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Title:
電解による再生を伴うCO2の捕捉方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2023550023
Kind Code:
A
Abstract:
二酸化炭素(CO2)のガスを激減させるための、煙道ガス又は排気ガス等の、二酸化炭素を含むガスをスクラバー洗浄する方法であって、前記方法が、- スクラバー(210)中で第1のアルカリ性水性スクラバー洗浄液によってガスをスクラバー洗浄して、第1のアルカリ性の水性スクラバー洗浄液中に、二酸化炭素(CO2)をハイドロジェンカーボネート(HCO3-)として及び/又はカーボネート(CO32-)として溶解させる工程であって、これによって、ハイドロジェンカーボネート(HCO3-)及び/又はカーボネート(CO32-)を含む、約7~約9のpHを有する第1の使用済みの水性スクラバー洗浄液を得る工程と、- 膜(311)によって隔離された、アノードチャンバ(313)及びカソードチャンバ(312)を備える、電解セル(310)のアノードチャンバに、第1の使用済みの水性スクラバー洗浄液を供給する工程と、- 電気分解によって、電解セル(310)において、第1の使用済みの水性スクラバー洗浄液を再生する工程であり、電気分解により、カソードチャンバ(312)における第1の使用済みの水性スクラバー洗浄液のpHが上昇し、電気分解により、pHの低下によって、アノードチャンバ(313)において、第1の使用済みの水性スクラバー洗浄液からハイドロジェンカーボネート(HCO3-)及びカーボネート(CO32-)が更に激減し、再生により、電気分解によって、カソードチャンバ(312)において水素ガスを、並びにアノードチャンバ(313)において酸素及び二酸化炭素(CO2)のガス混合物を生成させることを更に含む工程と、- カソードチャンバ(312)から再生されたアルカリ性の水性スクラバー洗浄液を抜き取り、これをスクラバー(210)に再循環する工程とを含み、- 水素ガスが、カソードチャンバ(312)から抜き取られ、- 酸素及び二酸化炭素のガス混合物が、アノードチャンバ(313)から抜き取られる、方法。

Inventors:
Jan Stougaard Jacobsen
Application Number:
JP2023526612A
Publication Date:
November 30, 2023
Filing Date:
November 05, 2021
Export Citation:
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Assignee:
Estec A/S
International Classes:
B01D53/14; C02F1/461; C25B1/01; C25B1/02; C25B9/00
Attorney, Agent or Firm:
Yasuhiko Murayama
Shinya Mihiro
Tatsuhiko Abe