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Patent Searching and Data


Title:
VIRTUAL SHOPPING MALL MANAGEMENT SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/013973
Kind Code:
A1
Abstract:
A scheme for preserving a record that alteration of the contents of an accepted order of virtual shopping mall services is proper. When receiving alteration of the contents of an order from an affiliated store terminal (40) (S615), a virtual shopping mall management server (10) calculates the amount of difference between the costs before and after the alteration. If judging that the amount of difference is a predetermined amount of money or more (Yes at S620), the server (10) creates a settlement request page and sends it to the affiliated store terminal (40) (S625a). When receiving settlement request information from the affiliated store terminal (40), the server (10) sends an electronic mail requesting approval of alteration of the amount of money to a member terminal (30) (S630a). When receiving a response of approval or denial of the alteration of the amount of money from the member terminal (30) (S635a) through a page for selecting approval or denial of the alteration of the amount of money, the server (10) judges whether the alteration is approved or denied (S640a). If judging that the response from the member terminal (30) is approval (Yes at S640a), the server (10) judges that the alteration of the order contents is proper, determines the alteration, and requests a bank to carry out account transfer (S645a).

Inventors:
KIMI MIO (JP)
OKAMOTO KEN (JP)
MIZUMURA MIKIKO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/061847
Publication Date:
January 29, 2009
Filing Date:
June 30, 2008
Export Citation:
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Assignee:
RAKUTEN INC (JP)
KIMI MIO (JP)
OKAMOTO KEN (JP)
MIZUMURA MIKIKO (JP)
International Classes:
G06Q20/00; G06Q20/26; G06Q30/06; G06Q50/00
Foreign References:
JP2004164146A2004-06-10
JP2004213378A2004-07-29
JP2003346020A2003-12-05
Attorney, Agent or Firm:
ISHIKAWA, Yasuo et al. (17-11 Shiba 2-chom, Minato-ku Tokyo 14, JP)
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Claims:
 仮想商店街の加盟店と会員との間の取引を支援する仮想商店街管理システムにおける注文情報の修正処理であって、
 前記加盟店の端末から前記注文情報に関する修正情報を受信する修正情報受信手段と、
 前記修正情報をもとに請求金額に所定金額を越える変更が生じると判定したとき、前記会員の端末に該所定金額を越える変更に対する承認を依頼する電子メールを送信する変更承認依頼メール送信手段と、
 前記会員の端末から前記所定金額を越える変更に対する承認情報又は否認情報を受信する認否情報受信手段と、
 前記認否情報受信手段が承認情報を受信したときに前記注文情報の修正を確定し、否認情報を受信したときに前記注文情報を取り消す注文確定手段と
を備えることを特徴とする仮想商店街管理システム。
 請求項1に記載の仮想商店街管理システムにおいて、
 前記認否情報受信手段が所定期間内に承認情報又は否認情報を受信しないとき、前記注文確定手段は、前記注文情報を取り消す
ことを特徴とする仮想商店街管理システム。
 請求項1又は2に記載の仮想商店街管理システムにおいて、
 前記認否情報受信手段が所定期間内に承認情報又は否認情報を受信しないとき、前記変更承認依頼メール送信手段は、前記会員の端末に前記所定金額を越える変更に対する承認を依頼する電子メールを再度送信する
ことを特徴とする仮想商店街管理システム。
 請求項1に記載の仮装商店街管理システムにおいて、
 さらに、前記注文確定手段が前記注文情報の修正を確定したとき、前記取引に係る決済処理を所定の決済機関に依頼する決済処理依頼手段を備える
ことを特徴とする仮想商店街管理システム。
 仮想商店街の加盟店と会員との間の取引を支援する仮想商店街管理システムにおける注文情報の修正方法であって、
 前記加盟店の端末から前記注文情報に関する修正情報を受信する修正情報受信ステップと、
 前記修正情報をもとに請求金額に所定金額を越える変更が生じると判定したとき、前記会員の端末に該所定金額を越える変更に対する承認を依頼する電子メールを送信する変更承認依頼メール送信ステップと、
 前記会員の端末から前記所定金額を越える変更に対する承認情報又は否認情報を受信する認否情報受信ステップと、
 前記認否情報受信ステップで承認情報を受信したときに前記注文情報の修正を確定し、否認情報を受信したときに前記注文情報を取り消す注文確定ステップと
を備えることを特徴とする仮想商店街管理システムにおける注文情報の修正方法。
 請求項1~4のいずれかに記載の仮想商店街管理システムの各手段をコンピュータに機能として実現させるためのプログラム。
 請求項6に記載のプログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
Description:
仮想商店街管理システム

 本発明は、ネットワークを介して商品を 売する事業者の売買取引業務を支援するシ テムに関し、特に、仮想商店街を管理運営 るシステムにおける注文内容の修正に関す ものである。

 ネットワークを介して商品等を売買する場 、売買取引を支援するシステムである仮想 店街を利用することが多い。
 仮想商店街を利用する取引において、取引 当事者間(販売者と購入者)で注文受付後(決 完了前)に注文内容を修正する場合には、取 引の当事者間で電話,メール等により直接交 を行うのが通常であり、仮想商店街を管理 用する仮想商店街管理システムは関与して なかった。

<従来例>
 従来の仮想商店街管理システムにおける注 受付後に注文内容が修正される場合の処理 流れを、図1~図3を用いて説明する。
(1)従来のシステムの構成
 仮想商店街を管理運用している従来のシス ムの構成を、図1に例示する。
 図1に示すように、従来のシステムは、仮想 商店街を総合的に管理する仮想商店街管理サ ーバ10,並びに仮想商店街管理サーバ10とイン ーネット等のネットワーク20を介して接続 ている仮想商店街の会員の端末30及び仮想商 店街の加盟店の端末40により構成される。会 端末30及び加盟店端末40は、ブラウザを有し ており、ネットワーク20を介して仮想商店街 理サーバ10からサービスを受けることがで る。

(2)従来のシステムによる注文の受付処理
 次に、従来のシステムにより商品の注文を け付ける場合の処理の流れを、図2のシーケ ンス図を用いて説明する。
 図2に示すように、仮想商店街管理サーバ10 、まず、会員端末30に商品の選択ページを 信し、会員に注文するべき商品を選択させ (S205)。会員は、この選択ページにおいて注 するべき商品を選択する。
 上記選択ページにおいて商品が選択される 、仮想商店街管理サーバ10は、会員端末30に ログインページを送信し、注文者となる会員 を認証する(S210)。会員は、このログインペー ジにID及びパスワード等を入力して認証を受 る。
 なお、商品の購入者が未登録であるときは 会員端末30に会員登録情報の入力ページを 信し、購入者に会員登録を求める。

 上記ログインページを介した会員認証が完 すると、仮想商店街管理サーバ10は、会員 末30に決済方法の選択ページを送信し、会員 に決済方法を選択させる(S215)。会員は、この 選択ページにおいて決済方法(例えば、銀行 込,代金引換,クレジットカード等)を選択す 。
 上記選択ページにおいて決済方法が選択さ ると、仮想商店街管理サーバ10は、会員端 30に注文内容の確認ページを送信し、会員に 注文内容の確認を求める(S220)。会員は、この 確認ページに表示される注文内容に間違いが ないか確認する。
 上記確認ページにおいて注文内容が確認さ ると、仮想商店街管理サーバ10は、会員端 30に注文の完了ページを送信し、注文を受け 付けた旨を注文番号等とともに会員に提示す る(S225)。

(3)従来のシステムによる注文内容の変更処理
 次に、従来のシステムにおける注文の受付 に注文内容が修正される場合の処理の流れ 、図3のシーケンス図を用いて説明する。
 なお、図3のシーケンス図は、図2に示す処 により商品が注文された後の処理を示して る。

 図3に示すように、仮想商店街管理サーバ10 、選択された商品の情報等をもとに注文の 付処理を行なう(S305)。ここでは、注文番号( 図2のS225により付与した番号)ごとに所定の注 文情報を生成し、所定のデータベースに記憶 する。
 注文の受付処理が完了すると、仮想商店街 理サーバ10は、会員端末30及び加盟店端末40 注文を受け付けた旨の確認メールを送信し 会員(購入者)及び加盟店(販売者)に注文を受 け付けた旨を通知する(S310,S315)。なお、会員 末30及び加盟店端末40に対する電子メールは ほぼ同時に送信される。
 上記通知を受けると、加盟店(担当者)は、 盟店端末40を用いて仮想商店街管理サーバ10 ログインし、注文内容の確認ページを要求 る。加盟店端末40から確認ページの要求が ると、仮想商店街管理サーバ10は注文内容の 確認ページを加盟店端末40に送信し、加盟店 注文内容の確認を求める(S320)。加盟店(担当 者)は、受信した注文内容の確認ページにお て、注文内容を確認する。

 その後、何らかの理由で注文内容(金額)に 更が生じる場合には、加盟店(担当者)と会員 との間で、仮想商店街管理サーバ10を介さず 、電話,メール等により直接交渉をする(S325) 。この直接交渉は、加盟店側の事情(例えば 所定の送料の加算),会員側の事情(ラッピン の追加,注文数の変更)のいずれかが契機とな る。
 上記の直接交渉により修正内容(修正金額) 定まると、加盟店(担当者)は、加盟店端末40 用いて仮想商店街管理サーバ10にログイン 、注文内容(金額)の修正ページを要求する。 加盟店端末40から修正ページの要求があると 仮想商店街管理サーバ10は注文内容の修正 ージを加盟店端末40に送信し、加盟店端末40 らの注文内容(金額)の修正を受け付ける(S330 )。

 注文内容(金額)の修正を受け付けると、仮 商店街管理サーバ10は、注文内容の変更処理 を行なう(S335)。ここでは、注文の受付処理(S3 05)により生成した注文情報に、受け付けた修 正をそのまま反映させる。
 注文内容の変更処理が完了すると、仮想商 街管理サーバ10は、会員端末30及び加盟店端 末40に注文内容を変更した旨の電子メールを 信し、会員及び加盟店に注文内容を変更し 旨を通知する(S340,S345)。なお、会員端末30及 び加盟店端末40に対する電子メールはほぼ同 に送信される。
 以上の処理が完了すると、受け付けた注文 、変更された金額により決済可能になる。 の後、会員と加盟店との間で、決済方法の 択処理(図2のS215)において選択された方法に より代金の決済が行なわれる。

(4)従来のシステムの問題点
 このように、仮想商店街を利用する取引に いては、注文受付後に注文内容を修正する 合、取引の当事者間で、電話,メール等によ り直接交渉をするという方法が採られていた 。そのため、注文内容が修正される過程は、 請求金額の大幅な増額につながるような場合 であっても、仮想商店街を管理運営するシス テムに記録として残らなかった。こうした状 況が、取引の当事者間における取引内容をめ ぐるトラブルの温床となっていた。
 とりわけ、決済方法の選択処理(図2のS215)に おいて、決済機関を介して行なわれる決済方 法であって金銭の支払に会員(購入者)が能動 に関与しないもの(例えば、クレジットカー ド等)が選択されている場合、会員には代金 支払を保留又は拒否するための選択機会が い。そのため、修正後の金額で決済が行な れることになると、商品を購入した会員が 測の不利益を被るおそれがある。

 本発明は、仮想商店街サービスにおいて 注文受付後の注文内容の修正が妥当である とを記録として残す仕組みを提供すること 課題とする。

 上記課題を解決するため、本発明は、仮想 店街の加盟店と会員との間の取引を支援す 仮想商店街管理システムにおける注文情報 修正処理であって、前記加盟店の端末から 記注文情報に関する修正情報を受信する修 情報受信手段と、前記修正情報をもとに請 金額に所定金額を越える変更が生じると判 したとき、前記会員の端末に該所定金額を える変更に対する承認を依頼する電子メー を送信する変更承認依頼メール送信手段と 前記会員の端末から前記所定金額を越える 更に対する承認情報又は否認情報を受信す 認否情報受信手段と、前記認否情報受信手 が承認情報を受信したときに前記注文情報 修正を確定し、否認情報を受信したときに 記注文情報を取り消す注文確定手段とを備 ることを特徴とする。
 前記認否情報受信手段が所定期間内に承認 報又は否認情報を受信しないとき、前記注 確定手段は、前記注文情報を取り消すこと してもよい。
 前記認否情報受信手段が所定期間内に承認 報又は否認情報を受信しないとき、前記変 承認依頼メール送信手段は、前記会員の端 に前記所定金額を越える変更に対する承認 依頼する電子メールを再度送信することと てもよい。
 前記仮装商店街管理システムにおいて、さ に、前記注文確定手段が前記注文情報の修 を確定したとき、前記取引に係る決済処理 所定の決済機関に依頼する決済処理依頼手 を備えることとしてもよい。

 また、本発明は、仮想商店街の加盟店と会 との間の取引を支援する仮想商店街管理シ テムにおける注文情報の修正方法であって 前記加盟店の端末から前記注文情報に関す 修正情報を受信する修正情報受信ステップ 、前記修正情報をもとに請求金額に所定金 を越える変更が生じると判定したとき、前 会員の端末に該所定金額を越える変更に対 る承認を依頼する電子メールを送信する変 承認依頼メール送信ステップと、前記会員 端末から前記所定金額を越える変更に対す 承認情報又は否認情報を受信する認否情報 信ステップと、前記認否情報受信ステップ 承認情報を受信したときに前記注文情報の 正を確定し、否認情報を受信したときに前 注文情報を取り消す注文確定ステップとを えることを特徴とする。
 前記仮想商店街管理システムの各手段をコ ピュータに機能として実現させるためのプ グラムも本発明である。

 本発明の仮想商店街管理システムは、請求 額の大幅な変更につながる注文内容の修正 ついては、購入者の承認を要することとし いる。これにより、注文内容の修正につい 購入者の承認が得られているという情報を 録として残すことができる。
 その効果として、取引の当事者間における 引内容をめぐるトラブルを未然に防止する とが可能となる。また、実際にトラブルが 生したとしても、記録内容を活用すること より、収拾がつかなくなるという事態を回 することができる。

従来のシステムの構成例を示す図であ 。 従来のシステムを介して商品の注文を け付ける場合の処理の流れを示すシーケン 図である。 従来のシステムにおける注文の受付後 、注文内容が修正される場合の処理の流れ 示すシーケンス図である。 本実施形態のシステムの構成例を示す である。 (a)会員情報,(b)加盟店情報,(c)商品情報,( d)注文情報の主要な項目を示す図である。 本実施形態のシステムにおいて請求金 の大幅な変更につながる注文の修正がされ 会員に金額変更に対する承認を求める場合 処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態のシステムにおける仮想商 街管理サーバによる処理の詳細を示すフロ チャートである。 注文内容の修正ページの例を示す図で る。 (a)変更前後の差額が所定金額以上であ と判定されたときに加盟店端末に送信され 決済処理の依頼ページの例,(b)変更前後の差 額が所定金額以上でないと判定されたときに 加盟店端末に送信される決済処理の依頼ペー ジの例を示す図である。 金額変更に対する承認依頼メールの例 を示す図である。 購入履歴の確認ページの例を示す図で ある。 金額変更に対する認否の選択ページの 例を示す図である。 金額変更に対する承認依頼メール(モ イル端末宛)の例を示す図である。 購入履歴の確認ページ(モバイル端末 )の例を示す図である。 金額変更に対する認否の選択ページ( バイル端末用)の例を示す図である。

符号の説明

10   仮想商店街管理サーバ
11   会員情報データベース
12   加盟店情報データベース
13   商品情報データベース
14   注文情報データベース
20   ネットワーク
21   専用線
30   会員端末
40   加盟店端末
50   銀行サーバ
800  注文内容の修正ページ
900a 変更前後の差額が所定金額以上であると 判定されたときに送信される決済処理の依頼 ページ
900b 変更前後の差額が所定金額以上でないと 判定されたときに送信される決済処理の依頼 ページ
1000 金額変更に対する承認依頼メール
1100 購入履歴の確認ページ
1200 金額変更に対する認否の選択ページ
1300 金額変更に対する承認依頼メール(モバ ル端末宛)
1400 購入履歴の確認ページ(モバイル端末用)
1500 金額変更に対する認否の選択ページ(モ イル端末用)

 以降、本発明の実施形態の一例を、図4~図12 を参照して説明する。
 本実施形態のシステムは、請求額の大幅な 額につながる注文内容の修正について、商 の購入者の承認を要することとしている。
 前提として、本実施形態のシステムが提供 る仮想商店街サービスは、利用登録をして るユーザ(会員)と出店登録をしている店舗( 盟店)との間で行なわれる取引を対象として いる。なお、これは運用の一形態であり、サ ービスの対象となる取引を拡大(例えば、未 録のユーザを当事者とする取引に拡大)して よい。

 以下の説明は、注文内容(請求金額)の変更 確定した後に、会員が口座を有する銀行を して口座振替による決済が行なわれる場合 例を用いている。口座振替は、決済機関(銀 )を介して行なわれる決済方法であり、取引 成立後に代金が会員の口座から自動的に引き 落とされるという点で「金銭の支払に会員( 入者)が能動的に関与しない」決済方法に該 する。
 なお、本実施形態では、会員(購入者)の銀 口座から代金を引き落とし、加盟店(販売者) の銀行口座に代金を払い込む決済方法を「口 座振替」という。

<本実施形態の説明>
(1.本実施形態のシステムの構成)
 本実施形態のシステムの構成を、図4及び図 5を用いて説明する。
 本実施形態のシステムの構成は、銀行のサ バが加わった点を除き、基本的に図1に示す 従来のシステムの構成と同様である。ここで は、仮想商店街管理サーバに構築されている データベースについて詳しく説明する。

(1-1.仮想商店街管理サーバ)
 図4において、仮想商店街管理サーバ10は、 文の受付から取引の完了までを総合的に管 するサーバである。ここでは、本実施形態 システムに関して必要な部分を説明する。

(1-2.会員情報データベース)
 図4において、会員情報データベース11は、 実施形態のシステムが提供するサービスを 用して商品を購入するユーザの情報(以下、 「会員情報」という。)を記憶しているデー ベースである。ここでは、本実施形態のシ テムに関して必要な部分のみを説明する。
 なお、本実施形態においては、会員情報デ タベース11を仮想商店街管理サーバ10に内蔵 された記憶装置に構築しているが、記憶して いる情報の読出しが可能であれば他の独立し た記憶装置に構築してもよい。

 図5(a)に、会員情報データベース11の主要な 目を示す。
 図5(a)において、「会員ID」は、利用登録を ている会員に一意の識別情報である。「パ ワード」は、その会員の認証に用いるパス ードである。「メールアドレス」は、その 員が用いる会員端末30(後述)のメールアドレ スである。「個人情報」は、その会員の個人 情報(例えば、氏名,性別,住所,電話番号等)で る。
 なお、会員の認証(ログイン)には、会員情 の項目のうち「会員ID」及び「パスワード」 を用いる。

(1-3.加盟店情報データベース)
 図4に戻り、加盟店情報データベース12は、 実施形態のシステムが提供するサービスに 店して商品を販売する店舗の情報(以下、「 加盟店情報」という。)を記憶しているデー ベースである。ここでは、本実施形態のシ テムに関して必要な部分のみを説明する。
 なお、本実施形態においては、加盟店情報 ータベース12を仮想商店街管理サーバ10に内 蔵された記憶装置に構築しているが、記憶し ている情報の読出しが可能であれば他の独立 した記憶装置に構築してもよい。

 図5(b)に、加盟店情報データベース12の主要 項目を示す。
 図5(b)において、「加盟店ID」は、出店登録 している店舗に一意の識別情報である。本 施形態では、加盟店IDとしてその加盟店の メイン名を使用している。「認証キー」は その加盟店の認証に用いるキーである。「 ールアドレス」は、その加盟店が用いる加 店端末40(後述)のメールアドレスである。「 当者ID」は、その加盟店における受注管理 務の担当者の識別情報であり、少なくとも1 登録されている。「店舗情報」は、その加 店の店舗の情報(例えば、名称,店舗の詳細 掲載したウェブページのURL等)である。
 なお、加盟店の認証(ログイン)には、加盟 情報の項目のうち「加盟店ID」,「担当者ID」 及び「認証キー」を用いる。

(1-4.商品情報データベース)
 図4に戻り、商品情報データベース13は、本 施形態のシステムが提供するサービスにお て取り扱われている商品の情報(以下、「商 品情報」という。)を記憶しているデータベ スである。ここでは、本実施形態のシステ に関して必要な部分のみを説明する。
 なお、本実施形態においては、商品情報デ タベース13を仮想商店街管理サーバ10に内蔵 された記憶装置に構築しているが、記憶して いる情報の読出しが可能であれば他の独立し た記憶装置に構築してもよい。

 図5(c)に、商品情報データベース13の主要な 目を示す。
 図5(c)において、「商品コード」は、本実施 形態のシステムが提供するサービスにおいて 取り扱われている商品に一意の識別情報であ る。「名称」は、その商品の名称である。「 単価」は、その商品に設定された単位数量あ たりの価格である。「商品関連情報」は、そ の商品に関連する情報(例えば、取扱店舗のID (加盟店ID)等)である。

(1-5.注文情報データベース)
 図4に戻り、注文情報データベース14は、本 施形態のシステムが提供するサービスにお て受け付けた注文の情報(以下、「注文情報 」という。)を記憶しているデータベースで る。ここでは、本実施形態のシステムに関 て必要な部分のみを説明する。
 なお、「注文情報」には、「会員情報」,「 加盟店情報」及び「商品情報」が紐付けられ ている。
 また、本実施形態においては、注文情報デ タベース14を仮想商店街管理サーバ10に内蔵 された記憶装置に構築しているが、記憶して いる情報の読出しが可能であれば他の独立し た記憶装置に構築してもよい。

 図5(d)に、注文情報データベース14の主要な 目を示す。
 図5(d)において、「注文番号」は、本実施形 態のシステムが提供するサービスを利用した 注文に一意の識別情報である。「注文日時」 は、その注文を受け付けた日時である。「会 員ID」は、その注文をした会員の識別情報で り、注文情報に会員情報を紐付けている。 加盟店ID」は、その注文を受けた加盟店の 別情報であり、注文情報に加盟店情報を紐 けている。
 同じく、図5(d)において、「商品コード」は 、その注文に係る商品の識別情報であり、注 文情報に商品情報を紐付けている。「数量」 は、その商品の注文数である。「請求金額」 は、その注文において請求される金額の合計 値である。「決済方法」は、その注文の決済 方法(例えば、銀行振込,代金引換,クレジット カード,口座振替等)である。「受注処理ステ タス」は、その注文の受注処理の進捗状況 示す区分(例えば、「新規受付」,「発送待 」,「完了」,「取消」等)である。「決済処 ステータス」は、その注文の決済処理の進 状況を示す区分(例えば、「未処理」,「振替 依頼待ち」,「未承認」,「残高確認待ち」,「 払込準備中」,「振替不能」,「完了」,「払込 不能」等)である。なお、本実施形態におい は、「受注処理ステータス」の初期値を「 規受付」とし、「決済処理ステータス」の 期値を「未処理」とする。

 同じく、図5(d)において、「修正日時」は、 その注文情報について修正がされた日時であ る。「修正金額」は、その注文情報の修正後 の請求金額である。「金額変更承認フラグ」 は、その金額変更につき会員から承認が得ら れているか否かを示すフラグである。
 なお、「修正日時」,「修正金額」及び「金 額変更承認フラグ」は、注文内容の修正を受 け付けた場合にのみ設ける項目であり、修正 がない場合にはこれらの項目は設けない。ま た、注文内容が複数回にわたって修正された 場合には、その修正ごとに「修正日時」,「 正金額」及び「金額変更承認フラグ」を設 る。

(1-6.会員端末)
 図4に戻り、会員端末30は、本実施形態のシ テムが提供するサービスを利用して商品を 入するユーザ(会員)が用いる端末である。 実施形態においては、例えば、パソコンや 帯電話等の通信機能を有する端末とする。
 会員端末30はブラウザを有しており、イン ーネット等のネットワーク20を介して仮想商 店街管理サーバ10に接続することにより、本 施形態のシステムを介して任意の加盟店に 品を注文することができる。

(1-7.加盟店端末)
 加盟店端末40は、本実施形態のシステムが 供するサービスを利用して商品を販売する 舗(加盟店)が用いる端末である。本実施形態 においては、例えば、パソコンや携帯電話等 の通信機能を有する端末とする。
 加盟店端末40はブラウザを有しており、イ ターネット等のネットワーク20を介して仮想 商店街管理サーバ10に接続することにより、 実施形態のシステムを介して商品の注文を 理することができる。

(1-8.銀行サーバ)
 銀行サーバ50は、本実施形態のシステムに いて口座振替による決済処理を行なう銀行 サーバである。銀行サーバ50は、専用線21を して仮想商店街管理サーバ10と接続してお 、決済処理に関して仮想商店街管理サーバ10 と連携している。また、銀行サーバ50と仮想 店街管理サーバ10との間では、データを暗 化して送受信している。
 なお、本実施形態では、仮想商店街管理サ バ10と銀行サーバ50は専用線21を介して接続 ているが、暗号化等によりデータを安全に 受信することができる限り、インターネッ 等のネットワーク20を介して接続してもよ 。

(2.本実施形態のシステムによる処理の流れ)
 本実施形態のシステムにおいて請求金額の 幅な変更につながる注文内容の修正がされ 会員に金額変更に対する承認を求める場合 処理の流れを、図6のシーケンス図を用いて 説明する。
 本実施形態のシステムによる注文内容の修 処理は、図3に示した従来のシステムによる 処理と比較して、主として下記の2点におい 相違する。
 (a)本実施形態のシステムは、注文の受付後 加盟店から請求金額の大幅な増額につなが 注文内容の修正を受け付けた場合、その注 をした会員に承認を求める(S630a~S635a)。
 (b)本実施形態のシステムは、加盟店から決 (口座振替)処理の依頼を受け付けた後に会 に承認を求め、会員から承認が得られると 盟店に再確認をすることなく決済(口座振替) 処理を開始する(S625a~S645a)。
 なお、図6のシーケンス図は、図2に示す処 により商品が注文された後の処理を示して る。また、決済方法の選択処理(図2のS215)に いて口座振替が選択されているものとする

(2-1.注文の受付)
 図6に示すように、仮想商店街管理サーバ10 、選択された商品の情報等をもとに注文の 付処理を行なう(S605)。ここでは、注文番号( 図2のS225により付与した番号)ごとに注文情報 (図5(d)参照)を生成し、注文情報データベース 14に記憶する。
 注文の受付処理が完了すると、仮想商店街 理サーバ10は、会員端末30及び加盟店端末40 注文を受け付けた旨の確認メールを送信し 会員及び加盟店に注文を受け付けた旨を通 する(S6101,S6102)。

(2-2.修正の受付)
 上記通知があると、加盟店(担当者)は、加 店端末40を用いて仮想商店街管理サーバ10に グインし、注文内容の確認ページを要求す 。加盟店端末40から確認ページの要求があ と、仮想商店街管理サーバ10は注文内容の確 認ページを加盟店端末40に送信し、加盟店に 文内容の確認を求める。加盟店(担当者)は この確認ページで注文内容を確認し、必要 あればこの確認ページから修正ページを要 する。
 加盟店端末40から修正ページの要求がある 、仮想商店街管理サーバ10は注文内容の修正 ページを加盟店端末40に送信し、加盟店端末4 0から注文内容の修正情報を受け付ける(S615) 加盟店(担当者)は、この修正ページに必要な 修正を入力する。
 なお、注文内容の修正の受付の前には、従 例(図3のS325)と同様に、加盟店(担当者)と会 との間で、電話,メール等により直接交渉が されている場合もある。これは、上述のよう に、請求金額の大幅な変更につながる注文内 容の修正として様々な契機(加盟店側の事情, 員側の事情)が考えられるからである。

(2-3.決済処理の依頼の受付)
 注文内容の修正情報を受け付けると、仮想 店街管理サーバ10は、加盟店端末40に決済処 理の依頼ページを送信し、加盟店(担当者)に 正後の金額による決済処理(本実施形態では 、口座振替処理)の依頼を求める(S625a)。加盟 (担当者)は、受信した決済処理の依頼ペー から修正後の金額による決済(口座振替)処理 を依頼する。
 なお、本実施形態のシステムは、加盟店か 決済処理の依頼があったときに、会員に承 を得るための処理を行なう。そのため、請 金額の大幅な変更につながる注文内容の修 があった場合には、加盟店に修正後の金額 よる決済処理の依頼を例外なく求めること している。

(2-4.承認の依頼)
 加盟店端末40から修正後の金額による決済 理の依頼を受け付けると、仮想商店街管理 ーバ10は、会員端末30に請求金額の大幅な変 につながる注文内容の修正を受け付けた旨 電子メールを送信し、会員に金額の変更に する承認を依頼する(S630a)。
 上記依頼を受けた会員は、会員端末30を用 て仮想商店街管理サーバ10にログインし、購 入履歴の確認ページを要求する。会員端末30 ら確認ページの要求があると、仮想商店街 理サーバ10は購入履歴の確認ページを会員 末30に送信し、会員に金額の変更に対する認 否の応答を求める(S635a)。会員は、この購入 歴の確認ページで修正内容を確認し、金額 変更に対する認否を応答する。

(2-5.注文内容の変更・決済処理の開始)
 会員端末30から金額の変更に対する承認の 答があると、仮想商店街管理サーバ10は、会 員から確認がとれたため、注文内容の変更を 確定させた上で、銀行サーバ50に対して所定 口座振替処理を依頼する(S645a)。ここでは、 会員が口座を有する銀行のサーバ50に対して 所定の口座振替処理を依頼する。
 このように、本実施形態のシステムは、会 から金額の変更に対する承認が得られると 加盟店(担当者)に再確認を求めることなく 決済(口座振替)処理を開始することとしてい る。そのため、加盟店(担当者)は、本実施形 のシステムを利用することにより、注文内 の修正について会員から承認が得られたか かを確認する手間を省くことができる。
 注文内容の変更処理が完了すると、仮想商 街管理サーバ10は、会員端末30及び加盟店端 末40に注文を変更した旨の電子メールを送信 、会員及び加盟店に注文を変更した旨を通 する(S650a1,S650a2)。

(3.本実施形態のシステムによる処理の詳細)
 本実施形態のシステムにおける仮想商店街 理サーバによる処理の詳細を、図7のフロー チャート及び図8~図12のページ・メールの例 用いて説明する。
 本実施形態においては、請求金額の大幅な 更に当たるか否かの基準となる閾値(所定金 額)を「1,000円」としている。なお、この閾値 は適宜変更することができる。
 以降、仮想商店街管理サーバによる処理の れを、図7のフローチャートを用いて説明す る。なお、図7には、参照すべき他の図面の 号を示している。また、図6と図7で符号が一 致している処理は、それぞれ同一の処理であ るものとする。

(3-1.注文の受付)
 図7に示すように、仮想商店街管理サーバ10 、選択された商品の情報等をもとに、注文 受付処理を行なう(S605)。ここでは、注文番 (図2のS225により付与した番号)をキーとして 注文情報(図5(d)参照)を生成し、注文情報デー タベース14に記憶する。また、注文情報の「 注処理ステータス」を初期値の「新規受付 とし、「決済処理ステータス」を初期値の 未処理」とする。
 注文の受付処理が完了すると、仮想商店街 理サーバ10は、会員端末30及び加盟店端末40 注文を受け付けた旨の電子メールを送信し 会員及び加盟店に注文を受け付けた旨を通 する(S610)。なお、会員端末30及び加盟店端 40に対する電子メールはほぼ同時に送信され る。

(3-2.修正の受付)
 上記通知があると、加盟店(担当者)は、加 店端末40を用いて仮想商店街管理サーバ10に グインし、注文内容の確認ページを要求す 。加盟店端末40から確認ページの要求があ と、仮想商店街管理サーバ10は注文内容の確 認ページを加盟店端末40に送信し、加盟店に 文内容の確認を求める。加盟店(担当者)は 受信した確認ページにおいて注文内容を確 し、必要であれば注文内容の修正ページを 求する。
 加盟店端末40から修正ページの要求がある 、仮想商店街管理サーバ10は注文内容の修正 ページを加盟店端末40に送信し、加盟店端末4 0から注文内容の修正情報を受け付ける(S615) 加盟店(担当者)は、この修正ページに必要な 修正を入力する。

 図8に注文内容の修正ページを例示する。修 正ページ800は、注文番号「123456-20070601-123456 の注文内容を個別に確認・修正するための ージである。
 修正ページ800は、注文内容の確認修正欄810 びボタン820により構成される。
 注文内容の確認修正欄810には、注文番号に 応する注文情報が表示される。ここでは、 文情報に紐付けられた会員情報及び商品情 、並びに「数量」,「請求金額」等が表示さ れている。
 注文内容を変更する場合には、変更する項 の表示欄に変更後の内容を入力し、「この 容で保存する」と表示されているボタン820 クリックする。

 図7に戻り、加盟店端末40から注文内容の修 を受け付けると、仮想商店街管理サーバ10 、受け付けた修正内容をもとに、注文の受 処理(S605)により生成した注文情報を更新す 。ここでは、「修正日時」,「修正金額」及 「金額変更承認フラグ」の項目を追加し、 決済処理ステータス」を「振替依頼待ち」 する。なお、この時点では、「金額変更承 フラグ」は立てない。
 また、受け付けた修正情報をもとに、変更 後の差額を計算し、その差額が所定金額(100 0円)以上となるか否かを判定する(S620)。

(3-3.決済依頼の受付)
 変更前後の差額が所定金額(1000円)以上であ と判定したとき(S620でYes)、仮想商店街管理 ーバ10は、決済処理の依頼ページを生成し 加盟店端末40に送信し、加盟店に決済処理の 依頼を求める(S625a)。このとき送信される決 処理の依頼ページには、決済処理の前に会 に金額変更に対する承認の依頼が通知され 旨を表示する。
 一方、変更前後の差額が所定金額(1000円)以 でないと判定したとき(S620でNo)、仮想商店 管理サーバ10は、注文情報の「金額承認フラ グ」を立てた上で、決済処理の依頼ページを 生成して加盟店端末40に送信し、加盟店に決 処理の依頼を求める(S625b)。このとき送信さ れる決済処理の依頼ページには、決済処理の 前に会員に金額変更に対する承認の依頼が通 知される旨を表示しない。

 図9(a)に、変更前後の差額が所定金額(1000円) 以上であると判定されたときに加盟店端末40 送信される決済処理の依頼ページを例示す 。
 決済処理の依頼ページ900aは、注文情報表示 欄910a及び決済処理を依頼するためのボタン92 0aにより構成されている。
 注文情報表示欄910aには、決済処理の対象と なっている注文情報の「注文番号」及び「決 済処理ステータス」が表示される。また、「 ユーザへ金額確認あり」と表示されている欄 911aにアイコンを表示することにより、決済 理の前に会員に金額変更に対する承認の依 が通知される旨を表示する。
 決済処理の依頼ページ900aにおいて、「口座 振替を依頼する」と表示されているボタン920 aがクリックされると、仮想商店街管理サー 10は、後述のように会員端末30に金額変更に する承認の依頼メールを送信する(後述のS63 0a)。

 図9(b)に、変更前後の差額が所定金額(1000円) 以上でないと判定されたときに加盟店端末40 送信される決済処理の依頼ページを例示す 。決済処理の依頼ページ900bは、決済処理の 依頼ページ900aと同様のものである。ただし 上述の「ユーザへ金額確認あり」と表示さ ている欄911aに対応する欄911bには、アイコン が表示されない。
 決済処理の依頼ページ900bにおいて、「口座 振替を依頼する」と表示されているボタン920 bがクリックされると、仮想商店街管理サー 10は、会員から金額変更に対する承認を得る 必要がないので、直ちに決済処理を開始する (後述のS645a)。

(3-4.承認の依頼)
 図7に戻り、変更前後の差額が所定金額(1000 )以上であると判定された場合(S620でYes)、加 盟店端末40から決済処理の依頼情報を受け付 ると、仮想商店街管理サーバ10は、会員端 30に金額の大幅な変更につながる注文内容の 修正を受け付けた旨の電子メールを送信し、 会員に金額の変更に対する承認を依頼する(S6 30a)。このとき、注文情報の「決済処理ステ タス」を「未承認」とする。
 なお、本実施形態においては、この処理を 期的なバッチ処理(例えば、5分ごとのバッ 処理)で行なっているが、他のタイミングで なってもよい。

 図10に金額変更に対する承認依頼メールを 示する。承認依頼メール1000は、加盟店(担当 者)が、修正ページ800(図8)において数量表示 811に「2」を入力してボタン820をクリックし 後、送信されてきた決済依頼の依頼ページ9 00a(図9(a))において「口座振替を依頼する」と 表示されているボタン920aをクリックするこ により決済処理の依頼を行なったときに、 員端末30に送信されるメールである。
 承認依頼メール1000において、宛先欄1010に 会員端末30のメールアドレスが表示される。 メールアドレスは、注文情報に紐付けられた 会員情報から取得する。件名欄1020には、金 変更に対する承認依頼である旨を判別しや い件名が表示される。

 本文欄1030には、承認の対象となる注文の識 別情報(1031),承認の依頼文(1032),承認の手順(103 3),問合せ先等の注意事項(1034)等が表示される 。また、本実施形態においては、金額変更に 対する承認に期限(ここでは、修正の受付か 3日以内)を設けており、期限内に承認がされ ないと注文が取消(キャンセル)となる旨の注 を表示する(1035)。
 なお、注文の識別情報(1031)の[注文詳細]、 は承認の手順(1033)の[1]に表示されているURL 、依頼の対象となっている注文に係る確認 ージへのリンクとなっている。そのため、 員は、会員端末30上でこのリンクをクリック するだけで、依頼の対象となる注文に係る確 認ページを受信することができる。

 図7に戻り、上記依頼を受けた会員は、会員 端末30を用いて仮想商店街管理サーバ10にロ インし、購入履歴の確認ページを要求する 会員端末30から確認ページの要求があると、 仮想商店街管理サーバ10は購入履歴の確認ペ ジを会員端末30に送信する。会員は、この 入履歴の確認ページにおいて注文内容を確 し、会員端末30から金額変更に対する認否の 選択ページを要求する。
 会員端末30から金額変更に対する認否の選 ページの要求があると、仮想商店街管理サ バ10は金額変更に対する認否の選択ページを 会員端末30に送信し、会員から金額の変更に する承認又は否認の応答を受け付ける(S635a) 。会員は、この購入履歴の確認ページで修正 内容を確認し、金額の変更に対する認否を応 答する。

 図11に、購入履歴の確認ページを例示する 確認ページ1100は、承認依頼メール1000(図10) 注文の識別情報(1031)の[注文詳細]、又は承認 の手順(1033)の[1]に表示されているURLがクリッ クされたときに、会員端末30に送信されるペ ジである。
 確認ページ1100は、金額等表示欄1110,注文情 表示欄1120及び金額変更に対する認否の選択 ページを要求するためのボタン1130により構 される。
 金額等表示欄1110には、商品情報、及び注文 情報の「数量」,「請求金額」等が表示され 。注文情報表示欄1120には、注文情報の「注 番号」,「注文日時」,「決済方法」のほか 注文者の情報が表示される。
 会員が「決済金額の確認」と表示されてい ボタン1130をクリックすると、会員端末30か 仮想商店街管理サーバ10に金額変更に対す 認否の選択ページを要求する。

 図12に、金額変更に対する認否の選択ペー を例示する。選択ページ1200は、確認ページ1 100(図11)においてボタン1130がクリックされた きに、会員端末30に送信されるページであ 。
 選択ページ1200は、金額等表示欄1210並びに 額承認ボタン1220a及び注文キャンセルボタン 1220bにより構成される。
 金額等表示欄1210には、注文時の金額,変更 の金額及び差額が表示される。本実施形態 は、この差額が所定金額(1,000円)以上である きに会員の承認を要することとしている。
 会員が「金額承認」と表示されているボタ 1220aをクリックすると、会員端末30から仮想 商店街管理サーバ10に金額変更に対する承認 応答が送信される。一方、会員が「キャン ル」と表示されているボタン1220bをクリッ すると、会員端末30から仮想商店街管理サー バ10に金額変更に対する否認の応答が送信さ る。
 なお、本実施形態では、金額の否認を注文 取消(キャンセル)として扱うため、金額の 更のみを否認するという選択肢は用意して ない。

(3-5.口座振替処理の依頼・注文の取消)
 図7に戻り、会員端末30から応答を受信する 、仮想商店街管理サーバ10は、承認がされ か否かを判定する(S640a)。
 会員端末30からの応答が承認であると判定 たとき(S640aでYes)、仮想商店街管理サーバ10 、注文内容の修正が妥当であると判断し、 文内容の変更を確定させた上で、銀行サー 50に口座振替処理を依頼する(S645a)。
 ここでは、注文の受付処理(S605)により生成 た注文情報を修正された内容に更新すると もに、「受注処理ステータス」を「発送待 」と、「決済処理ステータス」を「残高確 待ち」とする。また、「金額変更承認フラ 」を立てる。
 注文内容の変更が確定すると、仮想商店街 理サーバ10は、会員端末30及び加盟店端末40 注文を変更した旨の電子メールを送信し、 員及び加盟店に注文を変更した旨を通知す (S650a)。なお、会員及び加盟店に対する通知 は、例えば日次バッチ処理により翌日に一括 して送信される。

 一方、会員端末30からの応答が否認である 判定したとき(S640aでNo)、仮想商店街管理サ バ10は、注文内容の修正が妥当でないと判断 し、注文の取消処理を行なう(S645b)。ここで 、注文の受付処理(S605)により生成した注文 報の「受注処理ステータス」を「取消」と る。「金額変更承認フラグ」は立てない。
 また、所定期間(例えば、3日間)内に会員端 30から応答を受信しないときにも、仮想商 街管理サーバ10は、注文内容の修正が妥当で ないと判断し、注文の取消処理を行なう。こ の場合、仮想商店街管理サーバ10は、日次バ チ処理の際に注文情報データベース14を検 し、注文内容の修正があるにもかかわらず 員の承認が得られないまま所定期間を経過 ている注文情報(「受注処理ステータス」が 発送待ち」であり、「決済処理ステータス が「未承認」であり、かつ「金額変更承認 ラグ」が立っていない情報のうち、「修正 時」から所定期間を経過しているもの)を読 み出す。そして、読み出した注文情報につい て、上述の注文の取消処理(S645b)と同様の処 を行なう。
 注文の取消処理が完了すると、仮想商店街 理サーバ10は、会員端末30及び加盟店端末40 注文が取消された旨の電子メールを送信し 会員及び加盟店に注文が取消された旨を通 する(S650b)。なお、会員及び加盟店に対する 通知は、日次バッチ処理により翌日に一括し て送信される。

<他の実施形態1>
 上述の実施形態においては、加盟店から決 処理の依頼があったときに、会員に承認を るための処理を行なうこととしている。こ は、決済機関を介して決済が行なわれる場 、注文内容(請求金額)が変更された後に会 には代金の支払を保留又は拒否するための 択機会がないので、修正後の金額で安全に 済を行なうためには会員から事前に承認を ておく処理が有効だからである。
 これに対し、加盟店端末40から注文内容の 正情報を受け付けたときに、会員に承認を るための処理を行なうこととしてもよい。
 この場合、例えば図7に示す処理においては 、加盟店端末40から注文内容の修正情報を受 付け(S615)、修正前後の請求金額の変更額が 定金額以上か否かを判定する(S620)と、決済 理の依頼を受け付ける処理(S625a)を行なわず に、会員端末30に金額変更の承認を依頼する 子メールを送信する(S630a)。これにより、加 盟店から注文内容の修正情報を受け付けたと きに、会員に承認を得るための処理を行なう ことができる。

<他の実施形態2>
 上述の実施形態においては、会員端末30又 加盟店端末40がパソコン等の端末である場合 を想定していた。これに対し、会員端末30又 加盟店端末40が携帯電話等のモバイル端末 ある場合には、その性質に応じてパソコン の端末と異なるページ及びメールを提供す こととしてもよい。
 図13~図15に例示するメール又はページは、 ずれも、会員端末30又は加盟店端末40が携帯 話等のモバイル端末であることを前提とし 、全体としてコンパクトになっている。

 図13に、モバイル端末宛の金額変更に対す 承認依頼メールを例示する。承認依頼メー 1300は、承認依頼メール1000(図10)に対応して る。
 承認依頼メール1300において、宛先欄1310に 会員端末30のメールアドレスが表示される。 メールアドレスは、注文情報に紐付けられた 会員情報から取得する。件名欄1320には、金 変更に対する承認依頼である旨を判別しや い件名が表示される。
 本文欄1330には、承認の依頼文(1331)及び期限 内に承認がされないと注文が取消(キャンセ )となる旨の注意(1332)が表示される。
 なお、承認の依頼文(1331)の下に表示されて るURLは、依頼の対象となっている注文に係 確認ページではなく、購入履歴のトップペ ジへのリンクとなっている。これは、依頼 対象となっている注文に係る確認ページへ リンクとすると、URLが長くなってしまうか である。

 図14に、モバイル端末用の購入履歴の確認 ージを例示する。確認ページ1400は、確認ペ ジ1100(図11)に対応している。なお、確認ペ ジ1400は、承認依頼メール1300(図13参照)の承 の依頼文(1331)の下に表示されているURLがク ックされたときに会員端末30に送信されるロ グインページでの会員認証を経て、依頼の対 象となっている注文に係る購入履歴の確認ペ ージを要求したときに、会員端末30に送信さ るページである。
 確認ページ1400は、金額等表示欄1410,注文情 表示欄1420及び金額変更に対する認否の選択 ページを要求するためのボタン1430により構 される。
 金額等表示欄1410には、商品情報、及び注文 情報の「請求金額」等が表示される。注文情 報表示欄1420には、注文情報の「注文番号」, 注文日時」,「決済方法」のほか、注文者の 情報が表示される。
 会員が「決済金額の確認」と表示されてい ボタン1430をクリックすると、会員端末30か 仮想商店街管理サーバ10に金額変更に対す 認否の選択ページを要求する。

 図15に、金額変更に対する認否の選択ペー を例示する。選択ページ1500は、選択ページ1 200(図12)に対応している。なお、選択ページ15 00は、確認ページ1400(図14)においてボタン1430 クリックされたときに、会員端末30に送信 れるページである。
 選択ページ1500は、金額等表示欄1510並びに 額承認ボタン1520a及び注文キャンセルボタン 1520bにより構成される。
 金額等表示欄1510には、注文時の金額,変更 の金額及び差額が表示される。本実施形態 は、この差額が所定金額(1,000円)以上である きに会員の承認を要することとしている。
 会員が「金額承認」と表示されているボタ 1520aをクリックすると、会員端末30から仮想 商店街管理サーバ10に金額変更に対する承認 応答が送信される。一方、会員が「キャン ル」と表示されているボタン1520bをクリッ すると、会員端末30から仮想商店街管理サー バ10に金額変更に対する否認の応答が送信さ る。
 なお、本実施形態では、金額の否認を注文 取消(キャンセル)として扱うため、金額の 更のみを否認するという選択肢は用意して ない。

<他の実施形態3>
 上述の実施形態においては、仮想商店街管 サーバ10は、請求金額の大幅な変更につな る注文内容の修正を受け付けた後、決済処 の依頼を受け付けたとき、会員端末30に対し て1度だけ金額変更に対する承認を依頼する ールを送信している。これに対し、所定期 (例えば、24時間)内に会員端末30から応答が い場合は、金額変更に対する承認を依頼す メールを再度送信し、会員に金額変更の承 を催促することとしてもよい。なお、この 応答がない場合に金額変更の承認を催促す か否かを判断するための基準となる期間」 、上述の「応答がない場合に注文の取消処 を行なうか否かを判断するための基準とな 期間」よりも短い期間とする。
 この場合、仮想商店街管理サーバ10は、上 の日次バッチ処理の際に、注文情報データ ース14を検索し、注文内容の修正があるにも かかわらず会員の承認が得られていない注文 情報(「受注処理ステータス」が「発送待ち であり、「決済処理ステータス」が「未承 」であり、かつ「金額変更承認フラグ」が っていない情報のうち、「修正日時」から 定期間を経過しているもの)を読み出す。そ て、読み出した注文情報からその注文をし 会員を特定し、その会員の会員端末30に金 変更に対する承認の依頼メールを再度送信 る。