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Title:
高温にさらすことなく繭腔内に液体を浸透させる方法及びそれを利用した製糸方法及びそれによる製品
Document Type and Number:
Japanese Patent JP7004254
Kind Code:
B1
Abstract:
【課題】カイコの繭を高温にさらすことなく、繭腔内に液体を浸透させる方法、及びその方法を利用して製糸する方法、及びそれにより得られる製品を提供する。【解決手段】通常繭を生糸とする際に行われている高温の煮繭の方法ではなく、繭を含む溶液の入った密閉した容器で加圧し加圧をやめること、また、容器内の容積を変えることにより、低温のまま繭腔内に液体を浸透させることができた。それらの繭、あるいは、長時間の溶液に浸漬した繭を利用することで、高温さらすことなく、低温のまま繰糸することができた。このことにより、カイコの繭に含まれているタンパク質が変性することがない上に、高額な機械を使用することなく、カイコの繭を生糸とすることが可能であることがわかった。【選択図】図8

Inventors:
Masaru
Application Number:
JP2021073674A
Publication Date:
February 10, 2022
Filing Date:
March 09, 2021
Export Citation:
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Assignee:
Masaru
International Classes:
D01B7/00; D01B7/04
Domestic Patent References:
JP2016079535A2016-05-16
Foreign References:
CN108823644A2018-11-16
WO2010047293A12010-04-29