 温度 の変化率は、 過去において取得された温度と最新の温度と 差を、 これらの温 度を検知した時間間隔で除することで求めら れる。

[0030] メインマイコン 1 0は、 3 1 1 0で、 温度が条件八を満たさないと判定し た場合には、 後述する 3 2 1 0へ移行する。 一方、 メインマイコン 1 0は、

3 1 1 0で、 温度が条件八を満たすと判定した場合には、 3 1 2 0へ移行し 、 ポインタ の値が 01 3 X以下であるか否かを判定する。 ここで、 ポイン 夕 |3は、 車両用無線通信装置 1が有する複数の機能のうちの、 作動している 機能、 及び抑制されている機能を特定するための値 である。

[0031 ] ポインタ の値と複数の機能とは、 例えば、 図 3に示すような、 タスク停 止順リストにて対応付けられている。 すなわち、 = 0には、 「口3 [¾〇送 信ダイバーシチ機能停止」 が対応付けられている。 送信ダイパー シチ機能停止」 とは、 での電波送信を行う際に、 2つのアンテナ 4 4八, 4 4巳から電波を送出する機能を抑制し、 2つのアンテナ 4 4八, 4 4巳のうちの一方のみ電波を送出することを す。

[0032] このようなダイバーシチ機能停止によって、 丨 〇3 3内部における送 信ダイバーシチ機能を実現する回路ブロック 、 或いはソフトウェア処理の作 動を停止し、 さらに、 パワーアンプ 4 1 八, 4 1 巳のうち 1つの作動が停止 する。 これによって、 通信エリアは狭くなるものの送信機能は作動 を継続す る。

[0033] また、 = 1 には、 「送信デューティ、 送信電力の低減」 が対応付けられ ている。 「送信デューティ、 送信電力の低減」 とは、 での電波送信 を行う際に、 送信波のデューティ比、 或いは送信電力を低減することを示す \¥0 2020/175441 7 卩(:17 2020 /007366

[0034] また、 9 = 2には、 「0 3 0送信機能停止」 が対応付けられている。 「 〇送信機能停止」 とは、 0 3 〇での電波送信を停止することを示す

[0035] また、 = 3には、 「口3 受信ダイバーシチ機能停止」 が対応付けら れている。 「口 3 受信ダイバーシチ機能停止」 とは、 での電波 受信を行う際に、 2つのアンテナ 4 4八, 4 4巳から電波を受信する機能を 抑制し、 2つのアンテナ 4 4八, 4 4巳で受信した電波のうちの一方のみ電 波を増幅して信号処理を行うことを示す。

[0036] なお、 電波を受信する機能を抑制するには、 受信ダイバーシチ機 能停止に限らず、 受信感度の低減、 通信エリアの縮小、 通信可能な車両台数 の低減、 単位時間あたりの受信パケッ ト数の低減、 等を採用してもよい。

[0037] また、 〇 = 4には、 「口 3 ( 3受信処理停止、 測位機能停止」 が対応付け られている。 「口 3 〇受信処理停止、 測位機能停止」 とは、 口 3 〇での 情報を受信する機能、 I 0 3 4を用いた測位機能を停止するこ とを示す。 特に、 測位機能停止では、 メインマイコン 1 0の内部で実行して いる測位処理を停止するとともに、 〇 3 3 丨 〇 3 4の電源を〇 すると よい。

[0038] また、 = 5には、 「〇八1\1通信機能停止」 が対応付けられている。 「〇 八!\1通信機能停止」 とは、 〇 1\1 トランシーバ 3 2を用いた車内通信を停止 させることを示す。 この際、 〇八 1\1 トランシーバ 3 2の電源を切るとともに 、 メインマイコン 1 0及びサブマイコン 2 0では〇八 1\1送受信に関する機能 を停止する。

[0039] なお、 は、 タスク停止順リストにおけるポインタ の最大値であ る。 本実施形態の場合、 01 3 Xは、 5である。 ボインタ の値が大きくな ると、 そのポインタ 以下の値が対応する全ての機能が停止される 。 例えば 、 = 2の場合には、 = 2が対応する 送信機能停止」 だけでな く、 = 1及び =〇が対応する 「送信デューティ、 送信電力の低減」 及び \¥0 2020/175441 8 卩(:171? 2020 /007366

「0 3 ( 3送信ダイバーシチ機能停止」 が実行される。

[0040] ここで、 図 3に示すタスク停止順リストは、 下記の設計思想に基づいて、 優先順位が設定される。

[0041 ] [ 1 ] 0 1\1機能の作動を最高優先度にする。 〇 1\1機能を停止させると

、 当該車両用無線通信装置 1 と通信する他の通信装置が異常を検知し、 通信 途絶ダイアグが残ってしまうためである。

[0042] [ 2 ] 測位機能の作動を 2番目の優先度とする。 測位機能が作動しなけれ ば V 2 Xサービスを提供できないためである。

[0043] [ 3 ] 受信機能を 3番目の優先度とし、 送信機能を 4番目の優先度とする

。 温度が高い状態では異常なデータを送信する 可能性が高まるためである。 また、 送信機能を受信機能よりも優先度を低くする のは、 より早い段階で異 常なデータを送信する機能を停止するためで ある。

[0044] つまり、 メインマイコン 1 0は、 複数の機能を抑制する際に、 電波を送信 する機能、 電波を受信する機能、 測位を行う機能の順で、 機能を抑制するよ うに構成される。

[0045] 図 2の説明に戻り、 メインマイコン 1 0は、 3 1 2 0でポインタ の値が よりも大きいと判定した場合には、 これ以上抑制できる機能がない ため、 3 1 1 0に戻る。 一方、 メインマイコン 1 0は、 3 1 2 0でボインタ X以下であると判定した場合には、 3 1 3 0へ移行し、 タス ク停止順リストのポインタ が指す機能を停止又は低減させる。

[0046] 3 1 3 0の処理が何度か実施されることで、 メインマイコン 1 0は、 温度 に応じて、 電波を送信する機能、 電波を受信する機能、 及び測位を行う機能 のうちの複数の機能を順に抑制するように構 成される。 ただし、 メインマイ コン 1 0は、 温度が抑制閾値 V I II II未満である、 或いは温度の変化率が正 でない状態に遷移すれば、 さらなる機能の抑制をしない。

[0047] つまり、 メインマイコン 1 0は、 1つの機能を抑制した後、 温度が抑制閾 値 V I 未満であるか、 温度が上昇していない状態になれば、 既に抑制し ている機能についてはそのまま抑制した状態 を継続し、 新たな機能の抑制を \¥0 2020/175441 9 卩(:171? 2020 /007366

しないようにする。

[0048] 続いて、 3 1 4 0で、 メインマイコン 1 0は、 ポインタ の値をインクリ メントする。 続いて、 3 1 5 0で、 メインマイコン 1 0は、 ポインタ の値 が 1であるか否かを判定する。 メインマイコン 1 0は、 3 1 5 0でポインタ の値が 1でないと判定した場合には、 3 1 7 0に移行する。

[0049] —方、 メインマイコン 1 0は、 3 1 5 0でポインタ の値が 1であると判 定した場合には、 3 1 6 0へ移行し、 コーション表示開始コマンドをディス プレイユニッ ト 3 5に対して送信する。 つまり、 メインマイコン 1 0は、 複 数の機能のうちの何れかが抑制される際に、 車両の乗員に、 コーション表示 による報知を行うように構成される。 コーション表示は、 通信に関する機能 の何れかが抑制されていることを、 文字や画像で警告するための表示である 。 ただし、 メインマイコン 1 0は、 表示に限らず、 警告音や音声で報知して もよい。 また、 メインマイコン 1 0は、 コーション表示で車室内温度を下げ る操作を実施することを促すメッセージを表 示させてもよい。

[0050] このように、 車両の乗員に対して機能が抑制されること通 知することで、 車両の乗員に車室内温度を下げる操作、 例えばエアコンを入れる、 窓を開け る等の操作を促すことができる。 この場合、 より早く車両用無線通信装置 1 の温度を低下させることができるので、 車両用無線通信装置 1の機能をより 早く正常復帰させることができる。 また、 車両用無線通信装置 1の各種機能 が作動していない場合には、 その旨を車両の乗員に通知するので、 車両の乗 員に対して、 車両用無線通信装置 1の各種機能が搭載されていない車両と同 じような緊張感での運転操作を促すことがで きる。

[0051 ] なお、 車両用無線通信装置 1の各種機能が抑制された際に、 車両の乗員に その旨が通知されない場合、 車両の乗員は、 車両が故障であると誤認して、 力ーディーラ等に修理を依頼する可能性があ る。 本実施形態の構成では、 こ のような通知がない場合に起こる各種の不具 合を抑制することができる。

[0052] 続いて、 3 1 7 0で、 メインマイコン 1 0は、 1 0秒間待機した後、 3 1

1 〇に戻る。 つまり、 メインマイコン 1 0は、 1つの機能を抑制した直後に \¥0 2020/175441 10 卩(:171? 2020 /007366

他の機能が抑制されることがないように、 予め設定された所定時間だけ待機 し、 その後、 必要であれば別の 1つの機能を抑制するように構成される。

[0053] 次に図 4示すように、 3 2 1 0で、 メインマイコン 1 0は、 温度が条件巳 を満たすか否かであるか否かを判定する。 ここで、 条件巳は、 抑制している 機能を復帰させるための条件である。 具体的に、 条件巳は、 温度が予め設定 された復帰閾値 V I II 丨未満であり、 かつ温度の変化率が負であることを示 す。 温度の変化率が負であるとは、 温度が下降していることを示す。

[0054] 復帰閾値 V 1 I は、 上述の抑制閾値 V 1 と同じ値でもよいが、 本実 施形態では、 復帰閾値 V 1 II I は、 抑制閾値 V 1 II IIよりも低い温度に設定 される。 換言すれば、 本実施形態では、 複数の閾値である復帰閾値 V 1 II I 及び抑制閾値 V I II IIに、 ヒステリシスを持たせている。 このようにするの は、 機能が抑制された直後に復帰したり、 機能が復帰した直後に抑制された りすることを防ぐためである。

[0055] メインマイコン 1 0は、 3 2 1 0で温度が条件巳を満たさないと判定した 場合には、 抑制している機能を復帰させない。 この場合、 3 1 1 0に戻る。 一方、 メインマイコン 1 0は、 3 2 1 0で温度が条件巳を満たすと判定した 場合には、 3 2 2 0へ移行し、 ポインタ の値が 0であるか否かを判定する

[0056] メインマイコン 1 0は、 3 2 2 0でポインタ の値が 0であると判定した 場合には、 3 2 3 0へ移行し、 コーション表示停止コマンドをディスプレイ ユニッ ト 3 5に送信する。 この際、 メインマイコン 1 0は、 = 0が対応す る 「口3 送信ダイバーシチ機能」 を再起動、 換言すれば復帰させる。 そ の後、 本処理は 3 1 1 0に戻る。 コーション表示停止コマンドが送信される と、 ディスプレイユニッ ト 3 5でのコーション表示が終了し、 警告に関する 表示は消灯される。

[0057] —方、 メインマイコン 1 0は、 3 2 2 0でポインタ の値が 0でないと判 定した場合には、 3 2 4 0へ移行し、 タスク停止順リストのポインタ _ 1 が指している機能を再起動する。 3 2 2 0の処理が繰り返して実施されると \¥0 2020/175441 1 1 卩(:171? 2020 /007366

、 メインマイコン 1 0は、 温度に応じて、 測位を行う機能、 電波を受信する 機能、 及び電波を送信する機能を順に復帰させる。

[0058] 続いて、 3 2 5 0で、 メインマイコン 1 0は、 ポインタ をデクリメント する。 続いて、 3 2 6 0で、 メインマイコン 1 0は、 1 0秒間待機した後、

3 1 1 0に戻る。 つまり、 メインマイコン 1 0は、 1つの機能を復帰させる 度に、 予め設定された所定時間だけ待機し、 その後、 別の 1つの機能を復帰 させるように構成される。

[0059] [1 - 3 . 作動例]

車両用無線通信装置 1の作動例を図 5に示すグラフを用いて説明する。 図 5に示すグラフでは、 縦軸に温度センサ 3 6による温度、 横軸に時間を示し ている。 なお、 グラフの左端、 つまり、 時間が 0であるときに、 車両用無線 通信装置 1が作動を開始する。

[0060] グラフ中の [八] の時間帯では、 温度は上昇しているが、 温度が抑制閾値 V 1 より低い状態である。 [八] の時間帯では、 メインマイコン 1 0は 、 3 1 1 0 , 3 2 1 0の処理で否定判定するため、 機能抑制も復帰もさせな い。

[0061] 次に、 グラフ中の [巳] の時間帯では、 温度が抑制閾値 V I より高く 、 かつ上昇している状態 (温度の変化率が正) を示している。 [巳] の時間 帯では、 メインマイコン 1 0は、 3 1 1 0, 3 1 2 0の処理で肯定判定する ため、 3 1 3 0の処理で機能を優先度が低い順に抑制する

[0062] 次に、 グラフ中の [〇] の時間帯では、 温度が復帰閾値 V I I より高く 、 かつ低下している状態 (温度の変化率が負) を示している。 [〇] の時間 帯では、 メインマイコン 1 0は、 3 1 1 0, 3 2 1 0の処理で否定判定する ため、 機能抑制も復帰もさせない。

[0063] 次に、 グラフ中の [口] の時間帯では、 温度が V I 丨 より低く、 かつ低 下している状態を示している。 [口] の時間帯では、 メインマイコン 1 0は 、 3 2 1 0の処理で肯定判定するため、 3 2 4 0の処理で機能を優先度が高 い順に復帰させる。 \¥0 2020/175441 12 卩(:171? 2020 /007366

[0064] [ 1 - 4 . 効果]

以上詳述した実施形態によれば、 以下の効果を奏する。

[0065] (1 3 ) 本開示の一態様は、 車両に搭載され、 当該車両の外部との通信を 行う車両用無線通信装置 1である。 車両用無線通信装置 1は、 メインマイコ ン 1 0と、 [¾ 1 〇3 3と、 ◦ 3 3 I 〇 3 4とを備える。

[0066] I 0 3 3は、 電波を送信する機能、 及び電波を受信する機能を有する

。 測位を行う機能を有する。 メインマイコン 1 0は、

3 1 1 0で、 当該車両用無線通信装置 1の温度を取得するように構成される 。 メインマイコン 1 0は、 3 1 3 0 , 3 2 4 0で、 温度に応じて、 電波を送 信する機能、 電波を受信する機能、 及び測位を行う機能のうちの複数の機能 を抑制し、 或いは抑制した機能を復帰させるように構成 される。

[0067] このような構成によれば、 温度に応じて、 電波を送信する機能だけでなく 、 電波を受信する機能、 又は測位を行う機能についても抑制し、 或いは抑制 した機能を復帰させることができる。 このように、 複数の機能を抑制又は復 帰させることで、 車両用無線通信装置 1 による消費電力の増減による発熱量 を制御できるので、 車両用無線通信装置 1の温度を良好に管理することがで きる。

[0068] (1 匕) 本開示の一態様では、 メインマイコン 1 0は、 3 1 3 0で、 温度 に応じて複数の機能を抑制するように構成さ れる。 また、 メインマイコン 1 0は、 3 1 3 0で、 複数の機能を順に抑制し、 この際、 1つの機能を抑制す る度に、 予め設定された所定時間だけ待機し、 その後、 別の 1つの機能を抑 制するように構成される。

[0069] このような構成によれば、 複数の機能を抑制する際に、 同時に機能を抑制 することなく、 時間差を設けて機能を抑制することができる 。 よって、 1つ の機能を抑制することによる効果を確認して から他の機能を抑制するか否か を設定することができる。

[0070] ( 1 〇) 本開示の一態様では、 メインマイコン 1 0は、 3 1 3 0で、 複数 の機能を抑制する際に、 電波を送信する機能、 電波を受信する機能、 測位を \¥0 2020/175441 13 卩(:171? 2020 /007366

行う機能の順で、 機能を抑制するように構成される。

[0071 ] このような構成によれば、 車両全体の制御への影響が少ない順に機能を 抑 制することができる。

[0072] ( 1 ) 本開示の一態様では、 メインマイコン 1 0は、 3 2 4 0で、 温度 に応じて複数の機能を復帰させるように構成 される。 また、 メインマイコン 1 0は、 3 2 4 0で、 複数の機能を順に復帰させ、 この際、 1つの機能を復 帰させる度に、 予め設定された所定時間だけ待機し、 その後、 別の 1つの機 能を復帰させるように構成される。

[0073] このような構成によれば、 複数の機能を復帰させる際に、 同時に機能を復 帰させることなく、 時間差を設けて機能を復帰させることができ るので、 1 つの機能を復帰することによる影響を確認し てから他の機能を復帰させるか 否かを設定することができる。

[0074] (1 6) 本開示の一態様では、 メインマイコン 1 0は、 3 1 6 0で、 複数 の機能が抑制される際に、 車両の乗員に報知を行うように構成される。

[0075] このような構成によれば、 機能が制限される場合に、 車両の乗員に報知を 行うことができる。 車両の乗員は、 機能が制限されているときの各機能の作 動と、 機能が制限されていないとないときの各機能 の作動との相違を認識す ると、 機能が制限されているときの作動に違和感を 覚える場合がある。 しか し、 本構成では、 機能が制限される場合に、 車両の乗員に報知を行うので、 車両の乗員は機能が制限されていることを認 識することができる。 よって、 車両の乗員が違和感を覚えることを抑制する ことができる。

[0076] (1 干) 本開示の一態様では、 メインマイコン 1 0は、 3 1 3 0 , 3 2 4

0で、 温度が予め設定された抑制閾値 V 1 II II以上であり、 かつ温度の変化 率が正である場合に、 複数の機能を抑制するように構成される。 また、 温度 が抑制閾値 V 1 II II未満である、 或いは温度の変化率が正でない場合に、 複 数の機能を抑制しないように構成される。

[0077] このような構成によれば、 温度が抑制閾値以上であり、 かつ温度の上昇が 継続している場合のみに、 複数の機能を抑制することができる。 \¥0 2020/175441 14 卩(:171? 2020 /007366

[0078] ( 1 9 ) 本開示の一態様では、 メインマイコン 1 0は、 3 2 4 0で、 温度 が予め設定された復帰閾値 V I 丨未満であり、 かつ温度の変化率が負であ る場合に、 抑制している複数の機能を復帰させるように 構成される。 また、 温度が復帰閾値 V I II I以上である、 或いは温度の変化率が負でない場合に 、 抑制している複数の機能を復帰させないよう に構成される。

[0079] このような構成によれば、 温度が閾値未満であり、 かつ温度の降下が継続 している場合のみに、 複数の機能を復帰させることができる。

[0080] ( 1 ) 本開示の一態様では、 抑制閾値 V I は、 復帰閾値 V I I よ りも高い温度に設定される。

[0081 ] このような構成によれば、 抑制閾値 V 1 が復帰閾値 V 1 I よりも高 い温度に設定されるので、 温度が抑制閾値 V I II IIになって機能が抑制され ると、 温度がより低い復帰閾値 V I I になるまで機能が復帰することがな い。 よって、 機能が抑制され、 その機能が復帰されという作動が頻繁に繰り 返されることを抑制することができる。

[0082] [ 2 . 他の実施形態]

以上、 本開示の実施形態について説明したが、 本開示は上述の実施形態に 限定されることなく、 種々変形して実施することができる。

[0083] ( 2 3 ) 上記実施形態では、 1つずつ機能を抑制或いは復帰させるよう構 成したが、 これに限定されるものではない。 例えば、 温度の変化率の絶対値 が予め設定された変化率よりも大きい場合、 すなわち急激に温度が変化して いる場合には、 メインマイコン 1 0は、 1つずつ機能を抑制或いは復帰させ るのではなく、 同時に複数の機能を抑制させ、 或いは復帰させてもよい。 こ のようにすれば、 急激に温度が上昇している場合に、 さらなる温度の上昇を 抑制することができる。

[0084] ( 2匕) 上記実施形態における 1つの構成要素が有する複数の機能を、 複 数の構成要素によって実現したり、 1つの構成要素が有する 1つの機能を、 複数の構成要素によって実現したりしてもよ い。 また、 複数の構成要素が有 する複数の機能を、 1つの構成要素によって実現したり、 複数の構成要素に \¥0 2020/175441 15 卩(:171? 2020 /007366

よって実現される 1つの機能を、 1つの構成要素によって実現したりしても よい。 また、 上記実施形態の構成の一部を省略してもよい 。 また、 上記実施 形態の構成の少なくとも一部を、 他の上記実施形態の構成に対して付加又は 置換してもよい。

[0085] (2〇) 上述した車両用無線通信装置 1の他、 当該車両用無線通信装置 1 を構成要素とするシステム、 当該車両用無線通信装置 1 としてコンピュータ を機能させるためのプログラム、 このプログラムを記録した半導体メモリ等 の非遷移的実態的記録媒体、 車両用無線通信装置 1の保護方法など、 種々の 形態で本開示を実現することもできる。

[0086] [ 3 . 上記実施形態の構成と本開示の構成との対応 関係]

上記実施形態において 8 I 0 3 3は、 本開示での電波送信部及び電波受 信部に相当し、 ◦ 3 3 丨 〇 3 4は、 本開示での測位部に相当する。 また、 メインマイコン 1 0が実行する処理のうちの 3 1 1 0の処理は、 本開示での 温度取得部に相当し、 3 1 3 0 , 3 2 4 0の処理は、 本開示での機能制御部 に相当し、 3 1 6 0の処理は、 本開示での報知部に相当する。