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Title:
胚操作動物およびその作製方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JPWO2003072777
Kind Code:
A1
Abstract:
本発明は、ミトコンドリアDNAに核DNAと適合するミトコンドリアDNA(例えば野生型DNA)を導入するかあるいは置換した全能性細胞を使用した生殖可能な動物の効率的な作製方法およびそれにより得られる動物である。全能性細胞が近交系マウス由来ES細胞の場合、テトラプロイドレスキュー法を用いることが望ましい。キメラ動物の作製において、使用する動物に由来する全能性細胞のミトコンドリアDNAを、バッククロス交配法、核置換法などの方法により、野生型のミトコンドリアDNAに置換して4倍体受精卵中に注入し、得られる近交系キメラ動物が出生直後に呼吸障害などで死亡することを回避して、生殖可能な近交系キメラ動物を作製する。得られた生殖可能なキメラ動物は、煩雑な近交化の操作を行うことなく、遺伝子機能解析や動物実験等に用いることができる。

Inventors:
長尾 恭光
今井 裕
堀居 拓郎
戸塚 義和
Application Number:
JP2003571460A
Publication Date:
June 23, 2005
Filing Date:
February 27, 2003
Export Citation:
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Assignee:
長尾 恭光
今井 裕
堀居 拓郎
戸塚 義和
International Classes:
C12N15/09; A01K67/027; C12N5/10; C12N15/873; C12N15/877