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Title:
置換モノおよびポリアザナフタレン誘導体およびその使用
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2018505207
Kind Code:
A
Abstract:
式Iの化合物:(式中、AはCHまたはNであり、BはCRまたはNであり;およびDはCRであり;Rは水素、OHまたはNH2を表し;R1およびR2は、相互に独立して、水素、N(R3)2、ハロゲン、シアノ、ニトロ、R4−C1〜C4アルキル、R4−C1〜C4ハロゲノアルキル、OH、R4−C1〜C4アルコキシ、R4−C1〜C4ハロゲノアルコキシ、SH、R4−C1〜C4アルキルチオ、R4−C1〜C4ハロゲノアルキルチオを表し;R3は、各出現において独立して、水素、R4−C1〜C4アルキルまたはR4−C1〜C4ハロゲノアルキルを表し;R3aは、各出現において独立して、水素またはC1〜C4アルキルを表し;R4は、各出現において独立して、水素、ハロゲン、シアノ、OH、SH、NH2、NH(CH3)またはN(CH3)2を表し;Xは式−E−または−E−F−の基を表し、式中、EおよびFは相互に異なると共に、−C(R3a)2−、−(C=O)−、−NR3a−および−O−から選択される基を表し、ならびに、FはYに結合しているが、ただし、Xが−E−F−を表す場合、EまたはFの一方が−C(R3a)2−または−(C=O)−を表し;Yは、C1〜C6アルキル、部分不飽和であり得る単環式もしくは二環式C3〜C11シクロアルキル、部分不飽和であり得る単環式もしくは二環式3〜11員ヘテロシクロアルキル、少なくとも1つのアリールまたはヘテロアリール環を含む単環式もしくは二環式基から選択される基を表し、ここで、前記ヘテロシクロアルキル基および少なくとも1つのヘテロアリール環を含む前記基は、窒素、酸素および硫黄から選択される1個または複数個のヘテロ原子を含み、ならびに、前記基Yは、無置換であるか、または、1つもしくは複数の置換基により置換されていると共に、その置換基を含めて、孤立電子対を有する1個または2個以上の窒素原子を含み;およびZは、少なくとも1つのアリールまたはヘテロアリール環を含む単環式もしくは二環式基を表し、前記ヘテロアリール環は、窒素、酸素および硫黄から選択される1個または複数個のヘテロ原子を含み、このアリールまたはヘテロアリール基は無置換であるかもしくは1個または複数個の置換基により置換されている)が開示されており、これは、前記化合物の互変異性体、前記化合物の2種の互変異性形態の混合物、および、前記化合物の薬学的に許容可能な塩、その互変異性体またはその2種の互変異性形態の混合物を含み、好ましくは、ただし、Xが−(C=O)−または−(C=O)−NR3a−を表し、式中、R3aが水素またはC1〜C4アルキルを表す場合、Yは1つまたは複数の第1級アミノ基−NH2を含み;これは、癌などの増殖異常または疾患の処置に有用である。

Inventors:
Paulman, Jens
Martin
Reinert, Stephan
Rane, Heidi
Application Number:
JP2017542888A
Publication Date:
February 22, 2018
Filing Date:
February 10, 2016
Export Citation:
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Assignee:
BASILEA PHARMACEUTICA INTERNATIONAL AG
International Classes:
C07D217/14; A61K31/4375; A61K31/472; A61K31/4725; A61K31/496; A61K31/501; A61K31/502; A61K31/506; A61K31/5377; A61P35/00; A61P35/02; A61P43/00; C07D217/16; C07D217/22; C07D217/24; C07D401/06; C07D401/12; C07D401/14; C07D405/04; C07D407/14; C07D409/14; C07D413/14; C07D471/04; C07D491/048
Attorney, Agent or Firm:
Patent business corporation Tsukuni