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Title:
水酸化ナトリウムの存在下、メタノール中で、シスチンおよび塩化アセチルからN,N-ジアセチル-L-シスチン二ナトリウム塩を調製する方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2023523978
Kind Code:
A
Abstract:
N,N’-ジアセチル-L-シスチン二ナトリウム塩を調製する方法であって、(i)5~10℃の温度で、ヒドロキシアルカン(シスチン1モル当たり0.5~100Lの間、好ましくは0.5~10Lの間、より好ましくは1~3Lの間、最も好ましくは1L)をナトリウム塩基(シスチン1モル当たり4.0モル当量)と混合して冷溶液を形成することと;(ii)シスチン(1モル当量)を前記冷溶液に添加し、十分な時間撹拌して、塩基性シスチン溶液を形成することと;(iii)場合により、シスチン溶液を5℃に冷却することと;(iv)温度を3~50℃の間、好ましくは5~35℃の間、より好ましくは10℃未満、最も好ましくは5℃に維持しながら、塩化アセチル(シスチン1モル当たり2モル当量)を少しずつ添加し、それによって、白色懸濁液を得ることと;(v)前記白色懸濁液を撹拌し、前記懸濁液を15℃~50℃、好ましくは20℃~35℃、より好ましくは20℃の室温まで加温させ、それによって、溶液に溶解したN,N’-ジアセチル-L-シスチン二ナトリウム塩生成物および前記懸濁液中の塩化ナトリウム副産物沈殿固体を得ることとを含む方法。本明細書は、小実験室規模(シスチン抽出物500mg;生成物688mg;収率90%)(16頁;実施例1)での例示的な方法を開示する。

Inventors:
Rosa, Jose Gillermo
Halikian, Biyan
Application Number:
JP2022565655A
Publication Date:
June 08, 2023
Filing Date:
April 14, 2021
Export Citation:
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Assignee:
Unilever IP Holdings Vesloten Vennauts Happ
International Classes:
C07C319/22; C07C319/26; C07C323/59
Attorney, Agent or Firm:
Makoto Ono
Kennori Kanayama
Yoshiyuki Tsubokura
Kazuki Shigemori
Kenji Ando
Hidehiko Ichikawa
Yoshie Sakurada
Yosuke Kawasaki
Youichi Iino
Yusuke Ichikawa
Sohei Aya
Takahiro Suzuki
Yoshikazu Iwase
Yasufumi Shiroyama