Title:
摩擦伝動ベルト用心線および摩擦伝動ベルトならびにそれらの製造方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP6650545
Kind Code:
B1
Abstract:
【課題】ベルト式ＩＳＧ駆動搭載エンジンのように高い動的張力が発生する用途においても、狭いベルト幅で動力を伝達でき、耐久性にも優れる摩擦伝動ベルトを提供する。【解決手段】ラング撚りコードを含み、総繊度が３００〜１０００ｔｅｘである心線を用いて、摩擦伝動ベルトを作製する。前記ラング撚りコードは下撚り糸を含み、該下撚り糸はカーボン繊維を含む。前記摩擦伝動ベルトは、心線の少なくとも一部の表面に付着しているゴム成分を有する。この摩擦伝動ベルトは、Ｖリブドベルトであってもよい。前記下撚り糸は、繊度１９０〜４１０ｔｅｘおよび撚り係数０．５〜２を有していてもよい。前記心線は、下撚り糸を２〜３本合わせて上撚りしたラング撚りコードであってもよい。前記心線の心線径は０．７〜１．２ｍｍであってもよい。前記心線の上撚り係数は下撚り係数の１〜７倍であってもよい。前記下撚り糸を構成する単繊維間には、接着成分が存在してもよい。前記下撚り糸における接着成分の付着率は原糸に対して１０〜２５質量％であってもよい。【選択図】なし
Inventors:
Takuya Tomoda
Ken Nishiyama
Masashi Tamura
Kurokawa Asako
Ken Nishiyama
Masashi Tamura
Kurokawa Asako
Application Number:
JP2019135145A
Publication Date:
February 19, 2020
Filing Date:
July 23, 2019
Export Citation:
Assignee:
Mitsuboshi Belting Co., Ltd.
International Classes:
D02G3/44; B29D29/10; D02G3/16; D02G3/26; D06M15/693; F16G1/08; F16G5/06; F16G5/20
Domestic Patent References:
| JP201564103A | ||||
| JP201096229A | ||||
| JP61192943A |
Foreign References:
| WO2017057202A1 |
Attorney, Agent or Firm:
Mitsuo Kata
Hiroshi Sanaka
Hiroshi Sanaka