Title:
塗料用エマルション樹脂の製造方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP5890061
Kind Code:
B1
Abstract:
【課題】 スチレンモノマーの含有量が高いモノマー混合物を乳化重合する場合であっても、高固形分である塗料用エマルション樹脂を製造することができる方法を提供すること。【解決手段】 塗料用エマルション樹脂の製造方法であって、この方法は、スチレンモノマー（ａ）２０〜５０質量％、および（ａ）と共重合可能なα，β−エチレン性不飽和モノマー（ｂ）５０〜８０質量％からなるモノマー混合物を含むプレエマルション溶液を調製する、プレエマルション溶液調製工程、および、モノマー混合物を乳化重合させてエマルション樹脂を形成させる、エマルション樹脂形成工程、を包含し、この製造方法によって得られる塗料用エマルション樹脂は、数平均粒子径が５００ｎｍ以下であり、固形分濃度が５０質量％以上であり、α，β−エチレン性不飽和モノマー（ｂ）は、スチレンとのモノマー反応性比ｒ１が０．７以下である（メタ）アクリルモノマー（ｂ１）を含み、モノマー混合物中における、（メタ）アクリルモノマー（ｂ１）の含有量は、１０〜６０質量％であり、エマルション樹脂形成工程において、モノマー混合物の重合率が４５％〜９０％の範囲となった後に、界面活性剤を、複数回に分けて添加する、塗料用エマルション樹脂の製造方法。【選択図】 なし
Inventors:
Hayashi Masashi
Masaharu Yamamoto
Hiroshi Oda
Shintaro Kuwahara
Ryuji Kawai
Azusa Miyahara
Masaharu Yamamoto
Hiroshi Oda
Shintaro Kuwahara
Ryuji Kawai
Azusa Miyahara
Application Number:
JP2015222559A
Publication Date:
March 22, 2016
Filing Date:
November 13, 2015
Export Citation:
Assignee:
Nippon Paint Holdings Co., Ltd.
International Classes:
C09D133/00; C08F2/24; C09D5/02; C09D125/08
Domestic Patent References:
| JPH04202889A | 1992-07-23 | |||
| JPS6220515A | 1987-01-29 | |||
| JPH0517508A | 1993-01-26 | |||
| JPH0827204A | 1996-01-30 | |||
| JPH10212304A | 1998-08-11 | |||
| JPS6487612A | 1989-03-31 |
Attorney, Agent or Firm:
Mitsuo Tanaka
Takuji Yamada
Tsuyoshi Sato
Yuko Goto
Takuji Yamada
Tsuyoshi Sato
Yuko Goto